JPH0454600B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0454600B2 JPH0454600B2 JP58245759A JP24575983A JPH0454600B2 JP H0454600 B2 JPH0454600 B2 JP H0454600B2 JP 58245759 A JP58245759 A JP 58245759A JP 24575983 A JP24575983 A JP 24575983A JP H0454600 B2 JPH0454600 B2 JP H0454600B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- color
- base material
- master
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/26—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
- B41M5/34—Multicolour thermography
- B41M5/345—Multicolour thermography by thermal transfer of dyes or pigments
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
- Duplication Or Marking (AREA)
Description
本発明は、多色カラー印刷物を容易にうること
のできるカラーヘクト印刷用マスターを作成する
方法に関する。 近時、カラーデイスプレーによる表示などに対
応して、デイスプレイと同等またはこれに近いハ
ードコピーを多数枚取得することが要望されてい
る。この要望に対し、サーマルあるいはインパク
トプリンターなどのプリンターを利用することが
考えられるが、それらのプリントはヘクト印刷の
ような簡易印刷手段と比較して大幅に時間を要す
るものであり、またリボンの消費によるコストア
ツプなどの欠点を有する。 これに対し、孔版原紙によるマスターをプリン
ターで作成することが考えられるが、いわゆる混
合色を忠実にうまく再現できず、また各色に対応
したマスターをそれぞれ作り、これらの多数のマ
スターを順に使用して印刷しなければならず、そ
の際に色合せ、位置合せなどの高度な印刷技術を
必要とするため、カラーデイスプレーのハードコ
ピー化に用いることはきわめて困難である。 本発明は、このような実情に鑑み、前記諸欠点
を解消し、1枚のヘクト印刷用マスターを用いて
多色の印刷を行なうことを目的として鋭意研究を
重ねた結果、本発明を完成するに至った。 すなわち本発明は、かかる目的を達成しうるも
のとして、リボン基材上にイエロー、マゼンタお
よびシアンのヘクトグラフ用熱溶融性インキ層が
並べて設けられ、各色のインキは染料とべヒクル
とからなり、ベヒクル10重量部に対し染料1〜20
重量部の割合であり、各色のインキ熱溶融温度が
転写順位の早いものほど低く設定されており、か
つ各色のインキのベヒクルが熱溶融時に相互に相
溶性を有する熱転写媒体を用い、1枚のマスター
シート用基材に対して前記各色のインキを熱溶融
温度の低い順に熱転写して所定のカラー像を形成
し、ついでカラー像の形成されたマスターシート
用基材を加熱して相異なる色のインキが重なり合
つた部分を前記マスターシート用基材上にて熱溶
融混合をすることからなりカラーヘクト印刷用マ
スターの作成方法に関する。 本発明の方法によれば、おのおの異なる色のヘ
クトグラフ用インキ単独の色による印刷が記録紙
上に行ないうるのみならず、複数の異なる色のイ
ンキの混合による新たな色による印刷もまた同時
に行なうことができる。 すなわちイエロー、マゼンタ、シアンの三原色
を用いて印刷したとき、三原色の組合わせによつ
て7色の色のヘクト印刷ができるようになり、カ
ラーのハードコピーが単色のヘクト印刷と同様の
簡単な作業にて多量にうることができるようにな
る。 このことは、ヘクト印刷がマスターの像形成イ
ンクの表面の染料を溶解して記録紙に転写し印刷
するというシステムであることによるものであ
り、相異なる色のインキが熱溶融混合された部分
においては、その相異なる色の染料が相互に混合
された状態となり、それらがおのおの溶解されて
ごく微小な点状に記録紙に転写されるか、または
この溶解転写時に相互に混合し合つて新しい別の
色となるからと推測される。 本発明においては、リボン基材上にイエロー、
マゼンタおよびシアンのヘクトグラフ用熱溶融性
インキ層が並べて設けられ、各色のインキは染料
とベヒクルとからなり、ベヒクル10重量部に対し
染料1〜20重量部の割合であり、各色のインキの
熱溶融温度が転写順位の早いものほど低く設定さ
れており、かつ各色のインキのベヒクルが熱溶融
時に相互に相溶性を有する熱転写媒体が用いられ
る。 そのような熱転写媒体を用いると、各インキ層
が上下に重ね合わされてサーマルヘツドによりマ
スター上に転写されるにもかかわらず、該インキ
層がマスターシート基材の表面近くにまで相互に
混合され、色混合部分の色合いが途中で変化する
ことなく多数の記録紙を印刷しうるようになる。 つぎに本発明を実施例に基づいて説明する。な
お、以下部とあるのは全て重量部である。 まず本発明の熱転写媒体について説明する。 基材として帯状のコンデンサー紙(厚さ15μ
m)を用い、この基材の長手方向に熱溶融性のイ
エローインキ(2Y)と同マゼンタインキ(2M)
と、同シアンインキ(2C)とをこの順序で繰返
しパターンにて塗布した。このインキの塗布量は
約6g/m2でホツトメルトコーテイング法にて塗
工した。 使用に際しては、この順序で順次マスターに転
写した。 上で用いた各色のインキの組成と融点とを第1
表に示す。
のできるカラーヘクト印刷用マスターを作成する
方法に関する。 近時、カラーデイスプレーによる表示などに対
応して、デイスプレイと同等またはこれに近いハ
ードコピーを多数枚取得することが要望されてい
る。この要望に対し、サーマルあるいはインパク
トプリンターなどのプリンターを利用することが
考えられるが、それらのプリントはヘクト印刷の
ような簡易印刷手段と比較して大幅に時間を要す
るものであり、またリボンの消費によるコストア
ツプなどの欠点を有する。 これに対し、孔版原紙によるマスターをプリン
ターで作成することが考えられるが、いわゆる混
合色を忠実にうまく再現できず、また各色に対応
したマスターをそれぞれ作り、これらの多数のマ
スターを順に使用して印刷しなければならず、そ
の際に色合せ、位置合せなどの高度な印刷技術を
必要とするため、カラーデイスプレーのハードコ
ピー化に用いることはきわめて困難である。 本発明は、このような実情に鑑み、前記諸欠点
を解消し、1枚のヘクト印刷用マスターを用いて
多色の印刷を行なうことを目的として鋭意研究を
重ねた結果、本発明を完成するに至った。 すなわち本発明は、かかる目的を達成しうるも
のとして、リボン基材上にイエロー、マゼンタお
よびシアンのヘクトグラフ用熱溶融性インキ層が
並べて設けられ、各色のインキは染料とべヒクル
とからなり、ベヒクル10重量部に対し染料1〜20
重量部の割合であり、各色のインキ熱溶融温度が
転写順位の早いものほど低く設定されており、か
つ各色のインキのベヒクルが熱溶融時に相互に相
溶性を有する熱転写媒体を用い、1枚のマスター
シート用基材に対して前記各色のインキを熱溶融
温度の低い順に熱転写して所定のカラー像を形成
し、ついでカラー像の形成されたマスターシート
用基材を加熱して相異なる色のインキが重なり合
つた部分を前記マスターシート用基材上にて熱溶
融混合をすることからなりカラーヘクト印刷用マ
スターの作成方法に関する。 本発明の方法によれば、おのおの異なる色のヘ
クトグラフ用インキ単独の色による印刷が記録紙
上に行ないうるのみならず、複数の異なる色のイ
ンキの混合による新たな色による印刷もまた同時
に行なうことができる。 すなわちイエロー、マゼンタ、シアンの三原色
を用いて印刷したとき、三原色の組合わせによつ
て7色の色のヘクト印刷ができるようになり、カ
ラーのハードコピーが単色のヘクト印刷と同様の
簡単な作業にて多量にうることができるようにな
る。 このことは、ヘクト印刷がマスターの像形成イ
ンクの表面の染料を溶解して記録紙に転写し印刷
するというシステムであることによるものであ
り、相異なる色のインキが熱溶融混合された部分
においては、その相異なる色の染料が相互に混合
された状態となり、それらがおのおの溶解されて
ごく微小な点状に記録紙に転写されるか、または
この溶解転写時に相互に混合し合つて新しい別の
色となるからと推測される。 本発明においては、リボン基材上にイエロー、
マゼンタおよびシアンのヘクトグラフ用熱溶融性
インキ層が並べて設けられ、各色のインキは染料
とベヒクルとからなり、ベヒクル10重量部に対し
染料1〜20重量部の割合であり、各色のインキの
熱溶融温度が転写順位の早いものほど低く設定さ
れており、かつ各色のインキのベヒクルが熱溶融
時に相互に相溶性を有する熱転写媒体が用いられ
る。 そのような熱転写媒体を用いると、各インキ層
が上下に重ね合わされてサーマルヘツドによりマ
スター上に転写されるにもかかわらず、該インキ
層がマスターシート基材の表面近くにまで相互に
混合され、色混合部分の色合いが途中で変化する
ことなく多数の記録紙を印刷しうるようになる。 つぎに本発明を実施例に基づいて説明する。な
お、以下部とあるのは全て重量部である。 まず本発明の熱転写媒体について説明する。 基材として帯状のコンデンサー紙(厚さ15μ
m)を用い、この基材の長手方向に熱溶融性のイ
エローインキ(2Y)と同マゼンタインキ(2M)
と、同シアンインキ(2C)とをこの順序で繰返
しパターンにて塗布した。このインキの塗布量は
約6g/m2でホツトメルトコーテイング法にて塗
工した。 使用に際しては、この順序で順次マスターに転
写した。 上で用いた各色のインキの組成と融点とを第1
表に示す。
【表】
これらの各インキは、おのおの三本ロールによ
り充分に混練し、ベヒクル中に染料を分散して作
成した。 このようにして作成した熱転写媒体において
は、マスターシート用基材に早く熱転写されるヘ
クトグラフ用インキ層ほどその熱溶融温度が順に
低く設定されている。したがつてこれを神鋼電機
(株)製のカラーハードコピーCH−34(商品名)の
インクリボン装着部分に装着し、上質紙記録紙に
コンピユータグラフイツクにてえた7色のカラー
パターンを熱転写方式にて転写すると、各インキ
層が重なり合つた部分において熱溶融混合され、
元のインキ層単独の色と異なる新しい別の色が生
成したマスターシートが作成できた。 そして、この上質紙記録紙によるマスターシー
トの一定の寸法に切つて、(株)デユプロ製のL505S
液体複写機のマスター胴に装着し、普通紙に液体
複写を行なつた。 かかる複写により、100枚の普通紙にカラー印
刷を行なつたところ、えられたカラー印刷はコン
ピユータデイスプレイに写し出されたカラーパタ
ーンの近似した色彩を有するものであつた。 本発明は前記実施例のみに限定されることな
く、以下に述べるような変更を行なうことも可能
である。 () インキ組成物に用いられるベヒクル成分の
カルナバワツクスは、インキの融点を高くする
作用を有するが、それと同様またはそれ以上の
作用を有するものとして、以下の1種またはそ
れら相互あるいはカルナバワツクスとの混合物
を用いることができる。すなわち、オリキユリ
ーワツクス、キヤンデリラ、木ロウなどの植物
系ワツクス、鯨ロウ、蜜ロウなどの動物系ワツ
クス、モンタン、オゾケライト、セレシンなど
の鉱物系ワツクス、エステルワツクス、酸化ワ
ツクスなどの合成ワツクス、パラフインワツク
スおよびポリエチレンワツクスである。 () インキ組成物に用いられるベヒクル成分の
ラノリンは、インキの融点を低くする作用を有
するが、それと同様またはそれ以上の作用を有
するものとして、以下の1種またはそれら相互
あるいはラノリンとの混合物を用いることがで
きる。すなわち、ヤシ油、ヒマシ油、ナタネ
油、半乾性油などの植物油、ワセリン、モータ
ー油、スピンドル油などの鉱物油および牛脂、
豚脂などの油脂である。 () インキ層の溶融温度を調整するには、前記
()、()のような溶融温度が相互に相当異
なるものの混合比を変えて調整する方法が普通
に行なわれる。しかしながら、前記()、
()および第1表に示すベヒクル材料が相互
に良好な相溶性を有するため、各色のインキ層
におのおの別のベヒクル成分を()または
()から選び、単独で用いて、材質の相違に
よる溶融温度差の設定を行なうこともできる。 () 溶融温度としては、約50℃〜約120℃の範
囲内、温度差としては約0℃〜約20℃の範囲で
あればよく、これらの範囲内に溶融温度が設定
できるならば、前記()、()および()
におけるベヒクル材料の材質、相互の混合比は
前記第1表に示すものに限るものではない。そ
してそれらの材質や混合比は従来より一般に用
いられる簡単な実験により容易に決定すること
ができるので、詳しい説明は省略する。 () 各色の染料としては前記第1表に示したも
ののほかに以下のものでもよい。 イエロー用染料 アイゼン カチロン イエローGLH(保土谷化学
工業(株)製) スミアクリルゴールデンイエローG(住友化学工
業(株)製) フラビン 10GFH(保土谷化学工業(株)製) SWT Y−2(保土谷化学工業(株)製) マゼンタ用 ローダミン6GCP(住友化学工業(株)製) SWT R−4(保土谷化学工業(株)製) シアン用 アイゼンビクトリアピユアブルーBOH(保土谷化
学工業(株)製) メチレン ブルー コンク(住友化学工業(株)製) SWT B−1(保土谷化学工業(株)製) これらの着色染料とベヒクルとの混合比はベク
ヒル10部に対し着色染料1〜20部の範囲が好まし
い。着色染料が1部未満であると、印字濃度が著
しく低下し、1回の転写だけでは明瞭な印刷が行
なえなくなる。一方、20部を超えると、インキの
流動性が悪化し、インキ同士がマスターシート基
材上で混合しにくくなり、熱転写時の加熱温度と
加熱時間とが大きくなつてサーマルプリンタによ
るマスター作成に支障が生じる。 () インキ層には種々の体質顔料やその他の活
性剤などを混合することもできる。 () インキリボンの基材としては、コンデンサ
ー紙に限らず、グラシン紙、インデイアペーパ
ー、薄葉紙やポリエステル、ポリイミド、ポリ
カーボネート、ポリアミド、ポリスチレン、ポ
リプロピレンなどのフイルムを用いることがで
き、厚さは約1〜約25μmの範囲内が適当で、
できるだけ薄いものが好ましい。 () マスターシート用基材としては、上質紙、
コート紙、各種フイルム、合成紙などの一般に
サーマルプリントが可能なシートであつて、耐
刷性を有するものであればよい。 () 熱転写媒体におけるリボンのインキ層塗布
構成に関して、インキ層は前記実施例のように
リボンの長手方向に順次設けられるだけでな
く、幅方向に色の相異なるインキ層を複数並置
してもよく、用いるサーマルプリンターの印字
手段に対応したものとすればよい。 さらに本発明においては印字スピードを高めて
マスターを作成すべく、つぎの手段を採つてい
る。 すなわち前記においては、サーマルヘツドによ
る熱転写時に、相異なる色のインキ同士が熱溶融
し、混合されるばあいについて説明したが、サー
マルプリントの印字スピードを高めたばあい(イ
ンキ層が受ける熱エネルギーが低くなる)には、
先に転写されたインキが熱溶融せず、熱転写時に
充分な混合が行なわれないことがある。そのよう
な不具合を避けるため、本発明ではマスターシー
ト上に一旦像が形成されたのち、そのシートをイ
ンキの熱溶融温度に再度加熱することによつてイ
ンキを充分均一に混合するようにしている。 かかる加熱手段としては、電子コピーなどに用
いられる加熱定着ロールを用いるのが好適であ
る。この種のロールには、表面に剥離層が設けら
れており、該剥離層の存在によつて、熱溶融した
インキが搾取されることなく、再加熱による充分
なインキ相互の混合が可能になり、サーマルプリ
ントの印字スピードを高めたばあいにも本発明の
方法を適用することができる。
り充分に混練し、ベヒクル中に染料を分散して作
成した。 このようにして作成した熱転写媒体において
は、マスターシート用基材に早く熱転写されるヘ
クトグラフ用インキ層ほどその熱溶融温度が順に
低く設定されている。したがつてこれを神鋼電機
(株)製のカラーハードコピーCH−34(商品名)の
インクリボン装着部分に装着し、上質紙記録紙に
コンピユータグラフイツクにてえた7色のカラー
パターンを熱転写方式にて転写すると、各インキ
層が重なり合つた部分において熱溶融混合され、
元のインキ層単独の色と異なる新しい別の色が生
成したマスターシートが作成できた。 そして、この上質紙記録紙によるマスターシー
トの一定の寸法に切つて、(株)デユプロ製のL505S
液体複写機のマスター胴に装着し、普通紙に液体
複写を行なつた。 かかる複写により、100枚の普通紙にカラー印
刷を行なつたところ、えられたカラー印刷はコン
ピユータデイスプレイに写し出されたカラーパタ
ーンの近似した色彩を有するものであつた。 本発明は前記実施例のみに限定されることな
く、以下に述べるような変更を行なうことも可能
である。 () インキ組成物に用いられるベヒクル成分の
カルナバワツクスは、インキの融点を高くする
作用を有するが、それと同様またはそれ以上の
作用を有するものとして、以下の1種またはそ
れら相互あるいはカルナバワツクスとの混合物
を用いることができる。すなわち、オリキユリ
ーワツクス、キヤンデリラ、木ロウなどの植物
系ワツクス、鯨ロウ、蜜ロウなどの動物系ワツ
クス、モンタン、オゾケライト、セレシンなど
の鉱物系ワツクス、エステルワツクス、酸化ワ
ツクスなどの合成ワツクス、パラフインワツク
スおよびポリエチレンワツクスである。 () インキ組成物に用いられるベヒクル成分の
ラノリンは、インキの融点を低くする作用を有
するが、それと同様またはそれ以上の作用を有
するものとして、以下の1種またはそれら相互
あるいはラノリンとの混合物を用いることがで
きる。すなわち、ヤシ油、ヒマシ油、ナタネ
油、半乾性油などの植物油、ワセリン、モータ
ー油、スピンドル油などの鉱物油および牛脂、
豚脂などの油脂である。 () インキ層の溶融温度を調整するには、前記
()、()のような溶融温度が相互に相当異
なるものの混合比を変えて調整する方法が普通
に行なわれる。しかしながら、前記()、
()および第1表に示すベヒクル材料が相互
に良好な相溶性を有するため、各色のインキ層
におのおの別のベヒクル成分を()または
()から選び、単独で用いて、材質の相違に
よる溶融温度差の設定を行なうこともできる。 () 溶融温度としては、約50℃〜約120℃の範
囲内、温度差としては約0℃〜約20℃の範囲で
あればよく、これらの範囲内に溶融温度が設定
できるならば、前記()、()および()
におけるベヒクル材料の材質、相互の混合比は
前記第1表に示すものに限るものではない。そ
してそれらの材質や混合比は従来より一般に用
いられる簡単な実験により容易に決定すること
ができるので、詳しい説明は省略する。 () 各色の染料としては前記第1表に示したも
ののほかに以下のものでもよい。 イエロー用染料 アイゼン カチロン イエローGLH(保土谷化学
工業(株)製) スミアクリルゴールデンイエローG(住友化学工
業(株)製) フラビン 10GFH(保土谷化学工業(株)製) SWT Y−2(保土谷化学工業(株)製) マゼンタ用 ローダミン6GCP(住友化学工業(株)製) SWT R−4(保土谷化学工業(株)製) シアン用 アイゼンビクトリアピユアブルーBOH(保土谷化
学工業(株)製) メチレン ブルー コンク(住友化学工業(株)製) SWT B−1(保土谷化学工業(株)製) これらの着色染料とベヒクルとの混合比はベク
ヒル10部に対し着色染料1〜20部の範囲が好まし
い。着色染料が1部未満であると、印字濃度が著
しく低下し、1回の転写だけでは明瞭な印刷が行
なえなくなる。一方、20部を超えると、インキの
流動性が悪化し、インキ同士がマスターシート基
材上で混合しにくくなり、熱転写時の加熱温度と
加熱時間とが大きくなつてサーマルプリンタによ
るマスター作成に支障が生じる。 () インキ層には種々の体質顔料やその他の活
性剤などを混合することもできる。 () インキリボンの基材としては、コンデンサ
ー紙に限らず、グラシン紙、インデイアペーパ
ー、薄葉紙やポリエステル、ポリイミド、ポリ
カーボネート、ポリアミド、ポリスチレン、ポ
リプロピレンなどのフイルムを用いることがで
き、厚さは約1〜約25μmの範囲内が適当で、
できるだけ薄いものが好ましい。 () マスターシート用基材としては、上質紙、
コート紙、各種フイルム、合成紙などの一般に
サーマルプリントが可能なシートであつて、耐
刷性を有するものであればよい。 () 熱転写媒体におけるリボンのインキ層塗布
構成に関して、インキ層は前記実施例のように
リボンの長手方向に順次設けられるだけでな
く、幅方向に色の相異なるインキ層を複数並置
してもよく、用いるサーマルプリンターの印字
手段に対応したものとすればよい。 さらに本発明においては印字スピードを高めて
マスターを作成すべく、つぎの手段を採つてい
る。 すなわち前記においては、サーマルヘツドによ
る熱転写時に、相異なる色のインキ同士が熱溶融
し、混合されるばあいについて説明したが、サー
マルプリントの印字スピードを高めたばあい(イ
ンキ層が受ける熱エネルギーが低くなる)には、
先に転写されたインキが熱溶融せず、熱転写時に
充分な混合が行なわれないことがある。そのよう
な不具合を避けるため、本発明ではマスターシー
ト上に一旦像が形成されたのち、そのシートをイ
ンキの熱溶融温度に再度加熱することによつてイ
ンキを充分均一に混合するようにしている。 かかる加熱手段としては、電子コピーなどに用
いられる加熱定着ロールを用いるのが好適であ
る。この種のロールには、表面に剥離層が設けら
れており、該剥離層の存在によつて、熱溶融した
インキが搾取されることなく、再加熱による充分
なインキ相互の混合が可能になり、サーマルプリ
ントの印字スピードを高めたばあいにも本発明の
方法を適用することができる。
Claims (1)
- 1 リボン基材上にイエロー、マゼンタおよびシ
アンのヘクトグラフ用熱溶融性インキ層が並べて
設けられ、各色のインキは染料とベヒクルとから
なり、ベヒクル10重量部に対し染料1〜20重量部
の割合であり、各色のインキの熱溶融温度が転写
順位の早いものほど低く設定されており、かつ各
色のインキのベヒクルが熱溶融時に相互に相溶性
を有する熱転写媒体を用い、1枚のマスターシー
ト用基材に対して前記各色のインキを熱溶融温度
の低い順に熱転写して所定のカラー像を形成し、
ついでカラー像の形成されたマスターシート用基
材を加熱して相異なる色のインキが重なり合った
部分を前記マスターシート用基材上にて熱溶融混
合することからなるカラーヘクト印刷用マスター
の作成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58245759A JPS60141586A (ja) | 1983-12-29 | 1983-12-29 | カラーヘクト印刷用マスターの作成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58245759A JPS60141586A (ja) | 1983-12-29 | 1983-12-29 | カラーヘクト印刷用マスターの作成方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60141586A JPS60141586A (ja) | 1985-07-26 |
| JPH0454600B2 true JPH0454600B2 (ja) | 1992-08-31 |
Family
ID=17138370
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58245759A Granted JPS60141586A (ja) | 1983-12-29 | 1983-12-29 | カラーヘクト印刷用マスターの作成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60141586A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02239984A (ja) * | 1989-03-14 | 1990-09-21 | Ricoh Co Ltd | 熱転写記録方法 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5915316B2 (ja) * | 1979-08-18 | 1984-04-09 | 富士化学紙工業株式会社 | マスタ−シ−ト作成用感熱記録要素 |
| JPS5637191A (en) * | 1979-09-01 | 1981-04-10 | Fuji Kagakushi Kogyo Co Ltd | Heat-sensitive recording element for making master sheet |
| JPS5753391A (en) * | 1980-09-18 | 1982-03-30 | Fuji Xerox Co Ltd | Thermal recording medium |
| JPS57182492A (en) * | 1981-05-06 | 1982-11-10 | Mitsubishi Electric Corp | Heat-sensitive transfer recording sheet |
| JPS58158291A (ja) * | 1982-03-13 | 1983-09-20 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | カラー熱転写用記録媒体およびカラー熱転写方法 |
-
1983
- 1983-12-29 JP JP58245759A patent/JPS60141586A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60141586A (ja) | 1985-07-26 |
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| JPS58158291A (ja) | カラー熱転写用記録媒体およびカラー熱転写方法 | |
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