JPH045565Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH045565Y2 JPH045565Y2 JP1984161863U JP16186384U JPH045565Y2 JP H045565 Y2 JPH045565 Y2 JP H045565Y2 JP 1984161863 U JP1984161863 U JP 1984161863U JP 16186384 U JP16186384 U JP 16186384U JP H045565 Y2 JPH045565 Y2 JP H045565Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fertilizer
- water
- sheets
- seeds
- vegetation zone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Pretreatment Of Seeds And Plants (AREA)
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、法面等の緑化に使用される植生帯に
関するものである。
関するものである。
(従来の技術)
従来、前記植生帯としては種々のものが実用化
されているが、この代表的なものの一つとして、
実開昭59−130410号公報に開示されているよう
に、三枚の水分解性シート間に、種子、肥料等を
別々の層となるように区画収納し、その上にわら
等をむしろ状とした被覆材を設けたものがある。
されているが、この代表的なものの一つとして、
実開昭59−130410号公報に開示されているよう
に、三枚の水分解性シート間に、種子、肥料等を
別々の層となるように区画収納し、その上にわら
等をむしろ状とした被覆材を設けたものがある。
(考案が解決しようとする問題点)
この植生帯は、わら等のむしろ、およびネツト
を取り付けたことにより運搬、取り扱いの際に破
損することもなく、また目串等による法面への固
定も確実に行えるうえ、単に、法面等に敷設すれ
ばよいため施工性はよい。
を取り付けたことにより運搬、取り扱いの際に破
損することもなく、また目串等による法面への固
定も確実に行えるうえ、単に、法面等に敷設すれ
ばよいため施工性はよい。
そして、敷設後においては、土壌水分を蒸発、
凍結を防止して、種子の発芽に良好な環境を提供
するとともに、雨風による種子、および土砂の流
失を防止する。さらに、わらは腐植後に肥料、土
壌改良材となり植物の成育に必要な栄養源とな
る。
凍結を防止して、種子の発芽に良好な環境を提供
するとともに、雨風による種子、および土砂の流
失を防止する。さらに、わらは腐植後に肥料、土
壌改良材となり植物の成育に必要な栄養源とな
る。
しかしながら、このわらは、腐植して土壌改良
材、肥料となるのであるが、切土法面等未風化の
土壌では、微生物が不足しているため、腐植には
長い年月を必要とする。
材、肥料となるのであるが、切土法面等未風化の
土壌では、微生物が不足しているため、腐植には
長い年月を必要とする。
したがつて、腐植して植物の成育に効果を発揮
するまでに時間がかかるとともに、腐植過程で、
周囲から植物の成育に必要とする窒素分を吸収す
る。そのため、特に、肥料分の少ない切土面等に
前記植生帯を施工すると、植生帯中の窒素肥料の
大部分が吸収され、植物の成育に必要とする窒素
分が不足することがある。これを防止するには、
植生帯中に窒素肥料を多量に入れることも考えら
れるが、この場合、発芽時に、窒素肥料により濃
度障害をおこす危険性があるという問題を有す
る。
するまでに時間がかかるとともに、腐植過程で、
周囲から植物の成育に必要とする窒素分を吸収す
る。そのため、特に、肥料分の少ない切土面等に
前記植生帯を施工すると、植生帯中の窒素肥料の
大部分が吸収され、植物の成育に必要とする窒素
分が不足することがある。これを防止するには、
植生帯中に窒素肥料を多量に入れることも考えら
れるが、この場合、発芽時に、窒素肥料により濃
度障害をおこす危険性があるという問題を有す
る。
ところで、ピートモスやバーク等の植物性有機
土壌改良材は、土壌微生物の活動を活発にするば
かりか、肥料分を多量に保存でき、肥料による濃
度障害を緩和するとともに、腐植に窒素分を必要
とせず、わらに比べて早期に腐植するという優れ
た機能を有する土壌改良材である。
土壌改良材は、土壌微生物の活動を活発にするば
かりか、肥料分を多量に保存でき、肥料による濃
度障害を緩和するとともに、腐植に窒素分を必要
とせず、わらに比べて早期に腐植するという優れ
た機能を有する土壌改良材である。
したがつて、このピートモス等で植生帯を形成
すれば、前記問題点を解決することができる。
すれば、前記問題点を解決することができる。
しかし、これら植物性有機土壌改良材は含水率
40〜80%の湿潤状態でなければならず、そのまま
の状態で乾燥すると繊維が萎縮して吸水性が失わ
れ、前記効果を奏しない。
40〜80%の湿潤状態でなければならず、そのまま
の状態で乾燥すると繊維が萎縮して吸水性が失わ
れ、前記効果を奏しない。
そこで、本考案者らは、種々検討の結果、ピー
トモス等の繊維を叩解すれば、表面積が大きくな
り、乾燥しても十分吸水性を有し、本来の機能を
再現できることを見出だした。
トモス等の繊維を叩解すれば、表面積が大きくな
り、乾燥しても十分吸水性を有し、本来の機能を
再現できることを見出だした。
(問題点を解決すべき手段)
本考案は前記知見にもとずいてなされたもの
で、少なくとも三枚の水分解性シート間に、種子
と少なくとも肥料とを別々の層で、かつ、前者が
上層となるように区画収納し、その上にわらをむ
しろ状とした被覆材およびネツトを設け、少なく
とも肥料を挟持した二枚のシートを、パルプに、
叩解されて微細繊維状態にフイブリル化されたピ
ートモス、バーグのいずれかの植物性有機土壌改
良材を抄き込んだ紙状薄層シートとしたものであ
る。
で、少なくとも三枚の水分解性シート間に、種子
と少なくとも肥料とを別々の層で、かつ、前者が
上層となるように区画収納し、その上にわらをむ
しろ状とした被覆材およびネツトを設け、少なく
とも肥料を挟持した二枚のシートを、パルプに、
叩解されて微細繊維状態にフイブリル化されたピ
ートモス、バーグのいずれかの植物性有機土壌改
良材を抄き込んだ紙状薄層シートとしたものであ
る。
(作用)
本考案は前記構成からなるため、法面に施工す
ると、降雨等の水分によりピートモス、バーグの
植物性有機土壌改良材は水分を吸水して保水する
とともに、肥料分、特に、濃度障害の原因となる
窒素を吸収し、種子が高濃度の肥料に直接接触す
ることがなくなり、濃度障害を防止するばかり
か、土壌改良材本来の機能を発揮し、わらを腐植
させるに必要な土壌微生物と十分な窒素分をわら
に供給することができる。
ると、降雨等の水分によりピートモス、バーグの
植物性有機土壌改良材は水分を吸水して保水する
とともに、肥料分、特に、濃度障害の原因となる
窒素を吸収し、種子が高濃度の肥料に直接接触す
ることがなくなり、濃度障害を防止するばかり
か、土壌改良材本来の機能を発揮し、わらを腐植
させるに必要な土壌微生物と十分な窒素分をわら
に供給することができる。
(実施例)
つぎに、本考案を一実施例である第1図〜第4
図にしたがつて説明する。
図にしたがつて説明する。
3,4は水分解性シートで、パルプ1に、その
30〜60重量%のピートモスあるいはバークの叩解
された植物性有機土壌改良材2を、水分解性糊剤
を添料として抄造し、しかるのち乾燥したもの
で、5は公知の水分解性シートである。なお、シ
ート4,5は、パルプに適量の繊維状あるいは粉
末の熱可塑性樹脂を混入したものである。また、
11はわらを公知の手段でむしろ状に構成した被
覆状で、12は合成樹脂の紐を格子状に形成した
ネツトである。
30〜60重量%のピートモスあるいはバークの叩解
された植物性有機土壌改良材2を、水分解性糊剤
を添料として抄造し、しかるのち乾燥したもの
で、5は公知の水分解性シートである。なお、シ
ート4,5は、パルプに適量の繊維状あるいは粉
末の熱可塑性樹脂を混入したものである。また、
11はわらを公知の手段でむしろ状に構成した被
覆状で、12は合成樹脂の紐を格子状に形成した
ネツトである。
そして、考案にかかる植生帯Aは、前記二枚の
水分解性シート3,4の間に、肥料7、土壌改良
材など植物の成育を促す物質を散布状態に介在さ
せ、格子状の凸部を有するヒートローラで前記熱
可塑性樹脂を溶融させて、ヒートセツト線8にて
ヒートセツトし、その上に、種子6および水分解
性シートを配置してヒートセツトで接着区画した
後、あらかじめ糊、ヒートセツト等で接着した被
覆材11とネツト12を、ヒートセツトまたは糊
等で接着したものである。
水分解性シート3,4の間に、肥料7、土壌改良
材など植物の成育を促す物質を散布状態に介在さ
せ、格子状の凸部を有するヒートローラで前記熱
可塑性樹脂を溶融させて、ヒートセツト線8にて
ヒートセツトし、その上に、種子6および水分解
性シートを配置してヒートセツトで接着区画した
後、あらかじめ糊、ヒートセツト等で接着した被
覆材11とネツト12を、ヒートセツトまたは糊
等で接着したものである。
また、前記植生帯の種子6と、ピートモス、バ
ーグのいずれかの植物性有機土壌改良材を抄き込
んだシート4の間に、公知の水分解性シート9に
熱可塑性樹脂を混入したものを介在してもよい
(第3図参照)。
ーグのいずれかの植物性有機土壌改良材を抄き込
んだシート4の間に、公知の水分解性シート9に
熱可塑性樹脂を混入したものを介在してもよい
(第3図参照)。
この場合、種子6を挟持した植生帯と、肥料7
等を挟持した植生帯と、被覆材11とネツト12
を接着したものを、別々に製造した後に、これら
をヒートセツト、または、糊等にて接着してもよ
い。
等を挟持した植生帯と、被覆材11とネツト12
を接着したものを、別々に製造した後に、これら
をヒートセツト、または、糊等にて接着してもよ
い。
さらに、前記植生帯のシート5を、シート3,
4と同質の植物性有機土壌改良材を抄き込んだシ
ート10としてもよい(第4図参照)。
4と同質の植物性有機土壌改良材を抄き込んだシ
ート10としてもよい(第4図参照)。
前記構成からなる植生帯は、従来のものと同様
法面等に敷設して施工するものである。
法面等に敷設して施工するものである。
(効果)
以上の説明で明らかなように、本考案によれ
ば、シートはいずれも水分解性のものであるか
ら、従来同様、種子はシートを破つて発芽、発根
する。しかも、少なくとも肥料を挟持したシート
はピートモス、バーグのいずれかの植物性有機土
壌改良材であり、しかもフイブリル化されている
ため十分吸水性を有するとともに、本来の有機土
壌改良材としても機能する。
ば、シートはいずれも水分解性のものであるか
ら、従来同様、種子はシートを破つて発芽、発根
する。しかも、少なくとも肥料を挟持したシート
はピートモス、バーグのいずれかの植物性有機土
壌改良材であり、しかもフイブリル化されている
ため十分吸水性を有するとともに、本来の有機土
壌改良材としても機能する。
したがつて、従来のものよりも多量の肥料を収
納でき、肥料切れで植物が枯れることを防止でき
る。
納でき、肥料切れで植物が枯れることを防止でき
る。
そこで、窒素肥料を多めに収納することによ
り、わらが腐植過程で周囲の窒素分を吸収して、
植物の成育に必要な窒素が不足するという障害も
解消することができる。
り、わらが腐植過程で周囲の窒素分を吸収して、
植物の成育に必要な窒素が不足するという障害も
解消することができる。
さらに、植生帯を法面に施工すれば、土壌改良
材を散布したと同様結果になるから、それだけ養
生手間が省けるという多くの効果を奏するもので
ある。
材を散布したと同様結果になるから、それだけ養
生手間が省けるという多くの効果を奏するもので
ある。
第1図は本考案にかかる植生帯の斜視図で、第
2図は下部シートの拡大図で、第3図、第4図は
植生帯の他の実施例を示す断面図である。 1……パルプ、2……植物性有機土壌改良材、
3,4,5……水分解性シート、6……種子、7
……肥料、8……ヒートセツト線、11……むし
ろ、12……ネツト。
2図は下部シートの拡大図で、第3図、第4図は
植生帯の他の実施例を示す断面図である。 1……パルプ、2……植物性有機土壌改良材、
3,4,5……水分解性シート、6……種子、7
……肥料、8……ヒートセツト線、11……むし
ろ、12……ネツト。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 少なくとも三枚の水分解性シート間に、種子
と少なくとも肥料とを別々の層で、かつ、前者
が上層となるように区画収納し、その上にわら
をむしろ状とした被覆材およびネツトを設け、
少なくとも肥料を挟持した二枚のシートを、パ
イプに、吐解されて微細繊維状態にフイブリル
化されたピートモス、バークのいずれかの植物
性有機土壌改良材を抄き込んだ紙状薄層シート
としたことを特徴とする植生帯。 (2) 前記水分解性シートをすべて、パイプに、吐
解されて微細繊維状態にフイブリル化されたピ
ートモス、バークのいずれかの植物性有機土壌
改良材を抄き込んだ紙状薄層シートとしたこと
を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
載の植生帯。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984161863U JPH045565Y2 (ja) | 1984-10-25 | 1984-10-25 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984161863U JPH045565Y2 (ja) | 1984-10-25 | 1984-10-25 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6177714U JPS6177714U (ja) | 1986-05-24 |
| JPH045565Y2 true JPH045565Y2 (ja) | 1992-02-17 |
Family
ID=30719760
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984161863U Expired JPH045565Y2 (ja) | 1984-10-25 | 1984-10-25 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH045565Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4692943B2 (ja) * | 2005-11-28 | 2011-06-01 | 前田工繊株式会社 | 植生シート |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4826554A (ja) * | 1971-07-29 | 1973-04-07 | ||
| JPS5234843A (en) * | 1975-09-09 | 1977-03-17 | Tokyo Juki Industrial Co Ltd | Cloth pressure foot for sewing machine |
| JPS59130410U (ja) * | 1983-02-21 | 1984-09-01 | 株式会社草植 | 植生板 |
-
1984
- 1984-10-25 JP JP1984161863U patent/JPH045565Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6177714U (ja) | 1986-05-24 |
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