JPH045642B2 - - Google Patents
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- JPH045642B2 JPH045642B2 JP19278784A JP19278784A JPH045642B2 JP H045642 B2 JPH045642 B2 JP H045642B2 JP 19278784 A JP19278784 A JP 19278784A JP 19278784 A JP19278784 A JP 19278784A JP H045642 B2 JPH045642 B2 JP H045642B2
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- Japan
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Description
産業上の利用分野
本発明は、ワモンゴキブリの誘引・摂食刺激剤
に関する。 従来の技術 ワモンゴキブリは最もよく知られたゴキブリの
一種で、世界各国に分布しており、日本では家住
性ゴキブリの最大種である。 従来これに対して誘引作用を有する物質とし
て、ワモンゴキブリの糞や中腸から抽して得られ
る性フエロモンが知られている他、数種のモノテ
ルペノイド系化合物(特開昭56−29502号、同56
−30905号、同56−30940号、同56−79602号、同
56−79640号、同56−87536号他)やミリスチン
酸、パルミチン酸などの脂肪酸およびそのエステ
ル類(特公昭44−320号)なども知られている。 発明が解決しようとする問題点 しかしながら、性フエロモンを抽出するには多
数のワモンゴキブリを必要し、モノテルペノイド
系化合物は複雑な合成過程を必要とする。性フエ
ロモンは興奮性であるため、なかなか定着しない
ばかりか雌雄が共在した場合にはその活性が著し
く低下する傾向があつた。[S.TAKAHASHI、
C.KITAMURA:Appl.Ent.Zool.、2(3)、133−
141(1972)] また、ミリスチン酸、パルミチン酸などの脂肪
酸およびそのエステル類は、ワモンゴキブリに対
する誘引活性が弱いうえに、単独では定着や摂食
刺激の効果はなく、デン粉や糖類の添加を必要と
した。 そのため、誘引剤の生産コストが高まるばかり
でなく、誘引剤の大型化を招き使用上不便であつ
た。 問題を解決するための手段 本発明者は、これらの従来のゴキブリ誘引剤の
欠点がない、効果的なゴキブリ誘引剤を製造すべ
く鋭意研究した結果、5,6,7,8−テトラヒ
ドロ−1−ナフトール、5,6,7,8−テトラ
ヒドロ−2−ナフトール、1,2,3,4−テト
ラヒドロ−1−ナフトール、1−ナフトールおよ
び2−ナフトールは単独でもワモンゴキブリの雄
に対して特異的に強い誘引作用と摂食刺激作用を
示し、定着性もよいばかりでなく、雌雄が共在し
ても活性が低下しないことを見出して本発明を完
成した。 本発明は5,6,7,8−テトラヒドロ−1−
ナフトール、5,6,7,8−テトラヒドロ−2
−ナフトール、1,2,3,4−テトラヒドロ−
1−ナフトール、1−ナフトールおよび2−ナフ
トールよりなる群から選んだ1種または2種以上
を有効成分とするワモンゴキブリの誘引・摂食刺
激剤である。 これらの化合物の化学構造を以下に示す。 5,6,7,8−テトラヒドロ−1−ナフト
ール 5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフト
ール 1,2,3,4−テトラヒドロ−1−ナフト
ール 1−ナフトール 2−ナフトール 化合物〜はすべて市販されていて容易に入
手することができる。 本発明の誘引・摂食刺激剤は、たとえば次のよ
うにして製造することができる。 すなわち、前記化合物〜の1種または2種
以上を適当な溶媒(たとえば、アセトン、メタノ
ール、エタノール、テトラヒドロフラン、エチレ
ングリコール、ジエチレングリコール、ジメチル
ホルムアミドなどの親水性有機溶媒;ベンゼン、
クロロホルム、エーテル、メチレンクロライド、
n−ヘキサンなどの親油性有機溶媒など)に溶解
した溶液を適当な担体(たとえば、紙、厚紙、
不織布、綿布、フランネルなど)に含侵させ、乾
燥させて誘引・摂食刺激剤を製造することができ
る。 また、前記化合物〜の1種または2種以上
を粘着剤中に混入するか、殺虫剤とともに粘着剤
中に混入するか、ベイト剤中に混入するなどし
て、それぞれ誘引粘着板、誘引殺虫シートや同テ
ープ、誘引ベイト剤などを製造することができ
る。 その他、前記化合物〜の1種または2種以
上に乳化剤、分散剤、浸透剤、懸濁剤、湿潤剤、
展着剤、賦形剤、安定剤などを添加し、油剤、乳
剤、水和剤、粉剤、顆粒剤、丸剤、錠剤、噴霧剤
などの形態をとる誘引・摂食刺激剤を製造するこ
とができる。 作 用 以下、試験例を挙げて本発明の誘引・摂食刺激
剤の作用を具体的に説明する。 試験例 1 供試虫として、ワモンゴキブリ、クロゴキブ
リ、ヤマトゴキブリ、コワモンゴキブリ、トビイ
ロゴキブリ、トウヨウゴキブリ、チヤバネゴキブ
リの羽化後1箇月の雌雄(1:1)成虫100頭を
1群として必要数の群を用意した。 また、5,6,7,8−テトラヒドロ−1−ナ
フトール、5,6,7,8−テトラヒドロ−2−
ナフトール、1,2,3,4−テトラヒドロ−1
−ナフトール、1−ナフトールおよび2−ナフト
ールを検体として用いた。 直径11cmの紙(東洋紙No.2)上に等間隔に
3.5cm2の円を2個設け、各円にそれぞれ検体の中
の一種のみ1000μgを含む液、アセトン1000mlを
塗布し、これを十分に風乾して溶媒を揮散させて
テスト紙を調製した。 別個のゲージ(35×30×18cmのポリカーボネー
ト製透明容器)にそれぞれ別個の供試虫を1群ず
ついれ、25℃、12L−12D(12時間明期−12時間暗
期)の条件下で飼育して慣らした後、そこにそれ
ぞれ別個のテスト紙をいれた。24時間経過後にテ
スト紙を回収して、その摂食状態を調べた。 検体はワモンゴキブリに対して特異的な誘引・
摂食刺激作用を示した。 その結果を第1表に示す。
に関する。 従来の技術 ワモンゴキブリは最もよく知られたゴキブリの
一種で、世界各国に分布しており、日本では家住
性ゴキブリの最大種である。 従来これに対して誘引作用を有する物質とし
て、ワモンゴキブリの糞や中腸から抽して得られ
る性フエロモンが知られている他、数種のモノテ
ルペノイド系化合物(特開昭56−29502号、同56
−30905号、同56−30940号、同56−79602号、同
56−79640号、同56−87536号他)やミリスチン
酸、パルミチン酸などの脂肪酸およびそのエステ
ル類(特公昭44−320号)なども知られている。 発明が解決しようとする問題点 しかしながら、性フエロモンを抽出するには多
数のワモンゴキブリを必要し、モノテルペノイド
系化合物は複雑な合成過程を必要とする。性フエ
ロモンは興奮性であるため、なかなか定着しない
ばかりか雌雄が共在した場合にはその活性が著し
く低下する傾向があつた。[S.TAKAHASHI、
C.KITAMURA:Appl.Ent.Zool.、2(3)、133−
141(1972)] また、ミリスチン酸、パルミチン酸などの脂肪
酸およびそのエステル類は、ワモンゴキブリに対
する誘引活性が弱いうえに、単独では定着や摂食
刺激の効果はなく、デン粉や糖類の添加を必要と
した。 そのため、誘引剤の生産コストが高まるばかり
でなく、誘引剤の大型化を招き使用上不便であつ
た。 問題を解決するための手段 本発明者は、これらの従来のゴキブリ誘引剤の
欠点がない、効果的なゴキブリ誘引剤を製造すべ
く鋭意研究した結果、5,6,7,8−テトラヒ
ドロ−1−ナフトール、5,6,7,8−テトラ
ヒドロ−2−ナフトール、1,2,3,4−テト
ラヒドロ−1−ナフトール、1−ナフトールおよ
び2−ナフトールは単独でもワモンゴキブリの雄
に対して特異的に強い誘引作用と摂食刺激作用を
示し、定着性もよいばかりでなく、雌雄が共在し
ても活性が低下しないことを見出して本発明を完
成した。 本発明は5,6,7,8−テトラヒドロ−1−
ナフトール、5,6,7,8−テトラヒドロ−2
−ナフトール、1,2,3,4−テトラヒドロ−
1−ナフトール、1−ナフトールおよび2−ナフ
トールよりなる群から選んだ1種または2種以上
を有効成分とするワモンゴキブリの誘引・摂食刺
激剤である。 これらの化合物の化学構造を以下に示す。 5,6,7,8−テトラヒドロ−1−ナフト
ール 5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフト
ール 1,2,3,4−テトラヒドロ−1−ナフト
ール 1−ナフトール 2−ナフトール 化合物〜はすべて市販されていて容易に入
手することができる。 本発明の誘引・摂食刺激剤は、たとえば次のよ
うにして製造することができる。 すなわち、前記化合物〜の1種または2種
以上を適当な溶媒(たとえば、アセトン、メタノ
ール、エタノール、テトラヒドロフラン、エチレ
ングリコール、ジエチレングリコール、ジメチル
ホルムアミドなどの親水性有機溶媒;ベンゼン、
クロロホルム、エーテル、メチレンクロライド、
n−ヘキサンなどの親油性有機溶媒など)に溶解
した溶液を適当な担体(たとえば、紙、厚紙、
不織布、綿布、フランネルなど)に含侵させ、乾
燥させて誘引・摂食刺激剤を製造することができ
る。 また、前記化合物〜の1種または2種以上
を粘着剤中に混入するか、殺虫剤とともに粘着剤
中に混入するか、ベイト剤中に混入するなどし
て、それぞれ誘引粘着板、誘引殺虫シートや同テ
ープ、誘引ベイト剤などを製造することができ
る。 その他、前記化合物〜の1種または2種以
上に乳化剤、分散剤、浸透剤、懸濁剤、湿潤剤、
展着剤、賦形剤、安定剤などを添加し、油剤、乳
剤、水和剤、粉剤、顆粒剤、丸剤、錠剤、噴霧剤
などの形態をとる誘引・摂食刺激剤を製造するこ
とができる。 作 用 以下、試験例を挙げて本発明の誘引・摂食刺激
剤の作用を具体的に説明する。 試験例 1 供試虫として、ワモンゴキブリ、クロゴキブ
リ、ヤマトゴキブリ、コワモンゴキブリ、トビイ
ロゴキブリ、トウヨウゴキブリ、チヤバネゴキブ
リの羽化後1箇月の雌雄(1:1)成虫100頭を
1群として必要数の群を用意した。 また、5,6,7,8−テトラヒドロ−1−ナ
フトール、5,6,7,8−テトラヒドロ−2−
ナフトール、1,2,3,4−テトラヒドロ−1
−ナフトール、1−ナフトールおよび2−ナフト
ールを検体として用いた。 直径11cmの紙(東洋紙No.2)上に等間隔に
3.5cm2の円を2個設け、各円にそれぞれ検体の中
の一種のみ1000μgを含む液、アセトン1000mlを
塗布し、これを十分に風乾して溶媒を揮散させて
テスト紙を調製した。 別個のゲージ(35×30×18cmのポリカーボネー
ト製透明容器)にそれぞれ別個の供試虫を1群ず
ついれ、25℃、12L−12D(12時間明期−12時間暗
期)の条件下で飼育して慣らした後、そこにそれ
ぞれ別個のテスト紙をいれた。24時間経過後にテ
スト紙を回収して、その摂食状態を調べた。 検体はワモンゴキブリに対して特異的な誘引・
摂食刺激作用を示した。 その結果を第1表に示す。
【表】
試験例 2
供試虫としてワモンゴキブリ雄成虫、同雌成
虫、同雄幼虫、同雌幼虫毎に各100頭からなる性
と令期が単一の群とワモンゴキブリ雄成虫、同雌
成虫、同雄幼虫、同雌幼虫各25頭計100頭からな
る異なる性と令期が混在する群(雌雄共存群と称
する)を必要数用意した。(成虫は羽化後1箇月
を経過したものをいい、幼虫は孵化後4箇月を経
過した中令幼虫をいう。) また、5,6,7,8−テトラヒドロ−1−ナ
フトール、5,6,7,8−テトラヒドロ−2−
ナフトール、1,2,3,4−テトラヒドロ−1
−ナフトール、1−ナフトールおよび2−ナフト
ールを検体とした。 検体の塗布量を200μgとする他は、試験例1に
準じて処理し、摂食の程度をワモンゴキブリの性
と令期が単一の場合および雌雄共存する場合につ
いて調べた。 検体はワモンゴキブリの雄成虫、同幼虫に対し
て特異的誘引・摂食刺激作用を示した。又、雌雄
共存した場合においても活性の低下は認められな
かつた。その結果を第2表に示す。
虫、同雄幼虫、同雌幼虫毎に各100頭からなる性
と令期が単一の群とワモンゴキブリ雄成虫、同雌
成虫、同雄幼虫、同雌幼虫各25頭計100頭からな
る異なる性と令期が混在する群(雌雄共存群と称
する)を必要数用意した。(成虫は羽化後1箇月
を経過したものをいい、幼虫は孵化後4箇月を経
過した中令幼虫をいう。) また、5,6,7,8−テトラヒドロ−1−ナ
フトール、5,6,7,8−テトラヒドロ−2−
ナフトール、1,2,3,4−テトラヒドロ−1
−ナフトール、1−ナフトールおよび2−ナフト
ールを検体とした。 検体の塗布量を200μgとする他は、試験例1に
準じて処理し、摂食の程度をワモンゴキブリの性
と令期が単一の場合および雌雄共存する場合につ
いて調べた。 検体はワモンゴキブリの雄成虫、同幼虫に対し
て特異的誘引・摂食刺激作用を示した。又、雌雄
共存した場合においても活性の低下は認められな
かつた。その結果を第2表に示す。
【表】
試験例 3
供試虫として、羽化後1箇月経過のワモンゴキ
ブリ雄成虫100頭を1群とし、必要数の群を用意
した。 また、オレイン酸、ミリスチン酸、ラウリルア
ルコール、ペンタデカノール、オクチルアルコー
ル、酢酸ボルニル、ネロール、2−ヒドロキシ−
1−ナフトエ酸、デカリン、ナフタレン、テトラ
リン、5,6,7,8−テトラヒドロ−1−ナフ
トール、5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナ
フトール、1−ナフトール、2−ナフトール、
1,2,3,4−テトラヒドロ−1−ナフトール
およびアセトン並びにこれとシヨ糖との(1:
1)混合物を検体として用いた。 試験例1に準じて処理し、12時間の暗期経過後
にテスト紙を回収して各検体の摂食状態を調べ
た。 5,6,7,8−テトラヒドロ−1−ナフトー
ル、5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフト
ール、1−ナフトール、2−ナフトールおよび
1,2,3,4−テトラヒドロ−1−ナフトール
は、シヨ糖の添加なしでもワモンゴキブリ雄成虫
に対して特異的な誘引・摂食刺激作用を示した。 その結果を第3表に示す。
ブリ雄成虫100頭を1群とし、必要数の群を用意
した。 また、オレイン酸、ミリスチン酸、ラウリルア
ルコール、ペンタデカノール、オクチルアルコー
ル、酢酸ボルニル、ネロール、2−ヒドロキシ−
1−ナフトエ酸、デカリン、ナフタレン、テトラ
リン、5,6,7,8−テトラヒドロ−1−ナフ
トール、5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナ
フトール、1−ナフトール、2−ナフトール、
1,2,3,4−テトラヒドロ−1−ナフトール
およびアセトン並びにこれとシヨ糖との(1:
1)混合物を検体として用いた。 試験例1に準じて処理し、12時間の暗期経過後
にテスト紙を回収して各検体の摂食状態を調べ
た。 5,6,7,8−テトラヒドロ−1−ナフトー
ル、5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフト
ール、1−ナフトール、2−ナフトールおよび
1,2,3,4−テトラヒドロ−1−ナフトール
は、シヨ糖の添加なしでもワモンゴキブリ雄成虫
に対して特異的な誘引・摂食刺激作用を示した。 その結果を第3表に示す。
【表】
同義である。
試験例 4 供試虫として羽化後1箇月経過のワモンゴキブ
リ雄成虫および孵化後4箇月経過のワモンゴキブ
リ雄中令幼虫を必要数用意した。 また、5,6,7,8−テトラヒドロ−1−ナ
フトール、5,6,7,8−テトラヒドロ−2−
ナフトール、1−ナフトール、2−ナフトールお
よび1,2,3,4−テトラヒドロ−1−ナフト
ールを検体として用い、試験例1に準じて種々の
濃度でそれぞれ各検体を含侵する円形テスト紙
(直径1cm)を調製した。 内側に流動パラフインを塗布した、直径約8.5
cm、高さ約10cmの塩化ビニル製カツプの底に円形
テスト紙1枚を置き、供試虫を1頭放した。 12時間の暗期を経過した後、テスト紙を回収し
て食痕を調べ、供試虫の50%が反応を示す量
[BR50(μg)]を求めた。 その結果を第4表に示す。
試験例 4 供試虫として羽化後1箇月経過のワモンゴキブ
リ雄成虫および孵化後4箇月経過のワモンゴキブ
リ雄中令幼虫を必要数用意した。 また、5,6,7,8−テトラヒドロ−1−ナ
フトール、5,6,7,8−テトラヒドロ−2−
ナフトール、1−ナフトール、2−ナフトールお
よび1,2,3,4−テトラヒドロ−1−ナフト
ールを検体として用い、試験例1に準じて種々の
濃度でそれぞれ各検体を含侵する円形テスト紙
(直径1cm)を調製した。 内側に流動パラフインを塗布した、直径約8.5
cm、高さ約10cmの塩化ビニル製カツプの底に円形
テスト紙1枚を置き、供試虫を1頭放した。 12時間の暗期を経過した後、テスト紙を回収し
て食痕を調べ、供試虫の50%が反応を示す量
[BR50(μg)]を求めた。 その結果を第4表に示す。
【表】
試験例 5
供試虫として羽化後1箇月経過のワモンゴキブ
リ雄成虫1100頭を1群として必要数の群を用意し
た。 また、5,6,7,8−テトラヒドロ−1−ナ
フトール、5,6,7,8−テトラヒドロ−2−
ナフトール、1,2,3,4−テトラヒドロ−1
−ナフトール、1−ナフトール、2−ナフトール
およびシヨ糖を検体とし、塗布濃度を変える他は
試験例1に準じて処理し、各検体の活性力を調べ
た。 検体はシヨ糖よりはるかに強い摂食刺激性を示
した。 その結果を第5表に示す。
リ雄成虫1100頭を1群として必要数の群を用意し
た。 また、5,6,7,8−テトラヒドロ−1−ナ
フトール、5,6,7,8−テトラヒドロ−2−
ナフトール、1,2,3,4−テトラヒドロ−1
−ナフトール、1−ナフトール、2−ナフトール
およびシヨ糖を検体とし、塗布濃度を変える他は
試験例1に準じて処理し、各検体の活性力を調べ
た。 検体はシヨ糖よりはるかに強い摂食刺激性を示
した。 その結果を第5表に示す。
【表】
【表】
試験例 6
(1) 5,6,7,8−テトラヒドロ−1−ナフト
ール、5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナ
フトール、1−ナフトール、2−ナフトールお
よび1,2,3,4,−テトラヒドロ−1−ナ
フトールを検体とし、試験例4に準じて直径1
cmの円形紙((東洋紙No.2)に検体をそれ
ぞれ1000μg含侵させた誘引剤を調製した。 また、魚粉75部、マルトース5部、L−アラ
ビノール5部、、オレイン酸5部、米ぬか油10
部よりなる混合物に若干の水を加えて練り、小
さな団子状の誘引餌を調製した。 (2) 約6畳の広さの部屋に、試験実施1週間前よ
り羽化後1箇月経過のワモンゴキブリ雄成虫60
頭を放し、十分に餌と水を与えておいた。 実開昭54−142679号公報記載のゴキブリ捕獲器
の粘着面中央に前記円形誘引剤を載置したトラツ
プA、同じく粘着面中央に前記団子状誘引餌
(0.7g)を載置したトラツプB、粘着面に何も載
置しないトラツプCを一組にしてこの部屋に置
き、24時間経過後に各トラツプのゴキブリ捕獲数
を調べた。 実験は3回繰り返し、その平均値を捕獲虫数と
した。 その結果を第6表に示す。
ール、5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナ
フトール、1−ナフトール、2−ナフトールお
よび1,2,3,4,−テトラヒドロ−1−ナ
フトールを検体とし、試験例4に準じて直径1
cmの円形紙((東洋紙No.2)に検体をそれ
ぞれ1000μg含侵させた誘引剤を調製した。 また、魚粉75部、マルトース5部、L−アラ
ビノール5部、、オレイン酸5部、米ぬか油10
部よりなる混合物に若干の水を加えて練り、小
さな団子状の誘引餌を調製した。 (2) 約6畳の広さの部屋に、試験実施1週間前よ
り羽化後1箇月経過のワモンゴキブリ雄成虫60
頭を放し、十分に餌と水を与えておいた。 実開昭54−142679号公報記載のゴキブリ捕獲器
の粘着面中央に前記円形誘引剤を載置したトラツ
プA、同じく粘着面中央に前記団子状誘引餌
(0.7g)を載置したトラツプB、粘着面に何も載
置しないトラツプCを一組にしてこの部屋に置
き、24時間経過後に各トラツプのゴキブリ捕獲数
を調べた。 実験は3回繰り返し、その平均値を捕獲虫数と
した。 その結果を第6表に示す。
【表】
試験例 7
(1) (検体ベイト)
5,6,7,8−テトラヒドロ−1−ナフトー
ル 1部 ホウ酸 10部 溶性デン粉 15部 バレイシヨデン粉 15部水 59部 100部 (対照ベイト) ホウ酸 10部 溶性デン粉 15部 バレイシヨデン粉 15部水 60部 100部 常法により上記処方の団子状の検体ベイトと対
照ベイトを調製した。 (2) 約6畳の広さの部屋A、Bに試験実施1週間
前より羽化後1箇月経過のワモンゴキブリ雄成
虫20頭、孵化後4箇月経過の同幼虫20頭を放
し、十分に餌と水を与えておいた。部屋Aには
前項(1)で調製した検体ベイトを、部屋Bには対
照ベイトをそれぞれ5箇所に同量配置し、5日
後の死亡頭数を調べた。 その結果を第7表に示す。
ル 1部 ホウ酸 10部 溶性デン粉 15部 バレイシヨデン粉 15部水 59部 100部 (対照ベイト) ホウ酸 10部 溶性デン粉 15部 バレイシヨデン粉 15部水 60部 100部 常法により上記処方の団子状の検体ベイトと対
照ベイトを調製した。 (2) 約6畳の広さの部屋A、Bに試験実施1週間
前より羽化後1箇月経過のワモンゴキブリ雄成
虫20頭、孵化後4箇月経過の同幼虫20頭を放
し、十分に餌と水を与えておいた。部屋Aには
前項(1)で調製した検体ベイトを、部屋Bには対
照ベイトをそれぞれ5箇所に同量配置し、5日
後の死亡頭数を調べた。 その結果を第7表に示す。
【表】
発明の効果
本発明の誘引・摂食刺激剤はワモンゴキブリの
雄に対して、特異的な誘引・摂食刺激作用を示
し、雄だけを選択的に捕殺して、雌の受精を妨げ
るので、ワモンゴキブリの駆除に著しく効果があ
る。 また、本発明の誘引・摂食刺激成分は単独でも
ワモンゴキブリの雄に対して強い誘引・摂食刺激
効果を示すとともに定着作用もよく、誘引・摂食
刺激剤の製造に際しては、デン粉、糖類などの添
加を必要としないので、本発明の誘引・摂食刺激
剤は生産コストが低く、剤型も大型化することな
く使用に便利である。 実施例 以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明す
る。 実施例 1 5,6,7,8−テトラヒドロ−1−ナフトー
ル1gを約200mlのn−ヘキサンに加え、撹拌機
によつて約10分間十分に撹拌して溶解させた。こ
の溶液を分注機により、巾20cm、長さ50cm、厚さ
0.1cmの不織布に均一に含侵させた後、n−ヘキ
サンが揮散するまでよく風乾させた。この含侵布
を切断機によつて巾0.5cm、長さ20cmに切断し、
誘引・摂食刺激テープを製造した。 このテープは容器状ゴキブリ捕獲器の粘着板中
央に載置して使用することができる。 5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフトー
ル、1,2,3,4−テトラヒドロ−1−ナフト
ール、1−ナフトールおよび2−ナフトールにつ
いても同様に処理して誘引・摂食刺激テープを製
造した。 実施例 2 5,6,7,8.テトラヒドロ−1−ナフトール
10g、ホウ酸100g、溶性デン粉150g、バレイシ
ヨデン粉150g、水590gを混合し、適宜の大きさ
に成形してベイト剤を製造した。 実施例 3 1−ナフトール4g、白色ワセリン20g、ベル
メトリン76gを混合し、これを巾5cm、長さ
200mのポリエチレンテープに塗布した。 これを巾5cm、長さ20cmに切断し、殺虫テープ
を製造した。 実施例 4 5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフトー
ル1gと2−ナフトール1gを約200mlのアセト
ンに加えて、よく振盪して溶解した。ホールピペ
ツトを用いてこの溶液の約0.1mlを直径3cmの円
形紙(東洋紙No.2)に含侵させた後、アセト
ンが揮散するもでよく風乾させた。 内側にワセリンを巾5cmに塗つたガラス円筒
(直径13cm、高さ18cm)の中にこの含侵紙1枚
を入れ、簡易ゴキブリトラツプを製造した。 実施例 5 5,6,7,8−テトラヒドロ−1−ナフトー
ル10g、天然ゴム200g、粘着付与剤780g、酸化
防止剤10gをよく混練し、これを巾9cm、長さ20
cmの厚紙にロールで塗布し、容器状ゴキブリ捕獲
器の誘引粘着板を製造した。
雄に対して、特異的な誘引・摂食刺激作用を示
し、雄だけを選択的に捕殺して、雌の受精を妨げ
るので、ワモンゴキブリの駆除に著しく効果があ
る。 また、本発明の誘引・摂食刺激成分は単独でも
ワモンゴキブリの雄に対して強い誘引・摂食刺激
効果を示すとともに定着作用もよく、誘引・摂食
刺激剤の製造に際しては、デン粉、糖類などの添
加を必要としないので、本発明の誘引・摂食刺激
剤は生産コストが低く、剤型も大型化することな
く使用に便利である。 実施例 以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明す
る。 実施例 1 5,6,7,8−テトラヒドロ−1−ナフトー
ル1gを約200mlのn−ヘキサンに加え、撹拌機
によつて約10分間十分に撹拌して溶解させた。こ
の溶液を分注機により、巾20cm、長さ50cm、厚さ
0.1cmの不織布に均一に含侵させた後、n−ヘキ
サンが揮散するまでよく風乾させた。この含侵布
を切断機によつて巾0.5cm、長さ20cmに切断し、
誘引・摂食刺激テープを製造した。 このテープは容器状ゴキブリ捕獲器の粘着板中
央に載置して使用することができる。 5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフトー
ル、1,2,3,4−テトラヒドロ−1−ナフト
ール、1−ナフトールおよび2−ナフトールにつ
いても同様に処理して誘引・摂食刺激テープを製
造した。 実施例 2 5,6,7,8.テトラヒドロ−1−ナフトール
10g、ホウ酸100g、溶性デン粉150g、バレイシ
ヨデン粉150g、水590gを混合し、適宜の大きさ
に成形してベイト剤を製造した。 実施例 3 1−ナフトール4g、白色ワセリン20g、ベル
メトリン76gを混合し、これを巾5cm、長さ
200mのポリエチレンテープに塗布した。 これを巾5cm、長さ20cmに切断し、殺虫テープ
を製造した。 実施例 4 5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフトー
ル1gと2−ナフトール1gを約200mlのアセト
ンに加えて、よく振盪して溶解した。ホールピペ
ツトを用いてこの溶液の約0.1mlを直径3cmの円
形紙(東洋紙No.2)に含侵させた後、アセト
ンが揮散するもでよく風乾させた。 内側にワセリンを巾5cmに塗つたガラス円筒
(直径13cm、高さ18cm)の中にこの含侵紙1枚
を入れ、簡易ゴキブリトラツプを製造した。 実施例 5 5,6,7,8−テトラヒドロ−1−ナフトー
ル10g、天然ゴム200g、粘着付与剤780g、酸化
防止剤10gをよく混練し、これを巾9cm、長さ20
cmの厚紙にロールで塗布し、容器状ゴキブリ捕獲
器の誘引粘着板を製造した。
Claims (1)
- 1 5,6,7,8−テトラヒドロ−1−ナフト
ール、5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフ
トール、1,2,3,4−テトラヒドロ−1−ナ
フトール、1−ナフトールおよび2−ナフトール
よりなる群から選んだ1種または2種以上を有効
成分とするモワンゴキブリ誘引・摂食刺激剤。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59192787A JPS6169701A (ja) | 1984-09-14 | 1984-09-14 | ワモンゴキブリの誘引、摂食刺激剤 |
| US06/709,180 US4627981A (en) | 1984-09-14 | 1985-03-07 | Attractant-ingestion stimulant preparations for Periplaneta americana L |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59192787A JPS6169701A (ja) | 1984-09-14 | 1984-09-14 | ワモンゴキブリの誘引、摂食刺激剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6169701A JPS6169701A (ja) | 1986-04-10 |
| JPH045642B2 true JPH045642B2 (ja) | 1992-02-03 |
Family
ID=16296988
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59192787A Granted JPS6169701A (ja) | 1984-09-14 | 1984-09-14 | ワモンゴキブリの誘引、摂食刺激剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6169701A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0610122B2 (ja) * | 1986-10-14 | 1994-02-09 | 大正製薬株式会社 | ゴキブリの摂食刺激剤 |
| EP0638237A1 (en) * | 1990-08-09 | 1995-02-15 | Taisho Pharmaceutical Co. Ltd | Attractant and feeding stimulant for cockroach |
-
1984
- 1984-09-14 JP JP59192787A patent/JPS6169701A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6169701A (ja) | 1986-04-10 |
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