JPH0451994B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0451994B2 JPH0451994B2 JP1002100A JP210089A JPH0451994B2 JP H0451994 B2 JPH0451994 B2 JP H0451994B2 JP 1002100 A JP1002100 A JP 1002100A JP 210089 A JP210089 A JP 210089A JP H0451994 B2 JPH0451994 B2 JP H0451994B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hollow cathode
- anode
- cathode
- cylindrical member
- conductive grid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01S—DEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
- H01S3/00—Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
- H01S3/02—Constructional details
- H01S3/03—Constructional details of gas laser discharge tubes
- H01S3/031—Metal vapour lasers, e.g. metal vapour generation
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Lasers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〈技術分野〉
本発明は、負グローを利用するレーザ管、更に
詳しくは、陽極とホロー陰極とを具備し、ホロー
陰極の内部空間に生成される負グローを利用して
レーザ光を発振せしめるレーザ管に関する。
詳しくは、陽極とホロー陰極とを具備し、ホロー
陰極の内部空間に生成される負グローを利用して
レーザ光を発振せしめるレーザ管に関する。
〈従来技術及びその欠点〉
当業者には周知の如く、ガスレーザ発振器の1
種として、ホロー陰極の内部空間に生成される負
グローを利用してレーザ光を発振せしめるレーザ
管が提案されている。かようなレーザ管の一例と
しては、“Japanese Journal of Applied
Physics”Vol.9、1970、第588頁乃至第589頁に開
示されている所謂笛型レーザ管を挙げることがで
きる。この笛型レーザ管においては、両端にブリ
ユースタ窓を有する密閉ハウジング内に、上面に
は軸線方向に適宜の間隔を置いて複数個の孔(か
かる孔はホロー陰極の内部空間に負グローを生成
するのに寄与する)が形成されている笛状円筒部
材から成るホロー陰極と、このホロー陰極の上記
複数個の孔の各々に対向して配置し且つ上記ホロ
ー陰極の軸線方向に対して実質上直角に延びる複
数本の棒状乃至針状部材から成る複数個の陽極と
が配置されている。密閉ハウジング内にはHeの
如きキヤリアガスが封入され、またホロー陰極内
には活性媒体として機能する金属蒸気に蒸発せし
められ得るCdの如き金属が装填される。かよう
な笛型レーザ管においては、ホロー陰極の内部空
間(即ち笛状円筒部材内の空間)に負グローが生
成され、かかる負グローと蒸発せしめられた金属
蒸気との相互作用によつてレーザ光が発振され
る。
種として、ホロー陰極の内部空間に生成される負
グローを利用してレーザ光を発振せしめるレーザ
管が提案されている。かようなレーザ管の一例と
しては、“Japanese Journal of Applied
Physics”Vol.9、1970、第588頁乃至第589頁に開
示されている所謂笛型レーザ管を挙げることがで
きる。この笛型レーザ管においては、両端にブリ
ユースタ窓を有する密閉ハウジング内に、上面に
は軸線方向に適宜の間隔を置いて複数個の孔(か
かる孔はホロー陰極の内部空間に負グローを生成
するのに寄与する)が形成されている笛状円筒部
材から成るホロー陰極と、このホロー陰極の上記
複数個の孔の各々に対向して配置し且つ上記ホロ
ー陰極の軸線方向に対して実質上直角に延びる複
数本の棒状乃至針状部材から成る複数個の陽極と
が配置されている。密閉ハウジング内にはHeの
如きキヤリアガスが封入され、またホロー陰極内
には活性媒体として機能する金属蒸気に蒸発せし
められ得るCdの如き金属が装填される。かよう
な笛型レーザ管においては、ホロー陰極の内部空
間(即ち笛状円筒部材内の空間)に負グローが生
成され、かかる負グローと蒸発せしめられた金属
蒸気との相互作用によつてレーザ光が発振され
る。
他方、“IEEE Journal of Quantum
Electronics”Vol.QE−16,No.6、June1980、第
590頁乃至第592頁には、所謂同軸型レーザ管が開
示されている。この同軸型レーザ管においては、
両端にブリユースタ窓を有する密閉ハウジング内
に、周方向及び軸線方向に適宜の間隔を置いて複
数個の孔(かかる孔の一部はホロー陰極の内部空
間に負グローを生成するのに寄与し、その他の孔
はホロー陰極の内部空間と外部空間を連通せしめ
るのに寄与する)が形成されている比較的小径の
円筒状部材から成るホロー陰極と、このホロー陰
極を同心状に囲繞する比較的大径の円筒状部材か
ら成る陽極とが配置されている。密閉ハウジング
内には、笛型レーザ管の場合と同様にHeの如き
キヤリアガスが封入される。一方、活性媒体とし
て機能する金属蒸気に蒸発せしめられ得るCdの
如き金属は、陽極内に装填される。かような同軸
型レーザ管においては、ホロー陰極の内部空間に
負グローが生成され、一方蒸発せしめられた金属
蒸気はホロー陰極に形成されている上記孔を通し
てホロー陰極の内部空間に供給され、かくして負
グローと金属蒸気との相互作用によつてレーザ光
が発振される。
Electronics”Vol.QE−16,No.6、June1980、第
590頁乃至第592頁には、所謂同軸型レーザ管が開
示されている。この同軸型レーザ管においては、
両端にブリユースタ窓を有する密閉ハウジング内
に、周方向及び軸線方向に適宜の間隔を置いて複
数個の孔(かかる孔の一部はホロー陰極の内部空
間に負グローを生成するのに寄与し、その他の孔
はホロー陰極の内部空間と外部空間を連通せしめ
るのに寄与する)が形成されている比較的小径の
円筒状部材から成るホロー陰極と、このホロー陰
極を同心状に囲繞する比較的大径の円筒状部材か
ら成る陽極とが配置されている。密閉ハウジング
内には、笛型レーザ管の場合と同様にHeの如き
キヤリアガスが封入される。一方、活性媒体とし
て機能する金属蒸気に蒸発せしめられ得るCdの
如き金属は、陽極内に装填される。かような同軸
型レーザ管においては、ホロー陰極の内部空間に
負グローが生成され、一方蒸発せしめられた金属
蒸気はホロー陰極に形成されている上記孔を通し
てホロー陰極の内部空間に供給され、かくして負
グローと金属蒸気との相互作用によつてレーザ光
が発振される。
しかしながら、従来の笛型レーザ管及び同軸型
レーザ管には、次の通りの解決すべき問題があ
る。第1に、ホロー陰極の内部空間に生成される
負グローがホロー陰極の軸線方向に充分に均一で
なく、負グローの不均一に起因して発振されるレ
ーザ光に所謂雑音が相当存在する。第2に、発振
されるレーザ光、特にその色調(例えば、発振さ
れるレーザ光における青色レーザ光、緑色レーザ
光及び赤色レーザ光の相対的強度)を所要の通り
に調整することが著しく困難乃至不可能である。
レーザ管には、次の通りの解決すべき問題があ
る。第1に、ホロー陰極の内部空間に生成される
負グローがホロー陰極の軸線方向に充分に均一で
なく、負グローの不均一に起因して発振されるレ
ーザ光に所謂雑音が相当存在する。第2に、発振
されるレーザ光、特にその色調(例えば、発振さ
れるレーザ光における青色レーザ光、緑色レーザ
光及び赤色レーザ光の相対的強度)を所要の通り
に調整することが著しく困難乃至不可能である。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであ
り、その技術的解決課題は、ホロー陰極の内部空
間に生成される負グローが充分に均一であり、従
つて雑音が著しく抑制されたレーザ光を発振する
ことができ、そしてまた発振されるレーザ光の色
調を容易に調節することができる。改良されたレ
ーザ管を提供することである。
り、その技術的解決課題は、ホロー陰極の内部空
間に生成される負グローが充分に均一であり、従
つて雑音が著しく抑制されたレーザ光を発振する
ことができ、そしてまた発振されるレーザ光の色
調を容易に調節することができる。改良されたレ
ーザ管を提供することである。
〈課題を解決するための手段〉
上記技術的課題を解決するために、本発明にお
いては、陽極に近接せしめて導電性格子を配設す
ると共に、ホロー陰極の内部空間における陰極暗
部に導電性格子を配設し、陰極暗部に配設した導
電性格子には調節自在な直流格子電圧を印加す
る。
いては、陽極に近接せしめて導電性格子を配設す
ると共に、ホロー陰極の内部空間における陰極暗
部に導電性格子を配設し、陰極暗部に配設した導
電性格子には調節自在な直流格子電圧を印加す
る。
即ち、本発明によれば、陽極と、該陽極に対向
して配設されたホロー陰極と、該陽極と該ホロー
陰極との間に直流放電電圧を印加するための放電
電圧源とを具備し、該ホロー陰極の内部空間に生
成される負グローを利用してレーザ光を発振せし
めるレーザ管において、 該陽極と該ホロー陰極との間の放電を均一化せ
しめるために、該陽極に近接して配設された導電
性格子と、該ホロー陰極の内部空間における陰極
暗部に配設された導電性格子と、陰極暗部に配設
された該導電性格子に調節自在な直流格子電圧を
印加するための格子電圧源とを備えていることを
特徴とするレーザ管が供給される。
して配設されたホロー陰極と、該陽極と該ホロー
陰極との間に直流放電電圧を印加するための放電
電圧源とを具備し、該ホロー陰極の内部空間に生
成される負グローを利用してレーザ光を発振せし
めるレーザ管において、 該陽極と該ホロー陰極との間の放電を均一化せ
しめるために、該陽極に近接して配設された導電
性格子と、該ホロー陰極の内部空間における陰極
暗部に配設された導電性格子と、陰極暗部に配設
された該導電性格子に調節自在な直流格子電圧を
印加するための格子電圧源とを備えていることを
特徴とするレーザ管が供給される。
〈作用〉
本発明のレーザ管においては、陽極に近接して
配設された導電性格子の作用によつて、陽極とホ
ロー陰極との間の放電が充分に均一化されると共
に局部的なアーク放電の発生が回避され、かくし
てホロー陰極の内部空間に充分に均一な負グロー
が生成され、従つて雑音が著しく抑制されたレー
ザ光が発振される。発振されるレーザ光の色調
は、陰極暗部に配設されている導電性格子に印加
する格子電圧を調節することによつて充分容易に
調整され得る。
配設された導電性格子の作用によつて、陽極とホ
ロー陰極との間の放電が充分に均一化されると共
に局部的なアーク放電の発生が回避され、かくし
てホロー陰極の内部空間に充分に均一な負グロー
が生成され、従つて雑音が著しく抑制されたレー
ザ光が発振される。発振されるレーザ光の色調
は、陰極暗部に配設されている導電性格子に印加
する格子電圧を調節することによつて充分容易に
調整され得る。
〈発明の具体例〉
以下、添付図面を参照して、更に詳細に説明す
る。
る。
本発明に従つて構成されたレーザ管の好適具体
例を図示している第1図及び第2図を参照して説
明すると、図示のレーザ管は全体を番号2で示す
密閉ハウジングを具備している。この密閉ハウジ
ング2は、適宜のガラスから形成されているのが
好都合である、全体として円筒形状の主部4を有
する。主部4の両端の各々にはフランジ6が設け
られている。かかるフランジ6には、それ自体は
公知のブリユースタ窓8に設けられているフラン
ジ10が適宜の方式によつて固定され、かくして
主部4の両端にブリユースタ窓8が固定される。
フランジ6及び10には、ブリユースタ窓8に対
応する部位に開口が形成されている。ブリユース
タ窓8の各々の外側には、適宜の支持機構(図示
していない)によつて共振用反射鏡12及び14
が所要位置に位置付けられている。
例を図示している第1図及び第2図を参照して説
明すると、図示のレーザ管は全体を番号2で示す
密閉ハウジングを具備している。この密閉ハウジ
ング2は、適宜のガラスから形成されているのが
好都合である、全体として円筒形状の主部4を有
する。主部4の両端の各々にはフランジ6が設け
られている。かかるフランジ6には、それ自体は
公知のブリユースタ窓8に設けられているフラン
ジ10が適宜の方式によつて固定され、かくして
主部4の両端にブリユースタ窓8が固定される。
フランジ6及び10には、ブリユースタ窓8に対
応する部位に開口が形成されている。ブリユース
タ窓8の各々の外側には、適宜の支持機構(図示
していない)によつて共振用反射鏡12及び14
が所要位置に位置付けられている。
上記密閉ハウジング2内には、適宜の電気絶縁
材料から形成された一対の環状スペーサ16によ
つて、筒状部材18が所定位置に保持されてい
る。この筒状部材18は、断面外形が正四角形又
は正六角形等の多角筒形状のものでもよいが、一
般的には、第2図に明確に図示する如く断面外形
が円形である比較的大径の円筒形状であるのが好
都合であり、そしてまた密閉ハウジング2の主部
4に対して同心状に位置付けられているのが好都
合である。筒状部材18は、後にも言及する如く
必ずしもそうである必要はないが、例えば銅の如
き高導電性材料から形成されているのが好まし
い。
材料から形成された一対の環状スペーサ16によ
つて、筒状部材18が所定位置に保持されてい
る。この筒状部材18は、断面外形が正四角形又
は正六角形等の多角筒形状のものでもよいが、一
般的には、第2図に明確に図示する如く断面外形
が円形である比較的大径の円筒形状であるのが好
都合であり、そしてまた密閉ハウジング2の主部
4に対して同心状に位置付けられているのが好都
合である。筒状部材18は、後にも言及する如く
必ずしもそうである必要はないが、例えば銅の如
き高導電性材料から形成されているのが好まし
い。
上記筒状部材18の両端部内には、適宜の電気
絶縁材料から形成された一対のスペーサ20が配
設されている。そして、かかる一対のスペーサ2
0によつて、上記筒状部材18内には陽極22と
ホロー陰極24とが相互に対向せしめて位置付け
られている。タングステンの如き適宜の材料から
形成することができる陽極22は、図示の具体例
においては、細長い棒状部材から成り、筒状部材
18の内面に対して間隔を置いて且つ筒状部材1
8の軸線に対して実質上平行に延びるように筒状
部材18内の上部に配置されている。一方、ステ
ンレス鋼の如き適宜の材料から形成することがで
きるホロー陰極24は、図示の具体例において
は、周壁に軸線方向及び周方向に適宜の間隔を置
いて複数個の孔26が形成されている比較的小径
の円筒部材から成る。そして、かようなホロー陰
極24は、第2図に明確に図示する如く、筒状部
材18に内接して且つ筒状部材18の軸線に対し
て実質上平行に延びるように筒状部材18内の下
端部に配置されている。ホロー陰極24を構成す
る円筒部材の周壁に形成されている複数個の孔2
6は、ホロー陰極24の内部空間28を外部空間
と連通せしめるための連通孔として機能すると共
に、ホロー陰極24の内部空間28(第2図)に
負グローを生成せしめるための放電孔として機能
する。更に詳述すると、ホロー陰極24を構成す
る円筒部材の上面に位置する孔26は放電孔とし
て機能すると共に連通孔として機能し、両側面に
位置する孔26は連通孔として機能する。
絶縁材料から形成された一対のスペーサ20が配
設されている。そして、かかる一対のスペーサ2
0によつて、上記筒状部材18内には陽極22と
ホロー陰極24とが相互に対向せしめて位置付け
られている。タングステンの如き適宜の材料から
形成することができる陽極22は、図示の具体例
においては、細長い棒状部材から成り、筒状部材
18の内面に対して間隔を置いて且つ筒状部材1
8の軸線に対して実質上平行に延びるように筒状
部材18内の上部に配置されている。一方、ステ
ンレス鋼の如き適宜の材料から形成することがで
きるホロー陰極24は、図示の具体例において
は、周壁に軸線方向及び周方向に適宜の間隔を置
いて複数個の孔26が形成されている比較的小径
の円筒部材から成る。そして、かようなホロー陰
極24は、第2図に明確に図示する如く、筒状部
材18に内接して且つ筒状部材18の軸線に対し
て実質上平行に延びるように筒状部材18内の下
端部に配置されている。ホロー陰極24を構成す
る円筒部材の周壁に形成されている複数個の孔2
6は、ホロー陰極24の内部空間28を外部空間
と連通せしめるための連通孔として機能すると共
に、ホロー陰極24の内部空間28(第2図)に
負グローを生成せしめるための放電孔として機能
する。更に詳述すると、ホロー陰極24を構成す
る円筒部材の上面に位置する孔26は放電孔とし
て機能すると共に連通孔として機能し、両側面に
位置する孔26は連通孔として機能する。
陽極22とホロー陰極24との間には直流放電
電圧が印加される。図示の具体例においては、直
流放電電圧源30の正端子は陽極22に直接的に
接続されるが、直流放電電圧源30の負端子は筒
状部材18に接続され、従つて高導電性材料から
形成されている筒状部材18を介して筒状部材1
8に内接されているホロー陰極24に接続され
る。かくの通りであるので、図示の具体例におい
ては、筒状部材18も陰極として機能することが
理解されよう。
電圧が印加される。図示の具体例においては、直
流放電電圧源30の正端子は陽極22に直接的に
接続されるが、直流放電電圧源30の負端子は筒
状部材18に接続され、従つて高導電性材料から
形成されている筒状部材18を介して筒状部材1
8に内接されているホロー陰極24に接続され
る。かくの通りであるので、図示の具体例におい
ては、筒状部材18も陰極として機能することが
理解されよう。
本発明に従つて改良されたレーザ管において
は、陽極22に近接して位置する導電性格子32
と、ホロー陰極24の陰極暗部に位置する導電性
格子34(第2図)とが設けられている。ステン
レス鋼製メツシユから形成することができる図示
の導電性格子32は、円筒形状であつて陽極22
を同心状に囲繞するように位置付けられている。
同様に、ステンレス鋼製メツシユから形成するこ
とができる図示の導電性格子34は、第2図に図
示する如く、円筒形状であつてホロー陰極24の
陰極暗部(即ちホロー陰極24の内面近傍)にホ
ロー陰極24と同心状に位置付けられている。第
2図に図示する如く、導電性格子34には、電圧
が調整自在である直流格子電圧源36が接続され
る。所望ならば、導電性格子32にも直流格子電
圧源(図示していない)を接続することもでき
る。
は、陽極22に近接して位置する導電性格子32
と、ホロー陰極24の陰極暗部に位置する導電性
格子34(第2図)とが設けられている。ステン
レス鋼製メツシユから形成することができる図示
の導電性格子32は、円筒形状であつて陽極22
を同心状に囲繞するように位置付けられている。
同様に、ステンレス鋼製メツシユから形成するこ
とができる図示の導電性格子34は、第2図に図
示する如く、円筒形状であつてホロー陰極24の
陰極暗部(即ちホロー陰極24の内面近傍)にホ
ロー陰極24と同心状に位置付けられている。第
2図に図示する如く、導電性格子34には、電圧
が調整自在である直流格子電圧源36が接続され
る。所望ならば、導電性格子32にも直流格子電
圧源(図示していない)を接続することもでき
る。
上述した通りのレーザ管においては、密閉ハウ
ジング2内の空気が排気され、そしてHeの如き
適宜のキヤリアガスが密閉ハウジング2内に封入
される。加えて、筒状部材18内、更に詳しくは
筒状部材18内の下端部で筒状部材18とホロー
陰極24との相互接触部位の近傍には、金属蒸気
に蒸発せしめられるCdの如き金属38が装填さ
れる。この金属38は、粉末又は粒状等でもよい
が、ホロー陰極24の軸線方向に実質上均一に分
布せしめるために、実質上均一な断面形状でホロ
ー陰極24の軸線方向に延びる棒状であるのが好
都合である。
ジング2内の空気が排気され、そしてHeの如き
適宜のキヤリアガスが密閉ハウジング2内に封入
される。加えて、筒状部材18内、更に詳しくは
筒状部材18内の下端部で筒状部材18とホロー
陰極24との相互接触部位の近傍には、金属蒸気
に蒸発せしめられるCdの如き金属38が装填さ
れる。この金属38は、粉末又は粒状等でもよい
が、ホロー陰極24の軸線方向に実質上均一に分
布せしめるために、実質上均一な断面形状でホロ
ー陰極24の軸線方向に延びる棒状であるのが好
都合である。
次に、上述した通りのレーザ管の作用について
説明する。直流放電電圧源30によつて陽極22
と筒状部材18及びホロー陰極24との間に直流
放電電圧を印加すると、容易に理解される如く、
ホロー陰極24の内部空間28(即ち第2図にお
いて交差細線を付した部分)に負グローが生成さ
れる。加えて、放電によつて生成される熱とスパ
ツタリング作用との双方によつて金属38が比較
的迅速に蒸発される。そして、蒸発された金属蒸
気は、封入されているキヤリアガスと共に筒状部
材18内を第2図に2点鎖線矢印40で示す如く
に環流し、ホロー陰極24の内部空間28、即ち
負グローが生成されている領域に供給される。か
くして、ホロー陰極24の内部空間28におい
て、負グローと金属蒸気との相互作用によつてレ
ーザ光が発振せしめられる。発振されたレーザ光
は、従来のレーザ管の場合と同様に、共振用反射
鏡12及び14間で増幅され、共振用反射鏡12
及び14の一方を通して外部へ取出される。
説明する。直流放電電圧源30によつて陽極22
と筒状部材18及びホロー陰極24との間に直流
放電電圧を印加すると、容易に理解される如く、
ホロー陰極24の内部空間28(即ち第2図にお
いて交差細線を付した部分)に負グローが生成さ
れる。加えて、放電によつて生成される熱とスパ
ツタリング作用との双方によつて金属38が比較
的迅速に蒸発される。そして、蒸発された金属蒸
気は、封入されているキヤリアガスと共に筒状部
材18内を第2図に2点鎖線矢印40で示す如く
に環流し、ホロー陰極24の内部空間28、即ち
負グローが生成されている領域に供給される。か
くして、ホロー陰極24の内部空間28におい
て、負グローと金属蒸気との相互作用によつてレ
ーザ光が発振せしめられる。発振されたレーザ光
は、従来のレーザ管の場合と同様に、共振用反射
鏡12及び14間で増幅され、共振用反射鏡12
及び14の一方を通して外部へ取出される。
而して、上述した通りのレーザ管においては、
放電によつて生成される熱とスパツタリング作用
の双方によつて金属が比較的迅速に且つ効果的に
蒸発せしめられ、そして蒸発せしめられた金属蒸
気が第2図に2点鎖線矢印40で示す如くの環流
によつて効果的にホロー陰極24の内部空間28
に供給される。それ故に、比較的短時間の内に所
要のレーザ光を発振することができると共に、所
要のレーザ光を安定して発振することができる。
また、蒸発せしめられた金属蒸気は筒状部材18
内に効果的に拘束され、それ故に金属蒸気が密閉
ハウジング2の内面に沈着して損失せしめられる
ことが少なく、加えて筒状部材18内には充分な
量の金属を装填することができ、かくして充分に
長い寿命を有する。更にまた、第2図に2点鎖線
矢印40で示す如くのキヤリアガス及び金属蒸気
の環流によつてホロー陰極24の内部空間28が
効果的に冷却されると共に、ホロー陰極24の内
部空間28の熱がホロー陰極24及びこれが直接
的に接触している筒状部材18を通して充分効果
的に放散され、それ故に所謂ドツプラー幅が広が
つてレーザ利得が低下することが効果的に防止さ
れ、所要のレーザ光が安定して発振される。
放電によつて生成される熱とスパツタリング作用
の双方によつて金属が比較的迅速に且つ効果的に
蒸発せしめられ、そして蒸発せしめられた金属蒸
気が第2図に2点鎖線矢印40で示す如くの環流
によつて効果的にホロー陰極24の内部空間28
に供給される。それ故に、比較的短時間の内に所
要のレーザ光を発振することができると共に、所
要のレーザ光を安定して発振することができる。
また、蒸発せしめられた金属蒸気は筒状部材18
内に効果的に拘束され、それ故に金属蒸気が密閉
ハウジング2の内面に沈着して損失せしめられる
ことが少なく、加えて筒状部材18内には充分な
量の金属を装填することができ、かくして充分に
長い寿命を有する。更にまた、第2図に2点鎖線
矢印40で示す如くのキヤリアガス及び金属蒸気
の環流によつてホロー陰極24の内部空間28が
効果的に冷却されると共に、ホロー陰極24の内
部空間28の熱がホロー陰極24及びこれが直接
的に接触している筒状部材18を通して充分効果
的に放散され、それ故に所謂ドツプラー幅が広が
つてレーザ利得が低下することが効果的に防止さ
れ、所要のレーザ光が安定して発振される。
次に、陽極22に近接して位置する導電性格子
32の作用効果について言及すると、導電性格子
32が設けられていない場合には、陽極22の表
面の軸線方向における不均一性等に起因して、陽
極22とホロー陰極24との間の放電が両者の軸
線方向において不均一になり、ホロー陰極24の
内部空間28内に生成される負グローが不均一に
なると共に、陽極22とホロー陰極24との間に
て局部的にアーク放電が発生する傾向がある。然
るに、陽極22に近接して導電性格子32を配設
すると、導電性格子32が存在する部位にて放電
空間の電位が軸線方向に等電位に矯正され放電空
間の電位が軸線方向に均一化される、陽極22と
ホロー陰極24との間の電子の移動が導電性格子
32によつて制御される、等の理由により、陽極
22とホロー陰極24との間の放電が軸線方向に
均一化され、局部的なアーク放電の発生が回避さ
れると共に、ホロー陰極24の内部空間28に軸
線方向に充分に均一な負グローが生成され、かく
して雑音が著しく抑制された優れたレーザ光を発
振することができる。必要に応じて、導電性格子
32に、正(又は負)の直流格子電圧(この直流
格子電圧は脈流成分が充分に小さいことが望まれ
る)を印加し、かくして陽極22とホロー陰極2
4との間の放電を更に一層均一化することもでき
る。
32の作用効果について言及すると、導電性格子
32が設けられていない場合には、陽極22の表
面の軸線方向における不均一性等に起因して、陽
極22とホロー陰極24との間の放電が両者の軸
線方向において不均一になり、ホロー陰極24の
内部空間28内に生成される負グローが不均一に
なると共に、陽極22とホロー陰極24との間に
て局部的にアーク放電が発生する傾向がある。然
るに、陽極22に近接して導電性格子32を配設
すると、導電性格子32が存在する部位にて放電
空間の電位が軸線方向に等電位に矯正され放電空
間の電位が軸線方向に均一化される、陽極22と
ホロー陰極24との間の電子の移動が導電性格子
32によつて制御される、等の理由により、陽極
22とホロー陰極24との間の放電が軸線方向に
均一化され、局部的なアーク放電の発生が回避さ
れると共に、ホロー陰極24の内部空間28に軸
線方向に充分に均一な負グローが生成され、かく
して雑音が著しく抑制された優れたレーザ光を発
振することができる。必要に応じて、導電性格子
32に、正(又は負)の直流格子電圧(この直流
格子電圧は脈流成分が充分に小さいことが望まれ
る)を印加し、かくして陽極22とホロー陰極2
4との間の放電を更に一層均一化することもでき
る。
更に、ホロー陰極24の陰極暗部に位置付けら
れた導電性格子34の作用効果について言及する
と、ホロー陰極24の陰極暗部に導電性格子34
を配設すると、陰極降下電圧が変化せしめられ、
従つて負グローに突入せしめられる電子のエネル
ギが変化せしめられる。電子のエネルギが変化せ
しめられると、後述する実施例から理解される如
く、発振されるレーザ光の色調、更に詳しくは発
振されるレーザ光における青色レーザ光、緑色レ
ーザ光及び赤色レーザ光の相対的強度が変化せし
められる。そして、負グローに突出せしめられる
電子のエネルギの変化の度合は、導電性格子34
のメツシユ粗さ、ホロー陰極24の内面と導電性
格子34との間の間隔、及び直流格子電圧源36
によつて導電性格子34に印加される正又は負の
印加電圧の大きさ等に依存する。従つて、導電性
格子34のメツシユ粗さ、ホロー陰極24の内面
と導電性格子34との間の間隔、及び直流格子電
圧源36によつて導電性格子34に印加される印
加電圧の大きさ等を適宜に設定すれば、発振され
るレーザ光の色調を所要の通りに設定することが
できる。特に直流格子電圧源36によつて導電性
格子34に印加される印加電圧は、直流格子電圧
源36として電圧が調整自在な電圧源を使用する
ことによつて著しく容易に調整することができ、
従つて導電性格子34に印加される印加電圧を調
整することによつて著しく容易に発振されるレー
ザ光の色調を調整することができる。
れた導電性格子34の作用効果について言及する
と、ホロー陰極24の陰極暗部に導電性格子34
を配設すると、陰極降下電圧が変化せしめられ、
従つて負グローに突入せしめられる電子のエネル
ギが変化せしめられる。電子のエネルギが変化せ
しめられると、後述する実施例から理解される如
く、発振されるレーザ光の色調、更に詳しくは発
振されるレーザ光における青色レーザ光、緑色レ
ーザ光及び赤色レーザ光の相対的強度が変化せし
められる。そして、負グローに突出せしめられる
電子のエネルギの変化の度合は、導電性格子34
のメツシユ粗さ、ホロー陰極24の内面と導電性
格子34との間の間隔、及び直流格子電圧源36
によつて導電性格子34に印加される正又は負の
印加電圧の大きさ等に依存する。従つて、導電性
格子34のメツシユ粗さ、ホロー陰極24の内面
と導電性格子34との間の間隔、及び直流格子電
圧源36によつて導電性格子34に印加される印
加電圧の大きさ等を適宜に設定すれば、発振され
るレーザ光の色調を所要の通りに設定することが
できる。特に直流格子電圧源36によつて導電性
格子34に印加される印加電圧は、直流格子電圧
源36として電圧が調整自在な電圧源を使用する
ことによつて著しく容易に調整することができ、
従つて導電性格子34に印加される印加電圧を調
整することによつて著しく容易に発振されるレー
ザ光の色調を調整することができる。
以下、第1図及び第2図に図示する好適具体例
について詳細に説明したが、本発明はかかる具体
例に限定されるものではなく、本発明の範囲から
逸脱することなく種々の変形乃至修正が可能であ
ることは多言を要しない。
について詳細に説明したが、本発明はかかる具体
例に限定されるものではなく、本発明の範囲から
逸脱することなく種々の変形乃至修正が可能であ
ることは多言を要しない。
例えば、上述した具体例においては、ホロー陰
極24を筒状部材18に内接、即ちホロー陰極2
4の外面の一部を筒状部材18の内面の一部に直
接的に接触せしめることによつて、ホロー陰極2
4と筒状部材18を電気的に接触しているが、所
望ならば適宜の導電性部材を介してホロー陰極2
4と筒状部材18を電気的に接続することもでき
る。
極24を筒状部材18に内接、即ちホロー陰極2
4の外面の一部を筒状部材18の内面の一部に直
接的に接触せしめることによつて、ホロー陰極2
4と筒状部材18を電気的に接触しているが、所
望ならば適宜の導電性部材を介してホロー陰極2
4と筒状部材18を電気的に接続することもでき
る。
また、上術した具体例においては、筒状部材1
8を導電性材料から形成すると共に、ホロー陰極
24と筒状部材18とを電気的に接続し、かくし
て筒状部材18も陰極として機能せしめている
が、筒状部材18を電気絶縁材料から形成又はホ
ロー陰極24と筒状部材18とを電気的に絶縁す
ると共に、直流放電電圧源30の負端子を筒状部
材18ではなくてホロー陰極24に直接的に接続
することもできる(かくすると、筒状部材18は
陰極として機能しない)。
8を導電性材料から形成すると共に、ホロー陰極
24と筒状部材18とを電気的に接続し、かくし
て筒状部材18も陰極として機能せしめている
が、筒状部材18を電気絶縁材料から形成又はホ
ロー陰極24と筒状部材18とを電気的に絶縁す
ると共に、直流放電電圧源30の負端子を筒状部
材18ではなくてホロー陰極24に直接的に接続
することもできる(かくすると、筒状部材18は
陰極として機能しない)。
更にまた、上述した具体例においては、主部4
を有する密閉ハウジング2内に筒状部材18を配
設しているが、所望ならば、筒状部材18自体を
密閉ハウジング2の主部として利用し、上述した
具体例における主部4を省略することもできる。
を有する密閉ハウジング2内に筒状部材18を配
設しているが、所望ならば、筒状部材18自体を
密閉ハウジング2の主部として利用し、上述した
具体例における主部4を省略することもできる。
また、ホロー陰極24は第1図及び第2に図示
する形態のものに限定されることなく、負グロー
が生成される内部空間を限定すると共に、内部空
間と外部空間を連通せしめるための複数個の連通
孔が形成されているものである限り任意の形態の
ものでよく、例えば第3−A図、第3−B図、第
3−C図及び第3−D図に図示する通りの形態の
ものでもよい。第3−A図に図示するホロー陰極
24Aは、円筒部材42の上面に軸線方向に連続
して延びる細長い孔44を形成すると共に、円筒
部材の両側面に軸線方向に間隔を置いて複数個の
円形孔46を形成することによつて構成されてい
る。第3−B図に図示するホロー陰極24Bにお
いては、円柱48の上半部に溝50が形成されて
おり、この溝50によつて上面が開放された内部
空間が規定されている。そして、溝50の両側面
には、軸線方向に間隔を置いて複数個の矩形孔5
2が形成されている。第3−C図に図示するホロ
ー陰極24Cは、相互に間隔を置いて平行に延び
る2枚の平板54によつて構成されており、2枚
の細長い平板54間に内部空間が規定されてい
る。そして、2枚の平板54の各々には軸線方向
に間隔を置いて複数個の円形孔56が形成されて
いる。第3−D図に図示するホロー陰極24D
は、略逆凹形状の断面形状を有する細長い部材5
8から構成されており、かかる部材の上面及び両
側面の各々には、軸線方向に間隔を置いて複数個
の円形孔60が形成されている。
する形態のものに限定されることなく、負グロー
が生成される内部空間を限定すると共に、内部空
間と外部空間を連通せしめるための複数個の連通
孔が形成されているものである限り任意の形態の
ものでよく、例えば第3−A図、第3−B図、第
3−C図及び第3−D図に図示する通りの形態の
ものでもよい。第3−A図に図示するホロー陰極
24Aは、円筒部材42の上面に軸線方向に連続
して延びる細長い孔44を形成すると共に、円筒
部材の両側面に軸線方向に間隔を置いて複数個の
円形孔46を形成することによつて構成されてい
る。第3−B図に図示するホロー陰極24Bにお
いては、円柱48の上半部に溝50が形成されて
おり、この溝50によつて上面が開放された内部
空間が規定されている。そして、溝50の両側面
には、軸線方向に間隔を置いて複数個の矩形孔5
2が形成されている。第3−C図に図示するホロ
ー陰極24Cは、相互に間隔を置いて平行に延び
る2枚の平板54によつて構成されており、2枚
の細長い平板54間に内部空間が規定されてい
る。そして、2枚の平板54の各々には軸線方向
に間隔を置いて複数個の円形孔56が形成されて
いる。第3−D図に図示するホロー陰極24D
は、略逆凹形状の断面形状を有する細長い部材5
8から構成されており、かかる部材の上面及び両
側面の各々には、軸線方向に間隔を置いて複数個
の円形孔60が形成されている。
更に、上述した説明においては、Heの如きキ
ヤリアガスと共に活性媒体としてCd蒸気を使用
するレーザ管に関して説明したが、本発明は、適
宜のキヤリアガスと共に或いはキヤリアガスなし
で、N2、Kr、Ar、I2及びCO2等の気体或いは
SeZn及びAs等の金属蒸気を単独で或いは適宜に
組合せて活性媒体として使用するレーザ管にも適
用することができる。
ヤリアガスと共に活性媒体としてCd蒸気を使用
するレーザ管に関して説明したが、本発明は、適
宜のキヤリアガスと共に或いはキヤリアガスなし
で、N2、Kr、Ar、I2及びCO2等の気体或いは
SeZn及びAs等の金属蒸気を単独で或いは適宜に
組合せて活性媒体として使用するレーザ管にも適
用することができる。
〈実施例〉
ホロー陰極の陰極暗部に配設した導電性格子に
印加する電圧の変化による発振レーザ光の色調の
変化を確認するために、第4図に図示する通りの
形態のレーザ管を使用して後述する通りの実験を
遂行した。
印加する電圧の変化による発振レーザ光の色調の
変化を確認するために、第4図に図示する通りの
形態のレーザ管を使用して後述する通りの実験を
遂行した。
第4図に図示するレーザ管においては、内径17
mmのガラス製円筒部材を主部104とする密封ハ
ウジング102内に、内径12mm、肉厚1mm、長さ
700mmのステンレス製円筒部材から形成されたホ
ロー陰極124が同心状に配置されている。ホロ
ー陰極124内には、内径9mm、目幅0.4mm、長
さ750mmのステンレス鋼製円筒状メツシユから形
成された導電性格子134が同心状に配置されて
いる。導電性格子134内には、その軸線から略
4.5mm上方の位置に、直径2mm、長さ800mmのステ
ンレス鋼性丸棒から形成された陽極122が配置
されている。密封ハウジング102内にはHeを
圧力14torrで封入し、また、ホロー陰極124内
にはCd138を装填し、作動の際のCd蒸気の圧
力を5×10-3torrにせしめた。
mmのガラス製円筒部材を主部104とする密封ハ
ウジング102内に、内径12mm、肉厚1mm、長さ
700mmのステンレス製円筒部材から形成されたホ
ロー陰極124が同心状に配置されている。ホロ
ー陰極124内には、内径9mm、目幅0.4mm、長
さ750mmのステンレス鋼製円筒状メツシユから形
成された導電性格子134が同心状に配置されて
いる。導電性格子134内には、その軸線から略
4.5mm上方の位置に、直径2mm、長さ800mmのステ
ンレス鋼性丸棒から形成された陽極122が配置
されている。密封ハウジング102内にはHeを
圧力14torrで封入し、また、ホロー陰極124内
にはCd138を装填し、作動の際のCd蒸気の圧
力を5×10-3torrにせしめた。
上記の通りのレーザ管において、直流放電電圧
源130によつて陽極122とホロー陰極124
との間に放電電圧1000V(放電電流IA)を印加
し、かくして交差細線で示す領域128にレーザ
光を発振せしめた。この際に、直流格子電圧源1
36によつて導電性格子134に印加する電圧を
+300V乃至+800Vの範囲で変化せしめ、発振さ
れるレーザ光を青色レーザ光、緑色レーザ光及び
赤色レーザ光に分光して夫々の相対的強度を測定
した(尚、導電性格子134に印加する電圧が+
800Vを越えると、放電及びレーザ光発振が不安
定になつた)。その結果は第5図に図示する通り
であつた。第5図からホロー陰極124の陰極暗
部に配設された導電性格子134に印加する電圧
の変化によつて、青色レーザ、緑色レーザ光及び
赤色レーザ光の相対的強度が夫々別個の特性に従
つて変化し、従つて発振レーザ光の色調が変化せ
しめられることが理解されよう。
源130によつて陽極122とホロー陰極124
との間に放電電圧1000V(放電電流IA)を印加
し、かくして交差細線で示す領域128にレーザ
光を発振せしめた。この際に、直流格子電圧源1
36によつて導電性格子134に印加する電圧を
+300V乃至+800Vの範囲で変化せしめ、発振さ
れるレーザ光を青色レーザ光、緑色レーザ光及び
赤色レーザ光に分光して夫々の相対的強度を測定
した(尚、導電性格子134に印加する電圧が+
800Vを越えると、放電及びレーザ光発振が不安
定になつた)。その結果は第5図に図示する通り
であつた。第5図からホロー陰極124の陰極暗
部に配設された導電性格子134に印加する電圧
の変化によつて、青色レーザ、緑色レーザ光及び
赤色レーザ光の相対的強度が夫々別個の特性に従
つて変化し、従つて発振レーザ光の色調が変化せ
しめられることが理解されよう。
第1図は、本発明に従つて構成されたレーザ管
の好適具体例を示す簡略縦断面図。第2図は、第
1図の線−における簡略横断面図。第3−A
図,第3−B図,第3−C図,及び第3−D図
は、夫々、ホロー陰極の変形例を示す部分斜面
図、第4図は、実施例において使用したレーザ管
を示す簡略横断面図。第5図は、実施例における
測定結果を示す線図。 2……密閉ハウジング、18……筒状部材、2
2……陽極、24……ホロー電極、26……ホロ
ー陰極に形成された孔、28……ホロー陰極の内
部空間(負グロー生成領域)、30……直流放電
電圧源、32……陽極に近接して位置する導電性
格子、34……ホロー陰極の陰極暗部に位置する
導電性格子、36……直流格子電圧源、38……
金属。
の好適具体例を示す簡略縦断面図。第2図は、第
1図の線−における簡略横断面図。第3−A
図,第3−B図,第3−C図,及び第3−D図
は、夫々、ホロー陰極の変形例を示す部分斜面
図、第4図は、実施例において使用したレーザ管
を示す簡略横断面図。第5図は、実施例における
測定結果を示す線図。 2……密閉ハウジング、18……筒状部材、2
2……陽極、24……ホロー電極、26……ホロ
ー陰極に形成された孔、28……ホロー陰極の内
部空間(負グロー生成領域)、30……直流放電
電圧源、32……陽極に近接して位置する導電性
格子、34……ホロー陰極の陰極暗部に位置する
導電性格子、36……直流格子電圧源、38……
金属。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 陽極と、該陽極に対向して配設されたホロー
陰極と、該陽極と該ホロー陰極との間に直流放電
電圧を印加するための放電電圧源とを具備し、該
ホロー陰極の内部空間に生成される負グローを利
用してレーザ光を発振せしめるレーザ管におい
て、 該陽極と該ホロー陰極との間の放電を均一化せ
しめるために、該陽極に近接して配設された導電
性格子と、該ホロー陰極の内部空間における陰極
暗部に配設された導電性格子と、陰極暗部に配設
された該導電性格子に調節自在な直流格子電圧を
印加するための格子電圧源とを備えていることを
特徴とするレーザ管。 2 該陽極は細長い棒状部材から形成され、該ホ
ロー陰極は該陽極と実質上平行に延びる円筒部材
から形成されており、該陽極に近接して配設され
た該導電性格子は該陽極を同心状に囲繞する円筒
形状であり、陰極暗部に配設された該導電性格子
は該ホロー陰極内に同心状に位置付けられている
円筒形状である、特許請求の範囲第1項記載のレ
ーザ管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP210089A JPH02392A (ja) | 1989-01-10 | 1989-01-10 | レーザ管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP210089A JPH02392A (ja) | 1989-01-10 | 1989-01-10 | レーザ管 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56134337A Division JPS5835992A (ja) | 1981-08-28 | 1981-08-28 | 負グロ−を利用するレ−ザ管 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02392A JPH02392A (ja) | 1990-01-05 |
| JPH0451994B2 true JPH0451994B2 (ja) | 1992-08-20 |
Family
ID=11519929
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP210089A Granted JPH02392A (ja) | 1989-01-10 | 1989-01-10 | レーザ管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02392A (ja) |
-
1989
- 1989-01-10 JP JP210089A patent/JPH02392A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02392A (ja) | 1990-01-05 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR900008618B1 (ko) | 방전램프 | |
| US5247534A (en) | Pulsed gas-discharge laser | |
| US5247535A (en) | Apparatus for preionization of gas in a pulsed gas laser | |
| JPH0137863B2 (ja) | ||
| US4257014A (en) | Gas laser discharge tube using corrugated cathode | |
| JPH0451994B2 (ja) | ||
| US3745483A (en) | Inert gas laser with continuous gas flow | |
| JPS6355987A (ja) | レ−ザ装置 | |
| US4366418A (en) | Spectral source, particularly for atomic absorption spectrometry | |
| JPH0449222B2 (ja) | ||
| US5025190A (en) | Glow discharge lamp | |
| RU2427940C1 (ru) | Плазменный эмиттер электронов | |
| US3970961A (en) | Thermionic cathode transverse-discharge gas laser tube | |
| US2201818A (en) | Electronic discharge device | |
| JP3281032B2 (ja) | 放電励起型ガスレーザ装置 | |
| JPS60169177A (ja) | 放電形気体レ−ザ発振装置 | |
| JP3401821B2 (ja) | 中空電子ビーム放出用電子銃 | |
| JPH0539568Y2 (ja) | ||
| JPH0530018B2 (ja) | ||
| JP3060647B2 (ja) | フリーマンイオン源 | |
| JP2633604B2 (ja) | 金属蒸気レーザ装置 | |
| JPH05121812A (ja) | 高繰返しパルスレーザ電極 | |
| JPH0464475B2 (ja) | ||
| JPH10144260A (ja) | 超高圧水銀灯 | |
| JPS63175323A (ja) | 電界放射型電子銃 |