JPH0453510Y2 - - Google Patents

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JPH0453510Y2
JPH0453510Y2 JP846288U JP846288U JPH0453510Y2 JP H0453510 Y2 JPH0453510 Y2 JP H0453510Y2 JP 846288 U JP846288 U JP 846288U JP 846288 U JP846288 U JP 846288U JP H0453510 Y2 JPH0453510 Y2 JP H0453510Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ガス管や水道管などの主に既設の流
体導管の途中部分を補修したり、その途中部分に
新しく分岐管を接続する際など内部流体を一時的
に遮断する必要がある各種の配管工事を行う際に
用いられるもので、収縮させて前記流体導管に対
してその流体導管に穿孔して形成した挿通孔から
内部に挿脱自在にする流体導管非遮断状態と、流
体の封入によつて膨張させるとともに、その周面
を全周に亘つて前記流体導管の内面に弾性密着さ
せる流体導管遮断状態とに変更自在な流体導管遮
断用バツグに関する。
〔従来の技術〕
従来の流体導管遮断用バツグ10は、バツグ本
体1が第9図及び第10図に示すように楕円形状
のゴム等から成る弾性素材を多数枚その周端部同
士を接着させて、膨張状態において球状となるよ
うに構成されると共に、接着部分15で折り畳み
自在に形成してあつた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、流体を封入しない状態で折り畳まれた
バツグ本体1は保形性が悪いために、このバツグ
10を流体導管7に形成された挿通孔24を通し
て流体導管7内の所定位置に挿入するのは困難で
作業性が悪く、しかも、流体導管7の奥深い位置
には挿入し難いという欠点があつた。その上、流
体導管7内には、挿通孔24を穿孔した際に飛散
した切削鉄屑が残つており、この鉄屑によつてバ
ツグ本体が損傷したり、バツグ本体1による流体
導管遮断性能が低下させられたりしないように、
バツグ本体1を流体導管7内に挿入する前に、専
用の鉄屑除去具で流体導管7内の鉄屑を除去しな
ければならず、作業に多くの手間を要する欠点が
あつた。
本考案の目的は、流体導管遮断性能を高く維持
しながら、手間をかけずにスムーズに流体導管内
の所定位置に挿入できるバツグを提供する点にあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の流体導管遮断用バツグの特徴構成は、
ゴム又は弾性合成樹脂からなるバツグ本体が膨張
状態で円筒形状となる第一状態と、前記バツグ本
体を、その全長に亘つて周方向に多数の襞を形成
するように折り畳み、且つ横断面形状で前記多数
の襞を渦巻状に巻付けた状態に保持する第二状態
とに変形自在に前記襞の巻付け形状を維持する保
形部を、前記バツグ本体の両端それぞれに設け、
前記保形部のうち先端側において前記バツグ本体
を密封するとともに、後端側において前記バツグ
本体内部に流体を供給するための流体給排管を接
続し、先端側の前記保形部に切削鉄屑除去用の磁
石を設けてあることにあり、その作用効果は、次
の通りである。
〔作用〕
つまり、膨張状態で円筒形の第一状態となる素
材から成るバツグ本体が、ゴム又は弾性合成樹脂
から成つていてもその全長に亘つて周方向に折り
畳んで形成した多数の襞を、横断面形状で渦巻状
に巻付けた第二状態に形成することによつて、各
襞がバツグ本体の長手方向に沿つた樋形状をなし
て、その長手方向に対する自己保形性が生じ、し
かも、襞の巻付け形状を維持する保形部によつ
て、結局、全体として長手方向のみならず、径方
向にも自己保形性のある棒状体が形成されて、流
体導管への挿入が簡単にできる。
その上、挿通孔を通してバツグ本体を流体導管
内に挿入する際に流体導管内に残つている鉄屑
が、先端側の保形部に設けた磁石に吸着除去され
る。
〔考案の効果〕
従つて、手間をかけずに簡単に流体導管内の所
定位置にバツグを挿入でき、しかも、専用の鉄屑
除去具を使用せずとも、バツグ本体を挿通孔から
挿入するだけで流体導管内の残留鉄屑を除去して
バツグ本体による流体導管遮断性能を高く維持で
き、全体として流体導管遮断のための作業性を高
く向上させることができた。
〔実施例〕
本考案の実施例を、図面に基づいて説明する。
本考案の流体導管遮断用バツグ10は、〈第6
図〉に示すように、例えばガス導管などの流体導
管7の途中部分を或る長さ範囲に亘つて補修した
り、取り替えるなど補修工事をする場合に、その
工事区間A両端箇所近くの流体導管7に、第6図
及び第7図に示す穿孔、遮断、仮連絡をノーブロ
ーで行うための穿孔装置25を取付けて、その穿
孔装置25に設けた斜管26を通して斜め方向か
ら流体導管7内に挿設して流体を気密遮断する場
合に用いられるもので、第1図に示すように、通
常は収縮状態にあり、流体給排用の硬質管2を通
して空気など気体を内部に封入することにより、
第2図で示すように膨張してその周面が流体導管
7の内面に弾性密着し、もつて流体導管7を気
密、水密的に遮断するように構成されている。
そして、前記バツグ10を形成するに、第1図
乃至第5図に示すように、柔軟性を有するゴム引
布から成ると共に、膨張状態で円筒形の素材で形
成されたバツグ本体1を設け、バツグ本体1を、
その全長に亘つて周方向に多数の襞23を形成す
るように折り畳み、且つ横断面形状で多数の襞2
3を渦巻状に巻付けた状態に形成し、襞23の巻
付け形状を維持する保形部30を、バツグ本体1
の両端それぞれに設け、保形部30の一方におい
てバツグ本体1を密封するとともに、他方におい
てバツグ本体1内部に対する流体給排用の硬質管
2とバツグ本体1とを可撓性短管28を介して接
続してある。
前記バツグ本体1の一端を密閉するに、硬質の
栓4及び第1金属筒部材5を設け、バツグ本体1
の他端部においては、可撓性短管28をバツグ本
体1に接続するための接続管3を挿入し、接続管
3との協働で前記他端部を気密的に密閉する第2
金属筒部材6を設けてある。
すなわち、前記バツグ本体1と可撓性短管28
との接続部分における構造を説明すると、第2図
に示すように、バツグ本体1の端部内に金属筒か
ら成る接続管3の第1内筒部8を挿入するととも
に、このバツグ本体1の端部外側にゴム筒9及び
第2金属筒部材6を被せ、この第2金属筒部材6
を外側から力を加えて加締めることにより、第2
金属筒部材6を前記接続管3の第1内筒部8側へ
変形させて、バツグ本体1の端部及びゴム筒9を
第2金属筒部材6及び第1内筒部8との間で弾性
的に挟持するとともに、バツグ本体1及びゴム筒
9を第2金属筒部材6の内面及び第1内筒部8の
外面に密接させて気密的に接続管3をバツグ本体
1に接続してある。
この接続管3の第1内筒部8の外周面には全周
に亘つて係止部11が突設され、前記第2金属筒
部材6の端部より内側へ折曲形成された鍔部13
が、接続管3の係止部11に係止されている。
さらに、前記接続管3において、バツグ本体1
とは反対側には第2内筒部17が延設され、前記
と同様にしてこの第2内筒部17をポリウレタン
製の可撓性短管28内に挿入すると共に、可撓性
短管28の外側に第1加締め用筒部材18を外嵌
し、その後第1加締め用筒部材18を加締めるこ
とにより、可撓性短管28の端部を第2内筒部1
7と第1加締め用筒部材18との間で挟持して可
撓性短管28を接続管3に気密性良く、且つ強固
に接続してある。
そして、前記可撓性短管28の他端は、鋼製の
硬質管2に継手部材12を用いて連結してある。
つまり、硬質管2の一端に継手部材12を螺着
し、継手部材12の接続用筒部12A内に、第2
加締め用筒部材35を外嵌した短管28の他端を
挿入し、第2加締め用筒部材35を加締めて短管
28を継手部材12に連結してある。
一方、バツグ本体1の他端部においても上記と
同様な構造で、バツグ本体1の端部からバツグ本
体1の内部に金属製の栓4を挿入し、バツグ本体
1にゴム筒27を被せると共に、この外周部を囲
繞する第1金属筒部材5を外嵌し、第1金属部材
5を加締めることにより密封されている。
次に、前記バツグ本体1の作製について説明す
ると、第3図に示すようにナイロン製の基布20
にゴムを引いて形成されるゴム引布21を円筒状
に巻き、端部同士を重ねて接着剤で接着させて筒
体22を形成する。
尚、基布20の縦糸は筒体22の長手方向に沿
わせ、横糸は筒体22の周方向に沿うように配置
し、更に、縦糸は横糸よりも、伸びが少なく、且
つ、引張強さが大きく繊維を使用して、バツグ本
体1の耐圧強度を上げてある。次いで、第4図に
示すように前記筒体22をその全長に亘つて周方
向に多数の襞23を形成するように折り畳み、次
いで第5図のように前記各襞23を横断面形状で
渦巻き状となるように一方向へ巻きつける。その
後、前記したようにこの折り畳んで縮径させた状
態のバツグ本体1の一端部内に栓4を挿入してゴ
ム筒27を介してバツグ本体1の端部を第1金属
筒部材5で加締めるとともに、バツグ本体1の他
端部内に前記接続管3を挿入してゴム筒9を介し
てバツグ本体1の端部を第2金属筒部材6で加締
め、前記襞23の渦巻き状態を保形する前記保形
部30を形成するのである。このようにすれば、
流体を封入しない状態において、流体導管遮断用
バツグ10は多数の襞23と保形部30とによつ
ては棒状に保形されることになり、例えば流体導
管遮断用バツグ10の一方側端部を手で保持した
としても他方側端部は自重で下方へ折れ曲がるこ
とがないものであり、また流体を封入すると前記
多数の襞23の折り畳みが開いて円筒状となるも
のである。
前記第1金属筒部材5及び第2金属筒部材6は
それぞれ設定荷重で塑性変形可能なスチール材で
形成されており、前記ポリウレタン製の可撓性短
管28は、軟質のものを使用し、その可撓性短管
28内にナイロンチユーブ40を内装して硬質管
2を把持してバツグ本体1を斜管26から流体導
管7内に押込む際に、押込み力及び押込み方向が
効率良く伝達されるように構成してある。
前記栓4の先端部には、穿孔装置25によつて
流体導管7に穿孔した際に、流体導管7内に飛散
した鉄屑42を吸着させて除去するための磁石4
1を、エポキシ樹脂を介して接着してある。
次に、前記のようにして構成される流体導管遮
断用バツグ10を流体導管としてガス導管7内に
挿入してガス導管7をシールする場合について説
明すると、第6図乃至第8図イ,ロ,ハに示すよ
うに所要箇所近くのガス導管7に前記穿孔装置2
5を取付けて一つの孔24を穿設し、硬質管2を
持つて斜め方向の直線状に押込みながら穿孔装置
25に付設した斜管26及び前記孔24を通して
収縮した棒状態にある流体導管遮断用バツグ10
を、ガス導管7内に向けて挿入し、バツグ本体1
の先端に設けた磁石41に、ガス導管7内の鉄屑
42を吸着させながら集め、そしてガス導管7内
面に接当させて摺動しながらガス導管7の奥深い
位置までバツグ10を誘導する。
そして、この時、前記可撓性短管28が硬質管
2からの押込み力を伝えながら撓んでバツグ本体
1と硬質管2との相対姿勢を変化させるためにバ
ツグ本体1は、ガス導管7とほぼ沿う姿勢になつ
てガス導管7の奥深い位置にまで進入しやすくな
る。(第8図イから第8図ハ)。
次いで硬質管2及び短管28を通じて流体導管
遮断用バツグ10内に空気等の気体を封入するこ
とにより、前記襞23の部分を拡げて膨張させ、
流体導管遮断用バツグ10の外周面をガス導管7
の内面に密接させてガス導管7内のガス通過を遮
断するのである(第2図)。
尚、第7図の穿孔装置25において、32は両
穿孔装置25,25間をバイパスさせてガスを流
通させるバイパス管で、33は、バイパス流路R
を遮断するシヤツター装置である。
〔別実施例〕
前記硬質管2は鋼管以外に硬質合成樹脂のパイ
プであつても良い。
前記実施例では、バツグ本体1の両端部に形成
する保形部30を第1金属筒部材5及び第2金属
筒部材6を用いて加締めにより密封するようにし
ているが、バンドを用いてバツグ本体1の端部を
締めつけるようにしても良く、また接着剤を用い
て接着し、バツグ本体1の両端部を密閉するよう
にしても良く、この場合は、接続管3を硬質の樹
脂パイプで形成しても良い。
前記可撓性短管28は、ポリウレタン製のチユ
ーブ以外に、12ナイロン又は、軟質塩化ビニル樹
脂、又は、ポリエチレン樹脂、又は、ゴム等のチ
ユーブから成るものであつても良く、また、可撓
性短管28に内装するナイロンチユーブ40は省
略しても良い。
前記接続管3と短管28、あるいは、前記短管
28と硬質管2とは、加締めを利用した前記継手
部材12によつて連結する以外に、接着又はバン
ド締め又は、第11図に示すように楔部材37に
よる係止作用を利用した継手金具36等によつて
一体連結してあつても良い。
また、前記バツグ本体1を作製するにあたつ
て、前記実施例では、一枚のゴム引布21を筒状
に巻いて接着して作製したが、押し出し成型によ
つて筒状に形成しても良い。この場合には、接着
部がバツグ本体1の周面に全く形成されなくなる
ので、導管内のガスシール性を向上することがで
きる。また、前記バツグ本体1は柔軟性と、気体
が封入された際の耐圧性を持たせるために、ゴム
引布21を使用したが、基布が埋設されていない
ゴム材のみで形成したものでも良く、また柔軟な
ポリウレタン、ポリエチレン等の弾性合成樹脂材
をゴムの替わりに使用することできる。さらに、
基布20としてはナイロンの他に綿或いはテトロ
ン等他の合成繊維等を使用することもできる。
また、前記第1金属筒部材5及び第2金属筒部
材6の材質としては、スチールで形成する以外
に、アルミニウムその他の金属で形成しても良
い。前記栓4及び接続管3の材質としては、金属
の他にポリアミド樹脂等硬質の合成樹脂材を使用
することもできる。
前記バツグ10先端に位置する磁石41は、先
端側を滑らかな球形状に形成して、流体導管7と
の接触時に滑らかにすべりながら流体導管7内の
所定位置に進入するように構成してあつても良
い。
前記栓4に磁石41を取付ける手段として接着
以外に嵌着保持させても良く、栓4自体が磁石4
1から成るものであつても良い。
また、前記栓4を挿入したバツグ本体1の端部
に、それを囲繞する有底筒状の第1金属筒部材5
を外嵌してあつても良く、この第1金属筒部材5
の先端に磁石41を取付けてあつても良く、ある
いは、第1金属筒部材5自身が磁石41から成る
ものであつても良い。
前記バツグ本体1には、気体を封入する以外に
液体を封入してもよい。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
図面の第1図〜第8図、及び第11図は、本考
案に係る流体導管遮断用バツグの実施例を示し、
第1図は全体側面図、第2図は膨張させた状態を
示す一部破断側面図、第3図乃至第5図はバツグ
本体の作製方法を示す斜視図、第6図はガス導管
に穿孔装置を取付けた状態の側面図、第7図はガ
ス導管に取付けた穿孔装置の一部破断側面図、第
8図イ,ロ,ハは挿入作業を示す説明図、第9図
は従来のバツグの側面図、第10図は、従来のバ
ツグをガス導管内に挿入した状態の側面図、第1
1図は本考案の別実施例の要部一部断面図であ
る。 1……バツグ本体、23……襞、30……保形
部、41……磁石。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ゴム又は弾性合成樹脂から成るバツグ本体1が
    膨張状態で円筒形状となる第一状態と、前記バツ
    グ本体1を、その全長に亘つて周方向に多数の襞
    23を形成するように折り畳み、且つ横断面形状
    で前記多数の襞23を渦巻状に巻付けた状態に保
    持する第二状態とに変形自在に前記襞23の巻付
    け形状を維持する保形部30を、前記バツグ本体
    1の両端それぞれに設け、前記保形部30のうち
    先端側において前記バツグ本体1を密封するとと
    もに、後端側において前記バツグ本体1内部に流
    体を供給するための流体給排管を接続し、先端側
    の前記保形部30に切削鉄屑除去用の磁石41を
    設けてある流体導管遮断用バツグ。
JP846288U 1988-01-26 1988-01-26 Expired JPH0453510Y2 (ja)

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