JPH0454101A - 移植用腎臓の保存方法及び保存装置 - Google Patents

移植用腎臓の保存方法及び保存装置

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JPH0454101A
JPH0454101A JP16426290A JP16426290A JPH0454101A JP H0454101 A JPH0454101 A JP H0454101A JP 16426290 A JP16426290 A JP 16426290A JP 16426290 A JP16426290 A JP 16426290A JP H0454101 A JPH0454101 A JP H0454101A
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JP
Japan
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kidney
divalent
aqueous solution
trivalent iron
solution
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JP16426290A
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Tetsuo Takano
高野 鉄雄
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は移植用腎臓の保存方法及び保存装置に関する
(従来の技術〉 腎臓疾患のため人工透析を余儀なくされた透析患者はそ
の90%以上が腎臓移植を希望していると考えられる。
しかし腎臓バンクには1箇の腎臓の貯えもなく、これで
はバンクと言うにはおこがましい存在であり、はとんど
実効が上っていないと想像される。最大の障害は臓器の
長期保存が出来ないためである。腎臓の場合は死体腎で
よいと言われているが、それでも死後数時間以内の移植
が好ましい事は言うまでもない、一方移植には血液型の
ほか年令、大きさ、疾患の有無などの条件があり、すす
んで自分の腎臓を提供する人は少ないと考えると患者に
とってほとんど希望がないと云わねばならない。
欧米の腎移植は比較的死体腎の場合が多いが、呼吸や循
環が停止して30分以内に腎臓を摘出し冷却した潅流液
で腎臓を洗い低温に保てば、1〜2日保存して移植する
ことも可能になっている、と言われる。その1〜2日が
保存期限の限界のようである。
〈発明が解決しようとする課題〉 死体腎の保存期限が十分長くなれば、提供者の善意によ
り腎臓パンクに各種血液型の腎臓が保存され、随時、適
応患者に移植することが出来る。
本発明者はその可能性を探った。
さて生体組織は一度生体固体から離れると、生体システ
ムが破壊されて組織の機能が失われるため、蛋白質、炭
水化物等の生体成分は直ちに分解をはじめる。これは生
体組織が生体固体から供給される何らかの物質によって
生体システムを保っていた事を意味する。従って、その
何らかの物質を人」二的にケえられるなら、人体から切
離された腎臓も(他の臓器も)長期間、生体機能を保ち
得るはずである。特に腎臓は外部から組織全体に物質を
供給しやすい構造である。
こうして生体の生体機能を保たせる何らかの物質がある
に違いない、それが目的とする摘出腎保存の鍵である。
という仮説を立て、その実現を研究目的とした。
〈課題を解決するための手段〉 科学が進歩したとはいえ、生体システムに関する人類の
研究はまだ緒についたばかりで、生体機能を保たせる何
らかの物質がすでに解明されているとは思えなかったが
、とにかく文献を大々的に調べた。そして驚いたことに
、その物質がすでに発見されていたのである。その物質
が後述する二価、三価鉄塩である。
こうして生まれたこの発明の移植用腎臓の保存方法は二
価又は三価鉄塩の水溶液を潅流液として、摘出した腎臓
の内部を洗滌し、上記水溶液中に漬けて保存することを
特徴とする。
またこの発明の移植用腎臓の保存装置は、二価又は三価
鉄塩の水溶液を入れた水槽と、その槽内液を循環させて
濾過する自動濾過装置とからなり、 上記水槽の槽内液に、摘出した腎臓全体を漬け、上記濾
過装置から槽内液中に垂下し吸込口又は吐出口に、上記
腎臓の腎静脈、尿管と腎動脈との一方を接続し、他方を
槽内液中に開口させて、液の循環を続けるようにしたこ
とを特徴とする。
〈作 用〉 二価、三価鉄塩は各種のイオン反応を制御する。それは
生体機能を保持する働きをする。
その二価又は三価鉄塩の水溶液を潅流液として摘出腎の
内部を洗滌すれば、腎動脈、静脈、尿管の先端の腎小体
、尿細管に至るまで二価、三価鉄塩が滲透し、そのイオ
ン反応抑制作用により生体成分の分解を阻止し、生体機
能を保持させる。この状態でその腎臓を同じ二価又は三
価鉄塩の水溶液に漬けておく、この発明の保存方法によ
れば、摘出腎を長時間、冬眠さた状態に保存することが
出来る。
またこの発明の保存装置は、摘出腎の内部を洗滌する装
置と、洗滌ずみの摘出腎の保存装置とを兼ねる。洗滌の
際は、二価又は三価鉄塩の水溶液を入れた槽内に摘出腎
を沈め、その腎静脈、尿管と腎動脈との一方をポンプ側
に接続し、他方を槽内液中に開口させて濾過装置の循環
路に入れると、槽内の腋が摘出腎内部の隅々を回って、
濾過室で濾過された後、元の槽内へ戻る。摘出腎内部に
まだ血液、尿その他が残留している時は、濾過した液を
槽外に捨て、その分だけ新しい液を槽内に補給してもよ
い。
これを保存装置として使う時は、濾過装置を停めたま−
か、周期的に液を循環させるだけで、腎臓を冬眠させて
おく事ができる。濾過室のか材の交換、洗滌も当初だけ
でよい。
く実 施 例) この発明に用いる二価、三価鉄塩とその製造方法は特開
昭59−190226に公開されており、これは名古屋
大学農学部、山下昭治教授の30年に及ぶ研究の成果で
ある。
その二価、三価鉄塩は、二価鉄と三価鉄との中間の性質
を示す鉄の塩酸塩、硫酸塩、燐酸塩、硝酸塩等の無機塩
、また蟻酸塩、酢酸塩、プロピオン酸塩等の有機塩であ
り、三価鉄の塩類を多量のカセイソーダ、水酸化カリウ
ム、水酸化リチウム、水酸化カルシウム等の強アルカリ
の水溶液に投入して、二価鉄のへの原子価変換を起こさ
せた場合、また二価鉄の塩類を多量の塩酸、硫酸等の強
酸の水溶液に投入して三価鉄への原子価変換を起こさせ
た場合の遷移形態として得られるものである。
その公開公報の明細書には、この二価、三価鉄塩のイオ
ン反応抑制作用を利用した1、金属の防食、2、塩障害
の除去、3、連作障害土壌の改質、4、生体組織保存、
5、植物組織の再生、6、生体成分の非生物合成、7、
防腐、防かび作用、8、抗ウィルス作用、9、制がん作
用等の用例が具体的に示されている0本発明者は上の「
4、生体組織保存」の要件から、前述のように、これこ
そ生物の生体機能を保たせる物質である事を知った。
その実施例は白ネズミなト殺後、直ちに筋肉組織をビン
に入れ、これに処理液を加え、一部室気層を残して密栓
し常温に静置した。同時に対照として筋肉組織に蒸留水
を加えて密栓したものを並べて静置した。
その結果、対照区は一週間後から組織が崩壊し、微生物
が繁殖して水がはげしく涸渇した。ところが処理区の検
体は組織が崩れず、微生物の繁殖が起こらず、液は透明
のま〜12年以上、最初の状態を保った。
上記処理液は塩化鉄(■、■)の10−6M溶液IQm
(lにa−tocopherolおよびUbiquin
one(Co−enzyme Q7)各0.1gの混合
物を加えて懸濁させた後、ethanalで上記脂質部
分を集め、これに界面活性剤としてTween−20,
0,1gを加えて水に分散させ、順次蒸留水で希釈し、
脂質濃度で2 X 10−12M/Lの調整液としたも
のである。
なおこの発明は単に摘出腎の保存だけでなく、腎臓を人
体から切離して、体内における多様な活動をすべて休止
させ、その間に内部の残留物を除いて清掃し、隅々まで
二価、三価鉄塩を滲透させてそのイオン反応抑制による
前述の諸性用を効かせるから、単なる冬眠でなく1組織
の改善、細菌、ウィルス、がん細胞の制圧体制を整える
期間となることも十分考えられる。
このように摘出した腎臓を安全に冬眠させる事が可能に
なると、腎疾患の治療のため患者の片方の腎臓を取出し
て冬眠させ、疾病に応じた治療薬を二価、三価鉄塩水溶
液に追加して、直接的に治療効果を上げた後、患者の体
内へ戻すことも可能になる。
次にこの発明の保存装置の実施例について説明する。
図は観賞魚用の自動濾過装置つき水槽を移植用腎臓の保
存装置に改造した実施例の概略図である。この例では水
槽1の上に自動濾過装置2が載っている。この例では電
磁振動ダイヤフラムポンプ3の吸込口4は槽底近くまで
下がっており、ホース5を介して、摘出腎lOの腎動脈
6に接続している。摘出腎10の腎静脈7の切断端と尿
管8は、液ll中に開口している。
液11は熱論、二価又は三価鉄塩の水溶液であるが、当
初は血栓溶解剤を加えて内部洗浄の完全を期すとよい。
ポンプモータのさし込み3aを電源に接続して始動させ
ると、吸込口4が陰圧になって、腎静脈7、尿管8から
摘出腎10内の残留物を吸い出す。
そしてそのあとに腎動脈6から流入した上記水溶液11
が満たされ、順次吸込口4へ向かう、吸込まれた残留物
、残液等を含む液11は矢印のように上昇して、濾過装
置2のか過室12を沈下する間に濾過される。
濾過室12の底面の穴から流出した液は矢印のように液
溜り13から、導出管14により水槽lへ流下する。あ
るいは導出管14の下端にホースを付けて槽外へ排出し
てもよい。
上記実施例は既製品を利用したためか過室12が簡単な
ものになっているが、これはより大きくして槽外に設け
、炉材も今後研究を進める予定である。
また超音波振動装置を加えて、摘出腎内部を洗浄する間
だけ超音波を加えるとか、流れを時々逆にするとか、速
度を変えるとか、液温を変える等の工夫も考えられる。
またこの装置により摘出胃内部の二価、三価鉄塩水溶液
を生理的食塩水に換える番も可能である。
〈発明の効果〉 この発明は、腎臓移植は摘出後、遅くても1〜2日以内
に行わねばならなかった摘出腎保存技術の遅れを大きく
改善した。
腎疾患を持つ工学博士の一人として本発明者は、現状で
は無に等しい摘出腎保存技術の必要を痛感し、生体組織
が生体個体から離れると機能を失うのは生体個体から組
織−1送られる何らかの物質があるはずで、その物質を
補給して袷れば摘出腎も機能を失わずに保存できる、と
いう仮説を立てた。そして、この発明で、その正当性を
立証し得た。
すなわち研究、調査により本発明者は、名古屋大学山王
教授が開発した、二価、三価鉄塩水溶液こそ上記仮説上
の物質に当たると認め、これを摘出腎の内部洗浄液、浸
漬液とするこの発明とし摘出腎保存技術の基礎知識を提
供し得た。
二価、三価鉄塩の水溶液により内部を洗浄され漬けられ
た摘出腎は、イオン反応を抑制されるため分解し得す、
生体機能を保ったま〜冬眠状態を続ける。従ってこれを
人体に戻せば、血液の流入により酸素とエネルギを受け
て目を覚まし、本来の働きを始めるのである。その冬眠
中、つまり保存中にイオン反応抑制による分解防止にと
(まらず、進んで摘出腎の患部を治療する道も開けた。
またこの発明の移植用腎臓の保存装置は二価、三価鉄塩
水溶液に摘出腎を漬けたまへ、その水溶液を腎内部へ滲
透、循環させ、これを濾過する事を自動的に続けるので
、摘出後直ちにこの保存装置に入れる事により内部洗浄
が自動的に行われ、その後はそのま\槽内に摘出腎を漬
けて長期保存する事も、また槽内液に薬品を追加して治
療効果をあげることも出来る。
この発明により腎パンクに各種、多数の摘出腎を保存し
、データをコンピュータに入れて待機させられる事、ま
た病んだ腎臓を一時摘出して治療する新しい道を開いた
事は、世界の腎臓疾患者仲間に多大の福音をもたらすも
のである。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の移植用腎臓の保存装置の一実施例の説明
図で、図中、1は水槽、2は自動濾過装置である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)二価又は三価鉄塩の水溶液を潅流液として、摘出
    した腎臓の内部を洗滌し、上記水溶液中に漬けて保存す
    ることを特徴とする移植用腎臓の保存方法。
  2. (2)二価又は三価鉄塩の水溶液を入れた水槽と、その
    槽内液を循環させて濾過する自動濾過装置とからなり、 上記水槽の槽内液に、摘出した腎臓全体を漬け、上記濾
    過装置から槽内液中に垂下した吸込口又は吐出口に、上
    記腎臓の腎静脈、尿管と腎動脈との一方を接続し、他方
    を槽内液中に開口させて、液の循環を続けるようにした
    ことを特徴とする移植用腎臓の保存装置。
JP16426290A 1990-06-25 1990-06-25 移植用腎臓の保存方法及び保存装置 Pending JPH0454101A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4835688A (ja) * 1971-09-02 1973-05-25
JPS59190226A (ja) * 1983-04-11 1984-10-29 Shoji Yamashita 二価三価鉄塩およびその製造方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4835688A (ja) * 1971-09-02 1973-05-25
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