JPH0453552Y2 - - Google Patents
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- JPH0453552Y2 JPH0453552Y2 JP12814587U JP12814587U JPH0453552Y2 JP H0453552 Y2 JPH0453552 Y2 JP H0453552Y2 JP 12814587 U JP12814587 U JP 12814587U JP 12814587 U JP12814587 U JP 12814587U JP H0453552 Y2 JPH0453552 Y2 JP H0453552Y2
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- air
- optical path
- main body
- radiation thermometer
- air reservoir
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Landscapes
- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
- Radiation Pyrometers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
技術分野
本考案は、放射温度計の測定光路中に空気を送
り込んでその測定光路から異物を排除する放射温
度計用エアーパージ管に係り、特に、安定した層
流状態の空気の流れで測定光路内の異物を良好に
排除し得るエアーパージ管に関するものである。
り込んでその測定光路から異物を排除する放射温
度計用エアーパージ管に係り、特に、安定した層
流状態の空気の流れで測定光路内の異物を良好に
排除し得るエアーパージ管に関するものである。
従来技術
温度計の一種に、被測温体から放射される放射
エネルギーを受光し、その放射エネルギーの大き
さから被測温体の温度を測定する放射温度計があ
る。このような放射温度計においては、被測温体
から放射された放射エネルギーが放射温度計に入
射するまでの経路、すなわち放射温度計の測定光
路中に、煙や粉塵、油煙等の異物が存在すると、
放射エネルギーが反射されたり吸収されたりして
測温精度が損なわれる。このため、円筒形状を成
してその円筒内を前記測定光路が通るように放射
温度計の先端部に取り付けられ、その円筒内に空
気を送り込んで測定光路から異物を排除するエア
ーパージ管が従来から多用されている。
エネルギーを受光し、その放射エネルギーの大き
さから被測温体の温度を測定する放射温度計があ
る。このような放射温度計においては、被測温体
から放射された放射エネルギーが放射温度計に入
射するまでの経路、すなわち放射温度計の測定光
路中に、煙や粉塵、油煙等の異物が存在すると、
放射エネルギーが反射されたり吸収されたりして
測温精度が損なわれる。このため、円筒形状を成
してその円筒内を前記測定光路が通るように放射
温度計の先端部に取り付けられ、その円筒内に空
気を送り込んで測定光路から異物を排除するエア
ーパージ管が従来から多用されている。
例えば、第4図に示されているものはその一例
で、一体的に螺合された第1ブロツク1および第
2ブロツク2から成る円筒形状の本体3には、そ
れ等両ブロツク1と2との間に円環形状のエアー
溜4が形成され、供給ポート5から空気が供給さ
れるようになつている。エアー溜4内に供給され
た空気は、放射温度計6の測定光路の中心すなわ
ち本体3の軸線lを中心として等角度間隔で第2
ブロツク2に設けられた複数(例えば6個程度)
の小孔7から噴出させられ、第1ブロツク1の壁
面8に衝突して反射された後、測定光路内を軸線
lに沿つて流出させられる。そして、この空気の
流出により、測定光路から煙や粉塵等の異物が排
除される。
で、一体的に螺合された第1ブロツク1および第
2ブロツク2から成る円筒形状の本体3には、そ
れ等両ブロツク1と2との間に円環形状のエアー
溜4が形成され、供給ポート5から空気が供給さ
れるようになつている。エアー溜4内に供給され
た空気は、放射温度計6の測定光路の中心すなわ
ち本体3の軸線lを中心として等角度間隔で第2
ブロツク2に設けられた複数(例えば6個程度)
の小孔7から噴出させられ、第1ブロツク1の壁
面8に衝突して反射された後、測定光路内を軸線
lに沿つて流出させられる。そして、この空気の
流出により、測定光路から煙や粉塵等の異物が排
除される。
考案が解決しようとする問題点
ところで、このようなエアーパージ管において
は、測定光路内の異物を良好に排除する上で、上
記測定光路内の空気を澱みのない層流状態とする
ことが望まれる。しかし、従来のエアーパージ管
は、この点に関して必ずしも充分に満足できるも
のではなく、脈動や乱流等を生じて異物が測定光
路内に滞留したり、外部から測定光路内に異物を
吸い込んだりすることがあつた。
は、測定光路内の異物を良好に排除する上で、上
記測定光路内の空気を澱みのない層流状態とする
ことが望まれる。しかし、従来のエアーパージ管
は、この点に関して必ずしも充分に満足できるも
のではなく、脈動や乱流等を生じて異物が測定光
路内に滞留したり、外部から測定光路内に異物を
吸い込んだりすることがあつた。
例えば、前記第4図のエアーパージ管につい
て、供給する空気にタバコの煙を含ませてその空
気の流動状態を調べてみたところ、概ね良好な層
流状態が得られたけれども、供給する空気の流量
が少ない場合には脈動を生じ易く、多い場合には
乱流傾向が見受けられるなど、空気の供給量によ
つて不安定であつた。
て、供給する空気にタバコの煙を含ませてその空
気の流動状態を調べてみたところ、概ね良好な層
流状態が得られたけれども、供給する空気の流量
が少ない場合には脈動を生じ易く、多い場合には
乱流傾向が見受けられるなど、空気の供給量によ
つて不安定であつた。
問題点を解決するための手段
本考案は以上の事情を背景として為されたもの
であり、その目的とするところは、測定光路中に
送り込まれる空気が常に良好な層流状態となるエ
アーパージ管を提供することにある。
であり、その目的とするところは、測定光路中に
送り込まれる空気が常に良好な層流状態となるエ
アーパージ管を提供することにある。
そして、かかる目的を達成するため、本考案
は、放射温度計の測定光路内に空気を送り込んで
その測定光路から異物を排除する放射温度計用エ
アーパージ管であつて、(a)前記測定光路が円筒内
を通るように前記放射温度計の先端部に取り付け
られる円筒形状の本体と、(b)その本体内に形成さ
れて、その本体の外周部に設けられた供給ポート
から前記空気が供給される円環形状の第1エアー
溜と、(c)前記本体の内周部であつて前記第1エア
ー溜からその本体の軸線方向へ隔てた位置に設け
られ、且つその軸線まわりにおいて略均等にその
第1エアー溜と連通させられた第2エアー溜と、
(d)その第2エアー溜の内壁を構成するように前記
本体に取り付けられ、前記第1エアー溜からその
第2エアー溜内に流入した前記空気を略均等に通
過させて前記測定光路中へ流出させる円筒形状の
エアーフイルタとを有することを特徴とする。
は、放射温度計の測定光路内に空気を送り込んで
その測定光路から異物を排除する放射温度計用エ
アーパージ管であつて、(a)前記測定光路が円筒内
を通るように前記放射温度計の先端部に取り付け
られる円筒形状の本体と、(b)その本体内に形成さ
れて、その本体の外周部に設けられた供給ポート
から前記空気が供給される円環形状の第1エアー
溜と、(c)前記本体の内周部であつて前記第1エア
ー溜からその本体の軸線方向へ隔てた位置に設け
られ、且つその軸線まわりにおいて略均等にその
第1エアー溜と連通させられた第2エアー溜と、
(d)その第2エアー溜の内壁を構成するように前記
本体に取り付けられ、前記第1エアー溜からその
第2エアー溜内に流入した前記空気を略均等に通
過させて前記測定光路中へ流出させる円筒形状の
エアーフイルタとを有することを特徴とする。
作用および考案の効果
このような放射温度計用エアーパージ管におい
て、前記供給ポートから供給された空気は、先
ず、本体内に形成された円環形状の第1エアー溜
内に溜められ、その後、その第1エアー溜と連通
して設けられた第2エアー溜内に流入する。第2
エアー溜は、本体の軸線まわりにおいて略均等に
第1エアー溜と連通させられているため、第1エ
アー溜内に供給された空気は本体の軸線まわりに
おいて略均等に第2エアー溜内へ流入させられ
る。そして、第2エアー溜内に流入した空気は、
その第2エアー溜の内壁を構成するエアーフイル
タを本体の軸線まわりにおいて略均等に通過し、
本体の円筒内すなわち放射温度計の測定光路内へ
流出させられる。
て、前記供給ポートから供給された空気は、先
ず、本体内に形成された円環形状の第1エアー溜
内に溜められ、その後、その第1エアー溜と連通
して設けられた第2エアー溜内に流入する。第2
エアー溜は、本体の軸線まわりにおいて略均等に
第1エアー溜と連通させられているため、第1エ
アー溜内に供給された空気は本体の軸線まわりに
おいて略均等に第2エアー溜内へ流入させられ
る。そして、第2エアー溜内に流入した空気は、
その第2エアー溜の内壁を構成するエアーフイル
タを本体の軸線まわりにおいて略均等に通過し、
本体の円筒内すなわち放射温度計の測定光路内へ
流出させられる。
ここで、上記2つのエアー溜とエアーフイルタ
とを通過させられた空気は、その過程における流
れ方向の変化時やエアーフイルタを通過する際に
圧力分布が均一化され、エアーフイルタから流出
した空気はむらのないゆつくりとした流れで、す
なわち層流状態で測定光路を流動させられる。特
に、本考案のエアーパージ管はエアーフイルタを
備えているため、例えば前記第4図に示されてい
るように流れ方向を変化させるだけのエアーパー
ジ管に比較して、安定した層流状態が得られるよ
うになる。これにより、脈動や乱流等に起因して
異物がその円筒内、すなわち放射温度計の測定光
路内に滞留したり、外部から測定光路内に異物を
吸い込んだりすることが抑制され、放射温度計の
測温精度が向上させられる。
とを通過させられた空気は、その過程における流
れ方向の変化時やエアーフイルタを通過する際に
圧力分布が均一化され、エアーフイルタから流出
した空気はむらのないゆつくりとした流れで、す
なわち層流状態で測定光路を流動させられる。特
に、本考案のエアーパージ管はエアーフイルタを
備えているため、例えば前記第4図に示されてい
るように流れ方向を変化させるだけのエアーパー
ジ管に比較して、安定した層流状態が得られるよ
うになる。これにより、脈動や乱流等に起因して
異物がその円筒内、すなわち放射温度計の測定光
路内に滞留したり、外部から測定光路内に異物を
吸い込んだりすることが抑制され、放射温度計の
測温精度が向上させられる。
また、上記エアーフイルタは円筒形状を成して
いて、その外側から内側へ空気を通過させるよう
になつているため、例えば測定光路を確保するた
めの円穴が中央に形成された円板形状のエアーフ
イルタを用いる場合に比較して、小さな直径寸法
で同等の空気通過面積を得ることができ、エアー
パージ管を小型且つ軽量に構成することができ
る。
いて、その外側から内側へ空気を通過させるよう
になつているため、例えば測定光路を確保するた
めの円穴が中央に形成された円板形状のエアーフ
イルタを用いる場合に比較して、小さな直径寸法
で同等の空気通過面積を得ることができ、エアー
パージ管を小型且つ軽量に構成することができ
る。
実施例
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
第1図において、10は図示しない被測温体か
ら放射された放射エネルギーを集光レンズ12に
よつて光電変換素子上に集光し、電気信号に変換
して温度測定を行う放射温度計である。かかる本
実施例の放射温度計10は、高温で粉塵等の異物
が多い環境下に設置されるもので、冷却水が流通
させられる水冷管14内に格納されて冷却される
ようになつているとともに、先端部にはエアーパ
ージ管16およびサイテイングチユーブ18が取
り付けられて、放射エネルギーの入射経路である
放射温度計10の測定光路から粉塵等の異物を排
除するようになつている。第1図の一点鎖線m
は、放射温度計10の軸線すなわち上記測定光路
の中心線であり、エアーパージ管16およびサイ
テイングチユーブ18は何れも円筒形状を成し
て、その軸線が上記中心線mと一致するように配
設されている。なお、かかる第1図は、それ等の
放射温度計10、エアーパージ管16およびサイ
テイングチユーブ18が軸線方向において互いに
分離された状態を示している。また、20は放射
温度計10のカバーである。
ら放射された放射エネルギーを集光レンズ12に
よつて光電変換素子上に集光し、電気信号に変換
して温度測定を行う放射温度計である。かかる本
実施例の放射温度計10は、高温で粉塵等の異物
が多い環境下に設置されるもので、冷却水が流通
させられる水冷管14内に格納されて冷却される
ようになつているとともに、先端部にはエアーパ
ージ管16およびサイテイングチユーブ18が取
り付けられて、放射エネルギーの入射経路である
放射温度計10の測定光路から粉塵等の異物を排
除するようになつている。第1図の一点鎖線m
は、放射温度計10の軸線すなわち上記測定光路
の中心線であり、エアーパージ管16およびサイ
テイングチユーブ18は何れも円筒形状を成し
て、その軸線が上記中心線mと一致するように配
設されている。なお、かかる第1図は、それ等の
放射温度計10、エアーパージ管16およびサイ
テイングチユーブ18が軸線方向において互いに
分離された状態を示している。また、20は放射
温度計10のカバーである。
上記エアーパージ管16は、第2図および第3
図に詳しく示されているように、一体的に螺合さ
れたアルミ鋳物製の第1ブロツク22および第2
ブロツク24から成る円筒形状の本体26を備え
ている。第1ブロツク22の両端にはそれぞれ外
向きフランジ28,30が設けられており、本体
26は、前述のようにその軸線lが前記中心線m
と一致する状態で、換言すれば前記測定光路が本
体26の円筒内を通るように、フランジ28を介
して放射温度計10の先端部に取り付けられる。
また、他方のフランジ30には、前記サイテイン
グチユーブ18が取り付けられるようになつてい
る。
図に詳しく示されているように、一体的に螺合さ
れたアルミ鋳物製の第1ブロツク22および第2
ブロツク24から成る円筒形状の本体26を備え
ている。第1ブロツク22の両端にはそれぞれ外
向きフランジ28,30が設けられており、本体
26は、前述のようにその軸線lが前記中心線m
と一致する状態で、換言すれば前記測定光路が本
体26の円筒内を通るように、フランジ28を介
して放射温度計10の先端部に取り付けられる。
また、他方のフランジ30には、前記サイテイン
グチユーブ18が取り付けられるようになつてい
る。
上記第2ブロツク24は第1ブロツク22より
も小径で且つ短く、それ等の間には円環形状の第
1エアー溜32が形成されている。この第1エア
ー溜32には、第1ブロツク22に設けられた供
給ポート34が開口させられており、ニツプル3
6に結合される図示しないエアー供給管から圧力
空気が供給されるようになつている。供給ポート
34は、第3図から明らかなように本体26の軸
線lに対して偏心して設けられており、円環形状
の第1エアー溜32に対して接線方向から空気を
供給する。したがつて、供給ポート34から第1
エアー溜32内に供給された空気は、その第1エ
アー溜32内を周方向へ流動させられる。
も小径で且つ短く、それ等の間には円環形状の第
1エアー溜32が形成されている。この第1エア
ー溜32には、第1ブロツク22に設けられた供
給ポート34が開口させられており、ニツプル3
6に結合される図示しないエアー供給管から圧力
空気が供給されるようになつている。供給ポート
34は、第3図から明らかなように本体26の軸
線lに対して偏心して設けられており、円環形状
の第1エアー溜32に対して接線方向から空気を
供給する。したがつて、供給ポート34から第1
エアー溜32内に供給された空気は、その第1エ
アー溜32内を周方向へ流動させられる。
また、かかる第2ブロツク24は、その一端
部、すなわち前記フランジ28側に位置する端部
において第1ブロツク22に螺合され、且つOリ
ング38によつて気密にシールされている。しか
し、他端部は、外周側に突き出すフランジ状の突
起40が設けられて、第1ブロツク22の内周面
との間を僅かに狭くしているだけである。この突
起40は、供給ポート34から第1エアー溜32
内に流入した空気が直接第2ブロツク24の他端
側へ流出することを規制するもので、これによ
り、供給ポート34から供給された空気は一旦第
1エアー溜32内に溜められ、その後、突起40
と第1ブロツク22の内周面との間を通過して第
2エアー溜42内へ流出させられる。
部、すなわち前記フランジ28側に位置する端部
において第1ブロツク22に螺合され、且つOリ
ング38によつて気密にシールされている。しか
し、他端部は、外周側に突き出すフランジ状の突
起40が設けられて、第1ブロツク22の内周面
との間を僅かに狭くしているだけである。この突
起40は、供給ポート34から第1エアー溜32
内に流入した空気が直接第2ブロツク24の他端
側へ流出することを規制するもので、これによ
り、供給ポート34から供給された空気は一旦第
1エアー溜32内に溜められ、その後、突起40
と第1ブロツク22の内周面との間を通過して第
2エアー溜42内へ流出させられる。
第2エアー溜42は、軸線lと平行な方向にお
いて上記第1エアー溜32に隣接して第1ブロツ
ク22の内周部に設けられているとともに、その
全周において第1エアー溜32と連通させられて
いる。このため、第1エアー溜32内の空気は軸
線lまわりにおいて略均等に第2エアー溜42内
へ流動させられる。
いて上記第1エアー溜32に隣接して第1ブロツ
ク22の内周部に設けられているとともに、その
全周において第1エアー溜32と連通させられて
いる。このため、第1エアー溜32内の空気は軸
線lまわりにおいて略均等に第2エアー溜42内
へ流動させられる。
一方、第2ブロツク24の上記他端部には、円
筒形状を成すエアーフイルタ44が同心に設けら
れ、前記第2エアー溜24の内壁を構成してい
る。このエアーフイルタ44は、BC3種(青銅鋳
物)相当の焼結金属多孔体から成り、その濾過精
度は120μm程度である。そして、かかるエアーフ
イルタ44は、その一端部において接着剤等によ
り第2ブロツク24に固着され、他端部は、第2
ブロツク24が第1ブロツク22に螺合されるこ
とにより、その第1ブロツク22のフランジ30
側の端部に充填剤46を介して気密に当接させら
れるようになつている。したがつて、前記第2エ
アー溜42内に略均等に流入させられた空気はエ
アーフイルタ44の全外周面から略均等に内周側
へ通過させられ、エアーパージ管16の円筒内、
すなわち放射温度計10の測定光路中に送り込ま
れる。そして、その測定光路の中心線mに沿つ
て、エアーパージ管16からサイテイングチユー
ブ18内を先端側へ流動させられる。
筒形状を成すエアーフイルタ44が同心に設けら
れ、前記第2エアー溜24の内壁を構成してい
る。このエアーフイルタ44は、BC3種(青銅鋳
物)相当の焼結金属多孔体から成り、その濾過精
度は120μm程度である。そして、かかるエアーフ
イルタ44は、その一端部において接着剤等によ
り第2ブロツク24に固着され、他端部は、第2
ブロツク24が第1ブロツク22に螺合されるこ
とにより、その第1ブロツク22のフランジ30
側の端部に充填剤46を介して気密に当接させら
れるようになつている。したがつて、前記第2エ
アー溜42内に略均等に流入させられた空気はエ
アーフイルタ44の全外周面から略均等に内周側
へ通過させられ、エアーパージ管16の円筒内、
すなわち放射温度計10の測定光路中に送り込ま
れる。そして、その測定光路の中心線mに沿つ
て、エアーパージ管16からサイテイングチユー
ブ18内を先端側へ流動させられる。
このような本実施例のエアーパージ管16は、
供給ポート34から供給された圧力空気が、2つ
のエアー溜32,42およびエアーフイルタ44
を通過して測定光路内へ送り出されるようになつ
ているため、その過程における流れ方向の変化時
やエアーフイルタ44を通過する際に圧力分布が
均一化され、エアーフイルタ44から流出した空
気は層流状態、すなわちむらのないゆつくりとし
た流れで測定光路を流動させられる。特に、この
エアーパージ管16はエアーフイルタ44を備え
ているため、例えば前記第4図に示されているよ
うに流れ方向を変化させるだけのエアーパージ管
に比較して、空気供給量の変化等に拘らず常に安
定した層流状態が得られるようになるのである。
これにより、脈動や乱流等に起因して異物が測定
光路内に滞留したり、外部から測定光路内に異物
を吸い込んだりすることが抑制され、測定光路か
ら異物が良好に排除されるようになつて放射温度
計10の測温精度が向上させられる。
供給ポート34から供給された圧力空気が、2つ
のエアー溜32,42およびエアーフイルタ44
を通過して測定光路内へ送り出されるようになつ
ているため、その過程における流れ方向の変化時
やエアーフイルタ44を通過する際に圧力分布が
均一化され、エアーフイルタ44から流出した空
気は層流状態、すなわちむらのないゆつくりとし
た流れで測定光路を流動させられる。特に、この
エアーパージ管16はエアーフイルタ44を備え
ているため、例えば前記第4図に示されているよ
うに流れ方向を変化させるだけのエアーパージ管
に比較して、空気供給量の変化等に拘らず常に安
定した層流状態が得られるようになるのである。
これにより、脈動や乱流等に起因して異物が測定
光路内に滞留したり、外部から測定光路内に異物
を吸い込んだりすることが抑制され、測定光路か
ら異物が良好に排除されるようになつて放射温度
計10の測温精度が向上させられる。
また、上記エアーフイルタ44は円筒形状を成
しているため、例えば放射温度計10の測定光路
を確保するための円穴が中央に形成された円板形
状のエアーフイルタを用いる場合に比較して、小
さな直径寸法で同等の空気通過面積を得ることが
でき、エアーパージ管16が小型且つ軽量に構成
されるのである。
しているため、例えば放射温度計10の測定光路
を確保するための円穴が中央に形成された円板形
状のエアーフイルタを用いる場合に比較して、小
さな直径寸法で同等の空気通過面積を得ることが
でき、エアーパージ管16が小型且つ軽量に構成
されるのである。
なお、かかる本実施例のエアーパージ管16の
供給ポート34からタバコの煙を吹き込んで空気
の流動状態を調べてみたところ、前記第4図の従
来例に比較して、吹込み力を変えても安定した層
流状態で空気が流動することが確認された。
供給ポート34からタバコの煙を吹き込んで空気
の流動状態を調べてみたところ、前記第4図の従
来例に比較して、吹込み力を変えても安定した層
流状態で空気が流動することが確認された。
以上、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細
に説明したが、本考案は他の態様で実施すること
もできる。
に説明したが、本考案は他の態様で実施すること
もできる。
例えば、前記実施例ではエアーフイルタ44と
して焼結金属多孔体が用いられているが、その材
質を変更し得ることは勿論、発泡樹脂や発泡金
属、或いはセラミツクス多孔体など、他の製法等
によるエアーフイルタを採用することも可能であ
る。また、その濾過精度も適宜変更できる。
して焼結金属多孔体が用いられているが、その材
質を変更し得ることは勿論、発泡樹脂や発泡金
属、或いはセラミツクス多孔体など、他の製法等
によるエアーフイルタを採用することも可能であ
る。また、その濾過精度も適宜変更できる。
また、前記実施例の第2エアー溜42はその全
周において第1エアー溜32と連通させられてい
るが、突起40が設けられた部分に仕切板等を設
けるとともに等角度間隔で複数の連通孔を形成す
るようにしても差支えない。
周において第1エアー溜32と連通させられてい
るが、突起40が設けられた部分に仕切板等を設
けるとともに等角度間隔で複数の連通孔を形成す
るようにしても差支えない。
また、上記第2エアー溜42は軸線lと平行な
方向において第1エアー溜32よりも測定光路の
先端側、すなわち第2図の左側に設けられている
が、これ等のエアー溜32,42の位置を逆にし
ても差支えない。
方向において第1エアー溜32よりも測定光路の
先端側、すなわち第2図の左側に設けられている
が、これ等のエアー溜32,42の位置を逆にし
ても差支えない。
また、前記実施例の本体26はアルミ鋳物製の
2つのブロツク22,24から構成されている
が、この構造や材質等は放射温度計10の使用条
件等を考慮して適宜設定されるものである。
2つのブロツク22,24から構成されている
が、この構造や材質等は放射温度計10の使用条
件等を考慮して適宜設定されるものである。
その他一々例示はしないが、本考案はその精神
を逸脱することなく当業者の知識に基づいて種々
の変更、改良を加えた態様で実施することができ
る。
を逸脱することなく当業者の知識に基づいて種々
の変更、改良を加えた態様で実施することができ
る。
第1図は本考案の一実施例であるエアーパージ
管を備えた放射温度計を説明する図で、軸線方向
において各部を分離して示した正面図である。第
2図は第1図のエアーパージ管の縦断面図であ
る。第3図は第2図における−断面図であ
る。第4図は従来のエアーパージ管の一例を説明
する断面図である。 10……放射温度計、16……エアーパージ
管、26……本体、32……第1エアー溜、34
……供給ポート、42……第2エアー溜、44…
…エアーフイルタ、l……エアーパージ管の軸
線、m……測定光路の中心線。
管を備えた放射温度計を説明する図で、軸線方向
において各部を分離して示した正面図である。第
2図は第1図のエアーパージ管の縦断面図であ
る。第3図は第2図における−断面図であ
る。第4図は従来のエアーパージ管の一例を説明
する断面図である。 10……放射温度計、16……エアーパージ
管、26……本体、32……第1エアー溜、34
……供給ポート、42……第2エアー溜、44…
…エアーフイルタ、l……エアーパージ管の軸
線、m……測定光路の中心線。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 放射温度計の測定光路中に空気を送り込んで該
測定光路から異物を排除する放射温度計用エアー
パージ管であつて、 前記測定光路が円筒内を通るように前記放射温
度計の先端部に取り付けられる円筒形状の本体
と、 該本体内に形成されて、該本体の外周部に設け
られた供給ポートから前記空気が供給される円環
形状の第1エアー溜と、 前記本体の内周部であつて前記第1エアー溜か
ら該本体の軸線方向へ隔てた位置に設けられ、且
つ該軸線まわりにおいて略均等に該第1エアー溜
と連通させられた円環形状の第2エアー溜と、 該第2エアー溜の内壁を構成するように前記本
体に取り付けられ、前記第1エアー溜から該第2
エアー溜内に流入した前記空気を略均等に通過さ
せて前記測定光路中へ流出させる円筒形状のエア
ーフイルタと を有することを特徴とする放射温度計用エアーパ
ージ管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12814587U JPH0453552Y2 (ja) | 1987-08-24 | 1987-08-24 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12814587U JPH0453552Y2 (ja) | 1987-08-24 | 1987-08-24 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6433042U JPS6433042U (ja) | 1989-03-01 |
| JPH0453552Y2 true JPH0453552Y2 (ja) | 1992-12-16 |
Family
ID=31381204
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12814587U Expired JPH0453552Y2 (ja) | 1987-08-24 | 1987-08-24 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0453552Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2554654Y2 (ja) * | 1992-08-05 | 1997-11-17 | 新日本製鐵株式会社 | 光学検出装置 |
-
1987
- 1987-08-24 JP JP12814587U patent/JPH0453552Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6433042U (ja) | 1989-03-01 |
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