JPH0451946Y2 - - Google Patents

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JPH0451946Y2
JPH0451946Y2 JP11402387U JP11402387U JPH0451946Y2 JP H0451946 Y2 JPH0451946 Y2 JP H0451946Y2 JP 11402387 U JP11402387 U JP 11402387U JP 11402387 U JP11402387 U JP 11402387U JP H0451946 Y2 JPH0451946 Y2 JP H0451946Y2
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JP
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seal ring
diameter
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circumferential groove
fitting
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JP11402387U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ダンパにおけるピストン等のワーク
の外周に形成された円周溝にシールリングを嵌入
するシールリング組付装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のシールリング組付装置としては、例えば
実開昭47−11868号公報に開示されているように、
ワークであるエンジンのピストンにシールリング
としてのピストンリングを組み付ける装置が知ら
れている。
この装置は、ピストンリングの合口の幅に形成
されたくびれ部、およびくびれ部の下方に設けら
れたテーパ部を有する案内治具と、ピストンリン
グを押し下げる押下げ手段とを備えている。
ピストンリングをピストンに組みつけるときに
は、まず、ピストンリングを上記くびれ部から案
内治具に挿入する。次に、挿入されたピストンリ
ングを、押下げ手段により押下げ、案内治具のテ
ーパ部に倣つて拡径させ、ピストンの外周に形成
された円周溝に嵌入するようになつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来のシールリング組付装置では、押下げ
手段は、シールリングを水平に保つたまま押し下
げるために、シールリングの合口を境とする両端
部が同時にワークの円周溝に嵌入しようとする。
ところが、シールリングにおける合口が斜めに
形成されている場合には、シールリングの両端部
が円周溝に嵌入するタイミングによつて互いに干
渉し、円周溝に収まらないことがある。
また、シールリングがテフロン等の樹脂から成
つている場合、拡径したときの拡径反力が小さい
ために、円周溝に嵌入しようとする力が弱い。そ
れゆえ、円周溝の全周にわたつてシールリングが
確実に嵌入せず、シールリングの一部がワークの
円周溝からはみ出すことが多くなりがちであると
いう問題点を有している。
特に近年、組立てラインの自動化が進むことに
より、シールリング組み付け後の工程も無人化さ
れて人手による検査が行われないこともある。こ
のような場合には、上記のようにシールリングの
一部がワークの円周溝からはみ出していたりする
と、次工程で、シールリングやワーク、さらには
組立てラインを構成する装置を損傷する虞れも生
じる。そのために、一層、確実にシールリングを
ワークの円周溝に嵌入することが必要とされてい
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案に係るシールリング組付装置は、上記の
問題点を解決するために、円形の外周形状を有す
るワークに形成された円周溝に、合口を有し、拡
径可能なシールリングを嵌入するシールリング組
付装置において、少なくとも上記シールリングに
おける縮径時の内径よりも小さい外径の小径端部
と、少なくともワークにおけるシールリング挿入
側端部の外径よりも大きな外径の大径端部とを有
し、ワークの端部に取り付けられるテーパ状の案
内治具と、上記シールリングをワークの軸心方向
に押し、案内治具のテーパ面に倣つて拡径させる
拡径手段と、拡径されたシールリングの一端部を
押してワークの円周溝に嵌入させる嵌入手段と、
この嵌入手段をワークの軸心回りに回動させる回
動手段とを備えたことを特徴としている。
〔作用〕
上記の構成により、シールリングをワークの円
周溝に嵌入させるときには、まず、シールリング
を案内治具の小径端部側に配し、拡径手段によつ
て大径端部側に押しながら拡径するとともに、ワ
ークに形成された円周溝の近傍に移動させる。次
に、シールリングの一端部だけを嵌入手段によつ
てワークの円周溝側に押し、嵌入させる。
このとき、シールリングの他端部は、円周溝の
近傍に止まつているので、嵌入手段によつて押さ
れた端部は、他端部と干渉することなく、確実に
円周溝に嵌入する。
そこで、回動手段によつて嵌入手段を回動させ
ると、シールリングは、ワークの円周溝に嵌入し
た端部の近傍から、徐々に嵌入手段によつてワー
クの円周溝側に押される。それゆえ、シールリン
グは、少しづつワークの円周溝に嵌入し、嵌入手
段が1回転したときには、円周溝の全周にわたり
シールリングが確実に嵌入する。
〔実施例〕
本考案の一実施例を第1図ないし第4図に基づ
いて説明すれば、以下の通りである。
ワークであるピストン11は、第1図に示すよ
うに、円形の外周形状を有し、その外周には、円
周溝11a,11bが形成されている。上記円周
溝11aに嵌入されるシールリング12はテフロ
ン樹脂から成り、第4図に示すように円環形状を
成し、合口12aが斜めに形成されて拡径可能に
なつている。
上記ピストン11を案内する案内治具13は、
小径端部がシールリング12の縮径時の内径より
も小さな外径に設定される一方、大径端部がピス
トン11におけるシールリング12挿入端部側の
外径よりも大きな外径に設定されたテーパ形状を
成している。また、案内治具13の大径端部側に
はピストン11の頂部と嵌合する凹部13aが形
成されるとともに、中心に貫通孔12bが設けら
れている。
一方、シールリング12をピストン11の軸心
方向に押し、案内治具13のテーパ面に倣つて拡
径させる拡径手段15は、ガイドロツド14を備
え、このガイドロツド14が上記案内治具13に
設けられた貫通孔13bに挿通されることによ
り、拡径手段15の軸心とピストン11の軸心と
が一致するようになつている。
上記案内ロツド14が取り付けられるハウジン
グ16は、上端が塞がれた略円筒形状を成し、下
端部には、フランジ状部16aが形成されてい
る。このフランジ状部16aの内周には、第2図
に示すように、円周溝16bが形成されている。
円周溝16bには、3つの部分円環形状を成
し、ハウジング16の上下動に伴つてシールリン
グ12を下方に押すシールリング押し部材17…
…がハウジング16における半径方向に摺動自在
に嵌め込まれている。シールリング押し部材17
……は、それぞれ、ハウジング16における円周
溝16bの周壁との間に設けられたスプリング1
8……によつてハウジング16の中心軸方向に付
勢されている。
また、シールリング押し部材17……には、そ
れぞれ、ハウジング16における円周溝16bの
周壁に形成された貫通孔16cに挿通されるスト
ツパピン19……が取り付けられ、シールリング
押し部材17……における、ハウジング16の中
心方向位置が規制されるようになつている。
上記ハウジング16には、さらに、ピストンロ
ツド20aの先端部が、ハウジング16における
円周溝16b内部に位置し、ワークであるピスト
ン11の軸心と平行な作動するエアシリンダ20
が設けられている。ピストンロツド20aには、
シールリング12の一端部を押してピストン11
の円周溝11aに嵌入させる嵌入手段21が取り
付けられている。
一方、拡径手段15は、回動手段22における
回動部22aの下面に取り付けられ、ピストン1
1の軸心回りに回動するようになつている。ま
た、回動手段22に図示しないハンドリングロボ
ツト等に取り付けられ、拡径手段15とともに上
下動されるようになつている。
上記の構成において、まず、ピストン11の頂
部と案内治具13の凹部13aとが嵌合するよう
に、ピストン11上に案内治具13を載置する。
この案内治具13の小径端部側には、シールリン
グ12における端部12bが、拡径手段15にお
ける嵌入手段21の直下にくるように、シールリ
ング12を配する。
次に、拡径手段15を回動手段22とともに下
降させると、拡径手段15のガイドロツド14
は、案内治具13に設けられた貫通孔13bに嵌
入する。そこで拡径手段15は、拡径手段15の
軸心とピストン11の軸心とが一致するように下
降する。
一方、シールリング押し部材17……はスプリ
ング18……によつて拡径手段15の中心軸方向
に付勢されている。それゆえ、シールリング押し
部材17……は常に案内治具13のテーパ面に当
接し、拡径手段15の下降に伴つて、第3図に示
すように、スプリング18……の付勢力に抗しな
がら、案内治具13のテーパ面に倣つて外方に広
がる。
シールリング12は、上記シールリング押し部
材17……に押されて下方に移動するとともに、
シールリング押し部材17……と同様に案内治具
13のテーパ面に倣つて拡径される。拡径手段1
5は、シールリング12がピストン11に形成さ
れた円周溝11aの近傍に達したところで停止さ
せる。
そこで、エアシリンダ20を前進駆動させる
と、シールリング12の端部12bは嵌入手段2
1によつて押し下げられ、シールリング12に蓄
勢された拡径反力によつてピストン11の円周溝
11aに嵌入する。このとき、シールリング12
の端部12bだけが、嵌入手段21によつて押し
下げられるので、端部12bと端部12cとの間
に干渉が生じたりすることはなく、端部12bは
確実に円周溝11aに嵌入する。
次に、回動手段22によつて拡径手段15とと
もに嵌入手段21を上方から見て反時計方向に回
動させる。すると、シールリング12は、端部1
2bの近傍から徐々に嵌入手段21と滑り接触し
ながら下方に押され、少しずつピストン11の円
周溝11aに嵌入する。
拡径手段15および嵌入手段21が1回転する
と、円周溝11aの全周にわたり、シールリング
12が嵌入する。特にシールリング12の端部1
2cは最後に嵌入するので、シールリング12の
他の部分と干渉したりして円周溝11aからはみ
出したりすることはない。
なお、本実施例においてはシールリング押し部
材17……の下面はいずれも水平を保つてシール
リング12を押下げ、後に端部12bを嵌入手段
21によつて押し下げる構成について示したが、
これに限らず、嵌入手段21はあらかじめシール
リング押し部材17……の下面よりも下がつた位
置に設定してもよいし、また、シールリング押し
部材17……の下面が螺旋状になるように形成さ
せてもよい。
また、シールリングを組み付けるワークとして
はピストンを上げたが、これに限らず、溝にシー
ルを組みけるものであれば適用することができ
る。
また、シールリングの合口が斜めである場合
や、材質がテフロン等の樹脂などである場合に
は、特に本考案の効果が顕著に得られるが、これ
に限らず、例えばエンジンのピストンリングな
ど、合口が軸心方向のものや材質が弾性の大きい
金属等であつても同様の効果を得ることができ
る。
〔考案の効果〕
本考案に係るシールリング組付装置は、以上の
ように、円形の外周形状を有するワークに形成さ
れた円周溝に、合口を有し、拡径可能なシールリ
ングを嵌入するシールリング組付装置において、
少なくとも上記シールリングにおける縮径時の内
径よりも小さい外径の小径端部と、少なくともワ
ークにおけるシールリング挿入側端部の外径より
も大きな外径の大径端部とを有し、ワークの端部
に取り付けられるテーパ状の案内治具と、上記シ
ールリングをワークの軸心方向に押し案内治具の
テーパ面に倣つて拡径させる拡径手段と、拡径さ
れたシールリングの一端部を押してワークの円周
溝に嵌入させる嵌入手段と、この嵌入手段をワー
クの軸心回りに回動させる回動手段とを備えた構
成である。
これにより、シールリングをワークの円周溝に
嵌入させるときは、まず、シールリングを案内治
具の小径端部側に配し、拡径手段により大径端部
側に押して、ワークに形成された円周溝の近傍に
移動させながら、拡径させる。そこで、シールリ
ングの一端部だけを嵌入手段によりワークの円周
溝側に押して嵌入させれば、シールリングの他端
部は、円周溝の近傍に止まつているので、他端部
との干渉を招くことなく、嵌入手段によつて押さ
れた端部だけを確実に円周溝に嵌入させることが
できる。
さらに、回動手段によつて嵌入手段を回動させ
ると、シールリングは、ワークの円周溝に嵌入し
た端部の近傍から、徐々に嵌入手段によつてワー
クの円周溝側に押される。それゆえ、シールリン
グは、少しづつワークの円周溝に嵌入し、嵌入手
段が1回転したときには、円周溝の全周にわたり
シールリングが確実に嵌入する。
したがつて、特に、シールリングにおける合口
が斜めに形成されている場合でも、シールリング
の両端部が円周溝に嵌入するタイミングによつて
互いに干渉を引き起こすことはないので、確実に
円周溝に嵌入させることができる。
また、シールリングがテフロン等の樹脂などか
ら成り、拡径したときの拡径反力が小さいため
に、円周溝に嵌入しようとする力が弱いときで
も、シールリングは、少しづつワークの円周溝に
嵌入するので、やはり、確実に嵌入させることが
できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案の一実施例を示す
ものであつて、第1図はシールリング組付装置の
構成を示す縦断正面図、第2図は第1図における
A−A矢視断面図、第3図はシールリングをワー
クの軸心方向に押したときの状態を示す縦断正面
図、第4図はシールリングの形状例を示す斜視図
である。 11はピストン(ワーク)、11bは円周溝、
12はシールリング、12aは合口、13は案内
治具、15は拡径手段、21は嵌入手段、22は
回動手段である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 円形の外周形状を有するワークに形成された円
    周溝に、合口を有し、拡径可能なシールリングを
    嵌入するシールリング組付装置において、 少なくとも上記シールリングにおける縮径時の
    内径よりも小さい外径の小径端部と、少なくとも
    ワークにおけるシールリング挿入側端部の外径よ
    りも大きな外径の大径端部とを有し、ワークの端
    部に取り付けられるテーパ状の案内治具と、上記
    シールリングをワークの軸心方向に押し案内治具
    のテーパ面に倣つて拡径させる拡径手段と、拡径
    されたシールリングの一端部を押してワークの円
    周溝に嵌入させる嵌入手段と、この嵌入手段をワ
    ークの軸心回りに回動させる回動手段とを備えた
    ことを特徴とするシールリング組付装置。
JP11402387U 1987-07-24 1987-07-24 Expired JPH0451946Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11402387U JPH0451946Y2 (ja) 1987-07-24 1987-07-24

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11402387U JPH0451946Y2 (ja) 1987-07-24 1987-07-24

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Publication Number Publication Date
JPS6420228U JPS6420228U (ja) 1989-02-01
JPH0451946Y2 true JPH0451946Y2 (ja) 1992-12-07

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JP11402387U Expired JPH0451946Y2 (ja) 1987-07-24 1987-07-24

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JPS6420228U (ja) 1989-02-01

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