JPH0453905Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0453905Y2 JPH0453905Y2 JP1986158404U JP15840486U JPH0453905Y2 JP H0453905 Y2 JPH0453905 Y2 JP H0453905Y2 JP 1986158404 U JP1986158404 U JP 1986158404U JP 15840486 U JP15840486 U JP 15840486U JP H0453905 Y2 JPH0453905 Y2 JP H0453905Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- eccentric cam
- locking hole
- tightened
- torque
- stud bolt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の目的〕
(産業上の利用分野)
本考案は、被締付体に掛合して所定のトルクを
加えるトルクレンチに係り、特に丸棒状の被締付
体に対する掛止構造の改良に関する。
加えるトルクレンチに係り、特に丸棒状の被締付
体に対する掛止構造の改良に関する。
(従来の技術)
たとえば自動車構成部品を新らたに設計した場
合など、その部品の強度を試験することは、通常
なされている。その構成部品が、金属板に溶接な
どの手段で固着されたスタツドボルトであるとき
は、その固着強度が試験される。
合など、その部品の強度を試験することは、通常
なされている。その構成部品が、金属板に溶接な
どの手段で固着されたスタツドボルトであるとき
は、その固着強度が試験される。
試験方法としては、スタツドボルトにトルクレ
ンチを掛合し、かつ所定のトルクを掛けてスタツ
ドボルトの固着部が金属板から剥離するか否かを
みる。スタツドボルトに掛けるべきトルクレンチ
のトルクは、所定範囲内は調整可能になつてい
る。したがつて、トルクを漸次大に調整すること
により、スタツドボルトが金属板から剥離するト
ルクが分り、よつて固着強度を知ることができ
る。
ンチを掛合し、かつ所定のトルクを掛けてスタツ
ドボルトの固着部が金属板から剥離するか否かを
みる。スタツドボルトに掛けるべきトルクレンチ
のトルクは、所定範囲内は調整可能になつてい
る。したがつて、トルクを漸次大に調整すること
により、スタツドボルトが金属板から剥離するト
ルクが分り、よつて固着強度を知ることができ
る。
なお説明すれば、従来第4図に示すようにして
固着強度の試験がなされる。図中aは金属板であ
る鉄板である。この鉄板aの所定位置には被締付
体であるスタツドボルトbが溶接などの手段で固
着される。スタツドボルトbは、丸棒状の杆部c
と、この杆部cに一体に連設されるネジ部dとか
らなる。上記杆部cの端面が溶接などの手段で鉄
板aに固着される。上記ネジ部dには後述する理
由により、ナツトeが螺合される。トルクレンチ
Taは、掛合部fと把手部gとから構成され、こ
れらは互いに連設され一体となつている。上記掛
合部fはその端部が上記ナツトeに掛脱自在な形
状であり、互いに掛合してから把手部gを回動付
勢することにより、必要なトルクをナツトeに掛
けられる。把手部gには図示しないトルク調整部
が設けられ、作業者が所望のトルクを調節して掛
けられるようになつている。
固着強度の試験がなされる。図中aは金属板であ
る鉄板である。この鉄板aの所定位置には被締付
体であるスタツドボルトbが溶接などの手段で固
着される。スタツドボルトbは、丸棒状の杆部c
と、この杆部cに一体に連設されるネジ部dとか
らなる。上記杆部cの端面が溶接などの手段で鉄
板aに固着される。上記ネジ部dには後述する理
由により、ナツトeが螺合される。トルクレンチ
Taは、掛合部fと把手部gとから構成され、こ
れらは互いに連設され一体となつている。上記掛
合部fはその端部が上記ナツトeに掛脱自在な形
状であり、互いに掛合してから把手部gを回動付
勢することにより、必要なトルクをナツトeに掛
けられる。把手部gには図示しないトルク調整部
が設けられ、作業者が所望のトルクを調節して掛
けられるようになつている。
ところで、上記スタツドボルトbの杆部cは丸
棒状になつているから、上記トルクレンチTaの
掛合部fを掛合することはできない。よつて、ネ
ジ部dにナツトeを螺合し、これに掛合部fを掛
合せざるを得ない。
棒状になつているから、上記トルクレンチTaの
掛合部fを掛合することはできない。よつて、ネ
ジ部dにナツトeを螺合し、これに掛合部fを掛
合せざるを得ない。
したがつて強度試験の都度、ナツトeを用意
し、これをスタツドボルトbのネジ部dに螺合す
るとともに試験終了後は取り外す必要があり、面
倒で手間がかかる。また、試験の際にはナツトe
を介してネジ部dにトルクがかかり、場合によつ
てはスタツドボルトbが鉄板aから剥離する以前
に、いわゆるねじ切れが生じる恐れがある。この
場合には試験が中断され、再度スタツドボルトb
を製製して鉄板aに固着しなければならず、信頼
性がない。
し、これをスタツドボルトbのネジ部dに螺合す
るとともに試験終了後は取り外す必要があり、面
倒で手間がかかる。また、試験の際にはナツトe
を介してネジ部dにトルクがかかり、場合によつ
てはスタツドボルトbが鉄板aから剥離する以前
に、いわゆるねじ切れが生じる恐れがある。この
場合には試験が中断され、再度スタツドボルトb
を製製して鉄板aに固着しなければならず、信頼
性がない。
(考案が解決しようとする問題点)
本考案は上述したような固着強度試験の際のナ
ツトを不要とし、丸棒状の杆部に直接掛合して必
要なトルクを掛けることができ、作業性の向上と
信頼性の向上を図れるトルクレンチを提供するこ
とを目的とする。
ツトを不要とし、丸棒状の杆部に直接掛合して必
要なトルクを掛けることができ、作業性の向上と
信頼性の向上を図れるトルクレンチを提供するこ
とを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
すなわち本考案は、丸棒状の被締付体を遊嵌す
る略楕円状の掛止孔が形成された掛合部と、同掛
合部に一体に連結された把手部と、上記掛止孔の
近傍に配設されるとともに上記被締付体を遊嵌し
た際に同被締付体の延出方向と平行をなす枢支ピ
ンと、同枢支ピン回動自在に枢支される偏心カム
と、同偏心カムに連結された固定用レバーとを備
え、上記偏心カムの外周面は上記固定用レバーの
回動に応じて上記掛止孔に突出するとともに上記
掛止孔の内周面と協働して上記被締付体を締付固
定するよう構成されたことを特徴とするトルクレ
ンチである。
る略楕円状の掛止孔が形成された掛合部と、同掛
合部に一体に連結された把手部と、上記掛止孔の
近傍に配設されるとともに上記被締付体を遊嵌し
た際に同被締付体の延出方向と平行をなす枢支ピ
ンと、同枢支ピン回動自在に枢支される偏心カム
と、同偏心カムに連結された固定用レバーとを備
え、上記偏心カムの外周面は上記固定用レバーの
回動に応じて上記掛止孔に突出するとともに上記
掛止孔の内周面と協働して上記被締付体を締付固
定するよう構成されたことを特徴とするトルクレ
ンチである。
(作用)
このようにして構成することにより、略楕円状
の掛止孔を被締付体の杆部に掛合し、固定用レバ
ーを回動して偏心カムの周壁一部を上記掛止孔に
突出するとともにこの周壁と掛止孔周壁とで上記
被締付体を締付固定できる。このような状態で把
手部を回動すれば、被締付体に所定のトルクを掛
けることができる。
の掛止孔を被締付体の杆部に掛合し、固定用レバ
ーを回動して偏心カムの周壁一部を上記掛止孔に
突出するとともにこの周壁と掛止孔周壁とで上記
被締付体を締付固定できる。このような状態で把
手部を回動すれば、被締付体に所定のトルクを掛
けることができる。
(実施例)
以下、本考案の一実施例を第1図ないし第3図
にもとづいて説明する。トルクレンチTは、第1
図に示すようになつている。1は略円盤状の掛合
部であり、2は上記掛合部1の一部に一体的に連
設される把手部である。上記掛合部1の略中央部
には、略楕円状に形成される掛止孔3が開口す
る。そして、この掛止孔3の近傍に偏心カム4が
回動自在に枢支される。上記偏心カム4は略真円
状であるが、その偏心した位置に枢支ピン5が設
けられるところから、偏心回動可能である。そし
て回動位置によつては、その周壁一部が上記掛止
孔3に突没自在である。特に、突出する部分の周
壁は例えば細かい凹凸をつけるなど滑り止め構造
とするとよい。また、上記掛止孔3の周壁も同様
の滑り止め加工をなすとよい。偏心カム4の周壁
一部には固定用レバー6が連結されていて、掛合
部1および把手部2の上面に沿つて摺動自在であ
る。
にもとづいて説明する。トルクレンチTは、第1
図に示すようになつている。1は略円盤状の掛合
部であり、2は上記掛合部1の一部に一体的に連
設される把手部である。上記掛合部1の略中央部
には、略楕円状に形成される掛止孔3が開口す
る。そして、この掛止孔3の近傍に偏心カム4が
回動自在に枢支される。上記偏心カム4は略真円
状であるが、その偏心した位置に枢支ピン5が設
けられるところから、偏心回動可能である。そし
て回動位置によつては、その周壁一部が上記掛止
孔3に突没自在である。特に、突出する部分の周
壁は例えば細かい凹凸をつけるなど滑り止め構造
とするとよい。また、上記掛止孔3の周壁も同様
の滑り止め加工をなすとよい。偏心カム4の周壁
一部には固定用レバー6が連結されていて、掛合
部1および把手部2の上面に沿つて摺動自在であ
る。
しかして、第2図に示すように、金属板である
鉄板aに被締付体であるスタツドボルトbを溶接
などの手段で固着し、この固着強度を試験するに
は、上述のごとく構成されるトルクレンチTを用
いる。すなわち、偏心カム4の周壁一部が掛止孔
3から突出しないように固定用レバー6を回動
し、かつ掛止孔3を上記スタツドボルトbに挿嵌
する。掛止孔3はスタツドボルトbよりも大なる
直径でかつ楕円状であるから、挿嵌は極く容易で
ある。ついで、固定用レバー6を回動付勢して、
偏心カム4の周壁一部を掛止孔3に突出する。な
お回動付勢すれば、偏心カム4の周壁一部は掛止
孔3から突出し、スタツドボルトbの杆部cに当
接する。最終的には第3図に示すように、スタツ
ドボルトbの杆部cは掛止孔3の周壁一部と偏心
カム4の周壁一部との間で強固に締付けられる。
そこで、トルクレンチTの把手部2をもつて所定
方向に回動付勢し、スタツドボルトTにトルクか
掛けることができる。このとき当然、偏心カム4
の位置がずれることがなく、したがつて杆部cに
対する締付けが緩むことがない。
鉄板aに被締付体であるスタツドボルトbを溶接
などの手段で固着し、この固着強度を試験するに
は、上述のごとく構成されるトルクレンチTを用
いる。すなわち、偏心カム4の周壁一部が掛止孔
3から突出しないように固定用レバー6を回動
し、かつ掛止孔3を上記スタツドボルトbに挿嵌
する。掛止孔3はスタツドボルトbよりも大なる
直径でかつ楕円状であるから、挿嵌は極く容易で
ある。ついで、固定用レバー6を回動付勢して、
偏心カム4の周壁一部を掛止孔3に突出する。な
お回動付勢すれば、偏心カム4の周壁一部は掛止
孔3から突出し、スタツドボルトbの杆部cに当
接する。最終的には第3図に示すように、スタツ
ドボルトbの杆部cは掛止孔3の周壁一部と偏心
カム4の周壁一部との間で強固に締付けられる。
そこで、トルクレンチTの把手部2をもつて所定
方向に回動付勢し、スタツドボルトTにトルクか
掛けることができる。このとき当然、偏心カム4
の位置がずれることがなく、したがつて杆部cに
対する締付けが緩むことがない。
このように上記トルクレンチTは、把手部2が
掛合部1に一体に連結する構造となつていて、把
手部2および掛合部1に作用する回転モーメント
の中心は、被締付体であるスタツドボルトbの軸
心と一致する。すなわち、力の伝達経路が単純で
あるため、各部材間の接合強度あるいは支持強度
を強める必要はない。
掛合部1に一体に連結する構造となつていて、把
手部2および掛合部1に作用する回転モーメント
の中心は、被締付体であるスタツドボルトbの軸
心と一致する。すなわち、力の伝達経路が単純で
あるため、各部材間の接合強度あるいは支持強度
を強める必要はない。
また、掛止孔3を楕円形状としたため、一つの
掛止孔3で直径の異なる複数種の被締付体を締付
け固定することができる。上記掛合部1の外径が
大きくなることがなく、この掛合部1の回動軌跡
が小さくてすみ、作業性が向上する。
掛止孔3で直径の異なる複数種の被締付体を締付
け固定することができる。上記掛合部1の外径が
大きくなることがなく、この掛合部1の回動軌跡
が小さくてすみ、作業性が向上する。
また、被締付体bの締付固定は、把手部2とは
別体の偏心カム4によつてなされるため、把手部
2に加わる力によつて被締付体bの外周面が損傷
することがない。
別体の偏心カム4によつてなされるため、把手部
2に加わる力によつて被締付体bの外周面が損傷
することがない。
なお上記実施例においては、偏心カム4および
固定用レバー6を掛合部1の上面に取付けたが、
これに限定されるものではなく、たとえば掛合部
1を中空状にし、この内部に偏心カム4と固定用
レバー6を収容してもよい。このとき、固定用レ
バー6の端部は掛合部1から突出し、外部から操
作可能とすること勿論である。
固定用レバー6を掛合部1の上面に取付けたが、
これに限定されるものではなく、たとえば掛合部
1を中空状にし、この内部に偏心カム4と固定用
レバー6を収容してもよい。このとき、固定用レ
バー6の端部は掛合部1から突出し、外部から操
作可能とすること勿論である。
また上記実施例においては、被締付体bとして
鉄板aに溶接などの手段で固着したスタツドボル
トを適用したが、これに限定されるものではな
く、要は所定のトルクを掛けることができるもの
全てに適用できること勿論である。
鉄板aに溶接などの手段で固着したスタツドボル
トを適用したが、これに限定されるものではな
く、要は所定のトルクを掛けることができるもの
全てに適用できること勿論である。
以上説明したように本考案によれば、被締付体
に対する極く簡単な操作でトルクを掛けることが
でき、作業性の向上を図れるとともに被締付体の
損傷がなく信頼性の向上を図れるという効果を奏
する。
に対する極く簡単な操作でトルクを掛けることが
でき、作業性の向上を図れるとともに被締付体の
損傷がなく信頼性の向上を図れるという効果を奏
する。
第1図ないし第3図は本考案の一実施例を示
し、第1図はトルクレンチの一部省略した正面
図、第2図はトルクレンチの被締付体に対する掛
合手段を説明する斜視図、第3図はトルク掛けを
説明する斜視図、第4図は本考案の従来例を示す
トルクレンチの被締付体に対するトルク掛けを説
明する斜視図である。 b……被締付体(スタツドボルト)、d……ネ
ジ部、c……杆部、1……掛合部、2……把手
部、3……掛止孔、4……偏心カム、5……枢支
ピン、6……固定用レバー。
し、第1図はトルクレンチの一部省略した正面
図、第2図はトルクレンチの被締付体に対する掛
合手段を説明する斜視図、第3図はトルク掛けを
説明する斜視図、第4図は本考案の従来例を示す
トルクレンチの被締付体に対するトルク掛けを説
明する斜視図である。 b……被締付体(スタツドボルト)、d……ネ
ジ部、c……杆部、1……掛合部、2……把手
部、3……掛止孔、4……偏心カム、5……枢支
ピン、6……固定用レバー。
Claims (1)
- 丸棒状の被締付体を遊嵌する略楕円状の掛止孔
が形成された掛合部と、同掛合部に一体に連結さ
れた把手部と、上記掛止孔の近傍に配設されると
ともに上記被締付体を遊嵌した際に同被締付体の
延出方向と平行をなす枢支ピンと、同枢支ピンに
回動自在に枢支される偏心カムと、同偏心カムに
連結された固定用レバーとを備え、上記偏心カム
の外周面は上記固定用レバーの回動に応じて上記
掛止孔に突出するとともに上記掛止孔の内周面と
協働して上記被締付体を締付固定するよう構成さ
れたことを特徴とするトルクレンチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986158404U JPH0453905Y2 (ja) | 1986-10-16 | 1986-10-16 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986158404U JPH0453905Y2 (ja) | 1986-10-16 | 1986-10-16 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6364471U JPS6364471U (ja) | 1988-04-28 |
| JPH0453905Y2 true JPH0453905Y2 (ja) | 1992-12-17 |
Family
ID=31081861
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986158404U Expired JPH0453905Y2 (ja) | 1986-10-16 | 1986-10-16 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0453905Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5729535B2 (ja) * | 2010-05-28 | 2015-06-03 | トヨタ自動車株式会社 | 結合構造物の剛性評価装置およびその剛性評価方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5233999Y2 (ja) * | 1973-04-26 | 1977-08-03 |
-
1986
- 1986-10-16 JP JP1986158404U patent/JPH0453905Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6364471U (ja) | 1988-04-28 |
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