JPH0457110B2 - - Google Patents
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- JPH0457110B2 JPH0457110B2 JP58233778A JP23377883A JPH0457110B2 JP H0457110 B2 JPH0457110 B2 JP H0457110B2 JP 58233778 A JP58233778 A JP 58233778A JP 23377883 A JP23377883 A JP 23377883A JP H0457110 B2 JPH0457110 B2 JP H0457110B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base region
- region
- main terminal
- channel
- gate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D12/00—Bipolar devices controlled by the field effect, e.g. insulated-gate bipolar transistors [IGBT]
- H10D12/411—Insulated-gate bipolar transistors [IGBT]
- H10D12/441—Vertical IGBTs
Landscapes
- Thyristors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
発明の背景
本発明は一般的に絶縁ゲート整流器に関するも
のであり、特に絶縁ゲートを介して印加電圧の両
方の極性に対して電流導通を制御することができ
ると云う理由で二方向性である絶縁ゲート整流器
に関するものである。更に本発明は受動陽極短絡
(passive anode shorting)の場合に起る望まし
くない逆阻止能力の喪失および順方向電流密度の
減少を起さずに高速スイツチングを達成するため
に能動陽極短絡(active anode shorting)モー
ドで上記のような二方向性整流器を作動する方法
に関するものである。
のであり、特に絶縁ゲートを介して印加電圧の両
方の極性に対して電流導通を制御することができ
ると云う理由で二方向性である絶縁ゲート整流器
に関するものである。更に本発明は受動陽極短絡
(passive anode shorting)の場合に起る望まし
くない逆阻止能力の喪失および順方向電流密度の
減少を起さずに高速スイツチングを達成するため
に能動陽極短絡(active anode shorting)モー
ドで上記のような二方向性整流器を作動する方法
に関するものである。
種々の形式の絶縁ゲート整流器が1980年12月2
日出願の米国特許出願第212181号(特願昭56−
190983号)に開示されている。(上記特許出願で
用いられている「ゲート・エンハンス形整流器」
またはその略語である「GERECT」は本明細書
では「絶縁ゲート整流器」または「IGR」と呼ん
でいる。この2つの用語は同一のデバイスを意味
する)。
日出願の米国特許出願第212181号(特願昭56−
190983号)に開示されている。(上記特許出願で
用いられている「ゲート・エンハンス形整流器」
またはその略語である「GERECT」は本明細書
では「絶縁ゲート整流器」または「IGR」と呼ん
でいる。この2つの用語は同一のデバイスを意味
する)。
上記米国特許出願第212181号に詳述されている
ように、絶縁ゲート整流器(IGR)は主端子間す
なわち陽極端子と陰極端子の間の電流の流れを制
御するための絶縁ゲートをそなえた半導体デバイ
スである。IGRのゲートと導通チヤンネルは金
属・酸化物・半導体電界効果トランジスタ
(MOSFET)またはもつと一般的に絶縁ゲート
電界効果トランジスタ(IGFET)の対応する要
素に類似している。しかしこの2つのデバイス
(IGRとMOSFET)の間には、前記米国特許出願
第212181号に詳述されているように重要な違いが
ある。
ように、絶縁ゲート整流器(IGR)は主端子間す
なわち陽極端子と陰極端子の間の電流の流れを制
御するための絶縁ゲートをそなえた半導体デバイ
スである。IGRのゲートと導通チヤンネルは金
属・酸化物・半導体電界効果トランジスタ
(MOSFET)またはもつと一般的に絶縁ゲート
電界効果トランジスタ(IGFET)の対応する要
素に類似している。しかしこの2つのデバイス
(IGRとMOSFET)の間には、前記米国特許出願
第212181号に詳述されているように重要な違いが
ある。
基本的なIGRは順方向と逆方向の両方の阻止能
力がある(後で概説するような陽極短絡型のもの
は除く)。しかし絶縁ゲートを介して電流を制御
できるのは順方向だけである。逆方向について
は、基本的なIGRの場合のようにデバイスは常に
阻止状態であるか又は陽極短絡型IGRのように常
に導通状態である。回路の用途によつては、この
単極性制御機能が制約となり、また両方の極性の
印加電圧に対して電流の流れを制御し得るデバイ
スが望ましい場合がある。
力がある(後で概説するような陽極短絡型のもの
は除く)。しかし絶縁ゲートを介して電流を制御
できるのは順方向だけである。逆方向について
は、基本的なIGRの場合のようにデバイスは常に
阻止状態であるか又は陽極短絡型IGRのように常
に導通状態である。回路の用途によつては、この
単極性制御機能が制約となり、また両方の極性の
印加電圧に対して電流の流れを制御し得るデバイ
スが望ましい場合がある。
以前に開示されたIGRは構造的に二重拡散
MOS(DMOS)またはV字形溝付きMOS
(VMOS)の垂直チヤンネルMOSFETに似てい
るように見えるが、重要な違いがある。具体的に
Nチヤンネル・デバイスの場合を考えると、
MOSFETにはないP+型(すなわちドーピング濃
度の高いP導電型)陽極領域が含まれている。そ
の結果、4層すなわちPNPNデバイスとなる。
動作もMOSFETの動作とは異なつており、最も
重要な相違点はIGRの順方向導電度がより高いと
いうことである。
MOS(DMOS)またはV字形溝付きMOS
(VMOS)の垂直チヤンネルMOSFETに似てい
るように見えるが、重要な違いがある。具体的に
Nチヤンネル・デバイスの場合を考えると、
MOSFETにはないP+型(すなわちドーピング濃
度の高いP導電型)陽極領域が含まれている。そ
の結果、4層すなわちPNPNデバイスとなる。
動作もMOSFETの動作とは異なつており、最も
重要な相違点はIGRの順方向導電度がより高いと
いうことである。
構造を更に検討すると、従来の電力用Nチヤン
ネルMOSFETではN型(すなわち高抵抗のN導
電型)ドリフト領域はMOSFETドレイン端子領
域の延長部を形成する。このようなMOSFETに
おける導通は主として、絶縁ゲート電極から電界
によつてシールド・ベース領域内に誘起される空
乏チヤンネルを通る単なる電気流によつて行なわ
れ、過剰キヤリヤは存在しない。過剰キヤリヤが
ないので、MOSFETのスイツチング速度はかな
り高速である。
ネルMOSFETではN型(すなわち高抵抗のN導
電型)ドリフト領域はMOSFETドレイン端子領
域の延長部を形成する。このようなMOSFETに
おける導通は主として、絶縁ゲート電極から電界
によつてシールド・ベース領域内に誘起される空
乏チヤンネルを通る単なる電気流によつて行なわ
れ、過剰キヤリヤは存在しない。過剰キヤリヤが
ないので、MOSFETのスイツチング速度はかな
り高速である。
これに対してIGRでは、P+型陽極領域は少数
キヤリヤ(たとえば正孔)をMOSFETのドリフ
ト領域に対応するN導電型の領域に注入する。
SCRのドリフト領域は、本明細書では便宜上
「活性ベース」領域と呼ぶものを構成するが、こ
れはこの特定の領域における導通には多数キヤリ
ヤ、たとえば電子の単なる流れ以上のものも関連
していることを表わしている。すなわち、動作中
に、ここで能動ベース領域と呼ぶ領域に導入され
た正孔が陰極から導入された電子と再結合するの
で、デバイスの導電度が大きくなる。このため導
通モードは部分的に双極性(bipolar)になる。
キヤリヤ(たとえば正孔)をMOSFETのドリフ
ト領域に対応するN導電型の領域に注入する。
SCRのドリフト領域は、本明細書では便宜上
「活性ベース」領域と呼ぶものを構成するが、こ
れはこの特定の領域における導通には多数キヤリ
ヤ、たとえば電子の単なる流れ以上のものも関連
していることを表わしている。すなわち、動作中
に、ここで能動ベース領域と呼ぶ領域に導入され
た正孔が陰極から導入された電子と再結合するの
で、デバイスの導電度が大きくなる。このため導
通モードは部分的に双極性(bipolar)になる。
IGRは4層PNPNサイリスタとは異なつてい
る。但しIGRには見かけ上、その構造が若干
MOSゲート付きSCRまたはサイリスタの構造に
類似するものがあり、またIGRは寄生SCRを含ん
でいると考えることができる。IGRの通常の動作
で重要なことは、ゲート電極がデバイスを流れる
電流のターンオンとターンオフの両方の制御を行
うこと、ならびに寄生SORが導通状態にラツチ
されることは許されないということである。
る。但しIGRには見かけ上、その構造が若干
MOSゲート付きSCRまたはサイリスタの構造に
類似するものがあり、またIGRは寄生SCRを含ん
でいると考えることができる。IGRの通常の動作
で重要なことは、ゲート電極がデバイスを流れる
電流のターンオンとターンオフの両方の制御を行
うこと、ならびに寄生SORが導通状態にラツチ
されることは許されないということである。
上記米国特許出願第212181号にも伸べられてい
るように、寄生SCRが動作する(寄生SCRによ
つてデバイスが意図に反して導通状態にラツチさ
れてゲート制御が出来なくなる)のを防止するた
めの方法がある。基本的な方法はデバイスの陰極
領域と隣接のP導電型シールド・ベース領域との
間の短絡部を設けるものである。便宜上このよう
な短絡部を本明細書では「陰極短絡部」と呼ぶ。
したがつてデバイスの陰極短絡密度は陰極電極の
P型シールド・ベース領域およびN+型陰極領域
自体との相対的な接触面積によつて決まる。
SCRでは、サイリスタ構造で用いられる陰極短
絡密度に比べて比較的高い陰極短絡密度が使用さ
れる。寄生SCRが望ましくない電流導通状態に
ラツチされることを防止するもう1つの方法は
1982年4月5日出願の米国特許出願第365076号
(特願昭58−058825号)に開示された構造を使う
ことである。この特許出願で開示された構造によ
れば、IGRシールド・ベース領域には2つの部分
が含まれている。この2つの部分の一方は正孔へ
の抵抗値を下げるために他方の部分に比べてかな
り高いドーピング濃度を有し、そして更に他方の
部分に比べて一層深い拡散領域で構成されてい
る。
るように、寄生SCRが動作する(寄生SCRによ
つてデバイスが意図に反して導通状態にラツチさ
れてゲート制御が出来なくなる)のを防止するた
めの方法がある。基本的な方法はデバイスの陰極
領域と隣接のP導電型シールド・ベース領域との
間の短絡部を設けるものである。便宜上このよう
な短絡部を本明細書では「陰極短絡部」と呼ぶ。
したがつてデバイスの陰極短絡密度は陰極電極の
P型シールド・ベース領域およびN+型陰極領域
自体との相対的な接触面積によつて決まる。
SCRでは、サイリスタ構造で用いられる陰極短
絡密度に比べて比較的高い陰極短絡密度が使用さ
れる。寄生SCRが望ましくない電流導通状態に
ラツチされることを防止するもう1つの方法は
1982年4月5日出願の米国特許出願第365076号
(特願昭58−058825号)に開示された構造を使う
ことである。この特許出願で開示された構造によ
れば、IGRシールド・ベース領域には2つの部分
が含まれている。この2つの部分の一方は正孔へ
の抵抗値を下げるために他方の部分に比べてかな
り高いドーピング濃度を有し、そして更に他方の
部分に比べて一層深い拡散領域で構成されてい
る。
前記米国特許出願第212181号に更に述べられて
いるように、ターンオフ速度を高速にするため、
デバイスの陽極領域と隣接のN型活性ベース領域
との間の短絡部を設けることができる。便宜上、
これらの短絡部を本明細書では「陽極短絡部」と
呼ぶ。陽極短絡部はIGRの双極性導通モードによ
りIGRのターンオフ速度を高めるのに役立つ。具
体的に云うと、IGRの導通中、活性ベース領域に
は過剰な電気と正孔があり、そしてターンオフ
時、これらの過剰な電子と正孔は一時的に活性ベ
ース領域に捕捉される。このためデバイスの導通
が延長されるので、ターンオフ速度が遅くなる。
IGRのN導電型の活性ベース領域内の過剰正孔は
P導電型のシールド・ベース領域を通つて陰極電
極へ出て行く。しかし、陽極短絡部がない場合に
は、活性ベース領域内の過剰電子に対する類似の
経路はない。陽極短絡部を含めることによりこの
特定の欠点は解消され、その結果としてデバイス
のターンオフ速度が向上する。
いるように、ターンオフ速度を高速にするため、
デバイスの陽極領域と隣接のN型活性ベース領域
との間の短絡部を設けることができる。便宜上、
これらの短絡部を本明細書では「陽極短絡部」と
呼ぶ。陽極短絡部はIGRの双極性導通モードによ
りIGRのターンオフ速度を高めるのに役立つ。具
体的に云うと、IGRの導通中、活性ベース領域に
は過剰な電気と正孔があり、そしてターンオフ
時、これらの過剰な電子と正孔は一時的に活性ベ
ース領域に捕捉される。このためデバイスの導通
が延長されるので、ターンオフ速度が遅くなる。
IGRのN導電型の活性ベース領域内の過剰正孔は
P導電型のシールド・ベース領域を通つて陰極電
極へ出て行く。しかし、陽極短絡部がない場合に
は、活性ベース領域内の過剰電子に対する類似の
経路はない。陽極短絡部を含めることによりこの
特定の欠点は解消され、その結果としてデバイス
のターンオフ速度が向上する。
しかし陽極短絡部による欠点は、便宜上なお
「整流器」と呼ぶが、このデバイスにもはや有効
な逆方向阻止能力がないということである。勿論
改良された特性のターンオフ速度である。もう1
つの欠点は陽極注入効率が低下することである。
この特徴の要因の結果として順方向電流密度が低
下する。(しかしN導電型の活性ベース領域の厚
さを薄くすることができるので、デバイスの順方
向導通を改善することが可能である)。
「整流器」と呼ぶが、このデバイスにもはや有効
な逆方向阻止能力がないということである。勿論
改良された特性のターンオフ速度である。もう1
つの欠点は陽極注入効率が低下することである。
この特徴の要因の結果として順方向電流密度が低
下する。(しかしN導電型の活性ベース領域の厚
さを薄くすることができるので、デバイスの順方
向導通を改善することが可能である)。
従来の陽極短絡部に対する代替構造が1981年11
月23日出願の米国特許出願第324245号(特願昭57
−204693号)に開示されている。この米国特許出
願に開示されている構造では、高度にドーピング
されたN+またはN++型拡散領域がP+型陽極領域
の中に複数個配置されている。この構成によつて
も同様に、デバイスのターンオフ時にN導電型の
活性ベース領域内の過剰電子を急速に除去するこ
とができる。しかしこの形式の受動短絡
(passive shorting)の場合でも、デバイスの逆
方向阻止能力が失なわれ、また陽極注入効率の低
下により順方向電流密度が小さくなる。
月23日出願の米国特許出願第324245号(特願昭57
−204693号)に開示されている。この米国特許出
願に開示されている構造では、高度にドーピング
されたN+またはN++型拡散領域がP+型陽極領域
の中に複数個配置されている。この構成によつて
も同様に、デバイスのターンオフ時にN導電型の
活性ベース領域内の過剰電子を急速に除去するこ
とができる。しかしこの形式の受動短絡
(passive shorting)の場合でも、デバイスの逆
方向阻止能力が失なわれ、また陽極注入効率の低
下により順方向電流密度が小さくなる。
本発明により、絶縁ゲートを介して印加電圧の
両方の極性に対し電流の流れを制御することので
きる二方向IGR構造が提供される。本発明はまた
阻止能力の喪失や順方向電流密度の低下を起さず
にターンオフ速度を向上した能動陽極短絡型IGR
を提供する。
両方の極性に対し電流の流れを制御することので
きる二方向IGR構造が提供される。本発明はまた
阻止能力の喪失や順方向電流密度の低下を起さず
にターンオフ速度を向上した能動陽極短絡型IGR
を提供する。
発明の概要
したがつて本発明の1つの目的は両方の極性の
印加電圧に対して電流の流れを制御することので
きる二方向性IGR構造を提供することである。
印加電圧に対して電流の流れを制御することので
きる二方向性IGR構造を提供することである。
本発明のもう1つの目的は陽極短絡型IGRのタ
ーンオフ・スイツチング速度をより高速にし、し
かも逆方向阻止能力を低下したり陽極注入効率を
低下させたりする欠点を生じないことである。
ーンオフ・スイツチング速度をより高速にし、し
かも逆方向阻止能力を低下したり陽極注入効率を
低下させたりする欠点を生じないことである。
簡略に云うと、本発明の一側面に従つて、二方
向性絶縁ゲート整流器構造は半導体材料の本体を
有し、該本体には一導電型たとえばN導電型の活
性ベース領域が含まれている。反対導電型、この
例ではP導電型の第1および第2のシールド・ベ
ース領域が本体内に形成される。双極性導通モー
ドを得るためにシールド・ベース領域には少なく
とも、活性ベース領域よりも高いドーピング濃度
を有する部分が含まれている。
向性絶縁ゲート整流器構造は半導体材料の本体を
有し、該本体には一導電型たとえばN導電型の活
性ベース領域が含まれている。反対導電型、この
例ではP導電型の第1および第2のシールド・ベ
ース領域が本体内に形成される。双極性導通モー
ドを得るためにシールド・ベース領域には少なく
とも、活性ベース領域よりも高いドーピング濃度
を有する部分が含まれている。
本発明の二方向性IGRには更に、シールド・ベ
ース領域によつて活性ベース領域から隔てられた
第1および第2の主端子構造が含まれており、シ
ールド・ベース領域内には各主端子構造と活性ベ
ース領域との間に伸びるチヤンネル部分がそれぞ
れ設けられる。主端子構造にはそれぞれ第1また
は第2の主端子電極ならびに一導電型の第1およ
び第2のドーピング濃度の高い主端子領域、この
例ではN+型領域が含まれている。短絡部を形成
するため、各主端子電極は関連する主端子領域と
シールド・ベース領域の両方にそれぞれ接触して
いる。
ース領域によつて活性ベース領域から隔てられた
第1および第2の主端子構造が含まれており、シ
ールド・ベース領域内には各主端子構造と活性ベ
ース領域との間に伸びるチヤンネル部分がそれぞ
れ設けられる。主端子構造にはそれぞれ第1また
は第2の主端子電極ならびに一導電型の第1およ
び第2のドーピング濃度の高い主端子領域、この
例ではN+型領域が含まれている。短絡部を形成
するため、各主端子電極は関連する主端子領域と
シールド・ベース領域の両方にそれぞれ接触して
いる。
最後に、第1および第2の絶縁ゲート電極がそ
れぞれ関連するチヤンネル部分の上方に配置され
ており、チヤンネル部分から絶縁して隔てられて
いる。ゲート電極は該ゲート電極にゲート電圧が
印加されたときそれぞれ関連するチヤンネル部分
の中に、関連する主端子構造と活性ベース領域と
を導通結合する一導電型の反転チヤンネル領域を
誘起するように構成されている。この例では、誘
起される反転チヤンネルはN導電型であり、正の
ゲート電圧が印加されたときに誘起される。この
ように設けられた構造は一方の反転チヤンネルが
誘起されたとき一方向の導通を維持し、該一方の
反転チヤンネルがもはや誘起されなくなつたとき
には該一方向の導通を停止する。また、この二方
向性整流器は他方の反転チヤンネルが誘起された
とき他方の方向の導通を維持し、該他方の反転チ
ヤンネルがもはや誘起されなくなつたときには該
他方の方向の導通を停止する。
れぞれ関連するチヤンネル部分の上方に配置され
ており、チヤンネル部分から絶縁して隔てられて
いる。ゲート電極は該ゲート電極にゲート電圧が
印加されたときそれぞれ関連するチヤンネル部分
の中に、関連する主端子構造と活性ベース領域と
を導通結合する一導電型の反転チヤンネル領域を
誘起するように構成されている。この例では、誘
起される反転チヤンネルはN導電型であり、正の
ゲート電圧が印加されたときに誘起される。この
ように設けられた構造は一方の反転チヤンネルが
誘起されたとき一方向の導通を維持し、該一方の
反転チヤンネルがもはや誘起されなくなつたとき
には該一方向の導通を停止する。また、この二方
向性整流器は他方の反転チヤンネルが誘起された
とき他方の方向の導通を維持し、該他方の反転チ
ヤンネルがもはや誘起されなくなつたときには該
他方の方向の導通を停止する。
簡単に述べると、本発明のもう1つの側面に従
えば、上に概説した二方向性構造は能動陽極短絡
を行うように作動される。このようにして、本発
明の特徴はIGRの能動陽極短絡の概念である。そ
の結果、陽極短絡による高速スイツチングが実現
され、受動陽極短絡で経験するような逆方向阻止
能力や順方向電流密度の低下が生じることはな
い。能動陽極短絡の概念はどちらの極性の場合に
も適用することができる。但し、本明細書では便
宜上、この概念を主として一方の導通極性を前提
として説明している。しかしデバイス構造は対称
であることが好ましいので、能動陽極短絡の概念
は逆方向のデバイス導通に適用することができ
る。
えば、上に概説した二方向性構造は能動陽極短絡
を行うように作動される。このようにして、本発
明の特徴はIGRの能動陽極短絡の概念である。そ
の結果、陽極短絡による高速スイツチングが実現
され、受動陽極短絡で経験するような逆方向阻止
能力や順方向電流密度の低下が生じることはな
い。能動陽極短絡の概念はどちらの極性の場合に
も適用することができる。但し、本明細書では便
宜上、この概念を主として一方の導通極性を前提
として説明している。しかしデバイス構造は対称
であることが好ましいので、能動陽極短絡の概念
は逆方向のデバイス導通に適用することができ
る。
更に詳しく云うと、任意でよいがデバイスの主
端子電極のいずれか一方を陽極端子電極と呼び、
これには正極性の電圧を印加し、そして他方の主
端子電極を陰極端子電極と呼び、これに負極性の
動作電圧を印加する。
端子電極のいずれか一方を陽極端子電極と呼び、
これには正極性の電圧を印加し、そして他方の主
端子電極を陰極端子電極と呼び、これに負極性の
動作電圧を印加する。
このデバイスは陰極側絶縁ゲート電極にゲート
電圧を印加して陰極端子領域を活性ベースと領域
を導通結合する反転チヤンネルを誘起することに
より順方向導通を維持する状態に置かれる。同時
に、陽極端子領域と活性ベース領域との間の陽極
側シールド・ベース領域に反転チヤンネルが誘起
されないように陽極側絶縁ゲート電極に不充分な
電圧が印加される。N導電型の活性ベース領域内
で双極性導通が生じる。というのは陰極端子領域
からの電子が誘起された反転チヤンネルを通つて
活性ベース領域に入り、同時に正孔が(P導電型
の)陽極側シールド・ベース領域から活性ベース
領域に注入されるためである。この場合、陽極は
短絡されていないので、陽極の注入効率は良好に
維持される。
電圧を印加して陰極端子領域を活性ベースと領域
を導通結合する反転チヤンネルを誘起することに
より順方向導通を維持する状態に置かれる。同時
に、陽極端子領域と活性ベース領域との間の陽極
側シールド・ベース領域に反転チヤンネルが誘起
されないように陽極側絶縁ゲート電極に不充分な
電圧が印加される。N導電型の活性ベース領域内
で双極性導通が生じる。というのは陰極端子領域
からの電子が誘起された反転チヤンネルを通つて
活性ベース領域に入り、同時に正孔が(P導電型
の)陽極側シールド・ベース領域から活性ベース
領域に注入されるためである。この場合、陽極は
短絡されていないので、陽極の注入効率は良好に
維持される。
次のデバイスを順方向阻止状態にするため、陰
極側絶縁ゲート電極からゲート電圧を除去して陰
極端子領域と活性ベース領域とを接続する反転チ
ヤンネルがもはや存在しないようにし、同時に陽
極側絶縁ゲート電極にゲート電圧を印加して陽極
側シールド・ベース領域に反転チヤンネルを誘起
し、陽極端子領域と活性ベース領域とを導通接続
する。これにより、陰極側シールド・ベース領域
内に生じていた主導通反転チヤンネルが遮断さ
れ、同時に陽極側シールド・ベース領域内にN導
電型の活性ベース領域から陽極端子電極に至る短
絡路をつくる、この短絡により、N導電型の活性
ベース領域内の電子を急速に除去するための経路
が与えられる。基本的なIGR構造と同様に、N導
電型の活性ベース領域内の過剰正孔はP導電型の
陰極側シールド・ベース領域を介して除去され
る。
極側絶縁ゲート電極からゲート電圧を除去して陰
極端子領域と活性ベース領域とを接続する反転チ
ヤンネルがもはや存在しないようにし、同時に陽
極側絶縁ゲート電極にゲート電圧を印加して陽極
側シールド・ベース領域に反転チヤンネルを誘起
し、陽極端子領域と活性ベース領域とを導通接続
する。これにより、陰極側シールド・ベース領域
内に生じていた主導通反転チヤンネルが遮断さ
れ、同時に陽極側シールド・ベース領域内にN導
電型の活性ベース領域から陽極端子電極に至る短
絡路をつくる、この短絡により、N導電型の活性
ベース領域内の電子を急速に除去するための経路
が与えられる。基本的なIGR構造と同様に、N導
電型の活性ベース領域内の過剰正孔はP導電型の
陰極側シールド・ベース領域を介して除去され
る。
好ましい実施例の説明
第1図はDMOS技術を使用した垂直チヤンネ
ル・デバイスとして製造された二方向性絶縁ゲー
ト整流器(IGR)10の能動部分を示している。
しかし他の形状のデバイスを、たとえばVMOS
技術を使つて製造することができる。デバイス1
0はシリコン等の半導体材料の本体12を有し、
この本体12には向い合つた第1および第2の主
表面14および16が形成されている。第1の主
表面14は一般的に第1の複数の代表的な単位セ
ル18が形成され、対応する第2の複数の代表的
な単位セル20が一般的に第2の主表面16に形
成される。第1図からわかることは、第1の複数
の対セル18と第2の複数の単位セル20は基本
的に同一であるが、互いに対して横方向に対称的
にずらして動作中の順方向電流導電度が最大にな
るようにしている。
ル・デバイスとして製造された二方向性絶縁ゲー
ト整流器(IGR)10の能動部分を示している。
しかし他の形状のデバイスを、たとえばVMOS
技術を使つて製造することができる。デバイス1
0はシリコン等の半導体材料の本体12を有し、
この本体12には向い合つた第1および第2の主
表面14および16が形成されている。第1の主
表面14は一般的に第1の複数の代表的な単位セ
ル18が形成され、対応する第2の複数の代表的
な単位セル20が一般的に第2の主表面16に形
成される。第1図からわかることは、第1の複数
の対セル18と第2の複数の単位セル20は基本
的に同一であるが、互いに対して横方向に対称的
にずらして動作中の順方向電流導電度が最大にな
るようにしている。
同一の単位セル群18の1つおよび同一の単位
セル群20の1つの構造を詳細に検討すると、本
体12には少なくとも第1および第2のチヤンネ
ル表面22および24が含まれており、これらは
本体12の向い合う両面上にある、本体12の大
部分は一導電型にたとえばN導電型の活性ベース
領域26で構成されている。
セル群20の1つの構造を詳細に検討すると、本
体12には少なくとも第1および第2のチヤンネ
ル表面22および24が含まれており、これらは
本体12の向い合う両面上にある、本体12の大
部分は一導電型にたとえばN導電型の活性ベース
領域26で構成されている。
チヤンネル表面22および24にそれぞれ隣接
して本体12の中に形成されているのは反対導電
型、この例ではP導電型の第1および第2のシー
ルド・ベース領域28および30である。シール
ド・ベース領域28および30の少なくとも一部
は活性ベース領域26より高いドーピング濃度を
有する、第1図の実施例では、シールド・ベース
領域はほぼ一様なドーピング濃度を有する。
して本体12の中に形成されているのは反対導電
型、この例ではP導電型の第1および第2のシー
ルド・ベース領域28および30である。シール
ド・ベース領域28および30の少なくとも一部
は活性ベース領域26より高いドーピング濃度を
有する、第1図の実施例では、シールド・ベース
領域はほぼ一様なドーピング濃度を有する。
全体を32と34で表わした第1および第2の
主端子構造が本体12の中に形成され、シール
ド・ベース領域28および30によつて活性ベー
ス領域26から隔てられている。シールド・ベー
ス領域28および30の中には、第1および第2
の主端子構造32および34の各々と活性ベース
領域26との間で表面22および24の真下に伸
びているチヤンネル部分36および38が定めら
れている。
主端子構造が本体12の中に形成され、シール
ド・ベース領域28および30によつて活性ベー
ス領域26から隔てられている。シールド・ベー
ス領域28および30の中には、第1および第2
の主端子構造32および34の各々と活性ベース
領域26との間で表面22および24の真下に伸
びているチヤンネル部分36および38が定めら
れている。
更に詳しく言えば、主端子構造32および34
は更に一導電型たとえばN+型の第1および第2
のドーピング濃度の高い主端子領域40および4
2をそれぞれ含んでいる。主端子領域40および
42は半導体本体12のシールド・ベース領域2
8および30の中に形成される。主端子構造32
および34には更に主端子電極44および46が
含まれている。主端子電極44および46はたと
えばアルミニウムで構成され、それぞれ主端子領
域40および42に接触している。主端子領域4
0および42の各々とシールド・ベース領域28
および30の各々との間に通常に短絡部を設ける
ため、主端子電極44および46は更にそれぞれ
シールド・ベース領域28および30の短絡用延
長部48および50にそれぞれ接触している。メ
タライズした主端子電極が非常に簡略して表わし
た、デバイスの主端子MT1およびMT2にそれぞ
れ接続される。
は更に一導電型たとえばN+型の第1および第2
のドーピング濃度の高い主端子領域40および4
2をそれぞれ含んでいる。主端子領域40および
42は半導体本体12のシールド・ベース領域2
8および30の中に形成される。主端子構造32
および34には更に主端子電極44および46が
含まれている。主端子電極44および46はたと
えばアルミニウムで構成され、それぞれ主端子領
域40および42に接触している。主端子領域4
0および42の各々とシールド・ベース領域28
および30の各々との間に通常に短絡部を設ける
ため、主端子電極44および46は更にそれぞれ
シールド・ベース領域28および30の短絡用延
長部48および50にそれぞれ接触している。メ
タライズした主端子電極が非常に簡略して表わし
た、デバイスの主端子MT1およびMT2にそれぞ
れ接続される。
第1図では第2の主方面16の表面構造しか示
していないが、第1の主表面14でも同一の表面
構造が使用されている。但し、前述の如く両者の
間には横方向のずれがある。
していないが、第1の主表面14でも同一の表面
構造が使用されている。但し、前述の如く両者の
間には横方向のずれがある。
P型シールド・ベース領域28および30なら
びにN+型主端子領域40および42は電力
MOSFETの製造に従来から使用されているよう
な二重拡散技術によつて形成し得ることも明らか
である。
びにN+型主端子領域40および42は電力
MOSFETの製造に従来から使用されているよう
な二重拡散技術によつて形成し得ることも明らか
である。
第1図のデバイス10にはN+型主端子領域4
0および42が含まれているが、このようなもの
はIGRでは必ず必要なものであるとは限らない。
と云うのは、ゲート電極からの電界の作用による
反転によつてP電動型のシールド・ベース領域2
8および30の中に充分なN導電型の蓄積領域が
形成できる場合があるからである。ゲート電極に
ついては後で説明する。
0および42が含まれているが、このようなもの
はIGRでは必ず必要なものであるとは限らない。
と云うのは、ゲート電極からの電界の作用による
反転によつてP電動型のシールド・ベース領域2
8および30の中に充分なN導電型の蓄積領域が
形成できる場合があるからである。ゲート電極に
ついては後で説明する。
主端子構造32および34ならびにそれに対応
するシールド・ベース領域28および30には活
性ベース領域26の中に一次領域全体をきめる効
果がある。更に詳しく云うと、第1の一次活性ベ
ース領域は大体52で示す所に位置している。こ
こで述べている第1の一次活性ベース領域とは、
第1の主端子MT1が第2の主端子MT2に対して
負にバイアスされているときのデバイスの導通中
に第1の主端子領域40からの電子が送り込まれ
る活性ベース領域26内の領域全体を指してい
る。同様に第2の一時活性ベース領域54とは、
第2の主端子MT2が第1の主端子MT1に対して
負にバイアスされているときのデバイスの導通中
に、第2の主端子領域42から電子が送り込まれ
る活性ベース領域26内の領域全体を指してい
る。しかしこれらの一次領域52および54は非
常に概括的に表わされる領域であり、明確な境界
はない。
するシールド・ベース領域28および30には活
性ベース領域26の中に一次領域全体をきめる効
果がある。更に詳しく云うと、第1の一次活性ベ
ース領域は大体52で示す所に位置している。こ
こで述べている第1の一次活性ベース領域とは、
第1の主端子MT1が第2の主端子MT2に対して
負にバイアスされているときのデバイスの導通中
に第1の主端子領域40からの電子が送り込まれ
る活性ベース領域26内の領域全体を指してい
る。同様に第2の一時活性ベース領域54とは、
第2の主端子MT2が第1の主端子MT1に対して
負にバイアスされているときのデバイスの導通中
に、第2の主端子領域42から電子が送り込まれ
る活性ベース領域26内の領域全体を指してい
る。しかしこれらの一次領域52および54は非
常に概括的に表わされる領域であり、明確な境界
はない。
第1図のデバイス構造の特徴は第1の組即ち下
側の組の単位セル18と第2の組即ち上側の単位
セル20を相互に横方向にかつ対称にずらして、
第1のシールド・ベース領域28が全体的に第2
の一次活性ベース領域54と一線に並び、第2の
シールド・ベース領域30が全体に第1の一次活
性ベース領域52と一線に並ぶようにしている。
その結果以下の動作説明から明らかなように、可
能な限りの最大のデバイス順方向伝導度が得られ
る。
側の組の単位セル18と第2の組即ち上側の単位
セル20を相互に横方向にかつ対称にずらして、
第1のシールド・ベース領域28が全体的に第2
の一次活性ベース領域54と一線に並び、第2の
シールド・ベース領域30が全体に第1の一次活
性ベース領域52と一線に並ぶようにしている。
その結果以下の動作説明から明らかなように、可
能な限りの最大のデバイス順方向伝導度が得られ
る。
二方向性絶縁ゲート整流器10の各種領域に対
する典型的なドーピング濃度(即ち一立法センチ
メートル当りのドーパント原子の数)は次のオー
ダーである。
する典型的なドーピング濃度(即ち一立法センチ
メートル当りのドーパント原子の数)は次のオー
ダーである。
主端子領域40および42:1×1019より大能動
ベース領域26:1×1014乃至5×1015シールド・
ベース領域28および30:1×1016乃至5×
1018デバイス10には更にチヤンネル表面22お
よび24の上方にそれぞれ形成された第1組と第
2組の絶縁ゲート電極56および58が含まれて
いる。絶縁ゲート電極56および58はゲート電
圧が印加されたときチヤンネル部分の36および
38中に一導電型たとえばN導電型の反転チヤン
ネルをそれぞれ誘起するように構成されている。
この反転チヤンネルは各主端子構造32または3
4と活性ベース領域26とを導通結合する。更に
詳しく言えば、各主端子領域40または42と活
性ベース領域26の一次領域52または54とを
結合する。ゲート電極56および58はその下に
位置する二酸化シリコン、窒化シリコン等の絶縁
層60および62によつて半導体本体12からそ
れぞれ絶縁されている。ゲート電極56および5
8はたとえば従来技術で知られているようにアル
ミニウムまたはいずれかの導電型のドーピング濃
度の高い多結晶シリコンで構成することができ
る。ゲート電極56および58はそれぞれ、極め
て簡略して示した、デバイスのゲート端子G1お
よびG2に電気的に接続されている。
ベース領域26:1×1014乃至5×1015シールド・
ベース領域28および30:1×1016乃至5×
1018デバイス10には更にチヤンネル表面22お
よび24の上方にそれぞれ形成された第1組と第
2組の絶縁ゲート電極56および58が含まれて
いる。絶縁ゲート電極56および58はゲート電
圧が印加されたときチヤンネル部分の36および
38中に一導電型たとえばN導電型の反転チヤン
ネルをそれぞれ誘起するように構成されている。
この反転チヤンネルは各主端子構造32または3
4と活性ベース領域26とを導通結合する。更に
詳しく言えば、各主端子領域40または42と活
性ベース領域26の一次領域52または54とを
結合する。ゲート電極56および58はその下に
位置する二酸化シリコン、窒化シリコン等の絶縁
層60および62によつて半導体本体12からそ
れぞれ絶縁されている。ゲート電極56および5
8はたとえば従来技術で知られているようにアル
ミニウムまたはいずれかの導電型のドーピング濃
度の高い多結晶シリコンで構成することができ
る。ゲート電極56および58はそれぞれ、極め
て簡略して示した、デバイスのゲート端子G1お
よびG2に電気的に接続されている。
表面構造の特定の1つの形式即ちほぼ正方形の
単位セルを図示しているが、別の表面構造を使用
し得ることは明らかである。代表的な例としては
細長い形状、または同心円状の形状がある。ま
た、主端子電極44および46の製造に種々の方
法を使用することができる。たとえば完全に被覆
されたゲート電極構造56および58を使い、こ
れに(図示しない)遠隔のゲート接続端子を付
け、端子金属被覆44及び56と組み合わせてデ
バイス10の両面全体をおおうことが出来る。
単位セルを図示しているが、別の表面構造を使用
し得ることは明らかである。代表的な例としては
細長い形状、または同心円状の形状がある。ま
た、主端子電極44および46の製造に種々の方
法を使用することができる。たとえば完全に被覆
されたゲート電極構造56および58を使い、こ
れに(図示しない)遠隔のゲート接続端子を付
け、端子金属被覆44及び56と組み合わせてデ
バイス10の両面全体をおおうことが出来る。
図示した特定の構成では、ゲート絶縁層60お
よび62の各々と導電性ゲート電極56および5
8の各々がデバイス10の両主表面14および1
6をそれぞれほぼ完全におおつている。但し、そ
れぞれ主端子電極44および46に対する接続用
に設けられた、単位セル18および20の各々の
中心の窓部分は除く。
よび62の各々と導電性ゲート電極56および5
8の各々がデバイス10の両主表面14および1
6をそれぞれほぼ完全におおつている。但し、そ
れぞれ主端子電極44および46に対する接続用
に設けられた、単位セル18および20の各々の
中心の窓部分は除く。
その対称的な構成から明らかなようにデバイス
10は二方向性の動作を行なう。一般に、いずれ
か一方の主端子(MT1またはMT2)を反対側の
主端子(MT2またはMT1)に対して正にバイア
スし、反対側のゲート端子(G2またはG1)に反
対側の主端子(MT2またはMT1)に対して正の
電圧を印加するとデバイス10がターンオンし、
すなわち順方向導通状態にされる。
10は二方向性の動作を行なう。一般に、いずれ
か一方の主端子(MT1またはMT2)を反対側の
主端子(MT2またはMT1)に対して正にバイア
スし、反対側のゲート端子(G2またはG1)に反
対側の主端子(MT2またはMT1)に対して正の
電圧を印加するとデバイス10がターンオンし、
すなわち順方向導通状態にされる。
更に詳しく云うと、主端子MT1が主端子MT2
に対して正にバイアスされている場合、(主端子
MT2に対して)端子G2を介して第2のゲート電
極58に正のゲート電圧を印加すると第2のシー
ルド・ベース領域30の中にN導電型の反転チヤ
ンネル38が誘起される。これにより第2の主端
子領域42からの電子が活性ベース領域26、具
体的には活性ベース領域26の一次領域に注入さ
れる。主端子MT2からの電子流は簡略に示した
電子流経路64によつて表わされている。こゝで
デバイス10正にバイアスされた側即ち主端子
MT1の側を考えると、正孔電流経路66は第1
の主端子電極44と第1のシールド・ベース領域
28との短絡接続部を介して与えられる。したが
つて正孔は第1のシールド・ベース領域28から
活性ベース領域26に注入される。電子流経路6
4の電子は正孔流経路66の正孔の再結合して
IGR10内の電流の大部分を作る。
に対して正にバイアスされている場合、(主端子
MT2に対して)端子G2を介して第2のゲート電
極58に正のゲート電圧を印加すると第2のシー
ルド・ベース領域30の中にN導電型の反転チヤ
ンネル38が誘起される。これにより第2の主端
子領域42からの電子が活性ベース領域26、具
体的には活性ベース領域26の一次領域に注入さ
れる。主端子MT2からの電子流は簡略に示した
電子流経路64によつて表わされている。こゝで
デバイス10正にバイアスされた側即ち主端子
MT1の側を考えると、正孔電流経路66は第1
の主端子電極44と第1のシールド・ベース領域
28との短絡接続部を介して与えられる。したが
つて正孔は第1のシールド・ベース領域28から
活性ベース領域26に注入される。電子流経路6
4の電子は正孔流経路66の正孔の再結合して
IGR10内の電流の大部分を作る。
デバイスをターンオフするため、第2のゲート
電極58から正のゲート電圧が除かれ、反転チヤ
ンネル38はもはや存在しない。この点でデバイ
ス10はもはや導通を持続しない。
電極58から正のゲート電圧が除かれ、反転チヤ
ンネル38はもはや存在しない。この点でデバイ
ス10はもはや導通を持続しない。
逆の場合、即ち主端子MT2と第2の主端子電
極46が第1の主端子MT1と第1の主端子電極
44に対して正にバイアスされた場合、対応する
導通モードが発生するが方向は逆である。この場
合、代表的な電子流経路が68で表わされ、代表
的な正孔流径路が70で表わされる。
極46が第1の主端子MT1と第1の主端子電極
44に対して正にバイアスされた場合、対応する
導通モードが発生するが方向は逆である。この場
合、代表的な電子流経路が68で表わされ、代表
的な正孔流径路が70で表わされる。
第2図は第1図のIGR10に比べて(2つの方
向のいずれにおいても)順方向導電度が更に高い
変形二方向性IGR80の断面図を示している。
向のいずれにおいても)順方向導電度が更に高い
変形二方向性IGR80の断面図を示している。
第2図のIGR80では、第1および第2のシー
ルド・ベース領域28および30はそれぞれ2つ
の部分に分割され、それぞれこの2つの部分の一
方は他方の部分よりも実質的に高いドーピング濃
度を有する。したがつてデバイス80の上側と下
側の各々の構造は前記米国特許出願第365076号で
一方向性IGRの場合について開示された構造に類
似している。しかし、比較的高いドーピング濃度
のP導電型のシールド・ベース領域は上記米国特
許出願第365076号で開示された構造のP型ベース
領域の機能を越える付加的な機能をそなえてい
る。
ルド・ベース領域28および30はそれぞれ2つ
の部分に分割され、それぞれこの2つの部分の一
方は他方の部分よりも実質的に高いドーピング濃
度を有する。したがつてデバイス80の上側と下
側の各々の構造は前記米国特許出願第365076号で
一方向性IGRの場合について開示された構造に類
似している。しかし、比較的高いドーピング濃度
のP導電型のシールド・ベース領域は上記米国特
許出願第365076号で開示された構造のP型ベース
領域の機能を越える付加的な機能をそなえてい
る。
第2図について更に詳しく説明すると、デバイ
ス80の全体的な形式と表面構造は第1図のデバ
イス10とほぼ同じである。しかしたとえば第1
のP型の領域28について検討すると、第2図で
は領域28は2つの部分82と84を含む。部分
84はゲート絶縁層60に隣接し、かつチヤンネ
ル部分36を含んでいる。部分82は主端子電極
44から伸びていて、部分84よりも高いドーピ
ング濃度を有しており、また第2図に示すように
より大きな深さを持つていてもよい。たとえば、
P型部分82のドーピング濃度は1×1019のオー
ダーであるのに対し、P型部分84のドーピング
濃度は前述の如く1×1016乃至5×1018の範囲に
ある。
ス80の全体的な形式と表面構造は第1図のデバ
イス10とほぼ同じである。しかしたとえば第1
のP型の領域28について検討すると、第2図で
は領域28は2つの部分82と84を含む。部分
84はゲート絶縁層60に隣接し、かつチヤンネ
ル部分36を含んでいる。部分82は主端子電極
44から伸びていて、部分84よりも高いドーピ
ング濃度を有しており、また第2図に示すように
より大きな深さを持つていてもよい。たとえば、
P型部分82のドーピング濃度は1×1019のオー
ダーであるのに対し、P型部分84のドーピング
濃度は前述の如く1×1016乃至5×1018の範囲に
ある。
同様に第2のシールド・ベース領域30は部分
86および88に分割され、部分86のドーピン
グ濃度は部分88よりも高い。
86および88に分割され、部分86のドーピン
グ濃度は部分88よりも高い。
第2図の構造の目的とするところは2つある。
第1は、前記米国特許出願第365076号に詳述さ
れている理由により、寄生SCRのターンオンの
可能性がかなり小さくなる。と云うのは、シール
ド・ベース領域28および30の横方向の長さに
沿つて電圧降下が小さくなるからである。
れている理由により、寄生SCRのターンオンの
可能性がかなり小さくなる。と云うのは、シール
ド・ベース領域28および30の横方向の長さに
沿つて電圧降下が小さくなるからである。
第2に、本発明の二方向性構造に於いては、ド
ーピング濃度の高い部分82および86の各々
は、正にバイアスされた主端子に接続されている
とき、順方向導通の際に効率のよい正孔注入体と
して働く。同時に、部分84および88の各々
は、負バイアスされた主端子に接続されていると
き、そのドーピング濃度が低いのでゲート電圧の
作用によりチヤンネル部分36および38に導通
チヤンネルすなわち反転チヤンネルを形成するの
が容易になる。
ーピング濃度の高い部分82および86の各々
は、正にバイアスされた主端子に接続されている
とき、順方向導通の際に効率のよい正孔注入体と
して働く。同時に、部分84および88の各々
は、負バイアスされた主端子に接続されていると
き、そのドーピング濃度が低いのでゲート電圧の
作用によりチヤンネル部分36および38に導通
チヤンネルすなわち反転チヤンネルを形成するの
が容易になる。
1例として主端子MT1が主端子MT2に対して
正にバイアスされている場合を考えると、正孔が
ドーピング濃度の高い部分82から活性ベース領
域26に効率よく注入され、そこで正孔は第2の
主端子領域42から反転チヤンネル38を通つて
きた電子と再結合する。
正にバイアスされている場合を考えると、正孔が
ドーピング濃度の高い部分82から活性ベース領
域26に効率よく注入され、そこで正孔は第2の
主端子領域42から反転チヤンネル38を通つて
きた電子と再結合する。
本発明のもう1つの側面はIGRの能動陽極短絡
の概念と作動方法である。例示のため、この方法
を第2図のデバイス構造について第3図および第
4図の参照して以下に説明する。第1図のデバイ
スも同様に動作させ得る。
の概念と作動方法である。例示のため、この方法
を第2図のデバイス構造について第3図および第
4図の参照して以下に説明する。第1図のデバイ
スも同様に動作させ得る。
作動方法の説明をよく理解できるようにするた
め、第3図のデバイス端子は直流電源からの一方
向動作を示すようにデバイス端子の名称を変えて
いる。この名称を変えたデバイスを90で表わし
ている。第2図の主端子MT1は第3図では陽極
端子として表わしてある。第2図の主端子MT2
は第3図では陰極端子として表わしてある。第2
図の第1のゲート端子G1は第3図では陽極側ゲ
ート端子GAとして表わしてあり、第2図の第2
のゲート端子G2は第3図では陰極側ゲート電極
GKと表わしてある。
め、第3図のデバイス端子は直流電源からの一方
向動作を示すようにデバイス端子の名称を変えて
いる。この名称を変えたデバイスを90で表わし
ている。第2図の主端子MT1は第3図では陽極
端子として表わしてある。第2図の主端子MT2
は第3図では陰極端子として表わしてある。第2
図の第1のゲート端子G1は第3図では陽極側ゲ
ート端子GAとして表わしてあり、第2図の第2
のゲート端子G2は第3図では陰極側ゲート電極
GKと表わしてある。
陽極端子と陽極側ゲート端子GAとの間に接続
されているのは陽極側ゲート駆動回路92であ
り、陽極側ゲート駆動回路92には適当なスイツ
チング回路が含まれている。デバイスの陽極端子
と陰極端子との間には、たとえば直流電源96と
負荷抵抗98の直列接続から成る外部回路が接続
されている。デバイス90は対称であるので、接
続と端子と名称はすべて逆にすることができる。
されているのは陽極側ゲート駆動回路92であ
り、陽極側ゲート駆動回路92には適当なスイツ
チング回路が含まれている。デバイスの陽極端子
と陰極端子との間には、たとえば直流電源96と
負荷抵抗98の直列接続から成る外部回路が接続
されている。デバイス90は対称であるので、接
続と端子と名称はすべて逆にすることができる。
陽極側ゲート端子GAがゲート駆動回路92に
よつて陽極端子に短絡されたとき、導通チヤンネ
ル36が誘起されないのでデバイス90は逆方向
の電流の流れを阻止し、そしてP導電型のシール
ド・ベース領域28(陽極側の領域として働く)
とN導電型の活性ベース領域26との間のPNは
接合は逆バイアスされる。
よつて陽極端子に短絡されたとき、導通チヤンネ
ル36が誘起されないのでデバイス90は逆方向
の電流の流れを阻止し、そしてP導電型のシール
ド・ベース領域28(陽極側の領域として働く)
とN導電型の活性ベース領域26との間のPNは
接合は逆バイアスされる。
デバイス90を順方向導通状態にするために、
ゲート駆動回路94は正のゲート電圧を陰極側ゲ
ート端子GKに印加する。一方、ゲート駆動回路
92は陽極側ゲート端子GAを陽極端子と同じ電
位に維持する。換言すれば、充分な陰極側ゲート
電圧が印加されて陰極側導通チヤンネル38を誘
起するのに対し、陽極側ゲート端子GAには不充
分なゲート電圧が印加されるのでチヤンネル部分
36には導通チヤンネルが誘起されない。これに
より順方向電流導通が生じ、陽極が活性ベース領
域26に短絡されないので陽極で良好な注入効率
が得られる。これらの条件下では、P導電型の領
域28とN導電型の活性ベース領域26との間の
PN接合は順方向バイアスされている。更に、正
孔がP+型部分86から活性ベース領域26に注
入されて再結合する。
ゲート駆動回路94は正のゲート電圧を陰極側ゲ
ート端子GKに印加する。一方、ゲート駆動回路
92は陽極側ゲート端子GAを陽極端子と同じ電
位に維持する。換言すれば、充分な陰極側ゲート
電圧が印加されて陰極側導通チヤンネル38を誘
起するのに対し、陽極側ゲート端子GAには不充
分なゲート電圧が印加されるのでチヤンネル部分
36には導通チヤンネルが誘起されない。これに
より順方向電流導通が生じ、陽極が活性ベース領
域26に短絡されないので陽極で良好な注入効率
が得られる。これらの条件下では、P導電型の領
域28とN導電型の活性ベース領域26との間の
PN接合は順方向バイアスされている。更に、正
孔がP+型部分86から活性ベース領域26に注
入されて再結合する。
デバイスを順方向導通阻止状態にスイツチング
するには、たとえば陰極側ゲート端子GKをゲー
ト駆動回路94を介して陰極に短絡することによ
つてゲート端子GKからゲート電圧を除き、同時
にゲート駆動回路92によつて陽極側ゲート端子
GAに正バイアスを印加して陽極側反転チヤンネ
ル36を誘起する。その結果、陰極側シールド・
ベース領域30の中の導通チヤンネルまたは反転
層38はもはや存在しない。同時に、陽極側シー
ルド・ベース領域28内に誘起された反転チヤン
ネル36は活性ベース領域26から電子を陽極端
子電極44へ急速に除去するための短絡路をつく
る。前に述べた基本的なIGR構造の場合と同様
に、活性ベース領域26内の正孔は陰極側シール
ド・ベース領域を通つて除去される。
するには、たとえば陰極側ゲート端子GKをゲー
ト駆動回路94を介して陰極に短絡することによ
つてゲート端子GKからゲート電圧を除き、同時
にゲート駆動回路92によつて陽極側ゲート端子
GAに正バイアスを印加して陽極側反転チヤンネ
ル36を誘起する。その結果、陰極側シールド・
ベース領域30の中の導通チヤンネルまたは反転
層38はもはや存在しない。同時に、陽極側シー
ルド・ベース領域28内に誘起された反転チヤン
ネル36は活性ベース領域26から電子を陽極端
子電極44へ急速に除去するための短絡路をつく
る。前に述べた基本的なIGR構造の場合と同様
に、活性ベース領域26内の正孔は陰極側シール
ド・ベース領域を通つて除去される。
この動作を説明するためのグラフが第4図に示
されている。第4図には共通時間軸に対して、典
型的なゲート・陰極間電圧GGKとゲート・陽極間
電圧GGKの波形がデバイス電流とともに示されて
いる。デバイスのターンオン時間TONとターンオ
フ時間TOFFも示してある。
されている。第4図には共通時間軸に対して、典
型的なゲート・陰極間電圧GGKとゲート・陽極間
電圧GGKの波形がデバイス電流とともに示されて
いる。デバイスのターンオン時間TONとターンオ
フ時間TOFFも示してある。
このようにして、能動陽極短絡法によつてIGR
の高速ターンオフが可能となり、しかも逆阻止能
力と陽極注入効率を低下させない。更にこのIGR
構造は両方の印加極性に対して電流の流れを制御
できるという意味で二方向構造になつている。
の高速ターンオフが可能となり、しかも逆阻止能
力と陽極注入効率を低下させない。更にこのIGR
構造は両方の印加極性に対して電流の流れを制御
できるという意味で二方向構造になつている。
本明細書では本発明の特定の実施例を図示し説
明したが、当業者が多数の変形や変更を行ない得
ることは明らかであろう。たとえば、本発明を相
補的なデバイスに適用でき、この場合本明細書で
例示したN型領域とP型領域を逆にする。したが
つて特許請求の範囲は本発明の真の精神と範囲内
で可能なすべての変形や変更を包含するものであ
る。
明したが、当業者が多数の変形や変更を行ない得
ることは明らかであろう。たとえば、本発明を相
補的なデバイスに適用でき、この場合本明細書で
例示したN型領域とP型領域を逆にする。したが
つて特許請求の範囲は本発明の真の精神と範囲内
で可能なすべての変形や変更を包含するものであ
る。
第1図は半導体本体表面の構造を明確に示すた
めに一部を破断した、本発明による二方向性IGR
構造の概略断面斜視図である。第2図はP導電型
のシールド・ベース領域がそれぞれ2つの部分に
分けられ、一の部分が他方の部分よりも実質的に
高いドーピング濃度を有する別の実施例の断面図
である。第3図は第2図のデバイスを能動陽極短
絡型IGRとして動作させるために電気回路に接続
したデバイスの概略図である。第4図は第3図の
デバイスの動作を説明するための波形図である。 (符号の説明)、10……二方向性絶縁ゲート
整流器(IGR)、12……半導体材料の本体、2
6……活性ベース領域、28……第1のシール
ド・ベース領域、30……第2のシールド・ベー
ス領域、32……第1の主端子構造、34……第
2の主端子構造、36,38……チヤンネル部
分、40,42……主端子領域、44,46……
主端子電極、56,58……絶縁ゲート電極、8
0……変形二方向性IGR、82,84……第1の
シールド・ベース領域28の2つの部分、86,
88……第2のシールド・ベース領域30の2の
部分。
めに一部を破断した、本発明による二方向性IGR
構造の概略断面斜視図である。第2図はP導電型
のシールド・ベース領域がそれぞれ2つの部分に
分けられ、一の部分が他方の部分よりも実質的に
高いドーピング濃度を有する別の実施例の断面図
である。第3図は第2図のデバイスを能動陽極短
絡型IGRとして動作させるために電気回路に接続
したデバイスの概略図である。第4図は第3図の
デバイスの動作を説明するための波形図である。 (符号の説明)、10……二方向性絶縁ゲート
整流器(IGR)、12……半導体材料の本体、2
6……活性ベース領域、28……第1のシール
ド・ベース領域、30……第2のシールド・ベー
ス領域、32……第1の主端子構造、34……第
2の主端子構造、36,38……チヤンネル部
分、40,42……主端子領域、44,46……
主端子電極、56,58……絶縁ゲート電極、8
0……変形二方向性IGR、82,84……第1の
シールド・ベース領域28の2つの部分、86,
88……第2のシールド・ベース領域30の2の
部分。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一導電型の活性ベース領域26を含む半導体
材料の本体12と、 上記本体の中に形成され、かつ少なくとも上記
活性ベース領域よりも高いドーピング濃度を有す
る部分を含む反対導電型の第1および第2のシー
ルド・ベース領域28,30と、 上記活性ベース領域から隔たつて配置された第
1および第2の主端子構造32,34であつて、
それぞれの主端子構造と上記活性ベース領域との
間に伸びる第1および第2のチヤンネル部分3
6,38をそれぞれ上記第1および第2のシール
ド・ベース領域の中に定め、かつ第1および第2
の主端子電極44,46をそれぞれ含んでいる第
1および第2の主端子構造32,34と、 それぞれ上記チヤンネル部分の上方に配置され
て該チヤンネル部分から絶縁されて隔たる第1お
よび第2のゲート電極56,58であつて、第1
のゲート電極56にゲート電圧が印加されたとき
は上記第1のチヤンネル部分の中に上記第1の主
端子構造と上記活性ベース領域とを導通結合する
一導電型の第1の反転チヤンネルを誘起し、第2
のベース電極58にゲート電圧が印加されたとき
は上記第2のチヤンネル部分の中に上記第2の主
端子構造と上記活性ベース領域とを導通結合する
一導電型の第2の反転チヤンネルを誘起する第1
および第2のゲート電極56,58とを有し、 上記活性ベース領域、上記シールド・ベース領
域ならびに上記端子構造の構成配置により、上記
第1の反転チヤンネルが存在するときには上記第
1のチヤンネル部分を介して上記第1および第2
の主端子電極間の第1の方向の導通を維持し、該
第1の反転チヤンネルが存在しないときには該第
1の方向の導通を停止し、また上記第2の反転チ
ヤンネルが存在するときには上記第2のチヤンネ
ル部分を介して上記第2および第1の主端子電極
間の第2の方向の導通を維持し、該第2の反転チ
ヤンネルが存在しないときには該第2の方向の導
通を停止することを特徴とする二方向性絶縁ゲー
ト整流器。 2 特許請求の範囲第1項記載の二方向性絶縁ゲ
ート整流器に於いて、上記第1および第2の主端
子構造がそれぞれ上記本体の上記シールド・ベー
ス領域の中に形成された一導電型の第1および第
2の主端子領域40,42を含み、そして上記第
1および第2の主端子電極がそれぞれ上記第1お
よび第2の主端子領域に接触している二方向性絶
縁ゲート整流器。 3 特許請求の範囲第2項記載の二方向性絶縁ゲ
ート整流器に於いて、上記主端子電極が更にそれ
ぞれ上記シールド・ベース領域に接触していて、
上記各端子領域と各シールド・ベース領域との間
の短絡部を形成している二方向性絶縁ゲート整流
器。 4 特許請求の範囲第2項記載の二方向性絶縁ゲ
ート整流器に於いて、上記活性ベース領域がN導
電型、上記シールド・ベース領域がP導電型、上
記主端子領域がN導電型であり、そして上記各ゲ
ート電極が対応する主端子領域に対して正にバイ
アスされたときN導電型の反転チヤンネル領域が
誘起される二方向性絶縁ゲート整流器。 5 特許請求の範囲第1項記載の二方向性絶縁ゲ
ート整流器に於いて、上記シールド・ベース領域
がそれぞれ2つの部分82,84又は86,88
を含み、一方の部分は他方の部分よりも高いドー
ピング濃度を有し、そして上記ゲート電極がそれ
ぞれ上記他方の部分の中に反転チヤンネル領域を
誘起するように構成されている二方向性絶縁ゲー
ト整流器。 6 一導電型の活性ベース領域26を含む半導体
材料の本体12と、 上記本体の両側に上記活性ベース領域内に形成
された反対導電型の第1および第2の島状の向い
合つたシールド・ベース領域28,30であつ
て、少なくとも上記活性ベース領域に比べて高い
ドーピング濃度の部分を含む第1および第2のシ
ールド・ベース領域28,30と、 上記活性ベース領域から隔たつて配置された第
1および第2の島状の主端子領域40,42であ
つて、それぞれの主端子領域と上記活性ベース領
域との間に伸びる第1および第2のチヤンネル部
分36,38をそれぞれ上記第1および第2のシ
ールド・ベース領域の中に定める第1および第2
の主端子領域40,42と、 それぞれの上記主端子領域に接触すると共にそ
れぞれの上記シールド・ベース領域に接触する第
1および第2の主端子電極44,46と、 それぞれ上記チヤンネル部分の上方に配置され
てそれから絶縁して隔てられた第1および第2の
ゲート電極56,58であつて、第1のゲート電
極56にゲート電圧が印加されたときは上記第1
のチヤンネル部分の中に上記第1の主端子領域と
上記活性ベース領域とを導通係合する一導電型の
第1の反転チヤンネルを誘起し、第2のゲート電
極58にゲート電圧が印加したときは上記第2の
チヤンネル部分の中に上記第2の主端子領域と上
記活性ベース領域とを導通結合する一導電型の第
2の反転チヤンネルを誘起するように構成された
第1および第2のゲート電極56,58とを有
し、 上記活性ベース領域、上記シールド・ベース領
域ならびに上記主端子領域の構成配置により、上
記第1の反転チヤンネルが存在するときには上記
第1のチヤンネル部分を介して上記第1および第
2の主端子電極間の第1の方向の導通を維持し、
該第1の反転チヤンネルが存在しないときには該
第1の方向の導通を停止し、また上記第2の反転
チヤンネルが存在するときには上記第2のチヤン
ネル部分を介して上記第2および第1の主端子電
極間の第2の方向の導通を維持し、該第2の反転
チヤンネルが存在しないときには該第2の方向の
導通を停止することを特徴とする二方向性絶縁ゲ
ート整流器。 7 特許請求の範囲第6項記載の二方向性絶縁ゲ
ート整流器に於いて、上記活性ベース領域がN導
電型、上記シールド・ベース領域がP導電型、上
記主端子領域がN導電型であり、そして上記各ゲ
ート電極が対応する主端子領域に対して正にバイ
アスされたときにN導電型の反転チヤンネル領域
を誘起するように構成されている二方向性絶縁ゲ
ート整流器。 8 特許請求の範囲第6項記載の二方向性絶縁ゲ
ート整流器に於いて、上記シールド・ベース領域
がそれぞれ2つの部分82,84又は86,88
を含み、該2つの部分の一方は他方よりも高いド
ーピング濃度を有し、そして上記ゲート電極がそ
れぞれ上記他方の部分の中に反転チヤンネルを誘
起するように構成されている二方向性絶縁ゲート
整流器。 9 一導電型の活性ベース領域を有する半導体材
料の本体と、該本体の中に形成された反対導電型
の陽極側シールド・ベース領域および陰極側シー
ルド・ベース領域と、上記活性ベース領域から隔
たつて配置された一導電型の陽極端子領域および
陰極端子領域であつて、当該各端子領域と活性ベ
ース領域との間に伸びるチヤンネル部分をそれぞ
れ上記陽極シールド・ベース領域および陰極シー
ルド・ベース領域の中に定める陽極端子領域およ
び陰極端子領域と、上記陽極端子領域および陰極
端子領域にそれぞれ接触すると共に上記陽極側シ
ールド・ベース領域および陰極側シールド・ベー
ス領域にそれぞれに接触する陽極端子電極および
陰極端子電極と、それぞれの上記チヤンネル部分
の上方に配置されてそれから絶縁して隔てられた
陽極側ゲート電極および陰極側ゲート電極であつ
て、それぞれゲート電圧が印加されたときにそれ
ぞれの上記主端子領域と上記活性ベース領域とを
導通結合する一導電型の反転チヤンネルをそれぞ
れのチヤンネル部分の中に誘起するように構成さ
れた陽極側ゲート電極および陰極側ゲート電極と
を有する半導体デバイスを作動する方法におい
て、 上記陰極側ゲート電極にゲート電圧を印加する
ことにより上記陰極端子領域と上記活性ベース領
域とを導通結合する反転チヤンネルを上記陰極側
シールド・ベース領域の中に誘起するとともに、
上記陽極側ゲート電極に不充分なゲート電圧を印
加することにより上記陽極端子領域と上記活性ベ
ース領域との間の上記陽極側シールド・ベース領
域に反転チヤンネルが誘起されないようにして、
デバイスを順方向導通状態に置くステツプ、なら
びに続いて上記陰極側ゲート電極からゲート電圧
を除去することにより上記陰極端子領域と上記活
性ベース領域とを導通結合する反転チヤンネルが
もはや存在しないようにするとともに、上記陽極
側ゲート電極にゲート電圧を印加することにより
上記陽極端子領域と上記活性ベース領域とを導通
結合する反転チヤンネルを誘起して、デバイスを
順方向導通阻止状態に置くステツプを有すること
を特徴とする半導体デバイスの作動方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US44932282A | 1982-12-13 | 1982-12-13 | |
| US449322 | 1982-12-13 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59132666A JPS59132666A (ja) | 1984-07-30 |
| JPH0457110B2 true JPH0457110B2 (ja) | 1992-09-10 |
Family
ID=23783729
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58233778A Granted JPS59132666A (ja) | 1982-12-13 | 1983-12-13 | 二方向性絶縁ゲ−ト整流器の構造と作動方法 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0111804B1 (ja) |
| JP (1) | JPS59132666A (ja) |
| CA (1) | CA1200322A (ja) |
| DE (1) | DE3373747D1 (ja) |
Families Citing this family (21)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| IE55992B1 (en) * | 1982-04-05 | 1991-03-13 | Gen Electric | Insulated gate rectifier with improved current-carrying capability |
| GB2190539A (en) * | 1986-05-16 | 1987-11-18 | Philips Electronic Associated | Semiconductor devices |
| JPS6373563A (ja) * | 1986-08-01 | 1988-04-04 | シリコニックス・インコ−ポレイテッド | 絶縁ゲ−トバイポ−ラトランジスタ装置、その使用方法及び製造方法 |
| JPH0821713B2 (ja) * | 1987-02-26 | 1996-03-04 | 株式会社東芝 | 導電変調型mosfet |
| JP2703240B2 (ja) * | 1987-12-03 | 1998-01-26 | 株式会社東芝 | 導電変調型mosfet |
| US4998156A (en) * | 1988-03-25 | 1991-03-05 | General Electric Company | Structure for a complementary-symmetry COMFET pair |
| JPH07120799B2 (ja) * | 1988-04-01 | 1995-12-20 | 株式会社日立製作所 | 半導体装置 |
| EP0394859A1 (de) * | 1989-04-28 | 1990-10-31 | Asea Brown Boveri Ag | Bidirektionals, abschaltbares Halbeiterbauelement |
| US5977569A (en) * | 1996-09-24 | 1999-11-02 | Allen-Bradley Company, Llc | Bidirectional lateral insulated gate bipolar transistor having increased voltage blocking capability |
| WO2002058160A1 (en) | 2001-01-19 | 2002-07-25 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Semiconductor device |
| FR2830127B1 (fr) * | 2001-09-21 | 2004-12-24 | St Microelectronics Sa | Commutateur monolithique bidirectionnel vertical a commande en tension |
| US9799731B2 (en) | 2013-06-24 | 2017-10-24 | Ideal Power, Inc. | Multi-level inverters using sequenced drive of double-base bidirectional bipolar transistors |
| US9742385B2 (en) | 2013-06-24 | 2017-08-22 | Ideal Power, Inc. | Bidirectional semiconductor switch with passive turnoff |
| EP3116028B1 (en) | 2013-06-24 | 2021-03-24 | Ideal Power Inc. | Systems, circuits, devices, and methods with bidirectional bipolar transistors |
| CN103545312B (zh) * | 2013-10-29 | 2016-08-24 | 无锡中感微电子股份有限公司 | 具有串联的双nmos的集成电路及制备方法 |
| US9355853B2 (en) | 2013-12-11 | 2016-05-31 | Ideal Power Inc. | Systems and methods for bidirectional device fabrication |
| US11637016B2 (en) | 2013-12-11 | 2023-04-25 | Ideal Power Inc. | Systems and methods for bidirectional device fabrication |
| US9660551B2 (en) | 2014-11-06 | 2017-05-23 | Ideal Power, Inc. | Operating point optimization with double-base-contact bidirectional bipolar junction transistor circuits, methods, and systems |
| CN105932043A (zh) * | 2016-05-11 | 2016-09-07 | 电子科技大学 | 具有超势垒集电极结构的igbt器件及其制造方法 |
| CN106816463B (zh) * | 2017-01-16 | 2023-02-03 | 全球能源互联网研究院有限公司 | 一种终端结构、半导体器件及其制备方法 |
| JP7027287B2 (ja) * | 2018-09-19 | 2022-03-01 | 株式会社東芝 | 半導体装置 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3019883A1 (de) * | 1980-05-23 | 1981-12-03 | Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München | Zweirichtungsthyristor |
| SE8107136L (sv) * | 1980-12-02 | 1982-06-03 | Gen Electric | Styrelektrodforsedd likriktaranordning |
| DE3118365A1 (de) * | 1981-05-08 | 1982-11-25 | Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München | Thyristor mit in den emitter eingefuegten steuerbaren emitter-kurzschlusspfaden |
-
1983
- 1983-11-25 CA CA000441985A patent/CA1200322A/en not_active Expired
- 1983-12-03 DE DE8383112187T patent/DE3373747D1/de not_active Expired
- 1983-12-03 EP EP83112187A patent/EP0111804B1/en not_active Expired
- 1983-12-13 JP JP58233778A patent/JPS59132666A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE3373747D1 (en) | 1987-10-22 |
| EP0111804B1 (en) | 1987-09-16 |
| JPS59132666A (ja) | 1984-07-30 |
| EP0111804A1 (en) | 1984-06-27 |
| CA1200322A (en) | 1986-02-04 |
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