JPH0451880Y2 - - Google Patents

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JPH0451880Y2
JPH0451880Y2 JP8352987U JP8352987U JPH0451880Y2 JP H0451880 Y2 JPH0451880 Y2 JP H0451880Y2 JP 8352987 U JP8352987 U JP 8352987U JP 8352987 U JP8352987 U JP 8352987U JP H0451880 Y2 JPH0451880 Y2 JP H0451880Y2
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nozzle
static electricity
nozzle body
sieve
conductive
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、静電気除電用ノズルに係り、詳しく
は、防災用スチーム、油、水、その他の流体がチ
ユーブ内で移送された後、ノズル本体から噴射さ
れた際に発生する静電気を除電する構造に関する
ものである。
〔従来の技術〕
一般に、2以上の異なる物体の接触による電気
移動で電気二重層が形成され、それに機械的作用
が加わつてこれらの物体が分離された時、物体は
静電気が残留された状態となる。即ち、チユーブ
の内壁を接触摩擦のある流動液体、粉体、噴出ミ
スト等が移動すると静電気が発生する。この静電
気を帯びた状態で流体が貯蔵タンク内等可燃性ガ
スの充満する場所に噴射されると、静電気によつ
て可燃性ガスに引火し、爆発するという危険性が
ある。このため、従来より、ノズル本体から噴射
された際発生する静電気を除電するため、静電気
除電用ノズルが知られている。
この静電気除電用ノズルの従来例として、ノズ
ル本体の先端口縁に噴出口を囲んで数本の導線を
接続し、これらの導線を取り外し可能な数個の短
線から構成するとともに、これらの短線の個々に
ノズルから流体を噴射した時、導線の緊張状態を
確保するため円板状の張線片および羽車状の誘導
片を設け、前記導線により静電気を除電するもの
(実開昭57−177557号)が知られている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、前述の従来例では、除電効果が不十
分であり、また、導線は、複数の短線を接続し、
しかも、短線の個々に張線片等を設けなけらばな
らないので、構造が複雑であるとともに、組み立
てに労力を費やすという問題点がある。
ここに、本考案の目的は、除電効果を向上でき
るとともに、構造簡易な静電気除電用ノズルを提
供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、基短をチユーブに接続されたノズル
本体にフレームを取付け、このフレームにアース
された導電性篩面状部材を前記ノズル本体の先端
側でその軸方向と交わる方向に取付け、この導電
性篩面状部材に複数の導電性細長部材を取付けた
ものである。
〔作用〕
これにより、本考案は、ノズル本体から噴射さ
れる静電気を帯びた流体を導電性篩面状部材と導
電性細長部材とによつて除電して除電効率を高
め、さらに、流体の噴射の際に導電性細長部材を
緊張状態とさせるための部材を排して前記目的を
達成しようとするものである。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。ここで、各実施例中、同様構成部分は、同一
符号を付し、説明を省略もしくは簡略にする。
第1図、第2図には第1実施例が示されてい
る。全体構成が示される第1図において、布製の
チユーブ1にはノズル本体2の基端が接続され、
このノズル本体2の先端には導線性の取付部材4
を介して本実施例に係る静電気除電用ノズル3が
取付けられ、チユーブ1内を流通した防災用スチ
ーム、油、水、粉体、噴出ミスト等の流体がノズ
ル本体2から噴射されて静電気除電用ノズル3に
接触されるようになつている。
前記ノズル本体2は、第2図に示されるよう
に、前記チユーブ1と接続された筒状の把持部2
0と、この把持部20に取付けられた第1の筒体
21とを備えている。この第1の筒体21には前
記取付部材4が取付けられ、これら第1の筒体2
1と取付部材4とは、カプラ構造により接続され
ている。即ち、取付部材4は、途中にフランジ部
23Cを有するとともに第1の筒体21の外周に
軸方向相対移動可能に設けられた第2の筒体23
と、第1および第2の筒体21,23の間に介装
されたボール22と、第2の筒体23の外周にお
いて前記両筒体21,23の軸方向に移動可能に
設けられるとともにボール22を筒体21,23
の軸方向に向かつて押圧して第1の筒体21と第
2の筒体23との相対移動を規制する第3の筒体
24とから構成され、この第3の筒体24は、第
1の筒体21に形成されたフランジ状のストツパ
27と第2の筒体23のフランジ部23Cとによ
り、抜け止めされている。また、ノズル本体2は
導電性とされるとともに前記チユーブ1の布地内
に組み込まれた導線10と接続されている。その
ため、静電気除電用ノズル3から除去された静電
気は、取付部材4、ノズル本体2、導線10を通
り、図示しない消火栓等を介してアースされるよ
うになつている。
前記第2の筒体23の先端に形成された取付部
23Bには、静電気除電用ノズル3の取付リング
31およびその軸方向に沿つて形成された4本の
取付リブ32が取付けられている。この取付リブ
32には、第1図に示されるように、それぞれノ
ズル本体2の先端方向に向かつて放射状にリブ3
3が接続されている。これらのリブ33の途中に
は、ノズル本体2の軸方向と直交する方向にO字
型の補助リング34が取付けられ、この補助リン
グ34の内側にはこのリング34を補強するクロ
スリブ35が取付けられている。ここで、前記取
付リング31,取付リブ32およびリブ33によ
りフレーム30が構成され、また、このフレーム
30、補助リンブ34およびクロスリブ35は、
アルミニユーム製とされている。
このフレーム30の基端側にはノズル本体2と
近接して小径円板状の第1の篩面状部材41が、
また、その先端側、即ちリブ33の先端側には大
径円板状の第2の篩面状部材42がそれぞれノズ
ル本体2の軸方向と直交する方向に取付けられて
いる。これらの篩面状部材41,42は、アルミ
ニユーム製とされ、その篩面41A,42Aが格
子状とされている。
前記第1の篩面状部材41と第2の篩面状部材
42との間には、導電性細長部材としての直径
0.5mmのアルミニユーム製のワイヤ51が多数接
続されている。この際、各々のワイヤ51は、こ
の両端が両篩面状部材41,42の篩面41A,
42A上の任意の点で接続されている。
ここで、前述したフレーム30、補助リング3
4、クロスリブ35、第1および第2の篩面状部
材41,42およびワイヤ51により前記静電気
除電用ノズル3が構成され、このノズル3は、略
円錐台形とされている。
このような構成において、チユーブ1に取付け
られたノズル本体2の先端に、溶接等により組み
立てられた静電気除電用ノズル3を取付部材4を
介して装着する。その後、チユーブ1を介してノ
ズル本体2から流体を被噴射物に向けて噴射させ
る。
すると、流体は、第1および第2の篩面状部材
41,42、ワイヤ51等からなる静電気除電用
ノズル3に接触され、これにより、流体に帯電し
た静電気は、静電気除電用ノズル3、取付部材
4、ノズル本体2および導線10を介してアース
される。
このような本実施例によれば、第1および第2
の篩面状部材41,42、ワイヤ51等によつて
流体との接触面積を大きくできるので、除電効果
を向上させることができる。従つて、噴射された
流体に帯電する静電気に起因する可燃性ガスの爆
発を防止できる。しかも、ワイヤ51は、第1お
よび第2の篩状部材41,42間に接続されるの
で、ワイヤ51の途中にワイヤ51を緊張状態と
するための部材を不要としてノズルの構造を簡単
なものとすることができる。また、除電装置3
は、アルミニユーム製としたので、ノズルを軽量
化できる。
なお、第7図に示される検出装置60により前
記効果を確認した。この装置60は、集電式電位
測定器(春日電気株式会社製〔型式KS−525〕)
で、その具体的構成は、集電板61と測定板62
とをネオン電線63で接続し、測定板62に検出
プローブ64を対向配置し、この検出プローブ6
4に接地棒65を介してアースされた測定器66
を接続したものである。この検出装置60の集電
板61に向かつて本実施例のノズルから流体を噴
射した結果、80%の除電効果を得ることができ
た。
第3図ないし第5図には本考案の第2実施例が
示されている。
第2実施例は、静電気除電用ノズル3を複数個
に分割するとともに、分割されたノズル3の間を
連結部材で接続した点と、導電性細長部材の構造
を変えた点とが第1実施例と異なる。
即ち、第2実施例では、静電気除電用ノズル3
は複数個(図示例では4個)に分割されて除電キ
ツト3Aの集合群とされ、この除電キツト3Aの
互いに対面する端面には前記第1および第2の篩
面状部材41,42と同様の第3の篩面状部材4
3が配置され、これらの篩面状部材41,42,
43の間には導電性細長部材としての直径2〜3
mmのアルミ製の棒52が接続されたものである。
この際、前記棒52は、第1および第2実施例と
同様、その両端が篩面41A,42A,43Aの
任意の点で接続されている。前記除電キツト3A
は、連結部材70で連結され、この連結部材70
は、第5図に拡大して示されるように、一の除電
キツト3Aのリブ33に、外周に孔71Aを有す
るパイプ71がそのリブ33の長手方向に沿つて
固定され、このパイプ71には前記キツト3Aと
隣接する除電キツト3Aのリブ33に固定された
ロツド72が進退可能とされ、このロツド72に
は前記孔71Aに突没可能とされるとともにばね
73によつて突出方向に付勢される係止部材74
が設けられている。この際、係止部材74の頂部
は球形とされるとともに、前記パイプ71のロツ
ド72の入口側端部および孔71Aの周縁はテー
パ状とされてロツド72のパイプ71への進退が
スムースに行えるようになつている。
このような構成の第2実施例では、ノズル本体
2から流体を噴射するに際し、流体の噴射距離等
に応じて除電キツト3Aを連結部材70によつて
所定数連結する。この連結はロツド72をパイプ
71に進入させて行うが、これに伴つて係止部材
74はパイプ71の端部と当接するとばね73の
付勢力に抗して没入するとともに、孔71Aに位
置すると突出するので、パイプ71とロツド72
とが確実に係止される。その後、第1実施例と同
様に被噴射物に向けてノズル本体2から流体を噴
射する。噴射された流体に帯電された静電気は、
第1実施例と同様に除電される。
一方、流体の噴射が終了した後、静電気除電用
ノズル3を分割するには、係止部材74を没入さ
せてロツド72をパイプ41から抜き取つて行
う。
このような第2実施例によれば、第1実施例と
同様の効果を奏することができる他、次の効果を
も奏することができる。即ち、まず、流体の噴射
距離、流体に帯電する静電気の量等に応じて除電
キツト3Aを連結して使用できるので、作業の多
様化を図ることができる。さらに、導電性細長部
材を第1実施例に係るワイヤ51より直径の大き
な棒52としたので、第1実施例より導電性細長
部材の強度が増し、静電気除電用ノズル3の破損
を少なくすることができる。なお、第2実施例で
も第1実施例と同様に、第7図に示される装置に
より除電効果を確認する実験を行つたところ、第
1実施例と同様な結果が得られた。
第6図には本考案の第3実施例が示されてい
る。
第3実施例は、篩面状部材を一枚とし、導電性
細長部材を帯状除電箔とした点で前記第1および
第2実施例と異なる。
即ち、第3実施例では、前記フレーム30のノ
ズル本体先端側に第2の篩面状部材2が取付けら
れ、この第2の篩面状部材42にはアルミニユー
ム製の帯状除電箔53が多数本取付けられてい
る。また、篩面状部材42には前記第1および第
2実施例と異なり導電線5を介して接地用接続部
材6が接続されている。
このような構成の第3実施例では前記第1実施
例と同様に流体をノズル本体2より噴射すると、
噴射された流体に帯電された静電気は、第2の篩
面状部材42および帯状除電箔53等を介して除
電される。この際、流体の噴射力によつて帯状除
電箔53が流体の流れに沿つてたなびきながら除
電が行われる。
このような第3実施例によれば、前記第1およ
び第2実施例と同様の効果を奏することができる
他、静電気除電用ノズルの構造をより簡単にでき
るという効果をも奏することができる。また、導
電線5、接地用接続部材6を用いるので、近くに
アースできる場所があれば、手近かにアース可能
であり、さらに、チユーブ1内に導線を通す必要
がなく経済的である。なお、第3実施例でも第1
および第2実施例と同様に、第7図に示される装
置により除電効果を確認する実験を行つたとこ
ろ、第1および第2実施例と同様な結果が得られ
た。
なお、前記各実施例では、ノズル本体2と取付
部材4とをいわゆるカプラ構造により接続した
が、本考案ではこの他に、第8図に示されるよう
に、ノズル本体2を前記把持部20とこの把持部
20に取付けられるとともに雄ねじ部を有する第
1の筒体25とし、一方、取付部材4を雌ねじ部
およびフランジ部26Cを有するとともにフレー
ム30を取付ける取付部26Bを有する第2の筒
体26としたものであつて、これら第1および第
2の筒体25,26を螺合するものでもよい。こ
れによれば、前記第1の筒体25の雄ねじ部に、
従来用いられている放水ノズルの先端チツプを外
し、前記取付部材4を介して静電気除電用ノズル
を取付けられるので、経済的である。さらには、
取付部材4とノズル本体2とを溶接等により固定
するものであつてもよい。ただし、前記各実施例
のようにノズル本体2と取付部材4とをカプラ構
造により接続すれば、ノズル本体2と取付部材4
との装着が容易になるという効果がある。また、
前記篩面状部材41〜43は、格子状のものの
他、ストライプ状のもの、あるいは蜂の巣状のも
のでもよい。ただし、格子状とすれば、篩面状部
材41〜43の構造を簡易にできるとともに、流
体を効率的に接触させることができる。また、篩
面状部材41〜43は、ノズル本体2の軸方向に
交わる方向であるならば、必ずしも直交する方向
に取付けられることを要しない。また、篩面状部
材41〜43、導電性細長部材51〜53は、必
ずしもアルミニユーム製とすることを要せず、
銅、鉄等の金属性であつてもよい。さらに、静電
気除電用ノズル3の形状は円錐台形のものに限ら
ず、円柱状形、その他の形状でもよい。ただ、円
錐台形とすれば、流体は通常ノズル本体2から放
射状に噴射されるので、除電効率を良くすること
ができる。また、前記第2実施例において、連結
部材70のロツド72に、ばね73および係止部
材74を必ずしも設けることを要せず、単にロツ
ド72をパイプ71に挿入するものであつてもよ
い。ただし、前記実施例のように係止部材74等
を設ければ、パイプ71とロツド72との係止が
確実にできる。
〔考案の効果〕
前述のような本考案によれば、除電効果を向上
できるとともに、静電気除電用ノズルの構造を簡
易にできるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る第1実施例の全体斜視
図、第2図は前記実施例のノズル本体の断面図、
第3図は本考案に係る第2実施例の全体斜視図、
第4図は分割された静電気除電用ノズルの一部の
正面図、第5図は分割された静電気除電用ノズル
を連結する連結部材の断面図、第6図は本考案に
係る第3実施例の全体斜視図、第7図は本考案の
効果を確認するために用いた装置の概略構成図、
第8図はノズル本体と取付部材との接続構造の変
形例を示す断面図である。 1……チユーブ、2……ノズル本体、3……静
電気除電用ノズル、30……フレーム、41,4
2,43……篩面状部材、51,52,53……
導電性細長部材としてのワイヤ、棒、帯状導電
箔、70……連結部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 基端をチユーブに接続されたノズル本体に取
    付けられるフレームと、このフレームに前記ノ
    ズル本体の先端側でその軸方向と交わる方向に
    取付けられるとともにアースされた導電性篩面
    状部材と、この導電性篩面状部材に取付けられ
    た複数の導電性細長部材とを備えたことを特徴
    とする静電気除電用ノズル。 (2) 実用新案登録請求の範囲第(1)項において、前
    記導電性篩面状部材は、前記ノズル本体の軸方
    向に沿つて複数配置されるとともに、これらの
    導電性篩面状部材間に前記導電性細長部材が接
    続されていることを特徴とする静電気除電用ノ
    ズル。
JP8352987U 1987-05-29 1987-05-29 Expired JPH0451880Y2 (ja)

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JPS63193543U JPS63193543U (ja) 1988-12-13
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