JPH0452916B2 - - Google Patents
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- JPH0452916B2 JPH0452916B2 JP58203103A JP20310383A JPH0452916B2 JP H0452916 B2 JPH0452916 B2 JP H0452916B2 JP 58203103 A JP58203103 A JP 58203103A JP 20310383 A JP20310383 A JP 20310383A JP H0452916 B2 JPH0452916 B2 JP H0452916B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- iron
- electrode
- waste liquid
- decontamination
- hydrogen peroxide
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C02—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F1/00—Treatment of water, waste water, or sewage
- C02F1/46—Treatment of water, waste water, or sewage by electrochemical methods
- C02F1/461—Treatment of water, waste water, or sewage by electrochemical methods by electrolysis
- C02F1/467—Treatment of water, waste water, or sewage by electrochemical methods by electrolysis by electrochemical disinfection; by electrooxydation or by electroreduction
- C02F1/4672—Treatment of water, waste water, or sewage by electrochemical methods by electrolysis by electrochemical disinfection; by electrooxydation or by electroreduction by electrooxydation
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C02—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F2305/00—Use of specific compounds during water treatment
- C02F2305/02—Specific form of oxidant
- C02F2305/026—Fenton's reagent
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Hydrology & Water Resources (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Water Supply & Treatment (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Removal Of Specific Substances (AREA)
- Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、原子力発電所のプラントの配管や機
器及び金属廃棄物を有機酸やキレート剤を含む除
染液で洗浄する化学除染の使用済み廃液の処理方
法に係り、特に、酸化により処理する方法に関す
る。
器及び金属廃棄物を有機酸やキレート剤を含む除
染液で洗浄する化学除染の使用済み廃液の処理方
法に係り、特に、酸化により処理する方法に関す
る。
原子力プラントにおいては、運転時間が増加す
るに従つて一次系の配管、機器等の内面に放射性
物質が蓄積され、線量率が増大する。そのため、
化学薬品を溶解させた液を配管や機器の内部に流
し込み、付着した放射性物質を溶解させて除去す
る化学除染法は有効な方法と言われており、海外
ではPWRプラントやCANDUプラント等の中心
に多くの実績があり、国内でも機器配管等の腐食
防止を含めた技術開発が盛んに行われている。
るに従つて一次系の配管、機器等の内面に放射性
物質が蓄積され、線量率が増大する。そのため、
化学薬品を溶解させた液を配管や機器の内部に流
し込み、付着した放射性物質を溶解させて除去す
る化学除染法は有効な方法と言われており、海外
ではPWRプラントやCANDUプラント等の中心
に多くの実績があり、国内でも機器配管等の腐食
防止を含めた技術開発が盛んに行われている。
一次系の配管や機器に付着している放射性物質
の多くは、マグネタイト等の金属酸化物の中に取
り込まれた状態で存在していると言われている。
従つて、化学除染においては金属酸化物を還元し
ながら溶解する有機酸及び溶解した金属イオンの
再付着を防止し、安定な錯体として液中に保持す
るキレート剤等をインヒビタ等と組み合わせた除
染液が多数開発されてきた。このような有機酸や
キレート剤等を陽いた除染液を使用した場合の除
染廃液には、有機酸やキレート剤の他に金属がイ
オン又は錯体の形で存在する。このような除染廃
液の処理方法のうち、除染液中の薬品濃度が薄い
場合、即ち、希薄液法の場合には、イオン交換樹
脂法が最も適していると言われている。また、高
い除染性能を得るために、濃度の高い薬品を用い
る場合、即ち濃厚液法の場合には、濃縮固化法が
多く用いられてきた。しかし、希薄液法で用いら
れているイオン交換樹脂法は液中の有機酸やキレ
ート剤等の濃度を高くすると、廃樹脂の量が膨大
となり、また、濃縮固化法では設備が大型化し、
既存の装置が使用できない場合には、適用が難し
い。
の多くは、マグネタイト等の金属酸化物の中に取
り込まれた状態で存在していると言われている。
従つて、化学除染においては金属酸化物を還元し
ながら溶解する有機酸及び溶解した金属イオンの
再付着を防止し、安定な錯体として液中に保持す
るキレート剤等をインヒビタ等と組み合わせた除
染液が多数開発されてきた。このような有機酸や
キレート剤等を陽いた除染液を使用した場合の除
染廃液には、有機酸やキレート剤の他に金属がイ
オン又は錯体の形で存在する。このような除染廃
液の処理方法のうち、除染液中の薬品濃度が薄い
場合、即ち、希薄液法の場合には、イオン交換樹
脂法が最も適していると言われている。また、高
い除染性能を得るために、濃度の高い薬品を用い
る場合、即ち濃厚液法の場合には、濃縮固化法が
多く用いられてきた。しかし、希薄液法で用いら
れているイオン交換樹脂法は液中の有機酸やキレ
ート剤等の濃度を高くすると、廃樹脂の量が膨大
となり、また、濃縮固化法では設備が大型化し、
既存の装置が使用できない場合には、適用が難し
い。
こうした状況に対し、最近、除染液として有機
酸に還元剤を混合した液を用いて除染し、その廃
液を処理するため、電解槽中で炭素等を電極とし
て廃液の電解を行い、陽極での酸化作用によつて
有機酸を分解し、析出する金属水酸化物を固液分
離し、ケーキを固化する方法が提案されている。
更に、上記の方法において電解槽の陽極での酸化
の代わりに、過酸化水素を酸化剤として用いて酸
化する方法も提案されている。
酸に還元剤を混合した液を用いて除染し、その廃
液を処理するため、電解槽中で炭素等を電極とし
て廃液の電解を行い、陽極での酸化作用によつて
有機酸を分解し、析出する金属水酸化物を固液分
離し、ケーキを固化する方法が提案されている。
更に、上記の方法において電解槽の陽極での酸化
の代わりに、過酸化水素を酸化剤として用いて酸
化する方法も提案されている。
しかし、廃液処理のため電解槽の陽極で酸化す
る方法では、例えばクエン酸等の炭素原子数の多
い有機酸を除染液に使用した場合に、その有機酸
を分解するのに多くの電力と時間を要し、効率が
悪い。また、過酸化水素を用いる方法では、除染
廃液中に含まれる2価の鉄イオンのために、いわ
ゆるフエントン酸化と呼ばれる反応が期待され、
酸化の効率を向上できるが、除染廃液中に溶解し
ている鉄の濃度は除染時間やクラツド(除染対象
物に付着している金属酸化物)の量等により変動
し、数百ppmと低いこともある。このように鉄の
濃度が低い場合、過酸化水素による酸化の効率が
低くなる。また、これらの処理法においては、有
機酸が分解すると、PHが上がり、鉄等の金属は水
酸化物として析出するが、水酸化物は脱水性が悪
く、二次廃棄物が多くなるという問題がある。
る方法では、例えばクエン酸等の炭素原子数の多
い有機酸を除染液に使用した場合に、その有機酸
を分解するのに多くの電力と時間を要し、効率が
悪い。また、過酸化水素を用いる方法では、除染
廃液中に含まれる2価の鉄イオンのために、いわ
ゆるフエントン酸化と呼ばれる反応が期待され、
酸化の効率を向上できるが、除染廃液中に溶解し
ている鉄の濃度は除染時間やクラツド(除染対象
物に付着している金属酸化物)の量等により変動
し、数百ppmと低いこともある。このように鉄の
濃度が低い場合、過酸化水素による酸化の効率が
低くなる。また、これらの処理法においては、有
機酸が分解すると、PHが上がり、鉄等の金属は水
酸化物として析出するが、水酸化物は脱水性が悪
く、二次廃棄物が多くなるという問題がある。
このように、化学除染の廃液処理のため、電解
や過酸化水素を用いる酸化操作と析出する水酸化
物を分離する操作を組み合わせた方法では、酸化
の効率が悪いこと及び二次廃棄物の量が多いとい
う欠点がある。
や過酸化水素を用いる酸化操作と析出する水酸化
物を分離する操作を組み合わせた方法では、酸化
の効率が悪いこと及び二次廃棄物の量が多いとい
う欠点がある。
本発明の目的は、前期の従来技術の欠点を解消
し、除染廃液中の有機酸やキレート剤を効率よく
酸化することができ、しかも二次廃棄物の排出量
の少ない化学除染廃液の処理方法を提供すること
にあり、この目的は過酸化水素による酸化操作の
前に除染廃液中の鉄濃度を高めることによつて達
成される。
し、除染廃液中の有機酸やキレート剤を効率よく
酸化することができ、しかも二次廃棄物の排出量
の少ない化学除染廃液の処理方法を提供すること
にあり、この目的は過酸化水素による酸化操作の
前に除染廃液中の鉄濃度を高めることによつて達
成される。
詳述すれば、本発明による除染廃液の処理方法
は、廃液を鉄を主成分とする電極と不溶性電極と
を備えた電解槽に注入する工程、鉄を主成分とす
る電極を陽極に、不溶性電極を陰極にして電解し
て廃液中に鉄イオンを溶解する工程、鉄を主成分
とする電極を陰極に、不溶性電極を陽極にして過
酸化水素を添加しながら電解する工程、過酸化水
素の添加を止めて電解を継続し、陰極上に重金属
成分を析出させる工程及び電解処理した廃液を濾
過した後、陽イオン及び陰イオン交換樹脂に接触
させる工程から成ることを特徴とする。
は、廃液を鉄を主成分とする電極と不溶性電極と
を備えた電解槽に注入する工程、鉄を主成分とす
る電極を陽極に、不溶性電極を陰極にして電解し
て廃液中に鉄イオンを溶解する工程、鉄を主成分
とする電極を陰極に、不溶性電極を陽極にして過
酸化水素を添加しながら電解する工程、過酸化水
素の添加を止めて電解を継続し、陰極上に重金属
成分を析出させる工程及び電解処理した廃液を濾
過した後、陽イオン及び陰イオン交換樹脂に接触
させる工程から成ることを特徴とする。
有機酸やキレート剤は液中の鉄濃度の高い場合
に効率よく酸化される。本発明方法では、鉄濃度
を高くするために、電解槽で鉄を含む材料を陽極
として電解を行い、鉄を溶解させる。こうして鉄
濃度を増加した後、陽極を炭素板等の不溶性電極
に切り換えて電解を行うと共に、過酸化水素を添
加しながら有機酸やキレート剤を酸化し、これら
の有機物の濃度がある程度以下に低下したら、過
酸化水素の添加を停止し、溶解した鉄及び予め溶
解していた金属の大部分を陰極に析出させ、体積
の小さい固化体として二次廃棄物を排出すること
ができる。
に効率よく酸化される。本発明方法では、鉄濃度
を高くするために、電解槽で鉄を含む材料を陽極
として電解を行い、鉄を溶解させる。こうして鉄
濃度を増加した後、陽極を炭素板等の不溶性電極
に切り換えて電解を行うと共に、過酸化水素を添
加しながら有機酸やキレート剤を酸化し、これら
の有機物の濃度がある程度以下に低下したら、過
酸化水素の添加を停止し、溶解した鉄及び予め溶
解していた金属の大部分を陰極に析出させ、体積
の小さい固化体として二次廃棄物を排出すること
ができる。
液中に存在する懸濁物を過により除去し、な
お溶存する少量の有機物や金属はイオン交換法に
より容易に除去することができる。
お溶存する少量の有機物や金属はイオン交換法に
より容易に除去することができる。
次に、図面に基づいて本発明を詳述する。
図面は本発明方法を実施する装置のフローシー
トである。この装置は主として電解槽1、電解槽
1に直流電流を供給する直流電源装置2、電解槽
1で処理された液に含まれる懸濁物を後段で除く
フイルタ8、更に後段に接続された混床式イオン
交換樹脂塔9及び電解槽1に接続した過酸化水素
調整槽10から成る。また、電解槽1内には、鉄
を主成分とする電極3、例えばSS41炭素鋼から
成る電極3、及び炭素板から成る電極4がそれぞ
れ設置され、更にこれらの電極の中間には撹拌機
6が設けられている。電極3及び電極4は直流電
源装置と配線で結合されているが、その間には極
性切り換え装置5が配設されている。
トである。この装置は主として電解槽1、電解槽
1に直流電流を供給する直流電源装置2、電解槽
1で処理された液に含まれる懸濁物を後段で除く
フイルタ8、更に後段に接続された混床式イオン
交換樹脂塔9及び電解槽1に接続した過酸化水素
調整槽10から成る。また、電解槽1内には、鉄
を主成分とする電極3、例えばSS41炭素鋼から
成る電極3、及び炭素板から成る電極4がそれぞ
れ設置され、更にこれらの電極の中間には撹拌機
6が設けられている。電極3及び電極4は直流電
源装置と配線で結合されているが、その間には極
性切り換え装置5が配設されている。
この廃液処理装置を用いて処理する場合、除染
廃液を流入管21より電解槽1へ一定量流入させ
る。除染廃液中には、除染液として使用した有機
酸やキレート剤の他に、これらの有機物が除染操
作中に分解して生じた低分子有機物及び主として
鉄から成る金属を含んでいる。液の温度は、除染
操作を終了した直後の状態、即ち高温であつても
よく、また除染操作後、貯留槽等に一次貯留し、
常温となつた状態であつてもよい。電解槽1中に
は、電極3及び4が設置されているが、このうち
鉄を含む電極3が陽極となり、炭素板から成る電
極4が陰極となるように極性切り換え装置5を設
定する。直流電源装置2により電流を流すと、陽
極は前記のように鉄を主成分とする板であり、除
染廃液が強酸性であるため、比較的低い電流密度
で、鉄の溶解反応が起こる。この工程を鉄の溶解
工程と称する。
廃液を流入管21より電解槽1へ一定量流入させ
る。除染廃液中には、除染液として使用した有機
酸やキレート剤の他に、これらの有機物が除染操
作中に分解して生じた低分子有機物及び主として
鉄から成る金属を含んでいる。液の温度は、除染
操作を終了した直後の状態、即ち高温であつても
よく、また除染操作後、貯留槽等に一次貯留し、
常温となつた状態であつてもよい。電解槽1中に
は、電極3及び4が設置されているが、このうち
鉄を含む電極3が陽極となり、炭素板から成る電
極4が陰極となるように極性切り換え装置5を設
定する。直流電源装置2により電流を流すと、陽
極は前記のように鉄を主成分とする板であり、除
染廃液が強酸性であるため、比較的低い電流密度
で、鉄の溶解反応が起こる。この工程を鉄の溶解
工程と称する。
鉄の溶解工程は、液中の鉄濃度が後記の酸化工
程に対して効果的であり、かつ陰極への析出が少
なく維持できる程度となるまで行う。
程に対して効果的であり、かつ陰極への析出が少
なく維持できる程度となるまで行う。
鉄が所望濃度に達したら、電極3及び4の極性
を切り換え、電極3を陰極、電極4を陽極として
電解を行う。この特、過酸化水素調整槽10から
配管22を介して電解槽1に過酸化水素を少量ず
つ加えながら撹拌機6を用いて槽内を撹拌する。
この操作を酸化工程と称する。即ち、陽極を不溶
性の炭素板として電解を行うので、陽極からの金
属の溶出は、前段の溶解装置の特に炭素板に析出
したごく一部の金属が溶出する他には起こらず、
酸素の発生又は有機酸やキレート剤の酸化分解が
行われる。また、槽内全体では過酸化水素による
有機酸やキレート剤の酸化分解が行われるが、廃
液中の鉄濃度が前段の鉄溶解工程で高くなつてい
るので、下記の式で示されるように、フエントン
反応によつて水酸遊離基・OHが有機酸の酸化を
促進する。
を切り換え、電極3を陰極、電極4を陽極として
電解を行う。この特、過酸化水素調整槽10から
配管22を介して電解槽1に過酸化水素を少量ず
つ加えながら撹拌機6を用いて槽内を撹拌する。
この操作を酸化工程と称する。即ち、陽極を不溶
性の炭素板として電解を行うので、陽極からの金
属の溶出は、前段の溶解装置の特に炭素板に析出
したごく一部の金属が溶出する他には起こらず、
酸素の発生又は有機酸やキレート剤の酸化分解が
行われる。また、槽内全体では過酸化水素による
有機酸やキレート剤の酸化分解が行われるが、廃
液中の鉄濃度が前段の鉄溶解工程で高くなつてい
るので、下記の式で示されるように、フエントン
反応によつて水酸遊離基・OHが有機酸の酸化を
促進する。
H2O2+Fe2+→Fe3++HO-+・OH
この工程の間、陰極では水素の発生と溶解して
いる鉄等の金属の析出、即ち電析が起こつてい
る。
いる鉄等の金属の析出、即ち電析が起こつてい
る。
廃液中の有機酸又はキレート剤の濃度がある程
度以下まで低下したら、過酸化水素の供給を停止
し、電解槽1の電極3及び4の極性をそのままに
して電解操作を続ける。この操作を電析工程と称
する。この工程では、陽極となつている電極4で
は引続き酸素の発生と残存している有機酸の分解
が起こり、陰極となつている電極3では水素の発
生と鉄等の金属の電析が起こる。この電析工程に
おいて、液中の有機酸やキレート剤及び金属の濃
度が減少してくると、電極間にかける電圧が上昇
し、電力消費が急激に増加してくる。そこで電解
操作を停止し、電析工程を終了する。
度以下まで低下したら、過酸化水素の供給を停止
し、電解槽1の電極3及び4の極性をそのままに
して電解操作を続ける。この操作を電析工程と称
する。この工程では、陽極となつている電極4で
は引続き酸素の発生と残存している有機酸の分解
が起こり、陰極となつている電極3では水素の発
生と鉄等の金属の電析が起こる。この電析工程に
おいて、液中の有機酸やキレート剤及び金属の濃
度が減少してくると、電極間にかける電圧が上昇
し、電力消費が急激に増加してくる。そこで電解
操作を停止し、電析工程を終了する。
電析工程が終了したら、除染廃液をポンプ7に
よつてフイルタ8を経て混床式イオン交換樹脂塔
9へ送られた後に、処理水として流出管23によ
り排出される。
よつてフイルタ8を経て混床式イオン交換樹脂塔
9へ送られた後に、処理水として流出管23によ
り排出される。
フイルタ8では、電析工程で電極3に析出した
金属のうち剥離した小片、有機酸と金属との化合
物の粒子、金属水酸化物の粒子等の液中の懸濁物
が除去される。
金属のうち剥離した小片、有機酸と金属との化合
物の粒子、金属水酸化物の粒子等の液中の懸濁物
が除去される。
また、混床式イオン交換樹脂塔9では、液中に
残存する有機酸又はキレート剤、金属イオン、錯
体等が除去される。
残存する有機酸又はキレート剤、金属イオン、錯
体等が除去される。
なお、図面には、1個の電解槽で溶解工程、酸
化及び電析工程をすべて行う場合を示したが、2
個の電解槽を用いて、一方の電解槽で溶解工程、
他方で酸化工程及び電析工程を行つてもよく、こ
の場合には電極の極性切り換え装置は必要ではな
くなり、連続操作が可能となる。
化及び電析工程をすべて行う場合を示したが、2
個の電解槽を用いて、一方の電解槽で溶解工程、
他方で酸化工程及び電析工程を行つてもよく、こ
の場合には電極の極性切り換え装置は必要ではな
くなり、連続操作が可能となる。
以上の操作により、少ない電力消費量及び過酸
化水素の消費量で短時間に効率良く除染廃液中の
有機酸又はキレート剤を効率良く酸化することが
でき、処理後に排出する二次廃棄物の量も著しく
少なくすることができる。
化水素の消費量で短時間に効率良く除染廃液中の
有機酸又はキレート剤を効率良く酸化することが
でき、処理後に排出する二次廃棄物の量も著しく
少なくすることができる。
次に、実施例に基づいて本発明を詳述するが、
本発明はこれに限定されるものではない。
本発明はこれに限定されるものではない。
実施例
除染液として、蓚酸0.3Mとクエン酸0.2Mの混
合液を用いて、これを約90℃の温度で24時間循環
してSUS製配管の内面を除染した。この除染の
後に排出された廃液を図面に示したフローシート
により処理した。この除染廃液は約800mg/の
鉄濃度、約22000mg/のCOD−Mn、約1.5のPH
を示した。電解槽には電極3としてSS41炭素鋼
から成る電極、電極4として炭素板から成る電極
を設置し、炭素鋼電極を陽極として槽内の電流密
度が約5A/dm2となるように電流を流した。液
中の鉄濃度が約3000mg/となるまで、電解して
鉄を溶解させた。
合液を用いて、これを約90℃の温度で24時間循環
してSUS製配管の内面を除染した。この除染の
後に排出された廃液を図面に示したフローシート
により処理した。この除染廃液は約800mg/の
鉄濃度、約22000mg/のCOD−Mn、約1.5のPH
を示した。電解槽には電極3としてSS41炭素鋼
から成る電極、電極4として炭素板から成る電極
を設置し、炭素鋼電極を陽極として槽内の電流密
度が約5A/dm2となるように電流を流した。液
中の鉄濃度が約3000mg/となるまで、電解して
鉄を溶解させた。
続いて、電解槽の電極の極性を切り換え、前記
の炭素鋼電極を陰極として電解を始めると共に、
35%過酸化水素水を少量ずつ電解槽内に撹拌下に
添加しながら、電流密度が約10A/dm2となるよ
うに電流を流した。有機酸濃度がかなり低下した
ところで過酸化水素水の添加を停止し、電解操作
をそのまま続行し、電力消費が急激に増加する時
点で停止した。この段階で、廃液中のCOD−Mn
濃度は約500mg/、金属濃度は溶解した鉄も含
めて約400mg/であつた。
の炭素鋼電極を陰極として電解を始めると共に、
35%過酸化水素水を少量ずつ電解槽内に撹拌下に
添加しながら、電流密度が約10A/dm2となるよ
うに電流を流した。有機酸濃度がかなり低下した
ところで過酸化水素水の添加を停止し、電解操作
をそのまま続行し、電力消費が急激に増加する時
点で停止した。この段階で、廃液中のCOD−Mn
濃度は約500mg/、金属濃度は溶解した鉄も含
めて約400mg/であつた。
更に、フイルタ及びイオン交換樹脂塔に導通す
ることにより残留していたCOD成分及び金属は
ほぼ完全に除去することができた。
ることにより残留していたCOD成分及び金属は
ほぼ完全に除去することができた。
この実施例により蓚酸及びクエン酸を酸化する
のに要した電力の消費量は、電解酸化だけの場合
の1/5であり、また過酸化水素の使用量は過酸化
水素による酸化だけを行う場合の1/3であつた。
更に、二次廃棄物の量は、電解酸化だけ及び過酸
化水素酸化だけの場合に排出される水酸化物スラ
ツジを沈降分離し、セメント固化した場合に比べ
て約1/2であつた。
のに要した電力の消費量は、電解酸化だけの場合
の1/5であり、また過酸化水素の使用量は過酸化
水素による酸化だけを行う場合の1/3であつた。
更に、二次廃棄物の量は、電解酸化だけ及び過酸
化水素酸化だけの場合に排出される水酸化物スラ
ツジを沈降分離し、セメント固化した場合に比べ
て約1/2であつた。
図面は、本発明方法を実施する装置のフローシ
ートである。 1……電解層、3,4……電極、5……極性切
り換え装置、8……フイルタ、10……過酸化水
素調整槽。
ートである。 1……電解層、3,4……電極、5……極性切
り換え装置、8……フイルタ、10……過酸化水
素調整槽。
Claims (1)
- 1 有機酸やキレート剤並びに重金属を含む化学
除染液の使用済み廃液の処理方法において、廃液
を鉄を主成分とする電極と不溶性電極とを備えた
電解槽に注入する工程、鉄を主成分とする電極を
陽極に、不溶性電極を陰極にして電解して廃液中
に鉄イオンを溶解する工程、鉄を主成分とする電
極を陰極に、不溶性電極を陽極にして過酸化水素
を添加しながら電解する工程、過酸化水素の添加
を止めて電解を継続し、陰極上に重金属成分を析
出させる工程及び電解処理した廃液を濾過した
後、陽イオン及び陰イオン交換樹脂に接触させる
工程から成ることを特徴とする化学除染廃液の処
理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20310383A JPS6093999A (ja) | 1983-10-28 | 1983-10-28 | 化学除染廃液の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20310383A JPS6093999A (ja) | 1983-10-28 | 1983-10-28 | 化学除染廃液の処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6093999A JPS6093999A (ja) | 1985-05-25 |
| JPH0452916B2 true JPH0452916B2 (ja) | 1992-08-25 |
Family
ID=16468434
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20310383A Granted JPS6093999A (ja) | 1983-10-28 | 1983-10-28 | 化学除染廃液の処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6093999A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2553457B2 (ja) * | 1993-10-13 | 1996-11-13 | 森川産業株式会社 | 放射性汚染物の処理方法 |
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Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5923875B2 (ja) * | 1976-05-11 | 1984-06-05 | 栗田工業株式会社 | 化学洗浄廃液の処理方法 |
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| JPS58117888A (ja) * | 1982-01-06 | 1983-07-13 | Hitachi Ltd | 複極式電解槽 |
-
1983
- 1983-10-28 JP JP20310383A patent/JPS6093999A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6093999A (ja) | 1985-05-25 |
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