JPH0459176B2 - - Google Patents
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- JPH0459176B2 JPH0459176B2 JP58052231A JP5223183A JPH0459176B2 JP H0459176 B2 JPH0459176 B2 JP H0459176B2 JP 58052231 A JP58052231 A JP 58052231A JP 5223183 A JP5223183 A JP 5223183A JP H0459176 B2 JPH0459176 B2 JP H0459176B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ashtray
- pinion member
- container body
- actuator
- pinion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N3/00—Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for
- B60N3/12—Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for of receptacles for cigarettes or the like
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
- Passenger Equipment (AREA)
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(技術分野)
本発明はアクチユエータに係り、特に灰皿装置
やグラブボツクス等の車両用収納体装置におい
て、灰皿ケース等の収納ケースをその収容部から
自動的に押し出すために用いて好適なアクチユエ
ータに関するものである。
やグラブボツクス等の車両用収納体装置におい
て、灰皿ケース等の収納ケースをその収容部から
自動的に押し出すために用いて好適なアクチユエ
ータに関するものである。
(背景技術)
従来より、車両用収納体装置の一つである灰皿
装置では、所定の係止手段によつて収納ケースと
しての灰皿ケースを所定の収容部内に保持し、必
要に応じてその係止手段による係止状態を解除す
ることにより、アクチユエータとしてのバネ手段
の付勢力に基づいて、灰皿ケースをその収容部か
ら自動的に押し出すようにしたものが知られてい
る。そして、近年、そのようなバネ手段と共にダ
ンパ機能を有するダンパ手段を併せ備え、灰皿ケ
ースの押出し時において、バネ手段による灰皿ケ
ースの押出速度をそのダンパ手段のダンパ機能に
基づいて比較的緩やかに制動するこにとより、灰
皿装置の高級感の向上を図ると共に、灰皿ケース
内の灰や吸殻などが外部に飛び散らないようにし
た灰皿装置が提案されるに至つている。
装置では、所定の係止手段によつて収納ケースと
しての灰皿ケースを所定の収容部内に保持し、必
要に応じてその係止手段による係止状態を解除す
ることにより、アクチユエータとしてのバネ手段
の付勢力に基づいて、灰皿ケースをその収容部か
ら自動的に押し出すようにしたものが知られてい
る。そして、近年、そのようなバネ手段と共にダ
ンパ機能を有するダンパ手段を併せ備え、灰皿ケ
ースの押出し時において、バネ手段による灰皿ケ
ースの押出速度をそのダンパ手段のダンパ機能に
基づいて比較的緩やかに制動するこにとより、灰
皿装置の高級感の向上を図ると共に、灰皿ケース
内の灰や吸殻などが外部に飛び散らないようにし
た灰皿装置が提案されるに至つている。
ところで、このような自動的に押し出されて、
使用に供される灰皿装置(以下、自動灰皿装置と
称する)としては、例えば特開昭57−102179号公
報や特開昭57−110186号公報等に開示されている
ものがあるが、これらのものは、何れも、前記ア
クチユエータとしてのバネ手段とダンパ手段とが
それぞれ別個に構成され、取り付けられるように
なつていたため、部品点数の増大に加えて、特に
自動車用の自動灰皿装置のように、生産ライン中
で大量に組み付けられるものにあつては、その生
産性が低くなるという問題を内在しており、必ず
しも満足し得るものとは言い難かつた。
使用に供される灰皿装置(以下、自動灰皿装置と
称する)としては、例えば特開昭57−102179号公
報や特開昭57−110186号公報等に開示されている
ものがあるが、これらのものは、何れも、前記ア
クチユエータとしてのバネ手段とダンパ手段とが
それぞれ別個に構成され、取り付けられるように
なつていたため、部品点数の増大に加えて、特に
自動車用の自動灰皿装置のように、生産ライン中
で大量に組み付けられるものにあつては、その生
産性が低くなるという問題を内在しており、必ず
しも満足し得るものとは言い難かつた。
また、バネ手段とダンパ手段とを別々に取り付
ける必要があつたところから、その取付スペース
が比較的大きくなると共に、それに伴う空所、所
謂デツドスペースが大きくなり、他の車両部材と
干渉する等、装置配置の関係上、好ましくないと
いつた問題もあつた。
ける必要があつたところから、その取付スペース
が比較的大きくなると共に、それに伴う空所、所
謂デツドスペースが大きくなり、他の車両部材と
干渉する等、装置配置の関係上、好ましくないと
いつた問題もあつた。
(解決課題)
ここにおいて、本発明は、以上のような事情を
背景として為されたものであつて、その解決課題
とするところは、生産ライン中での組付作業性が
良好で、しかも取付スペース並びにそれに伴うデ
ツドスペースが可及的に狭くできる、自動灰皿装
置やグラブボツクス等の車両用収納体装置におい
て、灰皿ケース等の収納ケースをその収容部から
自動的に押し出すために用いて好適な、簡略な構
造のダンパ機能を備えたアクチユエータを提供す
ることにある。
背景として為されたものであつて、その解決課題
とするところは、生産ライン中での組付作業性が
良好で、しかも取付スペース並びにそれに伴うデ
ツドスペースが可及的に狭くできる、自動灰皿装
置やグラブボツクス等の車両用収納体装置におい
て、灰皿ケース等の収納ケースをその収容部から
自動的に押し出すために用いて好適な、簡略な構
造のダンパ機能を備えたアクチユエータを提供す
ることにある。
(解決手段)
そして、かかる課題を解決するために、本発明
の特徴とするところは、互いに移動可能に組み合
わされる二つの部材間に配設されて、それら両部
材に対して移動方向の駆動力を及ぼすアクチユエ
ータであつて、(a)互いに組み合わされる前記何れ
かの一方の部材に設けられたラツクメンバと、(b)
該ラツクメンバに噛合する歯車部を有すると共
に、該歯車部の回転軸に略直角な方向に延び出す
蓋体を一体的に備えてなるピニオンメンバと、(c)
かかるピニオンメンバに組み付けられることによ
り、該ピニオンメンバを前記歯車部の回転軸回り
に回転可能に支持すると共に、該ピニオンメンバ
における蓋体との間に収容空間を形成する、互い
に組み合わされる前記何れか他方の部材に対して
固着せしめられる容器本体と、(d)前記収容空間の
内部において、前記ピニオンメンバにおける回転
軸の周囲に位置し、該ピニオンメンバおよび前記
容器本体の何れか一方の側から他方の側に向かつ
て突出形成されることにより、かかる収容空間を
内周部分と外周部分とに仕切る環状の仕切壁と、
(e)前記収容空間の内周部分に所定の粘性流体が収
容されると共に、前記ピニオンメンバおよび前記
容器本体の少なくとも何れか一方の側から、該粘
性流体中に突入する突出部が形成されることによ
つて構成されたダンパ機構と、(f)前記収容空間の
外周部分において、前記仕切壁を囲むようにして
収容配置されると共に、その両端部が、前記ピニ
オンメンバおよび前記容器本体の各一方に対し
て、それぞれ係止されることにより、かかるピニ
オンメンバの回転作動に基づいて、該ピニオンメ
ンバを逆方向に回転させる付勢力を貯える渦巻き
バネとを、含んで構成されて成るアクチユエータ
にある。
の特徴とするところは、互いに移動可能に組み合
わされる二つの部材間に配設されて、それら両部
材に対して移動方向の駆動力を及ぼすアクチユエ
ータであつて、(a)互いに組み合わされる前記何れ
かの一方の部材に設けられたラツクメンバと、(b)
該ラツクメンバに噛合する歯車部を有すると共
に、該歯車部の回転軸に略直角な方向に延び出す
蓋体を一体的に備えてなるピニオンメンバと、(c)
かかるピニオンメンバに組み付けられることによ
り、該ピニオンメンバを前記歯車部の回転軸回り
に回転可能に支持すると共に、該ピニオンメンバ
における蓋体との間に収容空間を形成する、互い
に組み合わされる前記何れか他方の部材に対して
固着せしめられる容器本体と、(d)前記収容空間の
内部において、前記ピニオンメンバにおける回転
軸の周囲に位置し、該ピニオンメンバおよび前記
容器本体の何れか一方の側から他方の側に向かつ
て突出形成されることにより、かかる収容空間を
内周部分と外周部分とに仕切る環状の仕切壁と、
(e)前記収容空間の内周部分に所定の粘性流体が収
容されると共に、前記ピニオンメンバおよび前記
容器本体の少なくとも何れか一方の側から、該粘
性流体中に突入する突出部が形成されることによ
つて構成されたダンパ機構と、(f)前記収容空間の
外周部分において、前記仕切壁を囲むようにして
収容配置されると共に、その両端部が、前記ピニ
オンメンバおよび前記容器本体の各一方に対し
て、それぞれ係止されることにより、かかるピニ
オンメンバの回転作動に基づいて、該ピニオンメ
ンバを逆方向に回転させる付勢力を貯える渦巻き
バネとを、含んで構成されて成るアクチユエータ
にある。
(作用・効果)
すなわち、このようなアクチユエータでは、互
いに組み合わされた二つの部材が相対的に移動せ
しめられた際、その一方の部材に設けられたラツ
クメンバにより、他方の部材に取り付けられたピ
ニオンメンバが回転せしめられることとなり、該
ピニオンメンバの回転作動に基づいて、渦巻きバ
ネに対して、それら両部材間に逆の移動方向の駆
動力を及ぼし得る付勢力が貯えられることとな
る。
いに組み合わされた二つの部材が相対的に移動せ
しめられた際、その一方の部材に設けられたラツ
クメンバにより、他方の部材に取り付けられたピ
ニオンメンバが回転せしめられることとなり、該
ピニオンメンバの回転作動に基づいて、渦巻きバ
ネに対して、それら両部材間に逆の移動方向の駆
動力を及ぼし得る付勢力が貯えられることとな
る。
従つて、例えば自動車用の自動灰皿装置に本発
明を適用するには、灰皿ケースとそれを支持する
リテーナ等との間にかかるアクチユエータを配設
せしめて、該灰皿ケースがリテーナ等に対して収
容方向に押し込まれた際、渦巻きバネに対して灰
皿ケースを突出させる方向の付勢力が貯えられる
ようにすることによつて可能であり、それによつ
て、かかる渦巻きバネの付勢力の開放時に、該渦
巻きバネの付勢力とダンパ機構による制動効果に
よつて、灰皿ケースが収容位置から自動的に且つ
緩やかに押し出されることとなるのである。
明を適用するには、灰皿ケースとそれを支持する
リテーナ等との間にかかるアクチユエータを配設
せしめて、該灰皿ケースがリテーナ等に対して収
容方向に押し込まれた際、渦巻きバネに対して灰
皿ケースを突出させる方向の付勢力が貯えられる
ようにすることによつて可能であり、それによつ
て、かかる渦巻きバネの付勢力の開放時に、該渦
巻きバネの付勢力とダンパ機構による制動効果に
よつて、灰皿ケースが収容位置から自動的に且つ
緩やかに押し出されることとなるのである。
そこにおいて、特に、本発明に係るアクチユエ
ータにあつては、付勢力を貯える手段として渦巻
きバネを用いると共に、その強度を確保するため
に設定される該渦巻きバネの巻心中央部の空間を
利用して、そこにダンパ機構を設けたことによつ
て、駆動機構を、極めてコンパクトにまとめるこ
とが可能となつたのである。
ータにあつては、付勢力を貯える手段として渦巻
きバネを用いると共に、その強度を確保するため
に設定される該渦巻きバネの巻心中央部の空間を
利用して、そこにダンパ機構を設けたことによつ
て、駆動機構を、極めてコンパクトにまとめるこ
とが可能となつたのである。
また、かかるアクチユエータにおいては、かか
る駆動機構を構成する渦巻きバネとダンパ機構と
のハウジングを、ピニオンメンバの蓋体と容器本
体とによつて一体的に構成したことから、目的と
するアクチユエータが、少ない部品点数をもつて
有利に実現され得るのである。
る駆動機構を構成する渦巻きバネとダンパ機構と
のハウジングを、ピニオンメンバの蓋体と容器本
体とによつて一体的に構成したことから、目的と
するアクチユエータが、少ない部品点数をもつて
有利に実現され得るのである。
従つて、このように付勢力を貯える渦巻きバネ
と制動力を及ぼすダンパ機構とを、特別な配設構
造をもつて一体的に備えて成る、本発明に従うア
クチユエータによれば、自動灰皿装置等に対して
良好に適用され得るコンパクトなアクチユエータ
が有利に提供され得るのであつて、それにより、
従来のアクチユエータ装置のように付勢力手段と
ダンパ機構とを別々に取り付ける必要がなくなる
ところから、それらの取付スペース並びにそれに
伴うデツドスペースを、可及的に小さく抑えるこ
とが可能となつたのである。
と制動力を及ぼすダンパ機構とを、特別な配設構
造をもつて一体的に備えて成る、本発明に従うア
クチユエータによれば、自動灰皿装置等に対して
良好に適用され得るコンパクトなアクチユエータ
が有利に提供され得るのであつて、それにより、
従来のアクチユエータ装置のように付勢力手段と
ダンパ機構とを別々に取り付ける必要がなくなる
ところから、それらの取付スペース並びにそれに
伴うデツドスペースを、可及的に小さく抑えるこ
とが可能となつたのである。
(実施例)
以下、本発明をより一層具体的に明らかにする
ために、その一実施例を図面に基づいて詳細に説
明する。
ために、その一実施例を図面に基づいて詳細に説
明する。
先ず、第1図乃至第3図は、本発明に従うアク
チユエータを備えた車両用収納体装置の一つであ
る自動車用自動灰皿装置の一例を示すものである
が、そこにおいて、2は、収納ケースとしての灰
皿ケース4と共に灰皿装置を構成する角筒状のリ
テーナ(静止部材)であつて、インストルメント
パネル等に形成された所定の収容部内に固定され
るものである。このリテーナ2の側壁6,6の内
面の上端部近傍には、前後方向、即ち灰皿ケース
4の出し入れ方向に延びる状態で一対のレールガ
イド8,8が設けられており、またそれらと対応
する灰皿ケース4の側壁10,10の外面部位に
は、一対のレール12,12が形成されている。
そして、灰皿ケース4は、かかるレール12,1
2がレールガイド8,8によつて案内されること
により、リテーナ2に対して前後方向に出し入れ
され得るように、互いに移動可能に組み合わされ
るようになつている。
チユエータを備えた車両用収納体装置の一つであ
る自動車用自動灰皿装置の一例を示すものである
が、そこにおいて、2は、収納ケースとしての灰
皿ケース4と共に灰皿装置を構成する角筒状のリ
テーナ(静止部材)であつて、インストルメント
パネル等に形成された所定の収容部内に固定され
るものである。このリテーナ2の側壁6,6の内
面の上端部近傍には、前後方向、即ち灰皿ケース
4の出し入れ方向に延びる状態で一対のレールガ
イド8,8が設けられており、またそれらと対応
する灰皿ケース4の側壁10,10の外面部位に
は、一対のレール12,12が形成されている。
そして、灰皿ケース4は、かかるレール12,1
2がレールガイド8,8によつて案内されること
により、リテーナ2に対して前後方向に出し入れ
され得るように、互いに移動可能に組み合わされ
るようになつている。
また、それらリテーナ2と灰皿ケース4との間
には、灰皿ケース4を前方、すなわち開方向へ自
動的に押し出させるためのアクチユエータ14が
設けられている。
には、灰皿ケース4を前方、すなわち開方向へ自
動的に押し出させるためのアクチユエータ14が
設けられている。
このアクチユエータ14は、灰皿ケース4側に
設けられたラツク16と、このラツク16に噛み
合うピニオン18を備えた、リテーナ2側に設け
られた付勢機構20とから成つている。そして、
ラツク16は、灰皿ケース4の底壁22の下面の
幅方向(第1図において上下方向)略中央部に位
置して、歯部が側方に向いた状態で前後方向(灰
皿ケース4の出し入れ方向)に平行に、底壁22
に一体的に取り付けられている。また、付勢機構
20は、リテーナ2の底壁24の上面に、ピニオ
ン18がラツク16と噛み合う状態で配設されて
いる。
設けられたラツク16と、このラツク16に噛み
合うピニオン18を備えた、リテーナ2側に設け
られた付勢機構20とから成つている。そして、
ラツク16は、灰皿ケース4の底壁22の下面の
幅方向(第1図において上下方向)略中央部に位
置して、歯部が側方に向いた状態で前後方向(灰
皿ケース4の出し入れ方向)に平行に、底壁22
に一体的に取り付けられている。また、付勢機構
20は、リテーナ2の底壁24の上面に、ピニオ
ン18がラツク16と噛み合う状態で配設されて
いる。
付勢機構20は、第4図及び第5図に示されて
いるように、付勢手段としての渦巻きバネ26を
備えている。この渦巻きバネ26は、それぞれ略
有底円筒形状を成す容器本体28とこれを覆蓋す
る蓋体30とから成るバネ収容容器32内に収容
されている。
いるように、付勢手段としての渦巻きバネ26を
備えている。この渦巻きバネ26は、それぞれ略
有底円筒形状を成す容器本体28とこれを覆蓋す
る蓋体30とから成るバネ収容容器32内に収容
されている。
容器本体28の底壁34の内側中央部には、先
端が小径部36とされたボス38が形成されてお
り、一方、蓋体30の底壁40の中央部には貫通
孔42が形成されている。そして、蓋体30が、
貫通孔42において、容器本体28に形成された
ボス38の小径部36に回転可能に嵌め合わされ
た状態で、容器本体28がボス38を貫くピン4
4でリテーナ2の底壁24に固定されている。ま
た、このピン44はそのヘツド部の直径が蓋体3
0に形成された貫通孔42のそれよりも大きくさ
れており、蓋体30はその貫通孔42の周縁部が
ピン44のヘツド部下面に当接することにより、
ボス38の小径部36からの抜け出しを防止され
ている。これによつて、蓋体30が、リテーナ2
に固定された容器本体28により、ピン44回り
に回転可能に支持されているのである。
端が小径部36とされたボス38が形成されてお
り、一方、蓋体30の底壁40の中央部には貫通
孔42が形成されている。そして、蓋体30が、
貫通孔42において、容器本体28に形成された
ボス38の小径部36に回転可能に嵌め合わされ
た状態で、容器本体28がボス38を貫くピン4
4でリテーナ2の底壁24に固定されている。ま
た、このピン44はそのヘツド部の直径が蓋体3
0に形成された貫通孔42のそれよりも大きくさ
れており、蓋体30はその貫通孔42の周縁部が
ピン44のヘツド部下面に当接することにより、
ボス38の小径部36からの抜け出しを防止され
ている。これによつて、蓋体30が、リテーナ2
に固定された容器本体28により、ピン44回り
に回転可能に支持されているのである。
そして、このように構成されたバネ収容容器3
2の容器本体28と蓋体30とに、前記渦巻きバ
ネ26の各一端がそれぞれピン46,46で固定
され、渦巻きバネ26の縮径時において該蓋体3
0に渦巻きバネ26の付勢力が作用せしめられる
ようにされると共に、この渦巻きバネ26の付勢
力に従い、バネ収容容器32の蓋体30が第1図
において時計回りに、すなわちラツク16、ひい
ては灰皿ケース4をリテーナ2から押し出す方向
に付勢されるようになつている。なお、前記ラツ
ク16に噛み合うピニオン18は、第4図および
第5図から明らかなように、蓋体30の底壁40
の外面(上面)に、蓋体30と一体に且つ貫通孔
42と同心的に形成されており、ピン44回りに
蓋体30と一体に回転せしめられるようになつて
いる。このことから明らかなように、本実施例で
は、ピニオン18と蓋体30とによつてピニオン
メンバが構成されている。
2の容器本体28と蓋体30とに、前記渦巻きバ
ネ26の各一端がそれぞれピン46,46で固定
され、渦巻きバネ26の縮径時において該蓋体3
0に渦巻きバネ26の付勢力が作用せしめられる
ようにされると共に、この渦巻きバネ26の付勢
力に従い、バネ収容容器32の蓋体30が第1図
において時計回りに、すなわちラツク16、ひい
ては灰皿ケース4をリテーナ2から押し出す方向
に付勢されるようになつている。なお、前記ラツ
ク16に噛み合うピニオン18は、第4図および
第5図から明らかなように、蓋体30の底壁40
の外面(上面)に、蓋体30と一体に且つ貫通孔
42と同心的に形成されており、ピン44回りに
蓋体30と一体に回転せしめられるようになつて
いる。このことから明らかなように、本実施例で
は、ピニオン18と蓋体30とによつてピニオン
メンバが構成されている。
ところで、上述のような渦巻きバネ26による
付勢力は、蓋体30、即ちピニオン18に対して
減殺されて加えられるようになつており、灰皿ケ
ース4は渦巻きバネ26の付勢力に比べて比較的
緩やかな速度で開方向へ押し出されるようになつ
ている。
付勢力は、蓋体30、即ちピニオン18に対して
減殺されて加えられるようになつており、灰皿ケ
ース4は渦巻きバネ26の付勢力に比べて比較的
緩やかな速度で開方向へ押し出されるようになつ
ている。
容器本体28の底壁34には、渦巻きバネ26
の配設部位内側に位置してボス38と同心に、仕
切壁としての円筒状の隔壁48が形成されてお
り、この隔壁48の上部開口部が蓋体30の底壁
40で覆蓋されることにより、ボス38のまわり
に円環状の空間である流体収容部50が形成され
ている。そして、この流体収容部50内にオイ
ル、グリース等の所定の粘性流体が収容されてい
る。また、蓋体70の底壁40および容器本体2
8の底壁34には、それぞれ、隔壁48の内側に
位置して、流体収容部50内に収容された粘性流
体中に突出する円筒状の突出部52,54が同心
的に形成されている。
の配設部位内側に位置してボス38と同心に、仕
切壁としての円筒状の隔壁48が形成されてお
り、この隔壁48の上部開口部が蓋体30の底壁
40で覆蓋されることにより、ボス38のまわり
に円環状の空間である流体収容部50が形成され
ている。そして、この流体収容部50内にオイ
ル、グリース等の所定の粘性流体が収容されてい
る。また、蓋体70の底壁40および容器本体2
8の底壁34には、それぞれ、隔壁48の内側に
位置して、流体収容部50内に収容された粘性流
体中に突出する円筒状の突出部52,54が同心
的に形成されている。
蓋体30がピン44回りに回転すると、流体収
容部50内に収容された粘性流体中において、そ
れら突出部52,54が、相対的に回転せしめら
れるようになつているのであり、これによつてそ
の蓋体30の回転に対し、流体収容部50内の粘
性流体の粘性抵抗に基づいて制動力が作用せしめ
られるようになつているのである。そしてそれ
故、渦巻きバネ26の付勢力に基づくピニオン1
8の回転時において、ピニオン18の回転が制動
せしめられるのであり、灰皿ケース4の押出速度
が渦巻きバネ26の付勢力に比べて緩やかに維持
されるのである。なお、上述の説明から明らかな
ように、本実施例では、流体収容部50およびそ
こに収容された粘性流体、更に該粘性流体中に突
出して形成された突出部52,54等からダンパ
機構が構成されている。
容部50内に収容された粘性流体中において、そ
れら突出部52,54が、相対的に回転せしめら
れるようになつているのであり、これによつてそ
の蓋体30の回転に対し、流体収容部50内の粘
性流体の粘性抵抗に基づいて制動力が作用せしめ
られるようになつているのである。そしてそれ
故、渦巻きバネ26の付勢力に基づくピニオン1
8の回転時において、ピニオン18の回転が制動
せしめられるのであり、灰皿ケース4の押出速度
が渦巻きバネ26の付勢力に比べて緩やかに維持
されるのである。なお、上述の説明から明らかな
ように、本実施例では、流体収容部50およびそ
こに収容された粘性流体、更に該粘性流体中に突
出して形成された突出部52,54等からダンパ
機構が構成されている。
一方、第1図および第2図に示されているよう
に、リテーナ2と灰皿ケース4との間には、不使
用時のとき、灰皿ケース4をその閉位置に係止す
るための係止機構56が設けられている。
に、リテーナ2と灰皿ケース4との間には、不使
用時のとき、灰皿ケース4をその閉位置に係止す
るための係止機構56が設けられている。
それらの図に示されているように、係止機構5
6は、灰皿ケース4の底壁22の下面後方のカム
形成部57に形成された溝状のカム58と、この
カム58に沿つて移動し、灰皿ケース4の閉位置
でこのカム58を係止して、灰皿ケース4の開方
向への移動を規制するロツクピン60を備えたロ
ツク機構62とから成つている。
6は、灰皿ケース4の底壁22の下面後方のカム
形成部57に形成された溝状のカム58と、この
カム58に沿つて移動し、灰皿ケース4の閉位置
でこのカム58を係止して、灰皿ケース4の開方
向への移動を規制するロツクピン60を備えたロ
ツク機構62とから成つている。
カム58は、第6図に上記ロツクピン60の移
動径路に沿つた断面図が示されているように、ロ
ツクピン60が移動するに従つて深さが浅くなる
ようにされた四つの傾斜部64乃至70から成つ
ており、それら傾斜部64乃至70の始端と末端
とが順次段差を介して連結されて一つの閉じた径
路を構成するようにされている。そして、傾斜部
64がその深い側の部分で灰皿ケース4の後方に
開口する状態で形成されると共に、各傾斜部の形
成方向が灰皿ケース4の前後方向(出し入れ方
向)において交互に異なるようにされている。
動径路に沿つた断面図が示されているように、ロ
ツクピン60が移動するに従つて深さが浅くなる
ようにされた四つの傾斜部64乃至70から成つ
ており、それら傾斜部64乃至70の始端と末端
とが順次段差を介して連結されて一つの閉じた径
路を構成するようにされている。そして、傾斜部
64がその深い側の部分で灰皿ケース4の後方に
開口する状態で形成されると共に、各傾斜部の形
成方向が灰皿ケース4の前後方向(出し入れ方
向)において交互に異なるようにされている。
一方、ロツク機構62は、リテーナ2の底壁2
4に立設されたピン72と、灰皿ケース4の前端
側の端部において該ピン72に回動可能に且つ摺
動可能に保持されると共に、ピン72に嵌装され
たコイルバネ76によつて常時灰皿ケース4側へ
付勢された、灰皿ケース4の前後方向に略平行に
配設されたロツクプレート74とを備えており、
かかるロツクプレート74の自由端側に前記ロツ
クピン60が植設された構成とされている。そし
て、これにより、灰皿ケース4の後方(閉方向)
への移動に従つて、ロツクピン60が前記傾斜部
64の開口からカム58内に導かれようになつて
いると共に、かかるカム58内に導かれたロツク
ピン60が灰皿ケース4の前後方向への移動に従
つて順次傾斜部64乃至70に沿つて移動せしめ
られるようになつている。
4に立設されたピン72と、灰皿ケース4の前端
側の端部において該ピン72に回動可能に且つ摺
動可能に保持されると共に、ピン72に嵌装され
たコイルバネ76によつて常時灰皿ケース4側へ
付勢された、灰皿ケース4の前後方向に略平行に
配設されたロツクプレート74とを備えており、
かかるロツクプレート74の自由端側に前記ロツ
クピン60が植設された構成とされている。そし
て、これにより、灰皿ケース4の後方(閉方向)
への移動に従つて、ロツクピン60が前記傾斜部
64の開口からカム58内に導かれようになつて
いると共に、かかるカム58内に導かれたロツク
ピン60が灰皿ケース4の前後方向への移動に従
つて順次傾斜部64乃至70に沿つて移動せしめ
られるようになつている。
従つて、第1図から明らかなように、灰皿ケー
ス4をその開位置から閉位置に押し込んだ後、そ
の押込力を解除すれば、後述するように、渦巻き
バネ26の付勢力に従う灰皿ケース4の前方(開
方向)への移動に伴い、ロツクピン60がカム5
8の傾斜部66と68との間の、灰皿ケース4の
前方に対してV字状を成す連結部に位置せしめら
れることとなるのであり、これによつて灰皿ケー
ス4の前方への移動が阻止されて、灰皿ケース4
がその閉位置に係止されることとなるのである。
なお、この閉位置から灰皿ケース4を再び押し込
めば、ロツクピン60が傾斜部68を案内されて
傾斜部70に導かれ、上記ロツクピン60による
灰皿ケース4の前方への移動の規制が解除される
ため、灰皿ケース4は再び前方への移動を許容さ
れることとなる。
ス4をその開位置から閉位置に押し込んだ後、そ
の押込力を解除すれば、後述するように、渦巻き
バネ26の付勢力に従う灰皿ケース4の前方(開
方向)への移動に伴い、ロツクピン60がカム5
8の傾斜部66と68との間の、灰皿ケース4の
前方に対してV字状を成す連結部に位置せしめら
れることとなるのであり、これによつて灰皿ケー
ス4の前方への移動が阻止されて、灰皿ケース4
がその閉位置に係止されることとなるのである。
なお、この閉位置から灰皿ケース4を再び押し込
めば、ロツクピン60が傾斜部68を案内されて
傾斜部70に導かれ、上記ロツクピン60による
灰皿ケース4の前方への移動の規制が解除される
ため、灰皿ケース4は再び前方への移動を許容さ
れることとなる。
以下、上記灰皿装置の作動を説明する。
先ず、灰皿ケース4をその開位置からリテーナ
2内に押し込むと、灰皿ケース4の後方への移動
に従い、ラツク16との噛み合いに基づいて、ピ
ニオン18が渦巻きバネ26を巻き込む方向に回
転され、その結果渦巻きバネ26にピニオン18
を逆方向へ回転させようとする付勢力が貯えられ
る。そして、灰皿ケース4が閉位置近くまで押し
込まれると、ロツク機構62のロツクピン60が
カム58の傾斜部64内に導かれ、その傾斜部6
4に沿つてカム58内を移動させられて、最終的
にはその傾斜部64の末端部に連なつて形成され
た傾斜部66の始端部まで移動させられる。従つ
て、その後灰皿ケース4から押込力を解除する
と、灰皿ケース4は渦巻きバネ26に貯えられた
付勢力に基づいて前方へ押し出されるが、前述の
ように、傾斜部64と66との間には段差が形成
されているため、ロツクピン60は傾斜部66に
沿つて移動し、傾斜部68との連結部(傾斜部6
8の始端部)に達する。つまり、これにより、前
述のように、灰皿ケース4の前方への移動が阻止
され、灰皿ケース4がその閉位置に保持されるこ
ととなる。なお、傾斜部66の前後方向の実質的
な長さは僅かでよく、灰皿ケース4の前端部が開
口するような弊害は、灰皿ケース4の前壁部をわ
ずかに厚くする等の手段によつて容易に回避する
ことができる。
2内に押し込むと、灰皿ケース4の後方への移動
に従い、ラツク16との噛み合いに基づいて、ピ
ニオン18が渦巻きバネ26を巻き込む方向に回
転され、その結果渦巻きバネ26にピニオン18
を逆方向へ回転させようとする付勢力が貯えられ
る。そして、灰皿ケース4が閉位置近くまで押し
込まれると、ロツク機構62のロツクピン60が
カム58の傾斜部64内に導かれ、その傾斜部6
4に沿つてカム58内を移動させられて、最終的
にはその傾斜部64の末端部に連なつて形成され
た傾斜部66の始端部まで移動させられる。従つ
て、その後灰皿ケース4から押込力を解除する
と、灰皿ケース4は渦巻きバネ26に貯えられた
付勢力に基づいて前方へ押し出されるが、前述の
ように、傾斜部64と66との間には段差が形成
されているため、ロツクピン60は傾斜部66に
沿つて移動し、傾斜部68との連結部(傾斜部6
8の始端部)に達する。つまり、これにより、前
述のように、灰皿ケース4の前方への移動が阻止
され、灰皿ケース4がその閉位置に保持されるこ
ととなる。なお、傾斜部66の前後方向の実質的
な長さは僅かでよく、灰皿ケース4の前端部が開
口するような弊害は、灰皿ケース4の前壁部をわ
ずかに厚くする等の手段によつて容易に回避する
ことができる。
一方、灰皿ケース4をその閉位置から開口させ
る場合には、灰皿ケース4を再び後方へ押し込め
ばよい。このようにすれば、ロツクピン60は、
前述のように、傾斜部68に沿つて移動し、傾斜
部70内に導かれて、灰皿ケース4が前方へ移動
することを許容する。従つて、ここで灰皿ケース
4から押込力を解除すれば、渦巻きバネ26の付
勢力に基づいてアクチユエータ14が灰皿ケース
4を自動的に開方向へ押し出し、図示しないスト
ツパ機構によつてその移動が阻止されるまで、灰
皿ケース4を前方へ押し出すこととなる。なお、
ロツクピン60は、この灰皿ケース4の前方への
移動に伴い、傾斜部70,64に沿つて導かれ
て、カム58から外れることとなる。
る場合には、灰皿ケース4を再び後方へ押し込め
ばよい。このようにすれば、ロツクピン60は、
前述のように、傾斜部68に沿つて移動し、傾斜
部70内に導かれて、灰皿ケース4が前方へ移動
することを許容する。従つて、ここで灰皿ケース
4から押込力を解除すれば、渦巻きバネ26の付
勢力に基づいてアクチユエータ14が灰皿ケース
4を自動的に開方向へ押し出し、図示しないスト
ツパ機構によつてその移動が阻止されるまで、灰
皿ケース4を前方へ押し出すこととなる。なお、
ロツクピン60は、この灰皿ケース4の前方への
移動に伴い、傾斜部70,64に沿つて導かれ
て、カム58から外れることとなる。
そして、本実施例では、この灰皿ケース4の前
方への移動時において、前述のように、渦巻きバ
ネ26の付勢力が粘性流体の粘性抵抗に起因して
減殺されるため、そのアクチユエータ14による
灰皿ケース4の押出速度が渦巻きバネ26の付勢
力に比べて緩やかなものとなるのである。
方への移動時において、前述のように、渦巻きバ
ネ26の付勢力が粘性流体の粘性抵抗に起因して
減殺されるため、そのアクチユエータ14による
灰皿ケース4の押出速度が渦巻きバネ26の付勢
力に比べて緩やかなものとなるのである。
なお、灰皿ケース4が前記ストツパ機構で規制
される開位置にある場合において、アクチユエー
タ14、即ち渦巻きバネ26になお付勢力が残つ
ているようにすることが、灰皿ケース4を開位置
に安定に保持する上で望ましい。これは、灰皿ケ
ース4をリテーナ2に挿入する際、開位置よりも
手前からラツク16でピニオン18を回転させる
ようにすること等により、容易に達成することが
できる。また、灰皿ケース4を開位置に保持する
機能を備えた位置決め機構を別個に設けてもよ
い。
される開位置にある場合において、アクチユエー
タ14、即ち渦巻きバネ26になお付勢力が残つ
ているようにすることが、灰皿ケース4を開位置
に安定に保持する上で望ましい。これは、灰皿ケ
ース4をリテーナ2に挿入する際、開位置よりも
手前からラツク16でピニオン18を回転させる
ようにすること等により、容易に達成することが
できる。また、灰皿ケース4を開位置に保持する
機能を備えた位置決め機構を別個に設けてもよ
い。
このように、本発明に従うアクチユエータ14
を用いた自動灰皿装置によれば、その開閉操作が
極めて簡単で済むのであり、灰皿ケース4の押出
速度も渦巻きバネ26の付勢力に比べて緩やかな
速度に維持できるため、吸殻や灰等が灰皿ケース
4の開口時のシヨツクなどによつて飛散すること
が良好に防止できるのである。また、そのように
灰皿ケース4がゆつくり押し出されることから、
灰皿装置の高級感が向上することにもなつたので
ある。
を用いた自動灰皿装置によれば、その開閉操作が
極めて簡単で済むのであり、灰皿ケース4の押出
速度も渦巻きバネ26の付勢力に比べて緩やかな
速度に維持できるため、吸殻や灰等が灰皿ケース
4の開口時のシヨツクなどによつて飛散すること
が良好に防止できるのである。また、そのように
灰皿ケース4がゆつくり押し出されることから、
灰皿装置の高級感が向上することにもなつたので
ある。
しかも、かかるアクチユエータ14では、付勢
力を貯える手段として渦巻きバネ26を用いると
共に、その強度を確保するために設定される該渦
巻きバネ26の巻心中央部の空間を利用して、そ
こにダンパ機構を設けたことによつて、極めてコ
ンパクトにまとめることが可能となつたのであ
る。即ち、渦巻きバネにあつては、良く知られて
いるように、その巻心径が小さいと内側端部に応
力集中を生じて折損の原因となるために、通常、
バネの板厚の15倍以上の巻心径をもつて形成され
るのであり、そのため、その巻心中央部には、所
定大きさの空間が形成されることとなるところか
ら、かかる空間を利用して、そこにダンパ機構を
構成することによつて、スペースの有効利用が、
極めて有利に達成され得るのである。
力を貯える手段として渦巻きバネ26を用いると
共に、その強度を確保するために設定される該渦
巻きバネ26の巻心中央部の空間を利用して、そ
こにダンパ機構を設けたことによつて、極めてコ
ンパクトにまとめることが可能となつたのであ
る。即ち、渦巻きバネにあつては、良く知られて
いるように、その巻心径が小さいと内側端部に応
力集中を生じて折損の原因となるために、通常、
バネの板厚の15倍以上の巻心径をもつて形成され
るのであり、そのため、その巻心中央部には、所
定大きさの空間が形成されることとなるところか
ら、かかる空間を利用して、そこにダンパ機構を
構成することによつて、スペースの有効利用が、
極めて有利に達成され得るのである。
また、このように、渦巻きバネ26をダンパ機
構の外側に配したことによつて、大きな付勢力を
貯え得る大径の渦巻きバネを、小さなスペース内
に効果的に納めることが出来ると共に、かかる渦
巻きバネ26の内側端部および外側端部の蓋体3
0および容器本体28に対する係止位置を、該蓋
体30の回転軸心から有利に離すことが出来、そ
れによつて、該渦巻きバネの付勢力によつて、か
かる蓋体30に対してより大きな回転モーメント
が及ぼされ得ることとなるのである。
構の外側に配したことによつて、大きな付勢力を
貯え得る大径の渦巻きバネを、小さなスペース内
に効果的に納めることが出来ると共に、かかる渦
巻きバネ26の内側端部および外側端部の蓋体3
0および容器本体28に対する係止位置を、該蓋
体30の回転軸心から有利に離すことが出来、そ
れによつて、該渦巻きバネの付勢力によつて、か
かる蓋体30に対してより大きな回転モーメント
が及ぼされ得ることとなるのである。
更にまた、上述の如きアクチユエータ14にお
いては、駆動機構を構成する渦巻きバネ26とダ
ンパ機構とのハウジングが、ピニオンメンバを構
成する蓋体30と容器本体28とによつて一体的
に構成されていることから、少ない部品点数をも
つて有利に構成され得るのである。
いては、駆動機構を構成する渦巻きバネ26とダ
ンパ機構とのハウジングが、ピニオンメンバを構
成する蓋体30と容器本体28とによつて一体的
に構成されていることから、少ない部品点数をも
つて有利に構成され得るのである。
さらに、かかるアクチユエータ14にあつて
は、渦巻きバネ26の付勢力およびダンパ機構の
制動力が、何れも、歯車部(ピニオン)18を有
するピニオンメンバに対して、何等の動力伝達機
構をも介することなく、直接に及ぼされることと
なるところから、簡略な構造をもつて有利に構成
され得るのである。
は、渦巻きバネ26の付勢力およびダンパ機構の
制動力が、何れも、歯車部(ピニオン)18を有
するピニオンメンバに対して、何等の動力伝達機
構をも介することなく、直接に及ぼされることと
なるところから、簡略な構造をもつて有利に構成
され得るのである。
そして、このような構造とされたアクチユエー
タ14にあつては、付勢手段とダンパ機構とを一
体的に備えて成る一部材として取り扱うことがで
きることから、従来の自動灰皿装置のように、バ
ネ手段とダンパ手段とを別々に取り扱う必要がな
いのであり、それ故、生産ライン中での灰皿装置
の組付作業性、延いてはその生産性が有利に向上
され得ると共に、かかるアクチユエータ14の取
付スペース並びにそれに伴うデツドスペースを可
及的に狭く為され得ることとなつたのである。
タ14にあつては、付勢手段とダンパ機構とを一
体的に備えて成る一部材として取り扱うことがで
きることから、従来の自動灰皿装置のように、バ
ネ手段とダンパ手段とを別々に取り扱う必要がな
いのであり、それ故、生産ライン中での灰皿装置
の組付作業性、延いてはその生産性が有利に向上
され得ると共に、かかるアクチユエータ14の取
付スペース並びにそれに伴うデツドスペースを可
及的に狭く為され得ることとなつたのである。
以上、本発明の一実施例を説明したが、これは
文字通りの例示であつて、本発明がかかる具体例
に限定して解釈されるべきでないことは勿論であ
る。
文字通りの例示であつて、本発明がかかる具体例
に限定して解釈されるべきでないことは勿論であ
る。
例えば、前記実施例では、粘性流体の粘性抵抗
が作用せしめられる突出部が円筒形状をもつて形
成されていたが、突出部はこれに限定されるもの
ではなく、蓋体30および容器本体28の何れか
一方の側から粘性流体に突入し得るものであれば
よいのであつて、複数のフインが流体収容部50
内に延び出させられた形状のものや、或いは蓋体
30若しくは容器本体28側から粘性流体中に突
入する凹凸部を設け、かかる凹凸部で粘性流体の
粘性抵抗作用を受けるようにしてもよいのであ
る。
が作用せしめられる突出部が円筒形状をもつて形
成されていたが、突出部はこれに限定されるもの
ではなく、蓋体30および容器本体28の何れか
一方の側から粘性流体に突入し得るものであれば
よいのであつて、複数のフインが流体収容部50
内に延び出させられた形状のものや、或いは蓋体
30若しくは容器本体28側から粘性流体中に突
入する凹凸部を設け、かかる凹凸部で粘性流体の
粘性抵抗作用を受けるようにしてもよいのであ
る。
また、前記実施例では、容器本体28のリテー
ナ2への固定と、蓋体30の容器本体28に対す
る回転可能な保持とが共通のピン44によつて同
時に達成されるようになつていたが、容器本体2
8をリテーナ2に固定する部材と、蓋体30を容
器本体28に対して回転可能に保持せしめる部材
とは別部材であつても何等差支えはない。
ナ2への固定と、蓋体30の容器本体28に対す
る回転可能な保持とが共通のピン44によつて同
時に達成されるようになつていたが、容器本体2
8をリテーナ2に固定する部材と、蓋体30を容
器本体28に対して回転可能に保持せしめる部材
とは別部材であつても何等差支えはない。
更にまた、前記実施例では、ラツク16が灰皿
ケース4の底壁22の幅方向中央部に設けられ、
ラツク16に加えられる押出力(付勢力)が灰皿
ケース4の両側壁10にバランス良く分散され
て、灰皿ケース4がスムーズに押し出されるよう
にされていたが、かかるラツク16は灰皿ケース
4の幅方向端部近傍、更には灰皿ケース4の側壁
10に設けてもよい。この場合、付勢機構20の
取付位置も、当然のことながら、そのラツク16
に対応する部位に設けられることとなるが、その
取付部材は必ずしもリテーナ2である必要はな
く、車体側に固定の静止部材であればよい。
ケース4の底壁22の幅方向中央部に設けられ、
ラツク16に加えられる押出力(付勢力)が灰皿
ケース4の両側壁10にバランス良く分散され
て、灰皿ケース4がスムーズに押し出されるよう
にされていたが、かかるラツク16は灰皿ケース
4の幅方向端部近傍、更には灰皿ケース4の側壁
10に設けてもよい。この場合、付勢機構20の
取付位置も、当然のことながら、そのラツク16
に対応する部位に設けられることとなるが、その
取付部材は必ずしもリテーナ2である必要はな
く、車体側に固定の静止部材であればよい。
そして、この意味において、本発明は、灰皿ケ
ースが一軸回りに回動される形式の灰皿装置、所
謂回動式の灰皿装置にも適用し得るものである。
ただしこの場合には、ラツク16は灰皿ケース4
の側壁に、灰皿ケースの出し入れ方向である回動
軸を中心としたセクタ状に設けられ、ピニオン1
8を備えた付勢機構20はそのラツクに対応して
設けられることとなる。
ースが一軸回りに回動される形式の灰皿装置、所
謂回動式の灰皿装置にも適用し得るものである。
ただしこの場合には、ラツク16は灰皿ケース4
の側壁に、灰皿ケースの出し入れ方向である回動
軸を中心としたセクタ状に設けられ、ピニオン1
8を備えた付勢機構20はそのラツクに対応して
設けられることとなる。
また、前記実施例では、カム58とロツク機構
62とによつて係止機構56が構成され、この係
止機構56によつて灰皿ケース4が閉位置に保持
されるようになつていたが、この係止機構は必ず
しも前記実施例の如き構成のものに限定されるも
のではなく、種々の構成のものを採用することが
可能である。
62とによつて係止機構56が構成され、この係
止機構56によつて灰皿ケース4が閉位置に保持
されるようになつていたが、この係止機構は必ず
しも前記実施例の如き構成のものに限定されるも
のではなく、種々の構成のものを採用することが
可能である。
さらに、本発明は、前記実施例のように、自動
車用自動灰皿装置に採用して特に好適なものであ
るが、これに限定されるものではなく、グラブボ
ツクス等の他の車両用収納体装置、更には車両用
以外の収納体装置等にも広く適用することが可能
である。
車用自動灰皿装置に採用して特に好適なものであ
るが、これに限定されるものではなく、グラブボ
ツクス等の他の車両用収納体装置、更には車両用
以外の収納体装置等にも広く適用することが可能
である。
その他、一々列挙はしないが、本発明が、その
趣旨を逸脱しない範囲内において、種々なる変
更、修正、改良等を施した態様で実施できること
は、言うまでもないところである。
趣旨を逸脱しない範囲内において、種々なる変
更、修正、改良等を施した態様で実施できること
は、言うまでもないところである。
第1図は本発明に伴うアクチユエータを備えた
自動車用自動灰皿装置の一例を示す一部切欠底面
説明図であり、第2図及び第3図はそれぞれその
−断面図及び−断面図(要部断面図)で
ある。第4図は第1図におけるアクチユエータの
付勢機構を示す断面図であり、第5図はその分解
斜視図である。第6図は第1図における係止機構
のカムの構造を説明するための説明断面図であ
る。 2:リテーナ、4:灰皿ケース、14:アクチ
ユエータ、16:ラツク、18:ピニオン、2
0:付勢機構、26:渦巻きバネ、28:容器本
体、30:蓋体、32:バネ収容容器、48:隔
壁、50:流体収容部、52:突出部、54:突
出部、56:係止機構。
自動車用自動灰皿装置の一例を示す一部切欠底面
説明図であり、第2図及び第3図はそれぞれその
−断面図及び−断面図(要部断面図)で
ある。第4図は第1図におけるアクチユエータの
付勢機構を示す断面図であり、第5図はその分解
斜視図である。第6図は第1図における係止機構
のカムの構造を説明するための説明断面図であ
る。 2:リテーナ、4:灰皿ケース、14:アクチ
ユエータ、16:ラツク、18:ピニオン、2
0:付勢機構、26:渦巻きバネ、28:容器本
体、30:蓋体、32:バネ収容容器、48:隔
壁、50:流体収容部、52:突出部、54:突
出部、56:係止機構。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 互いに移動可能に組み合わされる二つの部材
間に配設されて、それら両部材に対して移動方向
の駆動力を及ぼすアクチユエータであつて、 互いに組み合わされる前記何れか一方の部材に
設けられたラツクメンバと、 該ラツクメンバに噛合する歯車部を有すると共
に、該歯車部の回転軸に略直角な方向に延び出す
蓋体を一体的に備えてなるピニオンメンバと、 かかるピニオンメンバに組み付けられることに
より、該ピニオンメンバを前記歯車部の回転軸回
りに回転可能に支持すると共に、該ピニオンメン
バにおける蓋体との間に収容空間を形成する、互
いに組み合わされる前記何れか他方の部材に対し
て固着せしめられる容器本体と、 前記収容空間の内部において、前記ピニオンメ
ンバにおける回転軸の周囲に位置し、該ピニオン
メンバおよび前記容器本体の何れか一方の側から
他方の側に向かつて突出形成されることにより、
かかる収容空間を内周部分と外周部分とに仕切る
環状の仕切壁と、 前記収容空間の内周部分に所定の粘性流体が収
容されると共に、前記ピニオンメンバおよび前記
容器本体の少なくとも何れか一方の側から、該粘
性流体中に突入する突出部が形成されることによ
つて構成されたダンパ機構と、 前記収容空間の外周部分において、前記仕切壁
を囲むようにして収容配置されると共に、その両
端部が、前記ピニオンメンバおよび前記容器本体
の各一方に対して、それぞれ係止されることによ
り、かかるピニオンメンバの回転作動に基づい
て、該ピニオンメンバを逆方向に回転させる付勢
力を貯える渦巻きバネとを、 含んで構成したことを特徴とするアクチユエー
タ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5223183A JPS59179430A (ja) | 1983-03-28 | 1983-03-28 | 車両用収納箱 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5223183A JPS59179430A (ja) | 1983-03-28 | 1983-03-28 | 車両用収納箱 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59179430A JPS59179430A (ja) | 1984-10-12 |
| JPH0459176B2 true JPH0459176B2 (ja) | 1992-09-21 |
Family
ID=12908956
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5223183A Granted JPS59179430A (ja) | 1983-03-28 | 1983-03-28 | 車両用収納箱 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59179430A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0754532Y2 (ja) * | 1988-11-30 | 1995-12-18 | 日本発条株式会社 | グラブドア用緩衝装置 |
| JPH0437049U (ja) * | 1990-07-26 | 1992-03-27 | ||
| JP2003104096A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-09 | Somic Ishikawa Inc | 車両用シートの昇降装置 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5917016Y2 (ja) * | 1978-03-24 | 1984-05-18 | 日本ビクター株式会社 | プツシユボタンの復帰動作緩衝装置 |
| JPS5557168U (ja) * | 1978-10-07 | 1980-04-18 | ||
| JPS5917016U (ja) * | 1982-07-20 | 1984-02-01 | ヤマハ株式会社 | バイアス発振回路 |
-
1983
- 1983-03-28 JP JP5223183A patent/JPS59179430A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59179430A (ja) | 1984-10-12 |
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