JPH0454494Y2 - - Google Patents

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JPH0454494Y2
JPH0454494Y2 JP14430087U JP14430087U JPH0454494Y2 JP H0454494 Y2 JPH0454494 Y2 JP H0454494Y2 JP 14430087 U JP14430087 U JP 14430087U JP 14430087 U JP14430087 U JP 14430087U JP H0454494 Y2 JPH0454494 Y2 JP H0454494Y2
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pressure
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hydraulic pressure
safety
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、車両の姿勢制御装置に関し、特に、
圧力制御弁の故障時の制御に関する。
(従来の技術と考案が解決しようとする問題点) 従来、車両の姿勢制御装置としては、例えば、
特開昭62−96126号公報や特開昭62−96109号公報
に記載されているようなものが知られている。
これらの従来装置に用いられる圧力制御弁は、
単にソレノイドの電磁力に比例して出力液圧を制
御するだけのもので、例えば、バルブスプールが
ゴミその他によりステイツクしたような場合に対
処し得る安全機構を有しておらず、このようなバ
ルブスプールの摺動異常が発生した場合、出力液
圧はそのままの液圧で維持され、それによつて、
車高が異常なまま維持され、車両の姿勢がアンバ
ランスのままになる等の問題点があつた。
ちなみに、これら従来装置は、圧力制御弁にこ
のような異常が発生したときに、制御を中止する
構造であつたため、姿勢可変手段内の圧力がその
まま維持されることとなり、それによつて、車高
が異常なまま維持されるもので、この装置自体に
も、圧力制御弁の異常時に車両の姿勢がアンバラ
ンスとなるという問題点があつた。
なお、例えば、特公昭50−31292号公報や特開
昭60−54025号公報に開示されているように、減
圧構造の弁が圧力を所定圧に調整できなくなつた
場合に作動する安全機構は知られているが、本願
考案のように、ソレノイドが駆動してバルブスプ
ールが摺動することで圧力調整を行う制御弁にお
いては、バルブスプールの摺動異常発生時に作動
を行うものは従来知られていなかつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上述のような問題点を解決し、圧力
制御弁に異常が発生したときに、出力液圧をドレ
ン圧等の低圧や或る一定の所定圧力にすることが
できる安全機構を圧力制御弁のバルブスプール内
に一体的に設ける構造とすることで、構造が簡単
で安全性の高い姿勢制御装置用安全弁を提供する
ことを目的としている。
この目的達成のために本考案では、ポンプ圧回
路、ドレン回路、出力回路の夫々に接続されたバ
ルブ穴と、該バルブ穴の軸方向に摺動可能に設け
られ、軸方向の一方向への摺動で出力回路とポン
プ圧回路との間の絞り量を広げる第1のランド及
び、他方向への摺動で出力回路とドレン回路との
間の絞り量を広げる第2のランドが形成されたバ
ルブスプールと、該バルブスプールを第2のラン
ドによる絞りを広げる方向に付勢するバルブスプ
リングと、前記バルブスプールを第1のランドに
よる絞りを広げる方向にプランジヤにより押圧す
るソレノイドと、を備え、液圧により作動して車
両を姿勢制御する姿勢可変手段に出力回路が接続
されている圧力制御弁において、前記バルブスプ
ールのソレノイド側端部に、バルブスプール及び
プランジヤと同軸に、ドレン圧もしくは所定の一
定圧を発生する異常時用液圧路および前記出力回
路に連通するスプール側バルブ穴が形成され、該
スプール側バルブ穴には、常時は、前記バルブス
プリングよりも強い弾発力の安全スプリングによ
り前記異常時用液圧路と前記出力回路との連通を
遮断する位置に摺動付勢され、前記プランジヤに
より押圧されて前記軸方向に摺動して、これらの
回路を連通させる安全弁が設けられ、前記バルブ
スプールに、安全スプリングによる安全弁の摺動
を前記連通を遮断する位置で規制するストツパが
設けられている手段とした。
(作用) 本考案の車両の姿勢制御装置では、以下に述べ
るように作動する。
(イ) 圧力制御弁正常時 通常、ソレノイドには車両の姿勢が所定の目標
状態(例えば、水平状態)となるようにするため
の電流が出力され、この電流により駆動してプラ
ンジヤが安全弁を押圧する。
このプランジヤの押圧力は、安全弁及び安全ス
プリングを介してバルブスプールに伝達され、さ
らにこのバルブスプールをソレノイド側に付勢す
るバルブスプリングにも伝達される。
この場合、バルブスプリングは安全スプリング
よりも弾発力が弱い構造となつているため、安全
スプリングが短縮することなくバルブスプリング
が短縮され、バルブスプールが第1のランドによ
る絞りを広げる方向に摺動して、出力回路とポン
プ圧回路とが連通されて出力液圧が上昇する。
また、ソレノイドへの電流が減少するとプラン
ジヤによる押圧力も低下し、バルブスプリングが
伸長してバルブスプールが第2のランドによる絞
りを広げる方向に摺動して、出力回路とドレン回
路とが連通されて出力液圧が下降する。
即ち、通常の出力液圧制御下においては、バル
ブスプールの摺動ストローク範囲では、バルブス
プリングのみが伸縮して安全スプリングは伸縮さ
れず、これによつて、安全弁はストツパによる規
制位置を保ち、出力回路と異常時用液圧路との連
通は絶たれている。
(ロ) 圧力制御弁異常発生時 圧力制御弁において、バルブスプールがステイ
ツクする等して、バルブスプールが摺動しない異
常が発生することがある。
このような場合に、ソレノイドを駆動すると、
バルブスプールが摺動しないためにプランジヤの
押圧力はバルブスプリングに伝達されず、この押
圧力によつて安全スプリングが短縮されることと
なり、安全弁がストツパに対して離れる方向にス
プリング側バルブ穴を摺動し、出力回路が異常時
用液圧路と連通される。
そして、これによつて、圧力制御弁の出力液圧
は、ドレン等の低圧や或る一定の所定液圧に保持
され、姿勢可変手段も予定された所定の状態とな
つて、車両姿勢が安定する。
また、ソレノイドに通常の制御時の電流よりも
高い電流を流して、プランジヤの押圧力を大きく
した場合も、バルブスプリングの所定量の短縮後
に、安全スプリングが短縮することとなつて、圧
力制御弁の出力液圧をドレン圧や所定の圧力にす
ることができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面により詳述する。
まず、第1図〜4図に示す第1実施例について
その構成を説明する。
第2図は、本考案第1実施例の圧力制御弁20
を備えた車両の姿勢制御装置を示す全体図であつ
て、図中10,10,10,10は姿勢可変手段
としての姿勢制御アクチユエータを示す。この姿
勢制御アクチユエータ10は、車体前後の左右の
4箇所に、図外のサスペンシヨン装置と並列に車
軸と車体との間に設けられ、車軸側に下端が支持
されたシリンダ11と、車体側に上端が支持され
シリンダ11内を摺動するピストン12とを備
え、このピストン12の摺動により車体と車軸の
間隔を調節する。
即ち、前記ピストン12は、シリンダ11内を
一対の作動室13,14に画成し、かつ、作動室
14には各圧力制御弁20からの出力回路101
を介して作動液が供給される。この作動室14の
液圧が上昇するとピストン12が上方に変位して
車体を持ち上げ、また、作動室14の液圧が低下
するとピストン12が下方に変位して車体を下げ
る。このように、姿勢制御アクチユエータ10
は、車体前後の左右の4箇所の車体の高さを調節
して車体の姿勢を制御するものである。
尚、ピストン12に連通孔15を設けてもよ
い。
尚、前記作動液としてはオイルが一般的である
が、液圧伝達が良好に成される液体であればオイ
ルに限らない。また、図示するように、前記圧力
制御弁20にはアキユームレータ102に貯蔵さ
れたポンプ103の液圧が供給されるよう構成さ
れており、かつ、ポンプ103とアキユームレー
タ102間にはチエツクバルブ104が設けられ
ると共に、アンロードバルブ105が並列に介装
されている。
第1実施例の圧力制御弁20は、コントローラ
30からの制御信号Ciによりソレノイド21が駆
動してバルブスプール22を摺動させ、前記姿勢
制御アクチユエータ10への出力液圧を制御する
ものである。
この圧力制御弁20は、第1図の断面図に示す
ように、バルブボデイ23にはバルブ穴24が形
成され、このバルブ穴24にはポンプ圧回路10
6からポンプ圧Pが供給されるポンプ圧ポート2
41、ドレン回路107でタンク108に連通さ
れたドレンポート242及び出力回路101に連
通された出力ポート243が形成され、かつ、こ
のバルブ穴24には、両端に背室244,245
を形成すると共に、ランド221,222により
ポンプ圧ポート241とドレンポート242の絞
り量を変化させて出力液圧を調整できるようにバ
ルブスプール22が摺動可能に設けられている。
さらに、バルブスプール22の図中左端部には反
力ランド223が形成され、かつ、この位置のバ
ルブスプール22とバルブボデイ23間には出力
ポート243と液路231で連通され、フイード
バツク液圧が導かれるフイードバツク室246が
形成されている。
また、前記バルブスプール22は、バルブスプ
リング25,25により中立位置に付勢され、か
つ、ソレノイド21のプランジヤ211により出
力液圧を増圧する方向に押圧される。尚、両背室
244,245はドレン回路107に連通されて
いる。
従つて、ソレノイド21が駆動していないとき
にバルブスプール22は、両バルブスプリング2
5,25に付勢力が釣り合う中立位置にあり、ポ
ンプ圧ポート241、ドレンポート242、出力
ポート243はそれぞれ独立している。ソレノイ
ド21が駆動すると、プランジヤ211がバルブ
スプール22を図中右方向に押圧してバルブスプ
ール22を摺動させ、ポンプ圧ポート241の絞
りを開かせると共にドレンポート242の絞りを
閉じ、出力ポート243の液圧が上昇される。こ
の上昇液圧は液路231を介してフイードバツク
室246に導かれ、反力ランド223でプランジ
ヤ211の押圧方向と逆方向に受圧され、バルブ
スプール22はプランジヤ211の押圧力と反力
ランド223の受圧力とが釣り合う位置に押し戻
され、出力液圧がソレノイド21の電磁力に比例
した圧力に制御される。
また、この実際の出力液圧Psは管路に設けら
れた圧力検出手段としての圧力センサ40により
検出されるようになつている(第3図)。
ところで、第1図に示すように、前記バルブス
プール22にはプランジヤ211との間に安全弁
51が設けられている。この安全弁51は、異常
時に作動して出力ポート243の液圧をドレン圧
にするもので、この安全弁51は、バルブスプー
ル22の一端部(図中左端部)に形成され、か
つ、前記フイードバツク室246と背室244と
に連通されたスプール側バルブ穴52に摺動可能
に設けられ、ストツパリング53に摺動規制され
るまで安全スプリング54により付勢されてい
る。尚、この安全スプリング54には、前記バル
ブスプリング25よりも相当強い弾発力の物を用
いている。また、前記スプール側バルブ穴52に
連通された背室244は後述するように、常時ド
レン圧である異常時用液路とされる。
また、前記スプール側バルブ穴52には、環状
室55が形成されている。この環状室55は、前
記フイードバツク室246(即ち、出力回路10
1)に連通され、かつ、安全弁51が図示するス
トツパリング53に摺動規制された位置にある状
態で、安全弁51に塞がれ、また、安全弁51が
スプール側バルブ穴52の奥に摺動した状態で、
常時ドレン圧の異常時用液圧路としての背室24
4に連通されるように形成されている。
従つて、通常、プランジヤ211がこの安全弁
51を押圧した場合には、この安全弁51及び安
全スプリング54を介してバルブスプール22に
伝達された押圧力により、安全スプリング54が
短縮するよりも前にバルブスプリング25が短縮
され、バルブスプール22が摺動して上述したよ
うな出力液圧の制御が成される。また、バルブス
プール22の摺動に異常があるような場合には、
その摺動抵抗及び後述する強い押圧力により安全
スプリング54が短縮されて安全弁51がスプー
ル側バルブ穴52の奥まで押し込まれることとな
つて、環状室55が背室244と連通され、それ
によつて、出力ポート243がフイードバツク室
246及び背室244を介してドレン回路107
と連通され、出力液圧がドレン圧Ptに低下され
るものである。
よつて、この安全弁51、安全スプリング5
4、環状室55によつて、圧力制御弁20の出力
液圧を強制的にドレン圧Ptにする安全機構50
が構成されている。
尚、安全弁51には環状室55の液圧を背室2
44に導くための切削部511が形成されてい
る。
前記コントローラ30は、第3図に示すよう
に、CPU31,ROM32,RAM33,入力イ
ンタフエース34及び出力インタフエース35か
ら構成されている。
入力インタフエース34は、入力センサ群60
からの信号を入力して、CPU31で処理可能な
信号に変換する。
前記入力センサ群60には、車体の左右に作用
する加速度Gx、車体の前後に作用する加速度
Gy、車体の上下に作用する加速度Gzをそれぞれ
検出するGセンサ61,62,63と、各出力回
路101,101,101,101の出力液圧
Psを検出する圧力センサ40,40,40,4
0が含まれている。
前記コントローラ30の制御作動を、第4図の
フローチヤートにより説明する。
ステツプaで入力センサ群60から各加速度
Gx,Gy,Gz及び実際出力液圧Ps,Ps,Ps,Ps
が読み込まれる。
そして、ステツプbでこの入力情報に基き、例
えば、荷物の積載や加減速時やコーナリング時等
のように車両に姿勢変化が生じた時には、姿勢制
御演算手段において、車両の姿勢が、例えば水平
のような所定の目標状態となるように、ROMに
記憶されているデータに基いて前記圧力制御弁2
0で必要な出力液圧が演算される。
この演算結果に基いて、ステツプcで、出力イ
ンタフエース35の正常時信号発生手段に相当す
る部分から各圧力制御弁20のソレノイド21に
制御信号Ciを出力する。この制御信号Ciは電流で
あつて、制御信号Ciの電流値は、0〜1.0Aの範
囲となつている。
また、このCPU31では、ステツプdにおい
て、各圧力センサ40から読み込まれる実際出力
液圧Psと前記姿勢制御演算による各圧力制御弁
20に対する演算出力液圧Pgを比較し、各圧力
制御弁20の作動が正常に行われているかどうか
の第1の判別を行つている。即ち、両出力液圧
Pg,Psが等しいときにきは正常と判断され、以
上のステツプa〜dを繰替し、また、両出力液圧
Pg,Psに差が生じたときには、異常が発生した
と判別され、ステツプeに進む、このステツプe
では、実際出力液圧Psと演算出力液圧Pgの偏差
ΔSを次式に従つて演算する。
ΔS=Pg−Ps 次に、ステツプfでは第2の異常判別が成され
るもので、前回の偏差ΔSn−1と今回の偏差ΔSn
とを比較し、変化しているときは、圧力制御弁2
0が摺動異常を発生することなく正常に作動して
いると判断し、ステツプgで偏差ΔSに応じた偏
差信号を出力する。次いで、ステツプhで偏差信
号に基きソレノイド21への制御信号Ciの電流値
を補正する。
その後、ステツプdに戻り、前記判別を行い、
両出力液圧Pg,Psが一致して正常と判別される
と、今回の処理を終了し、一致していないときは
前述のステツプd〜hを繰り返し実行する。即
ち、ステツプd〜hでは圧力制御弁20の出力ポ
ート243に発生する実際の出力液圧Psが演算
出力液圧Pgと一致するようにフイードバツク制
御が行われる。
一方、ステツプfで偏差ΔSが変化していない
ときには、圧力制御弁20のバルブスプール22
が摺動異常の場合と判別し、ステツプiで出力イ
ンタフエース35の異常時信号出力手段に相当す
る部分から、前記安全弁51を作動させる作動信
号Sjが出力され、それと同時に、他の正常な圧力
制御弁20に対して、出力液圧をドレン圧Ptに
するために制御信号Ciの出力が停止される。
また、作動信号Sjは前記ソレノイド21が安全
スプリング54の弾発力に抗して安全弁51を確
実に摺動させるだけの電磁力を発生させることの
できる電流でなければならないから、実際には、
制御信号Ciよりも高い電流(1.5〜2.0A)が用い
られる。
次に、実施例の作用を説明する。
(イ) 圧力制御弁正常時 各圧力制御弁20,20,20,20が正常で
あるときには、コントローラ30においてステツ
プa〜dもくしは、それにステツプe〜hを加え
た流れで制御作動が成され、圧力制御弁20に
0.0A〜1.0Aの範囲内の電流である制御信号Ciが
出力される。
この制御信号Ciによるプランジヤ211からの
押圧力では、バルブスプリング25のみが伸縮し
てバルブスプール22が摺動して、車体が所定の
目標状態となるように出力液圧が制御されるもの
で、安全弁51は環状室55と背室244とが連
通されるほど摺動しない。
(ロ) 圧力制御弁異常発生時 圧力制御弁20の一つにおいて、バルブスプー
ル22がステイツクする等の異常が発生した場合
には、まず、圧力制御弁20の実際出力液圧Ps
が姿勢制御演算手段での演算出力液圧Pgと異な
ることとなる。
ステツプdにおいて、この両者Ps,Pg差が判
別されると共に、ステツプfにおいて異常発生で
あると判別されると、ステツプiにおいて、出力
インタフエース35からソレノイド21に対して
作動信号Sj(1.5〜2.0Aの高い電流)が出力される
と共に、他の正常な圧力制御弁20,20,2
0,に対しては、制御信号Ciの出力停止が成され
る。
異常が発生した圧力制御弁20にあつては、ソ
レノイド21に作動信号Sjが与えられて大きな押
圧力で安全弁51が押されると、バルブスプール
22がステイツクする等して摺動抵抗が極めて大
きいこともあつて、安全弁51は安全スプリング
54を短縮させて摺動し、環状室55が背室24
4側と連通され、出力液圧がドレン圧Ptになる。
また、仮に異常がバルブスプール22以外にある
場合でも、この作動信号Sjにより与えられる大き
な押圧力によりバルブスプール22が大きく摺動
しバルブスプリング25が短縮しなくなると、や
はり、安全スプリング54が短縮されて安全弁5
1が摺動し、出力液圧がドレン圧Ptとなる。
従つて、全ての圧力制御弁20の出力液圧がド
レン圧Ptとなつて、姿勢制御アクチユエータ1
0は全て同じ長さの短縮状態となり、4箇所の車
高が一致して、車体はサスペンシヨン装置のみで
支持された一般的な状態、つまり、姿勢制御装置
を備えていない車両の姿勢と同じ状態となつて、
走行が安定する。
このように、安全弁51を含む安全機構50に
より、異常時には出力液圧が維持されることなく
ドレン圧となるという特徴を有する。
さらに、第1実施例では、圧力制御弁20の異
常が実際出力液圧Psと演算出力液圧Pgとの比較
に基いて検出されるため応答性が高いという特徴
も有している。
次に、第5図に示す第2実施例について説明す
る。この第2実施例は、安全機構50の作動時に
圧力制御弁20の出力液圧が所定の一定圧力にな
るように構成したものである。
第5図は、第2実施例のバルブスプール22を
示す断面図であつて、安全弁51にはランド51
2,513と安全弁側ポート514が形成されて
いる。また、スプール側バルブ穴52には、ポン
プ圧ポート241から減圧弁56を介して液圧が
導かれる異常時用液路561に接続された液圧ポ
ート521が形成されている。
また、この第2実施例の制御作動は第6図に示
すとおりである。
従つて、圧力制御弁20に異常が発生した際
に、コントローラ30から作動信号Sjが出力され
ると(第6図ステツプj)、プランジヤ211が
押圧して安全弁51が摺動され、安全弁側ポート
514により液圧ポート521と環状室55とが
連通される。これによつて、環状室55とこの環
状室55に連通される出力ポート243の液圧
は、減圧弁56により減圧された所定の液圧とな
る。
また、これと同時にコントローラ30からは他
の正常な圧力制御弁20に対して、出力液圧をこ
の所定の液圧と同等(例えば、軸重に応じた所定
の圧力)にするための制御信号Cjが出力される
(ステツプj)。
これによつて、車体4箇所の姿勢制御アクチユ
エータ10は、全て所定の同じ長さにされ、車体
は一般的な車両と同じのノーマルな状態で保た
れ、圧力制御弁20に異常が発生しても走行が安
定する。このときの車高は、第1実施例の場合よ
り少し高くなる。
この第2実施例において、他の構成及び作用は
第1実施例と同じであるので説明を省略する。
(考案の効果) 以上説明してきたように、本考案の車両の姿勢
制御装置にあつては、圧力制御弁のバルブスプー
ル内に異常時には出力回路と異常時用液圧路とを
連通させる安全弁を一体的に設け、出力回路の液
圧が、異常発生時のまま維持されることなく、ド
レン圧等の低圧や或る一定の所定圧力になるよう
にしたため、構造が簡単で安価であり、姿勢制御
装置の安全性及び信頼性を高める圧力制御弁を提
供できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案第1実施例の姿勢制御装置用圧
力制御弁を示す断面図、第2図は第1実施例装置
を備えた姿勢制御装置を示す全体図、第3図は第
1実施例装置のコントローラを示すブロツク図、
第4図は第1実施例装置のコントローラの制御作
動を示すフローチヤート、第5図は第2実施例圧
力制御弁のバルブスプール及び安全弁を示す断面
図、第6図は第2実施例装置のコントローラの制
御作動を示すフローチヤートである。 10……姿勢制御アクチユエータ(姿勢可変手
段)、20……圧力制御弁、21……ソレノイド、
22……バルブスプール、24……バルブ穴、2
5……バルブスプリング、51……安全弁、52
……スプール側バルブ穴、54……安全スプリン
グ、101……出力回路、106……ポンプ圧回
路、107……ドレン回路、211……プランジ
ヤ、244……背室(異常時用液圧路)、561
……異常時用液圧路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ポンプ圧回路106、ドレン回路107、出力
    回路101の夫々に接続されたバルブ穴24と、
    該バルブ穴24の軸方向に摺動可能に設けられ、
    軸方向の一方向への摺動で出力回路101とポン
    プ圧回路106との間の絞り量を広げる第1のラ
    ンド221及び、他方向への摺動で出力回路10
    1とドレン回路107との間の絞り量を広げる第
    2のランド222が形成されたバルブスプール2
    2と、該バルブスプール22を第2のランド22
    2による絞りを広げる方向に付勢するバルブスプ
    リング25と、前記バルブスプール22を第1の
    ランド221による絞りを広げる方向にプランジ
    ヤ211により押圧するソレノイド21と、を備
    え、液圧により作動して車両を姿勢制御する姿勢
    可変手段10に出力回路101が接続されている
    圧力制御弁において、 前記バルブスプール22のソレノイド側端部
    に、バルブスプール22及びプランジヤ211と
    同軸に、ドレン圧もしくは所定の一定圧を発生す
    る異常時用液圧路244,107および前記出力
    回路101に連通するスプール側バルブ穴52が
    形成され、 該スプール側バルブ穴52には、常時は、前記
    バルブスプリング25よりも強い弾発力の安全ス
    プリング54により前記異常時用液圧路244,
    107と前記出力回路101との連通を遮断する
    位置に摺動付勢され、前記プランジヤ211によ
    り押圧されて前記軸方向に摺動して、これらの回
    路を連通させる安全弁51が設けられ、 前記バルブスプール22に、安全スプリング5
    4による安全弁51の摺動を前記連通を遮断する
    位置で規制するストツパ53が設けられているこ
    とを特徴とする姿勢制御装置用圧力制御弁。
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