JPH0452411Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0452411Y2
JPH0452411Y2 JP1985153081U JP15308185U JPH0452411Y2 JP H0452411 Y2 JPH0452411 Y2 JP H0452411Y2 JP 1985153081 U JP1985153081 U JP 1985153081U JP 15308185 U JP15308185 U JP 15308185U JP H0452411 Y2 JPH0452411 Y2 JP H0452411Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
temperature
intake
camshaft
electromagnetic actuator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985153081U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6261907U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985153081U priority Critical patent/JPH0452411Y2/ja
Publication of JPS6261907U publication Critical patent/JPS6261907U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0452411Y2 publication Critical patent/JPH0452411Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
  • Valve Device For Special Equipments (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、内燃機関の吸・排気バルブの開閉時
期を制御する装置に関し、特にカムシヤフトと該
カムシヤフトを回転駆動する駆動輪の相対角度位
相を、両者の間に介装した液圧アクチユエータに
より設定し、もつて吸・排気バルブの開閉時期を
制御する装置における液圧アクチユエータの作動
液の流量制御機構に関する。
〈従来の技術〉 従来のこの種の装置としては、例えば、第3図
に示すようなものがある(米国特許第4421074号、
クラス123/90.15 1983年12月20日公開及び「モ
ータフアン」1982年12月号第222〜224頁参照)。
このものの概要を説明すると、機関の吸気バル
ブ若しくは排気バルブまたはこれらの両方或いは
第3弁等他の開閉弁(以下吸・排気バルブとい
う)を開閉するカムを備えたカムシヤフト1の一
端には液圧アクチユエータ2を介して駆動輪3が
所定角度相対回動自由に軸支されており、該駆動
輪3を図示しない巻掛伝導媒体等を介しクランク
シヤフトにより回転駆動してカムシヤフト1を回
転する。液圧アクチユエータ2においては、リン
グピストン4が、液圧作動室5に液圧通路6を介
して作動液が導入されてこれを受圧すると共にこ
れと対抗するスプリング7のばね力を受け、両者
のバランスした位置で停止する構成となつてい
る。前記リングピストン4は、その内外周面に実
質的にカムシヤフト1と噛合する内歯8と、駆動
輪3と噛合する外歯9とを有しており、これら内
外の歯8,9の相手歯との噛合のうち少なくとも
一組がスパイラル状に噛合している。これにより
リングピストン4が軸方向に移動すると、カムシ
ヤフト1は駆動軸3に対して相対角度位相が変化
され、吸・排気バルブのクランクシヤフトに対す
る開閉時期が可変制御されるのである。
液圧アクチユエータ2の液圧作動室5に導入さ
れる作動液は流量制御弁11により流量制御され
結果的に圧力制御される。即ち、流量制御弁11
は流出孔11aを有する一端開放の中空スリーブ
よりなり、カムシヤフト1の端部に装着されて、
液圧作動室5に連通するリリーフ通路12の通路
面積を図の右端部で制御する。
流量制御弁11は第3図示の位置でリリーフ通
路12を開放することにより液圧作動室5内の液
圧をリリーフしており、このときはリングピスト
ン4はスプリング7の付勢力で左端位置にある。
この状態から該流量制御弁11に対向する出力シ
ヤフト15を備えた電磁アクチユエータ16が励
磁されると、出力シヤフト15が図で右行し、こ
れにつれて流量制御弁11も右行してリリーフ通
路12が遮断される。このため液圧作動室5内に
はエンジンオイル圧が導入されリングピストン4
がスプリング7の付勢力に抗して右行し、前記の
如く吸・排気バルブの開閉時期が変化する。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかしながらこのような従来装置によると、電
磁アクチユエータ16の出力シヤフト15の先端
部がエンジンオイルの飛散する機関のロツカカバ
ー17内部に露出している。このために、電磁ア
クチユエータ16のコイルが励磁又は消磁され、
出力シヤフト15が電磁アクチユエータ16内部
で往復運動が繰り返されると、電磁アクチユエー
タ16内部に圧力変動が発生し、その負圧時にエ
ンジンオイルが吸入され易い。この吸入されたエ
ンジンオイルが電磁アクチユエータ16内部に残
留すると、高温時の機関発生熱と通電時のコイル
発熱とによりこれが酸化、劣化して出力シヤフト
15を汚損し或いは固化付着し、予想し得ないス
トローク位置で出力シヤフト15のステイツクを
生じてしまう惧れが生じる。
また機関温度が例えば暖機完了前の低温時に
も、機関運転状態に応じて電磁アクチユエータが
作動するが、電磁アクチユエータが通電作動した
後に通電停止を行うと、リターンスプリング(通
常低負荷用に弾性復元力を与えてフエイルセーフ
となつている)の力では、エンジンオイルの粘度
が大であるために、出力シヤフトが所定位置に復
帰することなく、ストローク途中で停止し或いは
その停止に至る期間が長くなつてしまう。このた
め流量制御弁の作動が不良となつて、吸・排気バ
ルブの開閉時期が所望の値を示さず又は過渡応答
が悪化し、吸・排気バルブのオーバーラツプ量の
不安定化により、高速高負荷領域の出力不足或い
はアイドル回転速度の不安定化を招いてしまうお
それがあつた。
勿論、リターンスプリングの弾性係数を大とす
れば上記不都合は解消するが、この弾性付勢力に
打ち勝つコイル装置が大型化する不都合が生じ
る。
本考案はかかる従来装置の不都合に鑑み、機関
高温時に電磁アクチユエータの作動を停止して、
出力シヤフトがエンジンオイル固化等によりステ
イツクし、運転性困難他となるのを未然に防ぐこ
とを目的とすると共に、機関低温時には始動当初
から電磁アクチユエータの作動を停止して吸・排
気バルブの開閉時期をフエイルセーフ側の一定値
にクランプしてその不安定化を防止することを目
的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 そのために本考案では、内燃機関の吸・排気バ
ルブを開閉させるカムを有したカムシヤフトに、
クランク軸の回転駆動力を伝達する駆動輪をカム
シヤフトに対して所定角度回動可能に軸支し、前
記駆動輪とカムシヤフトとの間に該両者の相対角
度位相を設定するための液圧アクチユエータを介
装し、端部が機関内部に露出しかつフエイルセー
フ側に弾性復元力を受ける出力シヤフトにより前
記液圧アクチユエータの作動液用の流量制御弁を
制御する電磁アクチユエータを備えた内燃機関の
吸・排気バルブ開閉時期制御装置において、機関
温度を検出する温度センサと、該温度センサの検
出信号に基づき機関温度が第1所定値以下の低温
領域及び前記第1所定値より高い第2所定値以上
の高温領域において前記電磁アクチユエータの通
電を停止してフエイルセーフ側に保持する手段
と、を設ける。
〈作用〉 これにより、機関高温時には、電磁アクチユエ
ータの作動がフエイルセーフ側に位置したまま停
止し、電磁アクチユエータの発熱も停止するか
ら、出力シヤフトに過熱エンジンオイルによる汚
損又は固着が発生することを防止でき、機関はそ
の全運転領域でフエイルセーフ側の吸・排気バル
ブ開閉時期で運転されることになり安全となる。
また機関低温時には、電磁アクチユエータの作動
が最初から停止し、吸・排気バルブの開閉時期が
クランプされて、機関制御が不安定化されること
がない。
〈実施例〉 以下、本考案の実施例を第1図に基づいて説明
する。図は左側にカムシヤフトの前端部の断面、
右側にカムシヤフトの後端部の拡大断面を示して
あり、中間部分は省略してあり、内燃機関は燃料
噴射式を示してある。カムシヤフト21の一端部
には延長軸22がねじ止めされ、該延長軸22の
端部に圧入されたストツパ23と延長軸22とに
スリーブ24が嵌挿される。スリーブ24とシリ
ンダヘツド25との間には、オイルシール26が
取り付けられている。スリーブ24の外周に形成
した突起24aとスリーブ24にねじ止めされた
ナツト27との間には、カムシヤフト駆動用の駆
動輪としてのプーリ28が固定され、プーリ28
に形成された外歯28aには、クランク軸の回転
力を伝達する巻掛部材としての歯付ベルト29の
内歯29aが係合される。
ストツパ23と延長軸22との間には、スリー
ブ24に形成した内歯24bと、延長軸22に形
成した外歯22aとに夫々外歯30aと内歯30
bとが係合して軸方向に移動自由なリングピスト
ン30と、該リングピストン30を図で左方向へ
付勢するスプリング31とを備える。前記内歯2
4bと外歯30a、外歯22aと内歯30bの少
なくとも一組はスパイラルに形成され、リングピ
ストン30の移動によりカムシヤフト21をプー
リ28に対して相対角度変位できることは従来同
様である。前記プーリ28及び歯付ベルト29等
の外側を覆うカバー32がロツカカバー33に連
結される。
カムシヤフト21の反対側の端部には流量制御
弁34が設けられる。即ち、カムシヤフト21の
プーリ28取付側の端部とは反対側の端部に形成
された孔21a内には、弁孔34aを周壁に形成
した弁ハウジング34bと、該弁ハウジング34
b内に摺動自由に嵌挿され、オイル流出孔34c
を形成した中空スリーブ状の弁体34dと、該弁
体34dを外側方向に付勢するスプリング34e
とからなる流量制御弁34が装着され、通常は開
弁している。
そして、前記流量制御弁34の弁体34d端面
に出力シヤフト41が係合して、弁体34dを駆
動させる電磁アクチユエータ42がロツカカバー
33とシリンダヘツド25との間に装着され、内
端を機関内に臨ませている。
また、カムシヤフト21の図中左端面と、前記
孔21aとを結ぶオイル通路21b及び該オイル
通路21bとシリンダヘツド25のカムシヤフト
軸承孔に面した部分に形成された環状溝21cと
を結ぶオイル通路21dとが形成されている。
シリンダヘツド25のカムシヤフト軸承部分に
は、図示しないオイルポンプから圧送された液圧
媒体としてのエンジンオイルを前記環状溝21c
に導くオイル通路25aが形成されている。
また、前記延長軸22には、オイル通路22b
が形成されており、前記オイル通路21bからオ
イル通路22b、外歯22aと内歯30bとの隙
間を介してリングピストン30の図中左端面にオ
イルが導かれる。従つて、スリーブ24、延長軸
22、ストツパ23、リングピストン30及びス
プリング31でカムシヤフト21をプーリ(駆動
輪)28に対して相対回転させる液圧アクチユエ
ータが構成され、リングピストン30の図中左側
空間に液圧作動室Aが形成される。
電磁アクチユエータ42はボビン44にコイル
45が巻付けられ該コイル45に電圧が印加され
ると、ケース46、コイル45両端のプレート4
7及びコア48が励磁され、コア48内の出力シ
ヤフト41を図で左行させ、流量制御弁34の弁
体34dを左方に押して弁孔34aを閉鎖し、オ
イル通路21bの機関内への連通を遮断する。
これにより液圧作動室A内のオイル圧が上昇す
る。
出力シヤフト41の図で右端には大径のプラン
ジヤ51が形成され、該プランジヤ51とコア4
8端部との間にプランジヤ移動空間52が形成さ
れる。尚、前記プランジヤ51を設けなくともよ
い。出力シヤフト41はカムシヤフト21と略平
行若しくは同一軸心上に配設され、該出力シヤフ
ト41(軸心)より上方位置のコア48には第1
及び第2の入口53,54が機関内に開口して設
けられている。一方の第1の入口53は、ボビン
44に設けた溝55及びプランジヤ51のガイド
61に設けた孔62を介して前記プランジヤ移動
空間52に連通され、他方の第2入口54は出力
シヤフト41の段付部41aとコア48との間に
リターンスプリング65が介装される環状のスプ
リング室56に連通される。ここで該リターンス
プリング65は図で右方に出力シヤフト41を弾
性付勢し、コイル45の非通電消磁時は出力シヤ
フト41を右端位置に持ち来たして、流量制御弁
34に対し左方への押圧力を付与しない低負荷用
の吸・排気バルブ開閉時期にマツチングさせてあ
り、フエイルセーフ手段として機能する。
また出力シヤフト41(の軸心)より下位のコ
ア48には第1及び第2の出口58,59が機関
内に向けて開口される。第1の出口58はガイド
61に開口した孔63及びボビン44に設けた溝
57を介してプランジヤ移動空間52に連通し、
第2の出口59は前記スプリング室56に連通し
ている。
プランジヤ51を含む出力シヤフト41にはそ
の中心軸を通つてプランジヤ51右端面とプラン
ジヤ移動空間52及びスプリング室56に連通す
る内部通路60を有する。この内部通路60は、
出力シヤフト41の往復動によつてプランジヤ5
1の図で右端の室(これも出力シヤフト端部移動
空間といえる)、プランジヤ移動空間52及びス
プリング室56の容積が変化しても相互間にオイ
ル流動が発生し、これにより出力シヤフト41の
軸方向移動を容易にしている。
電磁アクチユエータ42は、コイル45の端子
67に電圧を印加する制御手段71により、前記
したようなコイル45の通電励磁或いは非通電消
磁を行う。
制御手段71は入出力手段、記憶手段、処理手
段等からなるマイクロコンピユータであり、該制
御手段71には、公知の手段により機関回転速度
Nを検出する回転センサ72、機関負荷例えば吸
入空気量Q、燃料噴射量、吸入負荷、吸気絞り弁
開度等を検出する負荷センサ73及び機関温度、
例えば機関の冷却水温度TWエンジンオイル温度、
吸気温度等を検出する温度センサ74その他から
の検出信号が入力される。そして機関回転速度N
及び機関負荷に応じて制御手段71が前記電磁ア
クチユエータ42を制御し、吸・排気バルブの最
適開閉時期を制御する。
電磁アクチユエータ42の通電励磁は、温度セ
ンサ74の検出した温度TWが第1所定温度(例
えば冷却水温度が約0℃)以下、例えば暖機完了
前の機関冷間領域で制御手段71により停止され
ると共に、暖機完了後の第2所定温度(例えば冷
却水温度が約100℃)以上の高温領域で同様に停
止され、吸・排気バルブ開閉時期が低負荷用にマ
ツチングされるフエイルセーフ側にリターンスプ
リング65が出力シヤフト41を右端位置に弾性
付勢する。従つて、前記制御手段71は上記領域
において電磁アクチユエータの作動を停止する手
段として機能する。
次に作用を第2図に示すフローチヤートに基づ
いて説明する。
S1において回転センサ72、負荷センサ73
及び温度センサ74の検出信号を入力した制御手
段71はS2において吸・排気バルブの最適開閉
時期及び燃料噴射量TP(噴射弁の噴射パルス巾)
を演算する。この演算の結果は図示しない燃料噴
射弁の制御信号及び電磁アクチユエータ42の通
電・非通電制御信号として出力される。
尚、説明の便宜上及び制御の容易性から、以下
の電磁アクチユエータ42による吸・排気バルブ
最適開閉時期の制御は、通電又は非通電の一方を
選択することにより行うこととし、実際にはS3
〜S6の判断に基づいて行われることとする。
S8における電磁アクチユエータ42の非通電
時は、リターンスプリング65の弾性力で、図示
のようにその出力シヤフト41が引き込まれた右
端位置にあり、流量制御弁34の弁体34dがス
プリング34eにより右端位置にあつて弁孔34
aが開かれている。
この状態では、シリンダヘツド25のオイル通
路25aからカムシヤフト21の環状溝21c、
オイル通路21d,21b内に流入したオイル
は、孔21aから流量制御弁34の弁孔34aを
経由して流出孔34cから外部に流出する。
したがつて、オイル通路21bからオイル通路
22b及び外歯22aと内歯30bとの隙間を経
て液圧作動室Aに流入するオイルの圧力は小さ
く、リングピストン30はスプリング31による
付勢力で左端位置にあり、この位置で定まるプー
リ28と、カムシヤフト21との相対角度位相に
応じて吸・排気バルブ乗載部開閉時期が制御され
る。具体的には吸・排気バルブの開弁オーバーラ
ツプ量はこの場合小さく設定され、機関低速低負
荷用にマツチングされる。
尚、この時、オイル流出孔34cから流出する
オイルが周辺に飛散してもプーリ28を駆動する
歯付ベルト29はカムシヤフト21の反対側の端
部に設けられるため、オイルが歯付ベルト29に
付着することを防止できる。この結果、オイルに
よる歯付ベルト29のラバー部分の劣化を防止で
きるので、吸・排気バルブ開閉時期のずれ、ひい
ては吸・排気バルブとピストンとの干渉による破
損を防止できる。
一方、S7においては、所定の運転条件になる
と、電磁アクチユエータ42のコイル45が通電
されてリターンスプリング65の弾性力に抗し出
力シヤフト41が伸び出し、弁体34dがスプリ
ング34eに抗して押圧されて、弁孔34aが閉
じる。
したがつて、液圧作動室Aに導かれるオイル圧
力が上昇し、リングピストン30はスプリング3
1に抗して図で右方向に移動するため、プーリ2
8に対してカムシヤフト21が所定角度相対回転
し、吸・排気バルブの開閉時期が所定クランク角
度ずらされ、当該運転条件にマツチングした開閉
時期に制御される。具体的にはこの場合吸・排気
バルブのオーバーラツプ量が大きく設定され、機
関高速高負荷領域にマツチングされる。
一方、流量制御弁34を開閉制御する電磁アク
チユエータ42側からみると、出力シヤフト41
の上記軸方向往復動がピストン作用を行つて、機
関内部に飛散したオイルを出力シヤフト41右行
時に入口53、54若しくは出口58,59から
溝55及び孔62又は出力シヤフト41外周面を
介してプランジヤ移動空間52若しくはスプリン
グ室56に吸引し、自重で下方に流れ落ちたオイ
ルを出力シヤフト41左行時に孔63及び溝57
を介して出口58又は59から機関内部に放出さ
れる。
以上のような電磁アクチユエータ42の通電制
御(S7)は、S3,S4で機関運転状態が判断
されて、機関回転速度Nが例えば1000rpm以上の
とき及び燃料噴射パルス巾TPが4ms以上のと
きになされ、非通電制御(S8)はそれ以外の運
転領域でなされる。
ところで機関運転状態に応じ上記作用を行う
吸・排気バルブ開閉時期制御にあつては、機関を
寒冷地等で始動するときは、エンジンオイルの温
度も低くオイル粘度が大きい。この状態で機関が
高負荷運転され、電磁アクチユエータ42が通電
励磁されると、大きな磁力により、出力シヤフト
41が左行して流量制御弁34が閉じ吸・排気バ
ルブ開閉時期が変化する。しかしその後機関が例
えばアイドル回転に戻つても出力シヤフト41又
(又はプランジヤ51)外周面を流れるオイル粘
度が大き過ぎて、流量制御弁34及び電磁アクチ
ユエータ42内のスプリング34e,65の弾性
復帰力では出力シヤフト41が右端に到達するこ
とができなくなる。
そこでS5で機関冷却温度TWが約0℃(第1
所定値)以下の状態を温度センサ74が検出した
ときは、制御手段71が始動当初から電磁アクチ
ユエータ42の通電励磁を停止(S8)し、出力
シヤフト41を右端のフエイルセーフ位置に保持
する。
この結果、流量制御弁34は開弁状態を保持し
て吸・排気バルブ開閉時期を低速低負荷のフエイ
ルセーフ側にクランプすることとなる。これは出
力シヤフト41のストローク位置が不特定即ち
吸・排気バルブ開閉時期が機関運転状態で不安定
になるよりも、従来から行われてきた固定開閉時
期となり、全運転領域で燃焼の悪化を防止でき、
燃費の改善が図られると共に、回転速度、出力の
値が安定して得られ、機関の運転性が向上でき
る。
一方、例えば機関を夏期において高負荷で連続
運転すると、機関発熱量が大きくエンジンオイル
の温度が上昇する。この状態で電磁アクチユエー
タ42に通電がなされコイル45の発熱が加わる
と、電磁アクチユエータ42内のエンジンオイル
が過熱して固化し、出力シヤフト41に付着して
ステイツクを生じ易い。これは機関の高負荷状態
等において生じ易く、低負荷用等においては不適
となつて機関の運転性が難しくなる。そこでS6
において例えば機関冷却水温度TWが100℃(第2
所定値)より高温となつた場合には電磁アクチユ
エータ42を非通電とし、リターンスプリング6
5により出力シヤフト41を右端位置にクランプ
し、コイル45の発熱停止により出力シヤフト4
1のステイツクを防止することによつて、機関の
運転性悪化を防止して安全を確保できる。
尚、上記実施例においてボビン44に溝55,
57を形成する代わりにコア48に溝を設けても
同様に作用することは明らかである。
またコア48に設けた出口59を省いてもよ
い。その場合にはスプリング室56に導入された
オイルはコア48及び出力シヤフト41の隙間を
通つてプランジヤ移動空間52に導かれる。
〈考案の効果〉 以上のように本考案によると、機関温度が第1
所定温度以下の低温時に電磁アクチユエータの作
動を停止したので、吸・排気バルブの開閉時期が
安定しひいては燃焼が安定して燃費の悪化が防止
され、機関回転、出力が安定し運転性の悪化を防
止できる。
また、機関温度が第2所定値温度以上の高温時
に電磁アクチユエータの作動を停止しフエイルセ
ーフ側に吸・排気バルブの開閉時期をクランプ
し、電磁アクチユエータの発熱停止により出力シ
ヤフトのステイツクを防止したので機関の運転性
の悪化を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の構成を示す要部断
面図であり、図で左側はカムシヤフト前端部、右
側はカムシヤフト後端部を示し、該後端部は前端
部に対して拡大して示してある、第2図は同上実
施例の具体的作動例を示すフローチヤート、第3
図は従来例の要部構成を示す断面図である。 21……カムシヤフト、21a……孔、21
b,21d……オイル通路、21c……環状溝、
25a……オイル通路、28……プーリ、29…
…歯付ベルト、30……リングピストン、30a
……外歯、30b……内歯、31……スプリン
グ、34……流量制御弁、34a……弁孔、A…
…液圧作動室、41……出力シヤフト、42……
電磁アクチユエータ、71……制御手段、74…
…温度センサ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 内燃機関の吸・排気バルブを開閉させるカムを
    有したカムシヤフトに、クランク軸の回転駆動力
    を伝達する駆動輪をカムシヤフトに対して所定角
    度回動可能に軸支し、前記駆動輪とカムシヤフト
    との間に該両者の相対角度位相を設定するための
    液圧アクチユエータを介装し、端部が機関内部に
    露出しかつフエイルセーフ側に弾性復元力を受け
    る出力シヤフトにより前記液圧アクチユエータの
    作動液用の流量制御弁を制御する電磁アクチユエ
    ータを備えた内燃機関の吸・排気バルブ開閉時期
    制御装置において、 機関温度を検出する温度センサと、該温度セン
    サの検出信号に基づき機関温度が第1所定値以下
    の低温領域及び前記第1所定値より高い第2所定
    値以上の高温領域において前記電磁アクチユエー
    タの通電を停止してフエイルセーフ側に保持する
    手段と、を設けたことを特徴とする内燃機関の
    吸・排気バルブ開閉時期制御装置。
JP1985153081U 1985-10-08 1985-10-08 Expired JPH0452411Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985153081U JPH0452411Y2 (ja) 1985-10-08 1985-10-08

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985153081U JPH0452411Y2 (ja) 1985-10-08 1985-10-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6261907U JPS6261907U (ja) 1987-04-17
JPH0452411Y2 true JPH0452411Y2 (ja) 1992-12-09

Family

ID=31071645

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985153081U Expired JPH0452411Y2 (ja) 1985-10-08 1985-10-08

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0452411Y2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55110704U (ja) * 1979-01-26 1980-08-04
JPS5838602B2 (ja) * 1979-05-09 1983-08-24 トヨタ自動車株式会社 可変バルブ機関の制御装置
JPS6021512U (ja) * 1983-07-22 1985-02-14 マツダ株式会社 エンジンのバルブタイミング制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6261907U (ja) 1987-04-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0686807B2 (ja) 伝動結合される2つの軸の相対角度調節装置
US20120318218A1 (en) Valve timing control apparatus of internal combustion engine
US4530324A (en) Fuel injection pump for an internal combustion engine
JPS6343398Y2 (ja)
JP2829639B2 (ja) 電子制御式分配型燃料噴射ポンプの送油率可変制御方法
US4531488A (en) Fuel injection pump for an internal combustion engine
JPH07259516A (ja) 弁開閉時期制御装置
JPH0521102U (ja) 内燃機関のバルブタイミング制御装置
JPH045684Y2 (ja)
US4489697A (en) Distributor type fuel injection pump having a starting injection timing advance device
JP3826993B2 (ja) 可変バルブタイミング機構の油圧制御装置
JP2842113B2 (ja) 可変バルブタイミング制御装置
JP2932719B2 (ja) 可変バルブタイミング装置
JP2836427B2 (ja) 可変バルブタイミング装置
JPH066164Y2 (ja) 内燃機関の吸・排気バルブ開閉時期制御装置
JP2890214B2 (ja) 内燃機関の動弁装置
JP3735888B2 (ja) ディーゼルエンジン用燃料噴射ポンプの燃料噴射時期制御装置
JP2704638B2 (ja) 内燃機関のバルブタイミング制御装置
JPH0617618A (ja) 可変バルブタイミング機構の油圧制御装置
JP2770654B2 (ja) 内燃機関の吸・排気弁作動装置
JP2836436B2 (ja) 可変バルブタイミング装置
JPS61212661A (ja) 分配型燃料噴射ポンプ
JPH0814417A (ja) 切替弁
JPH0241320Y2 (ja)
JPH0332755Y2 (ja)