JPH0454340Y2 - - Google Patents
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- JPH0454340Y2 JPH0454340Y2 JP1985119943U JP11994385U JPH0454340Y2 JP H0454340 Y2 JPH0454340 Y2 JP H0454340Y2 JP 1985119943 U JP1985119943 U JP 1985119943U JP 11994385 U JP11994385 U JP 11994385U JP H0454340 Y2 JPH0454340 Y2 JP H0454340Y2
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- JP
- Japan
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- plating layer
- overlay plating
- thickness
- overlay
- finishing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、半割すべり軸受に関し、詳しくは、
オーバーレイメツキ層の内周面の全面に、偏心仕
上げ加工を施した半割すべり軸受に関するもので
ある。
オーバーレイメツキ層の内周面の全面に、偏心仕
上げ加工を施した半割すべり軸受に関するもので
ある。
(従来の技術)
従来のすべり軸受としては、第3図イ,ロに示
す半割タイプ10とブツシユタイプ11とがあ
る。その構成は、いずれも第4図に示すように外
周側の鋼板よりなる裏金3に軸受合金層2をライ
ニングし、更に鉛を主成分とするオーバーレイメ
ツキ層1aをメツキしてなつている。オーバーレ
イメツキ層1aの層厚は約20μmを基準とし、製
作公差±4μmにて得られる。
す半割タイプ10とブツシユタイプ11とがあ
る。その構成は、いずれも第4図に示すように外
周側の鋼板よりなる裏金3に軸受合金層2をライ
ニングし、更に鉛を主成分とするオーバーレイメ
ツキ層1aをメツキしてなつている。オーバーレ
イメツキ層1aの層厚は約20μmを基準とし、製
作公差±4μmにて得られる。
オーバーレイメツキ層1aを形成する目的は、
すべり軸受の摺動摩擦面とシヤフトとの間のオイ
ルクリアランスに入り込む異物粒子を軟らかいオ
ーバーレイメツキ層1a内へ埋収させ、焼付を防
止すると共に、シヤフトとのなじみ性を向上させ
ることにある。なお、オーバーレイメツキ層1a
の厚さは、基準値20μmよりも薄くすることによ
り、耐荷重性及び疲労強さは向上するが、埋収性
が低下し、また標準値20μmよりも厚くすること
により、逆の関係になることが知られている。
すべり軸受の摺動摩擦面とシヤフトとの間のオイ
ルクリアランスに入り込む異物粒子を軟らかいオ
ーバーレイメツキ層1a内へ埋収させ、焼付を防
止すると共に、シヤフトとのなじみ性を向上させ
ることにある。なお、オーバーレイメツキ層1a
の厚さは、基準値20μmよりも薄くすることによ
り、耐荷重性及び疲労強さは向上するが、埋収性
が低下し、また標準値20μmよりも厚くすること
により、逆の関係になることが知られている。
(考案が解決しようとする問題点)
上記した従来のすべり軸受の摺動摩擦面を形成
するオーバーレイメツキ層1aであつて、オーバ
ーレイメツキ層1aが円筒面を形成するものは、
メツキ工程を経てその肉厚寸法が均一になるよう
に形成されていた。すなわち、円筒状のオーバー
レイメツキ層1aは、すべり軸受の周方向の中央
部と端部とで均一厚さが与えられていた。その結
果、前述の埋収性と耐荷重性及び耐疲労性との良
好な両立、又は潤滑性能の向上を図ることができ
なかつた。
するオーバーレイメツキ層1aであつて、オーバ
ーレイメツキ層1aが円筒面を形成するものは、
メツキ工程を経てその肉厚寸法が均一になるよう
に形成されていた。すなわち、円筒状のオーバー
レイメツキ層1aは、すべり軸受の周方向の中央
部と端部とで均一厚さが与えられていた。その結
果、前述の埋収性と耐荷重性及び耐疲労性との良
好な両立、又は潤滑性能の向上を図ることができ
なかつた。
(問題点を解決するための手段)
本考案は、上記の事情に鑑みてなされたもの
で、その構成は、外周側から順次に裏金、軸受合
金層及びオーバーレイメツキ層からなる半割すべ
り軸受において、所要の肉厚よりも予め厚くメツ
キしたオーバーレイメツキ層の内周面に、偏心仕
上げ加工を施し、中心軸線方向の厚さが等しく、
かつ周方向の中央部と両端部とで厚さが異なるオ
ーバーレイメツキ層を、摺動摩擦面となる内周面
が円筒面をなすように形成した半割すべり軸受で
ある。
で、その構成は、外周側から順次に裏金、軸受合
金層及びオーバーレイメツキ層からなる半割すべ
り軸受において、所要の肉厚よりも予め厚くメツ
キしたオーバーレイメツキ層の内周面に、偏心仕
上げ加工を施し、中心軸線方向の厚さが等しく、
かつ周方向の中央部と両端部とで厚さが異なるオ
ーバーレイメツキ層を、摺動摩擦面となる内周面
が円筒面をなすように形成した半割すべり軸受で
ある。
(作用)
しかして、この半割すべり軸受のオーバーレイ
メツキ層は、偏心仕上げ加工での工具の偏心のさ
せ方によつて、周方向の中央部が端部よりも厚く
形成される場合と、周方向の中央部が端部よりも
薄く形成される場合とがある。
メツキ層は、偏心仕上げ加工での工具の偏心のさ
せ方によつて、周方向の中央部が端部よりも厚く
形成される場合と、周方向の中央部が端部よりも
薄く形成される場合とがある。
オーバーレイメツキ層を、周方向の中央部が端
部よりも薄くなるように形成した場合には、例え
ばエンジンのピストン棒大端部に適用した際、等
厚オーバーレイメツキ層を形成したものに比し
て、最大荷重を受ける中央部での耐荷重性及び耐
疲労性を向上させると共に、端部での異物埋収性
を確保することができる。また、オーバーレイメ
ツキ層を、周方向の中央部が端部よりも厚くなる
ように形成した場合には、同様にピストン棒大端
部に適用した際、等厚オーバーレイメツキ層を形
成したものに比して、中央部において異物埋収性
を良好に有し、また端部に大きな潤滑油溜まりを
確保することになるため、油回りが向上する。
部よりも薄くなるように形成した場合には、例え
ばエンジンのピストン棒大端部に適用した際、等
厚オーバーレイメツキ層を形成したものに比し
て、最大荷重を受ける中央部での耐荷重性及び耐
疲労性を向上させると共に、端部での異物埋収性
を確保することができる。また、オーバーレイメ
ツキ層を、周方向の中央部が端部よりも厚くなる
ように形成した場合には、同様にピストン棒大端
部に適用した際、等厚オーバーレイメツキ層を形
成したものに比して、中央部において異物埋収性
を良好に有し、また端部に大きな潤滑油溜まりを
確保することになるため、油回りが向上する。
(実施例)
以下、本考案の実施例について図面を参照して
説明する。
説明する。
第1図は、本考案の第1実施例に係る半割すべ
り軸受の要部を示す。
り軸受の要部を示す。
先ず、裏金の内周面に軸受合金層2をライニン
グし、この軸受合金層2の内周面に、仮想線にて
示すように所要の厚さよりも厚く、加工前のオー
バーレイメツキ層1a′をメツキ工程にて半円筒状
に形成した。オーバーレイメツキ層1a′は、鉛を
主成分とし、例えば銅:2.5%、錫:10%、鉛:
残余からなる。具体的には、厚さWを35μmとし
て形成した。その後、半円筒状をなす加工前のオ
ーバーレイメツキ層1a′の内周面の全面に、常温
にて偏心仕上げ加工を施し、オーバーレイメツキ
層1a′の摺動摩擦面となる内周面に、裏金又は軸
受合金層2に対し、偏心した円筒面を形成させ
た。この偏心仕上げ加工は、例えば、オーバーレ
イメツキ層1a′の中心軸線に対し、中央部A側に
所定量近づけて軸線を配置した切削工具にて、切
削加工を施して行われる。これにより、周方向の
中央部Aと両端部とが円筒面にて滑らかに接続さ
れ、中心軸線方向の厚さが等しく、かつ周方向の
中央部Aが両端部よりも薄い加工後のオーバーレ
イメツキ層1′が形成される。具体的には中央部
Aの厚さWBを15μmに形成し、両端部の厚さWA
をそれぞれ20μmに形成した。なお、加工後のオ
ーバーレイメツキ層1′は、図外の油溝、油穴等
を除いた摺動摩擦面部分について、中心軸線方向
の厚さが等しくなつている。
グし、この軸受合金層2の内周面に、仮想線にて
示すように所要の厚さよりも厚く、加工前のオー
バーレイメツキ層1a′をメツキ工程にて半円筒状
に形成した。オーバーレイメツキ層1a′は、鉛を
主成分とし、例えば銅:2.5%、錫:10%、鉛:
残余からなる。具体的には、厚さWを35μmとし
て形成した。その後、半円筒状をなす加工前のオ
ーバーレイメツキ層1a′の内周面の全面に、常温
にて偏心仕上げ加工を施し、オーバーレイメツキ
層1a′の摺動摩擦面となる内周面に、裏金又は軸
受合金層2に対し、偏心した円筒面を形成させ
た。この偏心仕上げ加工は、例えば、オーバーレ
イメツキ層1a′の中心軸線に対し、中央部A側に
所定量近づけて軸線を配置した切削工具にて、切
削加工を施して行われる。これにより、周方向の
中央部Aと両端部とが円筒面にて滑らかに接続さ
れ、中心軸線方向の厚さが等しく、かつ周方向の
中央部Aが両端部よりも薄い加工後のオーバーレ
イメツキ層1′が形成される。具体的には中央部
Aの厚さWBを15μmに形成し、両端部の厚さWA
をそれぞれ20μmに形成した。なお、加工後のオ
ーバーレイメツキ層1′は、図外の油溝、油穴等
を除いた摺動摩擦面部分について、中心軸線方向
の厚さが等しくなつている。
このような半割すべり軸受によれば、加工後の
オーバーレイメツキ層1′の摺動摩擦面の全面は、
切削による仕上げ加工を施したことにより、仕上
げ面粗さ1Sが確保され、また軸受毎のオーバー
レイメツキ層1′の厚さのバラツキを±2μm以内
にすることができ、実用上満足できる精度が得ら
れた。
オーバーレイメツキ層1′の摺動摩擦面の全面は、
切削による仕上げ加工を施したことにより、仕上
げ面粗さ1Sが確保され、また軸受毎のオーバー
レイメツキ層1′の厚さのバラツキを±2μm以内
にすることができ、実用上満足できる精度が得ら
れた。
また、この半割すべり軸受を例えばエンジンの
ピストン棒大端部に使用した場合には、最大荷重
を受ける周方向の中央部Aでの耐荷重性及び耐疲
労性が向上し、また最大荷重の作用しない両端部
において金属摩耗粉、潤滑油中異物等を良好に埋
収できる。その結果、等厚オーバーレイメツキ層
では両立させ得ない耐荷重性及び耐疲労性と異物
埋収性とを、良好に両立させることができる。
ピストン棒大端部に使用した場合には、最大荷重
を受ける周方向の中央部Aでの耐荷重性及び耐疲
労性が向上し、また最大荷重の作用しない両端部
において金属摩耗粉、潤滑油中異物等を良好に埋
収できる。その結果、等厚オーバーレイメツキ層
では両立させ得ない耐荷重性及び耐疲労性と異物
埋収性とを、良好に両立させることができる。
第2図には、本考案の第2実施例に係る半割す
べり軸受の要部を示す。
べり軸受の要部を示す。
この実施例にあつては、先ず、裏金の内周面に
軸受合金層2をライニングし、この軸受合金層2
の内周面に、仮想線にて示すように所要の厚さよ
りも厚く、具体的には厚さWを35μmとして加工
前のオーバーレイメツキ層1a′をメツキ工程にて
半円筒状に形成した。その後、半円筒状をなす加
工前のオーバーレイメツキ層1a′の内周面の全面
に、常温にて偏心仕上げ加工を施し、オーバーレ
イメツキ層1a′の内周面に、裏金又は軸受合金層
2に対して、偏心した円筒面を形成させた。この
仕上げ加工は、例えば、オーバーレイメツキ層1
a′の中心軸線に対し、中央部A側から所定量遠ざ
けて軸線を配置した切削工具にて、切削加工を施
して行われる。
軸受合金層2をライニングし、この軸受合金層2
の内周面に、仮想線にて示すように所要の厚さよ
りも厚く、具体的には厚さWを35μmとして加工
前のオーバーレイメツキ層1a′をメツキ工程にて
半円筒状に形成した。その後、半円筒状をなす加
工前のオーバーレイメツキ層1a′の内周面の全面
に、常温にて偏心仕上げ加工を施し、オーバーレ
イメツキ層1a′の内周面に、裏金又は軸受合金層
2に対して、偏心した円筒面を形成させた。この
仕上げ加工は、例えば、オーバーレイメツキ層1
a′の中心軸線に対し、中央部A側から所定量遠ざ
けて軸線を配置した切削工具にて、切削加工を施
して行われる。
これにより、周方向の中央部Aと両端部とが円
筒面にて滑らかに接続され、中心軸線方向の厚さ
が等しく、かつ周方向の中央部Aが両端部よりも
厚い加工後のオーバーレイメツキ層1″が形成さ
れた。具体的には中央部Aの厚さWBを20μmに形
成し、両端部の厚さWAをそれぞれ15μmに形成し
た。なお、加工後のオーバーレイメツキ層1″は、
図外の油溝、油穴等の部分を除き、中心軸線方向
の厚さが等しい。
筒面にて滑らかに接続され、中心軸線方向の厚さ
が等しく、かつ周方向の中央部Aが両端部よりも
厚い加工後のオーバーレイメツキ層1″が形成さ
れた。具体的には中央部Aの厚さWBを20μmに形
成し、両端部の厚さWAをそれぞれ15μmに形成し
た。なお、加工後のオーバーレイメツキ層1″は、
図外の油溝、油穴等の部分を除き、中心軸線方向
の厚さが等しい。
このような半割すべり軸受によれば、切削によ
る仕上げ加工にて、加工後のオーバーレイメツキ
層1″の摺動摩擦面の全面に、仕上げ面粗さ1S
が確保され、第1実施例と同様に実用上満足でき
る効果が得られた。
る仕上げ加工にて、加工後のオーバーレイメツキ
層1″の摺動摩擦面の全面に、仕上げ面粗さ1S
が確保され、第1実施例と同様に実用上満足でき
る効果が得られた。
また、この半割すべり軸受を例えばエンジンの
ピストン棒大端部に使用した場合には、周方向の
中央部Aよりも両端部を薄く加工してあるので、
中央部において異物埋収性が得られると共に、最
大荷重の作用しない両端部においてクランクシヤ
フトとの間に比較的大きな空隙が確保される。従
つて、両端部での潤滑油の保持能力が向上し、等
厚オーバーレイメツキ層に比して、摺動摩擦面へ
の油回りが向上する。その結果、焼付防止に役立
つ。
ピストン棒大端部に使用した場合には、周方向の
中央部Aよりも両端部を薄く加工してあるので、
中央部において異物埋収性が得られると共に、最
大荷重の作用しない両端部においてクランクシヤ
フトとの間に比較的大きな空隙が確保される。従
つて、両端部での潤滑油の保持能力が向上し、等
厚オーバーレイメツキ層に比して、摺動摩擦面へ
の油回りが向上する。その結果、焼付防止に役立
つ。
なお、上記各実施例では、オーバーレイメツキ
層の内周面の仕上げ加工を切削加工にて行つた
が、これはオーバーレイメツキ層が軟質金属であ
る鉛を主成分とするためであり、研削工具を偏心
させた研削加工でも不可能ではない。
層の内周面の仕上げ加工を切削加工にて行つた
が、これはオーバーレイメツキ層が軟質金属であ
る鉛を主成分とするためであり、研削工具を偏心
させた研削加工でも不可能ではない。
(考案の効果)
以上の説明によつて理解されるように、本考案
に係る半割すべり軸受によれば下記の効果が得ら
れる。
に係る半割すべり軸受によれば下記の効果が得ら
れる。
(イ) 摺動摩擦面となるオーバーレイメツキ層の内
周面の全面に、偏心仕上げ加工を施すため、こ
の仕上げ加工によつて、摺動摩擦面の仕上げ精
度が高度に得られると共に、半円筒状をなすオ
ーバーレイメツキ層の厚さを、周方向の中央部
と端部とで異ならせる加工が同時になされて能
率的である。
周面の全面に、偏心仕上げ加工を施すため、こ
の仕上げ加工によつて、摺動摩擦面の仕上げ精
度が高度に得られると共に、半円筒状をなすオ
ーバーレイメツキ層の厚さを、周方向の中央部
と端部とで異ならせる加工が同時になされて能
率的である。
加えて、オーバーレイメツキ層は、その中心
軸線方向の厚さが等しいため、複数個の半割す
べり軸受を半円筒状に突合わせて配置した状態
で、偏心仕上げ加工を連続的に施すことが可能
であり、加工能率が良い。更に、偏心仕上げ加
工によつて、摺動摩擦面がシヤフトの回転中心
から偏心した円筒面に形成され、厚さの異なる
周方向の中央部と端部とが極めて滑らかな曲面
にて接続するので、潤滑油膜の不連続性を生じ
難く、良好な潤滑油膜を形成できる。
軸線方向の厚さが等しいため、複数個の半割す
べり軸受を半円筒状に突合わせて配置した状態
で、偏心仕上げ加工を連続的に施すことが可能
であり、加工能率が良い。更に、偏心仕上げ加
工によつて、摺動摩擦面がシヤフトの回転中心
から偏心した円筒面に形成され、厚さの異なる
周方向の中央部と端部とが極めて滑らかな曲面
にて接続するので、潤滑油膜の不連続性を生じ
難く、良好な潤滑油膜を形成できる。
(ロ) オーバーレイメツキ層を、周方向の中央部が
両端部よりも薄くなるように形成した場合に
は、中央部での耐荷重性及び耐疲労性を向上さ
せると共に、端部での異物埋収性を確保するこ
とができる。その結果、例えば高負荷荷重のエ
ンジンのピストン棒大端部に使用した際、耐荷
重性及び耐疲労性と埋収性とを両立させること
ができ、半割すべり軸受の寿命が著しく長くな
る。
両端部よりも薄くなるように形成した場合に
は、中央部での耐荷重性及び耐疲労性を向上さ
せると共に、端部での異物埋収性を確保するこ
とができる。その結果、例えば高負荷荷重のエ
ンジンのピストン棒大端部に使用した際、耐荷
重性及び耐疲労性と埋収性とを両立させること
ができ、半割すべり軸受の寿命が著しく長くな
る。
(ハ) オーバーレイメツキ層を、周方向の中央部が
両端部よりも厚くなるように形成した場合に
は、油回りが向上し、潤滑性能が向上するた
め、周方向の中央部と端部とが極めて滑らかな
曲面にて接続することとも相俟つて、例えば低
負荷荷重のエンジンのピストン棒大端部に使用
した際、焼付が防止され、半割すべり軸受の寿
命が著しく長くなる。
両端部よりも厚くなるように形成した場合に
は、油回りが向上し、潤滑性能が向上するた
め、周方向の中央部と端部とが極めて滑らかな
曲面にて接続することとも相俟つて、例えば低
負荷荷重のエンジンのピストン棒大端部に使用
した際、焼付が防止され、半割すべり軸受の寿
命が著しく長くなる。
第1図は本考案の第1実施例の要部を示す図、
第2図は同じく第2実施例の要部を示す図、第3
図イ,ロはそれぞれすべり軸受の半割タイプ、ブ
ツシユタイプを示す斜視図、第4図は第3図イ,
ロの各A部の拡大図である。 1′,1″……オーバーレイメツキ層、1a′……
仕上げ加工前のオーバーレイメツキ層、2……軸
受合金層、W……仕上げ加工前のオーバーレイメ
ツキ層の厚さ、WA,WB……仕上げ加工後のオー
バーレイメツキ層の厚さ。
第2図は同じく第2実施例の要部を示す図、第3
図イ,ロはそれぞれすべり軸受の半割タイプ、ブ
ツシユタイプを示す斜視図、第4図は第3図イ,
ロの各A部の拡大図である。 1′,1″……オーバーレイメツキ層、1a′……
仕上げ加工前のオーバーレイメツキ層、2……軸
受合金層、W……仕上げ加工前のオーバーレイメ
ツキ層の厚さ、WA,WB……仕上げ加工後のオー
バーレイメツキ層の厚さ。
Claims (1)
- 外周側から順次に裏金、軸受合金層及びオーバ
ーレイメツキ層からなる半割すべり軸受におい
て、所要の肉厚よりも予め厚くメツキしたオーバ
ーレイメツキ層の内周面に、偏心仕上げ加工を施
し、中心軸線方向の厚さが等しく、かつ周方向の
中央部と両端部とで厚さが異なるオーバーレイメ
ツキ層を、摺動摩擦面となる内周面が円筒面をな
すように形成したことを特徴とする半割すべり軸
受。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985119943U JPH0454340Y2 (ja) | 1985-08-06 | 1985-08-06 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985119943U JPH0454340Y2 (ja) | 1985-08-06 | 1985-08-06 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6228922U JPS6228922U (ja) | 1987-02-21 |
| JPH0454340Y2 true JPH0454340Y2 (ja) | 1992-12-21 |
Family
ID=31007795
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985119943U Expired JPH0454340Y2 (ja) | 1985-08-06 | 1985-08-06 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0454340Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0624569Y2 (ja) * | 1987-11-24 | 1994-06-29 | 三菱重工業株式会社 | 竪型二円弧軸受 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4975948A (ja) * | 1972-11-24 | 1974-07-22 | ||
| JPS52128805U (ja) * | 1976-03-26 | 1977-09-30 | ||
| JPS5424170U (ja) * | 1977-07-20 | 1979-02-16 |
-
1985
- 1985-08-06 JP JP1985119943U patent/JPH0454340Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6228922U (ja) | 1987-02-21 |
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