JPH0455190B2 - - Google Patents

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JPH0455190B2
JPH0455190B2 JP58501791A JP50179183A JPH0455190B2 JP H0455190 B2 JPH0455190 B2 JP H0455190B2 JP 58501791 A JP58501791 A JP 58501791A JP 50179183 A JP50179183 A JP 50179183A JP H0455190 B2 JPH0455190 B2 JP H0455190B2
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spiro
dione
formula
fluorene
imidazolidine
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Birii Marei Juniaa Yooku
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Alcon Laboratories Inc
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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Description

請求の範囲 1 式 (式中 X=H、F、Cl、Br、I、SCH3、S(O)CH3、S
(O2)CH3、OCH3およびCH3 Y=H、F、Cl、Br、I、SCH3、S(O)CH3、S
(O2)CH3、OCH3およびCH3そして Z=H、F、Cl、Br、I、OCH3およびCH3) のスピロ−(フルオレン−9,4′−イミダゾリジ
ン)−2′,5′−ジオンまたはその製薬学的に許容
されうる塩を有効量含む、哺乳動物における糖尿
病合併症の治療用組成物。 2 前記スピロ−(フルオレン−9,4′−イミダ
ゾリジン)−2′,5′−ジオンは、式 を有する特許請求の範囲第1項に記載の組成物。 3 前記スピロ−(フルオレン−9,4′−イミダ
ゾリジン)−2′,5′−ジオンは、式 を有する特許請求の範囲第1項に記載の組成物。 4 前記スピロ−(フルオレン−9,4′−イミダ
ゾリジン)−2′,5′−ジオンは、式 を有する特許請求の範囲第1項に記載の組成物。 5 前記スピロ−(フルオレン−9,4′−イミダ
ゾリジン)−2′,5′−ジオンは、式 を有する特許請求の範囲第1項に記載の組成物。 6 前記スピロ−(フルオレン−9,4′−イミダ
ゾリジン)−2′,5′−ジオンは、式 を有する特許請求の範囲第1項に記載の組成物。 7 前記スピロ−(フルオレン−9,4′−イミダ
ゾリジン)−2′,5′−ジオンは、式 を有する特許請求の範囲第1項に記載の組成物。 8 前記スピロ−(フルオレン−9,4′−イミダ
ゾリジン)−2′,5′−ジオンは、式 を有する特許請求の範囲第1項に記載の組成物。 9 前記スピロ−(フルオレン−9,4′−イミダ
ゾリジン)−2′,5′−ジオンは、式 を有する特許請求の範囲第1項に記載の組成物。 10 前記スピロ−(フルオレン−9,4′−イミ
ダゾリジン)−2′,5′−ジオンは、式 を有する特許請求の範囲第1項に記載の組成物。 11 前記スピロ−(フルオレン−9,4′−イミ
ダゾリジン)−2′,5′−ジオンは、式 を有する特許請求の範囲第1項に記載の組成物。 12 前記スピロ−(フルオレン−9,4′−イミ
ダゾリジン)−2′,5′−ジオンは、式 を有する特許請求の範囲第1項に記載の組成物。 13 前記スピロ−(フルオレン−9,4′−イミ
ダゾリジン)−2′,5′−ジオンは、式 を有する特許請求の範囲第1項に記載の組成物。 14 前記スピロ−(フルオレン−9,4′−イミ
ダゾリジン)−2′,5′−ジオンは、式 を有する特許請求の範囲第1項に記載の組成物。 15 式 (式中 X=H、F、Cl、Br、I、SCH3、S(O)CH3、S
(O2)CH3、OCH3およびCH3、 Y=H、F、Cl、Br、I、SCH3、S(O)CH3、S
(O2)CH3、OCH3およびCH3、そして Z=H、F、Cl、Br、I、OCH3およびCH3) のスピロ−(フルオレン−9,4′−イミダゾリジ
ン)−2′,5′−ジオンまたはその製薬学的に許容
されうる塩を有効量含む、アルドースレダクター
ゼの活性阻害用組成物。 16 前記スピロ−(フルオレン−9,4′−イミ
ダゾリジン)−2′,5′−ジオンは、式 を有する特許請求の範囲第15項に記載の組成
物。 17 前記スピロ−(フルオレン−9,4′−イミ
ダゾリジン)−2′,5′−ジオンは、式 を有する特許請求の範囲第15項に記載の組成
物。 18 前記スピロ−(フルオレン−9,4′−イミ
ダゾリジン)−2′,5′−ジオンは、式 を有する特許請求の範囲第15項に記載の組成
物。 19 前記スピロ−(フルオレン−9,4′−イミ
ダゾリジン)−2′,5′−ジオンは、式 を有する特許請求の範囲第15項に記載の組成
物。 20 前記スピロ−(フルオレン−9,4′−イミ
ダゾリジン)−2′,5′−ジオンは、式 を有する特許請求の範囲第15項に記載の組成
物。 21 前記スピロ−(フルオレン−9,4′−イミ
ダゾリジン)−2′,5′−ジオンは、式 を有する特許請求の範囲第15項に記載の組成
物。 22 前記スピロ−(フルオレン−9,4′−イミ
ダゾリジン)−2′,5′−ジオンは、式 を有する特許請求の範囲第15項に記載の組成
物。 23 前記スピロ−(フルオレン−9,4′−イミ
ダゾリジン)−2′,5′−ジオンは、式 を有する特許請求の範囲第15項に記載の組成
物。 24 前記スピロ−(フルオレン−9,4′−イミ
ダゾリジン)−2′,5′−ジオンは、式 を有する特許請求の範囲第15項に記載の組成
物。 25 前記スピロ−(フルオレン−9,4′−イミ
ダゾリジン)−2′,5′−ジオンは、式 を有する特許請求の範囲第15項に記載の組成
物。 26 前記スピロ−(フルオレン−9,4′−イミ
ダゾリジン)−2′,5′−ジオンは、式 を有する特許請求の範囲第15項に記載の組成
物。 27 前記スピロ−(フルオレン−9,4′−イミ
ダゾリジン)−2′,5′−ジオンは、式 を有する特許請求の範囲第15項に記載の組成
物。 28 前記スピロ−(フルオレン−9,4′−イミ
ダゾリジン)−2′,5′−ジオンは、式 を有する特許請求の範囲第15項に記載の組成
物。 29 式 (式中 X=H、F、Cl、Br、I、SCH3、S(O)CH3、S
(O2)CH3、OCH3およびCH3、 Y=H、F、Cl、Br、I、SCH3、S(O)CH3、S
(O2)CH3、OCH3およびCH3、そして Z=H、F、Cl、Br、I、OCH3およびCH3) のスピロ−(フルオレン−9,4′−イミダゾリジ
ン)−2′,5′−ジオンまたはその製薬学的に許容
されうる塩を有効量含む、哺乳動物におけるポリ
オールの生産を抑制するための組成物。 30 前記スピロ−(フルオレン−9,4′−イミ
ダゾリジン)−2′,5′−ジオンは、式 を有する特許請求の範囲第29項に記載の組成
物。 31 前記スピロ−(フルオレン−9,4′−イミ
ダゾリジン)−2′,5′−ジオンは、式 を有する特許請求の範囲第29項に記載の組成
物。 32 前記スピロ−(フルオレン−9,4′−イミ
ダゾリジン)−2′,5′−ジオンは、式 を有する特許請求の範囲第29項に記載の組成
物。 33 前記スピロ−(フルオレン−9,4′−イミ
ダゾリジン)−2′,5′−ジオンは、式 を有する特許請求の範囲第29項に記載の組成
物。 34 前記スピロ−(フルオレン−9,4′−イミ
ダゾリジン)−2′,5′−ジオンは、式 を有する特許請求の範囲第29項に記載の組成
物。 35 前記スピロ−(フルオレン−9,4′−イミ
ダゾリジン)−2′,5′−ジオンは、式 を有する特許請求の範囲第29項に記載の組成
物。 36 前記スピロ−(フルオレン−9,4′−イミ
ダゾリジン)−2′,5′−ジオンは、式 を有する特許請求の範囲第29項に記載の組成
物。 37 前記スピロ−(フルオレン−9,4′−イミ
ダゾリジン)−2′,5′−ジオンは、式 を有する特許請求の範囲第29項に記載の組成
物。 38 前記スピロ−(フルオレン−9,4′−イミ
ダゾリジン)−2′,5′−ジオンは、式 を有する特許請求の範囲第29項に記載の組成
物。 39 前記スピロ−(フルオレン−9,4′−イミ
ダゾリジン)−2′,5′−ジオンは、式 を有する特許請求の範囲第29項に記載の組成
物。 40 前記スピロ−(フルオレン−9,4′−イミ
ダゾリジン)−2,5′−ジオンは、式 を有する特許請求の範囲第29項に記載の組成
物。 41 前記スピロ−(フルオレン−9,4′−イミ
ダゾリジン)−2′,5′−ジオンは、式 を有する特許請求の範囲第29項に記載の組成
物。 42 前記スピロ−(フルオレン−9,4′−イミ
ダゾリジン)−2′,5′−ジオンは、式 を有する特許請求の範囲第29項に記載の組成
物。 43 式 (式中 X=水素、フルオロ、メチルチオ、メチルスルフ
イニルおよびメチルスルホニル、および Y=フルオロ、メチルチオおよびメチルスルフイ
ニル) のスピロ−(フルオレン−9,4′−イミダゾリジ
ン)−2′,5′−ジオンまたはその製薬学的に許容
されうる塩。 44 式 を有するスピロ−(フルオレン−9,4′−イミダ
ゾリジン)−2′,5′−ジオンまたはその製薬学的
に許容されうる塩である特許請求の範囲第43項
に記載の化合物。 45 式 を有するスピロ−(フルオレン−9,4′−イミダ
ゾリジン)−2′,5′−ジオンまたはその製薬学的
に許容されうる塩である特許請求の範囲第43項
に記載の化合物。 46 式 を有するスピロ−(フルオレン−9,4′−イミダ
ゾリジン)−2′,5′−ジオンまたはその製薬学的
に許容されうる塩である特許請求の範囲第43項
に記載の化合物。 47 式 を有するスピロ−(フルオレン−9,4′−イミダ
ゾリジン)−2′,5′−ジオンまたはその製薬学的
に許容されうる塩である特許請求の範囲第43項
に記載の化合物。 48 式 を有するスピロ−(フルオレン−9,4′−イミダ
ゾリジン)−2′,5′−ジオンまたはその製薬学的
に許容されうる塩である特許請求の範囲第43項
に記載の化合物。 49 式 を有するスピロ−(フルオレン−9,4′−イミダ
ゾリジン)−2′,5′−ジオンまたはその製薬学的
に許容されうる塩である特許請求の範囲第43項
に記載の化合物。 50 式 を有するスピロ−(フルオレン−9,4′−イミダ
ゾリジン)−2′,5′−ジオンまたはその製薬学的
に許容されうる塩である特許請求の範囲第43項
に記載の化合物。 51 式 を有するスピロ−(フルオレン−9,4′−イミダ
ゾリジン)−2′,5′−ジオンまたはその製薬学的
に許容されうる塩である特許請求の範囲第43項
に記載の化合物。 52 式 を有するスピロ−(フルオレン−9,4′−イミダ
ゾリジン)−2′,5′−ジオンまたはその製薬学的
に許容されうる塩である特許請求の範囲第43項
に記載の化合物。 53 式 を有するスピロ−(フルオレン−9,4′−イミダ
ゾリジン)−2′,5′−ジオンまたはその製薬学的
に許容されうる塩である特許請求の範囲第43項
に記載の化合物。 54 式 を有するスピロ−(フルオレン−9,4′−イミダ
ゾリジン)−2′,5′−ジオンまたはその製薬学的
に許容されうる塩である特許請求の範囲第43項
に記載の化合物。 55 式 を有するスピロ−(フルオレン−9,4′−イミダ
ゾリジン)−2′,5′−ジオンまたはその製薬学的
に許容されうる塩である特許請求の範囲第43項
に記載の化合物。 56 式 を有するスピロ−(フルオレン−9,4′−イミダ
ゾリジン)−2′,5′−ジオンまたはその製薬学的
に許容されうる塩である特許請求の範囲第43項
に記載の化合物。 57 式 (式中、ZはHまたはFである。) の化合物を、テトラアルキル−またはアリールア
ルキル−トリアルキル−アンモニウムヒドロキシ
ドおよび過剰量の酸素と、非プロトン塩基性溶媒
中で反応させ、反応生成物を過および蒸留によ
り精製し、反応生成物を炭酸アンモニウムおよび
シアン化カリウムと高い温度および圧力において
反応させ、そして反応混合物から式 (式中、YはHまたはFである。) の生成物を回収することからなる、スピロ−(モ
ノ−およびジフルオロフルオレン−9,4′−イミ
ダゾリジン)−2′,5′−ジオンの製造法。 明細書 本発明は、アルドースレダクターゼ活性をヒダ
ントイン誘導体で阻害する方法、および薬化学に
おける新規なかつ有用なヒダントイン誘導体に関
する。本発明は、とくに、糖尿病(diabetes
mellitus)から生ずる合併症たとえば白内障およ
び神経病の処置における、置換および未置換のフ
ルオロレン環をもつスピロ−ヒダントイン化合物
の使用に関する。 さらに、本発明は、スピロ−(フルオロフルオ
レン−9,4′−イミダゾリジン)−2′,5′−ジオン
類およびスピロ−(ジフルオロフルオレン−9,
4′−イミダゾリジン)−2′,5′−ジオン類の製造法
に関する。本発明は、位置1、2、3または4に
おいてフルオロ基で置換されたスピロ−(フルオ
レン−9,4′−イミダゾリジン)−2′,5′−ジオン
類および/または上記1、2、3または4位置の
組み合わせおよび5、6、7または8位において
フルオロ基で置換されたスピロ−(ジフルオロフ
ルオレン−9,4′−イミダゾリジン)−2′,5′−ジ
オン類の一般的製造に関する。さらに詳しくは、
本発明は、dl−スピロ−(2−フルオロフルオレ
ン−9,4′−イミダゾリジン)−2′,5′−ジオンお
よびスピロ−(2,7−ジフルオロフルオレン−
9,4′−イミダゾリジン)−2,5−ジオンの製
造に関する。 糖尿病において、ある組織の高いグルコースレ
ベルに暴露される。眼のレンズ、神経、腎、網膜
および他の組織には、酵素のアルドースレダクタ
ーゼが存在する。このアルドースレダクターゼ
は、NADPHの消費して、アルドースたとえば
グルコースをポリオールたとえばソルビトールに
還元しかつガラクトースをガラクチトールに還元
する働きを主としてする。糖尿病の患者における
ポリオールたとえばソルビトールの蓄積は、レン
ズ、レニン、ニユーロンおよび腎臓の性質のもの
を包含する糖尿病の合併症を引き起こしおよび/
またはそれらと関連する。これらの合併症は、一
般に糖尿病のそれぞれ白内症、網膜症、神経病お
よび腎臓病として知られている。眼のレンズ中の
増大したポリオールたとえばソルビトールまたは
ガラクチトールの増大は、収縮および透明度の損
失に導びく。末梢神経中のポリオールたとえばソ
ルビトールの増大は、正常の神経機能を妨害す
る。増大したグルコースおよび/またはガラクト
ースへのアルドースレダクターゼの作用も、網膜
の毛管およびある種の腎組織における血管系の基
礎膜の厚さの増加に関係がある。アルドースレダ
クターゼ阻害剤は、アルドースレダクターゼの活
性を阻害する。それゆえ、アルドースレダクター
ゼ阻害剤は、白内障の形成、神経の伝導/機能の
減少、およびある種の糖尿病の血管系の病理生理
学に直接または間接に導びくポリオールの生産に
防止する。 米国特許第3821383号(K.Sestanj et al)は、
1,3−ジオキソ−1H−ベンズ〔d,3〕イソ
キノリン−2(3H)−酢酸およびその誘導体をア
ルドースレダクターゼ阻害剤として記載してい
る。さらに、慢性合併症たとえば白内症、神経病
および網膜症を予防または阻止するため有効に抗
糖尿病剤の探求により、特定のスピロ−ヒダント
イン化合物はアルドーズレダクターゼ阻害剤とし
て有用であることが明らかにされた。 米国特許第4117230号(Sarges)は、スピロ−
クロマン−イミダゾリジンジオン類の6−フルオ
ロおよび6,8−ジクロロ誘導体を含量する、一
系列のスピロ−ヒダントイン化合物を記載してい
る。 米国特許第4130714号(Sarges)は、慢性の選
択された糖尿病合併症の予防における、特定の右
施性スピロ−ヒダントイン化合物、たとえば、d
−スピロ−〔6−フルオロ−クロマン−4,4′−
イミダゾリジン〕−2′,5′−ジオンおよびd−ス
ピロ−〔6′−フルオロ−イミダゾリジン−4,
4′−チオクロマン〕−2,5′−ジオン、の増大し
た活性を記載している。 米国特許第4181728号(Sarges et al)および
同第4181729号(Sarges et al)は、それぞれ、
スピロ−ポリ環式イミダゾリジンジオン誘導体お
よびフエニルまたはフエノキシ置換スピロ−イミ
ダゾリジンジオン誘導体を記載しており、これら
はアルドースの酵素による還元を阻害して、レン
ズおよび神経中のポリオールの有害な望ましくな
い蓄積を防止または抑制するために有用である。
同時に出願された出願の主題であるメチルチオよ
おびメチルスルフイニル(メチルスルホキシルと
も呼ばれる)置換スピロクロマン−イミダゾリジ
ンジオン誘導体も、アルドースレダクターゼ阻害
剤として有用である。本発明におけるイオン含有
誘導体に関すると、スピロ−〔フルオレン−9,
4′−イミダゾリジン〕−2′,5′−ジオンのメチルス
ルフイニル誘導体は、対応するより活性なメチル
チオ誘導体に生体内で生物転移されるごとができ
る。チオレドキシン依存性レダクターゼおよび/
または関連グルタレドキシンによる、スルホキシ
ド対サルフイドの相互変換が存在しうる。逆に、
メチルチオ誘導体はオキシドレダクターゼ含有す
るチトクロムにより対応するメチルスルフイニル
誘導体へ酸化されうる。これらの相互変換は、生
ずるスルホキシドの対掌性に関して立体特異性で
ありうる。他のスルホキシド薬物またはスルフイ
ニル薬物たとえばSulindacは、これらの生物形質
転換を薬物の中間代謝の機能として行うことが証
明された。したがつて、生体内で活性に劣るメチ
ルスルフイニル誘導体は、この中間代謝のため
に、期待されるより大きい生体内の活性を示すで
あろうと信じられる。 本発明によれば、式 式中、X、YおよびZは水素、ハロゲン、メチ
ル、メチルチオ、メチルスルフイニル、メトキシ
ルおよびメチルスルホニルである、 の化合物および製薬学的に許容されうるカチオン
との塩は、糖尿病患者の坐骨神経およびレンズ中
のソルビトールのレベルの抑制および予防のた
め、グルコース血症の患者のレンズ中のソルビト
ールのレベルを減少して、糖尿病の白内障を包含
する糖尿病合併症を抑制するために、および一般
に、糖尿病の白内障、神経病、網膜症およびネフ
ロパシーを包含する糖尿病合併症を処置するため
に、アルドースレダクターゼ阻害剤として使用す
ることが、発見された。 さらに本発明によれば、式 式中Xは水素、フルオロ、メチルチオ、メチル
スルフイニルおよびメチルスルホニルであり、そ
してYはフルオロ、メチルチオ、メチルスルフイ
ニルおよびメチルスルホニルである、 を有する新規な化合物および薬理学的に許容され
うるカチオンとの製薬学的に許容されうる塩を、
糖尿病患者の坐骨神経およびレンズ中のソルビト
ールレベルの抑制および予防のため、およびグル
コース血症の患者のレンズ中のソルビトールのレ
ベルを減少して、糖尿病の白内障、神経病、網膜
症およびネフロパシーを包含する糖尿病合併症を
抑制するために、アルドースレダクターゼ阻害剤
として使用することができる。 製薬学的に許容されうる金属塩は、普通の方法
に従い、対応する未中和誘導体から製造すること
ができる。誘導体を製薬学的に許容されうる金属
水酸化物または他の金属塩基の水溶液で処理し、
次いで得られる溶液を、通常減圧下に、蒸発乾固
すると、塩が得られる。これらの化合物は、複素
環式環と関連して剛性でありかつ平らである三環
式環系を含有するということにおいて、先行技術
よりも独特である。他の既知の化合物を見るとわ
かるように、試験管内および生体内の検定によ
る、前述の三環式スピロ−ヒダントイン誘導体の
活性および効力の実質的な増加は、予測されな
い。このような平坦な、剛性、四環式スピロ−ヒ
ダントイン誘導体の活性および効力のこのような
予期しない増加を、先行技術は示さない。さら
に、前記化合物は先行技術において見い出される
物質よりも試験内および生体内で活性であり、そ
してヒト生体内の有用な活性および効力を提供す
る特性を有することが期待される。さらに、効力
のある対象に置換された誘導体のいくつかは、非
対掌性であるので、分割を必要としない。 これらの四環式スピロ−ヒダントイン誘導体
は、環AおよびC上の置換パターンが非対称であ
るとき、不整中心を含有する。このクラスの分子
について、分割された化合物は未分割化合物より
も効力があることが、この分野において知られて
いる。たとえば、2−フルオロ置換はこの分子を
フルオレン環の9−位置において非対称とする
(同じ炭素原子はスピロヒダントイン環Dの位置
4′に存在すると表示することができる)。2,7
−ジフルオロ、2,7−ジブロモ、3,6−ジフ
ルオロなどの置換パターンは対称分子を生じ、そ
れゆえ活性および効力を増大させるために分割を
必要としない。 また、四環式スピロ−キサンテン−イミダゾリ
ジン、たとえば、スピロ−(2,7−ジフルオロ
キサンテン−9,4′−イミダゾリジン)−2′,5′−
ジオンおよびスピロ−(キサンテン−9,4′−イ
ミダゾリジン)−2′,5′−ジオンは、予期せざる
ことにはアルドースレダクターゼ阻害剤として活
性に劣り、そしてここに開示する本発明の対応す
る四環式フルオレン化合物と同じ効力をもたない
ことがわかつた。 本発明の方法によれば、モノ−またはジ−アミ
ノフルオレンをフルホロホウ酸および亜硝酸ナト
リウムと反応させて、モノ−またはジ−ジアゾニ
ウムオロボレート塩を生成し、この塩は分解する
とモノ−またはジ−フルオレンを生成する。次い
で、モノ−またはジ−フルオロフルオレンを、塩
基性条件下に酸素により酸化して、ケトンのモノ
−またはジ−フルオロフルオレンにする。あるい
は、この酸化はより普通の酸化法、たとえば、ピ
リジン中の過マンガン酸カリウムにより実施でき
る。この方法は次のように表わされる。 この一般化された反応図に従うと、2−アミノ
フルオレンは2−フルオロフルオレノンを生ずる
であろう。このケトンは、この一般化された方法
の特定の実施例において、アルコール、アルコー
ルおよび水またはアセタミド溶媒中の炭酸アンモ
ニウムおよびシアン化カリウムで、圧力反応器内
で時間とともに高温において、処理すると、dl−
スピロ−(2−フルオロフルオレン−9,4′−イ
ミダゾイジン)−2′,5′−ジオンが生成するであ
ろう。この方法の特定の例へ、次のように表わす
ことができる: この反応の工程1は、水性溶媒中で低温におい
て適当に実施される。温度は臨界的でなく、最適
の結果のためには10℃より低いが0℃より上に調
整すべきである。この方法の工程2において、ジ
アゾニウムフルオロボレート塩の分解は不活性高
沸点溶媒、たとえば、キシレン中で達成すべきで
ある。 工程3におけるフルオロフルオレンのケトンへ
の転化は、テトラアルキル−またはアリールアル
キル−トリアルキル−アンモニウムヒドロキシド
を非プロトン塩基性溶媒、たとえば無水ピリジン
中でフルオロフルオレンと反応させて、酸素によ
る酸化を促進することにより達成される。酸素は
大気の酸素であることができるが、よりすぐれた
結果は純粋な酸素を反応混合物中に泡立てて通入
して、これは二酸化炭素を排除する。フルオロフ
ルオレノンを生成させることにより得られる。生
ずるケトン生成物は、真空蒸留により精製でき
る。工程1と同様に、ケトンの形成における反応
成分の比は、等モル量より多少過剰の比の酸化剤
を使用するかぎり、臨界的ではない。過剰量のテ
トラアルキル−またはアリールアルキルトリアル
キル−アンモニウムヒドロキシドを用いて、より
急速な酸化を促進することが好ましい。この発熱
酸化の間の温度は、好ましくはピリジンの還流温
度以下に保持する。 この反応の工程4における反応成分の比は、フ
ルオロフルオレノンからのスピロ−ヒダントイン
生成物の合成において重要である。シアン化カリ
ウムおよび炭酸アンモニウムのモル比または当量
が理論量より1.5×〜3×および2図〜5×過剰
であるとき、よりすぐれた結果が得られる。好ま
しい溶媒は無水エタノールであり、そして反応は
加圧下に高温において実施する。他の極性非ケト
ンまたは非エステル溶媒を使用できる。精製は、
反応混合物を酸、好ましくは希塩酸で希釈し、粗
製スピロ−ヒダントイン沈殿を進めることによつ
て行うことができる。塩基性の可溶性およびジメ
チルホルムアミド可溶性のスピロ−ヒダントイン
は、一系列の活性炭処理、過および沈殿の手順
により精製することができる。 実施例L、M、SおよびUは本発明の方法の例
示を目的とし(実施例L、M、P、Q、R、S、
TおよびUはまた本発明の新規な組成物を例示す
るために与えられている)そしてこのような実施
例は本発明を限定するものと考えてはならない。 製造A スピロ−(フルオレン−9,4′−イミダゾリジ
ン)−2′,5′−ジオンは、式 を有する。 スピロ−〔フルオレン−9,4′−イミダゾリジ
ン〕−2′,5′−ジオンは、W.H.McCownおよびH.
R.Henze、J.Amer.Chem.Soc.64、(1942)689に
報告されている方法により製造した。フルオレン
(9g、50ミリモル)、KCN(6.5g、100ミリモ
ル)、炭酸アンモニウム(22.8g)および80%エ
タノール(100ml)を、200c.c.容のステンレス鋼反
応器に入れた。この混合物を115〜125℃に4.0時
間加熱し、冷却し、氷冷10%塩酸で希釈した。粉
砕した固体をフイルター上に集め、水洗し、乾燥
すると、11.8g(95%)、mp326−329℃(分解)
が得られた。エタノールから再結晶化すると、針
状結晶、mp350−353℃(分解)、C15H10N2O2
ついてのm/e+250が得られた。 製造B スピロ−〔2,7−ジフルオロフルオレン−9,
4′−イミダゾリジン〕−2′,5′−ジオンは、式 を有する。 この化合物は、Hsi−Lung PanおよびT.L.
Fletcher、J.Med.Chem.10(1967)、957−959の方
法により製造した。スピロ−(フルオレン−9,
4′−イミダゾリジン〕−2′,5′−ジオン(5g、20
ミリモル)、FeCl3(0.5g)および酢酸(350ml)
を75℃でかきまぜ、その間酢酸(60ml)中のCl2
(3.6g、50ミリモル)の溶液を一度に加えた。こ
の混合物を加熱しながら12時間かきまぜた。冷却
後、水を加え、生成物を過した。エタノールか
らの再結晶化は、0.9g(14%)の生成物を与え
た;mp355−358℃(分解);C15H8Cl2N2O2につ
いてのm/e+・318。 製造C dl−スピロ−〔2−ニトロフルオレン−9,
4′−イミダゾリジン〕−2′,5′−ジオンは、式 を有し、次のようにして製造できる。 粉末状スピロ−〔フルオレン−9,4′−イミダ
ゾリジン〕−2′,5′−ジオン(5.0g、20ミリモル)
を、5℃のHNO3(2g、22ミリモル)および60
%H2SO4(100ml)混合物にかきまぜながら加え
た。次いで、この混合物を室温に冷却し、12時間
かきまぜ、氷水を加え、固体を過した。酢酸か
らの再結晶化は、試料、mp309−312℃(分解)、
C15H9N3O4についてのm/e+・295を与えた。 製造D スピロ〔2,7−ジニトロフルオレン−9,
4′−イミダゾリジン〕−2′,5′−ジオンは、式 を有する。 それはHsi−Lung PanおよびT.L.Fletcher、J.
Med.Chem10、(1967)957−959に従い製造する
ことができる。粉末状スピロ−〔フルオレン−9,
4′−イミダゾリジン〕−2′,5′−ジオン(6.0g)
を、HNO3(10g)と60%H2SO4(100ml)とのか
きまぜた混合物に50〜60℃において45分間にわた
り加えた。この懸濁液を同じ温度で5時間かきま
ぜ、冷却した。冷水を加え、固体を過した。酢
酸から数回再結晶化すると、試料、mp333−335
℃(分解)、C15H8N4O6についてのm/e+・340
が得られた。 製造E dl−スピロ−〔2−ブロモフルオレン−9,
4′−イミダゾリジン〕−2′,5′−ジオンは、式 を有する。 それはH.L.PanおよびT.L.Fletcher、J.Med.
Chem.10、(1967)957−959に従つて製造するこ
とができる。2−ブロモフルオレン(Trans
World Chemicals.Inc.)を、重クロム酸ナトリ
ウムで2−ブロモフルオレノンに酸化した。生成
物の黄色針状晶をエタノールから再結晶化する
と、mp146−147℃を与えた。このケトン(2.6
g、10ミリモル)、KCN(1.3g、20ミリモル)を
ステンレス反応器に入れた。この混合物を115〜
125℃に4.0時間加熱した。生成物を製造Aにおけ
るように集め、エタノールから再結晶化すると、
白色針状晶(2.7g)、mp350−353℃、
C15H9BrH2O2についてのm/e+・328が得られ
た。 製造F スピロ−〔2,7−ジブロモフルオレン−9,
4′−イミダゾリジン〕−2,5′−ジオンは、式 を有し、次のようにして製造できる。 ピリジン(500ml)中の2,7ジブロモフルオ
レン(1.5g、4.6ミリモル)に過マンガン酸カリ
ウム(0.73g、4.6ミリモル)を加え、この混合
物を一夜かきまぜた。アルコール(10ml)を加
え、次いで水(100ml)を加え、この混合物をエ
ーテル(100ml、2回)で抽出した。合わせた抽
出液を5%塩酸(各2ml)で2回、そして水(50
ml)で洗浄した。エーテルを蒸発させると、ベン
ゼンからケトンの針状晶(12g)が得られた;こ
のケトンについてのm/e+・334、C13H6Br2Oに
ついて、mp196−197℃。このケトン(1.2g、3.6
ミリモル)、KCN(0.468、7ミリモル)および炭
酸アンモニウム(1.36g)およびアルコール(15
ml)を、ステンレス鋼圧力反応器中で105℃に一
夜加熱した。生成物を手順Aにおけるように集め
た。この生成物は、mp340℃、C15H8N2O2Br2
ついてのm/e+・406を有した。 製造G dl−スピロ−〔4−アミノフルオレン−9,
4′−イミダゾリジン〕−2′,5′−ジオンは、式 を有し、次のようにして製造できる。 95%アルコール(50ml)中の4−アミノ−フル
オレン(Pbalty and Bauer、Inc.)(5g、19ミ
リモル)、KCN(3.33g、51ミリモル)、炭酸アン
モニウム(9.9g)を、ガラス圧力反応器中で105
℃に24時間加熱した。冷却した反応混合物を400
mlの冷水中に注ぎ、塩酸でPH5に調整した。沈殿
を過し、5%NaOH溶液(100ml)中に再溶解
し、セライト(Celite)パツドを通して再過し
た。もう1度PHを酸性に調整し、固体を集め、熱
メタノールから再結晶化すると、生成物mp340−
342℃が得られた;C15H11N3O2についてのm/
e+・265 製造H dl−スピロ−〔2−アミノフルオレン−9,
4′−イミダゾリジン〕−2′,5′−ジオンは、式 を有し、そして次のようにして製造できる。 2−アミノフルオレン(Aldrich Chemical
Co.、Inc.)(1.95g、10ミリモル)、KCN(1.0g、
15ミリモル)、炭酸アンモニウム(2.0g)および
90%エタノール(50ml)を、ガラス圧力反応器中
で105℃に24時間加熱した。冷却した反応混合物
を100mlの冷却中に注ぎ、PHを10%塩酸で5に調
整し、沈殿を過し、5%NaOH(50ml)中に再
溶解し、再過した。もう1度PHを酸性に調整
し、固体を集めた。熱メタノールから再結晶化す
ると、生成物mp310−314℃、C15H11N3O2につい
てのm/e+・265が得られた。 製造I スピロ−〔2,7−ジブロモフルオレン−9,
4′−イミダゾリジン〕−2,5′−ジオンは、式 を有し、次ぎのようにして製造できる。 スピロ−〔2,7−ジブロモフルオレン−9,
4′−イミダゾリジン〕−2,5′−ジオン(4.5g、
13ミルモル)を、1の試薬級アルコール中に懸
濁させた。85%ヒドラジン水和物(25ml)とラネ
ー・ニツケル(1g)とのかきまぜた懸濁液を加
えた。この混合物を2時間還流させ、過した。
液を蒸発させると、淡かつ色固体が得られた。
この生成物をエタノールから再結晶化した、
mp340−344℃(分解)、C15H12N4O2についての
m/e+・280;C15H12N4O2についてのHRMS:
計算値280、0960、実測値280、0951、誤差
0.9mmu/3.2ppm。 製造J dl−スピロ−〔2−ヨウドフルオレン−9,
4′−イミダゾリジン〕−2′,5′−ジオンは、式 を有し、次のようにして製造できる。 90%エタノール(60ml)中の2−ヨウドフルオ
レン(Aldrich Chemical Co.)(4.0g、13ミリ
モル)、KCN(1.7g、30ミリモル)、炭酸アンモ
ニウム(6.0g)を、ステンレス鋼反応器に入れ
た。この混合物を、110−115℃に12時間加熱し
た。反応器を冷却し、冷10%塩酸を加えた。沈殿
を過により集めた。固体を5%水酸化ナトリウ
ム中に溶かし、冷10%塩酸で再沈殿させた。集め
た固体をアセトンおよび水から再結晶化させる
と、微細な結晶、mp358−359℃、C15H9IN2O2
ついてのm/e+・376、が得られた。 実施例 K dl−スピロ−〔1−メチルフルオレン−9,
4′−イミダゾリジン〕−2′,5′−ジオンは、式 を有し、次のようにして製造できる。 1−メチルフルオレノン(2g、13ミリモル)、
KCN(1.7g、26ミリモル)、炭酸アンモニウム
(5.1g)および95%エタノール(50ml)をガラス
圧力反応器に入れ、一夜加熱した。反応混合物を
200mlの5%塩酸溶液で希釈し、生成物をフイル
ター上に集めた。次いで生成物を5%NaOH溶
液(150ml)中に溶解し、再過し、濃塩酸で再
沈殿させた。この生成物を熱メタノールから再結
晶化すると、1.5gが得られた;mp334−336℃
(分解);C16H12N2O2についてのm/e+・264。 製造L dl−スピロ(2−フルオロフルオレン−9,
4′−イミダゾリジン)−2′,5′−ジオンは、式 を有する。 フルオロホウ酸(300ml、48−50%)を水
(1500ml)で希釈し、冷却した。テトラヒドロフ
ラン(1500ml)中の2−アミノフルオレン
(Aldrich Chemcal Co.)(543.7g、3モル)を、
かきまぜながら冷却したフルオロホウ酸溶液
(4500ml)に少しずつ加えた。添加の間、ピンク
−かつ色固体が形成した。混合物を均質となるま
でかきまぜ、次いでアセトン浴中のドライアイス
でほぼ5℃に冷却した。亜硝酸ナトリウムの飽和
水溶液(300gの水で600c.c.の溶液にした)を、3
〜8℃において滴々加えた。添加後、この混合物
を1時間かきまぜた。不溶性緑色生成物を過に
より集め、5%フルオロホウ酸(3×200ml)、メ
タノール(300ml)、エーテル中の15%エタノール
(5×200ml)、エーテル(5×200ml)で洗浄し、
次いで一夜空気乾燥して、ジアゾニウム塩(809
g、97%)、mp133−135℃(分解)、が得られた。
ジアゾニウム塩(800g)をキシレン(300ml)中
にかきまぜながら懸濁させた。この混合物を加熱
沸とうさせた。温度が100℃になるにつれて、窒
素ガスが発生し、温度が135℃になつたとき発生
は止んだ。沸とうする混合物をセライト(ケイソ
ウ土の過助剤)パツドを通して熱時過し、こ
のパツドを熱キシレン(3×200ml)で洗浄した。
合わせた液を加熱して真空蒸発乾固した。残留
物を沸とうするヘキサン(3000ml)中に溶かし、
次いでセライトおよびノライト(Norite)(中和
した木炭)で過し、過パツドを熱ヘキサン
(400〜600ml)で洗浄した。次いで合わせたヘキ
サンの液をドライアイスで冷却した。集めた生
成物を冷ヘキサン(200ml)で洗浄し、吸引乾燥
し、50℃で炉乾燥すると、2−フルオロフルオレ
ン(380g、71.7%)、mp97.5−98.0℃が得られ
た。ヘキサン母液を濃縮し、冷却し、前のように
沈殿を集めることにより、生成物の第2収穫物を
集めた(合計の収量416g)。 2−フルオロフルオレン(824.7g、4.48モル)
をピリジン(4g)中に溶かし、かきまぜた。ト
リトンBの40%溶液(U.Sprinzak、J.Amer.
Chem.Soc.80(1958)5449の一般手順に従うピリ
ジン中の水酸化ベンジルトリメチルアンモニウム
40%の(100ml)を加え、酸素を泡立て激しくか
きまぜた溶液中へ入れた。この発熱反応を20時間
進行させ、次いでトリトンB溶液の追加の部分
(50ml)を加え、その間かきまぜと酸素の添加を
さらに24時間続けた。生じずる暗緑色反応混合物
をノライト(Norite)(100g、中和した木炭)
で処理し、30分間かきまぜ、セライト(Celite)
パツド(ケイソウ土過助剤)で過した。次い
で過パツドをピリジン(1)で洗浄した。合
わせた液を真空中で加熱濃縮して小さい体積に
した。水(1)中の塩酸の5%溶液を加え、ピ
リジンを真空下に共沸蒸留した。水の6〜8の
合計量が蒸発されるまで、これを反復した。粒状
生成物を過し、水(4)で洗浄し、空気乾燥
した。黄ないしオレンジ色生成物を溶融し、大き
い孔の短かい通路の蒸留装置で蒸留して(沸点
167−170℃;1.5mmHg)冷却した受容フラスコ中
へ輝いた黄色の2−フルオロフルオレノン(600
g)、mp113−115℃およびC13H7FOについての
m/e+・198が得られた。 2−フルオロフルオレノン(300g、1.52モ
ル)、炭酸アンモニウム(420g)およびシアン化
カリウム(120g、1.84モル)を、2容のステ
ンレス鋼パール(Parr)圧力反応装置内の無水
エタノール(1.2)中に懸濁させた。密閉した
容器を、機械的にかきまぜながら42〜46時間にわ
たり95〜100℃に加熱した。2容の容器の内容
物を水(4)に移した。この黄色味の水混合物
を、濃塩酸(500ml)のゆつくりした添加により
PH2の酸性にした。生ずる沈殿を過により集
め、水(4)で洗浄し、吸引乾燥した。湿つた
固体を、かきまぜることにより、1N水酸化ナト
リウム(1.5)で部分的に可溶化した。不溶化
物をセライト(Celite)フイルターおよび中和さ
れた木炭のパツドで過して除去して、透明な溶
液を得た。パツドを1N水酸化ナトリウム(1.0
g)で洗浄した。合わせた液を前のように濃塩
酸(約200ml)でPH2に酸性化した。白色沈殿を
過により集め、水(4)で洗浄し、吸引乾燥
し、エーテル(4×300ml)で洗浄した。次いで
湿つた固体を100℃で12時間乾燥すると、dl−ス
ピロ−(2−フルオロフルオレン−9,4′−イミ
ダゾリジン)−2′,5′−ジオン(310g、74.3%)
が得られ、この生成物の284gを40℃のジメチル
ホルムアミド(600ml)に溶かした。ノライト
(Norite)(40g、中和した木炭)をこの溶液に
加え、この混合物を45℃で40分間かきまぜた。こ
の混合物をセライト・パツドで過し、液を水
(2)で希釈した。固体を過により集め、水
(500ml)で洗浄した。湿つた固体を1N水酸化ナ
トリウム(1)中に溶かし、ダルコ(Darco)
G−60(クロマトグラフイー用のFisher
Scientibic活性炭)で処理し、30℃で35分間かき
まぜた。この混合物を注意して準備したセライ
ト・パツドで過し、1N水酸化ナトリウム溶液
(500ml)および水(1)で洗浄した。合わせた
液(2.5)を濃塩酸でPH6.5に中和した。白色
沈殿を過により集め、水洗し、空気乾燥し、
100℃で24時間乾燥すると、273gのdl−スピロ−
(2−フルオロフルオレン−9,4′−イミダゾリ
ジン〕−2′,5′−ジオンが得られた。 この生成物の試料をエタノールから再結晶化す
ると、mp315℃(分解)を与えた;C15H9FN2O2
についてのHRMS分析:計算値26.8、0648、実
測値268、0.659;誤差1.1mmu/4.1ppm;
C15H9FH2O2、計算値%C67.15%H3.38%N10.24
%F7.08、実測値%C67.24%H3.56%N10.42%
F7.22、実測値%C67.17%H3.42%N10.41%
F6.98、実測値%C67.29%H3.47%N10.50%
F7.27、実測値%C67.26%H3.35%N10.41%
C7.03;IRスペクトル:3270cm-1、II0イミドのN
−Hストレツチ、3170cm-1、イミドのN−Hスト
レツチ、Sp2C−Hストレツチ、1775cm-1、イミ
ドのC=Oストレツチ、1715cm-1、イミドおよび
アミドのC=Oストレツチ、1610、1590、1495お
よび1455cm-1、芳香族平面中に炭素のストレツチ
のモード、1422cm-1、II0環式アミドのN−H平
面中のベンド、868、830および752cm-1、芳香族
C−Hの平面外の変形、およびNMRスペクト
ル:デルタ11.3ppm:広い一重線、1H、イミド
のプロトン;8.7ppm:広い一重線、1H、アミド
のプロトン;7.9ppm:多重線、2H、芳香族プロ
トン;7.4ppm:多重線、5H、芳香族プロトン。 製造M スピロ−〔2,7−ジフルオロフルオレン−9,
4′−イミダゾリジン〕−2′,5′−ジオンは、式 を有し、アルフレツド、ボーダー、ライブラリー
(Alfred Bader Library of Rare Chemicals)
から入手できる2,7−ジフルオロフルオレンか
ら製造することができる。あるいは、2,7−ジ
フルオロフルオレンは、次の手順に従い製造する
ことができる。テトラヒドロフラン(90ml)中の
2,7−ジアミノフルオレン(Aldrich
Chemical Co.)(4.98g、25.4ミリモル)に、水
(25ml)およびフルオロホウ酸(48−50%、50ml)
を加えた。フルオロボレート塩の濃厚なペースト
が形成した。かきまぜかつ冷却(5℃)しなが
ら、亜硝酸ナトリウム(5g)の飽和水溶液を
滴々加え、その間5〜10℃の温度を維持した。添
加後、この混合物を10分間かきまぜ、過し、5
%フルオロホウ酸、メタノール、次いでエーテル
で洗浄した。乾燥生成物のビス−ジアゾニウム塩
は、127℃で分解した。次いで塩の生成物を沸と
うするキシレン(50ml)と混合し、30分間加熱す
ると、暗色タール状物質、5.1gか生じた。この
タールを単離し、エーテルとともに粉砕した。エ
ーテルを蒸発させ、生成物の2,7ジフルオロフ
ルオレンをエタノールから再結晶化した;3.9g、
mp80−82.5℃。この2.7−ジフルオロフルオレン
(2g、10ミリモル)をピリジン(300ml)に溶か
し、過マンガン酸カリウム(1.58g)を加え、室
温で一夜かきまぜた。反応混合物を水で希釈し、
次いで5%HClで酸性化した。固体を過し、水
洗した。固体を100mlの水中に懸濁し、飽和重亜
硫酸酸ナトリウムおよび濃塩酸の溶液(7.27gの
NaHSO4、6.90gの濃HCl)を加え、この混合物
を30分間かきまぜた。固体を過により集め、次
いでエーテル中に溶かし、再過した。エーテル
抽出のケトン生成物の2,7−ジフルオロオレノ
ン(0.9g)は、m/e+・216を与えた。 2.7−ジフルオロフルオレノン(43.2g、0.2モ
ル)、KCN(16.93g、0.26モル)、炭酸アンモニウ
ム(40.59g、0.52モル)およびアルコールを90
〜110℃で71時間反応させた。ヒダントインへの
仕上げは手順Lに従つた。酸性不溶性生成物をメ
タノールおよびアセトンから再結晶化し、塩基で
可溶化し、酸で再沈殿させると、スピロ−〔2,
7−ジフルオロフルオレン−9,4′−イミダゾリ
ジン〕−2′,5′−ジオン(32.8g、0.115モル)が
得られた;C15H8F2N2O2ついてのm/e+・286;
mp327−329℃(分解);および計算値%C62.94%
H2.82%F13.28%N9.79、実測値%C62.78%H2.86
%F13.05%N9.62。 ラツトにおける急性毒性(経口、腹腔内)は下
記の通りであつた。 Sprague−Dawley系ラツト(雌雄各5匹)に
スピロ−[2,7−ジフルオロフルオレン−9,
4′−イミダゾリジン]−2′,5′−ジオンを25%懸濁
液として各ラツトに20ml/Kg(5g/Kgに相当)
の量で単回経口投与したところ、14日経過後も一
匹も死亡に至つたラツトはなく、剖検による病理
学的所見も異常が観察されなかつた。従つて、
Sprague−Dawley系ラツトにおける到死投与量
は5g/Kgを超えており、経口投与した場合、急
性毒性が低いことが判明した。 群に分けたSprague−Dawley系ラツト(各
群共雌雄各5匹)各々にスピロ−[2,7−ジフ
ルオロフルオレン−9,4′−イミダゾリジン]−
2′,5′−ジオンを25%懸濁液として夫々0.5、2.5
及び5.0g/Kg相当量分腹腔内投与した。14日経
過後、0.5g/Kg投与群では死亡に至つたラツト
はなく、2.5g/Kg投与群及び5.0g/Kg投与群は
夫々80%及び90%の死亡率であつた。0.5%投与
群では、成長曲線の変化は観察されなかつた。
2.5g投与群及び5.0g投与群の平均体重は7日に
は減少した。0.5、2.5及び5.0g/Kg投与群の剖検
結果では、内臓にしばしば覆わる腹膜腔に白色物
質(多分未吸収の検体)が観察された。従つて、
Sprague−Dawley系ラツトに腹腔内注射した場
合、到死投与量は0.5g/Kgを超えていることが
分かつた。 製造N dl−スピロ−〔2−カルボキシフルオレン−9,
4′−イミダゾリジン〕−2′,5′−ジオンは、式 を有し、次のようにして製造することができる。 2−カルボキシフルオレノン(2.5g、11.2ミ
リモル)、KCN(1.5g、23ミリモル)、炭酸アン
モニウム(4.4g)およびアルコール(50ml)を
ガラス圧力反応器内で105℃に一夜加熱した。反
応混合物を5%HCl(100ml)中に注ぎ、生成物を
過した。集めた生成物を5%NaOH中に溶解
し、再過し、酸で沈殿させた。過した沈殿を
水洗し、空気乾燥した;mp331−332℃(分解)、
C16H10N2O4m/e+・294。 製造O dl−スピロ−〔3−クロロフルオレン−9,
4′−イミダゾリジン〕−2′,5′−ジオンは、式 を有し、そして次のようにして製造できる。 N−2−(3−クロロ−9−オキシフルオレニ
ル)−トリフルオロアセタミドは、H.Panおよび
T.L.Fletchre、J.Med.Chem.、(1964)31−38
の手順に従い製造した。このケトン(3.25g、10
ミリモル)を20%塩酸(100ml)中で1時間還流
させ、次いで5℃に冷却した。次いでこのアミン
を亜硝酸ナトリウム(1.0g、1.5当量)でジアゾ
化した。次いで冷50%次亜リン酸(100ml)をゆ
つくり加えた。次いで混合物を5℃で一夜貯蔵
し、次いで周囲温度に加熱し、水で希釈し、ベン
ゼンで抽出した。アルミナのカラムクロマトグラ
フイーに付し、ベンゼンで溶離すると、3−クロ
ロフルオレノン(1.6g)が得られた。エタノー
ルから黄色板は、mp156−158℃を有した;
C13H7ClOについてのHRMS:計算値214、0.185、
実測値214、0188、誤差0.3mmn/1.4ppm。 ケトン(1.5g、7ミリモル)、KCN(0.650g、
10ミリモル)、炭酸アンモニウム(1.5g)および
90%エタノール(60ml)をステンレス鋼反応器へ
入れた。この混合物を110〜115℃に12時間加熱し
た。反応器を冷却し、冷10%塩酸を加えた。粉砕
した固体を過により集めた。得られる固体を5
%水酸化ナトリウム中に溶かし、過し、液を
濃塩酸で酸性化した。沈殿した固体を過により
集め、冷水(1.1g)で洗浄すると、生成物
mp330℃(分解)、が得られた;HRMS、
C15H9ClN2O2についての計算値284、0352、実測
値284、0364、1.1mmu/4.2ppm。 製造P dl−スピロ−〔2−メチルチオフルオレン−9,
4′−イミダゾリジン〕−2′,5′−ジオンは、式 を有し、次のようにして製造できる。 ケトンの2−メチルチオフルオレノンを、無水
ジメチルホルムアミド(400ml)に水素化ナトリ
ウム(50重量%の鉱油分散液の14.4g、0.30モ
ル)を懸濁させることにより調製した。このかき
まぜた懸濁液にアルゴン雰囲気のもとに、メチル
メルカプタンをガスとして加えた。この溶液をメ
チルメルカプタンで飽和させ、水素化ナトリウム
が反応した後、黄色の2−フルオロフルオレノン
(30g、0.15モル)を一度に加えた。生ずる赤色
溶液を60〜80℃に4時間加熱した。水(50ml)を
加え、溶媒を減圧下に加熱して除去した。赤色残
留物を酢酸エチル(500ml)中に溶かし、0.1N水
酸化ナトリウム(3×200ml)で抽出した。これ
らの抽出液を0.1N塩酸(200ml)および水(3×
200ml)で洗浄した。次いで黄−オレンジ色の酢
酸エチル溶液を、活性炭と無水硫酸ナトリウムで
処理した。過後、酢酸エチル溶液を減圧下に加
熱して除去すると、オレンジ色固体が得られ、こ
れを熱ヘキサン(200ml)で粉砕し、次いで冷却
した。ケトンを過により集めた(31.1g、91
%);生成物はmp85℃(84〜85℃、J.A.Parryお
よびK.D.Warren、J.Chem.Soc.1965、4049−
4054)を有した;PMR(CDCl3、TMS):デルタ
2.4(3H、メチルの一重線);デルタ6.95−7.7(74、
芳香族の多重線);およびC14H10OSについてのm
e+・226。 ケトン(22.6g、0.10モル)、KCN(13g、0.20
モル)、炭酸アンモニウム(30g)および無水エ
タノール(ほぼ120ml)を200c.c.容のステンレス鋼
圧力反応器内で105℃に15時間加熱した。冷却後、
内容物をかきまぜながら氷(200c.c.)および5N塩
酸(100ml)上へ注いだ。次いで得られる懸濁液
を、焼結ガラス上への過により集めた。次いで
1N水酸化ナトリウム(250ml)を、集められた固
体を通してかきまぜながら過した。次いで輝い
たオレンジ色液を濃酸塩で沈殿させ、集めた。
次いで空気乾燥した沈殿を、熱ジメチルホルムア
ミド(100ml)中に溶かした。この溶液をダルコ
(Darco)G−60(クロマトグラフイー用活性炭、
Fisher Scientibic Products、4g)で処理し、
セライト(Celite)の助けにより過した。水
(400ml)および氷(100c.c.)を液に加えると、
灰色固体が沈殿した。 次いで集めた沈殿を1N水酸化ナトリウム中に
再溶解し、そして前のようにダルコG−60で処理
した。酸性化後、得られた白色沈殿を集め、水で
よく洗浄し、真空炉内で100℃乾燥すると、dl−
スピロ−〔2−メチルチオフルオレン−9,4′−
イミダゾリン〕−2′,5′−ジオン(18.6g、63%)、
mp299−300℃(分解)が得られた;
C16H12N2O2SついてのHRMS、計算値296、
0619、実測値296、0626、誤差0.7mmu/
2.4ppm;およびPMR(DMSO−d6、TSP);デ
ルタ2.47(3H、メチル);デルタ7.0−8.8(9H、芳
香族およびヒダントインの多重線);および元素
分析:計算値%C64.85%H4.08%N9.45%S10.82、
実測値%C64.89%H4.12%N9.44%S10.95。 製造Q スピロ−〔2−(R,S)−メチルスルフイニル
フルオレン−9,(R,S)−4′−イミダゾリジ
ン〕−2′,5′−ジオンは、式 を有し、そして4種の立体異性体〔(R、R)、
(R、S)、(S、S)、(S、R)異性体〕の未分
割のジアステレオマー混合物は次のようにして製
造することができる。 手順Pのヒダントイン生成物(3.0g、10ミリ
モル)を50%のアセトンおよび水(100ml)中に
懸濁させ、メタ過素酸ナトリウム(2.25g、10.5
ミリモル)を加えた。この混合物を周囲温度で72
時間かきまぜ、次いで100mlの1N塩酸を加え、懸
濁液を過し、水でよく洗浄した。生ずる固体を
1N NaOH(25ml)中に溶解し、過し、液を
濃塩酸で酸性化した。過および洗浄後、白色生
成物、mp284−286℃(分解)が得られた(2.6
g、100℃で乾燥);C16H12N2O3Sについての
HRMS、計算値312、0568、実測値312、0565、
誤差0.3mmu/1.0ppm;およびPMR(DMSO−
d6、TSP):デルタ2.84(3H、メチルの一重線)、
(9H、低い場の芳香族およびヒダントインの多重
線)。 製造R dl−スピロ−(2−メチルスルホニルフルオレ
ン−9.4′−イミダゾリジン)−2′,5′−ジオンは、
を有し、そして次のようにして製造できる。 手順Pのヒダントイン生成物(3.0g、10ミリ
モル)を50%アセトンおよび水(100ml)中に懸
濁させ、メタ過ヨウ素酸ナトリウム(6.42g、30
ミリモル)を加えた。この混合物をかきまぜなが
ら15時間還流させ、次いで100mlの1N塩酸および
100c.c.の氷を加えた。懸濁液を過し、水でよく
洗浄し、空気乾燥した。真空炉内で100℃でさら
に乾燥すると、白色の線毛状生成物(3.1g)、
mp309−311℃(分解)が得られた;
C16H12N2O4SについてHRMS、計算値328、
0518、観測値328、0527、誤差0.9mmu/
2.7ppm;およびPMR(DMSO−d6、TSP):デ
ルタ3.30(3H、メチルの一重線);(9H、低い場
の芳香族およびヒダントインの多重線)。 製造S dl−スピロ−〔1−フルオロフルオレン−
9.4′−イミダゾリジン〕−2′,5′−ジオンは、式 を有し、次のようにして製造できる。 1−フルオロフルオレノンを、1−アミノフル
オレノン(Pfaltz and Bauer、Inc.)からT.L.
FletcherおよびM.J.Namkun、Chemistry and
Industry、February11、1961、pp.179−180の手
順に従い製造した。ケトン生成物は、mp109−
110℃およびC13H7FOについてのm/e+・198を
有した。 1−フルオロフルオレノン(3.96g、20ミリモ
ル)KCN(1.95g、30ミリモル)、炭酸アンモニ
ウム(4.8g)および100%エタノール(100ml)
を反応させ、生成物(2.8g)を製造Lにおける
ように集めた;生成物は、mp338−341℃(分
解)、C15H9FN2O2についてのHRMS、計算値
268、0648、実測値268、0653、誤差0.5mmu/
1.9ppmを有した。 製造T dl−スピロ−〔3−フルオロフルオレン−
9.4′−イミダゾリジン〕−2′,5′−ジオンは、式 を有し、次のようにして製造できる。 3−フルオロフルオレノンを3−アミノフルオ
レノンからT.L.FletcherおよびM.J.Namkun、
Chemistry and Industry、February11、1961、
pp.179−180およびT.L.Fletcher et.el.、J.Org.
Chem.、25、(1960)1342の手順により製造した。
このケトン生成物は、mp129℃およびC13H7FO
についてのm/e+・198を有した。スピロヒダン
トインの製造はそれ以外製造Lにおけるとおりで
あつた。得られる生成物(3.1g)は、mp328−
332℃(分解)およびC15H9FN2O2についての
HRMS、計算値268、0648、実測値268、0653、
誤差0.5mmu/1.9ppmを有した。 製造U dl−スピロ−〔4−フルオロフルオレン−
9.4′−イミダゾリジン〕−2′,5′−ジオンは、式 を有し、次のようにして製造できる。 4−フルオロフルオレノンを4−アミノフルオ
レノン(Pfaltz and Bauer、Inc.)から、T.L.
FletcherおよびM.J.Namkung、Chemistry and
Industry、Feb.11、1961、pp.179−180の手順に
従い製造した。このケトン生成物は、mp160−
162℃およびC13H7FOについてのm/e+・198を
有した。スピロヒダントインの製造はそれ以外製
造Lにおけるとおりであつた。得られる生成物
(3.0g)は、mp330−333℃およびC15H9FN2O2
ついてのHRMS、計算値268、0648、実測値268、
0660、誤差1.2mmu/4.5ppmを有した。 dl−スピロ−(1,7−ジフルオロフルオレン
−9,4′−イミダゾリジン)−2′,5′−ジオン;
dl−スピロ−(2,5−ジフルオロフルオレン
−9,4′−イミダゾリジン)−2′,5′−ジオン;
dl−スピロ−(2,6−ジフルオロフルオレン
−9,4′−イミダゾリジン)−2′,5′−ジオン;
スピロ−(2−フルオロ−7−メチルチオフル
オレン−9,4′−イミダゾリジン)−2′,5′−ジ
オン;およびスピロ−(2−フルオロ−7−メ
チルスルフイニルフルオロレン−9,4′−イミ
ダゾリジン)−2′,5′−ジオンの製造 dl−スピロ−(1,7−ジフルオロフルオレン
−9,4′−イミダゾリジン)−2′,5′−ジオンは、
1−フルオロフルオレンから製造できる。dl−ス
ピロ−(2,5−ジフルオロフルオレン−9,
4′−イミダゾリジン)−2′,5′−ジオンは、4−フ
ルオロフルオレンから製造できる。dl−スピロ−
(2,6−ジフルオロフルオレン−9,4′−イミ
ダゾリジン)−2′,5′−ジオンは、3−フルオロ
フルオレンから製造できる。これらのルフオレン
前駆物質、1−フルオロフルオレン、4−フルオ
ロフルオレンおよび3−フルオロフルオレンは、
シーマン反応(Schiemann reaction)を経て、
対応するアミン類、1−アミノフルオレン、4−
アミノフルオレンおよび3−アミノフルオレンか
ら、T.L.FletcherおよびM.L.Namkung、
Chemistry and Industry、February11、1961、
pp.179−180の手順に従い製造できる。生ずる1
−フルオロフルオレン、4−フルオロフルオレン
および3−フルオロフルオレン誘導体はOrg.
Synthesis、Coll.Vol、447(1943)に記載され
ている一般的ニトロ化法に従い、7−位置におい
てニトロ化することができる。生ずるニトロ誘導
体、1−フルオロ−7−ニトロフルオレン、4−
フルオロ−7−ニトロフルオレンおよび3−フル
オロ−7−ニトロフルオレンは、Org.Synhesis、
Coll.Vol5、30(1973)に記載される一般的還元法
を用いて還元して、それぞれ7−アミノ−1−フ
ルオロフルオレン、2−アミノ−5−フルオロフ
ルオレンおよび2−アミノ−6−フルオロフルオ
レンを生成することができる。これらのアミン類
は、T.L.FletcherおよびM.L.Namkung、
Chemistry and Industry、February11、1961、
pp.179−180の一般的手順に従い、対応するジア
ドニウムテトラフルオロボレート塩を経て、1,
7−ジフルロフルオレン、2,5−ジフルオロフ
ルオレンおよび2,6−ジフルオロフルオレンに
転化することができる。これらのジフルオロフル
オレン類は、U.Sprinzak、J.Amer.Chem.Soc.、
80(1958)の一般的手順に従いあるいは手順Lま
たはM中に記載される手順により、対応するケト
ンに酸化して、次の化合物を生成することができ
る:1,7−ジフルオロフルオレノン;2,5−
ジフルオロフルオレノン;2,6−ジフルオロフ
ルオレノン。手順LおよびMにおけるように、こ
れらのケトン類は、対応するスピロ−ヒダントイ
ン類に転化することができる: dl−スピロ−(1,7−ジフルオロフルオレン
−9,4′−イミダゾリジン)−2′,5′−ジオン;dl
−スピロ−(2,5−ジフルオロフルオレン−9,
4′−イミダゾリジン)−2′,5′−ジオン;dl−スピ
ロ−(2,6−ジフルオロフルオレン−9,4′−
イミダゾリジン)−2′,5′−ジオン。 dl−スピロ−(2−フルオロ−7−メチルチオ
フルオレン−9,4′−イミダゾリジン)−2′,5′−
ジオンは、2,7−ジフルオロフルオレノンから
製造できる。2,7−ジフルオロフルオレノンは
手順Pにおけるようにして反応させるが、ただし
1当量のナトリウムメチルチオレート(水素化ナ
トリウムおよびメチルメルカプタンから製造)を
用いる。得られる2−フルオロ−7−メチルチオ
フルオレノンは、手順LまたはPにおけるよう
に、所望のラセミスピロ−(2−フルオロ−7−
メチルチオフルオレン−9,7′−イミダゾリジ
ン)−2′,5′−ジオンに合成的に変換する。 スピロ−(2−フルオロ−7−メチルスルフイ
ニルフルオレン−9,4′−イミダゾリジン)−2′,
5′−ジオンの4種の立体異性体のジアステレオマ
ー混合物は記載した手順Qに従い製造することが
でき、ここでラセミスピロ−(2−フルオロ−7
−メチルチオフルオレン−9,4′−イミダゾリジ
ン)−2′,5′−ジオンをメタ過ヨウ素酸ナトリウ
ムで酸化して、スピロ−(2−フルオロ−7−メ
チルスルフイニルフルオレン−9,4′−イミダゾ
リジン)−2′,5′−ジオンの4種の立体異性体の
ジアステレオマー混合物を生成させる。 化合物A〜UはDocumenta Ophthamologica、
18(1979)117に記載されているP.F.Kador、L.
O.MerolaおよびJ.H.Kinoshitaの手順により、ア
ルドースレダクターゼ酵素の活性を阻害する能力
について試験した。結果を表、およびに示
す。 表 IC※50−ヒトアルドースレクダクターゼ阻害活性
化合物 IC50(モル) A(未置換) 1.2×10-6 L(dl−2−フルオロ) 9.1×10-8 M(2,7−ジフルオロ) 5.2×10-8 Sarges分割※※ 6.4×10-7 ※IC50=酵素活性の50%を阻害する薬物の濃
度。 ※※Sarges分割化合物=d−スピロ−(6−フ
ルオロクロマン−4,4′−イミダゾリジ
ン)−2′,5′−ジオン。 表 IC※50−ラツトアルドースレダクターゼ阻害活性
化合物 IC50(モル) L(dl−2−フルオロ) 1.5×10-7 M(2,7−ジフルオロ) 4.4×10-8 P(dl−2−メチルチオ) 4.2×10-7 Q(dl−2−メチルスルフイニル) 1.7×10-6 R(dl−2−メチルスルホニル) 5.0×10-6 S(dl−1−フルオロ) 5.9×10-7 U(dl−4−フルオロ) 4.6×10-7 Sargesラセミ※※ 4.3×10-7 Sarges分割※※※ 1.5×10-7 ※IC50=酵素活性の50%を阻害する薬物の濃
度。 ※※Sargesラセミ化合物=dl−スピロ−(6
−フルオロクロマン−4,4′−イミダゾ
リジン)−2′,5′−ジオン。 ※※※Sagregs分割化合物=d−スピロ−(6
−フルオロクロマン−4,4′−イミダゾ
リジン)−2′,5′−ジオン。 化合物LおよびMは、Sarges分割化合物に比
較したとき、ラツトのアルドースレダクターゼよ
りもヒトのアルドースレダクターゼに対して活性
が同等であるかあるいはすぐれ、それゆえラツト
のアルドースレダクターゼよりもヒトのアルドー
スレダクターゼに対して選択的であるということ
に、注意すべきである。これらの化合物は、
Sarges分割化合物よりも、ヒトにおいてすぐれ
た活性を示す。Sarges分割化合物は、そのラツ
トアルドースレダクターゼに対する活性に比べて
ヒトアルドースレダクターゼに対してわずかに4
分の1の活性を示すにすぎない。ここに記載する
試験管内および生体内の効力のデータの分析から
明らかなように、化合物LおよびMはアルドース
レダクターゼに関係する糖尿病合併症に対してヒ
トにおいて有意に大きい相対的活性を示す。これ
は、糖尿病のラツトおよびグラクトセミツク
(glactosemic)ラツトについてここに記載する
比較研究および試験管内のヒト酵素阻害研究から
明らかである。ラセミ2−フルオロ(L)誘導体およ
び2,7−ジフルオロ(M)誘導体の両者は、
Sarges分割化合物よりもヒトアルドースレダク
ターゼに対して7×および12×活性である。
Sarges分割化合物は、ラツトアルドースレダク
ターゼに対してラセミ2−フルオロと同等の活性
を有しかつ試験管内で2,7−ジフルオロ誘導体
の半分の活性を有するが、2−フルオロ誘導体お
よび2,7−ジフルオロ誘導体の両者はラツトの
研究においてSarges化合物よりも予期されない
有意にすぐれた生体内活性を有することがわかつ
た。 【表】 生体内評価 A ラツトにおける白内障の遅延への予防につい
てのdl−スピロ−(2−フルオロ−フルオレン
−9,4′−イミダゾリジン)−2′,5′−ジオンお
よびスピロ−(2,7−ジフルオロ−フルオレ
ン−9,4′−イミダゾリジン)−2′,5′−ジオン
の効果を、Sages4117230に基づく未分割dl−
スピロ−(6−フルオロクロマン−4,4′−イ
ミダゾリジン)−2′,5′−ジオンを用いて研究
した。これらの化合物は、30%のガラクトース
を含有する粉砕したプリナ・ローデント・ラボ
ラトリー・チヨウ(Purina Rodent
Laboratory Chom)No.5001の中に配合した。 84匹のラツトを次の7つの群(異なる化合物
レベルを摂取する6つの処置群と未処置対照
群)に分割した。表に示す異なるレベルで化
合物を摂取させた。 表 試験化合物の投与量化合物 mg摂取/Kg体重/日 L(2−フルオロ)ラセミ 4 L(2−フルオロ)ラセミ 8 M(2,7−ジフルオロ) 4 M(2,7−ジフルオロ) 8 Sargeラセミ 4 Sargeラセミ 8 ガラクトース対照 − ガラクトース対照群(12匹のラツト、24個の
眼)に、30重量%のガラクトースを含有する粉
砕したプリナ・ローデント・ラボラトリー・チ
ヨウNo.5001を与えた。6つの試験化合物群(12
匹のラツト、12個/群の眼)に同じ30%のガラ
クトースを供給したが、ただしチヨウは示した
割合(mg/Kg/日)の化合物(表参照)を供
給するように配合した。 30%のガラストースの食物を与えた雄のラツ
ト(前述のように)は数日以内に水晶体を変化
させ、これは不可逆的に時間とともに進行して
白内障に予測的に進行することが知られてい
る。生体内で活性であるアルドースレダクター
ゼ阻害化合物は、ガラクトース誘発白内障発生
を遅延するかあるいは防止するであろう。この
生体実験において、試験するアルドースレダク
ターゼ阻害化合物を30%のガラクトースの試験
中に配合して、生体内抗白内障活性を評価し
た。84匹のラツトの168個の目を、次の状態に
ついて32日間にわたつて観察した。 説 明 正常 正常な眼、液胞なし。 白内障の形成の開始時間 レンズ周辺のまわり
に液胞がちようど現われ始める。 液胞の形成時間 液胞の形成がレンズ表面の内
部にはつきり見える。 スノーフレーク(snowblake)形成時間 小さ
い「斑点」が液胞に関して全体的に見
える。 核の白内障への時間 核の白内障;内部のレン
ズは完全に不透明である。 観察は2、3、4、5、6、8、10、12、
14、16、18、20、22、24、26、28、30および32
日に行つた。 処置L(2−フルオロ)群およびM(2,7−
ジフルオロ)群におけるすべてのラツトの眼
は、32日の終りにおいて無症候群であつた。
Sarges群におけるすべてのラツトの目は、ス
ノーフレーク様の不透明性を発現したが、初期
の液胞の形成はなかつた。スノーフレーク様不
透明性への時間は、Sarges4mg/Kg群について
15.7日およびSarges8mg/Kg群について19.7日
であつた。この差は統計学的に(P<0.05)有
意である。ガラクトース対照群におけるラツト
の眼は、白内障形成の通常のパターンに従つ
た。スノーフレークへの平均時間は、11.5日で
あつた。これはいずれのSarges群についての
平均値よりも統計学的に(p<0.05)有意に低
い。 「白内障への時間」を、表に要約する。 【表】 「白内障への時間」は、Sargesラセミ8
mg/Kg/日化合物についてよりSargesラセミ
4mg/Kg/日化合物について平均5日だけ少な
い。この差は95%の信頼度のレベルで統計学的
に有意である。 ガラクトース対照群におけるラツトの眼は、
白内障形成の通常のパターンに従つた。各タイ
プの白内障活性への時間を表に要約する。 【表】 時間
3匹のラツト(12.5%)を除いてすべてのラ
ツトは、32日までに核の白内障を発現した。平
均値および標準偏差の計算において、核の白内
障への時間は、これらの3匹のラツトについて
35日と推定される。 32日目に、ラセミ2−フルオロ誘導体4mg/
Kg/日、ラセミ2−フルオロ誘導体8mg/Kg/
日、2,7−ジフルオロ誘導体4mg/Kg/日、
2,7−ジフルオロ誘導体8mg/Kg/日、およ
びSargesラセミ化合物および8mg/Kg/日で
処置した群から不規則に3匹のラツトを選択
し、殺し、そしてレンズ中のズルシトール(ガ
ラクチトールおよびガラクトース)のレベルを
測定した。 Sargesラセミ4mg/Kg/日およびSargesラ
セミ8mg/Kg/日についての平均ガラクチトー
ルレベルは、それぞれ9.238および9.107であ
り、ラセミ2−フルオロ誘導体4mg/Kg/日お
よびラセミ2−フルオロ誘導体8mg/Kg/日に
ついての平均それぞれ6.274および50.74、およ
び2.7−ジフルオロ誘導体4および8mg/Kg/
日についての平均値それぞれ2.560および1.399
よりも統計学的に(p<0.05)の有意に大き
い。2,7−ジフルオロ誘導体の両者の投与量
についての平均のガラクチトールレベルは、ラ
セミ2−フルオロ化合物のいずれの投与量につ
いての平均値よりも統計学的に(p<0.05)有
意に小さい。両者のラセミ2−フルオロおよび
2,7−ジフルオロ誘導体は、白内障の発現を
阻止する。2,7−ジフルオロ誘導体は、2−
フルオロ化合物よりも効力がある。4mgおよび
8mgのラセミ2−フルオロ化合物の間に、投与
応答関係が観察される。 B 前述の30%ガラクトース食物を用いガラクト
ース血症の(galactocemic)ラツトの挿管法
(経口)により、次の化合物の生体内活性を試
験するために、生体内投与応答研究を実施し
た: L※dl−スピロ−〔2−フルオロフルオレン
−9,4′−イミダゾリジン〕−2′,5′−ジオン Mスピロ−〔2,7−ジフルオロフルオレン
−9,4′−イミダゾリジン〕−2′,5′−ジオン;
および Sargesdl−スピロ−〔6−フルオロクロマン
−4,4′−イミダゾリジン〕−2′,5′−ジオン。 ※化合物LおよびSargesラセミは、ラセミ体
である。 試験化合物の原溶液および化合のすべての希釈
液を、0.03重量%のツイーン80と配合した。 実験のデザイン 健康なチヤーレス・リバー(Cherles River)
CD(異系交配白変種、Spraqne−Dawley系統)
雄ラツト、年齢20〜30日、観測可能な目の欠陥な
し、体重35〜45g、を研究前に2日間実験条件に
順応させた(隔離して)。 ラツトは個々の乱数表に従い23群の1つに割当
てた。同じ薬物の食物処置の群に属する2匹のラ
ツトを1つのかごに収容した。処置群および対照
群は、6匹のラツトから成り(死亡した場合取り
換ない)、次のように表示した: 【表】 (L)

【表】 平均の投与量を与えられた。
すべての眼のレンズは、白内障発現の早い段
階において手で保持する検眼録により、そして
段階、スノーフレーク様、スノーフレークおよ
び核の白内障についてペンライトで検査した。
レンズの等級づけは、研究の最初の10日間毎
日、次いで研究14日目まで1日置に行つた。 Sargesのdl−スピロ−〔6−フルオロクロマ
ン−4,4′−イミダゾリジン〕−2′,5′−ジオ
ン、陽性の抗白内障対照に関して、体重1Kg当
り等量の試験薬物を用いて、dl−2−フルオロ
および2,7−ジフルオロ化合物の相対的効能
および効力を決定するために、試験を行つた。 相対的効力の決定は、7つの薬物レベルにお
いて半対数投与間隔にわたつて行つた。応答
(形成した白内障のパーセントおよび/または
白内障形成への時間)を、mg/Kgおよび/また
はモル/gに対してプロツトした。 実験の設計の仮定 研究は、液胞またはスノーフレーク様不透明
性のみによつて特徴づけられる白内障発原の初
期段階の抑制および/または排除に向けられ
た。したがつて、試験約物による液胞またはレ
ンズの不透明化の抑制および/または排除は、
通常組織の変性および白内障の進展に導びく、
引き続く浸透の乱れを防止するような方法で、
ガラクトースの移送、吸収および/または代謝
に影響を及ぼすと、仮定した。シツプル
(Sipple)の分類の段階2〜4として定義され
る進展した白内障は、白内障阻止の理由づけに
対して二次的に重要であると仮定した。 液胞以外の白内障、たとえばスノーフレーク
様不透明性が発生した場合、この白内障は液胞
と同様に白内障形成率として計算した。 研究によると、30%のガラクトース食物を与
えた若いラツト(50g)の90%は5〜7日以内
に液胞の白内障を発現するであろうことが証明
される。この研究は、この期待される効果を対
照群において与えた。 実験の手順 すべての動物に、プリナ・ラボラトリー・チ
ヨウ(Purina Laboratcry Chow)および水を
2日の順応期間中任意に与えた。すべての薬物
は、1mlまたは3ml容の注射器へ取り付けた18
または20ゲージの動物の供給針(Popper and
Sons)を用いて、挿管法により経口的に投与
した。いつたん投与時間表が確立されると、研
修を通じてこの表に従つて、日々の変動を補正
した。 動物は12時間の日/夜サイクルで飼育した。
表の1:00pmの投与時間に、温度と湿度を毎
日測定した。 動物を1日置きに秤量し、そして体重増加を
補うための投与量の調整を投与時間の前に毎日
実施した。すべての植物はすべての動物群から
薬物投与前4時間(9:00am)日常差し控え、
投与後2時間(3:00pm)に再び与えた。そ
うでなければ十分な量のチヨウまたは食物混合
物を食物ホツパー中に維持して、動物の任意に
食べさせた。動物をプリナ・ラボラトリー・チ
ヨウ上に残留させる、薬物投与の2日間が存在
した(1日目および2日目)。30%のガラクト
ース食物混合を動物へ3日目(研究の1日目を
構成した)の薬物投与後2時間に導入した。 眼の検査および等級づけ すべての眼は、実験デザインの節に表示した
時間に、手持ちの検眼鏡および/またはペンラ
イトで検査した。 前の研究において、敬瞳薬(すなわち、
Mydriacyl)で眼を拡張することは、ラツトの
虹彩の半透明の性質のために不必要であること
がわかつた。早期の段階(すなわち、等級−、
±および+)において、検眼鏡の光線を網膜か
ら反射させてレンズおよび虹彩を通すことによ
つて、レンズを観察した。この技術を用いる
と、液胞の暗い、ほとんど不透明の斑点として
現われる。後期の不透明の段階(等級SL、S
およびN)において、レンズをペンライトで全
体的に観察した。 各眼に次の等級のうち1つを与えた:等級 説 明 − 正常のレンズ液胞なし。 ± レンズの周辺に液胞がちようど現われ始め
る。 + レンズ表面の3分1より多くにわたつて液
胞がおおう。 S レンズは完全に不透明である;小さい不透
明の「斑点」がレンズ中に見える。 N 核の白内障;白色の結晶質物質がレンズの
中央に存在する。 SL 小さい不透明の「斑点」が見えるが、液
胞は存在しない(スノーフレーク様)。 系統学的分析 液胞(白内障)をもつ眼の百分率および/ま
たは液胞形成への時間を、各処置/濃度群につ
いて分析した。データは十分であつたので、対
照に関する2,7−ジフルオロ化合物およびラ
セミ2−フルオロ化合物の効力を、プロビツト
分析または他の方法により推定した。 さらに、形成(液胞、スノーフレークおよび
核の白内障)でない出来事を研究の間の選択し
た時間に決定し、薬物および濃度を比較するた
めに使用した。これはこのタイプの研究につい
ての最適な終点を同定するために実施した。 【表】 表におけるのと同じデータを、異なるフオ
ーマツトで表わすことができる。 【表】 【表】 対照
観察日12日において、液胞またはより進展し
た白内障をもつ眼についての対数相対効力およ
びそれらの95%信頼限界は、次のとおりであ
る: 【表】 に関して
相対的効力の真数および95%信頼限界は、次
のとおりである: 【表】 * ラセミ
C 糖尿病のラツトのレンズおよび坐骨神経中の
ポリオールの蓄積 Sarges分割化合物に対するラセミ2−フル
オロ化合物および2,7−ジフルオロ化合物の
効力のそれ以上の試験として、ストレプトゾト
シン誘発糖尿病のラツトにおける坐骨神経およ
びレンズ中のポリオール蓄積の生体内阻止につ
いての観察を行つた。この実験の基礎および技
術は、“Polyol Accumulation In Nervous
Tissue of Rats With Experimental
Diabetes And Galactosaemia”、M.A.
Steward、W.R.Sheman、Mary M.Kurien.G.
I.MoonsammyおよびM.Wisgerhof、Journal
of Neuorchemistry、14(1967)1057−1066に
記載されている。 この試験において、体重約150gの雄のスプ
レイクターダウレイ(Sprague−Dawley)ラ
ツトの8匹を一夜断食させ、次の日にストレプ
トゾトシンを注射した。投与量は通常の生理食
塩水中に希釈した酸性クエン酸塩緩衝液中の9
〜10mg/100g重物体重であつた。注射は尾の
静脈中にあるいはその付近に行つた。 それぞれのアルドレスレダクターゼ阻害剤
(Sarges分割化合物、ラセミ2−フルオロ化合
物および2,7−ジフルオロ化合物)を、ラツ
トのうちの4匹に4.8および24時間に与えた。
0.15mg/100g動物体重の投与量を、約5μの
水を用いて経口的に与えた。各阻害剤は水のエ
ルード懸濁液(erude suspension)中に乳鉢お
よび乳棒で混合した。次いで、この混合物のア
リコートを自動ピペツトで取り、各動物へ与え
た。 ストレプトゾトシン注射後1日目に、グルコ
ースオキシダーゼ−ペルオキシダーゼ法に従
い、動物の血液グルコースを定量した。27時間
に、動物を殺し、レンズと坐骨神経を切除し、
秤量し、均質化した。次いで、これらのホモジ
ネートをGLC法によりソルビトール含量につ
いて分析した。実験群(阻害剤を供給した)を
対照(阻害剤を供給せず)と比較し、そして阻
害の百分を決定した。各値は対照群について4
つの値および実験値について4つの値の比較を
表わす。 【表】 D 糖尿病ラツトにおける神経の伝導 糖尿病ラツトにおける白内障発生および神経
伝導の欠陥を阻止するための、ラセミ2−フル
オロ化合物(L)、アルドースレダクターゼ阻害剤
の効力を評価することを目的とする。 方法および材料 雄のシロラツトに50mg/Kgのストレプトゾト
シンを静脈内注射することにより、糖尿病を誘
発させた。注射の前および後に各動物における
血液グルコースのレベルを測定することによ
り、糖尿病の状態を評価した。糖尿病の動物
を、次のように3つの群に不規則に割当てた:
(1) 賦形剤処置群;(2) 8mg/Kgのラセミ2−
フルオロ化合物(L);および(3) 16mg/Kgの
Sargesラセミ。それ以上の群は、未処置のま
まの糖尿病でない、それ以外の正常ラツトから
成つていた。処置は1日1回経口洗浄により与
え、動物を殺す前日まで続けた。 各動物の週の基準で秤量した。各動物の両方
のレンズを検眼鏡により周期的検査し、そして
白内障の変化を等級づけ、記録した。15週の終
りに、各動物をペントバルビタールで麻酔し、
そして坐骨神経の神経の伝導速度を測定した。
動物を殺した後、坐骨神経および他の組織およ
び器官を、それ以上の生化学分析のために、取
り、秤量し、凍結させた。 結 果 白内障の変化を0〜4の目盛りで等級づけ
た;0は変化のない正常に見えるレンズを意味
しそしてレンズ全体を含む不透明化を意味す
る。未処理の正常の対照群におけるラツトのレ
ンズは、見掛けの変化を示さず、光学的に透明
にとどまつた。賦形剤処置した糖尿病ラツトに
おける15週の終りに存在する32レンズ(16匹の
ラツト)のうちで、白内障の変化について、27
は4、3は3、および2は2のスコアを有し
た。こうして、すべてのレンズは最大または最
大付近の不透明度を示した。ラセミ2−フルオ
ロ化合物(L)は、糖尿ラツトにおけるレンズの不
透明化の防止に有効であつた。Sargesラセミ
処理群における30レンズ(15匹のラツト)のう
ちで、すべては正常に見えた。こうして、両者
の化合物は、8mg/Kgのラセミ2−フルオロ化
合物および16mg/KgのSargesラセミ化合物で、
糖尿病ラツトにおける白内障防止に有効であつ
た。 坐骨神経の電気的刺激に応答する坐骨神経か
らの電気活活性の記録は、多分異なる神経線維
群を表わす、2つの変曲と2つのピークを示し
た。4つの事象の各々についての処置の効果は
測定し、そしてすべてを考慮したが、処置の効
果は最初の変曲について最大であるように見え
た。正常の未処置対照と比較することにより、
賦形剤処置した糖尿病ラツトについて測定した
伝導速度は、次のとおりであつた:第1変曲、
正常の83%;第1ピーク、正常の82%;第2変
曲、正常の80.6%;および第2ピーク、正常の
76.4%こうして、伝導速度の減少により証明さ
れるような、神経伝導の障害は、17%〜23.6%
であり、これらの動物の糖尿状態に帰因する。
ラセミ2−フルオロ化合物(L)で処置したラツト
(糖尿病)において、正常のパーセントとして
の伝導速度は、次のとおりであつた:第1変
曲、93.3%;第1ピーク、88.2%;第2変曲、
87.4%;および第2ピーク、85.0%。それゆ
え、これらの動物において障害範囲は6.7%〜
15%であり、処置により34%〜61%の改良を表
わす。Sargesラセミで処置した糖尿病ラツト
において、正常のパーセントとしての伝導速度
は、次のとおりであつた:第1変曲、88.6%;
第1ピーク、83.9%;第2変曲、82.4%;第2
ピーク、79.1%。これは11.4%〜20.9%の障害
を表わし、対照よりの9%〜33%の改良を表わ
す。したがつて、両者のラセミ2−フルオロ化
合物およびSargesラセミ化合物は、神経の伝
導速度を改良し、正常もどすという有益な効果
を生成する。しかしながら、ラセミ2−フルオ
ロ化合物(L)はSargesラセミ化合物の投与量の
粉で、より大きい改良を可能とする。統計学的
分析は、未処置の糖尿病ラツトに比べて、ラセ
ミ2−フルオロ化合物(L)による改良のみが有意
であることを示す。 本発明のある種の好ましい実施態様を例示し、
説明したが、本発明の種々の変更は当業者にとつ
て明らかであろう。したがつて、本発明の範囲は
添付する請求の範囲およびその同等なものにより
定められるべきである。 種々の特徴を、次の請求の範囲に記載する。
JP58501791A 1982-04-15 1983-04-11 スピロ―フルオロフルオレン化合物、その製造法およびアルド―スレダクターゼ活性を阻害する組成物 Granted JPS59500618A (ja)

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US368630 1982-04-15
US368631 1982-04-15
US368632 1982-04-15
PCT/US1983/000546 WO1983003543A1 (en) 1982-04-15 1983-04-11 Method of inhibiting aldose reductase activity, compositions therefor and process for preparing spiro-fluorofluoren and spiro-difluorofluoren compounds

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