JPH0452265B2 - - Google Patents
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- JPH0452265B2 JPH0452265B2 JP915984A JP915984A JPH0452265B2 JP H0452265 B2 JPH0452265 B2 JP H0452265B2 JP 915984 A JP915984 A JP 915984A JP 915984 A JP915984 A JP 915984A JP H0452265 B2 JPH0452265 B2 JP H0452265B2
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- dicarboxylic acid
- acid
- formula
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は式〔〕
〔式中、Rはメチル、エチル等のC1-4低級アル
キル基を意味する。〕 で示されるシス−ジエステル体の新規かつ工業的
製造方法に関する。
キル基を意味する。〕 で示されるシス−ジエステル体の新規かつ工業的
製造方法に関する。
更に詳しくは式〔〕
で示されるシス−ジカルボン酸を水溶液中ジアル
キシ硫酸と反応させることにより式〔〕で示さ
れるシス−ジエステル体を製造する方法に関す
る。
キシ硫酸と反応させることにより式〔〕で示さ
れるシス−ジエステル体を製造する方法に関す
る。
本発明方法にて得ることができるシス−ジエス
テル体〔〕はビオチン等医薬品の合成中間体と
して有用なものである。(特開昭58−128376号公
報、同58−190395号公報)。
テル体〔〕はビオチン等医薬品の合成中間体と
して有用なものである。(特開昭58−128376号公
報、同58−190395号公報)。
従来シス−ジエステル体()の製造方法とし
ては単離されたシス−ジカルボン酸体〔〕をル
イス酸の存在下メタノールと反応させて得るとい
う方法が知られていた〔J.Amer.Chem.,Soc.,
100(5) 1558−1563(1978)〕 本発明者らは上記エステル化反応では高価なル
イス酸を使用するということから、別途エステル
化反応を鋭意検討し、ルイス酸に代えて、硫酸を
用いると無水のシス−ジカルボン酸〔〕からシ
ス−ジエステル体〔〕が収率よく得られるとい
うことを見出し、本発明を完成した。
ては単離されたシス−ジカルボン酸体〔〕をル
イス酸の存在下メタノールと反応させて得るとい
う方法が知られていた〔J.Amer.Chem.,Soc.,
100(5) 1558−1563(1978)〕 本発明者らは上記エステル化反応では高価なル
イス酸を使用するということから、別途エステル
化反応を鋭意検討し、ルイス酸に代えて、硫酸を
用いると無水のシス−ジカルボン酸〔〕からシ
ス−ジエステル体〔〕が収率よく得られるとい
うことを見出し、本発明を完成した。
以下に本発明方法を具体的に説明する。
シス−ジカルボン酸〔〕を1〜20%含む水溶
液に、必要に応じ塩酸、硫酸、リン酸等の鉱酸、
あるいは炭酸ガス、又は水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリ
ウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等の無機塩
基を加え、水溶液のPHを6〜10に調製した後、シ
ス−ジカルボン酸に対し2〜20倍モルのジメチル
硫酸等のジアルキル硫酸を加え反応させることに
よりシス−ジエステル体()を得ることができ
る。反応温度としては−20°〜80℃、好ましくは
−10〜30℃にて実施することができ、反応中の反
応液のPHは6〜10に保つことが好ましい。
液に、必要に応じ塩酸、硫酸、リン酸等の鉱酸、
あるいは炭酸ガス、又は水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリ
ウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等の無機塩
基を加え、水溶液のPHを6〜10に調製した後、シ
ス−ジカルボン酸に対し2〜20倍モルのジメチル
硫酸等のジアルキル硫酸を加え反応させることに
よりシス−ジエステル体()を得ることができ
る。反応温度としては−20°〜80℃、好ましくは
−10〜30℃にて実施することができ、反応中の反
応液のPHは6〜10に保つことが好ましい。
反応液にトルエン、1,2−ジクロロエタン、
ジクロルメタン、アセトン、テトラヒドロフラン
等の有機溶媒を加えて同様の反応を行つても良
い。
ジクロルメタン、アセトン、テトラヒドロフラン
等の有機溶媒を加えて同様の反応を行つても良
い。
反応終了後、析出物を別することにより、シ
ス−ジエステル体()を得ることができ、又、
通常の抽出操作を行うことによつてもシス−ジエ
ステル体()を得ることもできる。
ス−ジエステル体()を得ることができ、又、
通常の抽出操作を行うことによつてもシス−ジエ
ステル体()を得ることもできる。
必要に応じ、上記方法で得られるシス−ジエス
テル体()をメタノール、エタノール、アセト
ン等及びそれらの含水溶媒を用い精製すること、
及び/あるいは細かな結晶を得ることができる。
テル体()をメタノール、エタノール、アセト
ン等及びそれらの含水溶媒を用い精製すること、
及び/あるいは細かな結晶を得ることができる。
本発明方法の原料であるシス−ジカルボン酸
〔〕は工業的には、たとえば式〔〕 で示されるジカルボン酸を水溶液中アルカリ性条
件下ホスゲン(USP 2489232(1949))。あるいは
クロル炭酸アルキル(特開昭51−8270号公報)を
用いて反応することにより得られる。
〔〕は工業的には、たとえば式〔〕 で示されるジカルボン酸を水溶液中アルカリ性条
件下ホスゲン(USP 2489232(1949))。あるいは
クロル炭酸アルキル(特開昭51−8270号公報)を
用いて反応することにより得られる。
本発明本方法に従がえば、式〔〕で示される
ジカルボン酸から得られるシス−ジカルボン酸
()を含む水溶液を原料として、そのまま用い
ジアルキル硫酸と反応させシス−ジエステル体
()を収率良く得ることができ、必ずしもシス
−ジカルボン酸を単離して用いる必要はない。あ
るいは単離した場合に於ても乾燥が必要でない。
この点、本発明方法は工業上の製造における価値
の大きな方法である。
ジカルボン酸から得られるシス−ジカルボン酸
()を含む水溶液を原料として、そのまま用い
ジアルキル硫酸と反応させシス−ジエステル体
()を収率良く得ることができ、必ずしもシス
−ジカルボン酸を単離して用いる必要はない。あ
るいは単離した場合に於ても乾燥が必要でない。
この点、本発明方法は工業上の製造における価値
の大きな方法である。
(参考例)
シス−ジベンジルアミノコハク酸16.2gに10
%KOH水61g、トルエン105gを加え溶解した。
この溶液に25〜30℃にて35%KOH水でPHを10
〜11に調整しながらホスゲン17.1gを導入した。
反応液を分液し、シス−1,3−ジベンジル−
2−オキソイミダゾリジン−4,5−ジカルボ
ン酸を含む水溶液245gを得た。この水溶液は
下記条件下高速液体クロマトグラフイーで分析
し、シス−1,3−ジベンジル−2−オキソイ
ミダゾリジン−4,5−ジカルボン酸16.6gを
含有するものであつた。
%KOH水61g、トルエン105gを加え溶解した。
この溶液に25〜30℃にて35%KOH水でPHを10
〜11に調整しながらホスゲン17.1gを導入した。
反応液を分液し、シス−1,3−ジベンジル−
2−オキソイミダゾリジン−4,5−ジカルボ
ン酸を含む水溶液245gを得た。この水溶液は
下記条件下高速液体クロマトグラフイーで分析
し、シス−1,3−ジベンジル−2−オキソイ
ミダゾリジン−4,5−ジカルボン酸16.6gを
含有するものであつた。
分析条件ム:μ−Bondapak C18(ウオターズ
社) 流動相:メタノール−水−AcOH(65
−35−1) 流 速:1.0ml/min 検 出:UV−254nm 参考例で得た水溶液100g(シス−1,3−
ジベンジル−2−オキソイミダゾリジン−4,
5−ジカルボン酸6.78gを含む)に水55ml、1,
2−ジクロルエタン40mlを加えたのち、濃塩酸
を滴下し、PH1とした。これを20〜25℃で6時
間攪拌した。析出結晶を反応液から別し、
1,2−ジクロルエタン100ml、水50mlで洗浄
後、乾燥し、結晶としてシス−1,3−ジベン
ジル−2−オキソイミダゾリジン−4,5−ジ
カルボン酸6.44gを得た。m.p.173−175℃ 参考例で得たシス−1,3−ジベンジル−
2−オキソイミダゾリジン−4,5−ジカルボ
ン酸6.44gにメタノール39ml、濃硫酸3.27gを加
え、6時間還流した。この反応液を、重炭酸カ
リウム10.0g、水39mlの溶液中に滴下し、滴下
後20〜25℃で1時間攪拌した。
社) 流動相:メタノール−水−AcOH(65
−35−1) 流 速:1.0ml/min 検 出:UV−254nm 参考例で得た水溶液100g(シス−1,3−
ジベンジル−2−オキソイミダゾリジン−4,
5−ジカルボン酸6.78gを含む)に水55ml、1,
2−ジクロルエタン40mlを加えたのち、濃塩酸
を滴下し、PH1とした。これを20〜25℃で6時
間攪拌した。析出結晶を反応液から別し、
1,2−ジクロルエタン100ml、水50mlで洗浄
後、乾燥し、結晶としてシス−1,3−ジベン
ジル−2−オキソイミダゾリジン−4,5−ジ
カルボン酸6.44gを得た。m.p.173−175℃ 参考例で得たシス−1,3−ジベンジル−
2−オキソイミダゾリジン−4,5−ジカルボ
ン酸6.44gにメタノール39ml、濃硫酸3.27gを加
え、6時間還流した。この反応液を、重炭酸カ
リウム10.0g、水39mlの溶液中に滴下し、滴下
後20〜25℃で1時間攪拌した。
析出した白色結晶を過、水洗浄後乾燥し、
シス−1,3−ジベンジル−2−オキソイミダ
ゾリジン−4,5−ジカルボン酸ジメチルエス
テル6.56gを得た。
シス−1,3−ジベンジル−2−オキソイミダ
ゾリジン−4,5−ジカルボン酸ジメチルエス
テル6.56gを得た。
m.p. 108−109℃
(実施例 1)
参考例で得たシス−1,3−ジベンジル−2
−オキソイミダゾリジン−4,5−ジカルボン酸
3.54gに2%KOH水58gを加え溶解した。この溶
液を濃塩酸にてPH9.0に調整し、これにジメチル
硫酸20.2gを加え15%NaOH水でPHを8.0〜9.0に調
整しながら25〜30℃で4時間攪拌した。反応液を
酢酸エチル100mlで抽出し、有機層を水洗浄後減
圧濃縮し、シス−1,3−ジベンジル−2−オキ
ソイミダゾリジン−4,5−ジカルボン酸ジメチ
ルエステル3.63g(収率95%)を得た。m.p.107−
109℃ (実施例 2) 参考例で得た水溶液100g(シス−1,3−ジ
ベンジル−2−オキソイミダゾリジン−4,5−
ジカルボン酸6.78gを含む)に濃塩酸を滴下し、
PH9.5に調整した。
−オキソイミダゾリジン−4,5−ジカルボン酸
3.54gに2%KOH水58gを加え溶解した。この溶
液を濃塩酸にてPH9.0に調整し、これにジメチル
硫酸20.2gを加え15%NaOH水でPHを8.0〜9.0に調
整しながら25〜30℃で4時間攪拌した。反応液を
酢酸エチル100mlで抽出し、有機層を水洗浄後減
圧濃縮し、シス−1,3−ジベンジル−2−オキ
ソイミダゾリジン−4,5−ジカルボン酸ジメチ
ルエステル3.63g(収率95%)を得た。m.p.107−
109℃ (実施例 2) 参考例で得た水溶液100g(シス−1,3−ジ
ベンジル−2−オキソイミダゾリジン−4,5−
ジカルボン酸6.78gを含む)に濃塩酸を滴下し、
PH9.5に調整した。
この反応液にジメチル硫酸33.7gを加え、15%
NaOH水でPHを8.0〜9.0に調整しながら25〜30℃
で4時間攪拌した。反応液を酢酸エチル150mlに
て抽出し、有機層を水洗浄後、減圧濃縮した。残
渣をメタノール70mlにて再結晶し、シス−1,3
−ジベンジル−2−オキソイミダゾリジン−4,
5−ジカルボン酸ジメチルエステル6.75gを得た。
m.p.109〜111℃
NaOH水でPHを8.0〜9.0に調整しながら25〜30℃
で4時間攪拌した。反応液を酢酸エチル150mlに
て抽出し、有機層を水洗浄後、減圧濃縮した。残
渣をメタノール70mlにて再結晶し、シス−1,3
−ジベンジル−2−オキソイミダゾリジン−4,
5−ジカルボン酸ジメチルエステル6.75gを得た。
m.p.109〜111℃
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 式 で示されるシスージカルボン酸を水溶液中ジアル
キル硫酸と反応させることを特徴とする式 〔式中、Rは低級アルキル基を意味する。〕 で示されるシス−ジエステル体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP915984A JPS60152469A (ja) | 1984-01-21 | 1984-01-21 | シス−ジエステル体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP915984A JPS60152469A (ja) | 1984-01-21 | 1984-01-21 | シス−ジエステル体の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60152469A JPS60152469A (ja) | 1985-08-10 |
| JPH0452265B2 true JPH0452265B2 (ja) | 1992-08-21 |
Family
ID=11712835
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP915984A Granted JPS60152469A (ja) | 1984-01-21 | 1984-01-21 | シス−ジエステル体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60152469A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006232743A (ja) * | 2005-02-25 | 2006-09-07 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 1,3−ジベンジル−2−オキソイミダゾリジン−4,5−ジカルボン酸ジメチルの製造方法 |
| CN105399677B (zh) * | 2015-11-17 | 2019-02-22 | 蚌埠丰原医药科技发展有限公司 | 一种反式环酸的制备方法 |
| CN106905239A (zh) * | 2017-03-15 | 2017-06-30 | 安徽泰格维生素实业有限公司 | 一种双苄基二羧酸的精制方法 |
-
1984
- 1984-01-21 JP JP915984A patent/JPS60152469A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60152469A (ja) | 1985-08-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |