JPH0459785B2 - - Google Patents
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- JPH0459785B2 JPH0459785B2 JP61069634A JP6963486A JPH0459785B2 JP H0459785 B2 JPH0459785 B2 JP H0459785B2 JP 61069634 A JP61069634 A JP 61069634A JP 6963486 A JP6963486 A JP 6963486A JP H0459785 B2 JPH0459785 B2 JP H0459785B2
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- semiconductor region
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D10/00—Bipolar junction transistors [BJT]
- H10D10/80—Heterojunction BJTs
- H10D10/821—Vertical heterojunction BJTs
- H10D10/841—Vertical heterojunction BJTs having a two-dimensional base, e.g. modulation-doped base, inversion layer base or delta-doped base
Landscapes
- Bipolar Transistors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、改善された特性を有する半導体装置
に関する。特に半導体表面に誘起された空乏ない
しは反転層をベースとするトランジスタに関す
る。
に関する。特に半導体表面に誘起された空乏ない
しは反転層をベースとするトランジスタに関す
る。
従来、反転層をベースとするトランジスタは、
たとえば、第45回応用物理学会学術講演会講演番
号14p−A−3に発表されているが、第1図に示
すように、第1の半導体領域10の表面にトンネ
ル可能な程薄い絶縁膜20を設け、更に金属電極
30を設けた構造において、金属電極30にバイ
アスを印加して生ずる反転層をベースとし、この
反転層の電位を制御するためにベースコンタクト
領域40を設けたものである。
たとえば、第45回応用物理学会学術講演会講演番
号14p−A−3に発表されているが、第1図に示
すように、第1の半導体領域10の表面にトンネ
ル可能な程薄い絶縁膜20を設け、更に金属電極
30を設けた構造において、金属電極30にバイ
アスを印加して生ずる反転層をベースとし、この
反転層の電位を制御するためにベースコンタクト
領域40を設けたものである。
このトラジスタは金属電極30をエミツタ、第
1の半導体領域をコレクタとして動作するが、エ
ミツタからのキヤリアのベース領域への注入は
SiO2でのキヤリアのFowler−Nordheimトンネ
ルを用いているので、動作電流密度が小さく、し
かも経時変化を生じ易かつた。電流密度が小さい
ことは高集積のLSIにおける単位ゲート、セル等
には有効であるが、負荷容量の大きい負荷を高速
に充放電することができなかつた。
1の半導体領域をコレクタとして動作するが、エ
ミツタからのキヤリアのベース領域への注入は
SiO2でのキヤリアのFowler−Nordheimトンネ
ルを用いているので、動作電流密度が小さく、し
かも経時変化を生じ易かつた。電流密度が小さい
ことは高集積のLSIにおける単位ゲート、セル等
には有効であるが、負荷容量の大きい負荷を高速
に充放電することができなかつた。
本発明は、これらの問題点を解決するためにな
されたもので、エミツタからのキヤリアの注入機
構として禁制帯内を輸送するトンネルでなく、伝
導帯ないしは価電子帯を通してキヤリアを輸送す
る機構をとることを特徴とする。
されたもので、エミツタからのキヤリアの注入機
構として禁制帯内を輸送するトンネルでなく、伝
導帯ないしは価電子帯を通してキヤリアを輸送す
る機構をとることを特徴とする。
この機構は、以下の材料的、電子的組合わせに
よつて実現される。すなわち、第1の導電形の第
1の半導体領域と、該第1の半導体領域と接し、
第1の半導体の少数キヤリアに対して障壁を形成
する第2の半導体領域と、該第2の半導体領域と
接する導電領域と、第1の半導体領域と第2の半
導体領域との界面に動作状態で形成される空乏な
いし反転層とからなり、上記導電領域から第2の
半導体領域の伝導帯ないしは価電子帯を通してキ
ヤリアが輸送され、前記反転層を通過して第1の
半導体領域に到達することにより、前記導電領域
をエミツタ、前記空乏ないし反転層をベース、前
記第1の半導体領域をコレクタとして動作する半
導体装置。
よつて実現される。すなわち、第1の導電形の第
1の半導体領域と、該第1の半導体領域と接し、
第1の半導体の少数キヤリアに対して障壁を形成
する第2の半導体領域と、該第2の半導体領域と
接する導電領域と、第1の半導体領域と第2の半
導体領域との界面に動作状態で形成される空乏な
いし反転層とからなり、上記導電領域から第2の
半導体領域の伝導帯ないしは価電子帯を通してキ
ヤリアが輸送され、前記反転層を通過して第1の
半導体領域に到達することにより、前記導電領域
をエミツタ、前記空乏ないし反転層をベース、前
記第1の半導体領域をコレクタとして動作する半
導体装置。
本発明の動作を実現するためには、導電領域か
ら有意の数のキヤリアが第2の半導体領域の伝導
帯、価電子帯に励起される必要がある。このため
には、導電領域のフエルミレベルと第2の半導体
領域の伝導帯又は価電子帯のエネルギレベルとの
差ΔEiが20KT以内である必要がある。これは室
温で0.52eVであり77〓で0.13eVである。これに
対して第1の半導体領域と第2の半導体領域の界
面に第2の半導体領域によつて形成される少数キ
ヤリアに対するエネルギバリアの高さΔEBは、
ΔEiより大きいことが注入効率を0.5以上(エミ
ツタ接地の電流増幅率を1以上)とするためには
不可欠である。さて、このような条件を満す材料
関係で構成された、本発明の一実施例の、バンド
ダイアグラムを第2図に示す。図では、第1の半
導体領域10はn形半導体、導電領域31はn+
半導体、第2の半導体領域21は、それ自体では
キヤリア濃度は小さく、かつ、第1の半導体領域
より広いエネルギーギヤツプを有する半導体とし
て示されている。実線はフラツトバンド状態での
エネルギバンド図を示し、点線は導電領域31を
第1の半導体領域に対して更に負にバイアスし
て、導電領域31から電子が第2の半導体領域2
1の伝導帯を通して第1の半導体領域10へ注入
されているエネルギバンド図を示す。図において
ECは伝導帯、EVは価電子帯、EFn1、EFp1は第1
の半導体領域10の電子および正孔のフエルミレ
ベル、EFn3、EFn′3は各バイアス状態での導電領
域30のフエルミレベルを示す。このバイアス状
態では、第1の半導体領域10の第2の半導体と
の界面に空乏ないしは反転層13が形成されてい
る。この空乏ないしは反転層の電位を制御するこ
とによつて、第1の半導体領域へ注入される電子
の数を制御することができる。この制御を行うた
めには、光を第1の半導体まで照射して少数キヤ
リアを発生させ、前記空乏ないしは反転層に蓄積
して少数キヤリアの擬フエルミレベルEFp1を多数
キヤリアのフエルミレベルEFn1と分離させること
により、同一の第1の半導体領域・導電領域間の
バイアス(EFn1−EFn′3に対してもより多くの電
子注入を行わせることができる。このため、本発
明の半導体装置はホトダイオード又はホトトラン
ジスタとしても動作する。更に、この空乏ないし
反転層13と少数キヤリアの到達距離以内、又は
第2の空乏ないし反転層を介して等空乏ないし反
転層13と電気接続可能な様態で、第1の半導体
領域の表面上又は内に第1の半導体領域と整流接
合を構成するコンタクト領域を設けて、このコン
タクト領域と導電領域との間にバイアスを印加し
て、第1の半導体領域と導電領域との間に流れる
電流を制御することができる。
ら有意の数のキヤリアが第2の半導体領域の伝導
帯、価電子帯に励起される必要がある。このため
には、導電領域のフエルミレベルと第2の半導体
領域の伝導帯又は価電子帯のエネルギレベルとの
差ΔEiが20KT以内である必要がある。これは室
温で0.52eVであり77〓で0.13eVである。これに
対して第1の半導体領域と第2の半導体領域の界
面に第2の半導体領域によつて形成される少数キ
ヤリアに対するエネルギバリアの高さΔEBは、
ΔEiより大きいことが注入効率を0.5以上(エミ
ツタ接地の電流増幅率を1以上)とするためには
不可欠である。さて、このような条件を満す材料
関係で構成された、本発明の一実施例の、バンド
ダイアグラムを第2図に示す。図では、第1の半
導体領域10はn形半導体、導電領域31はn+
半導体、第2の半導体領域21は、それ自体では
キヤリア濃度は小さく、かつ、第1の半導体領域
より広いエネルギーギヤツプを有する半導体とし
て示されている。実線はフラツトバンド状態での
エネルギバンド図を示し、点線は導電領域31を
第1の半導体領域に対して更に負にバイアスし
て、導電領域31から電子が第2の半導体領域2
1の伝導帯を通して第1の半導体領域10へ注入
されているエネルギバンド図を示す。図において
ECは伝導帯、EVは価電子帯、EFn1、EFp1は第1
の半導体領域10の電子および正孔のフエルミレ
ベル、EFn3、EFn′3は各バイアス状態での導電領
域30のフエルミレベルを示す。このバイアス状
態では、第1の半導体領域10の第2の半導体と
の界面に空乏ないしは反転層13が形成されてい
る。この空乏ないしは反転層の電位を制御するこ
とによつて、第1の半導体領域へ注入される電子
の数を制御することができる。この制御を行うた
めには、光を第1の半導体まで照射して少数キヤ
リアを発生させ、前記空乏ないしは反転層に蓄積
して少数キヤリアの擬フエルミレベルEFp1を多数
キヤリアのフエルミレベルEFn1と分離させること
により、同一の第1の半導体領域・導電領域間の
バイアス(EFn1−EFn′3に対してもより多くの電
子注入を行わせることができる。このため、本発
明の半導体装置はホトダイオード又はホトトラン
ジスタとしても動作する。更に、この空乏ないし
反転層13と少数キヤリアの到達距離以内、又は
第2の空乏ないし反転層を介して等空乏ないし反
転層13と電気接続可能な様態で、第1の半導体
領域の表面上又は内に第1の半導体領域と整流接
合を構成するコンタクト領域を設けて、このコン
タクト領域と導電領域との間にバイアスを印加し
て、第1の半導体領域と導電領域との間に流れる
電流を制御することができる。
導電領域31からの第1の半導体領域へのキヤ
リア注入を効率良くするために、第2の半導体領
域21のエネルギバンドプロフイールを更に工夫
することができる。これは、キヤリアが輸送され
る導電帯ないしは価電子帯が第1の半導体領域近
傍では第1の半導体領域に対してエネルギバリア
を形成するが、導電領域近傍では多数キヤリア
(注入キヤリア)に対するエネルギバリアが前記
バリアより小さい。たとえば、数KT以内か或い
はエネルギバリアが形成されないバンドプロフイ
ールとなるように、第2の半導体領域21を設計
することにより実現することができる。第3図は
このための一例を示し、同一番号、同一記号は第
2図と同様な機能を果たすものとする。同図にお
いてフラツトバンド状態では、注入キヤリアであ
る電子は導電領域から第2の半導体領域へかなり
の深さまで到達できるが、このバイアス状態では
末だ第1の半導体と第2の半導体の界面にあるエ
ネルギバリアを越えるキヤリアの数は少ない。点
線のエネルギバンドダイアグラムで示すように、
第2の半導体領域の伝導帯がほぼ水平に近くなる
までにバイアスを増加すると、導電領域からのキ
ヤリアは阻止されることなく、第1の半導体領域
へ注入される。このような第2の半導体領域のバ
ンドプロフイールにより大きな電流を流すことが
でき、従つて、相互コンダクタンスgmの大きい
高速デバイスを得ることができる。勿論、第3図
の場合も前述のコンタクト領域を設けることによ
り、第1の半導体領域と導電領域との間に流れる
電流を、このコンタクト領域と導電領域との間に
バイアスを印加して制御することができる。第3
図に示すような領域21を製造するためには、三
元系ないしは四元系化合物半導体の元素の比率を
変化しながら薄膜成長を行う製造技術を用いるこ
とができる。以上の説明では導電領域は高キヤリ
ア濃度半導体を用いて来たが、金属等の低抵抗層
を用いることもできる。
リア注入を効率良くするために、第2の半導体領
域21のエネルギバンドプロフイールを更に工夫
することができる。これは、キヤリアが輸送され
る導電帯ないしは価電子帯が第1の半導体領域近
傍では第1の半導体領域に対してエネルギバリア
を形成するが、導電領域近傍では多数キヤリア
(注入キヤリア)に対するエネルギバリアが前記
バリアより小さい。たとえば、数KT以内か或い
はエネルギバリアが形成されないバンドプロフイ
ールとなるように、第2の半導体領域21を設計
することにより実現することができる。第3図は
このための一例を示し、同一番号、同一記号は第
2図と同様な機能を果たすものとする。同図にお
いてフラツトバンド状態では、注入キヤリアであ
る電子は導電領域から第2の半導体領域へかなり
の深さまで到達できるが、このバイアス状態では
末だ第1の半導体と第2の半導体の界面にあるエ
ネルギバリアを越えるキヤリアの数は少ない。点
線のエネルギバンドダイアグラムで示すように、
第2の半導体領域の伝導帯がほぼ水平に近くなる
までにバイアスを増加すると、導電領域からのキ
ヤリアは阻止されることなく、第1の半導体領域
へ注入される。このような第2の半導体領域のバ
ンドプロフイールにより大きな電流を流すことが
でき、従つて、相互コンダクタンスgmの大きい
高速デバイスを得ることができる。勿論、第3図
の場合も前述のコンタクト領域を設けることによ
り、第1の半導体領域と導電領域との間に流れる
電流を、このコンタクト領域と導電領域との間に
バイアスを印加して制御することができる。第3
図に示すような領域21を製造するためには、三
元系ないしは四元系化合物半導体の元素の比率を
変化しながら薄膜成長を行う製造技術を用いるこ
とができる。以上の説明では導電領域は高キヤリ
ア濃度半導体を用いて来たが、金属等の低抵抗層
を用いることもできる。
第4図はGaAs系の結晶材料を用いて、本発明
の第1の実施例を試作した場合の断面構造を示
す。10は第1の半導体領域で、11は高電子濃
度のn+基板を示し、その表面に低キヤリア濃度
のGaAs層11aが成長されている。21は第2
の半導体領域としてのAlAs層で、意図的にはド
ーピングしていない。すなわち、低キヤリア濃度
のワイドギヤツプ半導体層である。31は高電子
濃度のn+GaAs層を示し、導電領域として使用さ
れている。12は領域31とセルフアライン状態
で形成されたコンタクト領域でMgの選択イオン
注入により、p形領域として形成されている。こ
のため、第1の半導体領域10との整流性は良好
である。導電領域31とセルフアライン状態で形
成されているために領域12は導電領域31の第
1の半導体表面に空乏ないし反転層13が誘起さ
れるとそれと電気的に接続されて、導電領域と第
1の半導体領域の間に流れる電流を制御する機能
を果たす。更に金属薄膜で導電領域、コンタクト
領域、第1の半導体領域に電極が設けられてい
る。図では単一の素子として示されているが、半
絶縁性GaAs基板上に分離された状態で形成さ
れ、集積回路の1素子として用いることもでき
る。低キヤリア濃度GaAs層11aの厚さ1.5μm、
不純物を添加しないAlAs層21の厚さ0.01μm、
導電領域としてのn+GaAs層の厚さ0.5μm、導電
領域の面積50μm×50μmのとき、第5図のよう
な出力特性が得られた。導電領域31をエミツ
タ、コンタクト領域をベースコンタクト、第1の
半導体領域をコレクタとしてみたときの等価バイ
ポーラトランジスタの電流増幅率は常温で16であ
つた。この素子では反転層の正孔に対して、第2
の半導体領域21(AlAs)が形成するエネルギ
バリアの高さはΔEB=0.55eV、電子に対するエネ
ルギバリアの高さΔEi=0.2eVと見つもられてい
る。
の第1の実施例を試作した場合の断面構造を示
す。10は第1の半導体領域で、11は高電子濃
度のn+基板を示し、その表面に低キヤリア濃度
のGaAs層11aが成長されている。21は第2
の半導体領域としてのAlAs層で、意図的にはド
ーピングしていない。すなわち、低キヤリア濃度
のワイドギヤツプ半導体層である。31は高電子
濃度のn+GaAs層を示し、導電領域として使用さ
れている。12は領域31とセルフアライン状態
で形成されたコンタクト領域でMgの選択イオン
注入により、p形領域として形成されている。こ
のため、第1の半導体領域10との整流性は良好
である。導電領域31とセルフアライン状態で形
成されているために領域12は導電領域31の第
1の半導体表面に空乏ないし反転層13が誘起さ
れるとそれと電気的に接続されて、導電領域と第
1の半導体領域の間に流れる電流を制御する機能
を果たす。更に金属薄膜で導電領域、コンタクト
領域、第1の半導体領域に電極が設けられてい
る。図では単一の素子として示されているが、半
絶縁性GaAs基板上に分離された状態で形成さ
れ、集積回路の1素子として用いることもでき
る。低キヤリア濃度GaAs層11aの厚さ1.5μm、
不純物を添加しないAlAs層21の厚さ0.01μm、
導電領域としてのn+GaAs層の厚さ0.5μm、導電
領域の面積50μm×50μmのとき、第5図のよう
な出力特性が得られた。導電領域31をエミツ
タ、コンタクト領域をベースコンタクト、第1の
半導体領域をコレクタとしてみたときの等価バイ
ポーラトランジスタの電流増幅率は常温で16であ
つた。この素子では反転層の正孔に対して、第2
の半導体領域21(AlAs)が形成するエネルギ
バリアの高さはΔEB=0.55eV、電子に対するエネ
ルギバリアの高さΔEi=0.2eVと見つもられてい
る。
同様な構成は、第1の半導体領域としてn形
InxGa1-xAs、第2の半導体領域としてInPを用い
ても実現することができる。更に、第3図の構成
は第2の半導体領域としてn形GaAs、第2の半
導体領域としてAlxGa1-xAsを第1の半導体領域
のn形GaAsの表面からの距離に従つてx=1〜
0まで連続的に変化させて結晶成長させた結晶
層、導電領域としてSiを添加したn+GaAs層を用
いることによつて実現することができる。この場
合、導電領域と第2の半導体領域の間には電子に
対するバリアはないが、第1の半導体領域と第2
の半導体領域間には正孔に対してΔEB=0.55eV、
電子に対して0.2eVのエネルギバリアが形成され
る。
InxGa1-xAs、第2の半導体領域としてInPを用い
ても実現することができる。更に、第3図の構成
は第2の半導体領域としてn形GaAs、第2の半
導体領域としてAlxGa1-xAsを第1の半導体領域
のn形GaAsの表面からの距離に従つてx=1〜
0まで連続的に変化させて結晶成長させた結晶
層、導電領域としてSiを添加したn+GaAs層を用
いることによつて実現することができる。この場
合、導電領域と第2の半導体領域の間には電子に
対するバリアはないが、第1の半導体領域と第2
の半導体領域間には正孔に対してΔEB=0.55eV、
電子に対して0.2eVのエネルギバリアが形成され
る。
以上の説明で明らかなように、本発明の半導体
装置は、第1の半導体領域と第2の半導体領域の
界面近傍に高濃度の不純物層を設ける必要がない
ので、製造時の熱工程に対する制限も少なく、し
かも高不純物濃度領域上での結晶成長に伴う欠陥
の発生もないので、高性能な半導体装置が比較的
容易な製造工程によつて実現することができる。
しかも、上記界面への高不純物濃度領域の挿入を
行わないので、HEMT、SIS電界効果トランジス
タと同一の界面構造を有している。そのために界
面でのキヤリア移動度が大きく、ベース抵抗の小
さな高速素子が得られ、しかも上記電界効果トラ
ンジスタの二次元ガスチヤンネルと接続して使用
することが可能となり、電界効果トランジスタと
混在して集積化することにより、高性能の集積回
路を実現することが可能となる。
装置は、第1の半導体領域と第2の半導体領域の
界面近傍に高濃度の不純物層を設ける必要がない
ので、製造時の熱工程に対する制限も少なく、し
かも高不純物濃度領域上での結晶成長に伴う欠陥
の発生もないので、高性能な半導体装置が比較的
容易な製造工程によつて実現することができる。
しかも、上記界面への高不純物濃度領域の挿入を
行わないので、HEMT、SIS電界効果トランジス
タと同一の界面構造を有している。そのために界
面でのキヤリア移動度が大きく、ベース抵抗の小
さな高速素子が得られ、しかも上記電界効果トラ
ンジスタの二次元ガスチヤンネルと接続して使用
することが可能となり、電界効果トランジスタと
混在して集積化することにより、高性能の集積回
路を実現することが可能となる。
第1図は従来の反転層をベースとするトランジ
スタの図、第2図は本発明の第1の実施例のバン
ドダイアグラム図、第3図は本発明の第2の実施
例のバンドダイアグラム図、第4図は本発明の第
1の実施例をGaAs系材料で試作した例の概構成
図、第5図は本発明の第1の実施例をGaAs系材
料で試作した素子の出力特性図である。 図中、10は第1の半導体領域、11は高電子
濃度のn+基板、11aは低キヤリア濃度のGaAs
層、12は高電子濃度のn+GaAs層とセルフアラ
イン状態で形成されたコンタクト領域、13は空
乏層ないし反転層、20は絶縁膜、21は第2の
半導体領域(第4図の場合は不純物添加しない
AlAs)、30は金属電極、31は導電領域、40
はベースコンダクト領域である。
スタの図、第2図は本発明の第1の実施例のバン
ドダイアグラム図、第3図は本発明の第2の実施
例のバンドダイアグラム図、第4図は本発明の第
1の実施例をGaAs系材料で試作した例の概構成
図、第5図は本発明の第1の実施例をGaAs系材
料で試作した素子の出力特性図である。 図中、10は第1の半導体領域、11は高電子
濃度のn+基板、11aは低キヤリア濃度のGaAs
層、12は高電子濃度のn+GaAs層とセルフアラ
イン状態で形成されたコンタクト領域、13は空
乏層ないし反転層、20は絶縁膜、21は第2の
半導体領域(第4図の場合は不純物添加しない
AlAs)、30は金属電極、31は導電領域、40
はベースコンダクト領域である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 第1の導電形の第1の半導体領域と、該第1
の半導体領域と接し、第1の半導体の少数キヤリ
アに対して障壁を形成する第2の半導体領域と、
該第2の半導体領域の接する導電領域と、前記第
1の半導体領域と第2の半導体領域との界面に動
作状態で形成される空乏ないし反転層からなり、
前記導電領域から前記第2の半導体領域の伝導帯
ないしは価電子帯を通してキヤリアが輸送され、
前記反転層を通過して前記第1の半導体領域に到
達することにより、前記導電領域をエミツタ、前
記空乏ないし反転層をベース、前記第1の半導体
領域をコレクタとして動作する半導体装置。 2 特許請求の範囲第1項記載の半導体装置にお
いて、前記第1の半導体領域の表面上又は内に、
該第1の半導体領域と整流接合を構成し、かつ、
前記反転層と電気接続を有するコンタクト領域を
設けたことを特徴とする半導体装置。 3 特許請求の範囲第1項記載の半導体装置にお
いて前記第2の半導体領域は前記第1の半導体領
域の多数キヤリアおよび少数キヤリアに対してエ
ネルギバリアを形成するが、前記導電領域との間
の多数キヤリアに対するエネルギバリアは、前記
第1の半導体領域との間のエネルギバリアより小
さくなるように原子構成を変化させたことを特徴
とする半導体装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61069634A JPS62224969A (ja) | 1986-03-27 | 1986-03-27 | 半導体装置 |
| US07/030,747 US4811070A (en) | 1986-03-27 | 1987-03-27 | Heterojunction bipolar transistor with inversion layer base |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61069634A JPS62224969A (ja) | 1986-03-27 | 1986-03-27 | 半導体装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62224969A JPS62224969A (ja) | 1987-10-02 |
| JPH0459785B2 true JPH0459785B2 (ja) | 1992-09-24 |
Family
ID=13408487
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61069634A Granted JPS62224969A (ja) | 1986-03-27 | 1986-03-27 | 半導体装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4811070A (ja) |
| JP (1) | JPS62224969A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2533541B2 (ja) * | 1987-06-08 | 1996-09-11 | 株式会社日立製作所 | ヘテロ接合バイポ−ラトランジスタ |
| US5311068A (en) * | 1991-05-22 | 1994-05-10 | General Electric Company | Solid-state energy meter with time-of-use rate scheduling and load control circuit |
| KR100275757B1 (ko) | 1998-08-31 | 2001-01-15 | 김덕중 | 반도체 정류 소자 및 이를 제조하는 방법 |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4127861A (en) * | 1977-09-26 | 1978-11-28 | International Business Machines Corporation | Metal base transistor with thin film amorphous semiconductors |
| US4380774A (en) * | 1980-12-19 | 1983-04-19 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy | High-performance bipolar microwave transistor |
| JPS59227161A (ja) * | 1983-05-25 | 1984-12-20 | アメリカン・テレフォン・アンド・テレグラフ・カムパニー | バイポ−ラトランジスタ |
| JPH0750714B2 (ja) * | 1984-01-30 | 1995-05-31 | 日本電気株式会社 | バイポーラトランジスタ |
| EP0177246B1 (en) * | 1984-09-29 | 1988-08-17 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Heterojunction bipolar transistor and method of manufacturing the same |
| JPH063806B2 (ja) * | 1985-06-20 | 1994-01-12 | 株式会社東芝 | ヘテロ接合バイポ−ラトランジスタ |
| US4686550A (en) * | 1984-12-04 | 1987-08-11 | American Telephone And Telegraph Company, At&T Bell Laboratories | Heterojunction semiconductor devices having a doping interface dipole |
| US4691215A (en) * | 1985-01-09 | 1987-09-01 | American Telephone And Telegraph Company | Hot electron unipolar transistor with two-dimensional degenerate electron gas base with continuously graded composition compound emitter |
-
1986
- 1986-03-27 JP JP61069634A patent/JPS62224969A/ja active Granted
-
1987
- 1987-03-27 US US07/030,747 patent/US4811070A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62224969A (ja) | 1987-10-02 |
| US4811070A (en) | 1989-03-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |