JPH0454327Y2 - - Google Patents

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JPH0454327Y2
JPH0454327Y2 JP14246387U JP14246387U JPH0454327Y2 JP H0454327 Y2 JPH0454327 Y2 JP H0454327Y2 JP 14246387 U JP14246387 U JP 14246387U JP 14246387 U JP14246387 U JP 14246387U JP H0454327 Y2 JPH0454327 Y2 JP H0454327Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、パネル等の被取付物相互を連結する
ために用いる連結具に関する。
〔従来の技術〕
従来、パネル等の被取付物相互を連結する連結
具として、第4図に示したように、スクリユー挿
通孔aが穿設された板状上壁体bと、この下面に
突設された互に所定間隔を存して対向する断面く
字状及び逆く字状の2個の板状側壁体c,cと、
これら側壁体c,cの下端面に連設され、スクリ
ユー進入孔dが穿設された厚板状下壁体eとを具
備したものが知られている(実開昭50−39661号、
同54−139159号、実公昭51−13671号公報、米国
特許第2975814号、同第3313083号公報など)。
これらの連結具は、その使用に当たり、第5図
に示したように上記上壁体b上に第1被取付物f
を配置すると共に、第2被取付物gの取付用孔h
に上記下壁体e及び両側壁体c,cをそれぞれ通
して該第2被取付物gを上記上壁体bの下側に位
置させ、スクリユーiの軸部jを上記第1被取付
物fの取付孔k及び上記上壁体bのスクリユー挿
通孔aに順次通して上記下壁体eのスクリユー進
入孔dに進入させ、該スクリユーiを回転させて
その軸部j外周に形成したねじ部で上記進入孔d
内周面に該ねじ部に対応したねじ部を螺設するこ
とにより、上記両側壁体c,cをそれぞれ外側方
に屈曲させ、これら屈曲した両側壁体c,cで上
記第2被取付物gを押圧して、上記両被取付物
f,gを互に連結するものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このように被取付物相互を連結
する場合、被取付物を製作する場合における工作
精度や多数の部品を組み立てていく場合における
組立て精度上の問題などにより、互に連結すべき
被取付物の所定の連結位置において、これら被取
付物の取付孔の中心点が一致せず、ずれる場合が
あるが、上述した従来の連結具にあつては、連結
具のスクリユー挿通孔とスクリユー進入孔との中
心点を一致させて第1被取付物及び第2被取付物
相互をそれらの取付孔の中心点が一致するように
(上記挿通孔、進入孔及び両取付孔の中心点が互
に同一軸線上にあるように)連結するものであ
り、第1被取付物と第2被取付物とを互にその取
付孔の中心点がずれた状態で連結することは困難
であつた。
このため、例えば第6図に示したように、第1
被取付物fを第2被取付物gの凹部lに挿入して
連結する場合、凹部lを第1被取付物fよりも大
きく形成し、第1被取付物fが該凹部l内を移動
し得るようにして本来の連結位置からずらして両
取付孔k,hの中心点を一致させることによりず
れを吸収したり、第7図に示したように、第1被
取付物fの取付孔kを長孔に形成すると共に、連
結具の上壁体bのスクリユー挿通孔aを同様に長
孔に形成し、これら長孔をその長径方向が互に直
交するように配置して、ずれを吸収することが行
なわれていたが、前者の方法ではずれの程度がひ
どいと第6図中2点鎖線で示したように第1被取
付物fが凹部l内にかなり片寄つて連結されるの
で、外観上体裁が悪く、また後者の場合も第1被
取付物fの長孔に形成された取付孔kがスクリユ
ーの頭部によつて隠されず、該取付孔kの一部が
外に顕われるので、同様に体裁が悪いという問題
がある。
本考案は上記事情を改善するためになされたも
ので、被取付物相互を連結する場合、その本来の
連結位置において、取付孔中心点が多少一方向に
ずれた場合でもこれら被取付物の本来の連結位置
からずらすことなく確実かつ簡単にしかも体裁よ
く連結することができる連結具を提供することを
目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記目的を達成するため、スクリユー
挿通孔が穿設された上壁体と、この下面に突設さ
れた互に所定間隔を存して対向する2個の側壁体
と、これら側壁体の下端面に連設され、スクリユ
ー進入孔が穿設された下壁体とを具備してなり、
上記上壁体上に第1被取付物を配置すると共に、
第2被取付物の取付用孔に上記下壁体及び両側壁
体をそれぞれ通して該第2被取付物を上記上壁体
の下側に位置させ、スクリユーの軸部を上記第1
被取付物の取付孔及び上記上壁体のスクリユー挿
通孔に順次通して上記下壁体のスクリユー進入孔
に進入させ、該スクリユーを回転させてその軸部
外周に形成したねじ部で上記進入孔内周面に該ね
じ部に対応したねじ部を螺設することにより、上
記両側壁体をそれぞれ外側方に屈曲させ、これら
屈曲した両側壁体で上記第2被取付物を押圧し
て、上記両被取付物を互に連結するようにした連
結具において、上記両側壁体のスクリユー挿通孔
を上記スクリユー軸部の外径より大径に形成する
と共に、上記両側壁体にそれぞれ少なくとも2個
のヒンジ部を幅方向に沿つて形成して、上記スク
リユー軸部のスクリユー進入孔への螺入の際、上
記両側壁体が側方にずれて屈曲するようにしたも
のである。
この場合、スクリユー進入孔を長径が上記ヒン
ジ部の形成方向と一致した長孔に形成することが
好適である。
〔作用〕
本考案の連結具によれば、両側壁体のスクリユ
ー挿通孔をスクリユー軸部の外径より大径に形成
すると共に、上記両側壁体にそれぞれ少なくとも
2個のヒンジ部を幅方向に沿つて形成したので、
第1被取付物と第2被取付物の取付孔中心点が互
に同一軸線上になく、上記ヒンジ部の形成方向
(X方向)に対し直角方向(Y方向)にずれた場
合でも、それに応じてスクリユー軸部を挿通孔に
その中心点からY方向にずれた位置に挿通させる
ことができると共に、このY方向のずれに対応し
て両側壁体のヒンジ部が側方にずれて屈曲するの
で、該ずれを確実に吸収し得、両取付孔中心点で
このようなずれがあつてもそのまま両被取付物本
来の連結位置を維持して簡単かつ確実に連結する
ことができる。
この場合、スクリユー進入孔を長径がヒンジ部
の形成方向(X方向)と一致した長孔に形成する
ことにより、両取付孔中心点がX方向にもずれた
としても、このX方向のずれは該長孔によつて吸
収され、それ故、全方向のずれに対応し、ずれを
確実に吸収し得るものである。
また、本考案の連結具によれば、第1被取付物
の取付孔はスクリユー軸部と同径に形成でき、ま
た上述したように両被取付物の取付孔中心点を一
致させて連結しなくてもよく、このため所定の連
結位置からずらして連結させる必要がなく、所定
の連結位置で被取付物相互を連結し得るので、そ
の連結状態は体裁がよく、外観を損なわないもの
である。
以下、本考案の一実施例につき第1図乃至第3
図を参照して説明する。
〔実施例〕
図中1は本考案の好適な実施例に係るプラスチ
ツク製連結具(グロメツト)で、この連結具1は
上壁体2と2個の側壁体3,3と下壁体4とから
構成されている。
上記上壁体2は四角板状に形成されていると共
に、その中央部に後述するスクリユーの軸部外径
よりも大径の円形状スクリユー挿通孔5が穿設さ
れている。また、上壁体4の下面には、上記挿通
孔5の周縁部近傍に存して互に対向する2個の係
止突起6,6が一体に突設されている。
上記上壁体2の下面には、更に突起6,6の対
向方向と直角方向に存して上記側壁体3,3が互
に所定間隔離間して対向した状態で突設されてい
る。これら両側壁体3,3はいずれもその高さ方
向中間部がそれぞれ外側方に膨出した断面円弧状
に形成された板状形態を有し、その内面にはそれ
ぞれ互に所定間隔離間した2個の凹溝7a,7a
が幅方向に沿つて形成され、これら凹溝形成部が
ヒンジ部7,7として構成されている。また、上
記両側壁体3,3の外壁上部中央部には、上記上
壁体2の下面と所定間隔離間してそれぞれ係止突
起8,8が一体に突設されている。
上記下壁体4は、上記両側壁体3,3の下端面
と一体に連設されており、中央部が上方に突出し
た四角厚板状に形成されている。この下壁体4の
中央部には、短径がスクリユーの軸部より若干小
径で、長径が該軸部より大径の長円状スクリユー
進入孔9がその長径方向のヒンジ部7,7の形成
方向と一致させた状態で穿設されている。なお、
この進入孔9の上部はテーパ状に切り開かれて大
径孔9aが形成されている。
上述した連結具1を用いて所用の第1及び第2
被取付物10,11相互を連結する場合は、第3
図に示したように、連結具1の下壁体4及び両側
壁体3,3を弾性変形させつつ第2被取付物11
の取付孔11a内に通し、該第2被取付物11を
上壁体2の下面と係止突起8,8との間に挟持さ
せ、仮固定する。次いで、頭部12と軸部13と
からなるスクリユー14の軸部13を第1被取付
物10の取付孔10aに通すと共に、該軸部13
を上壁体2のスクリユー挿通孔5内に通し、更に
下壁体4のスクリユー進入孔9内に進入させる。
この場合、挿通孔5へのスクリユー軸部13の挿
通位置、第1及び第2被取付物10,11連結位
置における取付孔10a,10bの中心点のずれ
の程度に応じて選定される。即ち、本来はこれら
被取付物10,11の連結位置において、その取
付孔10a,11aはその中心点が互に同一軸線
上に存するものであり、従つて軸13の挿通孔5
への挿通位置は該挿通孔5の中心点であるが、工
作精度等の問題により本来の連結位置において取
付孔10a,11aの中心点がずれた場合は、そ
れに応じて軸部13を挿通孔5の中心点とずれた
位置に挿入する。
そして、この状態においてスクリユー14を回
転させることにより、スクリユー軸部13が進入
孔9内に進入するにつれ、軸部13の外周面に形
成されたねじ部13aが進入孔9の短径側内周面
を螺旋状に彫刻し、該短径側内周面に上記ねじ部
13aに相応したねじ部が螺設されると共に、両
側壁体3,ナツトが外側方に向けてヒンジ部7,
7形成部から屈曲し、これら両側壁体3,3が第
2被取付物11に近づく。このスクリユー14の
進入孔9への進入は、下壁体4の突出中央部上面
が突起6,6下面に当接するまで行なうが、この
状態において上記屈曲した両側壁体3,3が第2
被取付物11を押圧し、第1及び第2被取付物1
0,11はスクリユー14の頭部と屈曲両側壁体
3,3との挟圧力により強固に連結される。
而して、上述した連結具1を用いた連結構造に
よれば、スクリユー挿通孔5がスクリユー軸部1
3より大径の円形状に形成されているので、被取
付物10,11の取付孔10a,11aの中心点
が通常より互に全方向に亘つてずれている場合で
も、そのずれに対応してスクリユー軸部13を挿
通孔5内にその中心点からずらして挿通し得ると
共に、進入孔9は長径方向がヒンジ部7,7の形
成方向と一致した長円孔として形成されているの
で、上記のずれのうち長径方向(図中X方向)の
ずれが該長円状進入孔9により吸収され(即ち、
X方向のずれの程度に応じてスクリユー軸部13
は進入孔9の中心点よりX方向にずれた位置に挿
入される)、かつX方向に対し直角方向(図中Y
方向)のずれが両側壁体3,3にそれぞれ形成さ
れた2個のヒンジ部7,7が該Y方向のずれの程
度に応じて側方に屈曲することにより吸収され、
従つて上述したような全方向のずれがあつてもそ
のずれを吸収して支障なく両被取付物10,11
がその通常の連結位置で強固に連結されるもので
ある。
またこの場合、このように両被取付物10,1
1は取付孔10a,11aの上記ずれが吸収され
たままその所定の位置で連結され、しかも第1被
取付物10の取付孔10aはスクリユー軸部13
の外径と同径に形成できるので、取付孔10aは
常にスクリユー頭部12に隠され、外部に顕われ
ることがない。このため、外観を損なうこともな
く、体裁がよいものである。
なお、上述した実施例においては、挿通孔5を
スクリユー軸部13より大径の円形孔に形成する
と共に、進入孔9を長径がヒンジ部7,7の形成
方向と一致する長円孔に形成することにより、
X,Yの全方向に亘つて両取付孔10a,11a
の中心点のずれを吸収するようにしたが、進入孔
9をスクリユー軸部13の外径より若干小径の円
形孔に形成してもよく、これによりY方向のずれ
のみを吸収することができる。この場合、挿通孔
5は、X方向はスクリユー軸部の外径と同一径に
形成し、Y方向のみを大径に形成することができ
る。Y方向のずれを吸収するだけでよければこの
ように構成するだけでよい。また、X方向のずれ
のみを吸収する場合であれば、挿通孔5を長円状
進入孔9と同様の長円状に形成すればよい。
なおまた、ヒンジ部の形成個数は2個に限られ
ず、3個もしくはそれ以上でもよく、その他の構
成も本考案の要旨を逸脱しない範囲で種々変更し
て差支えない。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、被取付
物相互の取付孔の中心点が一方向にずれた場合で
も被取付物本来の取付位置を変えることなく連結
することができ、しかもこれら被取付物相互を体
裁よく連結し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図は第1図の−線に沿つた一部断面側面図、
第3図は同例を使用して被取付物相互を連結する
場合の状態を示す断面図、第4図は従来の連結具
を示す断面図、第5図は同連結具を用いて被取付
物相互を連結した状態の断面図、第6図は被取付
物相互の本来の取付位置においてこれらの取付孔
の中心点がずれた場合の従来の対策方法の一例を
示す被取付物相互の平面図、第7図は同従来の対
策方法の他の例を示す第1被取付物と連結具との
平面図である。 1……連結具、2……上壁体、3……側壁体、
4……下壁体、5……スクリユー挿通孔、7……
ヒンジ部、9……スクリユー進入孔、10……第
1被取付物、10a……取付孔、11……第2被
取付物、11a……取付孔、13……軸部、14
……スクリユー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 スクリユー挿通孔が穿設された上壁体と、こ
    の下面に突設された互に所定間隔を存して対向
    する2個の側壁体と、これら側壁体の下端面に
    連設され、スクリユー進入孔が穿設された下壁
    体とを具備してなり、上記上壁体上に第1被取
    付物を配置すると共に、第2被取付物の取付用
    孔に上記下壁体及び両側壁体をそれぞれ通して
    該第2被取付物を上記上壁体の下側に位置さ
    せ、スクリユーの軸部を上記第1被取付物の取
    付孔及び上記上壁体のスクリユー挿通孔に順次
    通して上記下壁体のスクリユー進入孔に進入さ
    せ、該スクリユーを回転させてその軸部外周に
    形成したねじ部で上記進入孔内周面に該ねじ部
    に対応したねじ部を螺設することにより、上記
    両側壁体をそれぞれ外側方に屈曲させ、これら
    屈曲した両側壁体で上記第2被取付物を押圧し
    て、上記両被取付物を互に連結するようにした
    連結具において、上記両側壁体のスクリユー挿
    通孔を上記スクリユー軸部の外径より大径に形
    成すると共に、上記両側壁体にそれぞれ少なく
    とも2個のヒンジ部を幅方向に沿つて形成し
    て、上記スクリユー軸部のスクリユー進入孔へ
    の螺入の際、上記両側壁体が側方にずれて屈曲
    するようにしたことを特徴とする連結具。 2 スクリユー進入孔を長径が上記ヒンジ部の形
    成方向と一致する長孔に形成した実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の連結具。
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