JPH0459741A - ヒドロキシメチルベンズアルデヒドの製法 - Google Patents

ヒドロキシメチルベンズアルデヒドの製法

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JPH0459741A
JPH0459741A JP2168373A JP16837390A JPH0459741A JP H0459741 A JPH0459741 A JP H0459741A JP 2168373 A JP2168373 A JP 2168373A JP 16837390 A JP16837390 A JP 16837390A JP H0459741 A JPH0459741 A JP H0459741A
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安東 真司
Yukio Fukui
幸雄 福井
Shigeru Iimuro
飯室 茂
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はヒドロキシメチルベンズアルデヒドの製法に関
する。さらに詳しくはα、α、α°−トリクロルキシレ
ンを加水分解する事を特徴とするヒドロキシメチルベン
ズアルデヒドの製法である。
ヒドロキシメチルベンズアルデヒドは農薬、医薬品等の
有機合成薬品の中間体、機能性ポリマーのモノマーとし
て非常に有用である。
〔従来の技術〕
従来より、ヒドロキシメチルベンズアルデヒドの製法に
関して検討されているが必ずしも充分とは言えない0例
えば、CAS登録番号CAll0−172874には1
.パラジウム触媒の存在下、テレフタルアルデヒドの水
素添加法によるヒドロキシメチルベンズアルデヒドの製
法の記載があるが、高価な触媒、および原料を使用して
おり工業的方法とは言えない。このように未だ工業的に
有効なヒドロキシメチルベンズアルデヒドの製法がない
のが現状である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的は、α、α、α゛−トリクロルキシレンか
らヒドロキシメチルベンズアルデヒドの製法を提供する
事にある。
〔問題点を解決する為の手段〕
本発明者らは上記目的を達成する為、鋭意検討し遂に本
発明に至った。
即ち本発明はα、α、α゛−トリクロルキシレンを加水
分解する事を特徴とするヒドロキシメチルベンズアルデ
ヒドの製法である。
以下本発明を更に詳細に説明する。
本発明に用いるα、α、α”−トリクロルキシレントハ
α、α、α”−トリクロル−0−キシレン、α、α、α
゛−トリクロルーm−キシレン、α、α、α −トリク
ロル−p−キシレンである。
α、α1α゛〜トリクロルキシレンは0−キシレンまた
は画一キシレンまたはp−キシレンの塩素化反応によっ
て製造される。例えば、0−キシレンまたは画一キシレ
ンまたはp−キシレンに、分子状の塩素を光の存在下ま
たは過酸化物系ラジカル開始剤またはアブ系ラジカル開
始剤の存在下、作用させる事によって製造できる。キシ
レンの塩素化反応は逐次反応であり、塩素とキシレンの
モル比によって生成物の制御ができる事は一般的によく
知られている。α、α、α゛−トリクロルキシレンは塩
素とキシレンのモル比が約3で、反応マス中に最も多量
に含まれるが、α、α、αトリクロルキシレンの収率を
上げる為に、モル比を3以下に抑え低沸成分をリサイク
ルする事がよく行われる。この様な塩素化反応マスの他
、中間体として非常に有用なα、α゛−ジクロルキシレ
ンの製造の際、蒸留後の釜残に多量に残存するαα、α
゛−トリクロルキシレンでも、以下に述べる方法で精製
する事により、本発明に使用可能である。塩素化反応マ
スまたはα、α゛−ジクロルキシレンの蒸留釜残からα
、α、α゛−トリクロルキシレンを取り出すには、蒸留
法が最も適当である。晶析法の場合はα、α、α゛−ト
リクロルキシレンとα α゛−ジクロルキシレン共晶化
合物を形成する為、好ましくない。
本発明に用いるアルカリ金属またはアルカリ土類金属の
炭酸塩、またはギ酸塩の代表的な例としては、炭酸ナト
リウム、炭酸カリウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシ
ウム、ギ酸ナトリウム、ギ酸カリウム、ギ酸リチウム、
ギ酸カルシウム、ギ酸カリウムが挙げられる。これらの
アルカリ金属またはアルカリ土類金属の炭酸塩、または
ギ酸塩は、単独で使用しても良いが、2種類以上を併用
することもできる。
本発明の製法はα、α、α1−トリクロルキシレンをア
ルカリ金属またはアルカリ土類金属の炭酸塩、またはギ
酸塩の存在下に加水分解させることが好ましい。通常の
加水分解反応によく用いられ強塩基、例えば水酸化ナト
リウム、水酸化カリウムではオリゴマー等の副生物が多
量副生する為、好ましくない。
炭酸塩またはギ酸塩がアルカリ金属との塩の場合は、炭
酸塩またはギ酸塩の添加量は、α、α。
α゛−トリクロルキシレン2〜4モル倍が望ましく、更
に望ましくは、2〜2.5モル倍である。
炭酸塩またはギ酸塩がアルカリ土類金属との塩の場合は
、「、α、α′−トリクロルキシレンの1〜2モル倍が
望ましく、更に望ましくは、1〜1.5モル倍である。
炭酸塩またはギ酸塩の添加量が上述の最小値よりも少な
い場合は、α、α、α゛−トリクロルキシレンの加水分
解速度が小さくなり、反応を完結させる事が困難になる
。また上述の最大値を超えても効果は変わらないばかり
ではなく、反応液からヒドロキシメチルベンズアルデヒ
ドを精製する場合、除去すべき炭酸塩またはギ酸塩の量
が多(なり好ましくない。
本発明の加水分解に用いる水は、特に限定を受けず、水
道水、イオン交換水、水蕉気の凝縮水、本発明のヒドロ
キジメチルヘンズアルデヒド製造装置に於ける、粗製の
含水ヒドロキシメチルベンズアルデヒドを濃縮、脱水す
る際に回収される凝縮水等を任意に使用する事ができる
水の使用量は、α、α、α゛−トリクロルキシレンの3
〜400モル倍が望ましく、更に望ましくは、5〜30
0モル倍である。水の使用量が3モル倍未満の場合は、
α、α、α”−トリクロルキンレンの加水分解が充分行
われない為好ましくない。
また、400モル倍を趙えても効果は変わらないばかり
ではなく、反応器の容量が必要以上に大きくなると共に
、反応後、反応液から留去しなければならない水量が増
加し好ましくない。
本発明における反応温度は、炭酸塩またはギ酸塩の種類
や使用量、水使用量、反応圧力によって異なり、−律に
規定する事はできないが70〜250°Cが望ましく、
更に望ましくは、80〜175°Cである。70″C未
満の場合は、α、α、α′−トリクロルキシレンの加水
分解速度が小さくなり、反応を完結させる為には長時間
反応させる必要が生し好ましくない。また250℃を超
える場合は、炭酸塩またはギ酸塩が分解し好ましくない
反応圧力は、常圧、加圧いずれでもよい。
反応器の型式は、攪拌型反応器、管型反応器等を任意に
しようする事ができる。
本発明の製法においては、必要に応じて種々の添加物が
使用可能である。例えば、α、α、α゛−トリクロルキ
シレンをよく溶解する有機溶媒を添加し反応を効率よく
進める事も可能であり、また炭酸塩またはギ酸塩の他に
、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の塩酸中和剤を
添加してもよい。
加水分解反応後、反応生成物中に存在する水と、残存炭
酸塩またはギ酸塩及び、副生物である塩化物を溶剤抽出
法や、濃縮濾過法等の任意の方法によって除去し、目的
物であるヒドロキシメチルヘンズアルデヒドを、晶析法
、蒸留法、アダクト形成法、溶剤抽出法等の既知の方法
によって精製する事により、高純度の製品を得る事がで
きる。
〔実施例〕
以下α、α、α″−トリクロルキシレン製造例、実施例
、比較例、精製例で本発明を更に詳細に説明する。
α、α、α゛−トリクロルキシレン製造例ジャケット、
還流冷却器、攪拌機、塩素ガス吹き込み口を備えた容積
11のガラス製の、内部照射型100−水銀ランプ付光
反応器に、p−キシレンを200g、溶剤として四塩化
炭素を300g仕込んだ後、攪拌しながら、10g1分
の速度で塩素を400g吹き込んだ0反応温度はジャケ
ットに冷水を送り70℃に調節した0反応マスの各種塩
素化物の分析゛をガスクロマトグラフィーにより行った
結果、α、α。
α°−トリクロルーp−キシレン48mtX、α、α、
−ジクロルーp−キシレン20wtχ、α、α、α゛、
α゛−テトラクロル−p−キシレン23wtχ、その他
9−t!であった。また反応器がら排出されるガス中に
は、塩素はほとんど認められなかった。
以上の反応液を300g取り出し、10段のオールダシ
ヨー型蒸留器(ガラス製、欄段弐)にて、バッチ蒸留を
行った。還流比3で塔頂真空を10mdgに設定し、塔
頂温度135℃までの留分1.155°Cまでの留分2
を分取し、ガスクロマトグラフィーにて組成分析を行っ
た。その結果、留分1は?3.で、その組成はα、αゝ
−ジクロルーp−キシレン72wtχ、α、α、α”−
トリクロル−p−キシレン14wtχ、その他14wt
χであった。また留分2は138gで、その組成はα、
α°−ジクロルーp−キシレン5wtχ、α。
α、α°−トリクロルーp−キシレン90w tχ、α
、α。
α′、αゝ−テトラクロルーp−キシレン3wtχ、そ
の他2wtXであった。
留分1はα、α′−ジクロルーp−キシレンが多量に含
まれている為、再度反応に供与できる。また留分2にお
いて、純度9oχのα、α、α°−トリクロルーp−キ
シレンが得られた。
実施例1 還流冷却器、保温した滴下ロート、温度計及び攪拌機付
の4つロフラスコに、炭酸ナトリウムを16.70g、
蒸留水を120gを入れ、窒素置換後、100℃に調節
し、製造例で得たα、α、α゛−トリクロルーp−キシ
レン10gを10分間で滴下させた。熟成反応を10時
間行った後、反応液の分析をガスクロマトグラフィーで
行った。その結果、p−ヒドロキシベンズアルデヒドの
選択率は95χであった。また未反応の塩素化物は検出
されなかった。結果を第1表に示す。
実施例2〜10、比較例1 実施例1と同様にして、第1表に示す条件で反応した。
結果を第1表にまとめて示す。
実施例11 2QOW!高圧オートクレーブ中に、α、α、α。
トリクロル−p−キシレン10g、水120g、炭酸ナ
トリウム16.7.を仕込み、120℃で2時間反応さ
せた。その結果、α、α、α°−トリクロルーp−キシ
レンの転化率は100X、 p−ヒドロキシベンズアル
デヒドの選択率は95χであった。
[発明の効果〕 本発明の製法によれば、分子内にアルデヒド基とヒドロ
キシメチル基を有する特徴ある化合物を、高収率で得る
事ができ、産業上非常に有用である。
特許出願人 三井東圧化学株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、α,α,α′−トリクロルキシレンを加水分解する
    事を特徴とするヒドロキシメチルベンズアルデヒドの製
    法。 2、アルカリ金属またはアルカリ土類金属の炭酸塩、ま
    たはギ酸塩の存在下にα,α,α′−トリクロルキシレ
    ンを加水分解する事を特徴とする請求項1記載のヒドロ
    キシメチルベンズアルデヒドの製法。
JP2168373A 1990-06-28 1990-06-28 ヒドロキシメチルベンズアルデヒドの製法 Expired - Lifetime JPH0768159B2 (ja)

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