JPH0451926Y2 - - Google Patents
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- JPH0451926Y2 JPH0451926Y2 JP1987045229U JP4522987U JPH0451926Y2 JP H0451926 Y2 JPH0451926 Y2 JP H0451926Y2 JP 1987045229 U JP1987045229 U JP 1987045229U JP 4522987 U JP4522987 U JP 4522987U JP H0451926 Y2 JPH0451926 Y2 JP H0451926Y2
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- JP
- Japan
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- drill
- locking member
- pipe
- tip
- working position
- Prior art date
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- Drilling Tools (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、例えば、水道管に分岐口を形成する
場合、特に、水道管内での水の流れを断つことな
く不断水の状態で分岐口を形成する場合等に用い
られる管周壁用穿孔装置に関する。
場合、特に、水道管内での水の流れを断つことな
く不断水の状態で分岐口を形成する場合等に用い
られる管周壁用穿孔装置に関する。
この種の管周壁用穿孔装置では、水道管に不断
水で分岐口を形成する際、分岐口形成のために切
り取つた管周壁部分が水道管内に落ちると、水道
管に介装されているバルブ部分などでその切取り
管周壁部分が詰まつたり、バルブ等が破損したり
するといつた不都合が生じる。従つて、水道管等
に不断水で分岐口を形成するにあたつては、切り
取つた管周壁部分を確実に取り出すことが肝要で
ある。
水で分岐口を形成する際、分岐口形成のために切
り取つた管周壁部分が水道管内に落ちると、水道
管に介装されているバルブ部分などでその切取り
管周壁部分が詰まつたり、バルブ等が破損したり
するといつた不都合が生じる。従つて、水道管等
に不断水で分岐口を形成するにあたつては、切り
取つた管周壁部分を確実に取り出すことが肝要で
ある。
そのため、従来においては、第8図に示すよう
に、ドリル2の回転軸芯Xを通つこのドリル2を
径方向に貫通する取付軸5aの両端に係止部5b
を連設してなる係止部材5′を、係止部5bがド
リル2の先端部近くの周面部分に形成した凹部
4′内にドリル2の回転軸芯Xに沿つた姿勢で収
容される図中二点鎖線で示す非作用姿勢と、係止
部5bがドリル2の周面から外方に突出する図中
実線で示す作用姿勢とに亘つて、前記取付軸5a
の軸芯5x′周りでの揺動による姿勢変更自在にド
リル2に枢着し、ドリル孔aを通過した後にドリ
ル2の回転に伴つて生じる遠心力で作用姿勢に変
更された係止部材5′の係止部5bを、ドリル孔
aの周縁部に係止させることにより、切り取つた
管周壁部分A1のドリル2からの離脱を阻止し
て、ドリル2と一体に切取り管周壁部分A1を取
り出す手段が講じられていた(例えば、実公昭52
−18476号公報参照)。
に、ドリル2の回転軸芯Xを通つこのドリル2を
径方向に貫通する取付軸5aの両端に係止部5b
を連設してなる係止部材5′を、係止部5bがド
リル2の先端部近くの周面部分に形成した凹部
4′内にドリル2の回転軸芯Xに沿つた姿勢で収
容される図中二点鎖線で示す非作用姿勢と、係止
部5bがドリル2の周面から外方に突出する図中
実線で示す作用姿勢とに亘つて、前記取付軸5a
の軸芯5x′周りでの揺動による姿勢変更自在にド
リル2に枢着し、ドリル孔aを通過した後にドリ
ル2の回転に伴つて生じる遠心力で作用姿勢に変
更された係止部材5′の係止部5bを、ドリル孔
aの周縁部に係止させることにより、切り取つた
管周壁部分A1のドリル2からの離脱を阻止し
て、ドリル2と一体に切取り管周壁部分A1を取
り出す手段が講じられていた(例えば、実公昭52
−18476号公報参照)。
上記のように構成された従来の管周壁用穿孔装
置は、ドリルに対して係止部材を横軸芯周りで揺
動させて係止部材の作用姿勢を切り換えるもので
あるから、例えば、実公昭51−54452号公報に示
されているように、ドリルの周面に形成され凹溝
に弾発円環状係止環を装着し、この弾発円環状係
止環自体の弾発力で、作用姿勢の切り換えと、切
り取られた幹部分の保持作用とを行うように構成
された構造のものに比べ、カツタで切り取られた
環部分の保持を、それがかなりの重量があつても
確実に行える点で有利なものである。
置は、ドリルに対して係止部材を横軸芯周りで揺
動させて係止部材の作用姿勢を切り換えるもので
あるから、例えば、実公昭51−54452号公報に示
されているように、ドリルの周面に形成され凹溝
に弾発円環状係止環を装着し、この弾発円環状係
止環自体の弾発力で、作用姿勢の切り換えと、切
り取られた幹部分の保持作用とを行うように構成
された構造のものに比べ、カツタで切り取られた
環部分の保持を、それがかなりの重量があつても
確実に行える点で有利なものである。
しかしながら、前述した従来構成による場合に
は、係止部材の姿勢変更がドリルの回転に伴つて
生じる遠心力を利用して行われるものの、この係
止部材の揺動軸芯がドリルの回転軸芯とほぼ直角
に交わる状態に配設されていたから、収容姿勢か
ら作用姿勢への姿勢変更初期において、係止部材
の一対の係止部に作用する遠心力の方向と、それ
ら係止部の揺動方向とがほぼ直交することにな
り、係止部に作用する遠心力のうち係止部を揺動
させるために用いられる分力が小さいものであつ
た。そのために、ドリルによる穿孔に伴つて発生
する切屑等が凹部に混入している場合にあつて
は、係止部材の姿勢変更が行われにくい欠点があ
つた。
は、係止部材の姿勢変更がドリルの回転に伴つて
生じる遠心力を利用して行われるものの、この係
止部材の揺動軸芯がドリルの回転軸芯とほぼ直角
に交わる状態に配設されていたから、収容姿勢か
ら作用姿勢への姿勢変更初期において、係止部材
の一対の係止部に作用する遠心力の方向と、それ
ら係止部の揺動方向とがほぼ直交することにな
り、係止部に作用する遠心力のうち係止部を揺動
させるために用いられる分力が小さいものであつ
た。そのために、ドリルによる穿孔に伴つて発生
する切屑等が凹部に混入している場合にあつて
は、係止部材の姿勢変更が行われにくい欠点があ
つた。
本考案の目的は、上記実情に鑑み、係止部材を
ドリルに対して、横軸芯周りでの揺動により姿勢
切り換え自在に装着した管周壁用穿孔装置におい
て、前記係止部材の姿勢変更を確実に行うことの
できる管周壁用穿孔装置を提供することにある。
ドリルに対して、横軸芯周りでの揺動により姿勢
切り換え自在に装着した管周壁用穿孔装置におい
て、前記係止部材の姿勢変更を確実に行うことの
できる管周壁用穿孔装置を提供することにある。
上記目的を達成するために講じた本考案の技術
手段は、駆動回転軸の端部に、管周壁を孔開け可
能な穿孔案内用のドリルと、ドリル孔周りの管周
壁部分を回転軸芯方向視において円形に切り取る
王冠状のカツタとを、ドリルの先端がカツタより
も突出する状態に装着してある管周壁用穿孔装置
において、下記[イ]〜[ハ]に記載の構成を備
えたことである。
手段は、駆動回転軸の端部に、管周壁を孔開け可
能な穿孔案内用のドリルと、ドリル孔周りの管周
壁部分を回転軸芯方向視において円形に切り取る
王冠状のカツタとを、ドリルの先端がカツタより
も突出する状態に装着してある管周壁用穿孔装置
において、下記[イ]〜[ハ]に記載の構成を備
えたことである。
[イ] 前記ドリルの先端部近くの周面部分に
は、切片脱落防止用の係止部材を前記ドリルの
回転軸芯に沿つた姿勢で収容する凹部を形成し
てある。
は、切片脱落防止用の係止部材を前記ドリルの
回転軸芯に沿つた姿勢で収容する凹部を形成し
てある。
[ロ] 前記切片脱落防止用の係止部材は、前記
凹部内に収容された非作用姿勢と、ドリルの周
面よりも外方に突出して前記ドリル孔の周縁部
にドリル先端側から係止する作用姿勢とに姿勢
切り換え自在に、ドリル先端部近くの周面に、
横軸芯周りで揺動自在に枢着してある。
凹部内に収容された非作用姿勢と、ドリルの周
面よりも外方に突出して前記ドリル孔の周縁部
にドリル先端側から係止する作用姿勢とに姿勢
切り換え自在に、ドリル先端部近くの周面に、
横軸芯周りで揺動自在に枢着してある。
[ハ] 前記係止部材の揺動中心となる横軸芯
は、その延長線が前記ドリルの回転軸芯と交差
しないように、ドリルの回転軸芯から所定距離
半径方向外方側に偏した箇所でドリルを径方向
に横切るように位置設定されている。
は、その延長線が前記ドリルの回転軸芯と交差
しないように、ドリルの回転軸芯から所定距離
半径方向外方側に偏した箇所でドリルを径方向
に横切るように位置設定されている。
つまり、係止部材はドリルの凹部に収容された
非作用姿勢においてドリルの回転軸芯方向に沿つ
ており、この回転軸芯に対して、係止部材の揺動
中心となる横軸芯の延長線が前記ドリルの回転軸
芯と交差しないように、前記横軸芯が半径方向外
方側に偏して位置設定されているから、係止部材
の揺動方向がドリルの回転軸芯から放射方向に作
用する遠心力の作用方向に沿う状態となり、係止
部材の揺動中心となる横軸芯がドリルの回転軸芯
とほぼ直交する状態で交わるように設けられてい
た従来の構成に比して、係止部材の非作用姿勢か
ら作用姿勢への姿勢変更初期において、係止部材
に作用する遠心力のうちのより多くの分力を、係
止部材の姿勢変更のために作用させられる。
非作用姿勢においてドリルの回転軸芯方向に沿つ
ており、この回転軸芯に対して、係止部材の揺動
中心となる横軸芯の延長線が前記ドリルの回転軸
芯と交差しないように、前記横軸芯が半径方向外
方側に偏して位置設定されているから、係止部材
の揺動方向がドリルの回転軸芯から放射方向に作
用する遠心力の作用方向に沿う状態となり、係止
部材の揺動中心となる横軸芯がドリルの回転軸芯
とほぼ直交する状態で交わるように設けられてい
た従来の構成に比して、係止部材の非作用姿勢か
ら作用姿勢への姿勢変更初期において、係止部材
に作用する遠心力のうちのより多くの分力を、係
止部材の姿勢変更のために作用させられる。
特に、係止部材を、その非作用姿勢から作用姿
勢への揺動方向がドリルの軸芯を通る径方向に一
致する状態に設けた場合は、係止部材に作用する
遠心力の殆ど全てをその姿勢変更のために用いる
ことができ、係止部材の姿勢変更を大きな力で行
える。
勢への揺動方向がドリルの軸芯を通る径方向に一
致する状態に設けた場合は、係止部材に作用する
遠心力の殆ど全てをその姿勢変更のために用いる
ことができ、係止部材の姿勢変更を大きな力で行
える。
その結果、横軸芯周りでの揺動により姿勢変更
される係止部材を、スムースに非作用姿勢から作
用姿勢に姿勢変更させることができるようになつ
た。しかも、姿勢変更のために従来より大きな力
を用いることができることで、凹部への多少の切
屑等の混入に拘らず係止部材の姿勢変更を行うこ
とができるようになつた。
される係止部材を、スムースに非作用姿勢から作
用姿勢に姿勢変更させることができるようになつ
た。しかも、姿勢変更のために従来より大きな力
を用いることができることで、凹部への多少の切
屑等の混入に拘らず係止部材の姿勢変更を行うこ
とができるようになつた。
従つて、全体として、係止部材を確実に作用姿
勢に姿勢変更して、切り取つた管周壁部分をドリ
ルから離脱することなく確実に取り出すことがで
きる作業性に優れた管周壁用穿孔装置にできた。
勢に姿勢変更して、切り取つた管周壁部分をドリ
ルから離脱することなく確実に取り出すことがで
きる作業性に優れた管周壁用穿孔装置にできた。
以下、図面に基づいて、本考案の実施例を説明
する。
する。
本考案による管周壁用穿孔装置は、第6図に示
すように、水道管の周壁Aに、分岐管Bを接続す
るための分岐口Cを形成する場合等に用いられる
ものである。
すように、水道管の周壁Aに、分岐管Bを接続す
るための分岐口Cを形成する場合等に用いられる
ものである。
この管周壁用穿孔装置は、第1図ないし第4図
に示すように、モータ等で駆動される駆動回転軸
1の端部に、管周壁Aに孔開け可能な穿孔案内用
のドリル2と、このドリル2によつて穿孔された
ドリル孔a周りの管周壁部分A1を回転軸芯X方
向視において円形に切り取る王冠状のカツタ3と
を、ドリル2の先端がカツタ3よりも突出する状
態に固着して構成されている。
に示すように、モータ等で駆動される駆動回転軸
1の端部に、管周壁Aに孔開け可能な穿孔案内用
のドリル2と、このドリル2によつて穿孔された
ドリル孔a周りの管周壁部分A1を回転軸芯X方
向視において円形に切り取る王冠状のカツタ3と
を、ドリル2の先端がカツタ3よりも突出する状
態に固着して構成されている。
前記ドリル2の先端部分には、第4図に示すよ
うに、ドリル2の周方向に90°づつ位相を異なら
せて4つの凹部4が形成されている。4つの凹部
4のうち、互いに180°づつ位相を異ならせて対向
する一対の凹部4どうしを組にして、それら2組
の凹部対を、ドリル2の回転軸芯X方向に位置を
異ならせて設けてある。
うに、ドリル2の周方向に90°づつ位相を異なら
せて4つの凹部4が形成されている。4つの凹部
4のうち、互いに180°づつ位相を異ならせて対向
する一対の凹部4どうしを組にして、それら2組
の凹部対を、ドリル2の回転軸芯X方向に位置を
異ならせて設けてある。
各凹部4には、ドリル2の回転軸芯Xに沿つた
姿勢で収容される切片脱落防止用の係止部材5が
各別に設けられている。各係止部材5は、夫々、
ビス7によりそのドリル先端側の横軸芯5x周り
での揺動自在に枢着されており、第1図及び第2
図に示す凹部4内へ収容された非作用姿勢と、ド
リル2の周面から突出する第3図に示す作用姿勢
とに、揺動により姿勢変更できるように構成され
ている。
姿勢で収容される切片脱落防止用の係止部材5が
各別に設けられている。各係止部材5は、夫々、
ビス7によりそのドリル先端側の横軸芯5x周り
での揺動自在に枢着されており、第1図及び第2
図に示す凹部4内へ収容された非作用姿勢と、ド
リル2の周面から突出する第3図に示す作用姿勢
とに、揺動により姿勢変更できるように構成され
ている。
そして、この係止部材5は、ドリル孔a通過後
にドリル2の回転に伴う遠心力によつて非作用姿
勢から作用姿勢に姿勢変更され、その作用姿勢に
おいて、第3図及び第5図ニに示すように、ドリ
ル2が穿孔したドリル孔aの周縁部にドリル先端
側から係止し、カツタ3が切除した管周壁部分を
ドリル2とともに除去するように構成されてい
る。
にドリル2の回転に伴う遠心力によつて非作用姿
勢から作用姿勢に姿勢変更され、その作用姿勢に
おいて、第3図及び第5図ニに示すように、ドリ
ル2が穿孔したドリル孔aの周縁部にドリル先端
側から係止し、カツタ3が切除した管周壁部分を
ドリル2とともに除去するように構成されてい
る。
第1図ないし第4図に示すように、各係止部材
5の揺動中心となる横軸芯5xは、その延長線が
前記ドリル2の回転軸芯Xと交差しないように、
ドリル2の回転軸芯Xから所定距離半径方向外方
側に偏した箇所でドリル2を径方向に横切るよう
に位置設定されている。そして、各係止部材5
は、その非作用姿勢からの揺動開始方向が、ドリ
ル2の回転軸芯Xを通る径方向に一致するように
設けられている。
5の揺動中心となる横軸芯5xは、その延長線が
前記ドリル2の回転軸芯Xと交差しないように、
ドリル2の回転軸芯Xから所定距離半径方向外方
側に偏した箇所でドリル2を径方向に横切るよう
に位置設定されている。そして、各係止部材5
は、その非作用姿勢からの揺動開始方向が、ドリ
ル2の回転軸芯Xを通る径方向に一致するように
設けられている。
従つて、係止部材5を姿勢変更させるために、
ドリル2の回転に伴つて生じる遠心力の殆ど全て
を用いることができ、しかも、係止部材5の横軸
芯5xがドリル2の回転軸芯Xから変位している
から、大きな遠心力を係止部材5に作用させるこ
とができ、それらによつて、係止部材5を、スム
ースに、かつ、確実に姿勢変更させることができ
るのである。
ドリル2の回転に伴つて生じる遠心力の殆ど全て
を用いることができ、しかも、係止部材5の横軸
芯5xがドリル2の回転軸芯Xから変位している
から、大きな遠心力を係止部材5に作用させるこ
とができ、それらによつて、係止部材5を、スム
ースに、かつ、確実に姿勢変更させることができ
るのである。
第1図ないし第3図に示すように、各係止部材
5は、その揺動端部分5Aを大きく形成してあ
り、また、その重心が、夫々の横軸芯5xよりも
ドリル2の外周側に位置するように形成されてい
る。従つて、ドリル2が図示のように立姿勢にあ
るときには、各係止部材5は、ドリル2が回転し
ていない状態でも、自重で揺動して非作用姿勢か
ら作用姿勢に姿勢変更することができ、この構成
によつても、姿勢変更を用意ならしめている。
5は、その揺動端部分5Aを大きく形成してあ
り、また、その重心が、夫々の横軸芯5xよりも
ドリル2の外周側に位置するように形成されてい
る。従つて、ドリル2が図示のように立姿勢にあ
るときには、各係止部材5は、ドリル2が回転し
ていない状態でも、自重で揺動して非作用姿勢か
ら作用姿勢に姿勢変更することができ、この構成
によつても、姿勢変更を用意ならしめている。
さらに、各凹部4において、非作用姿勢におけ
る係止部材5の揺動端部分5Aの背部に、ゴム製
のクツシヨン材8を付設してある。そして、第1
図及び第2図に示すように、ドリル孔aの穿孔が
未だ行われていないときのドリル2には、揺動端
部分5Aによる当接押圧でクツシヨン材8が若干
弾性変形された状態で各係止部材5を収容位置に
保持するように係止部材5に被冠するスリーブ6
が、ドリル2によるドリル孔aの穿孔に伴つてド
リル孔aの周縁部に当接することにより回転軸芯
X方向にスライドして係止部材5に対する被冠を
解除可能な状態で、外嵌されている。
る係止部材5の揺動端部分5Aの背部に、ゴム製
のクツシヨン材8を付設してある。そして、第1
図及び第2図に示すように、ドリル孔aの穿孔が
未だ行われていないときのドリル2には、揺動端
部分5Aによる当接押圧でクツシヨン材8が若干
弾性変形された状態で各係止部材5を収容位置に
保持するように係止部材5に被冠するスリーブ6
が、ドリル2によるドリル孔aの穿孔に伴つてド
リル孔aの周縁部に当接することにより回転軸芯
X方向にスライドして係止部材5に対する被冠を
解除可能な状態で、外嵌されている。
そして、このスリーブ6による係止部材5に対
する被冠が解除されれば、係止部材5は、クツシ
ヨン材8の弾性復元力により押圧されて揺動を開
始し、非作用姿勢から作用姿勢への姿勢変更が容
易に行われるようになつている。
する被冠が解除されれば、係止部材5は、クツシ
ヨン材8の弾性復元力により押圧されて揺動を開
始し、非作用姿勢から作用姿勢への姿勢変更が容
易に行われるようになつている。
また、上述のように、係止部材5をスリーブ6
によつてクツシヨン材8の弾性復元力に抗して被
冠しておくことで、ドリルの回転によつて係止部
材5が振動して騒音が生じたりすることを防止し
ている。
によつてクツシヨン材8の弾性復元力に抗して被
冠しておくことで、ドリルの回転によつて係止部
材5が振動して騒音が生じたりすることを防止し
ている。
次に、この管周壁用穿孔装置による管の周壁A
に対する分岐口Cの穿孔工程を説明する。
に対する分岐口Cの穿孔工程を説明する。
第5図イに示すように、未だドリル2によるド
リル孔aの穿孔が行われていないときには、上述
したように、ドリル2にはスリーブ6が外嵌され
ていて、このスリーブ6に被冠されることで、4
つの係止部材5は何れも凹部4内に収容された状
態に保持されている。
リル孔aの穿孔が行われていないときには、上述
したように、ドリル2にはスリーブ6が外嵌され
ていて、このスリーブ6に被冠されることで、4
つの係止部材5は何れも凹部4内に収容された状
態に保持されている。
ドリル2によつて管の周壁Aにドリル孔aが形
成された後、このドリル孔aにドリル2が嵌合す
ることで位置決めされた状態で、第5図ロに示す
ように、王冠状のカツタ3によるドリル孔a周り
の管周壁部分A1の切取りが開始される。
成された後、このドリル孔aにドリル2が嵌合す
ることで位置決めされた状態で、第5図ロに示す
ように、王冠状のカツタ3によるドリル孔a周り
の管周壁部分A1の切取りが開始される。
カツタ3による分岐口Cが穿孔が進むにつれ
て、スリーブ6は、その先端側端縁がドリル孔a
の周縁部に当接して押圧されることでドリル2に
対して後退するようにスライドし、スリーブ6に
よる被冠が軸芯方向一端側から徐々に解除され
る。そして、第5図ハに示すように、係止部材5
がドリル孔aを通過したとき、ドリル2の回転で
生じた遠心力により、前述したように、係止部材
5が作用姿勢に姿勢変更される。
て、スリーブ6は、その先端側端縁がドリル孔a
の周縁部に当接して押圧されることでドリル2に
対して後退するようにスライドし、スリーブ6に
よる被冠が軸芯方向一端側から徐々に解除され
る。そして、第5図ハに示すように、係止部材5
がドリル孔aを通過したとき、ドリル2の回転で
生じた遠心力により、前述したように、係止部材
5が作用姿勢に姿勢変更される。
カツタ3による分岐口Cの穿孔が完了すれば、
駆動回転軸1を引き上げることにより、作用姿勢
の係止部材5が、ドリル孔aの周縁部にドリル先
端側から係止する。これにより、切り取られた管
周壁部分A1のドリル2からの離脱が阻止され、
第5図ニに示すように、この管周壁部分A1をド
リル2とともに取り出すことができる。
駆動回転軸1を引き上げることにより、作用姿勢
の係止部材5が、ドリル孔aの周縁部にドリル先
端側から係止する。これにより、切り取られた管
周壁部分A1のドリル2からの離脱が阻止され、
第5図ニに示すように、この管周壁部分A1をド
リル2とともに取り出すことができる。
なお、この実施例で説明した管周壁用穿孔装置
において、係止部材5をドリル2の周方向に90°
づつ位相を異ならせて4個設けてあるのは、第5
図イないしニで説明したような管周壁Aの上面に
分岐口Cを形成する場合の他、管周壁Aの側面に
分岐口Cを形成するといつた穿孔作業を行う場合
においても、切り取つた管周壁部分A1を同じよ
うに確実に取り出すためである。
において、係止部材5をドリル2の周方向に90°
づつ位相を異ならせて4個設けてあるのは、第5
図イないしニで説明したような管周壁Aの上面に
分岐口Cを形成する場合の他、管周壁Aの側面に
分岐口Cを形成するといつた穿孔作業を行う場合
においても、切り取つた管周壁部分A1を同じよ
うに確実に取り出すためである。
即ち、第7図に示すように、側方から穿孔が行
われた場合でも、周方向に4個設けられた係止部
材5のうちの少なくとも何れか1個、或いは、2
個が作用姿勢に姿勢変更されてドリル孔aの周縁
部に当接し、切り取られた管周壁部分A1をドリ
ル2とともに取り出すことができるのである。
われた場合でも、周方向に4個設けられた係止部
材5のうちの少なくとも何れか1個、或いは、2
個が作用姿勢に姿勢変更されてドリル孔aの周縁
部に当接し、切り取られた管周壁部分A1をドリ
ル2とともに取り出すことができるのである。
そして、このような管Aの側面の穿孔時の管周
壁部分A1の脱落防止のためには、係止部材5
を、ドリル2の周方向にほぼ等しい位相差をもつ
て少なくとも3個以上設けておけばよいが、本考
案を実施するにあたつては、係止部材5を1個の
み或いは2個のみ設けてもよく、要するに、係止
部材5の個数は不問である。
壁部分A1の脱落防止のためには、係止部材5
を、ドリル2の周方向にほぼ等しい位相差をもつ
て少なくとも3個以上設けておけばよいが、本考
案を実施するにあたつては、係止部材5を1個の
み或いは2個のみ設けてもよく、要するに、係止
部材5の個数は不問である。
また、先の実施例では、第4図に示すように
180°の位相差を以て設けられた一対の係止部材5
どうしを組にして、2組の係止部材5の対を、第
3図に示すようにドリル2の回転軸芯Xに沿う方
向での位置を異ならせて設けた、つまり、第3図
に実線で示される一対の係止部材5の横軸芯5X
を、同図に点線で示される係止部材5の横軸芯5
Xよりも図示の状態でやや上方に位置するように
構成したものを説明した。ドリル2に係止部材5
を収容するための凹部4を形成することによりド
リル2の強度低下を少なくするためには、上述の
ように、係止部材5の対を、ドリル2の回転軸芯
Xに沿う方向での位置を異ならせて構成すること
が好ましいが、本考案を実施するにあたつて、各
係止部材5をドリル2の回転軸芯Xに沿う方向で
の位置を異ならせることなく、ドリル2の回転軸
芯Xに沿う方向での同じ高さ位置に設けてもよ
い。
180°の位相差を以て設けられた一対の係止部材5
どうしを組にして、2組の係止部材5の対を、第
3図に示すようにドリル2の回転軸芯Xに沿う方
向での位置を異ならせて設けた、つまり、第3図
に実線で示される一対の係止部材5の横軸芯5X
を、同図に点線で示される係止部材5の横軸芯5
Xよりも図示の状態でやや上方に位置するように
構成したものを説明した。ドリル2に係止部材5
を収容するための凹部4を形成することによりド
リル2の強度低下を少なくするためには、上述の
ように、係止部材5の対を、ドリル2の回転軸芯
Xに沿う方向での位置を異ならせて構成すること
が好ましいが、本考案を実施するにあたつて、各
係止部材5をドリル2の回転軸芯Xに沿う方向で
の位置を異ならせることなく、ドリル2の回転軸
芯Xに沿う方向での同じ高さ位置に設けてもよ
い。
さらに、本考案を実施するにあたつて、スリー
ブ6により係止部材5を被冠する構成を省略して
もよい。即ち、ドリル孔6穿孔前に係止部材5が
作用姿勢になつていても、ドリル2がドリル孔a
を通過する際に、係止部材5がドリル孔aの周縁
部に当接することで揺動されて一旦非作用姿勢に
姿勢変更され、その後、ドリル孔aを通過した後
に、再び、ドリル2の回転により生じる遠心力で
作用姿勢に変更されるからである。
ブ6により係止部材5を被冠する構成を省略して
もよい。即ち、ドリル孔6穿孔前に係止部材5が
作用姿勢になつていても、ドリル2がドリル孔a
を通過する際に、係止部材5がドリル孔aの周縁
部に当接することで揺動されて一旦非作用姿勢に
姿勢変更され、その後、ドリル孔aを通過した後
に、再び、ドリル2の回転により生じる遠心力で
作用姿勢に変更されるからである。
また、クツシヨン材8に替えてスプリング等の
付勢機構を設けてもよく、さらに、そのような付
勢機構を省略してもよい。
付勢機構を設けてもよく、さらに、そのような付
勢機構を省略してもよい。
係止部材5の形状等は適宜変更可能で、例え
ば、コの字状のものでその一対の腕が揺動するも
のであつてもよい。また、係止部材5の重心は必
ずしも横軸芯5xよりドリル2の外方側に位置し
ていなくてもよい。
ば、コの字状のものでその一対の腕が揺動するも
のであつてもよい。また、係止部材5の重心は必
ずしも横軸芯5xよりドリル2の外方側に位置し
ていなくてもよい。
なお、本考案による管周壁用穿孔装置の穿孔対
象となる管としては、水道管の他、各種の液体や
気体を輸送するための管、例えば、ガス管等が挙
げられる。
象となる管としては、水道管の他、各種の液体や
気体を輸送するための管、例えば、ガス管等が挙
げられる。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
第1図ないし第7図は本考案に係る管周壁用穿
孔装置の実施例を示し、第1図は係止部材の非作
用姿勢におけるドリル先端の縦断面図、第2図は
係止部材の非作用姿勢におけるドリル先端の一部
切欠側面図、第3図は係止部材の作用姿勢におけ
るドリル先端の縦断面図、第4図はドリル先端の
横断面図、第5図イないしニは穿孔工程を示す断
面図、第6図は水道管の一部切欠図、第7図はド
リルが水平状態にあるときの横断面図である。第
8図は従来例を示す斜視図である。 1……駆動回転軸、2……ドリル、3……カツ
タ、4……凹部、5……係止部材、5x……横軸
芯、A……管周壁、X……回転軸芯、a……ドリ
ル孔。
孔装置の実施例を示し、第1図は係止部材の非作
用姿勢におけるドリル先端の縦断面図、第2図は
係止部材の非作用姿勢におけるドリル先端の一部
切欠側面図、第3図は係止部材の作用姿勢におけ
るドリル先端の縦断面図、第4図はドリル先端の
横断面図、第5図イないしニは穿孔工程を示す断
面図、第6図は水道管の一部切欠図、第7図はド
リルが水平状態にあるときの横断面図である。第
8図は従来例を示す斜視図である。 1……駆動回転軸、2……ドリル、3……カツ
タ、4……凹部、5……係止部材、5x……横軸
芯、A……管周壁、X……回転軸芯、a……ドリ
ル孔。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 駆動回転軸1の端部に、管周壁Aを孔開け可
能な穿孔案内用のドリル2と、ドリル孔a周り
の管周壁部分A1を回転軸芯X方向視において
円形に切り取る王冠状のカツタ3とを、ドリル
2の先端がカツタ3よりも突出する状態に装着
してあるとともに、下記[イ]〜[ハ]に記載
の構成を備えている管周壁用穿孔装置。 [イ] 前記ドリル2の先端部近くの周面部分
には、切片脱落防止用の係止部材5を前記ド
リル2の回転軸芯Xに沿つた姿勢で収容する
凹部4を形成してある。 [ロ] 前記切片脱落防止用の係止部材5は、
前記凹部4内に収容された非作用姿勢と、ド
リル2の周面よりも外方に突出して前記ドリ
ル孔aの周縁部にドリル先端側から係止する
作用姿勢とに姿勢切り換え自在に、ドリル2
先端部近くの周面に、横軸芯5X周りで揺動
自在に枢着してある。 [ハ] 前記係止部材5の揺動中心となる横軸
芯5Xは、その延長線が前記ドリル2の回転
軸芯Xと交差しないように、ドリル2の回転
軸芯Xから所定距離半径方向外方側に偏した
箇所でドリル2を径方向に横切るように位置
設定されている。 2 前記係止部材5が、前記ドリル2の周方向に
ほぼ等しい位相差をもつて3個以上設けられた
ものである実用新案登録請求の範囲第1項に記
載の管周壁用穿孔装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987045229U JPH0451926Y2 (ja) | 1987-03-26 | 1987-03-26 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987045229U JPH0451926Y2 (ja) | 1987-03-26 | 1987-03-26 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63151206U JPS63151206U (ja) | 1988-10-05 |
| JPH0451926Y2 true JPH0451926Y2 (ja) | 1992-12-07 |
Family
ID=30863779
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987045229U Expired JPH0451926Y2 (ja) | 1987-03-26 | 1987-03-26 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0451926Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2555997Y2 (ja) * | 1992-08-31 | 1997-11-26 | 東京瓦斯株式会社 | 管用穿孔機の切断片ストッパ装置 |
| JP5637597B2 (ja) * | 2010-11-24 | 2014-12-10 | スターテクノ株式会社 | タンク孔開け装置 |
| JP5656217B2 (ja) * | 2010-11-30 | 2015-01-21 | スターテクノ株式会社 | タンク孔開け装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5154452U (ja) * | 1974-10-14 | 1976-04-26 |
-
1987
- 1987-03-26 JP JP1987045229U patent/JPH0451926Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63151206U (ja) | 1988-10-05 |
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