JPH0452452B2 - - Google Patents

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JPH0452452B2
JPH0452452B2 JP57118331A JP11833182A JPH0452452B2 JP H0452452 B2 JPH0452452 B2 JP H0452452B2 JP 57118331 A JP57118331 A JP 57118331A JP 11833182 A JP11833182 A JP 11833182A JP H0452452 B2 JPH0452452 B2 JP H0452452B2
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JP
Japan
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group
diphenylamine
groups
methyl
sulfonamide
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP57118331A
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English (en)
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JPS5824137A (ja
Inventor
Suteiibun Kaburierusen Rorufu
An Gurahamu Patorishia
Edowaado Kiryanobiitsu Jeemuzu
Heruman Sutaan Matsukusu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Eastman Kodak Co filed Critical Eastman Kodak Co
Publication of JPS5824137A publication Critical patent/JPS5824137A/ja
Publication of JPH0452452B2 publication Critical patent/JPH0452452B2/ja
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  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Color Printing (AREA)
  • Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、例えば銀塩写真材料のような画像形
成材料や画像形成プロセスにおいて有用である、
発色性のp−スルホンアミドジフエニルアミン、
そして対応するスルホンイミド色素に関する。 銀及び色素画像を形成するための写真材料は公
知である。このような公知な材料において色素画
像を形成する場合、カツプリング反応によつてそ
れを行なうのが一般的である。すなわち、カツプ
リング反応に従うと、写真用ハロゲン化銀の現像
によつて現像剤を酸化させ、そして次に得られた
酸化現像剤(酸化された形の現像剤)をカツプリ
ング剤と反応させて色素画像を形成させる。この
方法は、例えば、Research Disclosure,1978年
12月、ItemNo.17643、発行所:Industrial
Opportunities Limited,Homewell,Havant,
Hampshire,United Kingdom、に記載されて
いる。ロイコ色素の酸化によつて画像を形成させ
る方法は、例えば、米国特許第3938995号に記載
されている。現在、色素画像、特に銀画像を向上
させ得る色素画像を形成するための別の手段を提
供することが望まれている。 本発明に従うと、ジフエニルアミン、フエニル
ナフチルアミン又はその酸性塩からなる群から選
ばれた発色性の色素プレカーサ(前駆体)化合物
であつて、該発色性化合物に含まれる第1のベン
ゼン環が−NH−基を介して第2のベンゼン環又
はナフタレン核に結合しており、その際、 (a) 前記第1のベンゼン環は電子供与基をそのメ
タ−位又パラ−位に有しており、 (b) 前記第2のベンゼン環又はナフタレン核はス
ルホンアミド基をそのパラ−位に有しており、 (c) 該化合物はそのオルト−位のそれぞれにおい
てスルホンアミド基を有しておらず、そして (d) 酸化された状態において、スルホンイミド色
素を形成可能であり、 また、上記した環位置はすべて−NH−基に関
しての位置である、そのような発色性色素プレカ
ーサ化合物が提供される。 この発色性化合物は、本発明の好ましい1態様
に従うと、次式により表わされるかもしくはその
酸性塩である。 上式において、 Rは、メター位又はパラ−位に位置しており、
そして【式】1〜20個の炭素原子を有する アルコキシ基、例えばメトキシ基、エトキシ基、
ヘキシルオキシ基及びオクタデシルオキシ基、
620個の炭素原子を有するアリールオキシ基、例
えばフエノキシ基、2,4−ジ−t−アミルフエ
ノキシ基、3,4,5−トリメチルフエノキシ基
及びハロフエノキシ基、ヒドラジノ基、スルホン
アミド基、ウレイド基、例えばN−オクチルウレ
イド基、そしてカルボキサアミド基、例えばアセ
トアミド基、プロピオンアミド基及びN−メチル
アセトアミド基からなる群から選ばれた電子供与
置換基を表わし、 R1は、オルト−位又はメタ−位に位置してお
り、そして水素、1〜20個の炭素原子を有するア
ルキル基、例えばメチル基、エチル基、プロピル
基、ベンジル基、デシル基及びエイコシル基、カ
ルボキサアミド基、スルホンアミド基、カルバモ
イル基、1〜3個の炭素原子を有するアルコキシ
基、例えばメトキシ基、エトキシ基及びプロポキ
シ基、1〜5個の炭素原子を有するアルキルスル
ホニル基、例えばメチルスルホニル基、ペンチル
スルホニル基、エチルスルホニル基及びプロピル
スルホニル基、6〜12個の炭素原子を有するアリ
ールスルホニル基、例えばフエニルスルホニル基
及びメチルフエニルスルホニル基、塩素、臭素、
沃素又は弗素を表わし、そしてR1がスルホンア
ミド基を表わす場合、メタ−位に位置しており、 R2は、オルト−位又はメタ−位に位置してお
り、そして水素、1〜3個の炭素原子を有するア
ルキル基、例えばメチル基、エチル基及びプロピ
ル基、カルバモイル基、1〜3個の炭素原子を有
するアルコキシ基、例えばメトキシ基、エトキシ
基及びプロポキシ基、1〜5個の炭素原子を有す
るアルキルスルホニル基、例えばメチルスルホニ
ル基、エチルスルホニル基及びペンチルスルホニ
ル基、6〜12個の炭素原子を有するアリールスル
ホニル基、例えばフエニルスルホニル基及びメチ
ルフエニルスルホニル基、塩素、臭素、沃素又は
弗素を表わし、 R3は、水素、1〜3個の炭素原子を有するト
リハロアルキル基を含めた、1〜20個の炭素原子
を有するアルキル基、例えばトリブロモメチル
基、2,2,2−トリブロモエチル基、2,2,
2−トリクロロエチル基及び3,3,3−トリブ
ロモプロピル基、1〜20個の炭素原子を有するア
ルコキシ基、例えばメトキシ基、エトキシ基、ヘ
キシルオキシ基及びオクタデシルオキシ基、1〜
20個の炭素原子を有するアルコキシカルボニル
基、例えばメトキシカルボニル基、エトキシカル
ボニル基、プロピルオキシカルボニル基及びステ
アリルオキシカルボニル基、カルボキシ基、カル
ボキサアミド基、例えばアセトアミド基、N−メ
チルアセトアミド基及びプロピオンアミド基、塩
素、臭素、沃素、弗素、カルバモイル基、スルホ
ン酸基、スルフアモイル基、1〜5個の炭素原子
を有するアルキルスルホニル基、例えばメチルス
ルホニル基、エチルスルホニル基及びプロピルス
ルホニル基、6〜20個の炭素原子を有するアリー
ルスルホニル基、例えばフエニルスルホニル基及
びメチルフエニルスルホニル基、ウレイド基又は
6〜12個の炭素原子を有する炭素環式基、例えば
シクロペンチル基、シクロヘキシル基、アルキル
−置換シクロヘキシル基及びフエニル基を表わ
し、 R4は、水素、1〜3個の炭素原子を有するト
リハロアルキル基を含めた、1〜20個の炭素原子
を有するアルキル基、例えばトリブロモメチル
基、2,2,2−トリブロモエチル基、2,2,
2−トリクロロエチル基及び3,3,3−トリブ
ロモプロピル基、1〜20個の炭素原子を有するア
ルコキシ基、例えばメトキシ基、プロポキシ基、
ヘキシル基及びオクタデシルオキシ基、1〜20個
の炭素原子を有するアルコキシカルボニル基、例
えばメトキシカルボニル基、エトキシカルボニル
基、ブトキシカルボニル基及びステアリルオキシ
カルボニル基、カルボキシ基、カルボキサアミド
基、例えばアセトアミド基、N−メチルアセトア
ミド基及びプロピオンアミド基、塩素、臭素、沃
素、弗素、カルバモイル基、スルホン酸基、スル
フアモイル基、1〜5個の炭素原子を有するアル
キルスルホニル基、例えばメチルスルホニル基、
エチルスルホニル基及びプロピルスルホニル基、
6〜20個の炭素原子を有するアリールスルホニル
基、例えばフエニルスルホニル基及びメチルフエ
ニルスルホニル基、ウレイド基、例えばN−オク
チルウレイド基、又は6〜12個の炭素原子を有す
る炭素環式基、例えばフエニル基、シクロヘキシ
ル基、アルキル−置換シクロヘキシル基(例えば
ジメチルシクロヘキシル基)又はベンゼン上の縮
合環を表わし、 R5は、1〜20個の炭素原子を有するアルキル
基、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、デ
シル基、ドデシル基、エイコシル基及びベンジル
基、又は6〜20個の炭素原子を有するアリール、
例えばフエニル基、ハロフエニル基、トリル基、
ナフチル基、2,4,6−トリイソプロピルフエ
ニル基、2,6−ジイソプロピルフエニル基及び
2,4,6−トリメチルフエニル基を表わし、 R6は、水素、1〜20個の炭素原子を有するア
ルキル基、例えばメチル基、エチル基、プロピル
基、デシル基及びドデシル基、【式】又は6〜 20個の炭素原子を有するアリール基、例えばフエ
ニル基、ナフチル基、ハロフエニル基、2,4,
6−トリメチルフエニル基、2,6−ジイソプロ
ピルフエニル基及びトリル基を表わすかもしく
は、R7とともに、例えばピリジノ基、モルホリ
ノ基又はピペリジノ基のような5員又は6員の複
素環式基を含む複素環式基を完成するのに必要な
複数個の原子を表わし、 R7は、水素又は1〜20個の炭素原子を有する
アルキル基を表わすかもしくは、R6とともに、
5員又は6員の複素環式基、例えば1−ピラゾー
ル−5−オンを完成するのに必要な複数個の原子
を表わし、そして R8は、1〜20個の炭素原子を有するアルキル
基、例えばメチル基、エチル基、ベンジル基、オ
クチル基、デシル基及びエイコシル基を表わし、
その際、上記したアルキル基、アルコキシ基、ア
リール基及びアリールオキシ基は、すべて、任意
に置換されていてもよい。 本発明によるp−スルホンアミドジフエニルア
ミンから、それらに対応するスルホンイミド色
素、特に次式により表わされるスルホンイミド色
素を形成することができる。 上式において、R,R1,R2,R3,R4及びR5
は、それぞれ、前記定義に同じである。 p−スルホンアミドジフエニルアミン、そして
対応するスルホンイミド色素は、冒頭にも述べた
通り、例えばハロゲン化銀写真材料のような画像
形成材料において有用である。例えば、本発明に
よるp−スルホンアミドジフエニルアミンを例に
とると、ハロゲン化銀写真材料中において対応す
るスルホンイミド色素を形成するのにそれらの化
合物は有用である。本発明によるスルホンイミド
色素は、クロス酸化現像剤を用いたスルホンアミ
ドジフエニルアミンのクロス酸化によつて、写真
材料中において形成させるのが一般的である。こ
のようにして形成されたスルホンイミド色素は画
像色素として有用である。この色素は、さらに、
写真材料中において銀画像を向上させるためにも
また有用である。 本発明によるp−スルホンアミドジフエニルア
ミン、そして対応するスルホンイミド色素は、さ
らに加えて、画像形成材料中及び印刷版中の焼出
し化合物として、ノーカーボン紙及びサーマルプ
リンタ用印刷紙中のイメージフオーマー(画像形
成物質)として、そして写真材料及びプロセス以
外のその他の用途においてもまた有用である。本
発明による化合物が有用性を発揮し得るその他の
材料は、布帛及び繊維ならびにレドツクス指示薬
を包含している。 先に示した通り、“アルキル基”、“アリール
基”、“アルコキシ基”及び“アリールオキシ基”
なる用語は、それぞれ、非置換の基及び置換され
た基の両者を包含している。これらの基は、容易
に理解されるように、本発明によるスルホンアミ
ドジフエニルアミン又は対応するスルホンイミド
色素に対して悪い影響を及ぼさないような基によ
つて置換されている。適当な置換されたアルキル
基の例は、トリハロアルキル基、そして例えば
CH3SO2NHCH2CH2−のようなスルホンアミド
基、カルボキサアミド基、例えばメトキシ基又は
エトキシ基のようなアルコキシ基、カルボキシル
基(−COOH)、例えばフエニル基又はトリル基
のようなアリール基、そしてカルボニル基を有す
るアルキル基を包含している。適当な置換された
アリール基の例は、例えばメトキシ基又はエトキ
シ基のようなアルコキシ基、カルボキシ基、例え
ばメチル基、エチル基、プロピル基及びブチル基
のようなアルキル基、そしてヒドロキシ基を有す
るフエニル基を包含している。とりわけ有用な置
換されたアリール基は、アルキル−置換アリール
基、例えばトリル基、2,4,6−トリイソプロ
ピルフエニル基及びt−ブチルフエニル基であ
る。 有用な部類に属する発色性p−スルホンアミド
ジフエニルアミンの一例を示すと、次式により表
わすことができる。 上式において、 R9は、1〜20個の炭素原子を有するアルキル
基、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、デ
シル基及びエイコシル基を表わし、 R10は、水素を表わすかもしくは1〜20個の炭
素原子を有するアルキル基、例えばメチル基、エ
チル基、プロピル基、デシル基及びエイコシル基
を表わし、そして R″は、7〜20個の炭素原子を有するアルカリ
ール基、例えばメチルフエニル基、ブチルフエニ
ル基及び2,4,6−トリイソプロピルフエニル
基を表わす。 例えば画像形成材料及びプロセスにおいてとり
わけ有用なp−スルホンアミドジフエニルアミン
及び対応するスルホンイミド色素は、例えば
R″により表わされるところの安定化基を有する
ようなものである。“安定化基”なる用語は、そ
れを本願明細書において用いた場合、スルホンア
ミドジフエニルアミン上の置換基として用いた場
合にスルホンアミドジフエニルアミン及び対応す
るスルホンイミド色素に対して高められた安定性
を付与し得るような基を意味している。特に有用
な安定化基は、次式により表わされる2,4,6
−トリイソプロピルフエニル基である。 本願明細書の場合、この基を次式によつて表わ
すこともある。 2,4,6−トリイソプロピルフエニル基が特
に有用な安定化基であるというものの、その他の
安定化基もまた有用である。 安定化基を含有する発色性p−スルホンアミド
ジフエニルアミンの例は、前記式()により表
わされ、しかも式中のR5が2,4,6−トリイ
ソプロピルフエニル基であるようなものである。
有用な対応するスルホンイミド色素の例は、前記
式()により表わされ、しかも式中のR5が2,
4,6−トリイソプロピルフエニル基であるよう
なものである。 安定化基を含有する本発明による発色性p−ス
ルホンアミドジフエニルアミン色素プレカーサの
例を特にいくつか示すと、次の通りである。 4−ジヘキシルアミノ−4′−(2,4,6−ト
リイソプロピルベンゼンスルホンアミド)ジフエ
ニルアミン: 4−n−ヘキシルオキシ−3′−メチル−4′−
(2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホ
ンアミド)ジフエニルアミン: 4−N,N−ジエチルアミノ−4′−(2,4,
6−トリイソプロピルベンゼンスルホンアミド)
ジフエニルアミン: 4−N,N−ジメチルアミノ−2−フエニルス
ルホニル−4′−(2,4,6−トリイソプロピル
ベンゼンスルホンアミド)ジフエニルアミン: 有用な発色性p−スルホンアミドジフエニルア
ミンのもう1つの部類を示すと、それは、次式に
より表わされる、カルボキサアミド−置換された
発色性p−スルホンアミドジフエニルアミンのク
ラスである。 上式において、 R12は、メタ−位又はパラ−位に位置してお
り、そして【式】1〜20個の炭素原子を 有するアルコキシ基、例えばメトキシ基、エトキ
シ基、ヘキシルオキシ基及びドデシルオキシ基、
6〜12個の炭素原子を有するアリールオキシ基、
例えばフエノキシ基及びアルキル−置換フエノキ
シ基、カルボキサアミド基、例えばアセトアミド
基及びN−メチルアセトアミド基、そしてウレイ
ド基、例えばオクチルウレイド基からなる群から
選ばれた電子供与置換基を表わし、 R13は、オルト−位又はメタ−位に位置してお
り、そして水素、1〜3個の炭素原子を有するア
ルキル基、例えばメチル基、エチル基及びプロピ
ル基、カルバモイル基、1〜3個の炭素原子を有
するアルコキシ基、例えばメトキシ基、エトキシ
基及びプロポキシ基、1〜5個の炭素原子を有す
るアルキルスルホニル基、例えばメチルスルホニ
ル基、エチルスルホニル基及びペンチルスルホニ
ル基、6〜12個の炭素原子を有するアリールスル
ホニル基、例えばフエニルスルホニル基及びメチ
ルフエニルスルホニル基、塩素、臭素、沃素、弗
素又はスルホンアミド基(メタ−位に位置する)
を表わし、 R14は、水素、1〜3個の炭素原子を有するア
ルキル基、例えばメチル基、エチル基及びプロピ
ル基、カルバモイル基、1〜3個の炭素原子を有
するアルコキシ基、例えばメトキシ基、エトキシ
基及びプロポキシ基、1〜3個の炭素原子を有す
るアルキルスルホニル基、例えばメチルスルホニ
ル基、エチルスルホニル基及びプロピルスルホニ
ル基、6〜12個の炭素原子を有するアリールスル
ホニル基、例えばフエニルスルホニル基及びトリ
ルスルホニル基、塩素、臭素、沃素又は弗素を表
わし、 R15は、水素を表わすかもしくはカルボキサア
ミド基、例えばアセトアミド基、プロピオンアミ
ド基、ピバルアミド基及びウレイド基を表わし、 R16は、水素を表わすかもしくはカルボキサア
ミド基、例えばアセトアミド基、プロピオンアミ
ド基、ブチルアミド基及びピバルアミド基を表わ
し、 R17は、1〜20個の炭素原子を有するアルキル
基、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、デ
シル基及びエイコシル基を表わすかもしくは6〜
20個の炭素原子を有するアリール基、例えばフエ
ニル基、ナフチル基、トリル基及び2,4,6−
トリイソプロピルフエニル基を表わし、 R18は、水素、1〜20個の炭素原子を有するア
ルキル基、例えばメチル基、エチル基、プロピル
基、デシル基及びエイコシル基、又は6〜12個の
炭素原子を有するアリール基、例えばフエニル基
及びトリル基を表わし、そして R19は、水素を表わすかもしくは1〜20個の炭
素原子を有するアルキル基、例えばメチル基、エ
チル基、プロピル基、デシル基及びエイコシル基
を表わす。ここで、上記R16がカルボキサアミド
基を表わす場合、R15はカルボキサアミド基を表
わしかつ上記したアルキル基、アリール基、アル
コキシ基及びアリールオキシ基は、すべて、任意
に置換されていてもよい。 ここで用いられる好ましいスルホンアミド基を
示すと、次式により表わすことができる。 −NHSO2R20 上式において、R20は、本発明によるジフエニ
ルアミン化合物又はイミド色素に対して悪い影響
を及ぼすことのないような置換基を表わす。R20
は、例えば、1〜20個の炭素原子を有するアルキ
ル基、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、
ブチル基、デシル基及びエイコシル基、又は6〜
20個の炭素原子を有するアリール基、例えばフエ
ニル基、トリル基及び2,4,6−トリイソプロ
ピルフエニル基を表わす。このような基の例は、
2,4,6−トリイソプロピルフエニルスルホン
アミド基、メチルスルホンアミド基及びトリルス
ルホンアミド基を包含している。 特に有用な、カルボキサアミド−置換された発
色性p−スルホンアミドジフエニルアミンを示す
と、次式に表わすことができる。 上式において、 R21は、1〜20個の炭素原子を有するアルコキ
シ基又は【式】を表わし、 R22は、水素又は【式】を表わし、 R23は、1〜20個の炭素原子を有するアルキル
基、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、ブ
チル基、デシル基、ドデシル基及びエイコシル
基、6〜12個の炭素原子を有するアリール基、例
えばフエニル基及び2,4−ジイソプロピルフエ
ニル基、1〜4個の炭素原子を有するアルコキシ
基、例えばメトキシ基、エトキシ基及びブトキシ
基、6〜12個の炭素原子を有するアリールオキシ
基、例えばフエノキシ基及び3,4,5−トリメ
チルフエノキシ基、又は−NHR27を表わし、 R24は、水素又は1〜20個の炭素原子を有する
アルキル基、例えばメチル基、エチル基、プロピ
ル基、デシル基及びエイコシル基を表わし、 R25は、水素又は1〜20個の炭素原子を有する
アルキル基、例えばメチル基、エチル基、プロピ
ル基、ブチル基、デシル基及びエイコシル基、又
は6〜12個の炭素原子を有するアリール基、例え
ばフエニル基及び2,4−ジイソプロピルフエニ
ル基を表わし、 R26は、1〜20個の炭素原子を有するアルキル
基、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、デ
シル基及びエイコシル基、5〜20個の炭素原子を
有するシクロアルキル基、例えばシクロペンチル
基、シクロヘキシル基及び置換されたシクロヘキ
シル基、6〜12個の炭素原子を有するアリール
基、例えばフエニル基及びトリル基、1〜4個の
炭素原子を有するアルコキシ基、例えばメトキシ
基、エトキシ基及びブトキシ基、6〜12個の炭素
原子を有するアリールオキシ基、例えばフエノキ
シ基及び3,4,5−トリメチルフエノキシ基、
又は−NHR28を表わし、そして R27及びR28は、それぞれ、1〜20個の炭素原
子を有するアルキル基、例えばメチル基、エチル
基、プロピル基、ブチル基、デシル基及びエイコ
シル基、6〜12個の炭素原子を有するアリール
基、例えばフエニル基及びトリル基、1〜4個の
炭素原子を有するアルコキシ基、例えばメトキシ
基、エトキシ基及びブトキシ基、又は6〜12個の
炭素原子を有するアリールオキシ基、例えばフエ
ノキシ基及び2,4,5−トリメチルフエノキシ
基を表わす。ここで、上記したアルキル基、アリ
ール基、アルコキシ基及びアリールオキシ基は、
すべて、任意に置換されている。 別の有用なカルボキサアミド−置換された発色
性p−スルホンアミドジフエニルアミンの例を示
すと、次の通りである。 4−〔N−エチル−N−(β−メタンスルホンア
ミドエチル)アミノ〕−2−メチル−2′,5′−ジ
ピバルアミド−4′−(2,4,6−トリイソプロ
ピルベンゼンスルホンアミド)ジフエニルアミ
ン: 4−n−ヘキシルオキシ−2′,5′−ジピバルア
ミド−4′−(2,4,6−トリイソプロピルベン
ゼンスルホンアミド)ジフエニルアミン: カルボキサアミド基と最低2個のスルホンアミ
ド基とを含有するその他の発色性p−スルホンア
ミドジフエニルアミン化合物を示すと、次式によ
り表わすことができる。 上式において、 R29は、1〜20個の炭素原子を有するアルキル
基、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、デ
シル基及びエイコシル基、1〜20個の炭素原子を
有するアルコキシ基、例えばメトキシ基、エトキ
シ基、ヘキシルオキシ基及びドデシルオキシ基、
又は【式】を表わし、 R30は、1〜20個の炭素原子を有するアルキル
基、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、ブ
チル基、デシル基及びエイコシル基、又は6〜12
個の炭素原子を有するアリール基、例えばフエニ
ル基及び2,4−ジメチルフエニル基を表わし、 R31は、水素又は【式】を表わし、 R32は、水素又は1〜20個の炭素原子を有する
アルキル基、例えばメチル基、エチル基、プロピ
ル基、デシル基及びエイコシル基を表わし、 R33は、水素、1〜20個の炭素原子を有するア
ルキル、例えばメチル基、エチル基、プロピル
基、デシル基及びエイコシル基、又は6〜12個の
炭素原子を有するアリール基、例えばフエニル基
及び2,4−ジメチルフエニル基を表わし、 R35は、1〜20個の炭素原子を有するアルキル
基、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、デ
シル基及びエイコシル基、6〜12個の炭素原子を
有するアリール基、例えばフエニル基及び2,4
−ジメチルフエニル基、1〜4個の炭素原子を有
するアルコキシ基、例えばメトキシ基、エトキシ
基及びブトキシ基、又は6〜12個の炭素原子を有
するアリールオキシ基、例えばフエニル基及び
3,4,5−トリメチルフエノキシ基を表わし、
そして R36は、1〜12個の炭素原子を有するアルキル
基、例えばメチル基、エチル基、プロピル基及び
ドデシル基を表わす。ここで、上記したアルキル
基、アリール基、アルコキシ基及びアリールオキ
シ基は、すべて、任意に置換されている。このよ
うな、カルボキサアミド基と最低2個のスルホン
アミド基とを含有する発色性p−スルホンアミド
ジフエニルアミンの例をいくつか示すと、次の通
りである。 3−メタンスルホンアミド−4−メチル−2′−
パルミトアミド−4′−(2,4,6−トリイソプ
ロピルベンゼンスルホンアミド)ジフエニルアミ
ン: 3−メタンスルホンアミド−4−メトキシ−
2′−ピバルアミド−4′−(2,4,6−トリイソ
プロピルベンゼンスルホンアミド)ジフエニルア
ミン: 本発明による発色性p−スルホンアミドジフエ
ニルアミンを調製する場合、以下に記載する4方
法のうちの最低1つの方法によつてそれを行な
う: 1 第1の方法は、フエニレンジアミンかもしく
はエーテル−置換アニリンを置換ハロニトロベ
ンゼンと縮合させ、そして次にニトロ基を還元
し、そして引き続いてアミンをスルホニル化す
ることからなつている。これを説明すると、次
のような合成式になる。 式中のXは、例えば臭素、塩素又は弗素のよ
うなハロゲンを表わし、そしてR及びR5は、
それぞれ、前記定義に同じである。DMFは、
この場合、ジメチルホルムアミドを意味してい
る。DMSOは、この場合、ジメチルスルホキ
シドを意味している。Pd−Cは、この場合、
ニトロ基の水素還元を触媒するのに適当なパラ
ジウム−木炭触媒を意味している。 2 第2の方法は、ハロニトロアニリンを塩化ス
ルホニルと縮合させ、引き続いてこれをフエニ
レンジアミン又はアニリンと縮合させ、そし
て、次に、ニトロ基を還元し、そして引き続い
てアミンをアシル化してカルボキサアミド−置
換スルホンアミドジフエニルアミンを得ること
からなつている。この方法の場合、ハロニトロ
スルホンアミドベンゼン(フエニレンジアミン
又はアニリンと直接的に縮合する)を使用する
ので、スルホニル化工程を回避することができ
る。この第2の方法を説明すると、次のような
合成式になる。 上式において、X,R,R5及びR23は、それ
ぞれ、前記定義に同じである。 3 第3の方法は、置換アニリンを塩化スルホニ
ルと縮合させ、引き続いてフエリシアン化物及
び塩基の存在においてフエニレンジアミンと酸
化カツプリングさせて色素を得、次いでこの色
素を還元してロイコ状態となすことからなつて
いる。酸化カツプリングに先がけてカルボキサ
アミド基を導入する。この第3の方法を説明す
ると、次の合成式になる。 上式において、R,R5及びR23はそれぞれ、
前記定義に同じである。 4 第4の方法は、調製物のうち直接的な求核縮
合反応が不十分であるようなそれのためのもの
であるスマイルズ転位の方法からなつている。
このスマイルズ転位を、弱塩基性のアニリン又
はオルト−位に立体障害を有するアニリン(直
接的な求核縮合反応により1−ハロ−4−ニト
ロベンゼンとの縮合を行なわせても十分な縮合
を行ない得ない)に適用することができる。こ
の方法を説明すると、次の合成式になる。 上式において、R及びR5は、それぞれ、前
記定義に同じである。 好ましくは上記第4の方法によつて調製される
化合物の例を示すと、次の通りである。 4−N,N−ジメチル−2−フエニルスルホニ
ル−4′−(2,4,6−トリイソプロピルベンゼ
ンスルホンアミド)ジフエニルアミン: 4−(N,N−ジエチルアミノ)−2−メチル−
3′−メチル−4′−(2,4,6−トリイソプロピ
ルベンゼンスルホンアミド)ジフエニルアミン: 上記した方法1,2,3及び4において、それ
らの方法を実施する際の最適な反応条件と反応体
の濃度とは例えば調製されるべき特定のp−スル
ホンアミドジフエニルアミン、そして特定の反応
体のようなフアクターに依存するであろう。 発色性のスルホンアミドジフエニルアミン、そ
してそれらに対応するスルホンイミド色素に関し
て、ここに示したそれらの化合物は非塩の形をし
ている。発色性のスルホンアミドジフエニルアミ
ン、そしてそれらに対応する色素は、本願明細書
の場合、塩の形及び非塩の形のどちらも包含して
いる。記載したp−スルホンアミドジフエニルア
ミンの適当な塩の例は、p−トルエンスルホン酸
塩、1,5−ナフタレンジスルホン酸塩、そして
ベンゼンスルホン酸塩を包含している。 p−スルホンアミドジフエニルアミンを写真材
料において使用する場合、広い濃度範囲において
それらが有用である。最適濃度のp−スルホンア
ミドジフエニルアミンを選択することは、例え
ば、所望とする画像、特定の写真材料、処理工程
及び条件、写真材料中のその他の成分、そして特
定のp−スルホンアミドジフエニルアミンのよう
なフアクターに依存するであろう。p−スルホン
アミドジフエニルアミンの有用な濃度は、写真材
料中に含まれるハロゲン化銀1モルについてその
アミンが0.08〜0.6モルの範囲で含まれる濃度で
ある。特に有用な濃度は記載の写真材料中に含ま
れるハロゲン化銀1モルについて上述のようなp
−スルホンアミドジフエニルアミンが0.1〜0.2モ
ルの範囲で含まれる濃度である。ハロゲン化銀写
真要素において、p−スルホンアミドジフエニル
アミンの有用な濃度は0.5〜22mg(支持体1dm2
り)、好ましくは5〜11mg(支持体1dm2当り)で
ある。 発色性p−スルホンアミドジフエニルアミンか
ら形成される色素の色相は多様であり、また、こ
れらの色素は、例えば、発色剤上の特定の基、処
理条件、そしてp−スルホンアミドジフエニルア
ミンを含有する写真材料中のその他の成分、例え
ば分散溶剤、のようなフアクターに依存して変化
する。p−スルホンアミドジフエニルアミンは、
通常、それを処理に供する前、写真材料中におい
て無色であるかもしくは非常に薄く着色している
にすぎない。適当なp−スルホンアミドジフエニ
ルアミン発色剤の一部は、写真材料において、僅
かに薄い黄色を有している。このような薄い色は
許容範囲内と考えることができる。 一部の場合に、p−スルホンアミドジフエニル
アミンは電磁波スペクトルの特定領域の輻射線、
すなわち、上記した性質や処理後に形成される所
望とする画像に対して悪い影響を及ぼすことのな
いような特定領域の輻射線を吸収する。 本発明は、さらに、支持体と、その上方にあつ
てバインダ中で反応的に組み合わさつている下記
の物質: (a) 感光性ハロゲン化銀、及び (b) 本発明による発色性色素プレカーサ化合物、 とを含んでなる写真要素を提供する。 “反応的に組み合わさつて”なる用語は、それ
を本願明細書において用いた場合、感光性ハロゲ
ン化銀と記載のp−スルホンアミドジフエニルア
ミン発色剤とが互いに1つの位置関係、すなわ
ち、写真材料の処理により所望とする色素画像と
所望とする銀画像とを処理後に形成可能にならし
めるような位置関係にあることを意味している。 本発明による発色性p−スルホンアミドジフエ
ニルアミンは、本質的に写真ハロゲン化銀からな
る感光性成分を含む写真材料において特に有用で
ある。多くの写真ハロゲン化銀が写真材料におい
て有用である。有用な写真ハロゲン化銀の例は、
塩化銀、臭化銀、臭沃化銀、塩臭沃化銀、沃化銀
又はその混合物である。写真ハロゲン化銀は、通
常、写真材料中に乳剤(写真ハロゲン化銀を適当
なバインダ中に分散させたもの)の形で存在して
いる。さらに、写真ハロゲン化銀は、微粒子から
粗粒子までの粒径範囲で存在している。写真ハロ
ゲン化銀を含有する組成物を調製する場合、例え
Research Disclosure,1978年12月、Item No.
17643に記載されているような写真の分野で公
知な手法を任意に使用してそれを行なうことがで
きる。写真ハロゲン化銀組成物を化学的に増感す
るのが一般的である。 ハロゲン化銀を分光増感するに際して、例え
ば、先に引用したResearch Disclosure,1978年
12月、ItemNo.17643に記載のような分光増感色素
を使用してそれを行なうことができる。分光増感
色素は、いろいろな部類からの色素、例えば、シ
アニン、メロシアニン、シアニン及びメロシアニ
ンの錯体(三核、四核及び多核のシアニン及びメ
ロシアニンを含む)を包含するポリメチン色素な
らびにオキソノール、ヘミオキソノール、スチリ
ル、メロスチリル及びストレプトシアニンを包含
している。分光増感色素を組み合わせたものが有
用である。 発色性p−スルホンアミドジフエニルアミンを
写真要素中で使用する場合、処理後に所望とする
色素を生成するような任意の適当な位置において
これらのアミンが有用である。p−スルホンアミ
ドジフエニルアミンを、感光性ハロゲン化銀に関
連させて、所望とする色素画像と所望とする銀画
像とを処理後に形成するような位置に配すべきで
ある。p−スルホンアミドジフエニルアミンを、
写真ハロゲン化銀に関連させて、色素で性能向上
せしめられた銀画像を適当な処理の後に形成する
ような位置に配するのが好ましい。場合によつ
て、写真要素の感光性ハロゲン化銀含有層に隣接
せる層中にスルホンアミドジフエニルアミンの一
部を存在させることができる。 本発明によるp−スルホンアミドジフエニルア
ミンを適当な酸化剤と反応させるとスルホンイミ
ド色素が生成する。適当な酸化剤は、フエリシア
ン化カリウム、二クロム酸カリウム、過マンガン
酸カリウム、有機過酸化物、無機過酸化物、そし
て酸化された形のハロゲン化銀現像剤、例えば酸
化された形の3−ピラゾリドン現像剤を包含して
いる。p−スルホンアミドジフエニルアミンの酸
化は、それをハロゲン化銀写真材料中において実
施するのが好ましい。しかしながら、p−スルホ
ンアミドジフエニルアミンの酸化を別の環境で、
例えば適当な酸化剤が存在する臨床化学分析にお
いて又はグラフイツクアーツにおける画像形成材
料中及びノンカーボンの複写紙中において実施す
ることもまた適当である。 発色性p−スルホンアミドジフエニルアミンを
含有する写真材料において画像の現像を行なうた
め、多くの現像剤が有用である。任意のハロゲン
化銀現像組成物が、その組成物がスルホンアミド
ジフエニルアミンとクロス酸化を行なうようなク
ロス酸化現像剤を含有する限りにおいて、有用で
ある。このようなハロゲン化銀現像剤(ここでは
クロス酸化現像剤と呼ぶ)は、現像の間に露光後
のハロゲン化銀を銀金属に還元するから、酸化さ
れた状態へと変化する。次いで、この酸化された
現像剤がスルホンアミドジフエニルアミンをクロ
ス酸化する。 クロス酸化現像剤(COD)を使用すると、ス
ルホンアミドジフエニルアミンを写真材料中で酸
化された状態となすことが可能になり、その際、
スルホンアミドジフエニルアミンそのものが銀を
現像することもない。クロス酸化現像剤は、電子
移動剤、すなわち、現像ハロゲン化銀とスルホン
アミドジフエニルアミンとの間で電子を移動させ
る電子移動剤であると考えられる。 クロス酸化現像剤についての要件は、一般的
に: (a) 使用条件下において露光後のハロゲン化現を
現像するのに十分な電気化学的電位を有するこ
と、 (b) 酸化された状態にある時、スルホンアミドジ
フエニルアミンを酸化するような電気化学的電
位を有しなければならないこと、そして (c) 酸化された状態にある時、スルホンアミドジ
フエニルアミンとのレドツクス反応を被るのに
十分な時間的長さにわたつてその他の化学反応
による分解に対して安定であること、 である。もしもこれらの要件(a),(b)又は(c)のうち
のいずれか1つでも満たされないならば、その現
像剤をクロス酸化現像剤と呼ぶことができない。 ある特定の現像剤が上記したようなクロス酸化
現像剤の要件を満たすか否かということは、どの
ような条件下において現像が行なわれるのかとい
うこと、すなわち、現像の条件に依存している。
現像組成物中のその他の成分、現像組成物のPH
値、現像プロセスの温度及び現像時間の長さもま
たすべてクロス酸化現像剤の要件が満たされるか
否かということに影響している。現像条件下にお
いてクロス酸化現像剤の要件を満たし得るどのよ
うな現像剤も有用である。クロス酸化現像剤とし
て有用でありかつしかも好ましい現像剤の例は、
1−フエニル−3−ピラゾリドン、1−フエニル
−4,4−ジメチル−3−ピラゾリドン、そして
4−ヒドロキシメチル−4−メチル−1−フエニ
ル−3−ピラゾリドンを包含している。このよう
なクロス酸化現像剤は、例えば、米国特許第
3938995号に記載されている。必要に応じて、こ
のような現像剤を組み合わせたものもまた有用で
ある。非クロス酸化現像剤とクロス酸化現像剤と
を組み合わせたもの、より少ない割合、一般に10
重量%まで、で非クロス酸化現像剤が存在する限
りにおいて有用である。非クロス酸化現像剤とク
ロス酸化現像剤とを組み合わせたものは、例え
ば、4−ヒドロキシメチル−4−メチル−1−フ
エニル−3−ピラゾリドンと少量の最低1種類の
非クロス酸化現像剤、例えばアスコルビン酸、ハ
イドロキノン又はピリミジンとの組み合わせを包
含している。最適なハロゲン化銀現像剤又は現像
剤の組み合わせを選択することは、例えば、所望
とする画像を含む上記したようなフアクター、特
定の感光性ハロゲン化銀、処理条件、その他に依
存するであろう。 ハロゲン化銀現像剤、ハロゲン化銀現像剤の組
み合わせ又はそのプレカーサを写真材料中に混入
するのが有用である。しかしながら、一般的に
は、現像剤を処理液中に含ませ、その処理液中で
記載の写真材料を処理して所望とする色素画像及
び銀画像を形成させるのが最も有用である。 銀画像と色素画像との結合画像が写真材料にお
いて得られる。この結合画像の色調は、例えば、
現像銀画像の銀の形態学、銀材料の被覆力(カバ
リングパワー)、形成される特定の色素又は色素
の組み合わせ、特定の現像剤、処理条件、その他
のようなフアクターに依存していろいろに変化す
るであろう。褐色の銀画像を形成する本発明によ
る写真材料の場合、記載の発色剤から形成される
色素がとりわけ有用である。なぜなら、この色素
の色相は銀画像に対して補色であるからである。 写真材料は種々のバインダを含み、また、これ
らのバインダは単独もしくは組み合わせである。
ここに記載するバインダは、天然産出物質、例え
ば蛋白質、例えば、ゼラチン、ゼラチン誘導体、
セルロース誘導体、多糖類、例えばデキストラ
ン、アラビヤゴムなど、そして合成高分子材料、
例えばポリ(ビニルピロリドン)のような水溶性
ポリビニル化合物、そしてアクリルアミド重合体
の両方を包含している。 ここに記載の写真要素は、所望とする性質を得
るため、必要に応じてオーバーコート層及び(又
は)中間層及び(又は)下塗り層を含有する。オ
ーバーコート層は、例えば、耐摩耗性や要素上へ
のその他の汚点形成に対する耐性を高める働きを
有している。オーバーコート層、中間層又は下塗
り層を単独で含めてもよく、さもなければ、上記
したビヒクル又はバインダと組み合わせて含めて
もよい。特に有用なバインダはゼラチンである。 写真要素は種々の支持体からなつている。有用
な支持体は、処理条件に原因する構造上の好まし
からざる変化に対して耐性を有しておりかつ写真
材料の所望とするセントメトリー特性に悪い影響
を及ぼさないようなものである。一般的な支持体
は、セルロースエステル、ポリ(ビニルアセター
ル)、ポリ(エチレンテレフタレート)及びポリ
カーボネートフイルムならびに関連するフイルム
及び樹脂状材料を包含している。ガラス、紙、金
属、その他のような支持体もまた有用である。一
般的に、フレキシブルな支持体が最も有用であ
る。 発色性p−スルホンアミドジフエニルアミンを
含有する組成物を調製する場合には、カツプラー
溶剤とも呼ばれている分散溶剤が塗布組成物の調
製に有用である。スルホンアミドジフエニルアミ
ンの分散を補助するため、写真技術の分野におい
て公知な任意の適当なカツプラー溶剤が有用であ
る。有用なカツプラー溶剤の例は、N−n−ブチ
ルアセトアニリド、ジエチルラウルアミド、ジ−
n−ブチルフタレート、そして2,4−ジ−tert.
−アミルフエノールを包含している。さらに、ス
ルホンアミドジフエニルアミンをラテツクス中に
加えてもよく、さもなければ、必要に応じて非溶
剤分散液を調製してもよい。 さらに、写真技術の分野において有用性が公知
であるその他の添加剤もまた写真材料中において
有用である。これらの添加剤は、例えば、増白
剤、カブリ防止剤、安定剤、光吸収及び散乱物
質、硬膜剤、塗布助剤、可塑剤、滑剤、帯電防止
物質、そして艶消し剤を包含している。これらの
添加剤は、また、Research Disclosure,1978年
12月、ItemNo.17643にも記載されている。 発色性p−スルホンアミドジフエニルアミンを
含有する写真材料を適当な支持体上に、写真技術
の分野において写真層の塗布に有用であることが
公知である手法によつて塗布する。このような手
法は、例えば、浸漬又はデイツプ塗布法、ローラ
ー塗布法、リバースロール塗布法、エアーナイフ
塗布法、ドクターブレード塗布法、スプレー塗布
法、押し出し塗布法、ビーズ塗布法、ストレツチ
−フロー塗布法、そしてカーテン塗布法を包含し
ている。 写真要素をいろいろな形態のエネルギーを用い
て像露光する。このような形態のエネルギーは、
それに対して感光性ハロゲン化銀が感度を有して
いるものを含み、そして電磁波スペクトルの紫
外、可視及び赤外領域ならびに電子ビーム、ベー
タ線、ガンマ線、X線、アルフア粒子、中性子
性、そしてその他の形態の、例えばレーザによつ
て発生せしめられるような非コヒーレント(位相
がまちまちである)の形態もしくはコヒーレント
(位相がそろつている)の形態のいずれかである
粒子波様の輻射線エネルギーを包含している。露
光は、感光性ハロゲン化銀の分光増感に依存して
モノクロマチツク、オルソクロマチツク又はパン
クロマチツクである。像露光は、現像可能な潜像
を写真要素中において形成するのに十分な時間及
び強度についてそれを行なうのが一般的である。 記載の写真要素を、写真要素中に銀画像が含ま
れるか否かに拘らず、ポジ型色素画像を形成する
方法もしくはネガ型色素画像を形成する方法のい
ずれかにおいて処理することができる。記載のよ
うな写真要素中に含まれる感光性ハロゲン化銀を
露光にひきつづいて処理し、ハロゲン化銀と水性
アルカリ媒体とをその媒体中もしくは要素中に含
まれる現像剤の存在において反応的に組み合わせ
ることによつて可視像を形成させる。 写真要素において反転色素画像を得ることを希
望するのであるならば、露光後の要素中に含まれ
る潜像を第1の現像工程として非クロス酸化現像
組成物によつて現像する方法が最も有用である。
この工程の間、露光後のハロゲン化銀が非クロス
酸化現像組成物によつて還元され、よつて、元素
状銀に変化する。この非クロス酸化現像組成物
は、酸化時、スルホンアミドジフエニルアミンを
酸化してそれを対応する色素に変換することがな
い。 上記工程において有用な非クロス酸化現像組成
物は、一般に、非クロス酸化現像剤を有するアル
カリ性溶液である。非クロス酸化現像剤は、写真
技術の分野においてよく知られており、そして露
光後のハロゲン化銀を銀に還元するというもの
の、p−スルホンアミドジフエニルアミンを酸化
して対応する色素に変えることのないような多く
のハロゲン化銀現像剤を包含している。 第2の工程において、すなわち、反転色素画像
を形成するための方法の第2の工程において、写
真要素を光に暴露するかもしくは写真技術の分野
において公知なカブリ形成組成物を用いることに
よつて化学的にカブらせることによつてカブリ形
成を達成する。このカブリ形成は、発色性p−ス
ルホンアミドジフエニルアミンに対して悪い影響
を及ぼすことがない。 上記したカブリ形成工程に続いて、第2のハロ
ゲン化銀現像工程を実施する。これは、クロス酸
化現像組成物を用いることによつて実施する。色
素画像が形成されるのはこの工程である。この工
程の場合、任意のハロゲン化銀現像組成物が有用
である。但し、その組成物がp−スルホンアミド
ジフエニルアミンをクロス酸化してそれを所望と
する色素に変える場合に限られる。このようなハ
ロゲン化銀現像組成物はクロス酸化ハロゲン化銀
現像剤を有している。このクロス酸化現像剤は、
現像中、露光後又はカブリ形成後のハロゲン化銀
を銀金属に還元するので、酸化された状態とな
る。次いで、この酸化された現像剤がp−スルホ
ンアミドジフエニルアミンをクロス酸化し、よつ
て、写真要素の露光量に反比例する量の色素を含
有する所望とする色素が生成する。すなわち、反
転色素画像とも呼ばれるポジ型色素画像が生成す
る。任意の不所望な銀画像は漂白工程とその後の
定着工程とによるかもしくは結合した漂白−定着
工程によつてそれを除去することができる。 本発明による発色性化合物を使用した方法の一
例として像露光後の写真要素におけるポジ型色素
画像の形成方法をあげることができる。ここで使
用する写真要素は、支持体と、その上方に形成さ
れたものであつて反応的に組み合わさつている下
記のようなゼラチンバインダ中の物質: (a) 感光性ゼラチン−ハロゲン化銀乳剤、及び (b) 本質的に4−ジヘキシルアミノ−4′−(2,
4,6−トリイソプロピルベンスルホンアミ
ド)ジフエニルアミンからなるスルホンアミド
ジフエニルアミン発色剤、 とを含んでいる。この方法は、(A)クロス酸化ハロ
ゲン化銀現像剤の不存在においてアルカリ写真現
像液中で写真要素を現像し、そして次に、(B)得ら
れた要素をフラツシユ露光に均一に暴露し、引き
続いて、(C)4−メチル−4−ヒドロキシメチル−
1−フエニル−3−ピラゾリドンのアルカリ水溶
液からなるアルカリ性クロス酸化現像剤中で写真
要素を現像し、そして(D)写真要素をハロゲン化銀
漂白/定着液中で漂白及び定着してポジ型色素画
像をその写真要素において形成させることからな
つている。ここで、工程(A)の後であつて工程(B)の
前記現像停止浴を用いることによつて写真要素を
処理するのが特に有用である。 本発明による写真要素であつて直接ポジ型写真
ハロゲン化銀を含有するそれはポジ型の色素画像
及びポジ型の銀画像を形成するのに有用である。
支持体と、その上方に形成されたものであつて反
応的に組み合わさつている下記のようなバインダ
中の物質: (a) 直接ポジ型写真ハロゲン化銀、及び (b) 発色性p−スルホンアミドジフエニルアミン
色素プレカーサ、 とを含んでなる像露光後の写真要素においてポジ
型色素画像とポジ型銀画像とを形成するための1
方法は、(A)写真要素をアルカリ性のクロス酸化写
真ハロゲン化銀現像組成物中で現像し、そして次
に(B)得られた写真要素を定着してポジ型色素画像
とポジ型銀画像とを形成させることからなつてい
る。有用な直接ポジ型ハロゲン化銀は、例えば、
Research Disclosure,1978年12月、ItemNo.
17643,22〜31頁に記載されている。写真要素の
定着は、例えばチオ硫酸ナトリウム定着組成物の
ような写真技術の分野において公知な定着組成物
を用いることによつてそれを達成することができ
る。 本発明による発色性p−スルホンアミドジフエ
ニルアミンの奏する利点の1つに色素画像の高め
られた安定性がある。すなわち、本発明に従い処
理後に形成されるスルホンイミド色素の場合、処
理後の条件や可視光露光に対して所望とする程度
の安定性を有するという利点を有している。本発
明に従いp−スルホンアミドジフエニルアミン発
色剤から形成される色素画像に関しての望ましい
安定性のレベルを確立するため、簡単な1試験が
有用である。このような試験は写真技術の分野に
おいて公知な試験であり、詳しくは、処理後の写
真要素を平均温度21℃及び相対湿度(RH)45%
で模擬平均北米天空光(SANS)に暴露すること
からなつている(連続的に5400luxの露光)。この
試験で供試色素の安定性を対照と比較した場合、
その色素の安定性のレベルがどの程度であるかを
求めることができる。 本発明の1態様において、上記した写真材料は
ハロゲン化銀現像剤を含有する。ハロゲン化銀現
像剤を上記写真材料中に存在させる場合、その写
真材料の像露光後にその材料をアルカリ活性剤溶
液(これは、露光後のハロゲン化銀の現像ならび
に所望とする色素の形成を可能ならしめる働きを
有している)と接触させることによつて現像画像
を形成させることができる。 混入されたハロゲン化銀を含有する上述のよう
な写真要素において画像の現像を実施する場合、
多くのアルカリ活性剤が有用である。上記写真要
素において画像の現像を行なう場合、写真技術の
分野において、例えば安定化処理において一般的
に用いられているアルカリ活性剤のどれも皆有用
である。有用なアルカリ活性剤の例は、水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウム、燐酸三ナトリウム・
12H2O(PH=12)、メタ硼酸ナトリウム(PH=
12)、燐酸二ナトリウム、そして燐酸一ナトリウ
ムを包含している。最適なアルカリ活性剤は、例
えば、所望とする画像、特定の現像剤、処理条
件、その他のようないろいろなフアクターに依存
するであろう。特に有用なアルカリ活性剤は燐酸
三ナトリウム(PH=12)からなる。 アルカリ活性剤は広い濃度範囲において有用で
ある。アルカリ活性剤の有用な濃度を示すと、そ
れは、活性剤溶液1(PH値を11〜12の範囲とす
る)について10〜50gの範囲である。 アルカリ活性剤の最適な濃度は、特定の活性
剤、所望とする画像、処理条件、特定の感光性ハ
ロゲン化銀、その他のようなフアクターに依存す
るであろう。 本発明による写真材料は、それを露光及び処理
に供した後、スルホンイミド色素画像を有してい
るかもしくは、場合によつて、スルホンイミド色
素画像及び銀画像を有している。スルホンイミド
色素画像は、本質的に、次式により表わされるス
ルホンイミド色素からなつている。 上式において、R,R1,R2,R3,R4及びR5
それぞれ、前記定義に同じである。好ましくは、
この色素中に含まれるR5は安定化基、例えば2,
4,6−トリイソプロピルフエニル基である。 本発明による露光及び処理後の写真材料におい
て有用なスルホンイミド色素の例をいくつか示す
と、次の通りである。 N−(4−ジヘキシルアミノフエニル)−N′−
(2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホ
ニル)−p−ベンゾキノンジイミン: N−(4−ヘキシルオキシフエニル)−N′−
(2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホ
ニル)−3−メチル−p−ベンゾキノンジイミ
ン: N−(ジヘキシルアミノフエニル)−N′−(2,
4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホニル)
−3−メチル−p−ベンゾキノンジイミン: N−(4−ジヘキシルアミノフエニル)−N′−
(2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホ
ニル)−2−メチルスルホニル−p−ベンゾキノ
ンジイミン: N−(4−ジヘキシルアミノフエニル)−N′−
(2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホ
ニル)−2−ピバルアミド−p−ベンゾキノンジ
イミン: N−(4−ヘキシルオキシフエニル)−N′−
(2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホ
ニル)−p−ベンゾキノンジイミン: N−〔4−N−エチル−N−(β−メタンスルホ
ンアミドエチル)アミノ〕−N′−(2,4,6−
トリイソプロピルベンゼンスルホニル)−2,5
−ジピバルアミド−p−ベンゾキノンジイミン: N−(4−n−ヘキシルオキシフエニル)−
N′−(2,4,6−トリイソプロピルベンゼンス
ルホニル)−2,5−ジピバルアミド−p−ベン
ゾキノンジイミン: N−(4−メチル−3−メタンスルホンアミド
フエニル)−N′−(2,4,6−トリイソプロピ
ルベンゼンスルホニル)−2−パルミトアミド−
p−ベンゾキノンジイミン: N−(4−メトキシ−3−メタンスルホンアミ
ドフエニル)−N′−(2,4,6−トリイソプロ
ピルベンゼンスルホニル)−2−ピバルアミド−
p−ベンゼンキノンジイミン: 次に、下記の例によつて本発明をさらに詳しく
説明する。 例 1: 4−ジヘキシルアミノ−4′−ベンゼンスルホン
アミドジフエニルアミンの調製 ジメチルホルムアミド(DMF)(150ml)中の
N,N−ジヘキシル−p−フエニレンジアミン−
ジ−p−トルエンスルホン酸塩(30.8g,0.05モ
ル)のサンプルを窒素雰囲気下に攪拌した。重炭
酸ナトリウム(16.8g)及びp−フルオロニトロ
ベンゼン(7.05g,0.05モル)を順次混合物に添
加した。この混合物を90〜100℃で一晩中攪拌し
た後、反応混合物を氷水中に注加し、そして酢酸
エチルで抽出した。抽出物を水で洗浄し、乾燥
し、そして溶剤を除去した。液残渣をWoelm
社製のシリカゲルからクロマトグラフイー(溶離
剤としてベンゼンを使用)したところ、4−ジヘ
キシルアミノ−4′−ニトロジフエニルアミンが赤
色油状物(12.4g)として得られた。この中間体
をNMR(核磁気共鳴)により特性決定した。 このニトロ中間体を以下の例に記載のようにし
て対応するアミンに還元し、そして粗製のベンゼ
ンスルホンアミドジフエニルアミン(17g、暗灰
色油状物)に転化した。この粗生物を溶離剤とし
てクロロホルムを使用して、Woelm社製のシリ
カゲルからクロマトグラフイーすることによつて
精製した。液残渣をメタノールとヘキサンの混
合物から再結晶したところ、108〜112℃の融点を
有する4−ジヘキシルアミノ−4′−ベンゼンスル
ホンアミドジフエニルアミンからなる黄褐色の葉
状晶(4.7g)が得られた。所望とする生成物で
あることが、常用の分析法によつて確認された。 例 2: 4−ジエチルアミノ−4′−ベンゼンスルホンア
ミドジフエニルアミンの調製 N,N−ジエチル−p−フエニレンジアミン
(16.4g,0.10モル)及びp−フルオロニトロベ
ンゼン(14.1g,0.10モル)を200mlのDMFに溶
解して得た溶液を85〜90℃の温度で窒素雰囲気下
に重炭酸ナトリウム(16.8g,0.20モル)ともど
も一晩中攪拌した。この反応混合物を氷水中に注
加し、そして酢酸エチルで抽出した。溶剤を蒸発
させたところ、4−ジエチルアミノ−4′−ニトロ
ジフエニルアミンが得られた。 この生成物をメタノールから再結晶したとこ
ろ、6.2gの赤紫色の葉状晶(融点139〜141℃)
が得られた。この生成物を常用の分析法により同
定した。 テトラヒドロフラン(100ml)中の上記ニトロ
中間体(5.7g)を275キロパスカル(kPa)の
Parr式装置でパラジウム−木炭触媒(1.2g)上
で水素化した。ベンゼンスルホニルクロリドを用
いることによつて対応するアミンをそのベンゼン
スルホンイミドジフエニルアミンに転化させた。
メタノールから再結晶したところ、145〜146℃の
融点を有する灰色固体(3.58g)が得られた。こ
の化合物をNMR及びその他の常用の分析法によ
り特性決定した。 例 3: 4−メトキシ−4′−ベンゼンスルホンアミドジ
フエニルアミンの調製 p−アニシジン(49.2g,0.4モル)及びp−
フルオロニトロベンゼン(28.2g,0.2モル)を
ジメチルスルホキシドに溶解して得た溶液を蒸気
浴上で24時間にわたつて攪拌した。赤色反応混合
物を水(500ml)中に注加し、そして酢酸エチル
で抽出した。抽出物を水で洗浄して、そして次に
無水硫酸マグネシウム上で乾燥した。残渣をリグ
ロイン中でスラリー状となし、そして過したと
ころ、赤レンガ色の固体が得られた。この固体を
酢酸エチルに溶解し、木炭と一緒に加温し、そし
て過組成物を通して過した。液を蒸発さ
せ、そして残渣を酢酸エチルから再結晶したとこ
ろ、149〜151℃の融点を有する4−メトキシ−
4′−ニトロジフエニルアミン(28g)が明るい橙
色の針状晶の形で得られた。この中間体を常用の
化学分析法によつて同定した。 上記したニトロ化合物中間体(24.4g,0.1モ
ル)を酢酸エチル(250ml)に溶解して得た溶液
を5%パラジウム−木炭触媒(1.5g)上で
415pKaで水素化することによつて対応するアミ
ンに転化させた。過後、真空下に溶剤を除去
し、そして明るい紫色の固体をピリジン(150ml)
に溶解した。これをベンゼンスルホニルクロリド
(17.7g,0.1モル)と、窒素雰囲気下に25℃で3
時間にわたつて攪拌することによつて反応させ
た。水(500ml)で希釈後、有機相を水で洗浄し、
次に溶剤を除去し、そして硫酸マグネシウム上で
乾燥した。得られた赤色油状物をクロロホルムに
溶解し、そして75gの過組成物(Florisil)を
通して過した。過残渣をクロロホルム−リグ
ロインから3回にわたつて再結晶したところ、
133〜135℃の融点を有する白色粉末(12g)が得
られた。この所望とする生成物を常用の化学分析
法により同定した。 例 4: 4−ジヘキシルアミノ−4′−(2,4,6−ト
リイソプロピルベンゼンスルホンアミド)ジフエ
ニルアミンの調製 4−ジヘキシルアミノ−4′−ニトロジフエニル
アミン(前記例1におけるようにして調製)のサ
ンプル(5.24g,0.013モル)をParr式装置
(275kPa)においてパラジウム−木炭触媒(1.2
g)を含有する無水テトラヒドロフラン(100ml)
中で水素で還元した。真空下に液から溶剤を除
去し、得られた4′−アミノ誘導体を無水ピリジン
(25ml)に溶解し、そして5℃で2,4,6−ト
リイソプロピルベンゼンスルホニルクロリド
(4.5g,0.015モル)と反応させた。25℃で3時
間にわたつて攪拌した後、反応混合物をクロロホ
ルム(200ml)及び氷水中に注加した。有機相を
水で5回洗浄し、乾燥し、約50mlまで濃縮し、そ
してWoelm社製のシリカゲル上でクロマトグラ
フイーした。クロロホルム溶離液から溶剤を除去
し、そして液残渣をメタノールから再結晶し
た。結晶状の生成物をメタノール/水組成物
(10:1容量部)で洗浄し、乾燥し、そして
NMR及び元素分析により特性決定した。所望と
する生成物(4.85g)は127〜129℃の融点を有し
ていた。 例 5: 4−ジエチルアミノ−4′−(2,4,6−トリ
イソプロピルベンゼンスルホンアミド)ジフエニ
ルアミンの調製 N,N−ジエチル−p−フエニレンジアミン
(16.4g,0.01モル)及びp−フルオロニトロベ
ンゼン(14.1g,0.10モル)を200mlのジメチル
ホルムアミドに溶解して得た溶液を重炭酸ナトリ
ウム(16.8g,0.20モル)とともに窒素雰囲気下
に85〜90℃で一晩中攪拌した。この反応混合物を
氷水中に注加し、そして酢酸エチルで抽出した。
溶剤を蒸発させたところ、4−ジエチルアミノ−
4′−ニトロジフエニルアミンが得られた。この生
成物をメタノールから再結晶したところ、139〜
141℃の融点を有する赤紫色の葉状晶(6.2g)が
得られた。この所望とする生成物もまた元素分析
により同定した。 上記中間体生成物のサンプルを還元して0.015
モルの4−ジエチルアミノ−4′−アミノジフエニ
ルアミンを得、次いでこのアミンを窒素雰囲気下
に5℃の無水ピリジン(25ml)に溶解し、そして
2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホニ
ルクロリド(4.52g,0.015モル)と反応させた。
対応するトリイソプロピルベンゼンスルホンアミ
ドをWoelm社製のシリカゲルからのクロマトグ
ラフイー(溶離剤としてクロロホルムを使用)に
より精製した。生成物を水性メタノールから再結
晶した。灰色を帯びた黄褐色の固体(2.9g、融
点152〜154℃)が得られた。この所望とする生成
物もまた元素分析により同定した。 例 6: 4−ヘキシルオキシ−3′−メチル−4′−(2,
4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホンアミ
ド)ジフエニルアミンの調製 p−ヘキシルオキシアニリン(15g,0.08モ
ル)及び5−フルオロ−2−ニトロトルエン
(6.4g,0.04モル)をジメチルスルホキシド
(150ml)に溶解して得た溶液を90℃で一晩中加熱
した。反応混合物を氷水中に注加し、そしてジエ
チルエーテルで抽出した。乾燥した抽出物から溶
剤を除去し、そして、ベンゼン及びヘキサンの混
合物(1:1容量部)を溶離剤として使用して、
液残渣をWoelm社製のシリカゲル上でクロマ
トグラフイーした。次いで、カラムに保持された
フラクシヨンを酢酸エチルで溶離し、そして再び
クロマトグラフイーしたところ、2.75g(融点74
〜75℃)の4−ヘキシルオキシ−3′−メチル−
4′−ニトロジフエニルアミンが得られた。このア
ミンをそのNMRスペクトルによつて特性試験し
た。これを還元して対応する4′−アミノ誘導体に
変え、さらにこれを上記したような2,4,6−
トリイソプロピルベンゼンスルホンアミドに転化
した。次いで、得られたスルホンアミドをイソプ
ロパノール−アセトンから再結晶したところ、
151〜152℃の融点を有する黄褐色の固体(3.1g)
が得られた。この所望とする生成物をNMRによ
り特性決定した。この生成物もまた元素分析によ
り同定した。 例 7: 4−ジヘキシルアミノ−2′−〔デルタ−2,4
−ジ−tert.−アミルフエノキシ)ブチルスルフア
モイル〕−4′−ベンゼンスルホンアミドジフエニ
ルアミンの調製 2,4−ジ−tert.−アミルフエノキシブチルア
ミン(3.05g,0.01モル)を無水ジオキサン(25
ml)に溶解して得た溶液を2−クロロ−5−ニト
ロベンゼンスルホニルクロリドの無水ジオキサン
溶液に添加し、そして得られた混合物を100℃で
3時間にわたつて攪拌した。この攪拌混合物を水
(200ml)中に注加し、1時間にわたつて攪拌し、
そして淡黄色の固体をメタノールから再結晶し
た。得られたニトロ中間体(2.6g)は154〜156
℃の融点を有していた。この所望とする中間体を
元素分析によつて同定した。 この中間体を上記したようなN,N−ジヘキシ
ル−p−フエニレンジアミンp−トルエンスルホ
ネートと縮合させ、そしてクロマトグラフイー生
成物を元素分析によつて特性決定した。生成物は
橙色の油状物(2.45g)であつた。 上記生成物を対応するアミンに還元し、そして
次に、上記したようにして、ベンゼンスルホンア
ミドに転化した。この生成物はコハク色のガラス
状物(1.4g)であり、放置することにより結晶
化した。この所望とする生成物を元素分析によつ
て同定した。 例 8: 4−〔N−エチル−N−(β−メタンスルホンア
ミドエチル)アミノ〕−2−メチル−2′−オクタ
ンアミド−4′−(2,4,6−トリイソプロピル
ベンゼンスルホンアミド)ジフエニルアミンの調
製 所望とする中間体の調製を次のようにして実施
した。 4−フルオロ−3−ニトロアニリン(15.6g,
0.1モル)をピリジン(400ml)に溶解して得た溶
液を室温で攪拌し、そして2,4,6−トリイソ
プロピルベンゼンスルホニルクロリド(30.2g,
0.1モル)を塊で添加した。得られた溶液にきつ
く栓をし、そして室温(約20℃)で一晩中(約18
時間)攪拌した。次いで、反応混合物を氷と塩酸
(水性)との混合物(氷500g及び水性濃塩酸500
ml)上に注加した。分離した油状の固体を過に
よつて除去した。メタノール及び水から繰り返し
再結晶を行なつたところ、151〜152℃の融点を有
する明るい金色の結晶30.2gが得られた。この所
望とする中間体生成物を元素分析により同定し
た。 次いで、下記のような反応を実施した。 この反応を次のようにして実施した。 42.2g(0.1モル)の2−フルオロ−5−(2,
4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホンアミ
ド)ニトロベンゼンを含む275mlの1−ピコリン
を、40.6g(0.15モル)の4−アミノ−3−メチ
ル−N−エチル−N−(β−メタンスルホンアミ
ドエチル)アニリン(遊離塩基の形で)ととも
に、窒素下に3日間にわたつて還流で攪拌した。
この反応溶液を室温まで冷却させ、そして氷水混
合物(1.5)上に注加した。この混合物を、赤
褐色の油状物が分離するまで放置した。水層を油
状物からデカンテーシヨンした。油状物をCH2
Cl2(約400ml)に溶解した。次いで、この塩化メ
チレン溶液を、はげしく攪拌しながら、5%塩酸
(50mlの濃HClプラス380.5mlの水)で4回(500
ml)洗浄し、次に5%NaHCO3(4回、500ml)
で洗浄し、そして最後に500mlの水(4回)で洗
浄した。硫酸ナトリウムを用いて塩化メチレン層
を乾燥し、そして次に過組成物(Florisil)と
渦巻き混合して紫色残渣を除去した。溶剤を蒸発
させたところ、赤色の油状物が得られた。この油
状物を約150mlの沸騰メタノール中に加えた。得
られたメタノール溶液を一晩をかけて室温まで冷
却した。164〜166℃の融点を有する黄橙色の結晶
生成物(42.8g)が生成した。シリカゲルガラス
上で薄層クロマトグラフイーを実施し、そして酢
酸エチルから再結晶を行なつたところ、所望とす
る純粋な生成物(元素分析により同定)が得られ
た。 次いで、次のような反応を実施した。 約75mlのテトラヒドロフラン中に含まれる6.7
g(0.01モル)のニトロ化合物を10%パラジウム
付木炭上で還元した。この還元は、水素雰囲気中
において275kPaで、水素の消費が終わるまで
(約2.5時間以内)実施した。反応混合物を窒素で
ガスシールし、そしてParr式装置から取り出し
た。この時点で、触媒を除去するよう試みなかつ
た。HClスカベンジヤーとしての水酸化カルシウ
ム(0.41g,0.055モル)を塊りで反応混合物に
添加した。次いで、オクタノイルクロリド(1.8
g,0.01モル)を塊りで反応混合物に添加した。
得られた反応混合物にきつく栓をし、そして室温
で3時間にわたつて攪拌した。発熱性は認められ
なかつた。触媒及びカルシウム塩を過により除
去した。溶剤を蒸発させたところ、褐色の油状物
が生成した。この油状物を沸騰エーテル中に加え
た。油状物が溶解し、そして沈殿が生成し始め
た。過を行なつたところ、強いオクタノイルク
ロリド臭のある無色の固体が得られた。この固体
を再び沸騰エーテル(100ml)中に懸濁させ、次
いで過し、そして室温で真空乾燥した。98〜
100℃の融点を有する非常に薄い黄色味のある固
体6.0gが得られた。ガラス上でシリカゲルによ
る薄層クロマトグラフイーを行なつたところ、い
ろいろな溶剤(酢酸エチル、塩化メチレン、アセ
トン及びアセトニトリル)を有する1成分が認め
られた。この化合物をさらに赤外分析、NMR、
質量分析及び元素分析によつて特性決定した。水
性フエリシアン化カリウムで酸化を行なつたとこ
ろ、緑色色素が生成した。 例 9: 4−ヘキシルオキシ−2′−ピバルアミド−4′−
(2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホ
ンアミド)ジフエニルアミンの調製 4−フルオロ−3−ニトロアニリン及び2,
4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホニルク
ロリドの反応生成物としての前記例8において同
定した42.2g(0.10モル)のフルオロニトロ化合
物を、100mlのピコリン中に含まれる21.2g
(0.11モル)のp−ヘキシルオキシアニリンとと
もに、窒素下に一晩中(約24時間)還流で攪拌し
た。この反応を説明すると、次の通りである。 次いで、反応混合物を氷及び水の混合物(約
1.5)上に注加した。油状物が分離したけれど
も結晶化しなかつた。水をデカンテーシヨンし、
そして油状物を塩化メチレン(150ml)中に加え
た。塩化メチレン溶液を水でよく洗浄し、硫酸ナ
トリウムを用いて乾燥し、そして帯赤褐色の油状
物となるまで蒸発させた。この油状物を沸騰中の
95%エタノールに加えた。冷却後、赤色の結晶状
固体が分離した。ガラス上のシリカゲルで薄層ク
ロマトグラフイーを行ない、そして次に酢酸エチ
ル−リグロイン(1:4容量部)で精製を行なつ
たところ、ほんの僅かの不純物が認められた。 第2回目の再結晶を95%エタノールから行なつた
ところ、強いピコリン臭のある赤色の結晶状固体
が得られた。この固体を(a)95%メタノール及び5
%エタノールと(b)水との混合物(1:1容量部)
250ml中で30分間にわたつて攪拌し、次に過し、
そして風乾した。147〜148℃の融点を有する所望
の生成物(49.5g)が得られた。この所望の生成
物もまた元素分析により同定した。 次いで、次のような反応を実施した。 15.0g(0.025モル)のニトロ化合物を室温で
100mlのテトラヒドロフランに溶解し、そして
Parr式シエーカー上で10%パラジウム付木炭の
下に水素圧275kPaで還元した。この還元を、水
素の消費が終るまで(約2時間)実施した。最初
に橙色の溶液がこの時点で無色に変化した。先の
調製の場合、窒素下に過を行なうことによつて
触媒を除去した。このようにした場合、結果とし
て若干の変色が発生した(アミンに酸化の傾向が
あるからである)。そのために、水酸化カルシウ
ム(1.11g,0.015モル)を直接的に還流混合物
に添加し、その後、ピバロイルクロリド(3.63
g,0.03モル)の塊りを添加した。この混合物に
きつく栓をし、そして1時間にわたつて攪拌し
た。酢酸エチル:リグロイン(1:4容量部)を
使用してシリカゲル/ガラスで薄層クロマトグラ
フイーを行なつたところ、未反応のアミンが不存
在であることが判つた(アミン及び生成物の両方
が水性ヘリシン化カリウムによつて酸化され、よ
つて、赤色色素になつた)。次いで、この混合物
を過して塩化カルシウム及び触媒を除去した。
減圧で溶剤を除去したところ、明るいバラ色の油
状物が得られた。この油状物を100mlの熱リグロ
イン中に加えた。冷却後、少しの結晶が形成され
たというものの、生成物の大半は沸騰させた。フ
ラスコを真空蒸発器上に置き、そして溶剤を蒸発
させた。ほんの数ミリの溶剤を除いたところで
生成物が凝固した。赤色の母液を過することに
よつてそれから無色の固体を取り出し、そして少
量のリグロインで洗浄した。122〜124℃の融点を
有する無色の風乾固体15.0gが得られた。この所
望とする生成物を元素分析により同定した。 例 10: 4−ジエチルアミノ−2−メチル−2′−メトキ
シ−5′−ピバルアミド−4′−(2,4,6−トリ
イソプロピルベンゼンスルホンアミド)ジフエニ
ルアミンの調製 次のような反応を実施した。 150mlのテトラヒドロフラン中の13.3g(0.05
モル)のニトロ化合物を室温(約20℃)で10%パ
ラジウム付木炭上で水素圧275kPaで還元した。
この還元を、水素の消費が終わるまで(1.5時間)
実施した。触媒を過により除去し、そして溶剤
を蒸発により除去した。無色の結晶状固体が得ら
れた。この固体は所望とするアミンであり、そし
てそのために直接に使用した。この無色の固体を
250mlのピリジンに溶解し、そして得られた溶液
を氷浴中で冷却した。次いで、トリイソプロピル
ベンゼンスルホニルクロリド(15.1g,0.05モ
ル)をいくつかに分けて添加したところ、明るい
黄色の溶液が得られた。この溶液を室温まで温
め、そして一晩中(約18時間)攪拌した。この混
合物を氷(400g)及び濃塩化水素(300ml)の混
合物中に注加したところ、無色の固体が生成し
た。過し、そしてアセトニトリルから再結晶し
たところ、177〜178℃の融点を有する無色の結晶
状固体18.6gが生成した。この所望とする中間体
を元素分析により同定した。 次いで、次のような反応を実施した。 なお、式中、基【式】は 【式】である。 次のような溶液を調製した。 溶液 A: 150mlのテトラヒドロフラン中の10.0g(0.02
モル)の出発中間体。 溶液 B: 60mlの水中の4.2g(0.02モル)のN,N−ジ
エチル−3−メチル−p−フエニレンジアミン
塩酸塩。 溶液 C: 125mlの水中の26.3g(0.08モル)のフエリシ
アン化カリウム。 溶液 D: 25mlの水中の11.0g(0.08モル)の炭酸カリウ
ム。 溶液Aを、そして次に溶液Bを溶液Dに添加し
たところ、色の変化は生じなかつた。次いで、先
の混合物に溶液Cを一滴ずつ15分間に添加した。
緑色の色素が生成した。添加完了後、混合物を2
時間にわたつて攪拌し、そして次に水で1に希
釈した。色素を塩化メチレン中に抽出し、水でよ
く洗浄し、硫酸ナトリウムを用いて乾燥し、そし
て減圧下に蒸発させた。粗製の緑色色素が粘稠な
油状物(約15g)として得られた。この粗製色素
をテトラヒドロフランに溶解し、そして10%パラ
ジウム付木炭上で水素圧275kPaで室温で還元し
た。この還元を、水素の消費が終わるまで(30分
間)実施した。過によりマゼンタ−褐色の溶液
が得られた。溶剤を蒸発させ、そして塩化メチレ
ン(約300ml)で置き換えた。このマゼンタ−褐
色の溶液に過組成物(Florisil)(10g)を加え
てスラリー状となし、そして過した。淡緑色の
溶液が得られた。溶剤を蒸発させたところ、粗製
の淡緑色の固体が得られた。メタノール−水から
再結晶したけれども存在する痕跡量の色素を取り
出すことができなかつた。次いで、このサンプル
をエーテル−ヘキサンから繰り返し、一定の融点
が得られるまで、再結晶した。所望とする生成物
の融点は201〜202℃であつた。この所望とする生
成物を元素分析により同定した。 例 11: 4−〔N−エチル−N−(β−メタンスルホンア
ミドエチル)アミノ〕−2−メチル−2′,5′−ジ
ピバルアミド−4′−(2,4,6−トリイソプロ
ピルベンゼンスルホンアミド)ジフエニルアミン
の調製 次のような反応を実施した。 15.3g(0.1モル)の4−ニトロ−o−フエニ
レンジアミンを200mlのピリジンに溶解し、そし
て得られた溶液を氷浴中で冷却した。1時間後、
31.2g(0.1モル)の2,4,6−トリイソプロ
ピルベンゼンスルホニルクロリドを100mlのテト
ラヒドロフランに溶解して得た溶液をアミン溶液
に添加した。得られた混合物を室温で一晩中攪拌
し、そして次に氷(400g)プラス300mlの氷酢酸
上に注加した。油状物が分離し、そして放置によ
り凝固した。粗製の固体を過により除去し、て
してメタノール−水から2回にわたつて再結晶し
た。187〜191℃の融点を有する黄色の結晶状固体
(27.6g)が得られた。シリカゲル上で薄層クロ
マトグラフイー(ヘキサン:酢酸エチル;容量比
3:2)を実施したところ、主成分及び従成分の
混合物が前記構造式により示されることが判つ
た。この所望とする中間体を元素分析により同定
した。 次いで、次のような反応を実施した。 21.0g(0.05モル)の粗製アミンを250mlのテ
トラヒドロフランに溶解し、そして6.6g(0.05
モル)の酸スカベンジヤー、N,N−ジメチルア
ニリン、を塊りで添加した。この溶液に、6.6g
(0.05モル)のピバロイルクロリドを1滴ずつ15
分間にわたつて添加した。室温(約20℃)で一晩
中攪拌した後、不完全な反応であることが薄層ク
ロマトグラフイーにより判つた。したがつて、さ
らに5ミリモルの酸クロリドと塩基を添加し、そ
して再び混合物を一晩中攪拌した。この混合物を
メタノール(100ml)で希釈し、そして次に1
の水中で急冷した。油状物が分離し、そして凝固
した。得られた固体をメタノール−水から再結晶
したところ、160〜162℃の融点を有する24.6gの
固体が得られた。この物質には、少量(2%以
下)の次のような異性体化合物が含まれていた。 所望とする生成物を元素分析により同定した。 次に、次のような反応を実施した。 10.1g(0.02モル)のニトロ化合物を125mlの
テトラヒドロフラン中で、水素の消費が終わるま
で(1.5時間)、水素圧275kPaで10%パラジウム
付木炭上で室温で還元した。触媒を過により除
去した。2.5g(0.021モル)の酸スカベンジヤ
ー、N,N−ジメチルアニリン、を塊りで添加
し、そして次に2.5g(0.021モル)のピバロイル
クロリドを塊りで添加した。混合物に栓をし、そ
して室温で一晩中攪拌した。次いで、溶剤を蒸発
させたところ、コハク色の油状物が得られた。こ
の油状物をエタノール−水から結晶化したとこ
ろ、196℃の融点を有する10.2gの無色固体が得
られた。この所望とする中間体を元素分析により
同定した。 この中間体の構造を、同一の化合物を下記のよ
うな別の合成法により調製することによつて確認
した。 10.5g(0.02モル)のカツプラー(A)及び5.4g
(0.02モル)の還元剤(B)を200mlのテトラヒドロフ
ランに溶解した。す早く攪拌しながら、炭酸カリ
ウムの水溶液(50mlの水中で11.0g,0.08モル)
を前記(A)及び(B)のテトラヒドロフラン溶液に添加
した。最後に、フエリシアン化カリウム水溶液
(150mlの水中で26.3g,0.08モル)を一滴ずつ上
記溶液に添加した。添加を行なつている間、緑色
の色素が生成し始めた。添加にひき続いて、反応
混合物を45分間にわたつて攪拌し、そして次に1
の水中で急冷した。色素を塩化メチレン中に抽
出し、水でよく洗浄し、そして硫酸ナトリウムを
用いて乾燥した。次いで、蒸発を行なつたとこ
ろ、緑色油状物が得られた。この油状物を
Woelm社製のシリカゲルを用いて酢酸エチル−
ヘキサン(8:2容量部)溶離剤でクロマトグラ
フイーしたところ、12.0gの緑色色素が緑色ガラ
ス状物として得られた(酢酸ブチル中での最大吸
収:672nm)。このガラス状物を、さらに精製し
ないで、直接に使用した。 次のような反応を実施した。 上記のようにして得たガラス状物をテトラヒド
ロフランに溶解して、そして10%パラジウム付木
炭上で、水素の消費が終わるまで(約5分間)、
室温(約20℃)及び水素圧275kPaで還元した。
触媒を過により除去し、そして溶剤を減圧で蒸
発させたところ、明るい青色の油状物が得られ
た。この油状物をエーテル−ヘキサン(2.5:1
容量部)から再結晶したところ、166〜168℃の融
点を有する8gの無色固体が得られた。この所望
とする生成物を元素分析により同定した。 例 12: 3−メタンスルホンアミド−2′−オクタンアミ
ド−4′−(2,4,6−トリイソプロピルベンゼ
ンスルホンアミド)ジフエニルアミンの調製 次の反応を実施した。 25mlのα−ピコリン中のメタ−メタンスルホン
アミドアニリン(1.86g,0.01モル)及び2−フ
ルオロ−5−(2,4,6−トリイソプロピルベ
ンゼンスルホンアミド)ニトロベンゼン(4.29
g,0.01モル)の混合物を29時間にわたつて還流
した。この混合物を100gの氷及び100mlの1N塩
酸の混合物中に注加し、そして分離した油状物を
100mlの酢酸エチルで抽出した。この油状物を水
で洗浄し、無水硫酸ナトリウムによつて乾燥し、
そして溶剤を除去した。得られた油状物を、溶離
剤として塩化メチレンを使用して、Woelm社製
のシリカゲル上でクロマトグラフイーした。カラ
ムに保持された物質を1:1容量部の塩化メチレ
ン−酢酸エチルで溶離し、溶剤を除去し、そして
3−メタンスルホンアミド−2′−ニトロ−4′−
(2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホ
ンアミド)ジフエニルアミンとして特徴づけた。
この化合物をNMRにより同定した。2.9gの油状
生成物を150mlの1:1メタノール−テトラヒド
ロフランに溶解し、そして、Parr式装置を用い
て、パラジウム−木炭触媒上で水素で還元した。
触媒及び溶剤を除去した後、固体の生成物を
NMRにより3−メタンスルホンアミド−2′−ア
ミノ−4′−(2,4,6−トリイソプロピルベン
ゼンスルホンアミド)ジフエニルアミンとして特
徴づけた。次いで、1.5g(0.003モル)のこの化
合物を20mlの無水ピリジンに溶解し、そして20ml
の無水テトラヒドロフラン中の6.5gのオクタノ
イルクロリドと5℃で反応させた。25℃で18時間
を経た後、反応混合仏を氷及び20mlの濃塩酸中に
注加し、そして分離した油状物を塩化メチレンで
抽出した。この抽出物を水中の10%重炭酸ナトリ
ウムで洗浄し、そして溶剤を除去した。得られた
油状物を加圧液体クロマトグラフイーにより精製
したところ、1.3gのガラス状物が得られた。こ
の物質をエーテル−ヘキサンから再結晶したとこ
ろ、白色の葉状晶が得られた。この所望とする生
成物をNMRにより特性決定した。また、146〜
148℃の融点を有していた。この化合物のサンプ
ルを酢酸ブチル中でPH=10の緩衝液中のフエリシ
アン化カリウムで酸化したところ、最大吸収
429nmを有する黄色色素が得られた。 例 13: N−ベンゼンスルヘニル−N′−(4−ジエチル
アミノフエニル)−p−ベンゾキノンジイミンシ
アン色素の調製 4−ジエチルアミノ−4′−(フエニルスルホン
アミド)ジフエニルアミン(2g,0.005モル)
を50mlの酢酸エチルに溶解して得た溶液を50mlの
水中の炭酸カリウム(2.76g,0.02モル)ととも
に50分間にわたつて攪拌した。次いで、フエリシ
アン化カリウム(3.29g,0.01モル)を30mlの水
に溶解して得た溶液を窒素雰囲気下に1滴ずつ添
加し、そして15分間まで攪拌を継続した。有機相
(シアンの色相)を分離し、水で洗浄し、無水硫
酸ナトリウム上で乾燥し、そして次に蒸発乾涸し
た。得られた粗製色素残渣を試みに温アセトニト
リルから再結晶したところ、黒色の非晶質固体
(1.65g)が沈積した。この固体は、ジメチルホ
ルムアミド及びテトラヒドロフランの混合物に特
に可溶であり、その際、シアンの色相を消失し
た。分光分析及び薄層クロマトグラフイー分析か
ら、無視し得ない程度の発色性色素が非晶質混合
物中に存在するということが判明した。元素分析
の結果、次のような構造式に一致した。 引き続いて、アルカリ性(1N水酸化カリウム)
の酢酸エチル中の非晶質混合物をK3Fe(CN)6
処理したところ、可溶性のシアン色素が得られ
た。 この再生シアン色素を薄層クロマトグラフイー
によつて分析したところ、次のような構造式に一
致するということが判明した。 出発物質としてのp−スルホンアミドジフエニ
ルアミンをフエリシアン化カリウムを用いて単層
の水性アルカリ環境中で酸化したところ、次のよ
うな脱スルホンアミノインドアニン色素が得られ
た。 例 14: ハロゲン化銀写真材料中での使用 前記例5に記載の手法により合成した発色性化
合物をハロゲン化銀写真材料に混入した。 溶剤中に分散せる発色性化合物からなるハロゲ
ン化銀写真乳剤を含有する塗布組成物を調製し、
そして下塗り付のポリ(エチレンテレフタレー
ト)フイルム支持体上に塗布した。得られた写真
要素の銀被覆量は11.2mg/dm2であつた。この塗
膜は臭化銀をゼラチン乳剤中に含み、また、溶剤
であるN−n−ブチルアセトアニリド9.7mg/d
m2 中に溶解せる発色性化合物4.9mg/dm2の分
散液を含有した。 写真要素のサンプルを市販の感度計で1.0中性
濃度フイルターを通して10-4秒間にわたつて像露
光した。この露光により、現像可能な潜像が写真
要素に形成された。処理を、次のようにして行な
つた。 下記現像液中で60秒間現像: ヘキサメタ燐酸及びトリポリ燐酸のナトリウ
ム塩 2.0g N−メチル−p−アミノフエノールサルフエ
ート(現像剤) 6.0g 無水亜硫酸ナトリウム 50.0g 無水炭酸ナトリウム 30.0g ハイドロキノン(現像剤) 6.0g 臭化カリウム 2.0g チオシアン酸ナトリウム 1.3g 水酸化ナトリウム 2.0g 沃化カリウム(0.1%水溶液) 6.0ml 水を加えて全量1(PH=10.1〜10.3) 現像後、要素を水中で60秒間にわたつて洗浄
し、そして次にフラツシユ露光により再露光し
た。次いで、この要素をPH=12に緩衝せる現像剤
溶液(1g/の4−メチル−4−ヒドロキシメ
チル−1−フエニル−3−ピラゾリドン、1g/
の臭化カリウム及び10ml/のベンジルアルコ
ールを含有)中に30秒間にわたつて浸漬した。次
いで、得られた要素を水中で60秒間にわたつて洗
浄し、そして次に下記漂白−定着組成物中で60秒
間にわたつてすすいだ。 NH4FeEDTA 40g EDTA酸 4g 沃化カリウム 1g 20%アンモニア溶液 10ml 結晶状のチオ硫酸アンモニウム 100g 無水亜硫酸ナトリウム 2g チオシアン酸アンモニウム 50ml (20%溶液) 水を加えて全量1000ml(PH=6.2〜6.5) すすぎの後、要素を水で洗浄し、そして室内で
風乾した。このようにして、色素だけの、最大画
像濃度1.41及び最少濃度0.17(680nmで)を有する
反転シアン色素画像が得られた。 例 15: 焼き出し画像形成材料における発色性化合物の
使用 前記例8に記載の発色性化合物を画像形成要素
で使用してネガ型色素画像を得た。この画像形成
材料の場合、下記のような組成物が記載の被覆量
でポリ(エチレンテレフタレート)フイルム支持
体上に塗布されていた。 前記例8に記載の発色性化合物 4.2mg/dm2 次式により表わされるロフイン二量体
10.8mg/dm2 (=フエニル基) ポリ(メチルメタクリレート)(バインダ)
32.4mg/dm2 Elvacite2010:これは、米国デユポン社(E.I.
du Pont de Nemours and Company)の商標
であり、そしてそこから入手可能である。 得られた要素の乾燥後、その要素を市販のリス
印刷版製作装置(米国Nu−Arc Company,Inc.
より市販されているNuArcプレートメーカー)
で高強度光に像露光した。この高強度露光によつ
て、赤色光で読み取つた時の最大画像濃度が0.51
でありかつ最小濃度が0.06である可視像が得られ
た。 例 16: 4−(N,N−ジメチルアミノ)−2−フエニル
スルホニル−4′−(2,4,6−トリイソプロピ
ルベンゼンスルホンアミド)ジフエニルアミンの
調製 p−ニトロフエノキシ酢酸(10g,0.05モル)
を過剰量の塩化チオニル(約50ml)に溶解しかつ
これに数滴のジメチルホルムアミドを添加して得
た溶液を2時間にわたつて還流した。減圧下に塩
化チオニルを除去し、残渣をヘキサンで2回にわ
たつて処理し、そして次に蒸発させた。固体をテ
トラヒドロフランに溶解し、そして次にテトラヒ
ドロフラン中に4−ジメチルアミノ−2−フエニ
ルスルホニルアニリン(13.8g,0.05モル)及び
N,N−ジイソプロピルエチルアミン(7.0g,
0.055モル)を含む攪拌溶液に1滴ずつ添加した。 室温で18時間にわたつて攪拌した後、反応混合
物を過して塩を除去した。液の蒸発により固
体が得られた。フラスコからのこの固体を冷メタ
ノールですすぎ、過し、乾燥し、そして222〜
225℃の融点を有する4−ジメチルアミノ−2−
フエニルスルホニル−α−(4−ニトロフエノキ
シ)アセトアニリド(19.4g)として特性決定し
た。この生成物もまたNMRにより同定した。上
記物質(4.6g,0.01モル)を2−メトキシエタ
ノール(70ml)、エタノール(90ml)及び水酸化
ナトリウム(10ml,2.5N)に溶解して得た溶液
を1.5時間にわたつて還流し、酢酸で酸性化し、
そして冷却した。集めた液体(2.8g)をCH3CN
から再結晶したところ、234〜235℃の融点を有す
る4−ジメチルアミノ−4′−ニトロ−2−フエニ
ルスルホニルジフエニルアミン(2.3g)が得ら
れた。この生成物を、さらに、NMRにより同定
した。 得られた物質(2.1g,0.0053モル)をパラジ
ウム−木炭上で水素圧275kPaで水素化した。水
素化は、水素の消費が終わるまで(3時間)実施
した。所望とするアミンがこの水素化により生成
した。過組成物(Celite)を通して過を行な
うことにより触媒を除去した後、硫酸ナトリウム
を用いることにより液を乾燥し、そして2,
4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホニルク
ロリド(1.6g,0.053モル)及びN,N−ジイソ
プロピルエチルアミン(0.7g,0.0053モル)を
添加した。溶液を窒素雰囲気下に18時間にわたつ
て還流し、冷却し、塩を除くために過し、そし
て蒸発させた。残渣をCH3CNから再結晶した。
この所望とする生成物は221〜225℃の融点を有し
ており、また、この生成物をさらにNMRにより
同定した。この生成物もまた元素分析により同定
した。 例 17: 4−(N,N−ジエチルアミノ)−2−メチル−
3′−メチル−4′−(2,4,6−トリイソスル
ホンアミド)ジフエニルアミンの調製 所望とする中間体を調整するため、次のような
合成を実施した。 15.3gの3−メチル−4−ニトロフエノール及
び13gのクロロ酢酸エチルをアセトンに溶解し、
そして16gの炭酸カリウム上で2日間にわたつて
還流した。溶液を過し、液を水中に注加し、
そして酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル抽出物
を蒸発させて油状物を得、この油状物を300mlの
エタノールに溶解した。これに、50mlの水中の10
gの水酸化カリウムを添加した。混合物を蒸気浴
上で2時間にわたつて加熱し、エタノールの大半
を蒸発させ、塩酸で酸性化し、水で希釈し、過
し、そして固体を乾燥した。固体をアセトニトリ
ルから再結晶したところ、8.5gの所望とする生
成物が得られた。 次いで、次のような反応を実施した。 8.4g(0.04モル)の(3−メチル−4−ニト
ロフエノキシ)酢酸を3滴のジメチルホルムアミ
ドを含む約35mlの塩化チオニルに溶解し、そして
2時間加熱した。過剰量の塩化チオニルを蒸発さ
せ、残渣を二塩化メチレンに溶解し、そして2回
にわたつて蒸発させた。次いで、残渣を氷酢酸に
溶解し、そして酢酸中の8.6gのN,N−ジエチ
ル−3−メチル−p−フエニレンジアミン塩酸塩
に添加した。8.0gの酢酸ナトリウムを添加し、
その後で溶液を加温した。2時間の攪拌の後、溶
液を水中に注加した。沈殿した固体を取し、そ
して乾燥した。メタノールから2回にわたつて再
結晶したところ、141−142℃の融点を有する所望
とする化合物が得られた。この化合物をNMRに
より同定した。炭素−水素−窒素分析から、得ら
れた化合物が所望の生成物であることが認められ
た。 次いで、次のような反応を実施した。 7gの化合物(A)を140mlの2−メトキシエタノ
ール及び140mlのエタノールに溶解して得た溶液
に2gの水酸格ナトリウムを20mlの水に溶解して
得た溶液を添加した。次いで、合した溶液を2時
間にわたつて還流し、冷却し、そして酢酸で酸性
化した。エタノールの大半を除去し、そして残り
を水中に注加した。このようにして固体が生成せ
しめられ、次に、この固体を取し、そして乾燥
した。アセトニトリルから再結晶したところ、
132〜133℃の融点を有する所望とする化合物が得
られた。 次いで、次のような反応を実施した。 1.8g(0.006モル)の化合物(B)を100mlのテト
ラヒドロフランに溶解し、そしてパラジウム−木
炭触媒上で水素圧275kPaで水素で還元した。触
媒を別し、そして液を硫酸ナトリウム上で乾
燥した。この液に1.74g(0.13モル)のスルホ
ニルクロリド及びN,N−ジイソプロピルエチル
アミン(屡々Hu¨nig塩基とも呼ばれている)を
添加した。この溶液を、窒素下に、一晩中還流で
加熱した。テトラヒドロフランを蒸発させた後、
暗青色の残渣を酢酸エチルに溶解し、水で洗浄
し、乾燥し、そして濃縮した。次いで、残渣を塩
化メチレンに溶解し、そしてWoelm社製のシリ
カゲル上でクロマトグラフイーして不純物フラク
シヨンを除去した。主成分のフラクシヨンを分離
し、そして濃縮した。再びテトラヒドロフランを
添加し、そしてパラジウム−木炭触媒上で水素圧
275kPaで水素還元を実施した。触媒を過によ
り除去し、そして液を濃縮して黄色油状物を得
た。この油状物を熱ヘキサンに溶解した。混合物
を冷却したところ、白色の固体が生成した。この
白色固体は152〜154℃の融点を有する所望の生成
物であつた。この生成物をNMR、そしてさらに
元素分析により同定した。 以下の例18〜例179に記載の化合物を前記例1
〜例17に記載のものと同じ手法に従つて調製し
た。 例 18: 4−モルホリノ−4′−(2,4,6−トリイソ
プロピルベンゼンスルホンアミド)ジフエニルア
ミン(融点203−205℃) 例 19: 4−(N,N−ジメチルアミノ)−4′−(2,4,
6−トリイソプロピルベンゼンスルホンアミド)
ジフエニルアミン(融点166〜168℃) 例 20: 4−N,N−ジヘキシルアミノ)−2′−クロロ
−4′−(2,4,6−トリイソプロピルベンゼン
スルホンアミド)ジフエニルアミン 例 21: 4−(N,N−ジヘキシルアミノ)−2′−〔δ−
(2,4−ジ−t−アミルフエノキシ)ブチルカ
ルバモイル〕−4′−(2,4,6−トリイソプロピ
ルベンゼンスルホンアミド)ジフエニルアミン
(融点151〜152℃) 例 22: 4−(N,N−ジドデシルアミノ)−3′−メチル
−4′−(2,4,6−トリイソプロピルベンゼン
スルホンアミド)ジフエニルアミン、p−トルエ
ンスルホン酸塩(融点172〜174℃) 例 23: 4−〔N−エチル−N−(オクタノイルメチル)
アミノ〕−3′−メチル−4′−(2,4,6−トリイ
ソプロピルベンゼンスルホンアミド)ジフエニル
アミン(融点86〜88℃) 例 24: 4−(N,N−ジドデシルアミノ)−2′−〔δ−
(2,4−ジ−t−アミルフエノキシ)ブチルス
ルフアモイル〕−4′−(2,4,6−トリイソプロ
ピルベンゼンスルホンアミド)ジフエニルアミ
ン、p−トルエンスルホン酸塩(融点154〜155
℃) 例 25: 4−メトキシ−2−メチル−2′−(4−デシル)
ベンズアミド−4′−(2,4,6−トリイソプロ
ピルベンゼンスルホンアミド)ジフエニルアミン 例 26: 4−(N,N−ジヘキシルアミノ)2−フエニ
ルスルホニル−4′−(2,4,6−トリイソプロ
ピルベンゼンスルホンアミド)ジフエニルアミン
(融点144℃) 例 27: 4−(N,N−ジエチルアミノ)−2−メチル−
4′−(2,4,6−トリイソプロピルベンゼンス
ルホンアミド)ジフエニルアミン(融点158〜159
℃) 例 28: 4−(N,N−ジエチルアミノ)−2,3′−ジメ
チル−4′−(2,4,6−トリイソプロピルベン
ゼンスルホンアミド)ジフエニルアミン(融点
152〜154℃) 例 29: 4−〔N−エチル−N−(β−メトキシエチル)
アミノ〕−2−メチル−2′−〔(4−モルホリノ)
スルフアモイル〕−4−(2,4,6−トリイソプ
ロピルベンゼンスルホンアミド)ジフエニルアミ
ン(融点168〜169℃) 例 30: 4−(N,N−ジメチルアミノ)−2−メチル−
5−メトキシ−4′−(2,4,6−トリイソプロ
ピルベンゼンスルホンアミド)ジフエニルアミン 例 31: 4−(N,N−ジメチルアミノ)−2−メチル−
5−メトキシ−2′−オクタンアミド−4′−(2,
4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホンアミ
ド)ジフエニルアミン(融点190〜194℃) 例 32: 4−〔N−エチル−N−(β−メタンスルホンア
ミドエチル)アミノ〕−2−メチル−2′−ピバル
アミド−4′−(2,4,6−トリイソプロピルベ
ンゼンスルホンアミド)ジフエニルアミン(融点
143〜145℃) 例 33: 4−ヘキシルオキシ−2′−(4−メトキシフエ
ノキシ)ホルムアミド−4′−(2,4,6−トリ
イソプロピルベンゼンスルホンアミド)ジフエニ
ルアミン 例 34: 4−(N,N−ジヘキシルアミノ)−3′−ピバル
アミド−4′−(2,4,6−トリイソプロピルベ
ンゼンスルホンアミド)ジフエニルアミン(融点
146〜148℃) 例 35: 4−〔N−エチル−N−(β−メトキシエチル)
アミノ〕−2−メチル−2′−オクタンアミド−
4′−(2,4,6−トリイソプロピルベンゼンス
ルホンアミド)ジフエニルアミン(融点137〜138
℃) 例 36: 4−〔N−エチル−N−(β−メタンスルホンア
ミドエチル)アミノ〕−2−メチル−2′,5′−ジ
ピバルアミド−4′−(2,4,6−トリイソプロ
ピルベンゼンスルホンアミド)ジフエニルアミン 例 37: 4−ピペリジノ−2′−メトキシ−5′−ピバルア
ミド−4′−(2,4,6−トリイソプロピルベン
ゼンスルホンアミド)ジフエニルアミン(融点
209〜210℃) 例 38: 4−ヘキシルオキシ−2′−アセトアミド−4′−
(2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホ
ンアミド)ジフエニルアミン 例 39: 4−〔N−エチル−N−(β−メタンスルホンア
ミドエチル)アミノ〕−2−メチル−2′,5′−ジ
ドデシルオキシ−4−(2,4,6−トリイソプ
ロピルベンゼンスルホンアミド)ジフエニルアミ
ン(融点75〜78℃) 例 40: 4−(N,N−ジエチルアミノ)−2−メチル−
2′−メトキシ−5′−〔α−(2,4−ジ−t−アミ
ルフエノキシ)ヘキサンアミド〕−4′−(2,4,
6−トリイソプロピルベンゼンスルホンアミド)
ジフエニルアミン(融点107〜110℃) 例 41: 4−〔N−エチル−N−(β−メタンスルホンア
ミドエチル)アミノ〕−2−メチル−2′,5′−ジ
ピバルアミド−4′−(メタンスルホンアミド)ジ
フエニルアミン 例 42: 4−〔N−エチル−N−(β−メタンスルホンア
ミドエチル)アミノ〕−2−メチル−2′,5′−ジ
ピバルアミド−4′−ベンゼンスルホンアミドジフ
エニルアミン 例 43: 4−〔N−エチル−N−(β−メタンスルホンア
ミドエチル)アミノ〕−2−メチル−2′,5′−ジ
ピバルアミド−4′−(2,4,6−トリメチルベ
ンゼンスルホンアミド)ジフエニルアミン 例 44: 4−フエノキシ−3′−メチル−4′−(2,4,
6−トリイソプロピルベンゼンスルホンアミド)
ジフエニルアミン(融点140〜142℃) 例 45: 4−(2,6−ジメチルフエノキシ)−3′−メチ
ル−4′−(2,4,6−トリイソプロピルベンゼ
ンスルホンアミド)ジフエニルアミン(融点210
℃) 例 46: 4−(2,6−ジイソプロピルフエノキシ)−
3′−メチル−4′−(2,4,6−トリイソプロピ
ルベンゼンスルホンアミド)ジフエニルアミン
(融点124〜126℃) 例 47: 4−〔2,6−ジ(1−メチルプロピル)フエ
ノキシ〕−3′−メチル−4′−(2,4,6−トリイ
ソプロピルベンゼンスルホンアミド)ジフエニル
アミン(融点163−164℃) 例 48: 2,4−ジメトキシ−2′−〔δ−(2,4−ジ−
t−アミルフエノキシ)ブチルスルフアモイル〕
−4′−(2,4,6−トリイソプロピルベンゼン
スルホンアミド)ジフエニルアミン(融点139〜
140℃) 例 49: 4−ヘキシルオキシ−2′−〔δ−(2,4−ジ−
t−アミルフエノキシ)ブチルカルバモイル〕−
4′−(2,4,6−トリイソプロピルベンゼンス
ルホンアミド)ジフエニルアミン 例 50: 4−ヘキシルオキシ−2′−メチルスルホニル−
4′−(2,4,6−トリイソプロピルベンゼンス
ルホンアミド)ジフエニルアミン(融点136〜138
℃) 例 51: 4−ヘキシルオキシ−2′−カルボキシ−4′−
(2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホ
ンアミド)ジフエニルアミン(融点179〜181℃) 例 52: 4−ヘキシルオキシ−3′−エトキシカルボニル
−4′−(2,4,6−トリイソプロピルベンゼン
スルホンアミド)ジフエニルアミン 例 53: 4−ヘキシルオキシ−2′−(2−メチル)ブタ
ンアミド−4′−(2,4,6−トリイソプロピル
ベンゼンスルホンアミド)ジフエニルアミン 例 54: 4−ヘキシルオキシ−3′−ピバルアミド−4′−
(2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホ
ンアミド)ジフエニルアミン(融点120〜122℃) 例 55: 4−オクチルオキシ−2′−ピバルアミド−4′−
(2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホ
ンアミド)ジフエニルアミン(融点95〜100℃) 例 56: 4−メトキシ−2−メチル−2′−ピバルアミド
−4′−(2,4,6−トリイソプロピルベンゼン
スルホンアミド)ジフエニルアミン 例 57: 4−メトキシ−2−メチル−2′−オクタンアミ
ド−4′−(2,4,6−トリイソプロピルベンゼ
ンスルホンアミド)ジフエニルアミン(融点146
〜148℃) 例 58: 4−メトキシ−2−メチル−2′−n−ヘキシル
ウレイド−4′−(2,4,6−トリイソプロピル
ベンゼンスルホンアミド)ジフエニルアミン(融
点124〜126℃) 例 59: 4−ヘキシルオキシ−2′−〔α−(2,4−ジ−
t−アミルフエノキシ)ヘキサンアミド〕−4′−
(2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホ
ンアミド)ジフエニルアミン 例 60: 4−ヘキシルオキシ−2′−(N−メチル)アセ
トアミド−4′−(2,4,6−トリイソプロピル
ベンゼンスルホンアミド)ジフエニルアミン(融
点67〜75℃) 例 61: 4−ヘキシルオキシ−3−メトキシ−4′−(2,
4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホンアミ
ド)ジフエニルアミン(融点142〜143℃) 例 62: 4−ヘキシルオキシ−3′−メチルスルホニル−
4′−(2,4,6−トリイソプロピルベンゼンス
ルホンアミド)ジフエニルアミン(融点118℃) 例 63: 4−ヘキシルオキシ−3−メチル−4′−(4−
ヒドロキシフエニル)スルホンアミドジフエニル
アミン 例 64: 3−(4−ドデシルオキシフエニル)スルホン
アミド−4′−(2,4,6−トリイソプロピルベ
ンゼンスルホンアミド)ジフエニルアミン(融点
154〜155℃) 例 65: 3−(2,4−ジ−t−アミルフエノキシ)ア
セトアミド−4′−(2,4,6−トリイソプロピ
ルベンゼンスルホンアミド)ジフエニルアミン
(融点153〜154℃) 例 66: 4−(2,4−ジ−t−アミルフエノキシ)ア
セトアミド−4′−(2,4,6−トリイソプロピ
ルベンゼンスルホンアミド)ジフエニルアミン
(融点182〜183℃) 例 67: 4−n−オクチルウレイド−4′−(2,4,6
−トリイソプロピルベンゼンスルホンアミド)ジ
フエニルアミン(融点200〜203℃) 例 68: 4,4′−ビス(2,4,6−トリイソプロピル
ベンゼンスルホンアミド)ジフエニルアミン(融
点211〜212℃) 例 69: 4−ヘキシルオキシ−2′−(2−エチル)ブタ
ンアミド−4′−(2,4,6−トリイソプロピル
ベンゼンスルホンアミド)ジフエニルアミン 例 70: 4−ヘキシルオキシ−2′−オクタンアミド−
4′−(2,4,6−トリイソプロピルベンゼンス
ルホンアミド)ジフエニルアミン 例 71: 4−(N,N−ジエチルアミノ)−4′−(4−n
−ドデシルオキシベンゼンスルホンアミド)ジフ
エニルアミン(融点171〜172℃) 例 72: 4−(N,N−ジエチルアミノ)−4′−メタンス
ルホンアミドジフエニルアミン(融点106〜108
℃) 例 73: 4−ヘキシルオキシ−2′−(2−エチル)ヘキ
サンアミド−4′−(2,4,6−トリイソプロピ
ルベンゼンスルホンアミド)ジフエニルアミン 例 74: 4−(N,N−ジヘキシルアミノ)−4′−(2,
4,6−トリメチルベンゼンスルホンアミド)ジ
フエニルアミン、p−トルエンスルホン酸塩(融
点123〜124℃) 例 75: 4−ヘキシルオキシ−2′−シクロヘキサンカル
ボキサアミド−4′−(2,4,6−トリイソプロ
ピルベンゼンスルホンアミド)ジフエニルアミン 例 76: 4−(N,N−ジヘキシルアミノ)−3′−メチル
−4′−ベンゼンスルホンアミドジフエニルアミン
(融点76〜78℃) 例 77: 4−(N,N−ジヘキシルアミノ)−3′−メチル
−4′−(2,4,6−トリイソプロピルベンゼン
スルホンアミド)ジフエニルアミン(融点81〜82
℃) 例 78: 4−(N,N−ジヘキシルアミノ−2′−メチル
スルホニル−4′−ベンゼンスルホンアミドジフエ
ニルアミン(融点141℃) 例 79: 4−(N,N−ジヘキシルアミノ)−2′−メチル
スルホニル−4′−(2,4,6−トリイソプロピ
ルベンゼンスルホンアミド)ジフエニルアミン
(融点115〜116℃) 例 80: 4−(N,N−ジヘキシルアミノ)−2′−(N,
N−ジエチルスルフアモイル)−4′−ベンゼンス
ルホンアミドジフエニルアミン 例 81: 4−(N,N−ジヘキシルアミノ)−3′−トリフ
ルオロメチル−4′−ベンゼンスルホンアミドジフ
エニルアミン、p−トルエンスルホン酸塩(融点
164〜165℃) 例 82: 4−(N,N−ジヘキシルアミノ)−2′−トリフ
ルオロメチル−4′−ベンゼンスルホンアミドジフ
エニルアミン、p−トルエンスルホン酸塩(融点
165〜166℃) 例 83: 4−ヘキシルオキシ−2′−ヘキサデカンアミド
−4′−(2,4,6−トリイソプロピルベンゼン
スルホンアミド)ジフエニルアミン 例 84: 4−ヘキシルオキシ−2′−ベンズアミド−4′−
(2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホ
ンアミド)ジフエニルアミン 例 85: 4−ヘキシルオキシ−4′−ベンゼンスルホンア
ミドジフエニルアミン(融点119〜120℃) 例 86: 4−ヘキシルオキシ−4′−(2,4,6−トリ
イソプロピルベンゼンスルホンアミド)ジフエニ
ルアミン(融点127℃) 例 87: 4−ヘキシルオキシ−3′−メチル−4′−ベンゼ
ンスルホンアミドジフエニルアミン(融点129〜
131℃) 例 88: 4−ヘキシルオキシ−2′−(4−n−ペンチル)
ベンズアミド−4′−(2,4,6−トリイソプロ
ピルベンゼンスルホンアミド)ジフエニルアミン 例 89: 4,4′−ジ(p−トルエンスルホンアミド)ジ
フエニルアミン 例 90: 4−〔N−エチル−N−(β−メタンスルホンア
ミドエチル)アミノ〕−2−メチル−2′−オクタ
ンアミド−4′−ベンゼンスルホンアミドジフエニ
ルアミン 例 91: 4−〔N−エチル−N−(β−メタンスルホンア
ミドエチル)アミノ〕−2−メチル−3′−ピバル
アミド−4′−(2,4,6−トリイソプロピルベ
ンゼンスルホンアミド)ジフエニルアミン 例 92: 4−{N−エチル−N−〔β−メチルメタンスル
ホンアミド)エチル〕アミノ}−2−メチル−
2′−オクタンアミド−4′−(2,4,6−トリイ
ソプロピルベンゼンスルホンアミド)ジフエニル
アミン 例 93: 4−〔N−エチル−N−(β−メタンスルホンア
ミドエチル)アミノ〕−2−メチル−2′−(3−オ
クチルスルフアモイル)ベンズアミド−4′−(2,
4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホンアミ
ド)ジフエニルアミン(融点73〜80℃) 例 94: 4−(N,N−ジメチルアミノ)−3−メトキシ
−2−メチル−2′−メタンスルホニル−4′−(2,
4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホンアミ
ド)ジフエニルアミン(融点110〜113℃) 例 95: 4−(N,N−ジエチルアミノ)−2−メチル−
4′−ベンゼンスルホンアミドナフチルフエニルア
ミン(融点213〜216℃) 例 96: 4−(N,N−ジエチルアミノ)−2−メチル−
2′−〔α−(2,4−ジ−t−アミルフエノキシ)
ヘキサンアミド〕−4′−ベンゼンスルホンアミド
ナフチルフエニルアミン(融点148〜152℃) 例 97: 4−〔N−エチル−N−(β−メタンスルホンア
ミドエチル)アミノ〕−2−メチル−4′−ベンゼ
ンスルホンアミドナフチルフエニルアミン(融点
156〜158℃) 例 98: 4−〔N−エチル−N−(β−メタンスルホンア
ミドエチル)アミノ〕−2−メチル−4′−(4−ド
デシルオキシ)ベンゼンスルホンアミドナフチル
フエニルアミン(融点113〜115℃) 例 99: 4−〔N−エチル−N−(β−メタンスルホンア
ミドエチル)アミノ〕−2−メチル−2′−デカン
アミド−4−ベンゼンスルホンアミドナフチルフ
エニルアミン 例 100: 4−〔N−メチル−n−アセトアミド〕アミノ
−2′−オクタンアミド−4′−(2,4,6−トリ
イソプロピルベンゼンスルホンアミド)ジフエニ
ルアミン 例 101 4−n−オクルウレイド−2′−オクタンアミド
−4′−(2,4,6−トリイソプロピルベンゼン
スルホンアミド)ジフエニルアミン(融点114〜
115℃) 例 102: 1,4−ビス{N−〔4,4′−ビス(2,4,
6−トリイソプロピルベンゼンスルホンアミド)
−2,2′−ビスオクタンアミド〕}フエニル−フ
エニレンジアミン(融点185〜186℃) 例 103: 4−メトキシ−2−メチル−2′−ヘキサデカン
アミド−4′−(2,4,6−トリイソプロピルベ
ンゼンスルホンアミド)ジフエニルアミン 例 104: 4−メトキシ−2−メチル−2′−〔(3−アセト
キシ)プロピオンアミド〕−4′−(2,4,6−ト
リイソプロピルベンゼンスルホンアミド)ジフエ
ニルアミン(融点150〜151℃) 例 105: 4−メトキシ−2−メチル−2′−〔(3−カルボ
キシ)プロピオンアミド〕−4′−(2,4,6−ト
リイソプロピルベンゼンスルホンアミド)ジフエ
ニルアミン(融点174℃) 例 106: 4−ヘキシルオキシ−2′−(4−n−デシル)
ベンズアミド−4′−(2,4,6−トリイソプロ
ピルベンゼンスルホンアミド)ジフエニルアミン 例 107: 2,4−ジメトキシ−3′−メチル−4′−(2,
4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホンアミ
ド)ジフエニルアミン(融点154〜155℃) 例 108: 2,4−ジメトキシ−2′−オクタンアミド−
4′−(2,4,6−トリイソプロピルベンゼンス
ルホンアミド)ジフエニルアミン(融点133〜135
℃) 例 109: 4−メトキシ−3−メタンスルホンアミド−
2′−オクタンアミド−4′−(2,4,6−トリイ
ソプロピルベンゼンスルホンアミド)ジフエニル
アミン 例 110: 4−メトキシ−3−(N−メチル)メタンスル
ホンアミド−2′−オクタンアミド−4′−(2,4,
6−トリイソプロピルベンゼンスルホンアミド)
ジフエニルアミン 例 111: 4−メトキシ−3−メタンスルホンアミド−
2′−ピバルアミド−4′−(2,4,6−トリイソ
プロピルベンゼンスルホンアミド)ジフエニルア
ミン(融点165〜167℃) 例 112: 3,4,5−トリメトキシ−2′−ヘキサデカン
アミド−4′−(2,4,6−トリイソプロピルベ
ンゼンスルホンアミド)ジフエニルアミン(融点
110〜112℃) 例 113: 4−メトキシ−3,5−ジブロモ−2′,5′−ジ
ピバルアミド−4′−(2,4,6−トリイソプロ
ピルベンゼンスルホンアミド)ジフエニルアミン
(融点186〜187℃) 例 114: 4−メトキシ−3−ブロモ−2′,5′−ジピバル
アミド−4′−(2,4,6−トリイソプロピルベ
ンゼンスルホンアミド)ジフエニルアミン(融点
214〜215℃) 例 115: 4−メトキシ−2′,5′−ジピバルアミド−4′−
(2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホ
ンアミド)ジフエニルアミン(融点201〜202℃) 例 116: 4−メトキシ−3,5−ジクロロ−2′,5′−ジ
ピバルアミド−4−(2,4,6−トリイソプロ
ピルベンゼンスルホンアミド)ジフエニルアミン
(融点186〜187℃) 例 117: 4−エチルカルボニルメチレンオキシ−2′−オ
クタンアミド−4′−(2,4,6−トリイソプロ
ピルベンゼンスルホンアミド)ジフエニルアミン
(融点126〜127℃) 例 118: 4−カルボキシメチレンオキシ−2′−オクタン
アミド−4′−(2,4,6−トリイソプロピルベ
ンゼンスルホンアミド)ジフエニルアミン(融点
108〜110℃) 例 119: 4−〔N−β−(4−メトキシベンゾイル)ヒド
ラジノ〕−2−オクタンアミド−4′−(2,4,6
−トリイソプロピルベンゼンスルホンアミド)ジ
フエニルアミン(融点166〜168℃) 例 120: 4−ヘキシルオキシ−2′,5′−ジピバルアミド
−4′−(2,4,6−トリイソプロピルベンゼン
スルホンアミド)ジフエニルアミン 例 121: 4−ヘキシルオキシ−3′−ピパルアミド−4′−
(2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホ
ンアミド)ジフエニルアミン(融点120〜122℃) 例 122: 4−ヘキシルオキシ−2′−〔α−(2,4−ジ−
t−アミルフエノキシ)ヘキサンアミド〕−4′−
(2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホ
ンアミド)ジフエニルアミン 例 123: 4−ヘキシルオキシ−2′−〔α−(3−t−ブチ
ル−4−アセトキシフエニル)テトラデカンアミ
ド〕−4′−(2,4,6−トリイソプロピルベンゼ
ンスルホンアミド)ジフエニルアミン 例 124: 4−ヘキシルオキシ−2′−〔α−(3−t−ブチ
ル−4−ヒドロキシフエニル)テトラデカンアミ
ド〕−4′−(2,4,6−トリイソプロピルベンゼ
ンスルホンアミド)ジフエニルアミン 例 125: 4−ヘキシルオキシ−2′−(3−オクチルスル
フアモイル)ベンズアミド−4′−(2,4,6−
トリイソプロピルベンゼンスルホンアミド)ジフ
エニルアミン(融点65〜75℃) 例 126: 4−ヘキシルオキシ−2′−〔3−(N−メチル)
オクチルスルフアモイル〕ベンズアミド−4′−
(2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホ
ンアミド)ジフエニルアミン 例 127: 4−ヘキシルオキシ−2′−(3−エトキシカル
ボニルメチレンスルフアモイル)ベンズアミド−
4′−(2,4,6−トリイソプロピルベンゼンス
ルホンアミド)ジフエニルアミン(融点90〜93
℃) 例 128: 4−ヘキシルオキシ−2′−メチル−6′−オクタ
ンアミド−4′−(2,4,6−トリイソプロピル
ベンゼンスルホンアミド)ジフエニルアミン(融
点約45℃) 例 129: 3,5−ビス{N−〔2−(N−ヘキソキシルフ
エニル)アミノ−5−(2,4,6−トリイソプ
ロピルベンゼンスルホンアミド)〕フエニルカル
バモイル}イソアミルフエノキシベンゼン(融点
82〜87℃) 例 130: 4−ヘキシルオキシ−3′−クロロ−4′−(2,
4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホンアミ
ド)ジフエニルアミン(融点143〜144℃) 例 131: 4−ヘキシルオキシ−4′−(2,4,6−トリ
イソプロピルベンゼンスルホンアミド)ナフチル
フエニルアミン(融点161〜162℃) 例 132: 4−ヘキシルオキシ−4′−(4−ドデシルオキ
シベンゼンスルホンアミド)ナフチルフエニルア
ミン(融点101〜102℃) 例 133: 4−ヘキシルオキシ−2′−オクタンアミド−
4′−ベンゼンスルホンアミドナフチルフエニルア
ミン(融点142〜144℃) 例 134: 4−ヘキシルオキシ−3′−メチル−5′−フエニ
ルスルホニル−4′−(2,4,6−トリイソプロ
ピルベンゼンスルホンアミド)ジフエニルアミン
(融点167〜168℃) 例 135: 4−ヘキシルオキシ−2′,3′−ジメタンスルホ
ニル−4′−(2,4,6−トリイソプロピルベン
ゼンスルホンアミド)ジフエニルアミン(融点
152〜153℃) 例 136: 4−ヘキシルオキシ−2′−(4−メトキシ)ベ
ンズアミド−4′−(2,4,6−トリイソプロピ
ルベンゼンスルホンアミド)ジフエニルアミン 例 137: 3−(N−メチル)メタンスルホンアミド−
2′−オクタンアミド−4′−(2,4,6−トリイ
ソプロピルベンゼンスルホンアミド)ジフエニル
アミン 例 138: 3−(N−メチル)メタンスルホンアミド−
2′−ヘキサデカンアミド−4′−(2,4,6−ト
リイソプロピルベンゼンスルホンアミド)ジフエ
ニルアミン(融点110〜118℃) 例 139: 3−メタンスルホンアミド−4−メチル−2′−
ヘキサデカンアミド−4′−(2,4,6−トリイ
ソプロピルベンゼンスルホンアミド)ジフエニル
アミン(融点63〜67℃) 例 140: 2,4−ジメチル−5−メタンスルホンアミド
−2′−ヘキサデカンアミド−4′−(2,4,6−
トリイソプロピルベンゼンスルホンアミド)ジフ
エニルアミン(融点63〜68℃) 例 141: 2−メトキシ−5−メタンスルホンアミド−
2′−オクタンアミド−4′−(2,4,6−トリイ
ソプロピルベンゼンスルホンアミド)ジフエニル
アミン 例 142: 3−メタンスルホンアミド−2′,5′−ジピバル
アミド−4′−(2,4,6−トリイソプロピルベ
ンゼンスルホンアミド)ジフエニルアミン 例 143: 3−アセトアミド−2′−オクタンアミド−4′−
(2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホ
ンアミド)ジフエニルアミン(融点75〜83℃) 例 144: 4−〔N−エチル−N−(β−メタンスルホンア
ミドエチル)アミノ〕−2−メチル−4′−(2,
4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホンアミ
ド)ジフエニルアミン 例 145: 4−ヘキシルオキシ−2′−(4−クロロ)ベン
ズアミド−4′−(2,4,6−トリイソプロピル
ベンゼンスルホンアミド)ジフエニルアミン 例 146: 4−ヘキシルオキシ−2′−(4−シアノ)ベン
ズアミド−4′−(2,4,6−トリイソプロピル
ベンゼンスルホンアミド)ジフエニルアミン 例 147: 4−ヘキシルオキシ−2′−(n−t−ブチル)
ウレイド−4′−(2,4,6−トリイソプロピル
ベンゼンスルホンアミド)ジフエニルアミン 例 148: 4−ヘキシルオキシ−2′−(n−オクチル)ウ
レイド−4′−(2,4,6−トリイソプロピルベ
ンゼンスルホンアミド)ジフエニルアミン 例 149: 4−ヘキシルオキシ−2′−(n−オクタデシル)
ウレイド−4′−(2,4,6−トリイソプロピル
ベンゼンスルホンアミド)ジフエニルアミン 例 150: 4−ヘキシルオキシ−2′−シクロヘキシルウレ
イド−4′−(2,4,6−トリイソプロピルベン
ゼンスルホンアミド)ジフエニルアミン 例 151: 4−ヘキシルオキシ−2′−フエニルウレイド−
4′−(2,4,6−トリイソプロピルベンゼンス
ルホンアミド)ジフエニルアミン 例 152 4−ヘキシルオキシ−2′−(4−メチルフエニ
ル)ウレイド−4′−(2,4,6−トリイソプロ
ピルベンゼンスルホンアミド)ジフエニルアミン 例 153 4−ヘキシルオキシ−2′−(4−メトキシフエ
ニル)ウレイド−4′−(2,4,6−トリイソプ
ロピルベンゼンスルホンアミド)ジフエニルアミ
ン 例 154: 4−ヘキシルオキシ−2′−(4−クロロフエニ
ル)ウレイド−4′−(2,4,6−トリイソプロ
ピルベンゼンスルホンアミド)ジフエニルアミン 例 155: 4−ヘキシルオキシ−2′−(4−シアノフエニ
ル)ウレイド−4′−(2,4,6−トリイソプロ
ピルベンゼンスルホンアミド)ジフエニルアミン 例 156: 4−ヘキシルオキシ−2′−ブトキシホルムアミ
ド−4′−(2,4,6−トリイソプロピルベンゼ
ンスルホンアミド)ジフエニルアミン 例 157: 4−ヘキシルオキシ−2′−オクチルオキシホル
ムアミド−4′−(2,4,6−トリイソプロピル
ベンゼンスルホンアミド)ジフエニルアミン 例 158: 4−ヘキシルオキシ−2′−フエノキシホルムア
ミド−4′−(2,4,6−トリイソプロピルベン
ゼンスルホンアミド)ジフエニルアミン 例 159: ポジ型色素画像を形成するための反転処理 前記例5において調製した次式により表わされ
る発色性スルホンアミドジフエニルアミン色素プ
レカーサ、すなわち、4−ジエチルアミノ−4′−
(2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホ
ンアミド)ジフエニルアミン: (化合物1e) をN−n−ブチルアセトアニリドに分散させて得
た分散体を含有するゼラチン−臭化銀写真乳剤を
調製した。この乳剤をフイルム支持体上に、銀
(Ag+)被覆量104mg/ft2(11.2mg/dm2に対応)、
そして化合物1e45mg/ft2及びN−n−ブチルア
セトアニリド90mg/ft2(それぞれ、4.9及び9.7
mg/dm2に対応)で塗布した。得られたフイルム
のサンプルを市販の感度計で1.0中性濃度フイル
ターを通して10-4秒間にわたつて像露光したとこ
ろ、現像可能な潜像がフイルムに生成した。露光
後のフイルムの処理を次のようにして実施した。 1 下記現像液中で60秒間の現像 (a) ヘキサメタ燐酸ナトリウム 2.0g (b) N−メチル−p−アミノフエノールサルフ
エート 6.0g (c) 亜硫酸ナトリウム(無水) 50.0g (d) 炭酸ナトリウム(無水) 30.0g (e) ハイドロキノン 6.0g (f) 臭化カリウム 2.0g (g) チオシアン酸ナトリウム 1.3g (h) 水酸化ナトリウム 2.0g (i) 沃化カリウム(0.1%溶液) 6.0ml (j) 水を加えて全量1(PH10.1〜10.3) 2 水中で60秒間の洗浄 3 均一なフラツシユ露光による再露光 4 下記の成分を含有するPH=12に緩衝した現像
液中での30秒間の現像 (a) 4−ヒドロキシメチル−4−メチル−1−
フエニル−3−ピラゾリドン(クロス酸化現
像剤) 1g/ (b) 臭化カリウム 1g/ (c) ベンジルアルコール 10ml/ (d) 水を加えて全量1 5 水中で60秒間洗浄 6 下記の漂白及び定着組成物(組成物B−F)
中での60秒間のすすぎ (a) (NaFe又はNH4Fe)エチレンジアミン4
酢酸 40.0g (b) エチレンジアミン4酢酸(EDTA) 4.0g (c) 臭化カリウム 1g (d) アンモニア(20%水溶液) 10ml (e) チオ硫酸アンモニウム、結晶液 100g (f) 亜硫酸ナトリウム、無水 2g (g) チオシアン酸ナトリウム又はアンモニウム
(20%水溶液) 50ml (h) 水を加えて全量1(PH6.2〜6.5) 7 水中で120秒間の洗浄 8 室内で22℃で風乾 色素のみの画像、すなわち、シアンポジ型画像
がこの写真フイルムで得られた。この色素画像
は、1.41の最大濃度、そして0.17の最小濃度を有
していた。この色素画像の有る吸収極大は680nm
の時であつた。 例160〜例169: ここでも前記例1に記載の手法に従い色素画像
を調製した。但し、本例の場合、前記例1に記載
の発色性スルホンアミドジフエニルアミン色素プ
レカーサの代りに下記の第表からのそれを使用
した。得られた色素の吸収は下記の第表に記載
する通りである。これらの値を次のような手法に
従つて得た。 特定の発色性スルホンアミドジフエニルアミン
色素プレカーサのサンプル(3〜18mg、溶液の光
学濃度に関しての期待値1.0をベースとする)を
酢酸ブチル(50ml)又は色素プレカーサのための
同様な溶剤に溶解した。この溶液をPH=12の燐酸
塩緩衝液中の過剰量のK3Fe(CN)6の溶液とはげ
しく混合した。有機相を水で3回洗浄し、そして
次に、分光光度分析のため、100mlに希釈した。
この方法は選別前の発色性スルホンアミドジフエ
ンシルアミン色素プレカーサに関して有用であ
る。なぜなら、得られる色相、λnax(吸収極大の
波長)及びモル吸光値(ε)を写真要素において
形成される画像色素の性質に比較可能であるから
である。発色性スルホンアミドジフエニルアミン
色素プレカーサが提案されている場合、もしも
K3Fe(CN)6との反応の過程において適当な色素
が生成しないのであるならば、その色素プレカー
サは写真要素中において画像色素を形成するのに
有用であるとはとうてい言うことができない。 【表】 【表】 【表】 例170〜例179: スルホンアミドジフエニルアミンの色素を有す
る要素の定着 前記例1に記載のようにして調製したものであ
つて写真ハロゲン化銀と下記の第表に記載の発
色性スルホンアミドジフエニルアミン色素プレカ
ーサとを含有するフイルムストリツプ()を次
のようにして処理した。 1 次のような定着液(定着組成物A)中での30
秒間の定着 (a) チオ硫酸ナトリウム(結晶状) 160.0g (さもなければ、チオ硫酸アン モニウム120g) (b) メタ重亜硫酸カリウム 20.0g (c) 水を加えて全量1 2 水中での120秒間にわたる十分な洗浄 3 フイルムを次のような組成物中に浸漬するこ
とによる発色性スルホンアミドジフエニルアミ
ン色素プレカーサの酸化 (a) K3Fe(CN)6(ベンジルアルコール中で1
重量%) 20.0g (b) 水を加えて全量1(PH=12に緩衝) 4 水中で120秒間の洗浄 上記と同一の発色性スルホンアミドジフエニル
アミン色素プレカーサを含有する第2組の比較用
スイルムストリツプ()を前記フイルムストリ
ツプ()に適用したものと同一の手法で処理し
た。但し、本例の場合、工程4の後、フイルムス
トリツプを定着組成物A中でさらに30秒間にわた
つて再定着し、そして次に水中で120秒間にわた
つて洗浄した。 定着による色素の濃度損失(%)を次のように
して計算した。 定着による濃度損失(%)=D〓−D〓/D〓×100 ここで、D〓及びD〓は、それぞれ、フイルムス
トリツプ及びの補色光に対する濃度であつ
た。 【表】 【表】 上記第表は、4′−トリイソプロピルベンゼン
スルホンアミドシアン色素形成物質1a及び1bの
場合にはほんの6〜9%の濃度損失が生じるだけ
であるのにこれらと同族であつて安定化(バラス
ト化)されていないものの場合には40〜100%の
損失が経験されたということを示している。化合
物1e及び1fについてそれぞれの損失(16%対96
%)を比較すると、ベンゼン環の両方のオルト−
位置にイソプロピル基を有している4′−バラスト
基が重要であることが判る。化合物1dの安定性
はすぐれて良好(4%の損失)であるが、これ
は、2′−環位置にある大きな置換基が定着後にお
ける画像の安定化をもたらすということを立証し
ている。さらに、マゼンタ色素プレカーサ1h及
び色素プレカーサ2fに関してそれぞれの濃度損失
(0%対33%)を比較すると、トリイソプロピル
ベンゼンスルホンアミドバラスト基を4′−位置で
導入することの重要さが判る。 例180〜例197: 写真要素の処理 A 前記例1に記載のようにして調製したもので
あつて写真ハロゲン化銀と下記の第−A表に
記載の発色性スルホンアミドジフエニルアミン
色素プレカーサとを含有するフイルムストリツ
プを次のような手順に従い22.2℃で化学的に処
理した。 (1) 定着組成物A中での30秒間の定着 (2) 60秒間の水洗 (3) 10g/のK3Fe(CN)6,10ml/のベン
ジルアルコール、1g/のKBr及び全量
を1にするのに必要な水を含有するPH=
12.0のNa3PO4緩衝液中で30秒間 (4) 水中で5分間の洗浄 (5) コダツクフオト−フロ(Kodak Phote−
Flo,商標)中で10秒間、その後蒸留水で
120秒間の洗浄 その後、処理後のストリツプをアパーチユアカ
ードにマウントし、そして、乳剤面を光源に向け
て、21℃及び45%RH(相対湿度)でSANS試験
(下記参照)の露光を施した。露光には、5400lux
の輻射線を、1日間、3日間、そして7日間につ
いて使用した。これらの日数の退色(%)を次の
ようにして計算した。 退色(%)=D初期−Dn日後/D初期×100 ここで、Dは、n日経過後における補色光に対
する濃度を示している。ここで用いている
“SANS”なる用語は、Simulated Average
Northern American Skylight(模擬平均北米
天空光)の略である。 B 前記例1に記載のようにして調製したもので
あつて写真ハロゲン化銀と下記の第−B表に
記載の発色性スルホンアミドジフエニルアミン
色素プレカーサとを含有するフイルムストリツ
プを次のような手順に従い22.2℃で写真処理し
た。 (1) 像露光により現像可能な潜像を形成 (2) 次のような現像液中で30秒間にわたつて活
性化: 1gの4−ヒドロキシメチル−4−メチル−1
−フエニル−3−ピラゾリドン、10mlのベンジル
アルコール、1gのKBr及び全量を1にする
のに必要な水を含有するPH=12のNa3PO4緩衝液 (3) 水中で2分間の洗浄 (4) 定着組成物A中で30秒間の定着 (5) 水中での2分間の洗浄 (6) 室内で風乾 乾燥後のストリツプを上記のようにしてマウン
トし、そしてSANS光に曝露した。 【表】 【表】 【表】 【表】 【表】 SANS退色結果(現像なしで化学的に酸化させた
塗膜について)は上記第−A表に要約した通り
であるが、トリイソプロピルベンゼンスルホンア
ミドバラスト基の利点をこれらの結果が立証して
いる。色素1aについてのそれぞれの7日間色素
損失は約23%であり、また、これとは対照的に、
非安定化色素についてのそれはほぼ完全な退色
(83〜100%)であつた。同じように、色素1bに
ついての7日間損失は9%であり、対して、非安
定化シアン色素1jについてのそれは59%であつ
た。また、前記例20の色素の破壊が100%であつ
たのとは対照的に、化合物1eの損失は19%であつ
た。安定化されたマゼンタ色素形成物質1hは7
日間のSANSで4.5%の退色を示し、一方、前記
例22に記載の非安定化化合物は58%の色素退行を
示した。 列挙した色素に関して形成された画像の濃度値
を示すと、次の通りである(第−B表を参照さ
れたい)。 【表】 例198〜例201: 次の第−A表に記載するような発色性p−ス
ルホンアミドジフエニルアミン色素プレカーサの
分散液を、1部の色素プレカーサを2部の酢酸エ
チル及び2部のN−n−ブチルアセトアニリド
(カツプラー溶剤)に溶解することによつて調製
した。この有機混合物をゼラチン水溶液と合し、
そしてコロイドミルに5回通した。得られた混合
物をゼラチン−ハロゲン化銀写真乳剤と合し、そ
して銀11.7mg/dm2の割合で透明なポリ(エチレ
ンテレフタレート)フイルム支持体上に塗布し
た。得られた写真要素を市販の感度計で1.0中性
濃度フイルターを通して像露光したところ、現像
可能な潜像がその要素において形成された。 露光後の写真要素を次の成分: 4−メチル−4−ヒドロキシメチル −1−フエニル−3−ピラゾリドン (クロス酸化現像剤) 1g Na3PO4・12H2O 47.52g KBr 1g 水を加えて全量1 を含んでなる現像剤組成物中で22℃で30秒間にわ
たつて処理した。 次いで、次式により表わされる5−(2−ヒド
ロキシエチル)テトラヒドロ−S−トリアジン−
2(1H)−チオン: の水溶液中で2分間にわたつて写真要素を定着し
た。 次いで、写真要素を水中で5分間にわたつて洗
浄した。次の第−A表に、発色性スルホンアミ
ドジフエニルアミン色素プレカーサ、そして処理
後に形成された対応する色素の吸収極大を記載す
る。 【表】 【表】 ベンゼンスルホンアミドジ
フエニルアミン
201 43a 4−メチル−4′−p−トリル
スルホンアミドジフエニル
アミン
例 202: 直接ポジ型ハロゲン化銀写真材料における使用 下記の組成物をポリ(エチレンテレフタレー
ト)フイルム支持体上に塗布することによつて写
真要素を調製した。 ゼラチン−塩沃化銀乳剤(0.4モル%, 0.24ミクロンの立方粒子、表面カブリ、 化学増感、内部ドープ済み) (Ag°として) 9.7mg/dm2 ゼラチン〔ビス(ビニルスルホニルメチル) エーテルを用いて硬膜済み〕 43.2mg/dm2 発色性色素プレカーサ(ジ−n−ブチル フタレート中に分散済み) 5−4mg/dm2 得られた乳剤層にビス(ビニルスルホニルメチ
ル)エーテルで硬膜させた10.8mg/dm2のゼラチ
ンをオーバーコートした。このようにして得られ
た本発明による写真要素を市販の感度計で像露光
したところ、現像可能な画像が乳剤層において形
成された。次いで、露光後の写真要素を次のよう
にして処理した。 (1) 下記の組成物中での30秒間の活性化 燐酸塩緩衝液(PH=12) 4−ヒドロキシメチル−4−メチル −1−フエニル−3−ピラゾリドン
1g/ ベンジルアルコール(1容量%) (2) 水中での60秒間の洗浄 (3) 定着組成物中での30秒間の定着 (PH=10) (4) 水中での120秒間の洗浄 このようにして、色素画像と銀画像とが乳剤層
において形成された。処理後の要素を空気中で乾
燥させた。得られた画像の濃度を赤フイルターを
通して読み取つたところ、Dnax=1.57及びDnio
0.41であつた。反転画像が形成された。 像露光後の写真要素の第2のサンプルを定着
し、そしてフエリシアン化カリウムを用いて酸化
したところ、最大濃度1.40が得られた。 例 203: 代表的な現像剤 A 下記の写真組成物をポリ(エチレンテレフタ
レート)フイルム支持体上に塗布した。 AgBr(8面体粒子) 9.4mg/dm2 ゼラチン(バインダ) 43.2mg/dm2 ビス(ビニルスルホニルメチル)エ−テル(硬
膜剤 0.4mg/dm2 ジ−n−ブチルフタレート(カツプラー溶剤)
5.4mg/dm2 発色性p−スルホンアミドジフエニ
5.4mg/dm2 ルアミン色素プレカーサ: (化合物203A)(シアン) 硝酸カリウム 0.6mg/dm2 次いで、得られた乳剤層にビス(ビニルスルホ
ニルメチル)エーテル(0.108mg/dm2)で硬膜
させたゼラチン(10.8mg/dm2)をオーバーコー
トした。得られた写真要素を市販の感度計で普通
のステツプタブレツトを通して像露光したとこ
ろ、現像可能な潜像が乳剤層において形成され
た。処理液を攪拌しながら、次のように22℃で処
理を実施した。 (a) 次の現像液中で30秒間にわたつて現像 NA3PO4・12H2O 47.5g Na2SO3 5.0g N,N−ジエチルヒドロキシル 1.0ml アミン(H2O中85%)4,4−ジメチル−
1−フエニル−3−ピラゾリドン 5mM KBr 1.0g 水を加えて全量1(PH=12.0) (b) 水中で60秒間にわたつてすすぎ (c) 次の組成物中で30秒間にわたつて定着 Na2S2O3・5H2O 248g Na2CO3・H2O 30.0g NaHCO3 5.0g 水を加えて全量1(PH=10.0) (d) 水中で5分間にわたつて洗浄 (e) 風乾 シアン画像が形成された。 上記手法を繰り返した。但し、ここでは、前記
化合物203Aの代りに次式のような発色性スルホ
ンアミドジフエニルアミン色素プレカーサを使用
した。 (化合物203B)(マゼンタ) この化合物203Bを、9.6mg/dm2のカツプラー
溶剤ともども、9.6mg/dm2で乳剤層に塗布した。 化合物203Bを使用して形成された画像は、そ
の濃度を測定した時、緑色光に対して1.25の最大
濃度を、そして画像の11番目のステツプで0.41の
濃度を、それぞれ有していた。化合物203Aを使
用して形成された画像は、赤色光に対して1.12の
最大濃度を、そして画像の11番目のステツプで
0.80の濃度を、それぞれ有していた。 B 前記Aの手法を繰り返した。但し、この場
合、4,4−ジメチル−1−フエニル−3−ピ
ラゾリドンの代りにN−(p−ヒドロキシフエ
ニル)ピロリジンを使用した。化合物203Bを
用いて形成された画像は、1.41の最大濃度、そ
して0.43の第11階段濃度を有していた。化合物
203Aを用いて形成された画像は、1.56の最大
濃度、そして0.59の第11階段濃度を有してい
た。 C 前記Aの手法を繰り返した。但し、この場
合、4,4−ジメチル−1−フエニル−3−ピ
ラゾリドンの代りにp−N,N−ジメチル−p
−アミノフエノールを使用した。化合物203B
を用いて形成された画像は、0.80の最大濃度、
そして0.21の第11階段濃度を有していた。化合
物203Aを用いて形成された画像は、1.42の最
大濃度、そして0.28の第11階段濃度を有してい
た。 D 前記Aの手法を繰り返した。但し、この場
合、4,4−ジメチル−1−フエニル−3−ピ
ラゾリドンの代わりにN,N,N′,N′−テト
ラメチル−p−フエニレンジアミンジヒドロク
ロリドを使用した。化合物203Bを用いて形成
された画像は、1.30の最大濃度、そして0.38の
第11階段濃度を有していた。化合物203Aを用
いて形成された画像は、1.34の最大濃度、そし
て0.72の第11階段濃度を有していた。 E 前記Aの手法を繰り返した。但し、この場
合、4,4−ジメチル−1−フエニル−3−ピ
ラゾリドンの代りに6−アミノ−1−ヒドロキ
シエチル−2,2,4−トリメチルテトラハイ
ドロキノリンジヒドロクロリドを使用した。化
合物203Bを用いて形成された画像は、1.23の
最大濃度、そして0.22の第11階段濃度を有して
いた。化合物203Aを用いて形成された画像は、
1.32の最大濃度、そして0.40の第11階段濃度を
有していた。 上記した例203A,B,C,D及びEにおいて
形成された画像に関して、それらのそれぞれの最
大濃度値は約0.40の中性金属銀濃度を有してい
た。 例 204: 色素プレカーサの混合物 4−ジヘキシルアミノ−4′−(2,4,6−ト
リイソプロピルベンゼンスルホンアミド)ジフエ
ニルアミン(前記例1の色素1aを参照されたい)
の分散液を、この第1の発色性色素プレカーサ
3.0gを8.0gのN−n−ブチルアセトアニリドに
溶解することによつて調製した。得られた分散液
を、分散液204Aとした。4−ヘキシルオキシ−
3′−メチル−4′−(2,4,6−トリイソプロピ
ルベンゼンスルホンアミド)ジフエニルアミン
(前記例159の色素1hを参照されたい)の分散液
を、この第2の発色性色素プレカーサ4.0gを8.0
gのN−n−ブチルアセトアニリド及び8.0gの
酢酸エチルに溶解することによつて調製した。得
られた分散液を、分散液204Bとした。 下記の第1の写真臭化銀組成物をポリ(エチレ
ンテレフタレート)フイルム支持体上に塗布し
た。 赤増感したゼラチン−臭化銀写真 乳剤 9.7mg/dm2 分散液204A: 4−ジヘキシルアミノ−4′−(2,4,6−ト
リイソプロピルベンゼンスルホンアミド)ジフ
エニルアミン(色素プレカーサ) 4.1mg/dm2 N−n−ブチルアセトアニリド 10.8mg/dm2 ゼラチン(バインダ) 43.2mg/dm2 ビス(ビニルスルホニルメチル)エーテル(硬
膜剤) 0.4mg/dm2 得られた第1層の上方に下記の中間層を塗布し
た。 2,5−ジ−s−ドデシル−1,4−ジヒドロ
キシベンゼン 12.9mg/dm2 ゼラチン(バインダ) 16.8mg/dm2 ビス(ビニルスルホニルメチル)エーテル(硬
膜剤) 0.17mg/dm2 次いで、得られた中間層の上方に下記の第2の
写真臭化銀組成物を塗布した。 緑増感したゼラチン−臭化銀 写真乳剤 9.7mg/dm2 分散液204B: 4−ヘキシルオキシ−3′−メチル−4′−(2,
4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホンア
ミド)ジフエニルアミン(色素プレカーサ)
5.4mg/dm2 N−n−ブチルアセトアニリド 10.8mg/dm2 ゼラチン(バインダ) 43.2mg/dm2 ビス(ビニルスルホニルメチル)エーテル
0.4mg/dm2 得られた写真要素を、要素204とした。2,
5−ジ−s−ドデシル−1,4−ジヒドロキシベ
ンゼンを省略した点を除いて上記と同一な別の写
真要素を調製した。この写真要素を、要素204
とした。これらの写真要素のそれぞれを市販のく
さび分光写真器を用いて像露光したところ、現像
可能な潜像が要素において形成された。次いで、
これらの要素を22℃で、次のようにして処理し
た。 (1) 下記の組成物中で30秒間の活性化 Na3PO4(PH=12)(緩衝液)4−ヒドロキシメ
チル−4−メチル−1−フエニル−3−ピラゾ
リドン 1g ベンジルアルコール 10ml KBr 1g 水を加えて全量1 (2) 水中で2分間の洗浄 (3) 下記の定着組成物中で30秒間の定着 チオ硫酸ナトリウム(さもなければ、チオ硫酸
アンモニウム120.0g) 160.0g メタ重亜硫酸カリウム 20.0g 水を加えて全量1(PH=4.7) (4) 水中で2分間の洗浄 (5) 風乾 これらの写真要素から、現像の済んだ銀、そし
て色素の画像が形成された。それぞれの要素にお
いて形成された画像を白色光・赤色光及び緑色光
によつて読み取つたところ、次のような透過最大
及び最小色素濃度(ネガ)が観察された。 要素204 Dnax Dnio 白色光 1.47 0.23 赤色光 1.66 0.39 緑色光 0.31 0.09 要素204 Dnax Dnio 白色光 1.47 0.10 赤色光 1.62 0.17 緑色光 0.74 0.09 上記したデータは、写真要素204及び204を
使用した場合には総体的に青色素が高められた銀
画像が得られるということを立証している。 緑色光についての最大濃度値を比較した場合、
要素204において色汚染の発生したことが判る。
なお、この汚染は、酸化された形の3−ピラゾリ
ドン現像剤が要素の層間を浮遊したことが原因で
発生したものである。要素204では純粋な色分
離が観察され、酸化された3−ピラゾリドン現像
剤が中間層を浮遊したという証拠が不存在であつ
た。 例 205: 写真材料における安定性の比較 下記のような発色性スルホンアミドジフエニル
色素プレカーサをそれらに対応するスルホンイミ
ド色素(本発明によるハロゲン化銀写真材料にお
いて形成)の安定性に関して比較した。 205A4−ヘキシルオキシ−4′−(2,4,6−ト
リイソプロピルベンゼンスルホンアミ
ド)ジフエニルアミン 205B4−n−ヘキシルオキシ−2′−ピバルアミ
ド−4′−(2,4,6−トリイソプロ
ピルベンゼンスルホンアミド)ジフエ
ニルアミン 205C4−ヘキシルオキシ−3′−ピバルアミド−
4′−(2,4,6−トリイソプロピル
ベンゼンスルホンアミド)ジフエニル
アミン 205D2′,5′−ジピバルアミド−4−n−ヘキシル
オキシ−4′−(2,4,6−トリイソ
プロピルベンゼンスルホンアミド)ジ
フエニルアミン これらの色素プレカーサのそれぞれ1つをハロ
ゲン化銀写真要素に混入した。ここで使用した写
真要素は、下塗り付きのポリ(エチレンテレフタ
レート)フイルム支持体と、その上方に設けられ
た、 (1) 臭化銀(粒径0.8ミクロン、8面体粒子、硫
黄及び金増感剤により化学増感済み)(9.7mg/
dm2)、 そして (2) ビス(ビニルスルホニルメチルエーテル)
(1重量%)で硬膜させたゼラチン(43.2mg/
dm2)(バインダ)、 を含む層とからなつていた。 発色性p−スルホンアミドジフエニルアミン色
素プレカーサを上記層中で3.8〜16.2mg/dm2
溶剤(1:1〜1:2重量部)に分散させた。写
真要素のそれぞれを市販の感度計で均一に露光し
たところ、現像可能な画像が要素において形成さ
れた。次いで、それぞれの写真要素を22℃で次の
ようにして処理した。 (a) 下記の組成物中で30秒間の活性化 4−メチル−4−ヒドロキシメチル1−フエニ
ル−3−ピラゾリドン 1g 臭化カリウム 1g ベンジルアルコール 10ml Na3PO4・12H2O 47.5g 水を加えて全量1 (PHを12.0に調製) (b) 水中で30秒間の洗浄 (c) 下記の組成物中で30秒間の定着 Na2S2O3・5H2O 248g Na2CO3・H2O 30.0g NaHCO3 5.0g 水を加えて全量1(PH=10.0) (d) 水中で2分間の洗浄 色素画像及び銀画像が写真要素のそれぞれに形
成された。これらの現像画像は次のような最大及
び最小濃度値を有していた。 色素 プレカーサ Dnax (吸収最大の 波長で測定) Dnio(未露光の 写真要素から、 色素のλnax で求める) 205 1.03 0.08 205B 0.72 0.08 205C 1.49 0.07 205D 1.71 0.08 処理後の写真要素のそれぞれをSANS試験で光
に暴露した。7日後、色素画像の退色(%)を観
察した。次のような結果が得られた。 色素プレカーサ 退色(%) 205A 13.3 205B 5.6 205C 26.2 205D 0 これは、本発明による色素画像によつてもたら
されるところの光に対する安定性の程度を示して
いる。 処理後の写真要素のそれぞれの別のサンプルを
“ウエツトオーブンテスト”に供した。すなわち、
写真要素をオーブンに入れて60℃及び70%RHで
保持した。7日間、色素画像の退色(%)を観察
した。次のような結果が観察された。 色素プレカーサ 退色(%) 205A 100.0 205B 6.3 205C 100.0 205D +1.9 (205Dの色素画像は濃度が増加した) これは、色素プレカーサ205B及び205Dから形成
されるスルホンイミド色素画像は化合物205A及
び205Cから形成されるスルホンイミド色素に比
較してより安定であるということを示している。 次の色素プレカーサもまた本発明に従い対応す
るスルホンイミド色素を形成するということが判
明した。 例 206: 次のような写真ハロゲン化銀組成物を調整し、
そしてポリ(エチレンテレフタレート)フイルム
支持体上に塗布した。 ゼラチン−臭化銀写真乳剤 9.7mg/dm2 (粒径0.8ミクロン、8面体粒子、硫黄及び金
で化学増感済)ゼラチン 43.2mg/dm2 ビス(ビニルスルホニルメチル)エーテル(硬
膜剤) 0.43mg/dm2 N−n−ブチルアセトアニリド 6.5mg/dm2 (カツプラー溶剤) 3−メタンスルホンアミド−2′−オクタアミド
−4′−(2,4,6−トリイソプロピルベンゼ
ンスルホンアミド)ジフエニルアミン
6.5mg/dm2 (色素プレカーサ) 得られた写真要素を市販の感度計でステツプタ
ブレツト及び中性濃度フイルターを通して像露光
したところ、現像可能な潜像が臭化銀写真層にお
いて形成された。次いで、この露光後の要素を22
℃で次のようにして処理した。 (1) 下記の組成物中で30秒間の活性化4−ヒドロ
キシメチル−4−メチル−1−フエニル−3−
ピラゾリドン 1g ベンジルアルコール 10ml PH=12,Na3PO4緩衝水を加えて全量1 (2) 下記の定着組成物中で明りようになるまで定
着 NaHCO3 0.5g Na2CO3 40g Na2S2O3 100g 水を加えて全量1 このようにして、最大濃度0.92の現像銀画像、
そして色素画像が形成された。吸収極大(λnax
は435nmであつた。上記手法を繰り返した。但
し、今回は、現像済みの写真要素を記載の定着組
成物中で定着することの代りに写真要素を漂白−
定着組成物中で処理した。このようにして銀画像
が除かれた。得られた色素画像の最大濃度は0.3
(435nm)であつた。 例207〜例224: 以下に記載する発色性p−スルホンアミドジフ
エニルアミン色素プレカーサもまた前記例206に
おいて形成された色素画像と同様な対応するスル
ホンイミド色素を提供した。それぞれの場合に、
色素プレカーサをN−n−ブチルアセトアニリド
中における分散液(重量比1:1〜1:2)とし
て調整し、そして約2.0の色素及び銀画像濃度を
得るのに十分な濃度で3.8〜16.2mg/dm2のハロ
ゲン化銀写真層中に塗布した。現像工程を26〜27
℃で、1g/の4−ヒドロキシメチル−4−メ
チル−1−フエニル−3−ピラゾリドン(クロス
酸化現像剤)を含有する処理水溶液(PH=12.2に
緩衝)中で実施した。形成された対応するスルホ
ンイミド色素のそれぞれの吸収極大波長を色素プ
レカーサのそれぞれについて以下に記載する。イ
オン化可能な3−メタンスルホンアミド−置換色
素プレカーサの多くが対応する4−メトキシ化合
物に比較して改良された反応性を呈示した。 例 207: 3−メタンスルホンアミド−4−メトキシ−
2′−オクタンアミド−4′−(2,4,6−トリイ
ソプロピルベンゼンスルホンアミド)ジフエニル
アミン(475nm) 例 208: 3−(N−メチル)メタンスルホンアミド−4
−メトキシ−2′−オクタンアミド−4′−(2,4,
6−トリイソプロピルベンゼンスルホンアミド)
ジフエニルアミン(472nm) 例 209: 3−メタンスルホンアミド−4−メトキシ−
2′−ピバルアミド−4′−(2,4,6−トリイソ
プロピルベンゼンスルホンアミド)ジフエニルア
ミン(478nm) 例 210: 3−メタンスルホンアミド−2′−オクタンアミ
ド−4′−(2,4,6−トリイソプロピルベンゼ
ンスルホンアミド)ジフエニルアミン(429nm) 例 211: 3−(N−メチル)メタンスルホンアミド−
2′−オクタンアミド−4′−(2,4,6−トリイ
ソプロピルベンゼンスルホンアミド)ジフエニル
アミン(430nm) 例 212: 3−メタンスルホンアミド−2′−パルミトアミ
ド−4′−(2,4,6−トリイソプロピルベンゼ
ンスルホンアミド)ジフエニルアミン(429nm) 例 213: 3−メタンスルホンアミド−4−メチル−2′−
パルミトアミド−4′−(2,4,6−トリイソプ
ロピルベンゼンスルホンアミド)ジフエニルアミ
ン(438nm) 例 214: 3−メタンスルホンアミド−4,6−ジメチル
−2′−パルミトアミド−4′−(2,4,6−トリ
イソプロピルベンゼンスルホンアミド)ジフエニ
ルアミン(433nm) 例 215: 3−メタンスルホンアミド−6−メトキシ−
2′−オクタンアミド−4′−(2,4,6−トリイ
ソプロピルベンゼンスルホンアミド)ジフエニル
アミン(419nm) 例 216: 3−アセトアミド−2′−オクタンアミド−4′−
(2,4,6−トリイソプロピルベンゼンスルホ
ンアミド)ジフエニルアミン(429nm) 例 217: 4−〔N−(β−メチルスルホンアミド)エチル
−N−エチル〕−アミノ−2−メチル−2′−オク
タンアミド−4′−(2,4,6−トリイソプロピ
ルベンゼンスルホンアミド)ジフエニルアミン
(641nm) 例 218: 4−〔N−(β−N−メチルメタンスルホンアミ
ド)エチル−N−エチル〕アミノ−2−メチル−
2′−オクタンアミド−4′−(2,4,6−トリイ
ソプロピルベンゼンスルホンアミド)ジフエニル
アミン(642nm) 例 219: 3−(4−ドデシルオキシベンゼン)スルホン
アミド−4′−(2,4,6−トリイソプロピルベ
ンゼンスルホンアミド)ジフエニルアミン
(484nm) 例 220: 3−(2,4−ジ−t−アミルフエノキシ)ア
セトアミド−4′−(2,4,6−トリイソプロピ
ルベンゼンスルホンアミド)ジフエニルアミン
(479nm) 例 221: 4−メトキシ−2−メチル−2′−オクタンアミ
ド−4′−(2,4,6−トリイソプロピルベンゼ
ンスルホンアミド)ジフエニルアミン(515nm) 例 222: 4−ヘキシルオキシ−2′−〔α−ドデシル−α
−(3−t−ブチル−4−アセトキシフエノキシ)
アセトアミド〕−4′−(2,4,6−トリイソプロ
ピルベンゼンスルホンアミド)ジフエニルアミン
(505nm) 例 223: 4−ヘキシルオキシ−2′−〔α−ドデシル−α
−(3−t−ブチル−4−ヒドロキシフエノキシ)
アセトアミド〕−4′−(2,4,6−トリイソプロ
ピルベンゼンスルホンアミド)ジフエニルアミン
(504nm) 例 224: 2,4−ジメトキシ−2′−オクタンアミド−
4′−(2,4,6−トリイソプロピルベンゼンス
ルホンアミド)ジフエニルアミン(533nm)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ジフエニルアミノ、フエニルナフチルアミン
    又はその酸性塩からなる群から選ばれた発色性色
    素プレカーサ化合物であつて、該発色性化合物に
    含まれる第1のベンゼン環が−NH−基を介して
    第2のベンゼン環又はナフタレン核に結合してお
    り、その際、 (a) 前記第1のベンゼン環は電子供与基をそのメ
    タ−位又はパラ−位に有しており、 (b) 前記第2のベンゼン環又はナフタレン核はス
    ルホンアミド基をそのパラ−位に有しており、 (c) 該化合物はそのオルト−位のそれぞれにおい
    てスルホンアミド基を有しておらず、そして (d) 酸化された状態において、スルホンイミド色
    素を形成可能であり、 また、上記した環位置はすべて−NH−基に関
    しての位置である、発色性色素プレカーサ化合
    物。
JP57118331A 1981-07-06 1982-07-06 発色性色素プレカーサ化合物 Granted JPS5824137A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
US28062681A 1981-07-06 1981-07-06
US280627 1981-07-06
US280626 2002-10-25

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JPS5824137A JPS5824137A (ja) 1983-02-14
JPH0452452B2 true JPH0452452B2 (ja) 1992-08-21

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61285454A (ja) * 1985-06-13 1986-12-16 Konishiroku Photo Ind Co Ltd ハロゲン化銀カラ−写真感光材料
SE9901875D0 (sv) * 1999-05-25 1999-05-25 Astra Pharma Prod Novel compounds

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JPS5845137B2 (ja) * 1973-05-04 1983-10-07 株式会社日立製作所 デンシジユウソウチ

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