JPH0456735B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0456735B2 JPH0456735B2 JP59224124A JP22412484A JPH0456735B2 JP H0456735 B2 JPH0456735 B2 JP H0456735B2 JP 59224124 A JP59224124 A JP 59224124A JP 22412484 A JP22412484 A JP 22412484A JP H0456735 B2 JPH0456735 B2 JP H0456735B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stretched
- acid
- molding
- polyolefin
- melt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Artificial Filaments (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は溶融成形加工性が良好で、また、得ら
れる延伸成形物の光学特性も良好な延伸成形物の
製造方法に関する。 〔従来の技術〕 熱可塑性樹脂を溶融成形加工する場合に、流動
性改良剤を添加して押出機内部での混練性を改良
することがよく行われている。とくに表面の光沢
度や透明性などを重要視するフイルム成形あるい
はシート成形分野、または引張り強度、結節強度
などを高めるため高分子量で分子量分布が狭く流
動性が悪い樹脂を使用するモノフイラメント成形
分野においては、流動性改良剤を添加しないと、
目的にかなつた製品が得られなかつたり、生産性
が悪くなつたりする。 このため従来から各種の滑剤が提案されて、流
動性の改良や離型性の改良が試みられており、具
体的には次に示すような滑剤が知られている。 (a) 流動パラフイン、マイクロワツクス、ポリオ
レフインワツクスなどの純炭化水素、塩素化炭
化水素、フルオロカーボンなどの炭化水素系化
合物、 (b) ラウリン酸、ミリスチン酸、ステアリン酸な
どの高級脂肪酸またはオキシ脂肪酸などの脂肪
酸系化合物、 (c) ステアリン酸アミド、パルミチン酸アミド、
メチレンビスステアロイルアミドなどの脂肪酸
アミド系化合物、 (d) 脂肪酸低級アルコールエステル、脂肪酸多価
アルコールエステル、脂肪酸ポリグリコールエ
ステルなどのエステル系化合物、 (e) 脂肪アルコール、多価アルコール、ポリグリ
コール、ポリグリセロールなどのアルコール系
化合物、 (f) 金属石けん。 上述した各化合物は、各自それなりの滑剤効果
を示すものの、溶融樹脂の流動性改良剤として見
た場合には、溶融樹脂温度で分解または揮発し
て、滑性を示さなかつたり、樹脂に着色を生じた
りするものが多い。また流動性改良剤として通常
使用される金属石けんも、モノフイラメント成形
などに用いられる高分子量、狭分子量分布の樹脂
の流動性改良には限度があり、流動性をさらに改
良すべく多量に添加すると樹脂本来が有している
諸性質を損なつたりあるいは製品表面にブリード
アウトを生じて表面がべた付いた感じになり、製
品価値を落としてしまう。また別に成形温度を上
昇させて樹脂の流動性を上げてやると樹脂の分解
が生じてしまうので好ましくない。そこで従来か
ら提案されている滑剤に比べてより滑性効果の大
きい滑剤が要望され続けているわけである。最近
になつて流動性の悪い樹脂にも少量の添加で流動
性を向上することができる滑剤として、ヒドロキ
シ脂肪酸系化合物が提案された。この化合物はア
ルコールとカルボン酸の両方の滑性を示し、総合
的に見ると従来の滑剤に比べて非常に大きな滑性
効果を示すことが特長である。しかしこれら公知
の滑剤の多くは、得られた成形品を延伸すると透
明性や光学特性が低下するという問題を有してい
る。このことは工業的意味において非常に重要な
問題を含んでいる。すなわちモノフイラメントや
フイルム、シート等は強度を上げるためあるいは
透明性を向上するために延伸されるのが常であ
る。ところが前述したように滑剤添加品の多くは
逆に延伸によつて透明性が低下するので商品価値
が低くなる。この透明性の低下については明確な
る理論が完成されていないが、おそらく添加され
た滑剤が核となつて延伸の際滑剤を中心としてボ
イドが発生し、このボイドにより光が散乱され透
明性が低下するものと推定される。 〔発明が解決しようとする問題点〕 そこで本発明者らは高分子量、狭分子量分布の
ポリオレフインに対しても少量の添加で良好な滑
性を示し、かつ得られる成形品を延伸しても透明
性、光沢等の光学特性を損わない滑剤がないもの
が鋭意研究を重ねた結果、アルキルスルホン酸化
合物を用いると目的を達成できることが判かり本
発明に到達した。 〔問題を解決するための手段〕 すなわち本発明はポリオレフインにアルキルス
ルホン酸マグネシウム塩を添加して溶融成形した
のち、該成形物を樹脂の融点未満の温度で延伸す
ることを特徴とする延伸成形物の製造方法であ
る。 〔作用〕 本発明においては滑剤としてアルキルスルホン
酸マグネシウム塩を使用することが大切である。
すなわち同じアルキルスルホン酸金属塩であつて
もナトリウム塩やカルシウム塩では溶融流動性の
改良は行えるものの、延伸すると光学特性は低下
する。またヒドロキシアルキルスルホン酸金属塩
やアルケニルスルホン酸金属塩も延伸後の光学特
性の低下が見られる。 アルキルスルホン酸マグネシウム塩として具体
的にはデシルスルホン酸マグネシウム塩、ウンデ
シルスルホン酸マグネシウム塩、ドデシルスルホ
ン酸マグネシウム塩、トリデシルスルホン酸マグ
ネシウム塩、テトラデシルスルホン酸マグネシウ
ム塩、ペンタデシルスルホン酸マグネシウム塩、
ヘキサデシルスルホン酸マグネシウム塩、ヘプタ
デシルスルホン酸マグネシウム塩、オクタデシル
スルホン酸マグネシウム塩、ノナデシルスルホン
酸マグネシウム塩、エイコシルスルホン酸マグネ
シウム塩等の炭素原子数10〜20、好ましくは12〜
18のものである。 アルキルスルホン酸マグネシウム塩を配合する
ポリオレフインとしては公知の如何なるものでも
よく、たとえば低密度ポリエチレン、高密度ポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリ1−ブテン、ポ
リ4−メチル−1−ペンテンあるいはエチレン、
プロピレン、1−ブテン、4−メチル−1−ペン
テン等のα−オレフイン同志のランダムあるいは
ブロツク共重合体等のポリオレフインが例示出来
る。すなわち高圧法あるいは中低圧法によつて製
造された低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレ
ン、高密度ポリエチレン、超高分子量ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリ1−ブテン、ポリ−4
−メチル−1−ペンテン、ポリ−3−メチル−1
−ブテン、ポリ−3−メチル−1−ペンテン、エ
チレン・プロピレン共重合体、エチレン・ブテン
共重合体、プロピレン・ブテン共重合体などのポ
リオレフインに添加して溶融成形性を向上する。
とくに従来の滑剤では成形加工性の改良が不充分
であつた高分子量、狭分子量分布の溶融流動性の
悪いポリオレフイン、たとえばメルトフローレー
ト(MFR)が2g/10min以下、とくに1g/
10min以下、荷重24.1Kgのメルトフローレート
(HLMFR)との比HLMFR/MFRが40以下のも
のに添加した場合に著しい効果を発揮する。 本発明においてアルキルスルホン酸マグネシウ
ム塩をポリオレフインに添加する場合の添加量
は、使用するポリオレフインの種類および目的に
よつても異なるが、ポリオレフイン100重量部に
対して概ね0.01〜2重量部の範囲である。 本発明においてポリオレフインにアルキルスル
ホン酸マグネシウム塩を添加して溶融成形するに
はたとえば両者をリボンブレンダー、タンブラー
ブレンダー、ヘンシエルミキサーなどで混合ある
いは混合後押出機、バンバリーミキサー、二本ロ
ールなどで溶融混合するか炭化水素や芳香族溶媒
に溶解してポリマー溶液に混合し、その後単軸押
出機、ベント式押出機、二本スクリユー押出機、
三本スクリユー押出機、円錐型二本スクリユー押
出機、コニーダー、プラテイフイケーター、ミク
ストルーダー、二軸コニカルスクリユー押出機、
遊星ねじ押出機、歯車型押出機、スクリユーレス
押出機などを用いてインフレーシヨンフイルム成
形やモノフイラメント成形で代表される押出成
形、射出成形、ブロー成形などを行う。 かくして得られた成形品はさらに用いたポリオ
レフインの融点未満の温度で延伸される。ここで
延伸は前述の溶融成形に続き連続して行われても
よいし、不連続の工程で行われてもよい。延伸に
関してはとくに規定はなく、周知の技術範囲であ
れば如何なる延伸条件もよい。 また本発明においては、必要に応じて耐熱安定
剤、耐候安定剤、帯電防止剤、アンチブロツキン
グ剤、スリツプ剤、顔料、染料、無機・有機の充
填剤など通常樹脂に添加して使用されるものと併
用してもかまわない。 〔実施例〕 以下に本発明の技術を適用した最適な実施例を
示すが、本発明はこれらの実施例に制限されるも
のではなく、本発明の目的を損われない限り如何
なる態様もとりうる。 実施例1〜4および比較例1〜4 高密度ポリエチレン(MFR*10.45g/10min、
HMFR*2/MFR=25、密度*30.965g/cm3) 100重量部に、安定剤としてジラウリルチオジ
プロピオネート及び3,5−ジ−t−ブチル−4
−ヒドロキシトルエンをそれぞれ0.1重量部、
0.07重量部配合し、さらに第1表に示す化合物を
配合して、押出機を用いて200℃で造粒した。得
られたペレツトより、40mmφ押出機を用いて、樹
脂温度280℃でノズル(1mmφ、ランド8mm)か
ら押出し、冷却温度45℃、延伸速度(高速側) 100m/min及び延伸倍率10〜13倍の条件下で、
380デニールのモノフイラメントを成形した。同
時に押出性未延伸糸(押出ストランド)及びモノ
フイラメントの評価を以下の方法で行つた。結果
を第1表に示した。 未延伸系の外観:未延伸糸の肌の状態を観察
し、5段階の評点をつける。 評点5(良好)←→評点1(不良) モノフイラメントの透明性:延伸糸の透明性を
目視にて評価し、5段階の評点をつける。 評点5(透明)←→評点1(白化) *1 ASTM D 1238 E *2 ASTM D 1238 F *3 ASTM D 1505
れる延伸成形物の光学特性も良好な延伸成形物の
製造方法に関する。 〔従来の技術〕 熱可塑性樹脂を溶融成形加工する場合に、流動
性改良剤を添加して押出機内部での混練性を改良
することがよく行われている。とくに表面の光沢
度や透明性などを重要視するフイルム成形あるい
はシート成形分野、または引張り強度、結節強度
などを高めるため高分子量で分子量分布が狭く流
動性が悪い樹脂を使用するモノフイラメント成形
分野においては、流動性改良剤を添加しないと、
目的にかなつた製品が得られなかつたり、生産性
が悪くなつたりする。 このため従来から各種の滑剤が提案されて、流
動性の改良や離型性の改良が試みられており、具
体的には次に示すような滑剤が知られている。 (a) 流動パラフイン、マイクロワツクス、ポリオ
レフインワツクスなどの純炭化水素、塩素化炭
化水素、フルオロカーボンなどの炭化水素系化
合物、 (b) ラウリン酸、ミリスチン酸、ステアリン酸な
どの高級脂肪酸またはオキシ脂肪酸などの脂肪
酸系化合物、 (c) ステアリン酸アミド、パルミチン酸アミド、
メチレンビスステアロイルアミドなどの脂肪酸
アミド系化合物、 (d) 脂肪酸低級アルコールエステル、脂肪酸多価
アルコールエステル、脂肪酸ポリグリコールエ
ステルなどのエステル系化合物、 (e) 脂肪アルコール、多価アルコール、ポリグリ
コール、ポリグリセロールなどのアルコール系
化合物、 (f) 金属石けん。 上述した各化合物は、各自それなりの滑剤効果
を示すものの、溶融樹脂の流動性改良剤として見
た場合には、溶融樹脂温度で分解または揮発し
て、滑性を示さなかつたり、樹脂に着色を生じた
りするものが多い。また流動性改良剤として通常
使用される金属石けんも、モノフイラメント成形
などに用いられる高分子量、狭分子量分布の樹脂
の流動性改良には限度があり、流動性をさらに改
良すべく多量に添加すると樹脂本来が有している
諸性質を損なつたりあるいは製品表面にブリード
アウトを生じて表面がべた付いた感じになり、製
品価値を落としてしまう。また別に成形温度を上
昇させて樹脂の流動性を上げてやると樹脂の分解
が生じてしまうので好ましくない。そこで従来か
ら提案されている滑剤に比べてより滑性効果の大
きい滑剤が要望され続けているわけである。最近
になつて流動性の悪い樹脂にも少量の添加で流動
性を向上することができる滑剤として、ヒドロキ
シ脂肪酸系化合物が提案された。この化合物はア
ルコールとカルボン酸の両方の滑性を示し、総合
的に見ると従来の滑剤に比べて非常に大きな滑性
効果を示すことが特長である。しかしこれら公知
の滑剤の多くは、得られた成形品を延伸すると透
明性や光学特性が低下するという問題を有してい
る。このことは工業的意味において非常に重要な
問題を含んでいる。すなわちモノフイラメントや
フイルム、シート等は強度を上げるためあるいは
透明性を向上するために延伸されるのが常であ
る。ところが前述したように滑剤添加品の多くは
逆に延伸によつて透明性が低下するので商品価値
が低くなる。この透明性の低下については明確な
る理論が完成されていないが、おそらく添加され
た滑剤が核となつて延伸の際滑剤を中心としてボ
イドが発生し、このボイドにより光が散乱され透
明性が低下するものと推定される。 〔発明が解決しようとする問題点〕 そこで本発明者らは高分子量、狭分子量分布の
ポリオレフインに対しても少量の添加で良好な滑
性を示し、かつ得られる成形品を延伸しても透明
性、光沢等の光学特性を損わない滑剤がないもの
が鋭意研究を重ねた結果、アルキルスルホン酸化
合物を用いると目的を達成できることが判かり本
発明に到達した。 〔問題を解決するための手段〕 すなわち本発明はポリオレフインにアルキルス
ルホン酸マグネシウム塩を添加して溶融成形した
のち、該成形物を樹脂の融点未満の温度で延伸す
ることを特徴とする延伸成形物の製造方法であ
る。 〔作用〕 本発明においては滑剤としてアルキルスルホン
酸マグネシウム塩を使用することが大切である。
すなわち同じアルキルスルホン酸金属塩であつて
もナトリウム塩やカルシウム塩では溶融流動性の
改良は行えるものの、延伸すると光学特性は低下
する。またヒドロキシアルキルスルホン酸金属塩
やアルケニルスルホン酸金属塩も延伸後の光学特
性の低下が見られる。 アルキルスルホン酸マグネシウム塩として具体
的にはデシルスルホン酸マグネシウム塩、ウンデ
シルスルホン酸マグネシウム塩、ドデシルスルホ
ン酸マグネシウム塩、トリデシルスルホン酸マグ
ネシウム塩、テトラデシルスルホン酸マグネシウ
ム塩、ペンタデシルスルホン酸マグネシウム塩、
ヘキサデシルスルホン酸マグネシウム塩、ヘプタ
デシルスルホン酸マグネシウム塩、オクタデシル
スルホン酸マグネシウム塩、ノナデシルスルホン
酸マグネシウム塩、エイコシルスルホン酸マグネ
シウム塩等の炭素原子数10〜20、好ましくは12〜
18のものである。 アルキルスルホン酸マグネシウム塩を配合する
ポリオレフインとしては公知の如何なるものでも
よく、たとえば低密度ポリエチレン、高密度ポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリ1−ブテン、ポ
リ4−メチル−1−ペンテンあるいはエチレン、
プロピレン、1−ブテン、4−メチル−1−ペン
テン等のα−オレフイン同志のランダムあるいは
ブロツク共重合体等のポリオレフインが例示出来
る。すなわち高圧法あるいは中低圧法によつて製
造された低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレ
ン、高密度ポリエチレン、超高分子量ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリ1−ブテン、ポリ−4
−メチル−1−ペンテン、ポリ−3−メチル−1
−ブテン、ポリ−3−メチル−1−ペンテン、エ
チレン・プロピレン共重合体、エチレン・ブテン
共重合体、プロピレン・ブテン共重合体などのポ
リオレフインに添加して溶融成形性を向上する。
とくに従来の滑剤では成形加工性の改良が不充分
であつた高分子量、狭分子量分布の溶融流動性の
悪いポリオレフイン、たとえばメルトフローレー
ト(MFR)が2g/10min以下、とくに1g/
10min以下、荷重24.1Kgのメルトフローレート
(HLMFR)との比HLMFR/MFRが40以下のも
のに添加した場合に著しい効果を発揮する。 本発明においてアルキルスルホン酸マグネシウ
ム塩をポリオレフインに添加する場合の添加量
は、使用するポリオレフインの種類および目的に
よつても異なるが、ポリオレフイン100重量部に
対して概ね0.01〜2重量部の範囲である。 本発明においてポリオレフインにアルキルスル
ホン酸マグネシウム塩を添加して溶融成形するに
はたとえば両者をリボンブレンダー、タンブラー
ブレンダー、ヘンシエルミキサーなどで混合ある
いは混合後押出機、バンバリーミキサー、二本ロ
ールなどで溶融混合するか炭化水素や芳香族溶媒
に溶解してポリマー溶液に混合し、その後単軸押
出機、ベント式押出機、二本スクリユー押出機、
三本スクリユー押出機、円錐型二本スクリユー押
出機、コニーダー、プラテイフイケーター、ミク
ストルーダー、二軸コニカルスクリユー押出機、
遊星ねじ押出機、歯車型押出機、スクリユーレス
押出機などを用いてインフレーシヨンフイルム成
形やモノフイラメント成形で代表される押出成
形、射出成形、ブロー成形などを行う。 かくして得られた成形品はさらに用いたポリオ
レフインの融点未満の温度で延伸される。ここで
延伸は前述の溶融成形に続き連続して行われても
よいし、不連続の工程で行われてもよい。延伸に
関してはとくに規定はなく、周知の技術範囲であ
れば如何なる延伸条件もよい。 また本発明においては、必要に応じて耐熱安定
剤、耐候安定剤、帯電防止剤、アンチブロツキン
グ剤、スリツプ剤、顔料、染料、無機・有機の充
填剤など通常樹脂に添加して使用されるものと併
用してもかまわない。 〔実施例〕 以下に本発明の技術を適用した最適な実施例を
示すが、本発明はこれらの実施例に制限されるも
のではなく、本発明の目的を損われない限り如何
なる態様もとりうる。 実施例1〜4および比較例1〜4 高密度ポリエチレン(MFR*10.45g/10min、
HMFR*2/MFR=25、密度*30.965g/cm3) 100重量部に、安定剤としてジラウリルチオジ
プロピオネート及び3,5−ジ−t−ブチル−4
−ヒドロキシトルエンをそれぞれ0.1重量部、
0.07重量部配合し、さらに第1表に示す化合物を
配合して、押出機を用いて200℃で造粒した。得
られたペレツトより、40mmφ押出機を用いて、樹
脂温度280℃でノズル(1mmφ、ランド8mm)か
ら押出し、冷却温度45℃、延伸速度(高速側) 100m/min及び延伸倍率10〜13倍の条件下で、
380デニールのモノフイラメントを成形した。同
時に押出性未延伸糸(押出ストランド)及びモノ
フイラメントの評価を以下の方法で行つた。結果
を第1表に示した。 未延伸系の外観:未延伸糸の肌の状態を観察
し、5段階の評点をつける。 評点5(良好)←→評点1(不良) モノフイラメントの透明性:延伸糸の透明性を
目視にて評価し、5段階の評点をつける。 評点5(透明)←→評点1(白化) *1 ASTM D 1238 E *2 ASTM D 1238 F *3 ASTM D 1505
【表】
実施例5〜8及び比較例5〜7
ポリプロピレン(MFR*41.3g/10min、n−ヘ
プタン抽出残分96%)100重量部に、安定剤とし
てイルガノツクス1010及び3,5−ジ−t−ブチ
ル−4−ヒドロキシトルエンをそれぞれ0.1重量
部、0.1重量部配合し、さらに第2表に示す化合
物を配合して、押出機を用いて240℃で造粒した。
このペレツトを30mmφの押出機を用いて260℃で
シート状に成形した後、二軸延伸器により140℃
で縦方向及び横方向にそれぞれ5倍及び9倍延伸
して、厚さ30μの二軸延伸フイルムを製造した。
同時に押出性及び二軸延伸フイルムの評価を以下
の方法で行つた。結果を第2表に示す。 フイルムの透明性:ヘイズを測定した。
(ASTM D 1003−52) *4 ASTM D 1238 L
プタン抽出残分96%)100重量部に、安定剤とし
てイルガノツクス1010及び3,5−ジ−t−ブチ
ル−4−ヒドロキシトルエンをそれぞれ0.1重量
部、0.1重量部配合し、さらに第2表に示す化合
物を配合して、押出機を用いて240℃で造粒した。
このペレツトを30mmφの押出機を用いて260℃で
シート状に成形した後、二軸延伸器により140℃
で縦方向及び横方向にそれぞれ5倍及び9倍延伸
して、厚さ30μの二軸延伸フイルムを製造した。
同時に押出性及び二軸延伸フイルムの評価を以下
の方法で行つた。結果を第2表に示す。 フイルムの透明性:ヘイズを測定した。
(ASTM D 1003−52) *4 ASTM D 1238 L
【表】
『比較例8
ポリエチレンテレフタレート(フエノール/テ
トラクロロエタン=6/4混合溶液を用い、30℃
で測定した極限粘度が0.64)100重量部に対して、
ヘキサデシルスルホン酸ナトリウムを1.0重量部
添加し、T−ダイの付いたスクリユー径30mmφの
押し出し機を用いて、樹脂温度290℃、押出量
80g/分で溶融押出しし、温度80℃の冷却ロール
で冷却して、厚さ250μの2軸未延伸フイルムを
得た。 押出圧力を表3に示す。 次ぎに未延伸フイルムから90℃にて縦方向に
3.5倍、横方向に3.5倍延伸し、さらに200℃で30
秒間定長熱固定し厚さ20μの2軸延伸フイルムを
成形した。 この2軸延伸フイルムの霞度(ヘイズ)を表3
に示す。 比較例9 ヘキサデシルスルホン酸ナトリウムを2.0重量
部添加した以外は、比較例8と同様のテストを行
つた。 結果を表3に示す。 比較例10 ヘキサデシルスルホン酸ナトリウムを添加しな
かつた以外は、比較例8と同様のテストを行つ
た。 結果を表3に示す。
トラクロロエタン=6/4混合溶液を用い、30℃
で測定した極限粘度が0.64)100重量部に対して、
ヘキサデシルスルホン酸ナトリウムを1.0重量部
添加し、T−ダイの付いたスクリユー径30mmφの
押し出し機を用いて、樹脂温度290℃、押出量
80g/分で溶融押出しし、温度80℃の冷却ロール
で冷却して、厚さ250μの2軸未延伸フイルムを
得た。 押出圧力を表3に示す。 次ぎに未延伸フイルムから90℃にて縦方向に
3.5倍、横方向に3.5倍延伸し、さらに200℃で30
秒間定長熱固定し厚さ20μの2軸延伸フイルムを
成形した。 この2軸延伸フイルムの霞度(ヘイズ)を表3
に示す。 比較例9 ヘキサデシルスルホン酸ナトリウムを2.0重量
部添加した以外は、比較例8と同様のテストを行
つた。 結果を表3に示す。 比較例10 ヘキサデシルスルホン酸ナトリウムを添加しな
かつた以外は、比較例8と同様のテストを行つ
た。 結果を表3に示す。
以上述べた如く本発明の延伸成形物の製造方法
は、樹脂圧を低下させて押出量を向上させると共
に、得られる延伸成形物の表面外観、透明性も良
好であり、優れた商品価値の延伸成形品を提供し
得るものである。
は、樹脂圧を低下させて押出量を向上させると共
に、得られる延伸成形物の表面外観、透明性も良
好であり、優れた商品価値の延伸成形品を提供し
得るものである。
Claims (1)
- 1 ポリオレフインにアルキルスルホン酸マグネ
シウム塩を添加して溶融成形したのち、その成形
物を該ポリオレフインの融点未満の温度で延伸す
ることを特徴とする延伸成形物の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22412484A JPS61102231A (ja) | 1984-10-26 | 1984-10-26 | 延伸成形物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22412484A JPS61102231A (ja) | 1984-10-26 | 1984-10-26 | 延伸成形物の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61102231A JPS61102231A (ja) | 1986-05-20 |
| JPH0456735B2 true JPH0456735B2 (ja) | 1992-09-09 |
Family
ID=16808916
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22412484A Granted JPS61102231A (ja) | 1984-10-26 | 1984-10-26 | 延伸成形物の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61102231A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4297637A (en) * | 1978-07-20 | 1981-10-27 | The Regents Of The University Of California | Method and apparatus for mapping lines of nuclear density within an object using nuclear magnetic resonance |
-
1984
- 1984-10-26 JP JP22412484A patent/JPS61102231A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61102231A (ja) | 1986-05-20 |
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