JPH0452508B2 - - Google Patents
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- JPH0452508B2 JPH0452508B2 JP58060576A JP6057683A JPH0452508B2 JP H0452508 B2 JPH0452508 B2 JP H0452508B2 JP 58060576 A JP58060576 A JP 58060576A JP 6057683 A JP6057683 A JP 6057683A JP H0452508 B2 JPH0452508 B2 JP H0452508B2
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- G06—COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
- G06V—IMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
- G06V10/00—Arrangements for image or video recognition or understanding
- G06V10/40—Extraction of image or video features
- G06V10/42—Global feature extraction by analysis of the whole pattern, e.g. using frequency domain transformations or autocorrelation
- G06V10/421—Global feature extraction by analysis of the whole pattern, e.g. using frequency domain transformations or autocorrelation by analysing segments intersecting the pattern
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- Character Discrimination (AREA)
Description
発明の技術分野;
この発明は紙幣の金種を識別する紙幣識別装置
に関し、特に紙幣に印刷された金額の数字を読取
つて紙幣を識別する装置に関する。 発明の技術的背景とその問題点; 従来より、紙幣に印刷されている金額の数字に
より紙幣の金種を識別する装置はあつたが、フオ
トダイオード等を1つ用いて紙幣を長手方向に移
動させ、金額数字部分からの受光レベルの変化の
数値を検出するだけの簡単なものである。このた
め、部分的な汚れで誤識別を起こしたり、紙幣の
金額数字の特定部分が確実にセンサ位置を通過す
るように紙幣の一面を厳密に規制して搬送させる
必要があつたりして、全く実用的ではなかつた。 発明の目的; この発明は上記事情に鑑みなされたもので、部
分的又は全面的に紙幣が汚れていても確実に識別
でき、また、紙幣の一面を厳密に規制して搬送さ
せる必要のない実用的な識別装置を供給するもの
である。 発明の概要; この発明は、紙幣に印刷された金額の数字を読
取つて紙幣を識別する紙幣識別装置に関し、紙幣
を短手方向又長手方向に搬送させる搬送手段と、
紙幣に光を照射する光源と、紙幣の長手方向又は
短手方向に多数の光電変換素子が一列に配列さ
れ、走査より各光電変換素子の出力を時系列で繰
返し出力する一次元イメージセンサと、イメージ
センサの出力を符合化して紙幣の表面に印刷され
た金額を表わす数字の幅に対応した信号幅の第1
の特徴信号を形成する特徴信号形成手段と、この
特徴信号形成手段からの第1の特徴信号を入力
し、この第1の特徴信号の幅が所定幅以上のとき
に紙幣の金額を表わす数字の幅が所定以上であつ
たことを意味する第2の特徴信号として出力する
信号幅検出手段と、前記特徴信号形成手段からの
第1の特徴信号の数と前記信号幅検出手段からの
第2の特徴信号の有無とを一次元イメージセンサ
の1走査毎に個々に記憶すると共に、この記憶さ
れたデータを演算集計し、予め紙幣の金種に対応
して格納されているデータと比較して、当該紙幣
の金額を識別する記憶演算手段とを設けたもので
ある。 発明の実施例; 第1図は紙幣(たとえば米国の1ドル紙幣)1
に印刷されている金額を光学的に検知する検知部
を示すものであり、搬送される紙幣1の四隅に印
刷されている数字(金額)を一対のイメージセン
サ2A,2Bでセルフオツクレンズアレイ3A,
3Bを介して検知するものであり、紙幣1は第2
図に示すようにローラ4及びを介して図示方向
(紙幣1の短手方向)に搬送されるようになつて
いる。また、イメージセンサ2A,2Bによる紙
幣1の数字検出部は、ランプ等の光源6からガラ
ス窓7を経て搬送される紙幣1に光を照射するよ
うになつており、紙幣1からの反射光がセルフオ
ツクレンズアレイ3A,3Bを経てそれぞれイメ
ージセンサ2A,2Bに入力されるようになつて
いる。また、ガラス窓7の下方のローラ5は黒色
に塗装されており、紙幣1が通過していない時に
は光源6からの光を反射しないようになつてい
る。なお、セルフオツクレンズアレイ3A及び3
Bはそれぞれセルフオツクレンズアレイを多数直
線状に配列し、広幅の等倍正立実像を結ぶように
作られた複合レンス素子であり、構成要素である
セルフオツクレンズは第3図Bに示す如く屈折率
分布nが中心軸から周縁部rに向つてほぼ放物線
状に変化しているガラスロツトであり、その光線
軌跡は同図Aに示すようになる。 一方、識別装置の回路系は第4図に示すように
なつており、一対のイメージセンサ2A及び2B
に対してそれぞれの回路を形成しているが、その
回路は全く同一であるので、ここではイメージセ
ンサ2Aに対する回路の構成を説明する。イメー
ジセンサ2Aは駆動回路10によつて駆動される
ようなつており、駆動回路10からスタートパル
スSP及びクロツクパルスφ1,φ2が出力される。
イメージセンサ2Aから出力される映像信号VS
は、増幅器11で所定の振幅レベルに増幅されて
から紙幣到達検知回路12、ゲート信号発生回路
13及び特徴信号形成回路14に入力され、イメ
ージセンサ2Aから出力される一走査の最終ビツ
トを示すビツトエンドパルスBEPは紙幣到達検
知回路12及びラツチ回路18に入力される。ま
た、駆動回路10からのスタートパルスSPは紙
幣到達検知回路12及びカウンタ16,17に入
力される。更に、ゲート信号発生回路13で発生
されたゲート信号GSは特徴信号形成回路14に
入力され、特徴信号形成回路14で形成された第
1の特徴信号としての特徴検知信号CS(a信号及
びb信号)はカウンタ17に入力されて計される
と共に信号幅検出回路15に入力され、この検出
回路15からの第2の特徴信号としての信号SW
(a信号)がカウンタ16に入力されて計数され
る。こうしてカウンタ16及び17で計数された
値は、ラツチ回路18にイメージセンサ2Aから
のビツトエンドパルスBEPで一旦ラツチされた
後に出力されるようになつている。また、カウン
タ16及び17は駆動回路10からのスタートパ
ルスSPによつて1走査毎にクリアされる。更に、
全体の制御はCPU20で行なわれるようになつ
ており、バスライン23を介してROM21及び
RAM22が接続され、ラツチ回路18の出力、
紙幣到達検知回路12からの紙幣到達信号NA及
びイメージセンサ2Aからのビツトエンドパルス
BEPがバスライン23を介してCPU20に入力
されるようになつている。尚、CPU20,ROM
21とRAM22とで記憶演算手段を構成する。 このような構成において、その動作を第5図の
フローチヤートを参照して説明する。 イメージセンサ2Aはたとえば紙幣1の外側か
ら内側へ向つて繰返し走査されているが、紙幣1
が移動しているためにイメージセンサ2Aからは
2次元の情報が得られる(第6図参照)。この例
ではイメージセンサ2Aの1走査の間に、紙幣1
は約0.83mm移動するようになつており、上部の数
字印刷部分をゾーン1(ゾーン11及び12)と
し、下部の数字印刷部分をゾーン2(ゾーン21
及び22)としている(第7図及び第8図参照)。
そして、紙幣1がイメージセンサ2Aの取付位置
に達していないときには、ローラ5らの弱い反射
光がイメージセンサ2Aに達するので、イメージ
センサ2Aからの出力VSは低レベルとなり、紙
幣到達検知回路12から信号NAは出力されな
い。この紙幣到達検知回路12はイメージセンサ
2Aから時系列で出力される映像信号VSを増幅
した後、スタートパルスSPにより積を開始し、
ビツトエンドパルスBEPによりリセツトされる
もので、積分値が所定レベルを越えた時に到達検
知信号NAをたとえば「H」とする。なわち、紙
幣1のエツジ部分がイメージセンサ2Aに到達す
ると、その白さに応じた高レベル信号をイメージ
センサ2Aが出力するので、積分値が所定レベル
を越え、これを紙幣1の到達とするのである。な
お、紙幣上部(又は下部)のエツジ部分は印刷が
ずれていても存在するのである。また、このイメ
ージセンサ2Aの分光感度特性は可視域から近赤
外域に及びでおり、汚れた紙幣の反射光は新しい
紙幣と比較して短波長スペクトルの強度は低下す
るが、長波長スペクトルの強度はほとんど低下し
ないことが実験より確かめられているので、この
イメージセンサの出力VSは新しい紙幣と汚れた
紙幣とで大きな差を生じない。 こうして、紙幣1がイメージセンサ2A位置に
到達したことが検知されると(ステツプS1)、
その後の2回分の走査データを記憶せずにスキツ
プする(ステツプS2)。そして、次の走査によ
つ得られる特徴信号CS及びSWの数をRAM22
に記憶し(ステツプS3)、その内容(後述する
a信号の有)によつて紙幣1のエツジ部分が既に
通り過ぎたか否かを判別する(ステツプS4)。
なお、特徴信号CS及びSWの形成については後述
する。通り過ぎているならば3回分の走査をスキ
ツプし(ステツプS5)、その後の12回分の走査
によつて得られる上部数字部分に相当するゾーン
1の特徴信号CS及びSWの数を1回の走査毎に
RAM22に記憶する(ステツプS6)。なお、
ステツプS6の開始時点では、紙幣の走査位置は
第6図のゾーン1の上端にある。その後、紙幣1
の短手方向の中央部に相当する35回分の走査をス
キツプし(ステツプS7)、再び下部数字部分に
相当するゾーン2の12回分の走査における特徴信
号CS及びSWの数を1回毎にRAM2に記憶し
(ステツプS8)、演算集計してから記憶データと
比較して金種を識別する(ステツプS8,S1
0)。なお、RAM22の記憶内容はたとえば第
8図のようになる。この詳細は後述する。そし
て、もう一方のイメージセンサ2Bで得られたデ
ータに基づく識別結果と一致するか否かを判断
し、同じ識別結果が得られない場合には当該紙幣
を偽券としてリジエクト又は返却する(ステツプ
S11,S12,S14)また、2つのイメージ
センサ2A,2Bよる金種識別が一致する場合に
は、その金種情報をRAM22に記憶して終了と
なる(ステツプS10〜S13)。 次に特徴信号CS(a,b)及びSW(a)の形成に
ついて説明する。 まず、特徴信号読取用のゲート信号発生回路1
3について説明すると、これは紙幣1の横側の白
色のエツジ部分がなくなつてから、つまり紙幣の
印刷模様の始まり位置から一定の距離だけ、イメ
ージセンサ2Aからの出力VSを通過させようと
するもので、印刷ずれがあつても影響されないよ
うにするためのものである。そして、イメージセ
ンサ2Aからの出力VSを所定レベルでスライス
もて符合化し、この最初のパルスの立下り、つま
り白色のエツジ部分が終つて印刷模様が始まつた
ときから一定時間のみ「H」レベルのパルスを発
生させるものである。このゲート信号発生回路1
3は、例えば積分回路、フリツプフロツプ等を組
合せて構成することができ、上記最初のパルスの
立下りでフリツプフロツプをセツトし、フリツプ
フロツプの「H」レベルの出力を積分してその値
が所定値になつた時点でゲート信号GSが立下る
ようになつている。また、紙幣1の横側のエツジ
部分が破れているような場合には、最初の特徴信
号CS(後述する)の立下りからゲー信号GSが発
生されることになるが、この場合にイメージセン
サ2Aからの出力VSを上述の場合より更に低い
レベル(印刷模様の部分でも「H」レベルとなる
ような基準レベル)でスライスして符合化し、こ
の最初のパルスの立上りから短いパルスを1つ発
生させ、このパルスの立下り時ら所定時間ゲート
信号GSを発生させる。また、破れていない紙幣
の場合は短いパルスと上記最初のパルスとの論理
和をとり、その出力の立下り時からゲート信号
GSを発生させるようにする。 次に、特徴信号形成手段を形成している特徴信
号形成回路14と信号幅検出手段を形成している
信号幅検出回路15とについて説明する。 先ず、特徴信号形成回路14はイメージセンサ
2Aからの映像信号VSを処理して不要信号を排
除し、紙幣1の数字部分の信号のみを抽出するよ
うにしたもので、映像信号VSをあるレベルでス
ライスして符合化した後に積分し、その積分値が
所定値に達しないものは排除し、所定値に達した
信号のみをパルス化する。紙幣の金額数字部分は
白色部が所定長さだけ続いていることに注目し、
特徴信号CSを形成するようにしたものである。
なお、紙幣の左右のずれ等によつて数字部分より
も内側の白色部も特徴信号CSとしてしまう恐れ
があるため、特徴信号CSがある間隔以上離れた
場合には、後の方の信号を除去するようにする。
たとえばJKフリツプフロツプ等を用いて、特徴
信号の立上りから次の特徴信号の立下りまで
「H」レベルのパルスを発生させて積分し、所定
値を越えた部分のみを「L」レベルとし、この信
号と特徴信号の論理積をとると、ある間隔以上離
れた後の特徴信号が除去される。このようにして
得られた特徴信号CSはカウンタ17に入力され
て計数され、ビツトエンドパルスBEPによりラ
ツチ回路18にラツチされた後、CPU20から
の読取指令でRAM22の所定番地に記憶され
る。この特徴信号CSの幅については、特に広い
幅の信号が得られることがある。これは、例えば
5ドル紙幣の「5」の横棒部分及び20ドルの
「20」の「2」の横棒部分をイメージセンサが走
査したときのみ得られるものであり、この広幅の
信号を他の特徴信号と区別して抽出するために信
号幅検出回路15が設けられている。 この信号幅検出回路15は特徴信号CSを積分
し、予め定められた基準レベルを越えたときに
「H」レベルのパルスSWを出力するようにした
もので、この信号SWが得られると特徴信号CSの
幅が広くなつたことが分り、5ドル紙幣か20ドル
紙幣、又は偽券の何れかに識別を絞ることができ
る。なお、真券紙幣の上端部においても信号SW
が得られる。この信号幅検出回路15からの信号
SWをこではa信号の特徴信号と称し、幅の広く
ない他の特徴信号をb信号と称することにする。
ここにおいて、かかるa信号は1回の走査で多く
て1個しか出力されないが、カウンタ16に入力
されてビツトエンドパルスBEPによりラツチ回
路18にその有無が記憶され、CPU20の指令
でRAM22に記憶される。なお、カウンタ17
ではa信号とb信号の両方が計数されることにな
る。RAM22に例えば“1001”と記憶された場
合(第9図参照)、最初の1桁”にはa信号の有
無を表わし、残り3桁“001”がa信号及びb信
号の和の数を表わしているので、1回の走査によ
つてa信号が1個得られたことを示している。ま
た、“101”ならばa信号1個とb信号2個が記憶
されていることを示す。このようにして、先ず12
回分のデータが記憶され、紙幣1が正方向なら左
上の数字部分のデータが得られたことになり、逆
方向なら右下の数字部分のデータが得られたこと
になる。そして、35回走査後に再び12回走査分の
データを記憶する。紙幣1を正方向に見て、第6
図及び第7図、第8図に示すように左上の12回分
の走査ゾーンをゾーン1とし、更に6走査毎に区
分して上からゾーン11、ゾーン12とする。ま
た、紙幣左下の12走査分のデータゾーンはゾーン
2とし、同様にゾーン21及びゾーン22の2つ
に区別する。 ここで、1回の走査によりa信号もb信号も得
られなかつた場合を信号「0」とし、1回の走査
でb信号のみが1個得られた場合を信号「b」と
し、b信号のみが2個得られた場合を「2b」と
し、以下同様に「3b」,「4b」,「5b」,「6b」とす
る。また、a信号のみの場合は「a」とし、a信
号1個とb信号1個の場合「a+b」とし、a信
号1個とb信号2個ときは、「a+2b」のように
する。こうして、先ずゾーン11の6回の走査デ
ータから、そのデータが上記組合せのいずれに該
当するかを演算処理し、その結果の合計数を各々
記憶する(第9図参照)。例えば “0000” “0000” “0001”→b信号1個→「b」に該当 “0010”→b信号2個→「2b」に該当 “0010”→b信号2個→「2b」に該当 “0000” ならば「5b」に“1”が記憶されるのでなく、
アドレス“2052”に1回を示す“1”、アドレス
“2053”に2回を示す“2”がそれぞれ記憶され
る。以下同様に、ゾーン12,21,22でも処
理され、このようにしてられた結果(一例を第9
図に示す)から各ゾーンにおける組合せの数等を
予め金種毎にRAM21に格納されているパター
ンと比較し、当該紙幣の金種を識別る。例えば1
ドル紙幣の正方向ならば、第7図にす如ゾーン1
1に連続して「0」が5以上出力され、ゾーン1
2に連続して「b」が5以上であり、1ドル紙幣
の場合には「a」がゾーン1で“0”ならばOK
とする。なお、この組合せは金種間の区別及び偽
券の区別ができるように種々選択され得る。たと
えば第7図に示す1ドル紙幣についての識別テー
ブルは次の表1のようになり、第8図にす2ドル
紙幣については表2ようになる。
に関し、特に紙幣に印刷された金額の数字を読取
つて紙幣を識別する装置に関する。 発明の技術的背景とその問題点; 従来より、紙幣に印刷されている金額の数字に
より紙幣の金種を識別する装置はあつたが、フオ
トダイオード等を1つ用いて紙幣を長手方向に移
動させ、金額数字部分からの受光レベルの変化の
数値を検出するだけの簡単なものである。このた
め、部分的な汚れで誤識別を起こしたり、紙幣の
金額数字の特定部分が確実にセンサ位置を通過す
るように紙幣の一面を厳密に規制して搬送させる
必要があつたりして、全く実用的ではなかつた。 発明の目的; この発明は上記事情に鑑みなされたもので、部
分的又は全面的に紙幣が汚れていても確実に識別
でき、また、紙幣の一面を厳密に規制して搬送さ
せる必要のない実用的な識別装置を供給するもの
である。 発明の概要; この発明は、紙幣に印刷された金額の数字を読
取つて紙幣を識別する紙幣識別装置に関し、紙幣
を短手方向又長手方向に搬送させる搬送手段と、
紙幣に光を照射する光源と、紙幣の長手方向又は
短手方向に多数の光電変換素子が一列に配列さ
れ、走査より各光電変換素子の出力を時系列で繰
返し出力する一次元イメージセンサと、イメージ
センサの出力を符合化して紙幣の表面に印刷され
た金額を表わす数字の幅に対応した信号幅の第1
の特徴信号を形成する特徴信号形成手段と、この
特徴信号形成手段からの第1の特徴信号を入力
し、この第1の特徴信号の幅が所定幅以上のとき
に紙幣の金額を表わす数字の幅が所定以上であつ
たことを意味する第2の特徴信号として出力する
信号幅検出手段と、前記特徴信号形成手段からの
第1の特徴信号の数と前記信号幅検出手段からの
第2の特徴信号の有無とを一次元イメージセンサ
の1走査毎に個々に記憶すると共に、この記憶さ
れたデータを演算集計し、予め紙幣の金種に対応
して格納されているデータと比較して、当該紙幣
の金額を識別する記憶演算手段とを設けたもので
ある。 発明の実施例; 第1図は紙幣(たとえば米国の1ドル紙幣)1
に印刷されている金額を光学的に検知する検知部
を示すものであり、搬送される紙幣1の四隅に印
刷されている数字(金額)を一対のイメージセン
サ2A,2Bでセルフオツクレンズアレイ3A,
3Bを介して検知するものであり、紙幣1は第2
図に示すようにローラ4及びを介して図示方向
(紙幣1の短手方向)に搬送されるようになつて
いる。また、イメージセンサ2A,2Bによる紙
幣1の数字検出部は、ランプ等の光源6からガラ
ス窓7を経て搬送される紙幣1に光を照射するよ
うになつており、紙幣1からの反射光がセルフオ
ツクレンズアレイ3A,3Bを経てそれぞれイメ
ージセンサ2A,2Bに入力されるようになつて
いる。また、ガラス窓7の下方のローラ5は黒色
に塗装されており、紙幣1が通過していない時に
は光源6からの光を反射しないようになつてい
る。なお、セルフオツクレンズアレイ3A及び3
Bはそれぞれセルフオツクレンズアレイを多数直
線状に配列し、広幅の等倍正立実像を結ぶように
作られた複合レンス素子であり、構成要素である
セルフオツクレンズは第3図Bに示す如く屈折率
分布nが中心軸から周縁部rに向つてほぼ放物線
状に変化しているガラスロツトであり、その光線
軌跡は同図Aに示すようになる。 一方、識別装置の回路系は第4図に示すように
なつており、一対のイメージセンサ2A及び2B
に対してそれぞれの回路を形成しているが、その
回路は全く同一であるので、ここではイメージセ
ンサ2Aに対する回路の構成を説明する。イメー
ジセンサ2Aは駆動回路10によつて駆動される
ようなつており、駆動回路10からスタートパル
スSP及びクロツクパルスφ1,φ2が出力される。
イメージセンサ2Aから出力される映像信号VS
は、増幅器11で所定の振幅レベルに増幅されて
から紙幣到達検知回路12、ゲート信号発生回路
13及び特徴信号形成回路14に入力され、イメ
ージセンサ2Aから出力される一走査の最終ビツ
トを示すビツトエンドパルスBEPは紙幣到達検
知回路12及びラツチ回路18に入力される。ま
た、駆動回路10からのスタートパルスSPは紙
幣到達検知回路12及びカウンタ16,17に入
力される。更に、ゲート信号発生回路13で発生
されたゲート信号GSは特徴信号形成回路14に
入力され、特徴信号形成回路14で形成された第
1の特徴信号としての特徴検知信号CS(a信号及
びb信号)はカウンタ17に入力されて計される
と共に信号幅検出回路15に入力され、この検出
回路15からの第2の特徴信号としての信号SW
(a信号)がカウンタ16に入力されて計数され
る。こうしてカウンタ16及び17で計数された
値は、ラツチ回路18にイメージセンサ2Aから
のビツトエンドパルスBEPで一旦ラツチされた
後に出力されるようになつている。また、カウン
タ16及び17は駆動回路10からのスタートパ
ルスSPによつて1走査毎にクリアされる。更に、
全体の制御はCPU20で行なわれるようになつ
ており、バスライン23を介してROM21及び
RAM22が接続され、ラツチ回路18の出力、
紙幣到達検知回路12からの紙幣到達信号NA及
びイメージセンサ2Aからのビツトエンドパルス
BEPがバスライン23を介してCPU20に入力
されるようになつている。尚、CPU20,ROM
21とRAM22とで記憶演算手段を構成する。 このような構成において、その動作を第5図の
フローチヤートを参照して説明する。 イメージセンサ2Aはたとえば紙幣1の外側か
ら内側へ向つて繰返し走査されているが、紙幣1
が移動しているためにイメージセンサ2Aからは
2次元の情報が得られる(第6図参照)。この例
ではイメージセンサ2Aの1走査の間に、紙幣1
は約0.83mm移動するようになつており、上部の数
字印刷部分をゾーン1(ゾーン11及び12)と
し、下部の数字印刷部分をゾーン2(ゾーン21
及び22)としている(第7図及び第8図参照)。
そして、紙幣1がイメージセンサ2Aの取付位置
に達していないときには、ローラ5らの弱い反射
光がイメージセンサ2Aに達するので、イメージ
センサ2Aからの出力VSは低レベルとなり、紙
幣到達検知回路12から信号NAは出力されな
い。この紙幣到達検知回路12はイメージセンサ
2Aから時系列で出力される映像信号VSを増幅
した後、スタートパルスSPにより積を開始し、
ビツトエンドパルスBEPによりリセツトされる
もので、積分値が所定レベルを越えた時に到達検
知信号NAをたとえば「H」とする。なわち、紙
幣1のエツジ部分がイメージセンサ2Aに到達す
ると、その白さに応じた高レベル信号をイメージ
センサ2Aが出力するので、積分値が所定レベル
を越え、これを紙幣1の到達とするのである。な
お、紙幣上部(又は下部)のエツジ部分は印刷が
ずれていても存在するのである。また、このイメ
ージセンサ2Aの分光感度特性は可視域から近赤
外域に及びでおり、汚れた紙幣の反射光は新しい
紙幣と比較して短波長スペクトルの強度は低下す
るが、長波長スペクトルの強度はほとんど低下し
ないことが実験より確かめられているので、この
イメージセンサの出力VSは新しい紙幣と汚れた
紙幣とで大きな差を生じない。 こうして、紙幣1がイメージセンサ2A位置に
到達したことが検知されると(ステツプS1)、
その後の2回分の走査データを記憶せずにスキツ
プする(ステツプS2)。そして、次の走査によ
つ得られる特徴信号CS及びSWの数をRAM22
に記憶し(ステツプS3)、その内容(後述する
a信号の有)によつて紙幣1のエツジ部分が既に
通り過ぎたか否かを判別する(ステツプS4)。
なお、特徴信号CS及びSWの形成については後述
する。通り過ぎているならば3回分の走査をスキ
ツプし(ステツプS5)、その後の12回分の走査
によつて得られる上部数字部分に相当するゾーン
1の特徴信号CS及びSWの数を1回の走査毎に
RAM22に記憶する(ステツプS6)。なお、
ステツプS6の開始時点では、紙幣の走査位置は
第6図のゾーン1の上端にある。その後、紙幣1
の短手方向の中央部に相当する35回分の走査をス
キツプし(ステツプS7)、再び下部数字部分に
相当するゾーン2の12回分の走査における特徴信
号CS及びSWの数を1回毎にRAM2に記憶し
(ステツプS8)、演算集計してから記憶データと
比較して金種を識別する(ステツプS8,S1
0)。なお、RAM22の記憶内容はたとえば第
8図のようになる。この詳細は後述する。そし
て、もう一方のイメージセンサ2Bで得られたデ
ータに基づく識別結果と一致するか否かを判断
し、同じ識別結果が得られない場合には当該紙幣
を偽券としてリジエクト又は返却する(ステツプ
S11,S12,S14)また、2つのイメージ
センサ2A,2Bよる金種識別が一致する場合に
は、その金種情報をRAM22に記憶して終了と
なる(ステツプS10〜S13)。 次に特徴信号CS(a,b)及びSW(a)の形成に
ついて説明する。 まず、特徴信号読取用のゲート信号発生回路1
3について説明すると、これは紙幣1の横側の白
色のエツジ部分がなくなつてから、つまり紙幣の
印刷模様の始まり位置から一定の距離だけ、イメ
ージセンサ2Aからの出力VSを通過させようと
するもので、印刷ずれがあつても影響されないよ
うにするためのものである。そして、イメージセ
ンサ2Aからの出力VSを所定レベルでスライス
もて符合化し、この最初のパルスの立下り、つま
り白色のエツジ部分が終つて印刷模様が始まつた
ときから一定時間のみ「H」レベルのパルスを発
生させるものである。このゲート信号発生回路1
3は、例えば積分回路、フリツプフロツプ等を組
合せて構成することができ、上記最初のパルスの
立下りでフリツプフロツプをセツトし、フリツプ
フロツプの「H」レベルの出力を積分してその値
が所定値になつた時点でゲート信号GSが立下る
ようになつている。また、紙幣1の横側のエツジ
部分が破れているような場合には、最初の特徴信
号CS(後述する)の立下りからゲー信号GSが発
生されることになるが、この場合にイメージセン
サ2Aからの出力VSを上述の場合より更に低い
レベル(印刷模様の部分でも「H」レベルとなる
ような基準レベル)でスライスして符合化し、こ
の最初のパルスの立上りから短いパルスを1つ発
生させ、このパルスの立下り時ら所定時間ゲート
信号GSを発生させる。また、破れていない紙幣
の場合は短いパルスと上記最初のパルスとの論理
和をとり、その出力の立下り時からゲート信号
GSを発生させるようにする。 次に、特徴信号形成手段を形成している特徴信
号形成回路14と信号幅検出手段を形成している
信号幅検出回路15とについて説明する。 先ず、特徴信号形成回路14はイメージセンサ
2Aからの映像信号VSを処理して不要信号を排
除し、紙幣1の数字部分の信号のみを抽出するよ
うにしたもので、映像信号VSをあるレベルでス
ライスして符合化した後に積分し、その積分値が
所定値に達しないものは排除し、所定値に達した
信号のみをパルス化する。紙幣の金額数字部分は
白色部が所定長さだけ続いていることに注目し、
特徴信号CSを形成するようにしたものである。
なお、紙幣の左右のずれ等によつて数字部分より
も内側の白色部も特徴信号CSとしてしまう恐れ
があるため、特徴信号CSがある間隔以上離れた
場合には、後の方の信号を除去するようにする。
たとえばJKフリツプフロツプ等を用いて、特徴
信号の立上りから次の特徴信号の立下りまで
「H」レベルのパルスを発生させて積分し、所定
値を越えた部分のみを「L」レベルとし、この信
号と特徴信号の論理積をとると、ある間隔以上離
れた後の特徴信号が除去される。このようにして
得られた特徴信号CSはカウンタ17に入力され
て計数され、ビツトエンドパルスBEPによりラ
ツチ回路18にラツチされた後、CPU20から
の読取指令でRAM22の所定番地に記憶され
る。この特徴信号CSの幅については、特に広い
幅の信号が得られることがある。これは、例えば
5ドル紙幣の「5」の横棒部分及び20ドルの
「20」の「2」の横棒部分をイメージセンサが走
査したときのみ得られるものであり、この広幅の
信号を他の特徴信号と区別して抽出するために信
号幅検出回路15が設けられている。 この信号幅検出回路15は特徴信号CSを積分
し、予め定められた基準レベルを越えたときに
「H」レベルのパルスSWを出力するようにした
もので、この信号SWが得られると特徴信号CSの
幅が広くなつたことが分り、5ドル紙幣か20ドル
紙幣、又は偽券の何れかに識別を絞ることができ
る。なお、真券紙幣の上端部においても信号SW
が得られる。この信号幅検出回路15からの信号
SWをこではa信号の特徴信号と称し、幅の広く
ない他の特徴信号をb信号と称することにする。
ここにおいて、かかるa信号は1回の走査で多く
て1個しか出力されないが、カウンタ16に入力
されてビツトエンドパルスBEPによりラツチ回
路18にその有無が記憶され、CPU20の指令
でRAM22に記憶される。なお、カウンタ17
ではa信号とb信号の両方が計数されることにな
る。RAM22に例えば“1001”と記憶された場
合(第9図参照)、最初の1桁”にはa信号の有
無を表わし、残り3桁“001”がa信号及びb信
号の和の数を表わしているので、1回の走査によ
つてa信号が1個得られたことを示している。ま
た、“101”ならばa信号1個とb信号2個が記憶
されていることを示す。このようにして、先ず12
回分のデータが記憶され、紙幣1が正方向なら左
上の数字部分のデータが得られたことになり、逆
方向なら右下の数字部分のデータが得られたこと
になる。そして、35回走査後に再び12回走査分の
データを記憶する。紙幣1を正方向に見て、第6
図及び第7図、第8図に示すように左上の12回分
の走査ゾーンをゾーン1とし、更に6走査毎に区
分して上からゾーン11、ゾーン12とする。ま
た、紙幣左下の12走査分のデータゾーンはゾーン
2とし、同様にゾーン21及びゾーン22の2つ
に区別する。 ここで、1回の走査によりa信号もb信号も得
られなかつた場合を信号「0」とし、1回の走査
でb信号のみが1個得られた場合を信号「b」と
し、b信号のみが2個得られた場合を「2b」と
し、以下同様に「3b」,「4b」,「5b」,「6b」とす
る。また、a信号のみの場合は「a」とし、a信
号1個とb信号1個の場合「a+b」とし、a信
号1個とb信号2個ときは、「a+2b」のように
する。こうして、先ずゾーン11の6回の走査デ
ータから、そのデータが上記組合せのいずれに該
当するかを演算処理し、その結果の合計数を各々
記憶する(第9図参照)。例えば “0000” “0000” “0001”→b信号1個→「b」に該当 “0010”→b信号2個→「2b」に該当 “0010”→b信号2個→「2b」に該当 “0000” ならば「5b」に“1”が記憶されるのでなく、
アドレス“2052”に1回を示す“1”、アドレス
“2053”に2回を示す“2”がそれぞれ記憶され
る。以下同様に、ゾーン12,21,22でも処
理され、このようにしてられた結果(一例を第9
図に示す)から各ゾーンにおける組合せの数等を
予め金種毎にRAM21に格納されているパター
ンと比較し、当該紙幣の金種を識別る。例えば1
ドル紙幣の正方向ならば、第7図にす如ゾーン1
1に連続して「0」が5以上出力され、ゾーン1
2に連続して「b」が5以上であり、1ドル紙幣
の場合には「a」がゾーン1で“0”ならばOK
とする。なお、この組合せは金種間の区別及び偽
券の区別ができるように種々選択され得る。たと
えば第7図に示す1ドル紙幣についての識別テー
ブルは次の表1のようになり、第8図にす2ドル
紙幣については表2ようになる。
【表】
【表】
ただし、TA=a+(a+b)+(a+2b)であ
り、5b=5b+6bである。 また、紙幣左側におけるゾーン11,12,2
1,22の結果があいまいなときは、紙幣が逆方
向に搬送された結の場合あるので、右側のゾーン
データをゾーン22,21,12,11の順に変
換して比較する。 以上のようにして、一方のイメージセンサ2A
からのデータで金種を識別し、他方のイメージセ
ンサ2Bからのデータでも金種識別し、両の識別
結果が一致したときのみOKとする。 次に、特徴信号形成回路14、ゲート信号発生
回路13及び信号幅検出回路15の具体的回路構
成例を第10図に示し、その動作を第11図〜第
13図の波形図を参照して説明する。 イメージセンサ2Aからの映像信号VSはゲー
ト信号発生回路13内のコンパレータ130及び
133に入力され、コンパレータ130において
は第11図Aにすような低レベルの設定値C1と
比較され、コンパレータ133においては第12
図Aに示すような中レベルの設定値C2と比較さ
れる。したがつて、コンパレータ130の出力
SG1は第11図Bのようになり、コンパレータ
133の出力SG5は第12図Bのようになる。
そして、コンパレータ130の出力SG1は積分
器131で第11図Cに示すようにリニアスイー
プで積分され、その積分値SG2はコンパレータ
132で設定値D1と比較されるので、コンパレ
ータ132の出力SG3は同図Dのようになる。
コンパレータ132の出力SG3はコンパレータ
130の出力SG1と共にアンドゲートAND1に
入力されるので、その出力SG4は第11図Eの
ようになる。同様に、コンパレータ133の出力
SG5は積分器134で第12図Cに示すように
リニアスイープで積分され、その積分値SG6は
コンパレータ135で設定値D2と比較されるの
で、コンパレータ135の出力SG7は同図Dの
ようになり、信号SG5と共にアンドゲートAND
2に入されることにより、アンドゲートAND2
からは同図Eに示すような信号SG8が出力され
る。アンドゲートAND1及びAND2の出力SG
4及びSG8はそれぞれオアゲートORに入力さ
れ、第12図Fに示すその論理和出力SG9はD
−フリツプフロツプ136のD端子に入力され、
クロツクパルスCPに応答してその出力が反転す
る。なお、信号SG9信号SG4とSG8の論理和
となつているので、紙幣側面が破れているような
場合には信号SG4がオアゲートORから出力さ
れ、第12図Fの破線のようになる。そして、フ
リツプフロツプ136の出力は次段のJK−フ
リツプフロツプ137のクロツク端子CKに入力
され、第12図Gに示すような紙幣端部から一定
距離進んで、つまり紙幣の模様の開始部分から
「H」となる信号SG10を出力し、この信号SG
10が同図Hのように積分器138で積分され
る。この積分信号SG11はコンパレータ139
に入力されて設定値D3と比較され、第12図I
にすような2値信号SG12に変換される。コン
パレータ139の出力SG12は、フリツプフロ
ツプ137の出力SG10と共にアンドゲート
AND3に入力されているので、結局アンドゲー
トAND3からは第12図Jに示すような紙幣端
部を除くようなゲート信号SGが出力される。 一方、イメージセンサ2Aからの映像信号VS
は特徴信号形成回路14のコンパレータ140に
入力され、第13図Aに示すような高レベルの設
定値C3と比較され、同図Bに示すような2値信
号SG13が出力される。信号SG13は上記ゲー
ト信号GSと共にアンドゲートAND4に入力され
るので、アンドゲートAND4からは第13図C
の如き論理積信号SG14が出力され、この信号
SG14が積分器141で同図Dのように積分さ
れる。この積分器SG15はコンパレータ142
に入力され、設定値D4と比較されるので、その
出力SG16は第13図Eのようになり、この信
号SG16がJK−フリツプフロツプ143のクロ
ツク端子CKに入力されると共に、アンドゲート
AND5に入力される。フリツプフロツプ143
には駆動回路10からのスタートパルスSPが入
力されてクリアされるようになつており、フリツ
プフロツプ143は信号SG16の最初のパルス
でセツトされ、次のパルスによつてリセツトされ
る。したがつて、フリツプフロツプ143のQ出
力SG17は第13図Fのようになり、この信号
SG17が積分器144で積分される(第13図
G)。積分信号SG18はコンパレータ145で設
定値D5と比較されて2値化されるので、その出
力SG19は第13図Hのようになり、結局アン
ドゲートAND5の論理積出力CSは同図Iのよう
になり、後のパルスが除去される。そして、この
特徴信号CSがカウンタ17に入力されて計数さ
れると共に、信号幅検出回路15内の積分器15
1に入力されてリニアスイープで積分される。積
分器151の出力はコンパレータ152で設定値
D6と比較されるので、結局コンパレータ152
からは特徴信号CSのパルス幅が広くなつた時に
のみ「H」となる信号SWが力され、これがカウ
ンタ16で計数される。 なお、上述では正論理で動作を説明している
が、負論理でも動作することは勿論である。ま
た、紙幣の大きさが金種よつて異なる場合、例え
ば日本国紙幣でもイメージセンサの位置を考慮し
たり、数を増加したりすればこの発明の適用でき
ることはいうまでもない。さらに、イメージセン
サの種類によつて汚れによつて出力レベルが低下
することがあるが、この場合には紙幣のエツジ部
分を走査したときの積分値を求め、この値を利用
して比較レベルを設定するようにすれば誤識別を
なくすことができる。さらにまた、特徴信号形成
回路の比較レベルを1つとした場合について説明
したが、比較レベルを変えてももう1つ又は2つ
設けて各々符号化して、以下同様に処理するよう
にすると、レベル1の比較結果では金種特定でき
ないときでも、レベル2,3の結果により特定で
きる可能性が高くなり紙幣の識別率を向上するこ
とができる。また、紙幣の長手搬送でも適用は可
能であり、二次元イメージセンサを用いる場合に
は識別時に紙幣を搬送させる必要がない。 効 果; この発明の識別装置よれば、紙幣に印刷された
数字の特徴を抽出するようにしているので、紙幣
の大きさが同一の金種についても確実に識別する
ことができる。
り、5b=5b+6bである。 また、紙幣左側におけるゾーン11,12,2
1,22の結果があいまいなときは、紙幣が逆方
向に搬送された結の場合あるので、右側のゾーン
データをゾーン22,21,12,11の順に変
換して比較する。 以上のようにして、一方のイメージセンサ2A
からのデータで金種を識別し、他方のイメージセ
ンサ2Bからのデータでも金種識別し、両の識別
結果が一致したときのみOKとする。 次に、特徴信号形成回路14、ゲート信号発生
回路13及び信号幅検出回路15の具体的回路構
成例を第10図に示し、その動作を第11図〜第
13図の波形図を参照して説明する。 イメージセンサ2Aからの映像信号VSはゲー
ト信号発生回路13内のコンパレータ130及び
133に入力され、コンパレータ130において
は第11図Aにすような低レベルの設定値C1と
比較され、コンパレータ133においては第12
図Aに示すような中レベルの設定値C2と比較さ
れる。したがつて、コンパレータ130の出力
SG1は第11図Bのようになり、コンパレータ
133の出力SG5は第12図Bのようになる。
そして、コンパレータ130の出力SG1は積分
器131で第11図Cに示すようにリニアスイー
プで積分され、その積分値SG2はコンパレータ
132で設定値D1と比較されるので、コンパレ
ータ132の出力SG3は同図Dのようになる。
コンパレータ132の出力SG3はコンパレータ
130の出力SG1と共にアンドゲートAND1に
入力されるので、その出力SG4は第11図Eの
ようになる。同様に、コンパレータ133の出力
SG5は積分器134で第12図Cに示すように
リニアスイープで積分され、その積分値SG6は
コンパレータ135で設定値D2と比較されるの
で、コンパレータ135の出力SG7は同図Dの
ようになり、信号SG5と共にアンドゲートAND
2に入されることにより、アンドゲートAND2
からは同図Eに示すような信号SG8が出力され
る。アンドゲートAND1及びAND2の出力SG
4及びSG8はそれぞれオアゲートORに入力さ
れ、第12図Fに示すその論理和出力SG9はD
−フリツプフロツプ136のD端子に入力され、
クロツクパルスCPに応答してその出力が反転す
る。なお、信号SG9信号SG4とSG8の論理和
となつているので、紙幣側面が破れているような
場合には信号SG4がオアゲートORから出力さ
れ、第12図Fの破線のようになる。そして、フ
リツプフロツプ136の出力は次段のJK−フ
リツプフロツプ137のクロツク端子CKに入力
され、第12図Gに示すような紙幣端部から一定
距離進んで、つまり紙幣の模様の開始部分から
「H」となる信号SG10を出力し、この信号SG
10が同図Hのように積分器138で積分され
る。この積分信号SG11はコンパレータ139
に入力されて設定値D3と比較され、第12図I
にすような2値信号SG12に変換される。コン
パレータ139の出力SG12は、フリツプフロ
ツプ137の出力SG10と共にアンドゲート
AND3に入力されているので、結局アンドゲー
トAND3からは第12図Jに示すような紙幣端
部を除くようなゲート信号SGが出力される。 一方、イメージセンサ2Aからの映像信号VS
は特徴信号形成回路14のコンパレータ140に
入力され、第13図Aに示すような高レベルの設
定値C3と比較され、同図Bに示すような2値信
号SG13が出力される。信号SG13は上記ゲー
ト信号GSと共にアンドゲートAND4に入力され
るので、アンドゲートAND4からは第13図C
の如き論理積信号SG14が出力され、この信号
SG14が積分器141で同図Dのように積分さ
れる。この積分器SG15はコンパレータ142
に入力され、設定値D4と比較されるので、その
出力SG16は第13図Eのようになり、この信
号SG16がJK−フリツプフロツプ143のクロ
ツク端子CKに入力されると共に、アンドゲート
AND5に入力される。フリツプフロツプ143
には駆動回路10からのスタートパルスSPが入
力されてクリアされるようになつており、フリツ
プフロツプ143は信号SG16の最初のパルス
でセツトされ、次のパルスによつてリセツトされ
る。したがつて、フリツプフロツプ143のQ出
力SG17は第13図Fのようになり、この信号
SG17が積分器144で積分される(第13図
G)。積分信号SG18はコンパレータ145で設
定値D5と比較されて2値化されるので、その出
力SG19は第13図Hのようになり、結局アン
ドゲートAND5の論理積出力CSは同図Iのよう
になり、後のパルスが除去される。そして、この
特徴信号CSがカウンタ17に入力されて計数さ
れると共に、信号幅検出回路15内の積分器15
1に入力されてリニアスイープで積分される。積
分器151の出力はコンパレータ152で設定値
D6と比較されるので、結局コンパレータ152
からは特徴信号CSのパルス幅が広くなつた時に
のみ「H」となる信号SWが力され、これがカウ
ンタ16で計数される。 なお、上述では正論理で動作を説明している
が、負論理でも動作することは勿論である。ま
た、紙幣の大きさが金種よつて異なる場合、例え
ば日本国紙幣でもイメージセンサの位置を考慮し
たり、数を増加したりすればこの発明の適用でき
ることはいうまでもない。さらに、イメージセン
サの種類によつて汚れによつて出力レベルが低下
することがあるが、この場合には紙幣のエツジ部
分を走査したときの積分値を求め、この値を利用
して比較レベルを設定するようにすれば誤識別を
なくすことができる。さらにまた、特徴信号形成
回路の比較レベルを1つとした場合について説明
したが、比較レベルを変えてももう1つ又は2つ
設けて各々符号化して、以下同様に処理するよう
にすると、レベル1の比較結果では金種特定でき
ないときでも、レベル2,3の結果により特定で
きる可能性が高くなり紙幣の識別率を向上するこ
とができる。また、紙幣の長手搬送でも適用は可
能であり、二次元イメージセンサを用いる場合に
は識別時に紙幣を搬送させる必要がない。 効 果; この発明の識別装置よれば、紙幣に印刷された
数字の特徴を抽出するようにしているので、紙幣
の大きさが同一の金種についても確実に識別する
ことができる。
第1図はこの発明の検知部の概要を説明するた
めの図、第2図はその搬送機構図、第3図A,B
はこの発明に用いるセルフオツクレンズの原理を
説明するための図、第4図はこの発明の回路構成
例を示すブロツク図、第5図はその動作を説明す
るためのフロー図、第6図〜第8図はそれぞれ数
字読取の様子を説明するための図、第9図は
RAMの記憶内容を示す図、第10図はこの発明
の更に詳細な回路例を示すブロツク図、第11図
A〜E、第12図A〜J及び第13図A〜Iはそ
の動作例を示す波形図である。 1……紙幣、2A,2B……イメージセンサ、
3A,3B……セルフオツクレンズアレイ、4,
5……ローラ、6……光源、7……ガラス窓、1
0……駆動回路、11……増幅器、12……紙幣
到達検知回路、13……ゲート信号発生回路、1
4……特徴信号形成回路、15……信号幅検出回
路、16,17……カウンタ、18……ラツチ回
路、20……CPU、21……ROM、22……
RAM。
めの図、第2図はその搬送機構図、第3図A,B
はこの発明に用いるセルフオツクレンズの原理を
説明するための図、第4図はこの発明の回路構成
例を示すブロツク図、第5図はその動作を説明す
るためのフロー図、第6図〜第8図はそれぞれ数
字読取の様子を説明するための図、第9図は
RAMの記憶内容を示す図、第10図はこの発明
の更に詳細な回路例を示すブロツク図、第11図
A〜E、第12図A〜J及び第13図A〜Iはそ
の動作例を示す波形図である。 1……紙幣、2A,2B……イメージセンサ、
3A,3B……セルフオツクレンズアレイ、4,
5……ローラ、6……光源、7……ガラス窓、1
0……駆動回路、11……増幅器、12……紙幣
到達検知回路、13……ゲート信号発生回路、1
4……特徴信号形成回路、15……信号幅検出回
路、16,17……カウンタ、18……ラツチ回
路、20……CPU、21……ROM、22……
RAM。
Claims (1)
- 1 紙幣を短手方向又は長手方向に搬送させる搬
送手段と、前記紙幣に光を照射する光源と、前記
紙幣の長手方向又は短手方向に多数の光電変換素
子が一列に配列され、走査により各光電変換素子
の出力を時系列で繰返し出力する一次元イメージ
センサと、前記一次元イメージセンサの出力を符
合化して前記紙幣の表面に印刷された金額を表わ
す数字の幅に対応した信号幅の第1の特徴信号を
形成する特徴信号形成手段と、この特徴信号形成
手段からの第1の特徴信号を入力し、この第1の
特徴信号の幅が所定幅以上のときに紙幣の金額を
表わす数字の幅が所定以上であつたことを意味す
る第2の特徴信号として出力する信号幅検出手段
と、前記特微信号形成手段からの第1の特徴信号
の数と前記信号幅検出手段からの第2の特徴信号
の有無とを前記一次元イメージセンサの1走査毎
に記憶すると共に、この記憶されたデータを演算
集計し、予め紙幣の金種に対応して格納されてい
るデータと比較して、当該紙幣の金種を識別する
記憶演算手段とを具備したことを特徴とする紙幣
識別装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58060576A JPS59186079A (ja) | 1983-04-06 | 1983-04-06 | 紙幣識別装置 |
| US06/580,364 US4611345A (en) | 1983-04-06 | 1984-02-15 | Bank bill identification device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58060576A JPS59186079A (ja) | 1983-04-06 | 1983-04-06 | 紙幣識別装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59186079A JPS59186079A (ja) | 1984-10-22 |
| JPH0452508B2 true JPH0452508B2 (ja) | 1992-08-24 |
Family
ID=13146209
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58060576A Granted JPS59186079A (ja) | 1983-04-06 | 1983-04-06 | 紙幣識別装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4611345A (ja) |
| JP (1) | JPS59186079A (ja) |
Families Citing this family (73)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5063599A (en) * | 1989-10-10 | 1991-11-05 | Unisys Corporation | Electronic image lift |
| US6311819B1 (en) | 1996-05-29 | 2001-11-06 | Cummins-Allison Corp. | Method and apparatus for document processing |
| US7248731B2 (en) | 1992-05-19 | 2007-07-24 | Cummins-Allison Corp. | Method and apparatus for currency discrimination |
| US6636624B2 (en) | 1990-02-05 | 2003-10-21 | Cummins-Allison Corp. | Method and apparatus for currency discrimination and counting |
| US5875259A (en) | 1990-02-05 | 1999-02-23 | Cummins-Allison Corp. | Method and apparatus for discriminating and counting documents |
| US5790697A (en) * | 1990-02-05 | 1998-08-04 | Cummins-Allion Corp. | Method and apparatus for discriminating and counting documents |
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