JPH0453889B2 - - Google Patents
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- JPH0453889B2 JPH0453889B2 JP27277985A JP27277985A JPH0453889B2 JP H0453889 B2 JPH0453889 B2 JP H0453889B2 JP 27277985 A JP27277985 A JP 27277985A JP 27277985 A JP27277985 A JP 27277985A JP H0453889 B2 JPH0453889 B2 JP H0453889B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- swellable
- rubber
- present
- parts
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- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Sealing Material Composition (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は水膨潤性発泡シーリング材に関し、特
に水を吸収して膨脹する速度が大きく、膨脹圧が
小さく、膨脹した後、乾燥しても収縮が少ない水
膨潤性発泡シーリング材に関するものである。 本発明のシーリング材は、土木建築分野で止水
性能が十分発揮され、特に地上構造物の止水材と
して有効である。 〔従来技術及び問題点〕 従来、水膨潤性シール材としては、ポリアクリ
ル酸ソーダ、澱粉、カルボキシメチルセルロー
ス、ポリエチレングリコール等の吸水物質をゴム
或いはプラスチツク等に添加して水膨潤性を付与
したものが使用されているが、これらはいずれも
乾燥すると殆どもとの状態まで収縮してしまう。
又、これらの水膨潤性シール材は、上記吸水物質
が水溶性で溶出してしまうため次第に水膨潤割合
が落ちてくる。 更にコンクリートの打継部分の止水材として使
用する場合、水膨潤による膨脹圧でコンクリート
が初期段階においてヒビ割れ或いは破壊されるた
め、使用上種々の制約があつた。 〔問題点を解決するめの手段〕 本発明者らは上記問題点を改良すべく、鋭意研
究の結果、本発明を完成するに到つた。 即ち、本発明の水膨潤性発泡シーリング材は、
必須の構成成分として、水膨潤性物質()と水
硬性物質()とゴム類()とを含有し、発泡
剤により発泡されていることを特徴とするもので
ある。 本発明に於いて水膨潤性物質()は、シーリ
ング材の使用目的に応じてて適宜選択できるが、
ゴム及び(或いは)エラストマー(以下ゴム類と
称する)と混練しうるものが好ましく、水膨潤ウ
レタン樹脂、カルボキシメチルセルロース、ポリ
ビニルアルコール、ポリエチレングライコール、
ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース
等を単独或いは混合して使用することができ、そ
の他に通常吸水性樹脂と称されているもの等も使
用できる。なかでも好ましいのは水膨潤ウレタン
樹脂である。 上記水膨潤ウレタン樹脂としては、水硬性物質
と混合する際ペースト状のもの或いはエラストマ
ーが好ましいが、特にペースト状のものが好まし
い。 ペースト状水膨潤ウレタン樹脂としては、末端
イソシアネート基含有水膨潤性ポリウレタンプレ
ポリマーと水及び/又は硬化剤の反応によつて得
られる樹脂がある。 該末端イソシアネート基含有水膨潤性ポリウレ
タンプレポリマーとしては、例えば水酸基当量が
400〜6000のエチレンオキサイド・プロピレンオ
キサイドランダム/ブロツク重合ポリオキシアル
キレングリコールを有機ジイソシアネートと常法
により反応せしめて得られるプロピレンオキサイ
ド/エチレンオキサイド比7/3〜0/10のプレ
ポリマーが挙げられる。 該プレポリマーは水又はアミン系、ポリオール
系等の硬化剤によつて常法により部分的に硬化さ
れ、ペースト状態の水膨潤性ウレタン樹脂とする
ことができる。硬化は水と硬化剤を併用して行つ
てもよい。硬化剤としては4,4′−メチレン−ビ
ス−2−クロルアニリン、1,4−ブタンジオー
ル、ハイドロキノン−ビス−(β−ヒドロキシ)
エーテル、レゾルシノール−ビス−(β−ヒドロ
キシ)エーテル、1,2−ビス−(2−アミノフ
エノールチオ)エタン、トリメチレングリコー
ル・ジ−p−アミノベンゾエート等を単独ないし
併用して用いることができる。 又、ここで通常吸水性樹脂と称されているもの
としては、カルボキシル基、カルボン酸塩、カル
ボン酸アミド、カルボン酸イミド、カルボン酸無
水物等のカルボキシル基またはカルボキシル基に
誘導しうる基を分子内に1個もしくは2個有する
α,β−不飽和化合物を主成分とし、必要に応じ
てその他のα,β−不飽和化合物を加え重合させ
たもの或いは更にこれらをイソシアネート類等で
変性したものが挙げられる。 このような吸水性樹脂としては、デンプン/ア
クリル酸グラフト共重合体、スチレン−無水マレ
イン酸共重合体の塩、ポリアクリル酸ソーダの架
橋物、ポリビニルアルコール/無水マレイン酸反
応体の架橋物、ビニルエステル/エチレン系不飽
和カルボン酸またはその誘導体のケン化物など公
知の高吸水性高分子を挙げることができる。 また、本発明に於いて、水硬性物質()とし
ては、水硬性セメントが好ましく、その他、石コ
ウ、潜在水硬性物質も使用できる。又、水硬性物
質にセメント系急硬剤を添加するのが更に好まし
い。 ここで水硬性セメントとしては、通常、白色、
早強等の各種ポルトランドセメント、高炉セメン
ト等の特殊セメント或いは粒子径で分類されたコ
ロイドセメント等を適宜用いることができる。 セメント系急硬剤としては、カルシウムアルミ
ネート系無機物、即ち3CaO・AI2O3、CaO・
Al2O3、12CaO・7Al2O3、CaO・2Al2O3、CaO・
6Al2O3等のCaOとal2O3の焼成物、溶融混合物、
或いはこれに石コウ等を混合したカルシウムスル
ホアルミネート等を挙げることができ、市販品と
してはデンカES(電気化学(株)製商品名)などが挙
げられる。 本発明に用いられるゴムとしては、天然ゴム、
合成ゴム又は再生ゴムがあり、例えば天然ゴム、
スチレンブタンジエンゴム、イソプレンゴム、ア
クリロニトリルブタジエンゴム、クロロプレンゴ
ム、エチレンプロピレンターポリマー、ブチルゴ
ムとそれらの再生ゴムなどのうちから用途及び目
的によつて選択される。 本発明においては、また上記ゴムに代え、或い
はゴムと共にエラストマーを使用でき、このよう
なエラストマーとしては、ポリウレタン、ポリオ
レフイン、ポリスチレン等がある。 本発明において用いられる発泡剤としては、
N,N′−ジニトロソペンタメチレンテトラミン、
アゾジカルボキンアミド、p,p′−オキシビス
(ベンゼンスルホニルヒドラジド)等の有機発泡
剤、マイクロカプセル型発泡剤などが挙げられ
る。又、尿素系或いは有機酸系の発泡助剤を適宜
使用するとができる。 又、本発明の場合、分子間に橋かけを生じさせ
る物質を添加した方が、発泡体の製造の容易性、
発泡体の物性等を向上させるので好ましい。 本発明に用いられる分子間に橋かけを生じさせ
る物質とは、水膨潤性物質、ゴム類の各分子間に
橋かけ結合を生じさせることのできるような物質
であり、イオウ、塩化イオウ、有機過酸化物、有
機イオウ化合物、金属酸化物、アルキルフエノー
ル樹脂等のゴム加硫剤、ポリチオール化合物、ポ
リアミン化合物、アゾ化合物等を用いることがで
きる。イオウ及び有機過酸化物による架橋が特に
好ましい。 イオウは粉末イオウが好ましく、適当な有機過
酸化物としては、ベンゾイルパーオキシド、ジク
ミルパーオキシド、メチルエチルケトンパーオキ
シド、ラウリルパーオキシド、シクロヘキサノン
パーオキシド、t−ブチルパーベンゾエート、t
−ブチルヒドロパーオキシド、t−ブチルベンゼ
ンパーオキシド、クメンヒドロパーオキシド、t
−ブチルパーオクトエート等がある。 適当な有機イオウ化合物としては、テトラメチ
ルチウラムジスルフイド(TT)、N,N′−ジチ
オビススモルホリン等がある。 適当な金属酸化物としては、亜鉛華、マグネシ
ア、リサージ等がある。 適当なアルキルフエノール樹脂としては、メチ
ロール基を7〜10%含むアルキルフエノールホル
ムアルデヒド樹脂がある。 適当なポリチオール化合物としては、トリメチ
ロールプロパントリチオグリコレート、トリメチ
ロールプロパントリ(3−メルカプトプロピオネ
ート)、グリコールジメルカプトプロピオネート、
グリコールジメルカプトアセテート、ペンタエリ
ストールテトラ(3−メルカプトプロピオネー
ト)、ペンタエリスリトールテトラチオグリコレ
ート、ジペンタエリスリトールヘキサ(3−メル
カプトプロピオネート)等がある。 適当なポリアミン化合物としては、アルデヒド
−アミン縮合物、グアニジン類等がある。 適当なアゾ化合物としては、アゾビスイソブチ
ロニトリル、2−t−ブチルアゾ−2−シアノ−
4−メチルペンタン、4−t−ブチルアゾ−4−
シアノ−吉草酸等がある。 以上の橋かけ剤は1種又は2種以上を適宜組み
合わせて用いることが可能であり、その配合量は
ゴム類()100部(重量基準、以下同じ)に対
して0.5〜10部が適当である。 本発明の水膨潤性発泡シーリング材中の水膨潤
性物質()の含有量は、ゴム類()100部に
対して、水膨潤性物質()20〜250部が好まし
く、特に60〜180部を用いるのが好ましい。 又、水硬性物質()の含有量は、本発明の水
膨潤性発泡シーリング材の水膨潤率及び物性との
関係で適宜選択できるが、ゴム類()100部に
対して、水硬性物質()20〜300部が好ましく、
50〜150部が更に好ましい。 水硬性物質及びその他の無機添加物が添加され
ている場合には、その合計量が少ない方が発泡体
を容易に製造できるが、乾燥時の収縮性が大きく
なるので、使用目的に応じて適宜選択するのが良
い。 又、更に上記水硬性物質()にセメント系急
硬剤を添加する場合は、その添加量は水硬性物質
()100部に対し30〜150部が好ましく、特に50
〜100部が好ましい。更に、水硬性物質()、無
機添加物及びセメント系急硬剤の合計量は、水膨
潤性物質()とゴム類()の合計量100部に
対して、20〜500部が好ましく、特に100〜300部
が好ましい。 又、発泡剤の添加量は、使用する発泡剤の種
類、発泡体の比重、水膨脹速度等を考慮し、適宜
選択できるが、ゴム類()100部に対して、発
泡剤0.3〜20部が好ましい。 本発明のシーリング材の水膨潤率は20〜350(容
量)%であり、好ましくは40〜250(容量)%であ
る。 本発明の水膨潤性発泡シーリング材は、適宜の
方法で成形し、シール材として使用できるが、ロ
ール、ニーダー、バンバリーミキサーなど通常の
ゴム混練機を用いて配合し、押出成形機、プレス
成形機により成形するのが好ましい。 上記水膨潤性物質()とゴム類()に橋か
け剤を加え、更に発泡剤、発泡助剤、加硫促進
剤、加硫助剤、軟化剤、老化防止剤、粘着剤等の
一般的ゴム配合剤を適宜選択して配合し、更に水
硬性物質()、セメント系急硬剤、無機添加剤
等を加え、次いで練りロール、バンバリーミキサ
ー等を用いて混練りを行う。これを成形後プレ
ス、発泡及び加硫処理(通常は120℃以上)を行
つて水膨潤性発泡シーリング材を得る。 加硫処理は熱加硫、蒸気加硫、熱空気加硫に限
らず自然加硫、熱湯加硫、冷加硫でもよい。 橋かけ剤を使用した場合はこのように水膨潤性
発泡シーリング材においては水膨潤性物質()
とゴム類()が相互に一体となつて架橋されて
いるのが特徴である。 〔発明の効果〕 本発明の水膨潤性発泡シーリング材は、水膨潤
性に優れ、機械的特性、止水特性に優れ、止水
材、パツキング材等として広範な用途に用いられ
る。 本発明の水膨潤性発泡シーリング材は、水を吸
収後水硬性物質の骨格(マトリツクス)ができる
ので水中で安定性がよく、乾燥しても収縮が少な
い。 本発明の水膨潤性発泡シーリング材は、水膨潤
する際の膨脹圧が小さいため、コンクリートの打
継部の止水に使用する場合、コンクリートのヒビ
割れ等のトラブルがなく、比較的薄いコンクリー
ト打継部にも使用可能である。更に海水でも淡水
と同程度の膨潤が得られる。 〔実施例〕 以下、実施例により本発明を更に詳述する。 実施例1〜4及び比較例1 表1に示す配合(単位は重量部)を20cmオープ
ンロールで混練りし、配合品1〜5を作成した。
に水を吸収して膨脹する速度が大きく、膨脹圧が
小さく、膨脹した後、乾燥しても収縮が少ない水
膨潤性発泡シーリング材に関するものである。 本発明のシーリング材は、土木建築分野で止水
性能が十分発揮され、特に地上構造物の止水材と
して有効である。 〔従来技術及び問題点〕 従来、水膨潤性シール材としては、ポリアクリ
ル酸ソーダ、澱粉、カルボキシメチルセルロー
ス、ポリエチレングリコール等の吸水物質をゴム
或いはプラスチツク等に添加して水膨潤性を付与
したものが使用されているが、これらはいずれも
乾燥すると殆どもとの状態まで収縮してしまう。
又、これらの水膨潤性シール材は、上記吸水物質
が水溶性で溶出してしまうため次第に水膨潤割合
が落ちてくる。 更にコンクリートの打継部分の止水材として使
用する場合、水膨潤による膨脹圧でコンクリート
が初期段階においてヒビ割れ或いは破壊されるた
め、使用上種々の制約があつた。 〔問題点を解決するめの手段〕 本発明者らは上記問題点を改良すべく、鋭意研
究の結果、本発明を完成するに到つた。 即ち、本発明の水膨潤性発泡シーリング材は、
必須の構成成分として、水膨潤性物質()と水
硬性物質()とゴム類()とを含有し、発泡
剤により発泡されていることを特徴とするもので
ある。 本発明に於いて水膨潤性物質()は、シーリ
ング材の使用目的に応じてて適宜選択できるが、
ゴム及び(或いは)エラストマー(以下ゴム類と
称する)と混練しうるものが好ましく、水膨潤ウ
レタン樹脂、カルボキシメチルセルロース、ポリ
ビニルアルコール、ポリエチレングライコール、
ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース
等を単独或いは混合して使用することができ、そ
の他に通常吸水性樹脂と称されているもの等も使
用できる。なかでも好ましいのは水膨潤ウレタン
樹脂である。 上記水膨潤ウレタン樹脂としては、水硬性物質
と混合する際ペースト状のもの或いはエラストマ
ーが好ましいが、特にペースト状のものが好まし
い。 ペースト状水膨潤ウレタン樹脂としては、末端
イソシアネート基含有水膨潤性ポリウレタンプレ
ポリマーと水及び/又は硬化剤の反応によつて得
られる樹脂がある。 該末端イソシアネート基含有水膨潤性ポリウレ
タンプレポリマーとしては、例えば水酸基当量が
400〜6000のエチレンオキサイド・プロピレンオ
キサイドランダム/ブロツク重合ポリオキシアル
キレングリコールを有機ジイソシアネートと常法
により反応せしめて得られるプロピレンオキサイ
ド/エチレンオキサイド比7/3〜0/10のプレ
ポリマーが挙げられる。 該プレポリマーは水又はアミン系、ポリオール
系等の硬化剤によつて常法により部分的に硬化さ
れ、ペースト状態の水膨潤性ウレタン樹脂とする
ことができる。硬化は水と硬化剤を併用して行つ
てもよい。硬化剤としては4,4′−メチレン−ビ
ス−2−クロルアニリン、1,4−ブタンジオー
ル、ハイドロキノン−ビス−(β−ヒドロキシ)
エーテル、レゾルシノール−ビス−(β−ヒドロ
キシ)エーテル、1,2−ビス−(2−アミノフ
エノールチオ)エタン、トリメチレングリコー
ル・ジ−p−アミノベンゾエート等を単独ないし
併用して用いることができる。 又、ここで通常吸水性樹脂と称されているもの
としては、カルボキシル基、カルボン酸塩、カル
ボン酸アミド、カルボン酸イミド、カルボン酸無
水物等のカルボキシル基またはカルボキシル基に
誘導しうる基を分子内に1個もしくは2個有する
α,β−不飽和化合物を主成分とし、必要に応じ
てその他のα,β−不飽和化合物を加え重合させ
たもの或いは更にこれらをイソシアネート類等で
変性したものが挙げられる。 このような吸水性樹脂としては、デンプン/ア
クリル酸グラフト共重合体、スチレン−無水マレ
イン酸共重合体の塩、ポリアクリル酸ソーダの架
橋物、ポリビニルアルコール/無水マレイン酸反
応体の架橋物、ビニルエステル/エチレン系不飽
和カルボン酸またはその誘導体のケン化物など公
知の高吸水性高分子を挙げることができる。 また、本発明に於いて、水硬性物質()とし
ては、水硬性セメントが好ましく、その他、石コ
ウ、潜在水硬性物質も使用できる。又、水硬性物
質にセメント系急硬剤を添加するのが更に好まし
い。 ここで水硬性セメントとしては、通常、白色、
早強等の各種ポルトランドセメント、高炉セメン
ト等の特殊セメント或いは粒子径で分類されたコ
ロイドセメント等を適宜用いることができる。 セメント系急硬剤としては、カルシウムアルミ
ネート系無機物、即ち3CaO・AI2O3、CaO・
Al2O3、12CaO・7Al2O3、CaO・2Al2O3、CaO・
6Al2O3等のCaOとal2O3の焼成物、溶融混合物、
或いはこれに石コウ等を混合したカルシウムスル
ホアルミネート等を挙げることができ、市販品と
してはデンカES(電気化学(株)製商品名)などが挙
げられる。 本発明に用いられるゴムとしては、天然ゴム、
合成ゴム又は再生ゴムがあり、例えば天然ゴム、
スチレンブタンジエンゴム、イソプレンゴム、ア
クリロニトリルブタジエンゴム、クロロプレンゴ
ム、エチレンプロピレンターポリマー、ブチルゴ
ムとそれらの再生ゴムなどのうちから用途及び目
的によつて選択される。 本発明においては、また上記ゴムに代え、或い
はゴムと共にエラストマーを使用でき、このよう
なエラストマーとしては、ポリウレタン、ポリオ
レフイン、ポリスチレン等がある。 本発明において用いられる発泡剤としては、
N,N′−ジニトロソペンタメチレンテトラミン、
アゾジカルボキンアミド、p,p′−オキシビス
(ベンゼンスルホニルヒドラジド)等の有機発泡
剤、マイクロカプセル型発泡剤などが挙げられ
る。又、尿素系或いは有機酸系の発泡助剤を適宜
使用するとができる。 又、本発明の場合、分子間に橋かけを生じさせ
る物質を添加した方が、発泡体の製造の容易性、
発泡体の物性等を向上させるので好ましい。 本発明に用いられる分子間に橋かけを生じさせ
る物質とは、水膨潤性物質、ゴム類の各分子間に
橋かけ結合を生じさせることのできるような物質
であり、イオウ、塩化イオウ、有機過酸化物、有
機イオウ化合物、金属酸化物、アルキルフエノー
ル樹脂等のゴム加硫剤、ポリチオール化合物、ポ
リアミン化合物、アゾ化合物等を用いることがで
きる。イオウ及び有機過酸化物による架橋が特に
好ましい。 イオウは粉末イオウが好ましく、適当な有機過
酸化物としては、ベンゾイルパーオキシド、ジク
ミルパーオキシド、メチルエチルケトンパーオキ
シド、ラウリルパーオキシド、シクロヘキサノン
パーオキシド、t−ブチルパーベンゾエート、t
−ブチルヒドロパーオキシド、t−ブチルベンゼ
ンパーオキシド、クメンヒドロパーオキシド、t
−ブチルパーオクトエート等がある。 適当な有機イオウ化合物としては、テトラメチ
ルチウラムジスルフイド(TT)、N,N′−ジチ
オビススモルホリン等がある。 適当な金属酸化物としては、亜鉛華、マグネシ
ア、リサージ等がある。 適当なアルキルフエノール樹脂としては、メチ
ロール基を7〜10%含むアルキルフエノールホル
ムアルデヒド樹脂がある。 適当なポリチオール化合物としては、トリメチ
ロールプロパントリチオグリコレート、トリメチ
ロールプロパントリ(3−メルカプトプロピオネ
ート)、グリコールジメルカプトプロピオネート、
グリコールジメルカプトアセテート、ペンタエリ
ストールテトラ(3−メルカプトプロピオネー
ト)、ペンタエリスリトールテトラチオグリコレ
ート、ジペンタエリスリトールヘキサ(3−メル
カプトプロピオネート)等がある。 適当なポリアミン化合物としては、アルデヒド
−アミン縮合物、グアニジン類等がある。 適当なアゾ化合物としては、アゾビスイソブチ
ロニトリル、2−t−ブチルアゾ−2−シアノ−
4−メチルペンタン、4−t−ブチルアゾ−4−
シアノ−吉草酸等がある。 以上の橋かけ剤は1種又は2種以上を適宜組み
合わせて用いることが可能であり、その配合量は
ゴム類()100部(重量基準、以下同じ)に対
して0.5〜10部が適当である。 本発明の水膨潤性発泡シーリング材中の水膨潤
性物質()の含有量は、ゴム類()100部に
対して、水膨潤性物質()20〜250部が好まし
く、特に60〜180部を用いるのが好ましい。 又、水硬性物質()の含有量は、本発明の水
膨潤性発泡シーリング材の水膨潤率及び物性との
関係で適宜選択できるが、ゴム類()100部に
対して、水硬性物質()20〜300部が好ましく、
50〜150部が更に好ましい。 水硬性物質及びその他の無機添加物が添加され
ている場合には、その合計量が少ない方が発泡体
を容易に製造できるが、乾燥時の収縮性が大きく
なるので、使用目的に応じて適宜選択するのが良
い。 又、更に上記水硬性物質()にセメント系急
硬剤を添加する場合は、その添加量は水硬性物質
()100部に対し30〜150部が好ましく、特に50
〜100部が好ましい。更に、水硬性物質()、無
機添加物及びセメント系急硬剤の合計量は、水膨
潤性物質()とゴム類()の合計量100部に
対して、20〜500部が好ましく、特に100〜300部
が好ましい。 又、発泡剤の添加量は、使用する発泡剤の種
類、発泡体の比重、水膨脹速度等を考慮し、適宜
選択できるが、ゴム類()100部に対して、発
泡剤0.3〜20部が好ましい。 本発明のシーリング材の水膨潤率は20〜350(容
量)%であり、好ましくは40〜250(容量)%であ
る。 本発明の水膨潤性発泡シーリング材は、適宜の
方法で成形し、シール材として使用できるが、ロ
ール、ニーダー、バンバリーミキサーなど通常の
ゴム混練機を用いて配合し、押出成形機、プレス
成形機により成形するのが好ましい。 上記水膨潤性物質()とゴム類()に橋か
け剤を加え、更に発泡剤、発泡助剤、加硫促進
剤、加硫助剤、軟化剤、老化防止剤、粘着剤等の
一般的ゴム配合剤を適宜選択して配合し、更に水
硬性物質()、セメント系急硬剤、無機添加剤
等を加え、次いで練りロール、バンバリーミキサ
ー等を用いて混練りを行う。これを成形後プレ
ス、発泡及び加硫処理(通常は120℃以上)を行
つて水膨潤性発泡シーリング材を得る。 加硫処理は熱加硫、蒸気加硫、熱空気加硫に限
らず自然加硫、熱湯加硫、冷加硫でもよい。 橋かけ剤を使用した場合はこのように水膨潤性
発泡シーリング材においては水膨潤性物質()
とゴム類()が相互に一体となつて架橋されて
いるのが特徴である。 〔発明の効果〕 本発明の水膨潤性発泡シーリング材は、水膨潤
性に優れ、機械的特性、止水特性に優れ、止水
材、パツキング材等として広範な用途に用いられ
る。 本発明の水膨潤性発泡シーリング材は、水を吸
収後水硬性物質の骨格(マトリツクス)ができる
ので水中で安定性がよく、乾燥しても収縮が少な
い。 本発明の水膨潤性発泡シーリング材は、水膨潤
する際の膨脹圧が小さいため、コンクリートの打
継部の止水に使用する場合、コンクリートのヒビ
割れ等のトラブルがなく、比較的薄いコンクリー
ト打継部にも使用可能である。更に海水でも淡水
と同程度の膨潤が得られる。 〔実施例〕 以下、実施例により本発明を更に詳述する。 実施例1〜4及び比較例1 表1に示す配合(単位は重量部)を20cmオープ
ンロールで混練りし、配合品1〜5を作成した。
【表】
【表】
これらの配合品を140℃で10分間プレスし、2
mm厚のシートを得た。シートについて、引張試験
(測定法:JIS K6301)、比重、水浸漬時の膨潤率
(浸漬日数12日の容積変化率)、乾燥21日後の膨潤
率及び膨脹圧を測定した。その結果を表2に示
す。 また、配合品に於いて、水硬性物質及び発泡剤
を使用しないものを比較例1とした。
mm厚のシートを得た。シートについて、引張試験
(測定法:JIS K6301)、比重、水浸漬時の膨潤率
(浸漬日数12日の容積変化率)、乾燥21日後の膨潤
率及び膨脹圧を測定した。その結果を表2に示
す。 また、配合品に於いて、水硬性物質及び発泡剤
を使用しないものを比較例1とした。
【表】
実施例5及び比較例2
実施例1で使用した配合品を140℃で10分間プ
レスし、約2mmのシートを得、リング状に切断
し、耐水圧を測定した。又、比較のためにS社の
発泡体を使用して、同様の測定を行つた。尚、リ
ングの形状は内径12cm、巾2cm、厚さ2mmとし、
S社品については巾2cmの長尺物を用いて同じ形
状にした。又、耐水圧の測定は、上記寸法のリン
グをスペーサー間隔3.0mmの間に置き、膨脹時パ
ツキンとして作用させ、ポンプで水圧をかけた時
に漏水するまでの耐水圧を測定できる装置を使用
し、1Kg/cm2ずつ昇温し、その圧で5分間保持
し、漏水前の最高圧力を耐水圧とした。 結果を表3に示す。
レスし、約2mmのシートを得、リング状に切断
し、耐水圧を測定した。又、比較のためにS社の
発泡体を使用して、同様の測定を行つた。尚、リ
ングの形状は内径12cm、巾2cm、厚さ2mmとし、
S社品については巾2cmの長尺物を用いて同じ形
状にした。又、耐水圧の測定は、上記寸法のリン
グをスペーサー間隔3.0mmの間に置き、膨脹時パ
ツキンとして作用させ、ポンプで水圧をかけた時
に漏水するまでの耐水圧を測定できる装置を使用
し、1Kg/cm2ずつ昇温し、その圧で5分間保持
し、漏水前の最高圧力を耐水圧とした。 結果を表3に示す。
【表】
なかつたが、そこで中断した。
Claims (1)
- 1 必須の構成成分として、水膨潤性物質()
と水硬性物質()とゴム類()とを含有し、
発泡剤により発泡されていることを特徴とする水
膨潤性発泡シーリング材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27277985A JPS62132941A (ja) | 1985-12-04 | 1985-12-04 | 水膨潤性発泡シ−リング材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27277985A JPS62132941A (ja) | 1985-12-04 | 1985-12-04 | 水膨潤性発泡シ−リング材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62132941A JPS62132941A (ja) | 1987-06-16 |
| JPH0453889B2 true JPH0453889B2 (ja) | 1992-08-27 |
Family
ID=17518628
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27277985A Granted JPS62132941A (ja) | 1985-12-04 | 1985-12-04 | 水膨潤性発泡シ−リング材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62132941A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3687008B2 (ja) * | 1994-12-05 | 2005-08-24 | 日本発条株式会社 | 水膨潤性架橋発泡シ−リング材 |
| JP4055093B2 (ja) * | 1998-07-06 | 2008-03-05 | 株式会社スリーボンド | 水膨潤性の止水用ゴム組成物 |
| JP4606049B2 (ja) * | 2004-03-30 | 2011-01-05 | 株式会社スリーボンド | 水膨張性シール材およびシール材を用いたプレキャストコンクリート |
| JP2006241210A (ja) * | 2005-03-01 | 2006-09-14 | Nippon Kagaku Toryo Kk | 水膨潤性塗料組成物及び止水材 |
| JP4777484B1 (ja) * | 2010-09-07 | 2011-09-21 | イデア 株式会社 | 包装用シート状物の収納ケース |
-
1985
- 1985-12-04 JP JP27277985A patent/JPS62132941A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62132941A (ja) | 1987-06-16 |
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