JPH0451567Y2 - - Google Patents

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JPH0451567Y2
JPH0451567Y2 JP1987171442U JP17144287U JPH0451567Y2 JP H0451567 Y2 JPH0451567 Y2 JP H0451567Y2 JP 1987171442 U JP1987171442 U JP 1987171442U JP 17144287 U JP17144287 U JP 17144287U JP H0451567 Y2 JPH0451567 Y2 JP H0451567Y2
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water
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pot
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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、植木鉢の通水兼通気孔の形状に関す
るものである。
(従来技術とその問題点) 植木鉢の通水孔の形状は、鉢の底部中央に1
個、比較的大きく穿たれていた丸孔が古典的なも
のである。
陶器製の植木鉢では、その材質上、適度な通気
性を有するため、所謂、根腐れ等が生じ難いが、
最近の合成樹脂製の植木鉢では、在来の植木鉢に
比べて通気性をほとんど有しないため、根腐れを
生じ易いという問題がある。
根腐れは、通気性だけでなく、水切れの悪さが
その原因となつている。
この問題を解決する手段として先ず思い着くの
は、底部の丸穴を拡大して、水切れを向上させる
ことであろう。
丸穴が大きければ、それだけ、通気性や通水性
即ち水切れが良くなるからである。
しかし、丸穴の拡大は、鉢内の土壌の流出を促
す結果となつて不都合であるばかりか、底部全体
に形成することは鉢としての機能上不可能であ
る。
かかる問題に対して、実願昭56−24614号(実
開昭58−30440号)や実願昭59−18221号(実開昭
60−131150号)等の図面に表わされている考案が
ある。
これらの考案では、何れも丸孔1個ではなく、
微小な正方形の孔が細かく格子状に穿たれてい
る。尚、この通水兼通気孔を、微小な正方形の孔
を無数に持つ格子状に形成した点については、何
れ考案の明細書にも言及されてはいない。
このように、無数の微小な正方形の孔を格子状
に形成した鉢底では、丸穴を拡大することに比べ
ると、成程、鉢内の土壌の流出を阻止する点では
効果があろうし、土壌が乾燥しているときには、
通気性も良好となろう。
しかし、このような形状の孔では、一旦、水が
注ぎ込まれると、土壌が湿つて微細な孔を塞いだ
り、土壌粒子が孔に詰つたり、孔に表面張力が働
らいて水の膜が生じたりして、却つて、通水性や
通気性が損なわれてしまう。
即ち、却つて水切れが悪くなり、土壌が過分の
水を貯えて、通気性も不良となるため、根腐れを
起し易くなつてしまう。
本考案は、かかる問題の解決を目的として成さ
れたものである。
(問題を解決する手段) 本考案は、上記目的を解決するため、 植木鉢の底部を、当該底部の中央は地に接地さ
せないよう高い位置とした中央領域と、当該底部
の周縁側は地に接地するよう形成された底面部
と、当該底面部と上記中央領域との段差領域に形
成され、高い位置の中央領域から低い位置の底面
部に連なる斜面部とで構成し、 上記中央領域には、上記底部を中心として描か
れる同心円に並んで沿う2つの弧状の線分を長辺
とし、当該同心円の直径方向であつて、上記2つ
の弧状の線分の両短間を夫々結ぶ2つの線分を短
辺とする変形長方形に形成された通水兼通気孔を
適数個配設し、 更に、上記斜面部から底面部にかけて、変形長
方形の上記通水兼通気孔を適数個配設した構成と
したものである。
(作用) 本考案は、通水兼通気孔の形状を扇型状の変形
長方形としてあるので、水の表面張力が働き難く
くなる。
又、本考案の通水兼通気孔の孔は、その長手方
向の軸線が弧状に曲げられた扇型状の変形長方形
であるため、孔内面積が大きい孔を形成しても、
鉢内の土壌の流出を防ぐことができる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
先ず、第1の実施例を第1図乃至第4図に於て
説明する。第1図は鉢の底面図であり、第2図は
その縦断面図である。
第1図に於て、図中の符合10は鉢の底部であ
り、符合11は通水兼通気孔である。
通水兼通気孔11は、底部10の中央を中心と
して描かれる同心円に並んで沿う2つの弧状の線
分を長辺とし、当該同心円の直径方向であつて、
上記2つの弧状の線分の両端間を夫々結ぶ2つの
線分を短辺とする弧状形長孔、即ち、扇型状の変
形長方形状に形成されている。
尚、符合13は弧状形長孔11の孔内空域
(面)を指し、符合12は長孔11の周縁の鉢底
部分を指す。
弧状形長孔11は、扇型状の変形長方形状であ
り、孔内空域13の4つの隅は直角ではなく、隅
を成す隣り合う2つの辺は、一方が弧であり他方
が直線である。しかも、孔内空域13の略対角線
方向に相対する2つの隅角は、互いに、弧と直線
との開き角度が異なつている。
通水兼通気をこのような弧状形長孔11即ち、
扇型状の変形長方形状に形成すると、張力が働こ
うとしても膜の足掛りとなる孔内空域13の内周
縁が相対する縁部と形態が異なるため、張力の均
衡が得られず、従つて、膜が発生し難くなる。
又、かかる形状の弧状形長孔11は、植木鉢底
部10の中央を中心として描かれる同心円に並ん
で沿うよう形成されるので、底部10の一部は元
より、底部10の全面にわたつて、多数形成する
ことができ、然も、底部10の構造上の強度も十
分に維持することができる。
そして、2つの弧の間隔と湾曲度とを適度に設
定することによつて、鉢内の土壌の流出を防ぎつ
つ、空気や水だけを通す孔内空域13の大きな通
水兼通気孔を配設することができる。
第2図及び、第5図A,Bに於て、植木鉢の底
部10の構造は、次のよう形成されている。
即ち、底部10の中央は、底が地に接地させな
いよう地より高い位置になるよう形成された平台
状の中央領域10Aとしてあり、底部10の周縁
側は、底が地に接地する低い位置となるよう形成
された平な底面部10Cとなつている。
そして、底面部10Cと上記中央領域10Aと
の段差領域には、高い位置の中央領域10Aから
低い位置の底面部10Cに連なる斜面部10Bが
形成されている。
この底部中央領域10Aには適当な形状の通水
兼通気孔としての穴14が穿たれている。
このように、底部10の中央領域10Aをその
外縁の環状領域より高く形成すると、注水時に、
鉢に注がれた水は、土壌を浸透して来た後、低い
方の環状領域に集まり、その環状領域に適宜形成
されている弧状形長孔11の孔内空域13から、
排出される。
従つて、底部10の中央領域10Aに穿たれた
穴14は通水孔としても機能するが、主として通
気孔として機能することになる。
仮に、底部10の全体が平坦面であるすると、
注がれた水は、当然、底部10の全体に広がり、
水が抜けきる迄、孔が塞がれて、土壌の通気性が
損なわれる。
水切れをより良くして、通気性を確保するため
には、上記のように植木鉢の底部10に高低差の
ある段差を設け、高い位置と低い位置とにそれぞ
れ通水兼通気孔11,13,14を設けて、土壌
から排出される水に代つて土壌へ浸入する空気の
通路を確保しておく。
この実施例では、通水兼通気孔としての弧状形
長孔11としての孔内空域13を低い位置とした
底部10の外縁環状領域側に設け、高い位置であ
る底部10の中央領域10Aには、適当形状の穴
14を設けてある。
これによつて、注水時に於て、同時的に、通水
性と通気性とが確保されるだけでなく、空気圧の
土壌への速やかな浸入によつて、道場内の水の排
出が促され、水切れが一層迅速に行なわれる。
従つて、水切れ、水吐けの悪さに起因する根腐
れの発生をより効果的に防ぐことができる。
第1図、第3図及び第4図に於て、図中の符合
20は、底部20の裏面側をアーチ形に窪ませて
形成した排水兼通風孔である。
このような通風兼排水孔20は、底部10の外
周縁側に、底部10を高くした中央領域10Aの
裏面空間たる中央空部21を外界に通じさせるた
め、中央領域10Aから外縁に向けて放射状に複
数設けてある。
通風兼排水孔20は、鉢が置かれた状態に於
て、底部10裏面側へと排出された水を、更に鉢
底から外へ導き出すための穴であるが、これは、
同時に中央空部21に外気を通すための通気路と
しても機能する。
第5図のA,Bは更に別の実施例を示す。
この実施例では、弧状形長孔11としての孔内
空域13を、段差が設けられた底部10の高い位
置の中央領域10Aから低い位置の環状領域に連
なる傾斜部10Bと、低い環状領域たる底面部1
0Cに設けるだけでなく、更に、斜面部10Bか
ら底面部10Cにかけて延在する孔内空域13A
(弧状形長孔11)を設けている。
上記のように段差間の傾斜部10Bや当該傾斜
部10Bから底面部10Cにかけて弧状形長孔1
1,13,13Aを形成すると、孔内空域13,
13Aが、水平方向にではなく、垂直方向に延在
させられることになるので、特に孔内空域13A
では、植木鉢に注がれた水を、底面部10Cに留
めることなく、中央空部21へ排出せしめ、中央
空部21から通風兼排水孔20を経て、外部へと
速やかに排出させることができる。
第6図及び第7図は、更に別の実施例を示すも
のである。
この実施例では、鉢の底部10を半球面状に上
方に窪ませて成形し、底部10の裏面に鉢を支え
るための複数の足30を設けたものである。
従つて、底部10裏面側の中央空部21は、半
球状の底部10の裏面と複数の足30とによつて
形成され、当該中央空部21が外界と通ずる通風
兼排水孔20は足30と足30との間隙によつて
形成されている。
(考案の効果) 本考案によれば、通水兼通気孔の形状を扇型状
の変形長方形としてあるので、4辺で囲まれた孔
内の何れの点も、4辺に対して等距離になり得な
いし、相対する2組の2辺も平行を得ることがで
きないため、水の表面張力が働き難くくなる。
従つて、孔が水の幕で塞がれることを防ぐこと
ができ、従来のものより、優れた通水性や通気性
を備えた植木鉢を提供できる。
又、本考案の通水兼通気孔の孔は、その長手方
向の軸線が弧状に曲げられた扇型状の変形長方形
であるため、2つの弧の間隔と湾曲度とを適度に
設定することによつて、単なる正方形の角孔を持
つ格子形状では鉢内の土壌の流出を防げないため
に実現できなかつた大きな孔内空域の孔を形成す
ることができる。
更に、本考案の植木鉢では、傾斜部から底面部
にかけて弧状形長孔の通水兼通気孔を設けてある
ので、当該孔が水平方向にではなく、垂直方向に
立つことになるから、鉢に注がれた水が底面部に
留まることなく、高く設定された中央領域の下方
の中央空部へと効率よく速やかに配設させること
ができ、従来の鉢く較べ、極めて通水性・通気性
に優れた植木鉢を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例にして、第1図は鉢底の
底面図、第2図は第1図の断面図、第3図は通気
兼排水孔を示す断面図、第4図は鉢の下部を示す
側面図、第5図Aは他の実施例の一部拡大断面
図、第5図Bは弧状形長孔の形成位置を示す他の
一部拡大断面図、第6図は更に他の実施例を示す
鉢底の底面図、第7図は第6図の断面図である。 10……底部、10A……中央領域、10B…
…斜面部、10C……底面部、11……弧状形長
孔、13……孔内空域、14……通気孔、13A
……孔内空域(弧状形長孔)、14……通気孔
(弧状形長孔)、20……通風兼排水孔、21……
中央空部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 植木鉢の底部を、当該底部の中央は地に接地さ
    せないよう高い位置とした中央領域と、当該底部
    の周縁側は地に接地するよう形成された底面部
    と、当該底面部と上記中央領域との段差領域に形
    成され、高い位置の中央領域から低い位置の底面
    部に連なる斜面部とで構成し、 上記中央領域には、上記底部を中心として描か
    れる同心円に並んで沿う2つの弧状の線分を長辺
    とし、当該同心円の直径方向であつて、上記2つ
    の弧状の線分の両短間を夫々結ぶ2つの線分を短
    辺とする変形長方形に形成された通水兼通気孔を
    適数個配設し、 更に、上記斜面部から底面部にかけて、変形長
    方形の上記通水兼通気孔を適数個配設したことを
    特徴とする植木鉢。
JP1987171442U 1987-11-10 1987-11-10 Expired JPH0451567Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987171442U JPH0451567Y2 (ja) 1987-11-10 1987-11-10

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JP1987171442U JPH0451567Y2 (ja) 1987-11-10 1987-11-10

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JPH0174743U JPH0174743U (ja) 1989-05-22
JPH0451567Y2 true JPH0451567Y2 (ja) 1992-12-04

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10299226A (ja) * 1997-04-23 1998-11-10 Sekisui Chem Co Ltd 床化粧材

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JPS58130440U (ja) * 1982-02-23 1983-09-03 内田 陽一 受皿つき植木鉢
JPS60131150U (ja) * 1984-02-10 1985-09-02 大山ブロ−工業株式会社 植木鉢

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JPH0174743U (ja) 1989-05-22

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