JPH0452536Y2 - - Google Patents

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JPH0452536Y2
JPH0452536Y2 JP1986137661U JP13766186U JPH0452536Y2 JP H0452536 Y2 JPH0452536 Y2 JP H0452536Y2 JP 1986137661 U JP1986137661 U JP 1986137661U JP 13766186 U JP13766186 U JP 13766186U JP H0452536 Y2 JPH0452536 Y2 JP H0452536Y2
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seal ring
vibration
retainer
bellows
side seal
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、オリフイスタイプの非接触による
ガスシール装置の防振機構に関し、さらに詳しく
は、密封端面で相互に摺接される静止シールリン
グと回転シールリングとを有し、静止シールリン
グ側からは、その静止側シールリングリテーナに
形成したオリフイスを経て、密封端面にシールガ
スを供給し得るようにさせ、回転シールリング側
では、その回転側シールリングリテーナを、ベロ
ーズリテーナに支持されて回転軸方向に延びるベ
ローズに保持させて構成するガスシール装置にお
いて、回転側ベローズの防振機構の改良に係るも
のである。
〔従来の技術〕
従来から、この種のベローズ形成によるガスシ
ール装置は、低温から高温に至る広い温度範囲で
の腐食性液体などに対するメカニカルシールとし
て多く利用されている。
第4図は従来例によるこの種のガスシール装置
の概要構成を示す半截縦断面図であり、また第5
図は同上防振アダプターを取出して示す斜視図で
ある。
すなわち、これらの第4図および第5図におい
て、符号1および2はシール対象としてのケーシ
ングおよび回転軸である。
また、3は前記ケーシング1側にあつて、静止
側シールリングリテーナ4を介し押えカバー5に
より固定保持される静止シールリング、6,6は
そのガスケツトパツキンであり、静止側シールリ
ングリテーナ4には、オリフイス7が形成され、
このオリフイス7を通してケーシング1のガス供
給孔8からのシールガスを、静止シールリング3
の摺動面3aに形成したシールポケツト部9に供
給し得るようになつている。
さらに、10は前記回転軸2側にあつて、相互
に一体的に結合された回転側シールリングリテー
ナ11、軸方向に延びる金属製ベローズ12、お
よびベローズリテーナ13を介して固定保持さ
れ、前記静止シールリング3の摺動面3aに、摺
動面10aを接圧させた回転シールリングであ
り、ベローズリテーナ13には、ガスケツトパツ
キン15でシールを施し、かつこれを押えリング
14により回転軸2上に止着させてある。
そしてまた、16は前記金属製ベローズ12を
防振させるための、筒状をした通孔17付きの防
振アダプターを示し、前記回転側シールリングリ
テーナ11、およびベローズリテーナ13間に跨
つて、このベローズ12の外周面に被嵌されてお
り、この防振アダプター16の基端部をベローズ
リテーナ13にボルト19で止着させると共に、
先端部内周面の周溝18に支持させた防振Oリン
グ20を、回転側シールリングリテーナ11の外
周面に接圧させたものである。
しかして、このように構成される従来例でのベ
ローズ形式によるガスシール装置の場合、その構
成上の難点は、シールガスの圧縮性に起因する密
封端面での自励振動の発生であつて、この自励振
動は単に異常音を生ずるだけでなく、ときによつ
てはシール機能自体をも損なう惧れがある。
そこで、従来例においては、前記した如く、回
転軸2側にあつて、軸方向に延びる金属製ベロー
ズ12を一体化結合する回転側シールリングリテ
ーナ11、およびベローズリテーナ13間に跨つ
て、基端部をベローズリテーナ13に止着させ、
かつ先端部内周面に支持させた防振Oリング20
を、回転側シールリングリテーナ11の外周面に
接圧させてなる防振アダプター16を設け、防振
Oリング20の摩擦力、ならびに弾性力によつ
て、この金属製ベローズ12の自励振動を阻止す
るようにしているのである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、前記従来例構成において、防振
アダプター16による金属製ベローズ12の自励
振動防止手段では、防振Oリング20自体の摩擦
力、ならびに弾性力にのみ依存しているだけであ
るために、この防振Oリング20の経時変化、殊
に高温条件下での使用などに伴なう経時変化によ
つて、これらの摩擦力、弾性力が減殺されると、
当然、回転シールリング10の回転側シールリン
グリテーナ11に対する接圧力、ひいては防振作
用も低下し、必ずしも良好な防振効果が得られな
いと云う問題点があつた。
この考案は、従来のこのような問題点を改善す
るためになされたもので、その目的とするところ
は、防振Oリングの経時変化に拘わりなく、長期
間に亘つて安定した防振作用を発揮し得る、この
種の端面型ガスシール装置の防振機構を提供する
ことである。
〔問題点を解決するための手段〕
前記目的を達成するために、この考案に係る端
面型ガスシール装置の防振機構は、防振Oリング
もしくはこれに対応して摩擦力、ならびに弾性力
を有する防振部材を、それ自体の摩擦力、ならび
に弾性力に加えて、外部から加圧力を与え得るよ
うにしたものである。
すなわち、この考案は、少なくとも、静止側シ
ールリングリテーナを介してケーシングに固定保
持された静止シールリングと、回転軸に止着した
ベローズリテーナと、回転側シールリングリテー
ナに保持された回転シールリングと、前記ベロー
ズリテーナ、回転側シールリングリテーナ間を結
合して軸方向に延びるベローズとを備え、前記静
止シールリングの摺動面に回転シールリングの摺
動面を接圧させたガスシール装置において、前記
回転側シールリングリテーナおよび前記ベローズ
リテーナの外周面間に跨がつて、先端部にその内
周面に防振部材を保持させた保持部を有し、この
保持部を可撓性弾性部材により基端部の取付け部
に連接させてなる防振アダプターを、前記ベロー
ズの外周に被嵌させる状態に配置し、この防振ア
ダプターの基端取付け部を、前記ベローズリテー
ナの外周面に取付けるとともに、先端保持部の防
振部材を、前記可撓性弾性部材を含む適宜弾性部
材の弾性加圧力により前記回転側シールリングリ
テーナの外周面に接圧させたことを特徴とするガ
スシール装置の防振機構である。
〔作用〕
すなわち、この考案では、防振アダプターの防
振部材に対して、それ自体の保有する摩擦力、な
らびに弾性力に加えて、外部から加圧力を与える
ようにしたので、たとえ高温条件下での使用にと
もなう経時的変化などによつて、防振部材自体の
保有する摩擦力、弾性力が減殺されることがあつ
ても、防振アダプターの可撓性弾性部材を含む適
宜弾性部材の弾性力を介して防振アダプターの先
端保持部に外部から付加される加圧力により、防
振部材の回転側シールリングリテーナの外周面へ
の接圧力を十分に高く維持し得て、長期間に亘る
使用に際してベローズの防振作用を安定して発揮
させることが可能となる。
〔実施例〕
以下この考案に係るガスシール装置の防振機構
の実施例につき、第1図ないし第3図を参照して
詳細に説明する。
第1図はこの考案の一実施例を適用したガスシ
ール装置の概要構成を示す半截縦断面図、第2図
は同上防振アダプターを取出して示す斜視図であ
り、また第3図は他の実施例による要部構成を示
す斜視図である。これらの実施例各図において、
前記第4図従来例と同一符号は同一または相当部
分を示している。
第1図および第2図実施例構成においては、防
振アダプター21として、前記ベローズリテーナ
13に密着嵌合し得る環状の基端取付け部22
と、所定角間隔で複数個、この場合は等角間隔で
4個に分割させた環状部片23a,23a,……
を有し、これらの各環状部片23a,23a,…
…の個々を、それぞれ可撓性弾性部材24,2
4,……によつて基端取り付け部22に連接させ
た先端保持部23とから構成される。
しかして、前記各環状部片23,23a,……
には、内周面および外周面側に全体として一連に
なるように保持溝25,25……および押圧溝2
6,26……をそれぞれに形成させ、かつ各保持
溝25,25……内を通して、防振部材27とし
ての防振Oリング27aを保持させると共に、各
押圧溝26,26……にガータースプリング28
を巻き掛けたものである。
仍つて、この第1図および第2図実施例構成の
場合には、前記ボルト19によつて、防振アダプ
ター21の基端取付け部22を、前記ベローズリ
テーナ13に止着させた状態で、先端保持部23
の各環状部片23a,23a,……内に保持させ
た防振Oリング27aを、ガータースプリング2
8による外周側からの緊締弾性力によつて、常
時、前記回転側シールリングリテーナ11の外周
面に接圧させておくことができる。
すなわち、このように防振アダプター21の基
端取付け部22側を、ベローズリテーナ13に止
着させると共に、先端保持部23側に保持させた
防振Oリング27aを、外周側からの加圧により
回転側シールリングリテーナ11の外周面に接圧
させたので、たとえ防振Oリング27a自体の保
有する摩擦力、ならびに弾性力が経時変化などで
減殺されても、外部からの加圧力によつて、所期
の防振作用が得られるのである。
また、第3図実施例構成は、前例を一層単純化
したものであり、こゝでは防振アダプター21と
して、可撓性弾性部片29を用い、その基端取付
け部29a側をベローズリテーナ13に直接溶着
させると共に、先端保持部29b側に設けた所定
硬度のゴムなどのエラストマーからなる防振部材
30を、回転側シールリングリテーナ11の外周
面に接圧させ、この構成を周方向の複数個所に配
設させたものである。
すなわち、この第3図実施例構成においても、
可撓性弾性部片29自体の弾性力により、防振部
材30を常時、回転側シールリングリテーナ11
の外周面に接圧させておくことができ、前例と同
様な作用、効果を得られるのである。
〔考案の効果〕
以上詳述したようにこの考案によれば、ベロー
ズの外周に被嵌させる状態に配置した防振アダプ
ターの基端取付け部をベローズリテーナの外周面
に取付けるとともに、先端保持部の防振部材を、
該先端保持部と基端取付け部とを連接する可撓性
弾性部材を含む適宜弾性部材の弾性加圧力によ
り、回転側シールリングリテーナの外周面に接圧
させるようにしたので、防振アダプターの防振部
材に対して、それ自体の保有する摩擦力、ならび
に弾性力に加えて、常時、外部から加圧力を与え
ておくことができ、たとえば、高温条件下での使
用による経時変化などによつて、防振部材自体が
保有する摩擦力、弾性力が減殺されても、外部か
ら付加されている加圧力により、回転側シールリ
ングリテーナへの防振部材の接圧力を十分に高く
維持し得て、ベローズの防振作用を長期間に亘り
確実に、かつ安定よく保持させることができる。
しかも、構造的には、防振アダプターの改造だけ
の簡単なものでよく、防振性能およびシール機能
に優れたガスシール装置を容易かつ安価に提供し
得るといつた実用効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る防振機構の一実施例を
適用したガスシール装置の概要構成を示す半截縦
断面図、第2図は同上防振アダプターを取出して
示す斜視図、第3図は同上他の実施例による要部
構成を示す斜視図であり、また第4図は従来例に
よるガスシール装置の防振機構の概要構成を示す
半截縦断面図、第5図は同上防振アダプターを取
出して示す斜視図である。 1……ケーシング、2……回転軸、3……静止
シールリング、4……静止側シールリングリテー
ナ、10……回転シールリング、11……回転側
シールリングリテーナ、12……金属製ベロー
ズ、13……ベローズリテーナ、21……防振ア
ダプター、22,29a……基端取付け部、2
3,29b……先端保持部、23a……環状部
片、24,29……可撓性弾性部片、25……保
持溝、26……押圧溝、27,30……防振部
材、27a……防振Oリング、28……ガーター
スプリング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 少なくとも、静止側シールリングリテーナを
    介してケーシングに固定保持された静止シール
    リングと、回転軸に止着したベローズリテーナ
    と、回転側シールリングリテーナに保持された
    回転シールリングと、前記ベローズリテーナ、
    回転側シールリングリテーナ間を結合して軸方
    向に延びるベローズとを備え、前記静止シール
    リングの摺動面に回転シールリングの摺動面を
    圧接させたガスシール装置において、前記回転
    側シールリングリテーナおよび前記ベローズリ
    テーナの外周面間に跨がつて、先端部にその内
    周面に防振部材を保持させた保持部を有し、こ
    の保持部を可撓性弾性部材により基端部の取付
    け部に連接させてなる防振アダプターを、前記
    ベローズの外周に被嵌させる状態に配置し、こ
    の防振アダプターの基端取付け部を、前記ベロ
    ーズリテーナの外周面に取付けるとともに、先
    端保持部の防振部材を、前記可撓性弾性部材を
    含む適宜弾性部材の弾性加圧力により前記回転
    側シールリングリテーナの外周面に接圧させた
    ことを特徴とするガスシール装置の防振機構。 (2) 前記防振アダプターの先端保持部を、所定角
    間隔で周方向複数個に分割された環状部片から
    形成し、これら各環状部片の個々を、それぞれ
    周方向に複数個の可撓性弾性部片により基端取
    付け部に連接し、また前記各環状部片の内周面
    に形成した保持溝には、防振部材としての防振
    Oリングを保持させるとともに、前記各環状部
    片の外周面に形成した押圧溝には、弾性部材と
    してのガータースプリングを巻き掛けて、これ
    らガータースプリングの弾性力により前記各防
    振Oリングを前記回転側シールリングリテーナ
    の外周面に接圧させたことを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項に記載のガスシール装
    置の防振機構。
JP1986137661U 1986-09-08 1986-09-08 Expired JPH0452536Y2 (ja)

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JP1986137661U JPH0452536Y2 (ja) 1986-09-08 1986-09-08

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JP1986137661U JPH0452536Y2 (ja) 1986-09-08 1986-09-08

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JPS6342974U JPS6342974U (ja) 1988-03-22
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JP5587081B2 (ja) * 2010-07-23 2014-09-10 池袋琺瑯工業株式会社 メカニカルシール
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