JPH0453211B2 - - Google Patents
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- JPH0453211B2 JPH0453211B2 JP13604787A JP13604787A JPH0453211B2 JP H0453211 B2 JPH0453211 B2 JP H0453211B2 JP 13604787 A JP13604787 A JP 13604787A JP 13604787 A JP13604787 A JP 13604787A JP H0453211 B2 JPH0453211 B2 JP H0453211B2
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Landscapes
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は緑化基盤コンクリート工法に関し、詳
しくは急勾配の法面にも適用できる植生のよい緑
化基盤コンクリート工法に関する。
しくは急勾配の法面にも適用できる植生のよい緑
化基盤コンクリート工法に関する。
[発明の背景]
従来、法面に植生させる緑化基盤工法として
は、フアイバーソイル緑化ステツプ工法が知られ
ている。この工法は岩盤面、ずり捨場、既設モル
タル、コンクリート吹付面等の無土壌法面にフア
イバーソイル(砂質土、繊維、補強材、複合肥
料、セメント、種子、水等の混合物)をステツプ
状に吹付けて基盤をつくり、緑化する工法であ
る。
は、フアイバーソイル緑化ステツプ工法が知られ
ている。この工法は岩盤面、ずり捨場、既設モル
タル、コンクリート吹付面等の無土壌法面にフア
イバーソイル(砂質土、繊維、補強材、複合肥
料、セメント、種子、水等の混合物)をステツプ
状に吹付けて基盤をつくり、緑化する工法であ
る。
しかしこの工法の限界勾配は1:0.5であり、
これ以上の勾配では基盤材の強度が弱く流出して
しまう欠点がある。また急勾配の平滑法面の場合
には、すべりを生じてしまうために法面に金網を
アンカーピンで固定し一定間隔にモルタルで水平
楔を設けて、基盤材を固定する必要があり煩雑で
ある欠点がある。さらに急勾配で草木類の植物を
維持させることが困難となりやすいため、草木類
を導入する場合は、法面に切削することなどして
対応することも考えられるが手間がかかる欠点が
ある。
これ以上の勾配では基盤材の強度が弱く流出して
しまう欠点がある。また急勾配の平滑法面の場合
には、すべりを生じてしまうために法面に金網を
アンカーピンで固定し一定間隔にモルタルで水平
楔を設けて、基盤材を固定する必要があり煩雑で
ある欠点がある。さらに急勾配で草木類の植物を
維持させることが困難となりやすいため、草木類
を導入する場合は、法面に切削することなどして
対応することも考えられるが手間がかかる欠点が
ある。
上記のフアイバーソイル緑化ステツプ工法の次
点を解決する工法として、透水性コンクリートの
吹付けによる法面緑化工法が知られている。この
工法は細骨材より粗骨材が多い配合の空〓の多い
透水性コンクリートが法面に吹付け、浸透水、強
制散水などによりコンクリートの表面のアルカリ
成分を洗い出し、次いで植生種子、養分、ベント
ナイト、粘着材などの混合物を法面に吹付け、浸
透水または滲出水の水分供給により植物を成長す
ることにより吹付コンクリートによる法面強化と
緑化を可能ならしめる工法である。
点を解決する工法として、透水性コンクリートの
吹付けによる法面緑化工法が知られている。この
工法は細骨材より粗骨材が多い配合の空〓の多い
透水性コンクリートが法面に吹付け、浸透水、強
制散水などによりコンクリートの表面のアルカリ
成分を洗い出し、次いで植生種子、養分、ベント
ナイト、粘着材などの混合物を法面に吹付け、浸
透水または滲出水の水分供給により植物を成長す
ることにより吹付コンクリートによる法面強化と
緑化を可能ならしめる工法である。
しかし細骨材を少なくすると吹付時にモルタル
又はミルク分が少なくなり付着するものが少ない
ため、吹付けによる粗骨材の運動エネルギーを吸
収することができず、はね返りが多く、透水性コ
ンクリートをつくることが困難である欠点があ
る。また吹付装置、ノズル装置を改良しても、モ
ルタル又はミルク分が少ない材料の吹付けの際に
は、リバウンドが多く吹付が難しいから、原理的
に解決できない欠点がある。さらに強制散水など
によるコンクリートの洗い作業は、法面などは足
場条件、水の供給などの作業条件からも無理があ
り、手間もかかる欠点がある。また透水性コンク
リートの表面に植生種子、養分、ベントナイト、
粘着材などの緑化基盤材を吹付けても勾配が緩や
かであれば雨水等でも流出されないが、勾配がき
つい法面などでは流出する欠点がある。さらに透
水性コンクリートに緑化基盤材を吹付けても間隙
に侵入するのは、ごく僅かであり、基盤の厚さを
大きくする必要があり、経済的でない欠点があ
る。また透水性コンクリートは骨材間〓のみに保
水されているため、雨水、地下水などの自由水
は、重力により流出してしまい保水する機能を有
しない欠点がある。
又はミルク分が少なくなり付着するものが少ない
ため、吹付けによる粗骨材の運動エネルギーを吸
収することができず、はね返りが多く、透水性コ
ンクリートをつくることが困難である欠点があ
る。また吹付装置、ノズル装置を改良しても、モ
ルタル又はミルク分が少ない材料の吹付けの際に
は、リバウンドが多く吹付が難しいから、原理的
に解決できない欠点がある。さらに強制散水など
によるコンクリートの洗い作業は、法面などは足
場条件、水の供給などの作業条件からも無理があ
り、手間もかかる欠点がある。また透水性コンク
リートの表面に植生種子、養分、ベントナイト、
粘着材などの緑化基盤材を吹付けても勾配が緩や
かであれば雨水等でも流出されないが、勾配がき
つい法面などでは流出する欠点がある。さらに透
水性コンクリートに緑化基盤材を吹付けても間隙
に侵入するのは、ごく僅かであり、基盤の厚さを
大きくする必要があり、経済的でない欠点があ
る。また透水性コンクリートは骨材間〓のみに保
水されているため、雨水、地下水などの自由水
は、重力により流出してしまい保水する機能を有
しない欠点がある。
かかる欠点を解決する工法として、特開昭57−
58727号には、ビートモスなどのマルチ材を骨材
として用いる工法が開示されているが、吹付後の
植生基盤の厚さが収縮する欠点がある。
58727号には、ビートモスなどのマルチ材を骨材
として用いる工法が開示されているが、吹付後の
植生基盤の厚さが収縮する欠点がある。
このため特開昭59−102018号にはビートモスに
代えて鹿沼土等を骨材として含むスラリー状の植
生基材を吹付ける工法が開示されており、また特
開昭52−132502号にも鹿沼土等の粗大粒子を含む
土砂粒群とセメントと混合使用し、鹿沼土等を骨
材として用い、スラリー状にして吹付ける工法が
開示されている。
代えて鹿沼土等を骨材として含むスラリー状の植
生基材を吹付ける工法が開示されており、また特
開昭52−132502号にも鹿沼土等の粗大粒子を含む
土砂粒群とセメントと混合使用し、鹿沼土等を骨
材として用い、スラリー状にして吹付ける工法が
開示されている。
しかし、特開昭52−132502号の工法ではスラリ
ー状混合物を吹付けて硬化させた下地処理層が、
鹿沼土等とセメントの混合物よりなるため、セメ
ント硬化物中に土粒子が溶け込んでセメント硬化
成分間の強度を弱めてしまうので、下地層として
の強度が非常に弱く、法面勾配が急唆であると崩
壊流出してしまう欠点がある。またスラリー状に
したものは透水性が悪く、かつ保水能力が低いと
いう植生上からの欠点がある。さらに粗大粒子な
どとセメントと水を混合したスラリーを吹付け硬
化したものはセメントの量により土の硬度に差が
生じ、植物の根が侵入することができない欠点が
ある。また下地層は凹凸面を作り、岩盤等の法面
に固着するための方法に粗大粒子を使用したもの
で、下地層の上に施工される人工土壌を安定させ
るために使用されるのみで、下地層自体が緑化基
盤としての役割をもたない欠点がある。
ー状混合物を吹付けて硬化させた下地処理層が、
鹿沼土等とセメントの混合物よりなるため、セメ
ント硬化物中に土粒子が溶け込んでセメント硬化
成分間の強度を弱めてしまうので、下地層として
の強度が非常に弱く、法面勾配が急唆であると崩
壊流出してしまう欠点がある。またスラリー状に
したものは透水性が悪く、かつ保水能力が低いと
いう植生上からの欠点がある。さらに粗大粒子な
どとセメントと水を混合したスラリーを吹付け硬
化したものはセメントの量により土の硬度に差が
生じ、植物の根が侵入することができない欠点が
ある。また下地層は凹凸面を作り、岩盤等の法面
に固着するための方法に粗大粒子を使用したもの
で、下地層の上に施工される人工土壌を安定させ
るために使用されるのみで、下地層自体が緑化基
盤としての役割をもたない欠点がある。
また特開昭59−102018号では、界面活性剤で処
理した鹿沼土等を用いても、スラリー化して使用
するために鹿沼土等がコンクリートの接着性能に
悪影響を及ぼすことは避けられず、また鹿沼土等
が独立して存在しないため緑化基盤として機能し
ない欠点がある。
理した鹿沼土等を用いても、スラリー化して使用
するために鹿沼土等がコンクリートの接着性能に
悪影響を及ぼすことは避けられず、また鹿沼土等
が独立して存在しないため緑化基盤として機能し
ない欠点がある。
[発明の目的]
そこで本発明の目的は、法面が急勾配で平滑で
あつても、緑化基盤を永続的に保持できる緑化基
盤コンクリート工法を提供することにある。
あつても、緑化基盤を永続的に保持できる緑化基
盤コンクリート工法を提供することにある。
また本発明の他の目的は、コンクリート構造体
内部に緑化基盤となる粒状固形材が一部ないしは
大部分が独立し、且つ一部が互いに接して連続し
て存在することにより、コンクリートの接着強度
に悪影響を与えることがなく、かつ粒状固形材が
独立して緑化基盤を形成する緑化基盤コンクリー
ト工法を提供することにある。
内部に緑化基盤となる粒状固形材が一部ないしは
大部分が独立し、且つ一部が互いに接して連続し
て存在することにより、コンクリートの接着強度
に悪影響を与えることがなく、かつ粒状固形材が
独立して緑化基盤を形成する緑化基盤コンクリー
ト工法を提供することにある。
さらに本発明の他の目的は、植物の根の侵入を
促進させると共に保水性を有し、かつ植物が必要
とする養分を含有する緑化基盤コンクリート工法
を提供することにある。
促進させると共に保水性を有し、かつ植物が必要
とする養分を含有する緑化基盤コンクリート工法
を提供することにある。
[課題を解決するための手段]
本発明者は、上記目的を達成すべく鋭意検討を
重ねた結果、本発明に至つたものである。
重ねた結果、本発明に至つたものである。
即ち、本発明に係る緑化基盤コンクリート工法
は、セメントと、砂と、砂利と、水分を含むこと
により緑化基盤となる下記構成の粒状固形材と、
を所定量配合して配合物を得、該配合物をドライ
ミツクスとし吹付機で定量圧送し、次いで定量圧
送されたドライミツクスに水を吹付機の先端で添
加混合して前記粒状固形材が溶出する前に法面に
吹き付けて、セメント、砂、砂利からなるコンク
リート構造体内部に粒状固形材が溶出することな
く一部ないしは大部分が独立し且つ一部が互いに
接して連続した状態で多数存在して緑化基盤を形
成することを特徴とする。
は、セメントと、砂と、砂利と、水分を含むこと
により緑化基盤となる下記構成の粒状固形材と、
を所定量配合して配合物を得、該配合物をドライ
ミツクスとし吹付機で定量圧送し、次いで定量圧
送されたドライミツクスに水を吹付機の先端で添
加混合して前記粒状固形材が溶出する前に法面に
吹き付けて、セメント、砂、砂利からなるコンク
リート構造体内部に粒状固形材が溶出することな
く一部ないしは大部分が独立し且つ一部が互いに
接して連続した状態で多数存在して緑化基盤を形
成することを特徴とする。
(粒状固形材の構成)
粘度鉱物、バーク堆肥、繊維質、化学肥料、パ
ーライト粘着剤、接着剤を有してなる土粒成分を
混練し、整形し、乾燥し、固化させて砂及び砂利
の一部と代替できる程度の硬度、粒径及び形状と
した粒状固形材。
ーライト粘着剤、接着剤を有してなる土粒成分を
混練し、整形し、乾燥し、固化させて砂及び砂利
の一部と代替できる程度の硬度、粒径及び形状と
した粒状固形材。
[具体的構成]
以下、本発明の緑化基盤コンクリート工法につ
いて詳説する。
いて詳説する。
本発明は先ずセメントと、砂と、砂利と、該砂
及び砂利の一部と代替できる程度の硬度、粒径及
び形状を有し、かつ水分を含むと緑化基盤となる
粒状固形材と、必要に応じて加えられる添加材と
を所定量配合して配合物を得、該配合物をドライ
ミツクス、即ち、乾燥したまま混合した状態で吹
付機で定量圧送する。
及び砂利の一部と代替できる程度の硬度、粒径及
び形状を有し、かつ水分を含むと緑化基盤となる
粒状固形材と、必要に応じて加えられる添加材と
を所定量配合して配合物を得、該配合物をドライ
ミツクス、即ち、乾燥したまま混合した状態で吹
付機で定量圧送する。
本発明において粒状固形材は砂及び砂利の代替
用となる5mmから15mm程度の直径を有する円形、
楕円形など種々の形状をしたものが用いられる。
用となる5mmから15mm程度の直径を有する円形、
楕円形など種々の形状をしたものが用いられる。
また粒状固形材は砂及び砂利の一部と代替でき
る硬度を有するものであるが、具体的にはドライ
ミツクス、吹付圧送において形状が崩れない程度
の一定の硬度を有するものが用いられる。
る硬度を有するものであるが、具体的にはドライ
ミツクス、吹付圧送において形状が崩れない程度
の一定の硬度を有するものが用いられる。
さらに粒状固形材は水分を吸収すると時間と共
に軟化しても吹付コンクリートのコンクリート成
分に悪影響を与えないものであり、かつ植物の根
の侵入を容易にするものが用いられる。
に軟化しても吹付コンクリートのコンクリート成
分に悪影響を与えないものであり、かつ植物の根
の侵入を容易にするものが用いられる。
さらにまた粒状固形材は水分を吸水すると緑化
基盤となる土粒成分であり、即ち、保水性がよ
く、植物に水分を与え、かつ粒状固形材の中に植
物に必要な養分が含有されており、植生に適した
ものである。土粒成分は、主として粘土鉱物、バ
ーク堆肥、繊維質、化学肥料、パーライト粘着
剤、接着剤などを有してなる。
基盤となる土粒成分であり、即ち、保水性がよ
く、植物に水分を与え、かつ粒状固形材の中に植
物に必要な養分が含有されており、植生に適した
ものである。土粒成分は、主として粘土鉱物、バ
ーク堆肥、繊維質、化学肥料、パーライト粘着
剤、接着剤などを有してなる。
本発明の粒状固形材は、この土粒成分を混練り
して、一定の形状に整形して乾燥し固化させたも
ので、粒径は5〜15mmの間で適度に分布したもの
である。本発明の粒状固形材は、このように混
練・整形・乾燥・固化の工程あるいはこれらの工
程と均等な工程によつて得られるものであるか
ら、これらの工程を得ないセラミツクスを単独で
用いる技術とは技術思想を異にする。
して、一定の形状に整形して乾燥し固化させたも
ので、粒径は5〜15mmの間で適度に分布したもの
である。本発明の粒状固形材は、このように混
練・整形・乾燥・固化の工程あるいはこれらの工
程と均等な工程によつて得られるものであるか
ら、これらの工程を得ないセラミツクスを単独で
用いる技術とは技術思想を異にする。
本発明においてセメントは種々公知のセメント
を用いることができ、例えばポルトランドセメン
ト等が用いられる。
を用いることができ、例えばポルトランドセメン
ト等が用いられる。
本発明の配合物には、上記のセメント、砂、砂
利、粒状固形材以外に必要に応じ繊維などの補強
材を添加材として含有することができる。
利、粒状固形材以外に必要に応じ繊維などの補強
材を添加材として含有することができる。
上記成分の配合比は、セメント:秒:砂利:粒
状固形材=0.1容量部:0.3〜0.8容量部:0.1〜0.4
容量部:0.1〜0.5容量部が好ましく、より好まし
くは0.1容量部:0.4〜0.6容量部:0.1〜0.3容量
部:0.2〜0.4容量部である。
状固形材=0.1容量部:0.3〜0.8容量部:0.1〜0.4
容量部:0.1〜0.5容量部が好ましく、より好まし
くは0.1容量部:0.4〜0.6容量部:0.1〜0.3容量
部:0.2〜0.4容量部である。
本発明においては上記の配合比から明らかなよ
うに粒状固形材を砂、砂利の一部代替物として用
いている。
うに粒状固形材を砂、砂利の一部代替物として用
いている。
上記配合物をドライミツクスする方法は限定さ
れず公知の方法を採用でき、ドライミツクスされ
た配合物は乾燥状態のまま公知の吹付機で定量圧
送される。
れず公知の方法を採用でき、ドライミツクスされ
た配合物は乾燥状態のまま公知の吹付機で定量圧
送される。
次いで水の中に必要に応じて添加剤を添加した
ものを、前記の吹付機のノズルの先端で定量圧送
されたドライミツクスに添加混合して、法面に吹
付ける。添加剤としては、AE剤、急結剤、高分
子樹脂(例えばSBRラテツクス、メチルセルロ
ース系など)などが用いられる。
ものを、前記の吹付機のノズルの先端で定量圧送
されたドライミツクスに添加混合して、法面に吹
付ける。添加剤としては、AE剤、急結剤、高分
子樹脂(例えばSBRラテツクス、メチルセルロ
ース系など)などが用いられる。
このとき、即ち、吹付時になつて前記ドライミ
ツクスに水が添加混合されるので、セメントミル
クに粒状固形材が溶け込むことがなく、粒状固形
材は乾燥状態、即ち、溶出することなく独立して
存在した状態で吹き付けることができる。
ツクスに水が添加混合されるので、セメントミル
クに粒状固形材が溶け込むことがなく、粒状固形
材は乾燥状態、即ち、溶出することなく独立して
存在した状態で吹き付けることができる。
上記の吹付けにより、セメント、砂、砂利から
なるコンクリート構造体内部に、粒状固形材の一
部ないしは大部分が独立し且つ一部が互いに接し
て連続した状態の緑化基盤となる。
なるコンクリート構造体内部に、粒状固形材の一
部ないしは大部分が独立し且つ一部が互いに接し
て連続した状態の緑化基盤となる。
以上はセメント、粒状固形材等の配合物をドラ
イミツクスした後、水と混合する、いわゆる乾式
法による工法であるが、以下の湿式法も考えられ
る。
イミツクスした後、水と混合する、いわゆる乾式
法による工法であるが、以下の湿式法も考えられ
る。
即ち、セメントと、砂と、砂利と、水の中に入
れてもコンクリート打設するまで軟化又は溶出し
ない粒状固形材と、水と、必要に応じて添加材と
所定量配合し、ウエツトミツクスして混合物を
得、該混合物を吹付機で吹付け、上記の環式法と
同様、緑化基盤を形成する方法である。この方法
においても、粒状固形材はウエツトミツクス中で
独立に存在している。
れてもコンクリート打設するまで軟化又は溶出し
ない粒状固形材と、水と、必要に応じて添加材と
所定量配合し、ウエツトミツクスして混合物を
得、該混合物を吹付機で吹付け、上記の環式法と
同様、緑化基盤を形成する方法である。この方法
においても、粒状固形材はウエツトミツクス中で
独立に存在している。
ここで水の中に入れてもコンクリート打設する
まで軟化又は溶出しない粒状固形材は、粘土鉱
物、バーク堆肥、繊維質、化学肥料、パーライ
ト、粘着剤、接着剤などの土粒成分を混練りして
一定の形状に整形して乾燥し固化させたものに水
難溶性のコーテイング材を塗布することにより得
られる。
まで軟化又は溶出しない粒状固形材は、粘土鉱
物、バーク堆肥、繊維質、化学肥料、パーライ
ト、粘着剤、接着剤などの土粒成分を混練りして
一定の形状に整形して乾燥し固化させたものに水
難溶性のコーテイング材を塗布することにより得
られる。
[実施例]
実施例 1
(乾式法)
セメント0.15m3、砂0.4m3、砂利0.1m3、本発明
の粒状固形材0.35m3(硬さは砂程度、大きさは砂
と砂利の中間程度、水中でも約1時間程度は軟化
しないもの)をドライミツクスし、吹付機に定量
圧送過程で、水0.21m3、AE剤2.4Kg/m3を添加混
合し、急傾斜法面に吹付け、150mmの厚さの緑化
基盤コンクリートを形成した。
の粒状固形材0.35m3(硬さは砂程度、大きさは砂
と砂利の中間程度、水中でも約1時間程度は軟化
しないもの)をドライミツクスし、吹付機に定量
圧送過程で、水0.21m3、AE剤2.4Kg/m3を添加混
合し、急傾斜法面に吹付け、150mmの厚さの緑化
基盤コンクリートを形成した。
この基盤の圧縮強度80Kg/cm2、透水係数は1×
10-3であつた。
10-3であつた。
圧縮強度は100mmの角供試体により求め、透水
係数は変位水位透水試験により求めた。
係数は変位水位透水試験により求めた。
1ケ月放置後、植生させる植物としてホワイト
クローバーを客土と共に吹付発芽させた。
クローバーを客土と共に吹付発芽させた。
その結果、ホワイトクローバーの発芽率は、7
日で25%、14日で45%、28日で65%であつた。
日で25%、14日で45%、28日で65%であつた。
参考例 1
(湿式法)
セメント0.15m2、砂0.4m2、砂利0.1m2、水難溶
性のコーテイングを施した粒状固形材0.35m2、
AE剤2.4Kg/m2、水0.26m2をウエツトミツクス
し、吹付機により吹付け、150mmの厚さの緑化基
盤コンクリートを形成した。
性のコーテイングを施した粒状固形材0.35m2、
AE剤2.4Kg/m2、水0.26m2をウエツトミツクス
し、吹付機により吹付け、150mmの厚さの緑化基
盤コンクリートを形成した。
圧縮強度は70Kg/cm2、透水係数は10-3cm/sec
であつた。
であつた。
1ケ月放置後、ホワイトクローバーを実施例1
と同様に吹付発芽させた所、ホワイトクローバー
の発芽率は、7日で25%、14日で40%、28日で60
%であつた。
と同様に吹付発芽させた所、ホワイトクローバー
の発芽率は、7日で25%、14日で40%、28日で60
%であつた。
比較例 1
実施例1において粒状固形材を用いず、砂0.1
m2、砂利0.7m2に変化させた以外は同様に吹付け
を行つた。
m2、砂利0.7m2に変化させた以外は同様に吹付け
を行つた。
しかし傾斜面に安定して付着せず、砂利のほと
んどがはね返つてしまつた。
んどがはね返つてしまつた。
比較例 2
粒状固形材を軟化性のない鹿沼土に代えた以外
は実施例1と同様にした所、ドライミツクス中に
鹿沼土が微粉化し、圧送途中でさらに促進され微
粉化されたため粉塵の発生とコンクリート中に混
入して強度が低下し脱落する傾向が著しく、非常
に脆いコンクリートとなつてしまつた。
は実施例1と同様にした所、ドライミツクス中に
鹿沼土が微粉化し、圧送途中でさらに促進され微
粉化されたため粉塵の発生とコンクリート中に混
入して強度が低下し脱落する傾向が著しく、非常
に脆いコンクリートとなつてしまつた。
又、実施例1と同様に植生を行つた所、ホワイ
トクローバーの発芽率は7日で2%、14日で7
%、18日で12%であり、かなり悪かつた。これは
粒状固形材が独立して存在し得ず、コンクリート
中に微粒子が分散し、コンクリート中のアルカリ
成分を溶出させるために生じたもので、植生基盤
となるものが存在しないためと思われる。
トクローバーの発芽率は7日で2%、14日で7
%、18日で12%であり、かなり悪かつた。これは
粒状固形材が独立して存在し得ず、コンクリート
中に微粒子が分散し、コンクリート中のアルカリ
成分を溶出させるために生じたもので、植生基盤
となるものが存在しないためと思われる。
[発明の作用及び効果]
本発明によれば、法面が急峻な勾配の場合でも
緑化基盤となる粒状固形材をセメントミルクなど
の硬化物が包むようにして形成されることによ
り、緑化基盤が永続的に保持される。
緑化基盤となる粒状固形材をセメントミルクなど
の硬化物が包むようにして形成されることによ
り、緑化基盤が永続的に保持される。
また鹿沼土等の土粒子をセメントミルクやモル
タルなどに混合して吹付けられた硬化物ではセメ
ント硬化物中に鹿沼土等の土粒子が溶け込んでセ
メント硬化成分間の強度を弱めてしまい、構造物
として可能を果たさないが、本発明は粒状固形材
をセメントミルク又はモルタルなどに溶出する前
に吹き付けることにより、コンクリート構造体内
部に粒状固形材の一部ないしは大部分が独立し且
つ一部が互いに接して連続した状態で存在するこ
とにより構造体としての機能を果たすことができ
る。
タルなどに混合して吹付けられた硬化物ではセメ
ント硬化物中に鹿沼土等の土粒子が溶け込んでセ
メント硬化成分間の強度を弱めてしまい、構造物
として可能を果たさないが、本発明は粒状固形材
をセメントミルク又はモルタルなどに溶出する前
に吹き付けることにより、コンクリート構造体内
部に粒状固形材の一部ないしは大部分が独立し且
つ一部が互いに接して連続した状態で存在するこ
とにより構造体としての機能を果たすことができ
る。
さらに粒状固形材とセメントとを混合したスラ
リーを吹付け硬化したものは、セメントの量によ
り土の硬度に差が生じ植物の根が侵入することが
できないが、本発明では粒状固形材が独立し且つ
一部が接して連続した状態で存在することにより
緑化基盤となることができる。
リーを吹付け硬化したものは、セメントの量によ
り土の硬度に差が生じ植物の根が侵入することが
できないが、本発明では粒状固形材が独立し且つ
一部が接して連続した状態で存在することにより
緑化基盤となることができる。
また粒状固形材は互いに独立し接合することに
より植物の根の侵入を促進させると共に保水性を
有し、かつ植物の必要とする養分を含有するもの
である。
より植物の根の侵入を促進させると共に保水性を
有し、かつ植物の必要とする養分を含有するもの
である。
粒状固形材にコンクリート成分中のアルカリ性
成分が混入しやすい性質を有しているため、コン
クリート又は添加水に高分子樹脂などを添加する
ことによりアルカリ性の溶出を防ぐと共に、コン
クリートの凍結融解等に対する抵抗を増すことが
できる。
成分が混入しやすい性質を有しているため、コン
クリート又は添加水に高分子樹脂などを添加する
ことによりアルカリ性の溶出を防ぐと共に、コン
クリートの凍結融解等に対する抵抗を増すことが
できる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 セメントと、砂と、砂利と、水分を含むこと
により緑化基盤となる下記構成の粒状固形材と、
を所定量配合して配合物を得、該配合物をドライ
ミツクスして吹付機で定量圧送し、次いで定量圧
送されたドライミツクスに水を吹付機の先端で添
加混合して前記粒状固形材が溶出する前に法面に
吹き付けて、セメント、砂、砂利からなるコンク
リート構造体内部に粒状固形材が溶出することな
く一部ないしは大部分が独立し且つ一部が互いに
接して連続した状態で多数存在して緑化基盤を形
成することを特徴とする緑化基盤コンクリート工
法。 (粒状固形材の構成) 粘度鉱物、バーク堆肥、繊維質、化学肥料、パ
ーライト粘着剤、接着剤を有してなる土粒成分を
混練し、整形し、乾燥し、同化させて砂及び砂利
の一部と代替できる程度の硬度、粒径及び形状と
した粒状固形材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13604787A JPS63300118A (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 | 緑化基盤コンクリ−ト工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13604787A JPS63300118A (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 | 緑化基盤コンクリ−ト工法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63300118A JPS63300118A (ja) | 1988-12-07 |
| JPH0453211B2 true JPH0453211B2 (ja) | 1992-08-26 |
Family
ID=15165935
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13604787A Granted JPS63300118A (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 | 緑化基盤コンクリ−ト工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63300118A (ja) |
-
1987
- 1987-05-29 JP JP13604787A patent/JPS63300118A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63300118A (ja) | 1988-12-07 |
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