JPH0459248A - ハニカムパネルの製造方法 - Google Patents

ハニカムパネルの製造方法

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JPH0459248A
JPH0459248A JP2169778A JP16977890A JPH0459248A JP H0459248 A JPH0459248 A JP H0459248A JP 2169778 A JP2169778 A JP 2169778A JP 16977890 A JP16977890 A JP 16977890A JP H0459248 A JPH0459248 A JP H0459248A
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Kunihiko Hirosaki
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、ノ\ニカム材を芯材とし、このノ1ニカム材
の両面に、プリプレグシート材からなる表面材が接合さ
れてなる/Sニカムノクネルの製造方法の改善に関する
「技術背景」 先ず、その技術背景等について述べる。
表面材がプリプレグシート材からなるノ1ニカムパネル
にあっては、プリプレグシート材力く柔軟性を有する柔
性材であることにより、特に、高精度な曲面ハニカムパ
ネルの成形が容易。プリプレグシート材に含まれている
樹脂によってノ1ニカム材に接合可能なため、ノ1ニカ
ムノ々ネル成形時のセツティング等が容易、容易に所望
の厚さの表面材を形成することが可能であり、さらに、
同一ハニカム材を芯材として同一強度のハニカムパネル
を成形する際、例えば、表面材にアルミ板を用いた場合
に比し、軽量なハニカムパネルが得られる事等からして
、近年、航空機、宇宙機器等の尖端機器の各種構造材等
として多用されている。
「従来の技術」 ハニカム材の両面に、柔性材よりなるプリプレグシート
材を表面材として接合することにより成形されるハニカ
ムパネルも、例えば、アルミ板等の板体を表面材として
ハニカム材の両面に接合することにより成形される一般
のハニカムパネルの場合と同様、例えば、ホットプレス
における型部材として機能する熱盤間に、ハニカム材を
中心として、その両面にプリプレグシート材をセットす
ることによりハニカムパネルを仮組立状態に組立て、次
に、このように組立てられた仮組立状態のハニカムパネ
ルをホットプレスにより加熱加圧することによりハニカ
ムパネルは成形されていた。
ところで、従来の係る製造方法にあっては、プリプレグ
シート材が、例えば、繊維状のカーボン、ケブラ、ガラ
ス等の織布、不織布に樹脂を含浸せしめることにより形
成された柔性材よりなるため、ハニカムパネル成形時の
、加熱による樹脂の収縮、加圧による押圧等の相乗作用
により、成形されたハニカムパネルの表面材におけるノ
1ニカム材の各セルの中空部に対応する部位には、殆ど
の場合凹部が生じるとともに、また、時には、同時に多
数のピンホールが生じていた。したがって、表面材に凹
部等が生じたノ1ニカムノ々ネルにあってC′!、平面
精度が低く、そのままの状態では、例えば、高い平面精
度を有するノ1ニカムノでネルが要求される航空機、宇
宙機器等の構造材等としては使甲することができなかっ
た。
よって、係るハニカムパネルを航空機、宇宙機器等の構
造材等として用いる場合、プリプレグシート材からなる
表面材は、その厚さが薄0とともに、特に、その材質等
からして、切削加工等番こより凸部を削ることにより平
面精度を高めること力(できないので、従来は一般に、
ポリエステル7々テ等の修正パテにより凹部等を修正し
た後、その表面を研磨等によって仕上げ、平面精度を高
めていた。
「発明が解決しようとする課題」 ところで、このようなハニカムパネルは、通常、ハニカ
ムパネル成形時、プリプレグシート材と熱盤との接着を
防止する等のため、両者間に、例えば離形紙を介装して
ハニカムパネルは成形されている。ために、形成された
ハニカムパネルの表面材に存在する凹部の表面も略滑ら
かな状態となっている。したがって、パテを強固に付着
させるためには、−旦、表面材の面に粗面加工を施した
後、パテ修正を行う必要がある。然るに、このパテ修正
によって表面材の面を略平らに修正するには、−度に厚
く塗ることはできず、複数回に別けて塗り重ねなければ
ならないので、係る作業が面倒で多くの工数を要し、さ
らに、研磨等による仕上加工も必要なため、ハニカムパ
ネルが高価となるという問題が指摘されていた。
本発明は、上述の事情に鑑みなされたもので、その目的
とするところは、平面精度に優れたプリプレグシート材
からなる表面材が)1ニカム材の両面に接合されてなる
ハニカムパネルを、容易に成形することができるハニカ
ムパネルの製造方法を提案することにある。
「課題を解決するための手段」 本発明は、上記目的を達成すべくなされたもので、その
技術的解決手段は、次のとおりである。
本発明は、ハニカム材を芯材とし、このノ\ニカム材の
両面に、それぞれプリプレグシート材からなる表面材が
接合されてなるハニカムパネルの製造方法であって、次
の工程を有している。
すなわち、型部材上にハニカム材を中心として、このハ
ニカム材の両面に、それぞれ内側から順に、内部プリプ
レグシート材、ピールプライ材、離形紙をセットする内
部プリプレグシート材接合準備工程と、前記型部材上に
セットされた内部プリプレグシート材を、ピールプライ
、離形紙を介して加熱加圧装置により加熱加圧すること
によって内部プリプレグシート材をハニカム材に接合す
るとともに、内部表面部材を形成する内部表面部材形成
工程と、ハニカム材に接合された内部表面部材からピー
ルプライ材を剥離し、内部表面部材の表面に粗面を形成
する粗面形成工程と、次に、内部表面部材の表面に、そ
れぞれ外部プリプレグシート材をセットし、このような
状態にセットされた外部プリプレグシート材を、前記加
熱加圧装置による加熱加圧により、外部表面部材を形成
するとともに、内部表面部材に接合し、表面材を形成す
る最終工程とを有してなっている。
「作用ヨ 本発明に係るハニカムパネルの製造方法は、上記手段よ
りなるので、以下の如く作用する。
すなわち、この発明に係るハニカムパネルの製造方法に
あっては、内部プリプレグシート材接合準備工程におい
て、型部材上にハニカム材を中心として、その両面に、
内側から内部プリプレグシート材、ピールプライ材、離
形紙の順にそれぞれセットされた内部プリプレグシート
材を、次の内部表面部材形成工程において、加熱加圧装
置にょリピールプライ材、離形紙を介して所定の温度、
所定の加圧力をもって所定時間、加熱加圧することによ
って、内部プリプレグシート材に含まれていた樹脂は融
解し、その一部がハニカム材側、ピールプライ材調にそ
れぞれ流れ出る。そして、ハニカム材側に流れ出た樹脂
は、ハニカム材のセル壁端部に付着する。また、ピール
プライ材調に流れ出た樹脂は、ナイロン生地にシリコー
ン樹脂をコーティング焼付することにより形成されたピ
ールプライ材の織目内に侵入する。ところで、ピールプ
ライ材の外面には密接状態に離形紙が位置しているので
、ピールプライ材内に侵入した樹脂が、ピールプライ材
の外面側から漏出することはない。
次に、このように変移した状態の樹脂を硬化せしめるこ
とにより、完全に硬化した内部プリプレグシート材によ
って内部表面部材が形成される。
そして、この内部表面部材は、セル壁端部に付着した樹
脂により、その下面がハニカム材に接合されているとと
もに、また、ピールプライ材内に侵入した樹脂は、その
状態のままで硬化している。
なお、このようにして形成された内部表面部材は、柔性
材よりなる内部プリプレグシートによって形成されてい
るので、形成過程における加熱による樹脂の収縮、加圧
による押圧等の相乗作用により、ハニカム材における各
セルの中空部と対応する部位には、殆どの場合、凹部が
形成されている。
次の粗面形成工程において、内部表面部材がら′ピール
プライ材を剥離することにより、内部表面部材の表面に
は、その全面に亘すピールプライ材の織目内に侵入し、
その状態のままで完全に硬化した樹脂によって形成され
た微細な凹凸よりなる粗面が形成される。
次の最終工程において、このように、その表面に粗面が
形成されている内部表面部材の粗面上に、それぞれ外部
プリプフレグシート材をセットした後、加熱加圧装置に
より所定の加熱加圧条件下で所定時間加熱加圧すること
により、外部プリプレグシート材に含まれていた樹脂は
融解し、その−部が内部表面部材側に流れ出る。
ところで、例えば、内部表面部材に凹部が存在している
場合であっても、この流れ出た樹脂の内、加熱加圧装置
による加熱加圧の進行に伴ない、先ず、内部表面材と加
熱加圧装置により押圧された部位、すなわち、ハニカム
材のセル壁と対応する部位に位置する外部プリプレグシ
ート材から流れ出た樹脂により、その部位に位置する内
部表面部材の粗面が埋められるとともに、その他の樹脂
は、そこに止まることなく、近傍の粗面を埋めつつ内部
表面部材の凹部方向に押し流されるように移動し、やが
て、凹部に至り、そこに溜まる。順次、このようにして
、押圧された部位の外部プリプレグシート材から流れ出
し、粗面を埋めつつ凹部に溜まった樹脂により、内部表
面部材の粗面および凹部は次第に埋め尽される。したが
って、例えば、凹部にピンホールが存在している場合で
も、これらピンホールも埋められる。そして、また、こ
れら内部表面部材の粗面および凹部を埋め尽した樹脂は
、同時に、内面表面部材に全面的に付着する。
また、この過程において、加熱加圧されている外部プリ
プレグシート材には、内面表面部材の形成時と同様、加
熱による樹脂の収縮、加圧にょる押圧等の相乗作用によ
り、内部表面部材の凹部に対応する部位、すなわち、ハ
ニカム材のセルの中空部に対応する部位に、凹部等を形
成すべき作用が生じるが、係る作用は、内部表面部材の
凹部に、この凹部を埋め尽すように溜まった樹脂によっ
て阻止される。そして、この工程の最終段階において、
外部プリプレグシート材は全面的に均一に加圧されるの
で、所定の条件下で所定時間加熱加圧した後、樹脂を硬
化せしめることにより、完全に硬化した外部プリプレグ
シート材によって形成された外部表面部材には、凹等が
生じることは殆どなく、外部表面部材は高い平面精度を
有している。
もって、この外面部材と内部表面部材とからなる平面精
度に優れた表面材を備えたハニカムパネルが得られる。
また、表面材を形成する外部表面部材と内部表面部材と
は、内部表面部材の粗面を介して一体的に強固に接合さ
れているので、外部表面部材が内部表面部材から剥離す
る等の事態が生しることは全くない。
したがって、このハニカムパネルの製造方法によれば、
面倒で多くの工数を要するパテによる修正作業、パテの
付着を強固にするための粗面加工等が不要なため、容易
にハニカムパネルを成形することが可能で、しかも、研
磨等による仕上加工を施すことなく平面精度に優れたハ
ニカムパネルを成形することができる。
「実施例」 以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて説明する。
第1図は、ハニカム材の斜視概略図、第2図乃至第5図
は、それぞれハニカムパネルの製造過程を示すもので、
第2図は、ホットプレスの熱盤間に、ハニカム材を中心
として内部プレプグシート材、ピールプライ材、離形紙
をそれぞれ所定の位置関係にセットした状態を示す説明
図、第3図は、ハニカム材に接合された内部表面部材か
らピールプライ材、離形紙を剥離する過程を示す要部の
説明図、第4図は、内部表面部材上に外部プリプレグシ
ート材、離形紙をセットした状態を示す要部の説明図、
第5図は、表面材から離形紙を剥離する過程を示す要部
の説明図である。
先ず、ハニカム材の概略について説明する。
第1図において、1は予め準備されるハニカム材であり
、このハニカム材1は、例えば、箔状のアルミ材、適宜
厚さのアラミツドペーパ等を基材とし、周知の展張成形
手段により成形されており、図示例においては、セル壁
4により形成された所定のセルサイズ、高さを備えた略
正六角形の中空柱状のセル2の平面的集合体よりなり、
軽量性に優れた特性を有しているとともに、重量対強度
比にも優れ、かつ、平面精度にも優れている。
なお、3はセル2の中空部である。
また、予め準備されるハニカム材について、上述の実施
例においては、略正六角形の中空柱状のセル2の平面的
集合体よりなるハニカム材1について説明したが、ハニ
カム材は実施例に限定されるものではなく、例えば、曲
面状のハニカムパネルを成形する場合には、上述のハニ
カム材1を、さらに、所定量オーバー展張、すなわち、
セルを形成するセル壁の折曲角が略90°をなし、セル
の平面形状が略長方形状となるまで展張することによっ
て成形された曲面形成用のハニカム材(所謂オーバーエ
キスパンドコア)等を用いることにより、容易に高精度
な曲面状のハニカムパネルを成形することができる。
ハニカム材はこのようになっている。
次に、ハニカムパネルの製造方法について、平板状のハ
ニカムパネルの製造過程を示す実施例に基づいて、内部
プリプレグシート材接合準備工程、内部表面部材形成工
程、粗面形成工程、最終工程の順に詳述する。
先ず、内部プリプレグシート材接合準備工程について、
第2図を参照して説明する。
第2図において、6はホットプレス5における型部材と
して機能する一対の熱盤である。この下方部の熱盤6上
に、先ず、離形紙7をセットし、その上にナイロン生地
にシリコーン樹脂をコーテイングし、これを焼付けるこ
とにより形成されたピールプライ材8、その上面に繊維
状のカーボン、ケブラ、ガラス等の織布、不織布に樹脂
を含浸させ、この樹脂を半硬化状態に硬化せしめること
により形成された内部プリプレグシート材9をセットし
た後、さらにその上に、先に準備されたハニカム材1セ
ツトし、このハニカム材上に、下から順に、内部プリプ
レグシート材9、ピールプライ材8、離形紙7をセット
することにより、熱盤6間に、ハニカム材1を中心とし
て、このハニカム材1の両面に、それぞれ内側から順に
、内部プリプレグシート材9、ピールプライ材8、離形
紙7がセットされる。
内部プリプレグシート材接合準備工程はこのようになっ
ている。
次に、内部表面部材形成工程について第3図における図
面向って左側を参照して説明する。
内部プリプレグシート材接合準備工程において、ホット
プレス5の熱盤6間に、それぞれ所定の位置関係にセッ
トされた各部材、すなわち、ハニカム材1、内部プリプ
レグシート材9、ピールプライ材8、離形紙7を、熱盤
6によって所定の温度、所定の加圧力をもって所定時間
、加熱加圧することにより、ハニカム材1に当接状態に
セットされていた内部プリプレグシート材9は、ピール
プライ材8、離形紙7を介して加熱加圧される。この加
熱加圧により内部プリプレグシート材9に含まれていた
樹脂は融解し、その一部がハニカム材1側、ピールプラ
イ材8側にそれぞれ流れ出る。然して、ハニカム材1側
に流れ出た樹脂(図示せず)は、ハニカム材1のセル壁
端部4aに付着する。
また、ピールプライ材8側に流れ出た樹脂(図示せず)
は、ピールプライ材8の織目内に侵入する。ところで、
ピールプライ材8の外面には密接状態に離形紙7が位置
しているので、ピールプライ材8内に侵入した樹脂が、
ピールプライ材8の外表面側から漏出することはない。
次に、このように変移した状態の樹脂を硬化せしめるこ
とにより、完全に硬化した内部プリプレグシート材9に
よって内部表面部材10が形成される。そして、この内
部表面部材10は流れ出しセル壁端部4aに付着した樹
脂により、その下面がハニカム材1に接合されていると
ともに、また、ピールプライ材8内に侵入した樹脂は、
侵入状態のままで硬化している。
なお、このようにして形成された内部表面部材10は、
柔性材よりなる内部プリプレグシート材9によって形成
されているので、形成過程における加熱による樹脂の収
縮、加圧による押圧等の相乗作用により、各セル2の中
空部3と対応する部位には、殆どの場合、中空部3内に
略球面状に窪んだ凹部11が形成されている。
内部表面部材形成工程はこのようになっている。
次に、粗面形成工程について、第3図を参照して説明す
る。
上述の内部表面部材形成工程において、形成された内部
表面部材10上に、その織目内に侵入し、硬化した樹脂
を介して重合状態で位置しているピールプライ材8と、
このピールプライ材8上に密接状態で位置している離形
紙7とを剥離することにより、内部表面部材10の表面
には、その全面に亘りピールプライ材8の織目内に侵入
し、侵入状態のままで完全に硬化した樹脂により形成さ
れた微細な凹凸よりなる粗面12が形成される。
なお、ピールプライ材8を内部表面部材10から剥離す
る際、内部表面部材10とピールプライ材8は、内部表
面部材10の形成過程において、ピールプライ材8の織
目内に侵入し、硬化した内部表面部材10の樹脂が、ピ
ールプライ材8の織目内に食込み、重合状態となってい
るものの、両者は完全な接着状態にはなっていないので
、端部から剥がすことにより、容易にピールプライ材8
を剥離することが、できる。
粗面形成工程はこのようになっている。
次に、最終工程について、第4図、第5図を参照(第2
図をも参照)して説明する。
ホットプレス5の熱盤6間に、先ず第4図に示す如く、
その表面に粗面12が形成されている内部表面部材10
の粗面12上に、それぞれ外部プリプレグシート材13
をセットした後、その表面上に離形紙7をセットし、次
に、熱盤6により所定の加熱加圧条件下で、所定時間加
熱加圧することにより、外部プリプレグシート材13に
含まれていた樹脂は融解し、その一部が内部表面部材1
0側に流れ出る。
ところで、この流れ出た樹脂の内、熱盤6による加熱加
圧の進行に伴い、先ず、内部表面部材10と熱盤6とに
より押圧された部位、すなわち、ハニカム材1のセル壁
4と対応する部位に位置する外部プリプレグシート材1
3から流れ出た樹脂(図示せず)により、その部位に位
置する内部表面部材10の粗面12が埋められるととも
に、その他の樹脂、すなわち、余った樹脂は、そこに止
まることなく、近傍の粗面12を埋めつつ内部表面部材
10の凹部11方向に押し流されるように移動し、やが
て、凹部11に至り、そこに溜まる。
順次、このようにして、押圧された部位の外部プリプレ
グシート材13から流れ出し、粗面12を埋めつつ凹部
11に溜まった樹脂により、内部表面部材10の粗面1
2および凹部11は次第に埋め尽される。したがって、
例えば、凹部11にピンホールが存在している場合でも
、これらピンホールも埋められる。そして、また、これ
ら内部表面部材10の粗面12および凹部11を埋め尽
した樹脂は、同時に、内部表面部材10に全面的に付着
する。
また、この過程において、加熱加圧されている外部プリ
プレグシート材13には、内部表面部材10の形成時と
同様、加熱による樹脂の収縮、加圧による押圧等の相乗
作用により、内部表面部材10の凹部11に対応する部
位、すなわち、ノにカム材1のセル2の中空部3に対応
する部位に、凹部等を形成すべき作用が生じるが、係る
作用は、内部表面部材10の凹部11に、この凹部11
を埋め尽すように溜まった樹脂によって阻止される。
そして、この工程の最終段階において、外部プリプレグ
シート材13は、熱盤6により全面的に均一に加圧され
るので、所定の条件下で所定時間加熱加圧した後、樹脂
を硬化せしめることにより、完全に硬化した外部プリプ
レグシート材13によって形成された外部表面部材14
には、凹部等が生じることは殆どなく、外部表面部材1
4は高い平面精度を有している。
もって、この外部表面部材14と内部表面部材10とか
らなる平面精度に優れた表面材15を備えたハニカムパ
ネル16が得られる。
また、表面材15を形成する外部表面部材14と内部表
面部材10とは、内部表面部材10の粗面12を介して
一体的に強固に接合されているので、外部表面部材14
が内部表面部材10から剥離する等の事態が生じること
は全くない。
なお、上述の実施例においては、平板状のハニカムパネ
ル16をホットプレス6を用いて成形する方法について
説明したが、本発明は実施例に限定されるものではなく
、例えば、曲面状のハニカムパネルを成形する場合には
、曲面形成用のノ1ニカム材(例えば、オーバーエキス
パンドコア)を芯材とし、曲面状の型面を有する型部材
上に、所定の位置関係に各部材をセットし、係る状態に
セットされた各部材を、例えば、オートクレーブ等の加
熱加圧炉を用いて形成することにより、容易に、面精度
に優れたプリプレグシート材からなる表面材を備えた曲
面状のハニカムパネルを成形することができる。
最終工程はこのようになっている。
本発明に係るハニカムパネルの製造方法は、以上説明し
たようになっている。
したがって、内部プリプレグシート材9からなる内部表
面部材10は、形成にあたって、ピールブライ材8を介
して形成されているので形成後、ピールプライ材8を剥
離することのみにより内部表面部材10の表面には微細
な凹凸によりなる粗面12が形成される。
次に、この内部表面部材10の粗面12上に、外部プリ
プレグシート材13をセットし、ホットプレス5による
加熱加圧により、外部表面部材14を形成する際、例え
ば、内部表面部材10に凹部11等が存在している場合
でも、ホットプレス5の加熱加圧の進行に伴い内部表面
部材10の粗面12および凹部11等は、外部ブリプレ
グシー部材13から流れ出た樹脂により、次第に埋め尽
されるとともに、また、同時に、これらの樹脂は粗面1
2に全面的に付着する。然して、この工程の最終段階に
おいて、外部プリプレグシート材13は熱盤6により全
面的に均一に加圧されるため、形成された外部表面部材
14は高い平面精度を有している。もって、この外部表
面部材14と内部表面部材10とからなる平面精度に優
れた表面材15を備えたハニカムパネル16を成形する
ことができる。
なお、表面材15を形成する外部表面部材14と内部表
面部材10とは、内部表面部材10の粗面12を介して
接合されているので、極めて強固に接合されている。
「発明の効果」 以上詳述した如く、本発明に係るハニカムパネルの製造
方法にあっては、次の効果を発揮する。
すなわち、この発明のハニカムパネルの製造方法によれ
ば、先ず、最初に形成され、ハニカム材に直接接合され
る内部プリプレグシート材からなる内部表面部材は、形
成時、ピールプライ材を介して形成されているので、形
成後、ピールプライ材を剥離することのみにより、その
表面には、微細な凹凸よりなる粗面が形成される。
次に、この内部表面部材の粗面上に、外部プリプレグシ
ート材からなる外部表面部材を形成を形成する際、この
過程において、融解し、流れ出た外部プリプレグシート
材に含まれていた樹脂により、内部表面部材の粗面、凹
部等が埋められるとともに、この工程の最終段階におい
て、外部プリプレグシート材は加熱加圧装置により全面
的に均一に加圧されるため、形成された外部表面部材は
高い平面精度を有している。もって、互いに強固に接合
された外部表面部材と内部表面部材とからなる平面精度
に優れた表面材を備えたノ1ニカムパネルが得られる。
したがって、このハニカムパネルの製造方法にあっては
、面倒で多くの工数を要するパテによる修正作業、パテ
の付着を強固にするための粗面加工等が不要となるため
、ハニカムパネルの成形が容易となり、しかも、研磨等
による仕上加工を施すことなく平面精度に優れたハニカ
ムパネルを成形することができるので、成形コストの大
幅な低減が可能となる。
このように、この種従来例に存した問題点が一掃される
等、本発明の発揮する効果は顕著にして大なるものがあ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明に係るハニカムパネルの製造方法の実施
例を示すもので、第1図は、ハニカム材の斜視概略図、
第2図乃至第5図は、それぞれハニカムパネルの製造過
程を示し、第2図は、ホットプレスの熱盤間に、ハニカ
ム材を中心として下部プリプレグシート材、ピールプラ
イ材、離形紙をそれぞれ所定の位置関係にセットした状
態を示す説明図、第3図は、ハニカム材に接合された内
部表面部材からピールプライ材、離形紙を剥離する過程
を示す要部の説明図、第4図は、内部表面部材上に外部
プリプレグシート材、離形紙をセットした状態を示す要
部の説明図、第5図は、表面材から離形紙を剥離する過
程を示す要部の説明図である。 1・・・・・・ハニカム材、2・・・・・・セル、3・
・・・・・中空部、4・・・・・・セル壁、4a・・・
・・・セル壁端部、5・・・・・・ホットプレス、6・
・・・・・熱盤、7・・・・・・離形紙、8・・・・・
・ピールプライ材、9・・・・・・内部プリプレグシー
ト材、10・・・・・・内部表面部材、11・・・・・
・凹部、12・・・・・・粗面、13・・・・・・外部
プリプレグシート材、14・・・・・・外部表面部材、
15・・・・・・表面材、16・・・・・・ハニカムパ
ネル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ハニカム材を芯材とし、該ハニカム材の両面にプリプレ
    グシート材からなる表面材が接合されてなるハニカムパ
    ネルの製造方法であって、型部材上にハニカム材を中心
    として、該ハニカム材の両面に、それぞれ内側から順に
    、内部プリプレグシート材、ピールプライ材、離形紙を
    セットする内部プリプレグシート材接合準備工程と、前
    記型部材上にセットされた内部プリプレグシート材を、
    ピールプライ材、離形紙を介して加熱加圧装置により加
    熱加圧することによって内部プリプレグシート材をハニ
    カム材に接合するとともに、内部表面部材を形成する内
    部表面部材形成工程と、ハニカム材に接合された内部表
    面部材からピールプライ材を剥離し、内部表面部材の表
    面に粗面を形成する粗面形成工程と、次に、内部表面部
    材の表面に、それぞれ外部プリプレグシート材をセット
    し、該状態にセットされた外部プリプレグシート材を、
    前記加熱加圧装置による加熱加圧により、外部表面部材
    を形成するとともに、内部表面部材に接合し、表面材を
    形成する最終工程とを有してなることを特徴とするハニ
    カムパネルの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6645610B1 (en) * 1998-04-20 2003-11-11 Northrop Grumann Cured composite material formed utilizing Z-peel sheets
WO2018016273A1 (ja) * 2016-07-22 2018-01-25 住友ベークライト株式会社 サンドイッチパネルの製造方法、サンドイッチパネル、複合材料シートおよび湾曲状のパネル部材

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