JPH0451803Y2 - - Google Patents
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- JPH0451803Y2 JPH0451803Y2 JP5449790U JP5449790U JPH0451803Y2 JP H0451803 Y2 JPH0451803 Y2 JP H0451803Y2 JP 5449790 U JP5449790 U JP 5449790U JP 5449790 U JP5449790 U JP 5449790U JP H0451803 Y2 JPH0451803 Y2 JP H0451803Y2
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Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、動・静脈回路を備えた透析器の血液
流通回路において、人体より血液を導入するに際
し、予めこの血液流通回路内を生理的食塩水(以
下、「生食水」という)で充填する血液回路プラ
イミング装置に関する。
流通回路において、人体より血液を導入するに際
し、予めこの血液流通回路内を生理的食塩水(以
下、「生食水」という)で充填する血液回路プラ
イミング装置に関する。
人工透析における血液回路系は、滲透膜を介し
て血液と透析液との滲透拡散を行わせる透析器
と、患者体内からの血液を透析器に導入し、再び
患者体内に返す動・静脈血液回路から構成されて
いる。
て血液と透析液との滲透拡散を行わせる透析器
と、患者体内からの血液を透析器に導入し、再び
患者体内に返す動・静脈血液回路から構成されて
いる。
透析器に用いられる滲透膜は、その透析効率及
び分子量によつて使用材質が決められるが、現在
最も多用されているホローフアイバー型ダイアラ
イザーにおいては、内径200μm程度の極細チユー
ブを多数集束し、チユーブ内側に血液を流通さ
せ、チユーブ外側に透析液を流動させてチユーブ
を構成する壁周、即ち膜で滲透拡散を行う形式に
より成るものである。
び分子量によつて使用材質が決められるが、現在
最も多用されているホローフアイバー型ダイアラ
イザーにおいては、内径200μm程度の極細チユー
ブを多数集束し、チユーブ内側に血液を流通さ
せ、チユーブ外側に透析液を流動させてチユーブ
を構成する壁周、即ち膜で滲透拡散を行う形式に
より成るものである。
このような透析器は、滲透膜質により空気中に
保管できる乾式タイプと、血液通路側及び透析通
路側共に滅菌された水等に浸して保管する湿式タ
イプとに分類されるが、現在透析治療の機能向上
のために湿式タイプが多く用いられている。
保管できる乾式タイプと、血液通路側及び透析通
路側共に滅菌された水等に浸して保管する湿式タ
イプとに分類されるが、現在透析治療の機能向上
のために湿式タイプが多く用いられている。
透析治療に際し血液回路を構成するには、滅菌
包装されている動脈回路、透析器及び静脈回路を
夫々の開封と同時に無菌的に接続嵌合する。そし
て、血液透析治療前には血液回路の洗浄と生食水
の充填を行うが、そのプライミングは回路内に細
菌の繁殖する時間的余裕を与えないように透析治
療開始直前に終了することが要求され、そのため
透析治療開始1〜2時間前の作業を余儀なくされ
ていたのである。
包装されている動脈回路、透析器及び静脈回路を
夫々の開封と同時に無菌的に接続嵌合する。そし
て、血液透析治療前には血液回路の洗浄と生食水
の充填を行うが、そのプライミングは回路内に細
菌の繁殖する時間的余裕を与えないように透析治
療開始直前に終了することが要求され、そのため
透析治療開始1〜2時間前の作業を余儀なくされ
ていたのである。
ところが、湿式タイプの透析器を接続した血液
回路のプライミングにおいては、動脈回路の開放
された一端より生食水を送入すると、透析器の微
細チユーブ内の充填水が静脈回路に押出されるに
伴い動脈回路中の空気が透析器の微細チユーブ内
に送入されるという不都合な事態を招く。この微
細チユーブ内に送入された空気はチユーブ内径を
閉鎖したり、チユーブ内で小気泡化してチユーブ
壁面に付着する結果、滲透膜面を塞ぎ、また透析
液の流通を制限したり血液の流通を阻害して透析
効率の低下を来す。特に、湿式タイプの透析器に
おいて滲透膜内に気泡が混入すると、その除去は
極めて困難であり、所定の透析効果を達成できず
憂慮すべき事態を招くこととなる。
回路のプライミングにおいては、動脈回路の開放
された一端より生食水を送入すると、透析器の微
細チユーブ内の充填水が静脈回路に押出されるに
伴い動脈回路中の空気が透析器の微細チユーブ内
に送入されるという不都合な事態を招く。この微
細チユーブ内に送入された空気はチユーブ内径を
閉鎖したり、チユーブ内で小気泡化してチユーブ
壁面に付着する結果、滲透膜面を塞ぎ、また透析
液の流通を制限したり血液の流通を阻害して透析
効率の低下を来す。特に、湿式タイプの透析器に
おいて滲透膜内に気泡が混入すると、その除去は
極めて困難であり、所定の透析効果を達成できず
憂慮すべき事態を招くこととなる。
従つて、プライミングにあたつて作業者は各透
析装置ごとに生食水を動脈回路の透析器接続口ま
で誘導し、動脈回路中の空気が排出されたところ
で透析器の接続口キヤツプを外して動脈回路を接
続し、次いで静脈回路を同様に接続して生食水を
放流し回路内を洗浄するという作業を要する。
析装置ごとに生食水を動脈回路の透析器接続口ま
で誘導し、動脈回路中の空気が排出されたところ
で透析器の接続口キヤツプを外して動脈回路を接
続し、次いで静脈回路を同様に接続して生食水を
放流し回路内を洗浄するという作業を要する。
また、回路及び透析器内に気泡が一旦侵入する
と小気泡化して壁面に付着するため、これを除去
するのに、充填水の先端を緩やかに動かし界面の
表面張力による親水性を利用して気泡の付着残量
を少なくしたり、回路内壁に残留した小気泡を外
方から直視により見出しながらチユーブ或は透析
器に打撃を加えて壁面より離脱させ、これを水流
で除去しつつ充填水を誘導するという非常に面倒
な作業を強いられ、これに費やす手間には早朝の
作業だけに甚大な労力を強いられるものであつ
た。
と小気泡化して壁面に付着するため、これを除去
するのに、充填水の先端を緩やかに動かし界面の
表面張力による親水性を利用して気泡の付着残量
を少なくしたり、回路内壁に残留した小気泡を外
方から直視により見出しながらチユーブ或は透析
器に打撃を加えて壁面より離脱させ、これを水流
で除去しつつ充填水を誘導するという非常に面倒
な作業を強いられ、これに費やす手間には早朝の
作業だけに甚大な労力を強いられるものであつ
た。
しかして、透析治療前にはプライミング作業の
ほか他の準備を平行して行わなければならず、作
業者は早朝の治療実施に備えてその数時間前から
の出勤を強いられ、一方では近代化に伴なう透析
装置の安全管理にも人事的及び時間的に多くを割
かれるため、プライミング等の補助動作に対する
稼動余裕が少なくなつているのが実情である。
ほか他の準備を平行して行わなければならず、作
業者は早朝の治療実施に備えてその数時間前から
の出勤を強いられ、一方では近代化に伴なう透析
装置の安全管理にも人事的及び時間的に多くを割
かれるため、プライミング等の補助動作に対する
稼動余裕が少なくなつているのが実情である。
本考案は、このような事情に鑑みて成されたも
ので、プライミングを自動化することによりプラ
イミングに費やす時間及び労力を削減して本来の
透析治療に要すべき配慮を従業者に充分持たせら
れるよう、現在特に多用されている湿式タイプ透
析器を対象として、透析器へ気泡が混入すること
なくプライミングを自動化し得た装置を提供する
ことを目的とする。
ので、プライミングを自動化することによりプラ
イミングに費やす時間及び労力を削減して本来の
透析治療に要すべき配慮を従業者に充分持たせら
れるよう、現在特に多用されている湿式タイプ透
析器を対象として、透析器へ気泡が混入すること
なくプライミングを自動化し得た装置を提供する
ことを目的とする。
上記の課題を解決する本考案の血液回路プライ
ミング装置を実施例に示す第1図に対応して説明
すると、動・静脈回路3,4を備えた透析器DL
の前記動脈回路3側に補液ラインALが接続され
た血液回路において、透析器DLの動・静脈側に
設けた動・静脈チヤンバーAT,VTの夫々に吸
出ポンプP1,P2を連結すると共に動・静脈チ
ヤンバーAT,VTの外側回路の夫々に電動弁V
1,V2を設け、電動弁V1,V2を閉止すると
共に吸出ポンプP1,P2の夫々を排気動作する
ことにより透析器DL内の血液通路側を陰圧にし
て透析器DL内の透析液側充填液を滲透膜を介し
て前記血液通路側に吸出した後、この充填液が動
脈チヤンバーAT下端近傍レベルL2に達した時
点で動脈側吸出ポンプP1及び静脈側吸出ポンプ
P2を停止するが、動脈チヤンバーATの液面は
両チヤンバーAT,VT間における陰圧の残圧に
より上昇して動脈チヤンバーAT内底部に達し、
次いで電動弁V1を開放すると共に動脈側吸出ポ
ンプP1を排気動作することにより補液ライン
ALからの補液を動脈チヤンバーATの所定チヤ
ンバーレベルL1まで充填するようにしたことを
特徴とするものである。
ミング装置を実施例に示す第1図に対応して説明
すると、動・静脈回路3,4を備えた透析器DL
の前記動脈回路3側に補液ラインALが接続され
た血液回路において、透析器DLの動・静脈側に
設けた動・静脈チヤンバーAT,VTの夫々に吸
出ポンプP1,P2を連結すると共に動・静脈チ
ヤンバーAT,VTの外側回路の夫々に電動弁V
1,V2を設け、電動弁V1,V2を閉止すると
共に吸出ポンプP1,P2の夫々を排気動作する
ことにより透析器DL内の血液通路側を陰圧にし
て透析器DL内の透析液側充填液を滲透膜を介し
て前記血液通路側に吸出した後、この充填液が動
脈チヤンバーAT下端近傍レベルL2に達した時
点で動脈側吸出ポンプP1及び静脈側吸出ポンプ
P2を停止するが、動脈チヤンバーATの液面は
両チヤンバーAT,VT間における陰圧の残圧に
より上昇して動脈チヤンバーAT内底部に達し、
次いで電動弁V1を開放すると共に動脈側吸出ポ
ンプP1を排気動作することにより補液ライン
ALからの補液を動脈チヤンバーATの所定チヤ
ンバーレベルL1まで充填するようにしたことを
特徴とするものである。
以下、本考案の血液回路プライミング装置の作
用を従来装置との対比により説明する。
用を従来装置との対比により説明する。
第3図に示す従来のプライミング装置は、補液
として通常生食水を収容した補液バツク31に動
脈側チヤンバー32を配設し、次いで透析器とし
てダイアライザー33を介してこれに静脈側チヤ
ンバー34を配設し、各器をチユーブ35,3
6,37,38で連結して回路構成したものであ
る。
として通常生食水を収容した補液バツク31に動
脈側チヤンバー32を配設し、次いで透析器とし
てダイアライザー33を介してこれに静脈側チヤ
ンバー34を配設し、各器をチユーブ35,3
6,37,38で連結して回路構成したものであ
る。
ところが、このような従来のプライミング装置
において、各回路チユーブ内には空気が存在して
いるため、補液バツク31から落差圧により補液
を流出すると、チユーブ35内の空気は動脈チヤ
ンバー32により気液分離されるが、動脈チヤン
バー32とダイアライザー33との間のチユーブ
36内の空気は動脈チヤンバー32から流出する
補液に押出されてダイアライザー33内の血液通
路内に流入し、ダイアライザー33の血液通路を
構成する滲透膜面を閉鎖したり小気泡化して付着
し、上記のごとく透析液の流通を制限したり血液
の流通を阻害して透析効率を著しく低下させてし
まう。
において、各回路チユーブ内には空気が存在して
いるため、補液バツク31から落差圧により補液
を流出すると、チユーブ35内の空気は動脈チヤ
ンバー32により気液分離されるが、動脈チヤン
バー32とダイアライザー33との間のチユーブ
36内の空気は動脈チヤンバー32から流出する
補液に押出されてダイアライザー33内の血液通
路内に流入し、ダイアライザー33の血液通路を
構成する滲透膜面を閉鎖したり小気泡化して付着
し、上記のごとく透析液の流通を制限したり血液
の流通を阻害して透析効率を著しく低下させてし
まう。
そこで、このような事態に対処して、従来から
作業者が補液をチユーブ36の先端まで誘導し該
チユーブの空気が排出されたところでダイアライ
ザー33の動脈側接続口キヤツプを外して動脈側
接続口33aにチユーブ36を接続することによ
り、チユーブ36内の空気をダイアライザー33
の血液通路内に流入させないようにしていたので
ある。
作業者が補液をチユーブ36の先端まで誘導し該
チユーブの空気が排出されたところでダイアライ
ザー33の動脈側接続口キヤツプを外して動脈側
接続口33aにチユーブ36を接続することによ
り、チユーブ36内の空気をダイアライザー33
の血液通路内に流入させないようにしていたので
ある。
ところで、静脈回路37,38のチユーブ内の
空気は落差圧により静脈側チヤンバー34にて気
液分離され放出されるか、チユーブ38の流出口
(静脈側患者穿刺針接続口)39から排出される
ため、静脈回路内の空気はダイアライザー33の
血液通路内に侵入することがない。
空気は落差圧により静脈側チヤンバー34にて気
液分離され放出されるか、チユーブ38の流出口
(静脈側患者穿刺針接続口)39から排出される
ため、静脈回路内の空気はダイアライザー33の
血液通路内に侵入することがない。
従つて、動脈側チヤンバー32とダイアライザ
ー33との間のチユーブ36内の空気を人手によ
らず除去する手段の実現がプライミングの自動化
を達成する主要な技術課題とされていたのであ
る。
ー33との間のチユーブ36内の空気を人手によ
らず除去する手段の実現がプライミングの自動化
を達成する主要な技術課題とされていたのであ
る。
本考案のプライミング構成は、このような課題
を達成し得たものである。即ち、本考案の構成に
おいて、透析器DLの動脈側に設けた動脈チヤン
バーATと透析器DLの静脈側に設けた静脈チヤ
ンバーVTの夫々に吸出ポンプP1,P2を連結
する。そして、動・静脈チヤンバーAT,VTの
外側回路を夫々電動弁V1,V2で閉止すること
により透析器DLを含む血液通路を閉回路とし、
そこで各吸出ポンプP1,P2を排気動作するこ
とにより透析器DL内の血液通路側が陰圧にされ、
この限外濾過圧により透析器DL内の透析液通路
側充填液は血液通路側に吸出され、動脈チヤンバ
ーAT及び静脈チヤンバーVT方向に流動する。
その後、透析器DLにおける血液通路側の陰圧に
より動脈チヤンバーAT下端近傍レベルL2に透
析器からの吸出液(充填液)が達した時点でポン
プP1が停止された後も、血液通路内には陰圧が
残留し、この残圧により充填液は吸出されて動脈
チヤンバーAT内の液面を上昇し、透析器DLと
動脈チヤンバーATとの間の回路チユーブ3a内
の気泡は動脈チヤンバーAT内に押出され、該チ
ヤンバー内にて気液分離される。
を達成し得たものである。即ち、本考案の構成に
おいて、透析器DLの動脈側に設けた動脈チヤン
バーATと透析器DLの静脈側に設けた静脈チヤ
ンバーVTの夫々に吸出ポンプP1,P2を連結
する。そして、動・静脈チヤンバーAT,VTの
外側回路を夫々電動弁V1,V2で閉止すること
により透析器DLを含む血液通路を閉回路とし、
そこで各吸出ポンプP1,P2を排気動作するこ
とにより透析器DL内の血液通路側が陰圧にされ、
この限外濾過圧により透析器DL内の透析液通路
側充填液は血液通路側に吸出され、動脈チヤンバ
ーAT及び静脈チヤンバーVT方向に流動する。
その後、透析器DLにおける血液通路側の陰圧に
より動脈チヤンバーAT下端近傍レベルL2に透
析器からの吸出液(充填液)が達した時点でポン
プP1が停止された後も、血液通路内には陰圧が
残留し、この残圧により充填液は吸出されて動脈
チヤンバーAT内の液面を上昇し、透析器DLと
動脈チヤンバーATとの間の回路チユーブ3a内
の気泡は動脈チヤンバーAT内に押出され、該チ
ヤンバー内にて気液分離される。
次いで、電動弁V1を開放すると共に動脈側吸
出ポンプP1を排気動作することにより回路内空
気は排除され、補液ラインALからの補液が動脈
チヤンバーATの所定チヤンバーレベルL1まで
充填され、動脈チヤンバーAT内で気液分離され
た気泡は外部に排出される。
出ポンプP1を排気動作することにより回路内空
気は排除され、補液ラインALからの補液が動脈
チヤンバーATの所定チヤンバーレベルL1まで
充填され、動脈チヤンバーAT内で気液分離され
た気泡は外部に排出される。
一方、静脈チヤンバーVT方向に流動した充填
液は、静脈チヤンバーVT方向に流出し、従つて
透析器DLと静脈チヤンバーVTとの間の回路チ
ユーブ4a内の気泡は静脈チヤンバーVT内に押
出され、該静脈チヤンバー内にて気液分離されて
静脈側吸出ポンプP2にて外部に排出される。か
くして、透析器DLと動脈チヤンバーATとの間
の回路チユーブ3a内の気泡、及び透析器DLと
静脈チヤンバーVTとの間の回路チユーブ4a内
の気泡は完全に除去される。
液は、静脈チヤンバーVT方向に流出し、従つて
透析器DLと静脈チヤンバーVTとの間の回路チ
ユーブ4a内の気泡は静脈チヤンバーVT内に押
出され、該静脈チヤンバー内にて気液分離されて
静脈側吸出ポンプP2にて外部に排出される。か
くして、透析器DLと動脈チヤンバーATとの間
の回路チユーブ3a内の気泡、及び透析器DLと
静脈チヤンバーVTとの間の回路チユーブ4a内
の気泡は完全に除去される。
その後は、通常のプライミング動作を行い、落
差圧により補液ラインALを通して補液を動・静
脈回路に一定時間流動させて動・静脈穿刺針接続
口10a,10bへ放流することにより、透析回
路内の洗浄・プライミングが行われる。
差圧により補液ラインALを通して補液を動・静
脈回路に一定時間流動させて動・静脈穿刺針接続
口10a,10bへ放流することにより、透析回
路内の洗浄・プライミングが行われる。
以下、本考案の実施例について図面を参照しな
がら説明する。
がら説明する。
第1図は本考案による血液回路プライミング装
置の概略構成図、第2図a及びbは夫々第1図示
の回路を具体化した透析装置の異方向からの側面
図である。
置の概略構成図、第2図a及びbは夫々第1図示
の回路を具体化した透析装置の異方向からの側面
図である。
本考案装置によるプライミングを行うにあた
り、通常使用されている透析用血液回路に透析器
として湿式タイプのダイアライザーDLを接続し、
ダイアライザーDLの動脈側から動脈チヤンバー
ATを介して患者穿刺針接続口10aに至るライ
ンにより動脈回路3を構成し、ダイアライザー
DLの静脈側から静脈チヤンバーVTを介して患
者穿刺針接続口10bに至るラインにより静脈回
路4を構成し、動脈回路3の途中に補液バツク5
に至るラインを用いた補液ラインALを構成する。
り、通常使用されている透析用血液回路に透析器
として湿式タイプのダイアライザーDLを接続し、
ダイアライザーDLの動脈側から動脈チヤンバー
ATを介して患者穿刺針接続口10aに至るライ
ンにより動脈回路3を構成し、ダイアライザー
DLの静脈側から静脈チヤンバーVTを介して患
者穿刺針接続口10bに至るラインにより静脈回
路4を構成し、動脈回路3の途中に補液バツク5
に至るラインを用いた補液ラインALを構成する。
このような血液回路に対し、動脈チヤンバー
AT及び静脈チヤンバーVTの夫々に吸出ポンプ
P1,P2を連結し、動・静脈チヤンバーAT,
VTの外側回路、即ち透析器DLを含む両チヤン
バーAT,VTを包囲する位置に夫々電動弁V1,
V2を設け、これら弁の閉止により両弁間を閉回
路とするよう構成する。
AT及び静脈チヤンバーVTの夫々に吸出ポンプ
P1,P2を連結し、動・静脈チヤンバーAT,
VTの外側回路、即ち透析器DLを含む両チヤン
バーAT,VTを包囲する位置に夫々電動弁V1,
V2を設け、これら弁の閉止により両弁間を閉回
路とするよう構成する。
補液ラインALは、洗浄水として生食水が充填
された補液バツク5側からチユーブの外側より気
泡の通過を検知して補液バツク5内の生食水の有
無を検知する気泡検知器BD、レベルチヤンバー
7、ローラクランプ8の順で配設し、補液ライン
AL接続部位3bにて動脈回路3に連結した構成
とする。なお、気泡検知器BDにより補液バツク
5内の生食水がカラになつたことを検出し、その
信号により電動弁を閉止して音及び光り等で報知
する構成とすることができる。
された補液バツク5側からチユーブの外側より気
泡の通過を検知して補液バツク5内の生食水の有
無を検知する気泡検知器BD、レベルチヤンバー
7、ローラクランプ8の順で配設し、補液ライン
AL接続部位3bにて動脈回路3に連結した構成
とする。なお、気泡検知器BDにより補液バツク
5内の生食水がカラになつたことを検出し、その
信号により電動弁を閉止して音及び光り等で報知
する構成とすることができる。
動脈回路3は、透析器DLの動脈側から順次、
動脈チヤンバーAT、電動弁V1、ヘパリンライ
ン接続ソケツト9a及び血液ポンプセグメント6
を経てチユーブ外より圧閉する電動弁V3を配設
して動脈側患者穿刺針接続口10aに至り、血液
ポンプセグメント6と電動弁V3間にて補液ライ
ンALを連結して成る。動脈チヤンバーATは、
所定の動脈チヤンバーレベルL1をチヤンバー外
方から検知するレベルセンサLS1と、動脈チヤ
ンバーATの下端近接位置に設けられレベルL2
を検知するレベルセンサLS2を備えている。
動脈チヤンバーAT、電動弁V1、ヘパリンライ
ン接続ソケツト9a及び血液ポンプセグメント6
を経てチユーブ外より圧閉する電動弁V3を配設
して動脈側患者穿刺針接続口10aに至り、血液
ポンプセグメント6と電動弁V3間にて補液ライ
ンALを連結して成る。動脈チヤンバーATは、
所定の動脈チヤンバーレベルL1をチヤンバー外
方から検知するレベルセンサLS1と、動脈チヤ
ンバーATの下端近接位置に設けられレベルL2
を検知するレベルセンサLS2を備えている。
動脈チヤンバーATの頂部には動脈側吸出ポン
プP1に連結されたレベルラインチユーブ13a
が接続され、レベルラインチユーブ13aの途中
には細菌除去用エアフイルター12a及びポンプ
P1の作用圧を制限する圧力センサSが設けら
れ、指定圧力で吸出ポンプP1の動力減を制御す
る。
プP1に連結されたレベルラインチユーブ13a
が接続され、レベルラインチユーブ13aの途中
には細菌除去用エアフイルター12a及びポンプ
P1の作用圧を制限する圧力センサSが設けら
れ、指定圧力で吸出ポンプP1の動力減を制御す
る。
なお、ヘパリンライン接続ソケツト9aに接続
されたヘパリンライン9には臨床治療開始前にヘ
パリン液を満たした注射器で注入されるので、そ
れまでは密閉キヤツプ9bで閉止し、鉗子等で外
圧閉鎖をして待機する。
されたヘパリンライン9には臨床治療開始前にヘ
パリン液を満たした注射器で注入されるので、そ
れまでは密閉キヤツプ9bで閉止し、鉗子等で外
圧閉鎖をして待機する。
静脈回路4は、透析器DLの静脈側から順次、
静脈チヤンバーVT及び電動弁V2を配設して静
脈側患者穿刺針接続口10bに至る。
静脈チヤンバーVT及び電動弁V2を配設して静
脈側患者穿刺針接続口10bに至る。
静脈側チヤンバーVTの頂部には、動脈チヤン
バーATにおけると同様、静脈側吸出ポンプP2
に連結されたレベルラインチユーブ13bが細菌
除去用エアフイルター12bを介して接続されて
いる。ただし、静脈側ポンプP2においては圧力
センサSを要しない。また、同頂部に別に設けら
れた圧力ライン14は透析装置の静脈圧表示計
(不図示)に接続されるが、プライミング動作に
おいては鉗子等で外圧閉鎖をして待機する。
バーATにおけると同様、静脈側吸出ポンプP2
に連結されたレベルラインチユーブ13bが細菌
除去用エアフイルター12bを介して接続されて
いる。ただし、静脈側ポンプP2においては圧力
センサSを要しない。また、同頂部に別に設けら
れた圧力ライン14は透析装置の静脈圧表示計
(不図示)に接続されるが、プライミング動作に
おいては鉗子等で外圧閉鎖をして待機する。
静脈チヤンバーVTは、所定の静脈チヤンバー
レベルL3をチヤンバー外方から検知するレベル
センサLS3を備えている。
レベルL3をチヤンバー外方から検知するレベル
センサLS3を備えている。
また、動・静脈側の患者穿刺針接続口10a,
10bは夫々触接防止キヤツプ10を付けたまま
排液タンク11の上層に設けられたホルダー15
で固定保持する。
10bは夫々触接防止キヤツプ10を付けたまま
排液タンク11の上層に設けられたホルダー15
で固定保持する。
上記血液回路は、第2図に示すように装置本体
20に組込み、これをポール23にハンガ23a
で固定し装置単体として構成することができる。
この際、生食水補液バツク5は、落差圧を発生さ
せるよう装置本体20の最上方位置にトラツプ2
2を利用して吊下げ、装置本体20の上部に動・
静脈側レベルセンサLS1,2を並設し、夫々に
動・静脈チヤンバーAT,VTを取付け、その下
方に透析器DLをホルダー21により着脱可能に
取付けることにより補液バツク5、動・静脈側レ
ベルセンサLS1,LS2、透析器DLの順に夫々
落差圧を生じるよう構成し、装置本体20下方の
床面に排液ランク11を設置する。
20に組込み、これをポール23にハンガ23a
で固定し装置単体として構成することができる。
この際、生食水補液バツク5は、落差圧を発生さ
せるよう装置本体20の最上方位置にトラツプ2
2を利用して吊下げ、装置本体20の上部に動・
静脈側レベルセンサLS1,2を並設し、夫々に
動・静脈チヤンバーAT,VTを取付け、その下
方に透析器DLをホルダー21により着脱可能に
取付けることにより補液バツク5、動・静脈側レ
ベルセンサLS1,LS2、透析器DLの順に夫々
落差圧を生じるよう構成し、装置本体20下方の
床面に排液ランク11を設置する。
その他、電動弁V1〜3等は第1図の構成に従
つて適切な位置に配置し、また吸出ポンプP1,
P2は装置本体に組込むことにより、第2図に示
す通り全体をスリムな体形に構成することができ
る。
つて適切な位置に配置し、また吸出ポンプP1,
P2は装置本体に組込むことにより、第2図に示
す通り全体をスリムな体形に構成することができ
る。
治療施設においてはプライミングルームを定め
一定場所で専門に補液を充填し、その回路構成を
透析装置に装着替えを行い治療室の活用率向上を
図ることもできる。また、上記のように単体とし
て構成するほか、透析装置に組み込んで一体化す
ることも可能である。この場合、ポンプセグメン
ト6に透析用血液ポンプを接続し、該ポンプの正
転逆転の流量を指定して動作させることにより動
脈側吸出ポンプP1の代替えをするようにする。
また、動・静脈チヤンバーAT,VT内の空気の
増加が著しくチヤンバー容量を越すと、空気を回
路内に送り込むおそれがあり、また血液レベルが
レベルライン13a,13b,圧力ライン14に
流入すると本来の動作ができなくなるため、透析
治療中もその血液レベルを確保する動作としてレ
ベル検知器LS1,LS3から吸出ポンプP1,P
2に正逆回動の信号を送り、また所定血液レベル
を逸脱した場合、吸出ポンプP1,P2を停止す
るようにし、透析治療管理に安全な処置を施すこ
ともできる。
一定場所で専門に補液を充填し、その回路構成を
透析装置に装着替えを行い治療室の活用率向上を
図ることもできる。また、上記のように単体とし
て構成するほか、透析装置に組み込んで一体化す
ることも可能である。この場合、ポンプセグメン
ト6に透析用血液ポンプを接続し、該ポンプの正
転逆転の流量を指定して動作させることにより動
脈側吸出ポンプP1の代替えをするようにする。
また、動・静脈チヤンバーAT,VT内の空気の
増加が著しくチヤンバー容量を越すと、空気を回
路内に送り込むおそれがあり、また血液レベルが
レベルライン13a,13b,圧力ライン14に
流入すると本来の動作ができなくなるため、透析
治療中もその血液レベルを確保する動作としてレ
ベル検知器LS1,LS3から吸出ポンプP1,P
2に正逆回動の信号を送り、また所定血液レベル
を逸脱した場合、吸出ポンプP1,P2を停止す
るようにし、透析治療管理に安全な処置を施すこ
ともできる。
なお、本考案のプライミング装置は、湿式タイ
プの透析器に適用するものであるが、プライミン
グ動作中、動静脈側吸出ポンプP1,P2の吸出
動作を停止した動作プランをすることにより乾式
タイプの透析器にも使用でき、スイツチの選択で
切換指定することで同一治療室にて患者に応じて
選択することができる。
プの透析器に適用するものであるが、プライミン
グ動作中、動静脈側吸出ポンプP1,P2の吸出
動作を停止した動作プランをすることにより乾式
タイプの透析器にも使用でき、スイツチの選択で
切換指定することで同一治療室にて患者に応じて
選択することができる。
さらに、このプライミング回路は、装置本体2
0内のスケジユールタイマに接続され、気泡検知
器BD、レベルセンサLS1〜3の感知信号によ
り、電動弁V1〜3の開閉動作及び吸出ポンプP
1,P2の排出動作を制御するよう構成し、プラ
イミングの自動操作を行うようにする。
0内のスケジユールタイマに接続され、気泡検知
器BD、レベルセンサLS1〜3の感知信号によ
り、電動弁V1〜3の開閉動作及び吸出ポンプP
1,P2の排出動作を制御するよう構成し、プラ
イミングの自動操作を行うようにする。
以下、上記のプライミング装置によるプライミ
ング操作について説明する。
ング操作について説明する。
まずプライミング開始準備として、透析器DL
を正立させて保持し、透析液流入口DL2を閉鎖
したまま透析液流出用接続口DL1の閉鎖キヤツ
プ16を外すか閉鎖キヤツプ16にエヤーフイル
ター付きの注射針17(通常エヤー針)をその流
出口に達するように穿刺する。一方、補液ライン
ALのレベルチヤンバー7の水位を一定レベルの
補液ラインまで整えた後、ローラクランプ8を閉
止して生食水の流れを止めておく。次いで、プラ
イミング動作開始の予定時間をタイマーに指定し
て電源スイツチをONし、電動弁V1,V2,V
3により夫々の回路を閉止した後、補液ライン
ALのローラクランプ8を開放する。
を正立させて保持し、透析液流入口DL2を閉鎖
したまま透析液流出用接続口DL1の閉鎖キヤツ
プ16を外すか閉鎖キヤツプ16にエヤーフイル
ター付きの注射針17(通常エヤー針)をその流
出口に達するように穿刺する。一方、補液ライン
ALのレベルチヤンバー7の水位を一定レベルの
補液ラインまで整えた後、ローラクランプ8を閉
止して生食水の流れを止めておく。次いで、プラ
イミング動作開始の予定時間をタイマーに指定し
て電源スイツチをONし、電動弁V1,V2,V
3により夫々の回路を閉止した後、補液ライン
ALのローラクランプ8を開放する。
以上で作業者によるプライミング準備を完了す
る。
る。
タイマーで指定した予定時間が到来しプライミ
ング動作が開始されると、まず吸出ポンプP1,
P2が排気動作して電動弁V1,V2間における
透析器DLの血液通路側に陰圧が作られ、透析器
DLの血液通路を形成する滲透膜を介し透析器内
に充填された充填液が血液通路側に吸い込まれて
動・静脈チヤンバーAT,VTに通じる血液回路
3a,4aを徐々に界面を持ちながら満たす。そ
して、この血液通路からの充填液が動脈チヤンバ
ーAT下端近傍のレベル位置L2に達するとレベ
ルセンサLS2が感知して吸出ポンプP1を停止
するが、その後も透析器DL内の血液通路内の残
圧により透析器DL内の充填液は血液通路を介し
て動脈チヤンバーAT内に導入される。
ング動作が開始されると、まず吸出ポンプP1,
P2が排気動作して電動弁V1,V2間における
透析器DLの血液通路側に陰圧が作られ、透析器
DLの血液通路を形成する滲透膜を介し透析器内
に充填された充填液が血液通路側に吸い込まれて
動・静脈チヤンバーAT,VTに通じる血液回路
3a,4aを徐々に界面を持ちながら満たす。そ
して、この血液通路からの充填液が動脈チヤンバ
ーAT下端近傍のレベル位置L2に達するとレベ
ルセンサLS2が感知して吸出ポンプP1を停止
するが、その後も透析器DL内の血液通路内の残
圧により透析器DL内の充填液は血液通路を介し
て動脈チヤンバーAT内に導入される。
一方、補液バツク5からは落差圧により生食水
が流下し、動脈側回路3の患者穿刺針接続方向に
流れる。そこで、指定する一定時間、電動弁V3
を開放すると、補液ラインALから動脈側患者穿
刺針接続口10aへ至る動脈回路3中の空気が押
出され動脈穿刺針接続口10aの接触防止キヤツ
プ10の狭窄部で適当に制限されて放出され、そ
の後電動弁V3が閉止される。
が流下し、動脈側回路3の患者穿刺針接続方向に
流れる。そこで、指定する一定時間、電動弁V3
を開放すると、補液ラインALから動脈側患者穿
刺針接続口10aへ至る動脈回路3中の空気が押
出され動脈穿刺針接続口10aの接触防止キヤツ
プ10の狭窄部で適当に制限されて放出され、そ
の後電動弁V3が閉止される。
また、動脈チヤンバーVT側は吸出ポンプP2
の排出動作によつて透析器DLの充填水が静脈回
路を満たし、吸出ポンプP1の動作停止と共に吸
出ポンプP2も停止する。
の排出動作によつて透析器DLの充填水が静脈回
路を満たし、吸出ポンプP1の動作停止と共に吸
出ポンプP2も停止する。
次に、電動弁V1を開放し、吸出ポンプP1を
排気動作させると、補液ラインALから補液がポ
ンプセグメント6を含む動脈回路3内を流動しつ
つ動脈チヤンバーATに達し、該チヤンバー内に
滴下して液面を上昇させる。このチヤンバー内の
液面がレベル検知器L1の位置に達すると、これ
をレベルセンサLS1が感知して吸出ポンプP1
が停止される。引き続き、吸出ポンプP2の排出
動作により、静脈チヤンバーVTの液面が上昇
し、液面がレベルL3の位置に達するとレベルセ
ンサLS3が感知して吸出ポンプP2が停止され
る。
排気動作させると、補液ラインALから補液がポ
ンプセグメント6を含む動脈回路3内を流動しつ
つ動脈チヤンバーATに達し、該チヤンバー内に
滴下して液面を上昇させる。このチヤンバー内の
液面がレベル検知器L1の位置に達すると、これ
をレベルセンサLS1が感知して吸出ポンプP1
が停止される。引き続き、吸出ポンプP2の排出
動作により、静脈チヤンバーVTの液面が上昇
し、液面がレベルL3の位置に達するとレベルセ
ンサLS3が感知して吸出ポンプP2が停止され
る。
次に、電動弁V2を開放すると、補液バツク5
内の生食水は補液ラインALを経て動脈回路3、
透析器DL、静脈回路4を通過するが、これら回
路内の気泡は完全に除去されているので、透析器
DLに気泡が混入することなく静脈穿刺針接続口
10bの接触防止キヤツプ10の狭窄部で適当に
制限されて放出される。
内の生食水は補液ラインALを経て動脈回路3、
透析器DL、静脈回路4を通過するが、これら回
路内の気泡は完全に除去されているので、透析器
DLに気泡が混入することなく静脈穿刺針接続口
10bの接触防止キヤツプ10の狭窄部で適当に
制限されて放出される。
その洗浄に使用する流速を補液バツクの高さ
(落差)やローラクランプ8で調整し、血液回路
の種類及び透析器の性質等で一定に定める。
(落差)やローラクランプ8で調整し、血液回路
の種類及び透析器の性質等で一定に定める。
又、プライミング動作をタイマーで終了させ回
路に設けた電動弁V1,V2の閉止を行う。
路に設けた電動弁V1,V2の閉止を行う。
本考案の血液回路プライミング装置によれば、
プライミングの自動化にあたり、動脈側回路チユ
ーブ内の空気を透析器内へ流入させないという最
重要課題が自動動作により可能となつたため、透
析治療前に動作時間を指定して計画的な自動プラ
イミングを実施することができると共に、プライ
ミング作業の省力化を達成でき、時間的及び労力
的負担を軽減して少人数の勤務者による作業が可
能となる。
プライミングの自動化にあたり、動脈側回路チユ
ーブ内の空気を透析器内へ流入させないという最
重要課題が自動動作により可能となつたため、透
析治療前に動作時間を指定して計画的な自動プラ
イミングを実施することができると共に、プライ
ミング作業の省力化を達成でき、時間的及び労力
的負担を軽減して少人数の勤務者による作業が可
能となる。
さらに、本考案のプライミング装置は、
(1) 透析器は湿式タイプのもの又乾式タイプのも
ののいずれをも使用でき、スイツチの選択で切
換指定することができるので実用性に富むプラ
イミング装置を提供することができる。
ののいずれをも使用でき、スイツチの選択で切
換指定することができるので実用性に富むプラ
イミング装置を提供することができる。
(2) プライミング回路を透析器に一体化したり、
独立した単体装置とすることもできる。
独立した単体装置とすることもできる。
(3) 動・静脈チヤンバーの気液分離機能を最良に
保ち気泡混入を最大限防止することができる。
保ち気泡混入を最大限防止することができる。
(4) 透析治療実施においても常に動・静脈チヤン
バーレベルを調整して正常な治療を安全に遂行
できる。
バーレベルを調整して正常な治療を安全に遂行
できる。
(5) 補液バツクに連続する補液ラインには気泡検
知器を設けておけば、補液がカラになつたこと
を検出でき、その信号により電動弁を閉止して
音及び光り等で報知する構成とすることで安全
性がより向上する。
知器を設けておけば、補液がカラになつたこと
を検出でき、その信号により電動弁を閉止して
音及び光り等で報知する構成とすることで安全
性がより向上する。
等の効果を有する。
第1図は本考案による血液回路プライミング装
置の概略構成図、第2図a及びbは夫々第1図示
の回路を具体化した透析装置の異方向からの側面
図、第3図は従来のプライミング構成の概略図で
ある。 DL……透析器(ダイアライザー)、AT……動
脈チヤンバー、VT……静脈チヤンバー、V1〜
3……電動弁、P1……動脈側吸出ポンプ、P2
……静脈側吸出ポンプ、LS1〜3……レベルセ
ンサ、S……圧力センサ、BD……気泡検知器、
3……動脈回路、4……静脈回路、5……補液バ
ツク、7……レベルチヤンバー、13a,13b
……レベルライン、14……圧力表示ライン。
置の概略構成図、第2図a及びbは夫々第1図示
の回路を具体化した透析装置の異方向からの側面
図、第3図は従来のプライミング構成の概略図で
ある。 DL……透析器(ダイアライザー)、AT……動
脈チヤンバー、VT……静脈チヤンバー、V1〜
3……電動弁、P1……動脈側吸出ポンプ、P2
……静脈側吸出ポンプ、LS1〜3……レベルセ
ンサ、S……圧力センサ、BD……気泡検知器、
3……動脈回路、4……静脈回路、5……補液バ
ツク、7……レベルチヤンバー、13a,13b
……レベルライン、14……圧力表示ライン。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 動・静脈回路3,4を備えた透析器DLの前
記動脈回路3側に補液ラインALが接続された
血液回路において、透析器DLの動・静脈側に
設けた動・静脈チヤンバーAT,VTの夫々に
吸出ポンプP1,P2を連結すると共に動・静
脈チヤンバーAT,VTの外側回路の夫々に電
動弁V1,V2を設け、電動弁V1,V2を閉
止すると共に吸出ポンプP1,P2の夫々を排
気動作することにより透析器DL内の血液通路
側を陰圧にして透析器DL内の透析液通路側充
填液を滲透膜を介して前記血液通路側に吸出し
た後、この充填液が動脈チヤンバーAT下端近
傍レベルL2に達した時点で動脈側吸出ポンプ
P1及び静脈側吸出ポンプP2を停止するが、
動脈チヤンバーATの液面は両チヤンバーAT,
VT間における陰圧の残圧により上昇して動脈
チヤンバーAT内底部に達し、次いで電動弁V
1を開放すると共に動脈側吸出ポンプP1を排
気動作することにより補液ラインALからの補
液を動脈チヤンバーATの所定チヤンバーレベ
ルL1まで充填するようにしたことを特徴とす
る血液回路プライミング装置。 (2) 動脈側吸出ポンプP1にその作用圧を制限す
る圧力センサを備えたことを特徴とする請求項
1記載の血液回路プライミング装置。 (3) 動・静脈側吸出ポンプP1,P2を作動して
補液ラインAL接続口から補液を所定の動脈チ
ヤンバーレベルL1及び静脈チヤンバーレベル
L2に確保した後、電動弁V1,V2を開放し
て静脈側穿刺針接続口10bより放流し、次い
で動脈側穿刺針接続口10aとの間に設けられ
た電動弁V3を開放して補液を動脈側穿刺針接
続口10aへ指定時間放流することを特徴とす
る請求項1記載の血液回路プライミング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5449790U JPH0451803Y2 (ja) | 1990-05-24 | 1990-05-24 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5449790U JPH0451803Y2 (ja) | 1990-05-24 | 1990-05-24 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0413144U JPH0413144U (ja) | 1992-02-03 |
| JPH0451803Y2 true JPH0451803Y2 (ja) | 1992-12-07 |
Family
ID=31576616
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5449790U Expired JPH0451803Y2 (ja) | 1990-05-24 | 1990-05-24 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0451803Y2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007282737A (ja) * | 2006-04-14 | 2007-11-01 | Nikkiso Co Ltd | プライミング液用ドリップチャンバの液面調整方法 |
| JP2016036534A (ja) * | 2014-08-07 | 2016-03-22 | 日機装株式会社 | 血液浄化装置 |
| JP2019055267A (ja) * | 2012-08-09 | 2019-04-11 | 日機装株式会社 | 血液浄化装置及びそのプライミング方法 |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4613831B2 (ja) * | 2006-01-17 | 2011-01-19 | ニプロ株式会社 | 血液浄化装置及びその血液循環路の自動プライミング方法 |
| JP4508128B2 (ja) * | 2006-02-22 | 2010-07-21 | 株式会社ジェイ・エム・エス | 血液透析装置、液体回路体 |
| US7892197B2 (en) * | 2007-09-19 | 2011-02-22 | Fresenius Medical Care Holdings, Inc. | Automatic prime of an extracorporeal blood circuit |
| JP5192241B2 (ja) * | 2008-01-10 | 2013-05-08 | 日機装株式会社 | 血液浄化装置及びそのプライミング方法 |
| WO2012173161A1 (ja) * | 2011-06-15 | 2012-12-20 | ニプロ株式会社 | 血液浄化装置および血液浄化装置の自動プライミング方法 |
| JP6424041B2 (ja) * | 2014-08-07 | 2018-11-14 | 日機装株式会社 | 血液浄化装置 |
-
1990
- 1990-05-24 JP JP5449790U patent/JPH0451803Y2/ja not_active Expired
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|---|---|---|---|---|
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| JP2019055267A (ja) * | 2012-08-09 | 2019-04-11 | 日機装株式会社 | 血液浄化装置及びそのプライミング方法 |
| JP2016036534A (ja) * | 2014-08-07 | 2016-03-22 | 日機装株式会社 | 血液浄化装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0413144U (ja) | 1992-02-03 |
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