JPH0452511Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0452511Y2 JPH0452511Y2 JP18108487U JP18108487U JPH0452511Y2 JP H0452511 Y2 JPH0452511 Y2 JP H0452511Y2 JP 18108487 U JP18108487 U JP 18108487U JP 18108487 U JP18108487 U JP 18108487U JP H0452511 Y2 JPH0452511 Y2 JP H0452511Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber
- friction
- friction ring
- rotary plate
- continuously variable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Pulleys (AREA)
- Friction Gearing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、無段変速機における摩擦輪に関
し、さらに詳しくは、摩擦円板の外周に取り付け
られている摩擦輪を改良した無段変速機における
摩擦輪に関するものである。
し、さらに詳しくは、摩擦円板の外周に取り付け
られている摩擦輪を改良した無段変速機における
摩擦輪に関するものである。
従来、小型除雪車におけるゴム履帯及びゴム車
輪の走行速度を変更するのに用いられている無段
変速機としては、例えば第2図及び第3図に示す
ように、駆動源により駆動軸1を介して回転され
る駆動回転板2と、この駆動回転板2の表面に直
交して圧接され外周にゴム製の摩擦輪3を取り付
けた摩擦円板4とで構成され、そしてこの摩擦円
板4の駆動回転板2に対する径方向接触位置を変
更することにより、摩擦円板4の回転速度及び回
転方向を変更する一方、摩擦円板4を駆動回転板
2から離間すること、または駆動回転板2の回転
中心位置に保持することにより、摩擦円板4の回
転を停止し得るように構成されている。
輪の走行速度を変更するのに用いられている無段
変速機としては、例えば第2図及び第3図に示す
ように、駆動源により駆動軸1を介して回転され
る駆動回転板2と、この駆動回転板2の表面に直
交して圧接され外周にゴム製の摩擦輪3を取り付
けた摩擦円板4とで構成され、そしてこの摩擦円
板4の駆動回転板2に対する径方向接触位置を変
更することにより、摩擦円板4の回転速度及び回
転方向を変更する一方、摩擦円板4を駆動回転板
2から離間すること、または駆動回転板2の回転
中心位置に保持することにより、摩擦円板4の回
転を停止し得るように構成されている。
従つて、この種無段変速機は、その動力伝達
中、前記摩擦円板4の外周に取り付けられたゴム
製の摩擦輪3に、 (a) 駆動回転板2への圧接により圧縮応力、 (b) 駆動回転板2からの回転トルク伝達による引
張応力、 (c) 駆動回転板2との接触部の内外周差による剪
断応力、 が作用する一方、これら各応力によつて駆動回転
板2との接触部には熱が発生する。
中、前記摩擦円板4の外周に取り付けられたゴム
製の摩擦輪3に、 (a) 駆動回転板2への圧接により圧縮応力、 (b) 駆動回転板2からの回転トルク伝達による引
張応力、 (c) 駆動回転板2との接触部の内外周差による剪
断応力、 が作用する一方、これら各応力によつて駆動回転
板2との接触部には熱が発生する。
この現象は、大きなトルク伝達力を得るため摩
擦円板4の駆動回転板2への圧接力を大きくすれ
ばするほど顕著になり、早期にクラツクが発生す
る等、摩擦輪3の寿命を著しく短縮する。即ち、
圧接力を大きくすることにより、ゴムの変形が大
きくなり、ゴムの発熱も大きくなる。熱の発生に
伴いゴムの弾性係数も低下するので更にゴムの変
形が大きくなり、その結果、早期にクラツクが発
生する。
擦円板4の駆動回転板2への圧接力を大きくすれ
ばするほど顕著になり、早期にクラツクが発生す
る等、摩擦輪3の寿命を著しく短縮する。即ち、
圧接力を大きくすることにより、ゴムの変形が大
きくなり、ゴムの発熱も大きくなる。熱の発生に
伴いゴムの弾性係数も低下するので更にゴムの変
形が大きくなり、その結果、早期にクラツクが発
生する。
また、繰返しの熱発生現象は、空気中の酸素の
影響により、高温酸化現象を招き、ゴムの表面の
劣化を促進させるため、同様に早期にクラツクが
発生する。
影響により、高温酸化現象を招き、ゴムの表面の
劣化を促進させるため、同様に早期にクラツクが
発生する。
特に、従来、摩擦輪3に用いられているSBR
(スチレンブタジエンゴム)を主体としたJIS,A
硬度70程度のゴムは熱による老化が進むと破断伸
びが低下するため、局部変形に耐えられずしばし
ばクラツクが発生するという欠点があつた。
(スチレンブタジエンゴム)を主体としたJIS,A
硬度70程度のゴムは熱による老化が進むと破断伸
びが低下するため、局部変形に耐えられずしばし
ばクラツクが発生するという欠点があつた。
上記のような問題を解決する手段として、例え
ば第4図に示すように、摩擦輪3を構成するゴム
材料の内部に短繊維5が混合され、その短繊維5
に配向性を持たせるものも提案されている(特開
昭59−208264号公報)。
ば第4図に示すように、摩擦輪3を構成するゴム
材料の内部に短繊維5が混合され、その短繊維5
に配向性を持たせるものも提案されている(特開
昭59−208264号公報)。
この短繊維5を混合して構成した摩擦輪3は、
前者に比べて高負荷下において亀裂の発生のない
優れた摩耗特性を示すが、ゴム中に混合されてい
る短繊維の毛管現象により、ゴム中への吸湿作用
が律速され、接着境界面Xへの水分の影響により
接着力の低下や、摩擦円板の錆の発生を招き、摩
擦輪が剥離すると言う問題があつた。
前者に比べて高負荷下において亀裂の発生のない
優れた摩耗特性を示すが、ゴム中に混合されてい
る短繊維の毛管現象により、ゴム中への吸湿作用
が律速され、接着境界面Xへの水分の影響により
接着力の低下や、摩擦円板の錆の発生を招き、摩
擦輪が剥離すると言う問題があつた。
この考案は、かかる従来の問題点に着目して案
出されたもので、その目的とするところは摩擦輪
を構成するゴム材料の内部に短繊維が混合して成
る無段変速機における摩擦輪において、摩擦円板
と摩擦輪との接着境界面に水分の影響が作用しな
いようにして、接着力の低下や、錆の発生及びゴ
ム材料の剥離を有効に防止すると共に、伝達性及
び耐久性を向上させた無段変速機における摩擦輪
を提供するものである。
出されたもので、その目的とするところは摩擦輪
を構成するゴム材料の内部に短繊維が混合して成
る無段変速機における摩擦輪において、摩擦円板
と摩擦輪との接着境界面に水分の影響が作用しな
いようにして、接着力の低下や、錆の発生及びゴ
ム材料の剥離を有効に防止すると共に、伝達性及
び耐久性を向上させた無段変速機における摩擦輪
を提供するものである。
この考案は上記目的を達成するため、摩擦円板
に、クロロプレンゴムより成る内層ゴムを介して
短繊維を混入した同材質の外層ゴムを積層させて
構成することにより、ゴム中に混合されている短
繊維の毛管現象により、ゴム中への吸湿作用によ
つて接着境界面への水分の影響がないようにした
ことを要旨とするものである。
に、クロロプレンゴムより成る内層ゴムを介して
短繊維を混入した同材質の外層ゴムを積層させて
構成することにより、ゴム中に混合されている短
繊維の毛管現象により、ゴム中への吸湿作用によ
つて接着境界面への水分の影響がないようにした
ことを要旨とするものである。
以下添付図面の第1図に基いて、この考案の実
施例を説明する。
施例を説明する。
なお、以下の説明で、上記従来例と同一構成要
素は同一符号を付して説明する。
素は同一符号を付して説明する。
第1図は、この考案を実施した無段変速機構を
示し、4は金属製の摩擦円板、3は摩擦円板4の
外周面に取付けた軟質ゴムから成る摩擦輪を示
し、前記摩擦輪3は、摩擦円板4の外周面に、ク
ロロプレンゴムより成る内層ゴム9を被覆した状
態で短繊維5を混入した同材質の外層ゴム7を積
層させて2層構造に構造されている。
示し、4は金属製の摩擦円板、3は摩擦円板4の
外周面に取付けた軟質ゴムから成る摩擦輪を示
し、前記摩擦輪3は、摩擦円板4の外周面に、ク
ロロプレンゴムより成る内層ゴム9を被覆した状
態で短繊維5を混入した同材質の外層ゴム7を積
層させて2層構造に構造されている。
前記、内層ゴム6と外層ゴム7とは、同質のゴ
ム材料で構成することにより、加硫接着した時に
一体化される。内層ゴム6の厚さとしては、接着
界面Xへの水分の影響を防止するために、0.5mm
以上が好ましく、かつ摩擦輪3の性能を保持する
ために、内層ゴム6と外層ゴム7との弾性係数は
同程度とすることが好ましいことにより、内層ゴ
ム6の厚さは、総ゴム厚さHの30%以下にするこ
とが好ましい。
ム材料で構成することにより、加硫接着した時に
一体化される。内層ゴム6の厚さとしては、接着
界面Xへの水分の影響を防止するために、0.5mm
以上が好ましく、かつ摩擦輪3の性能を保持する
ために、内層ゴム6と外層ゴム7との弾性係数は
同程度とすることが好ましいことにより、内層ゴ
ム6の厚さは、総ゴム厚さHの30%以下にするこ
とが好ましい。
なお、成形方向としては、摩擦円板4の外周面
に予め内層ゴム6を被覆し、そして短繊維5を混
入した同材質の外層ゴム7を積層させて2層構造
にする方法、または内層ゴム6と短繊維5を混入
した同材質の外層ゴム7とを予め一体的に成形し
ておき、このものを摩擦円板4の外周面に加硫接
着することも考えられる。
に予め内層ゴム6を被覆し、そして短繊維5を混
入した同材質の外層ゴム7を積層させて2層構造
にする方法、または内層ゴム6と短繊維5を混入
した同材質の外層ゴム7とを予め一体的に成形し
ておき、このものを摩擦円板4の外周面に加硫接
着することも考えられる。
この考案は、上記のように摩擦円板4の外周面
に、外層ゴム7を直接付けずに、同じ材質の内層
ゴム6を介して装着するので、短繊維5の毛管現
象によるゴム中への吸湿作用によつて生ずる接着
境界面Xへの水分の影響がなく、この結果摩擦円
板4の錆の発生や摩擦輪の剥離等を有効に防止出
来るのである。
に、外層ゴム7を直接付けずに、同じ材質の内層
ゴム6を介して装着するので、短繊維5の毛管現
象によるゴム中への吸湿作用によつて生ずる接着
境界面Xへの水分の影響がなく、この結果摩擦円
板4の錆の発生や摩擦輪の剥離等を有効に防止出
来るのである。
この考案は、上記のように摩擦円板に、クロロ
プレンゴムより成る内層ゴムを介して短繊維を混
入した同材質の外層ゴムを積層させて構成したの
で、摩擦円板と摩擦輪との接着境界面に水分の影
響が作用しないようにすることが出来、この結
果、摩擦輪と摩擦円板との接着力の低下や、摩擦
円板の錆の発生及び摩擦円板と摩擦輪との剥離を
有効に防止出来、また伝達性及び耐久性を著しく
向上させることが出来る効果がある。
プレンゴムより成る内層ゴムを介して短繊維を混
入した同材質の外層ゴムを積層させて構成したの
で、摩擦円板と摩擦輪との接着境界面に水分の影
響が作用しないようにすることが出来、この結
果、摩擦輪と摩擦円板との接着力の低下や、摩擦
円板の錆の発生及び摩擦円板と摩擦輪との剥離を
有効に防止出来、また伝達性及び耐久性を著しく
向上させることが出来る効果がある。
第1図はこの考案を実施した摩擦輪の一部切欠
した断面図、第2図〜第4図は従来の無断変速機
を示すもので、第2図は無断変速機の概略構成
図、第3図は第2図の摩擦輪の一部を切欠した拡
大正面図、第4図は従来の他の実施例を示す摩擦
輪を示す一部を切欠した断面図である。 3……摩擦輪、4……摩擦円板、5……短繊
維、6……内層ゴム、7……外層ゴム。
した断面図、第2図〜第4図は従来の無断変速機
を示すもので、第2図は無断変速機の概略構成
図、第3図は第2図の摩擦輪の一部を切欠した拡
大正面図、第4図は従来の他の実施例を示す摩擦
輪を示す一部を切欠した断面図である。 3……摩擦輪、4……摩擦円板、5……短繊
維、6……内層ゴム、7……外層ゴム。
Claims (1)
- 駆動源により回転される駆動回転板と、この駆
動回転板の表面に直交して圧接され外周に摩擦輪
を取り付けた摩擦円板とからなる無段変速機にお
ける摩擦輪において、前記摩擦円板に、クロロプ
レンゴムより成る内層ゴムを介して短繊維を混入
した同材質の外層ゴムを積層させて構成したこと
を特徴とする無段変速機における摩擦輪。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18108487U JPH0452511Y2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18108487U JPH0452511Y2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01104465U JPH01104465U (ja) | 1989-07-14 |
| JPH0452511Y2 true JPH0452511Y2 (ja) | 1992-12-10 |
Family
ID=31472582
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18108487U Expired JPH0452511Y2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0452511Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3718326B2 (ja) * | 1997-06-30 | 2005-11-24 | 財団法人鉄道総合技術研究所 | 車両のタイヤの摩耗防止装置、動力伝達機構の摩擦車の摩耗防止装置、車両のタイヤの摩耗防止方法、及び動力伝達機構の摩擦車の摩耗防止方法 |
-
1987
- 1987-11-30 JP JP18108487U patent/JPH0452511Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01104465U (ja) | 1989-07-14 |
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