JPH0459787A - N―アセチルキトオリゴ糖とマイトマイシン類の複合体及び抗腫瘍剤 - Google Patents
N―アセチルキトオリゴ糖とマイトマイシン類の複合体及び抗腫瘍剤Info
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- JPH0459787A JPH0459787A JP16681590A JP16681590A JPH0459787A JP H0459787 A JPH0459787 A JP H0459787A JP 16681590 A JP16681590 A JP 16681590A JP 16681590 A JP16681590 A JP 16681590A JP H0459787 A JPH0459787 A JP H0459787A
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- mitomycins
- acetylchitooligosaccharide
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はN−アセチルキトオリゴ糖の水酸基にスペーサ
ーを介してマイトマイシン類のアジリジン環のイミノ基
を結合させた新規なN−アセチルキトオリゴ糖とマイト
マイシン類の複合体、及び該複合体を有効成分として含
有する抗腫瘍剤に関する。
ーを介してマイトマイシン類のアジリジン環のイミノ基
を結合させた新規なN−アセチルキトオリゴ糖とマイト
マイシン類の複合体、及び該複合体を有効成分として含
有する抗腫瘍剤に関する。
マイトマイシン類はDNA合成を選択的に阻害する抗腫
瘍剤で強い抗腫瘍活性を有するが同時に強い毒性(例え
ば代表的なマイトマイシンCの場合蓄積性の骨髄抑制や
消化管障害等)があり1.その副作用抑制が問題となっ
ている。
瘍剤で強い抗腫瘍活性を有するが同時に強い毒性(例え
ば代表的なマイトマイシンCの場合蓄積性の骨髄抑制や
消化管障害等)があり1.その副作用抑制が問題となっ
ている。
マイトマイシン類、特にマイトマイシンCは分子内にア
ミノキノン、カルバモイル基、アジリジン基と抗腫瘍活
性を示すことが知られている3つの活性基を含むユニー
クな構造をしている(S、K。
ミノキノン、カルバモイル基、アジリジン基と抗腫瘍活
性を示すことが知られている3つの活性基を含むユニー
クな構造をしている(S、K。
Carter、 S、T、 Crooke (e
ds、)、 ”Mitomycin C:Curr
ent 5tatus and Developgme
nt″(1979)Acadea+ic Press
; 及び中野欣、発酵と工業、 37゜1199(1
979) )。この内アジリジン基は反応性が高く、活
性発現部位でありまた不活化を受ける部位でもある。こ
のアジリジン環のla位の窒素に対するアシル化修飾は
活性をマスクすることが知られており、アシル基が脱離
した後抗腫瘍活性が発現されることが報告されている(
中野欣、前出)。
ds、)、 ”Mitomycin C:Curr
ent 5tatus and Developgme
nt″(1979)Acadea+ic Press
; 及び中野欣、発酵と工業、 37゜1199(1
979) )。この内アジリジン基は反応性が高く、活
性発現部位でありまた不活化を受ける部位でもある。こ
のアジリジン環のla位の窒素に対するアシル化修飾は
活性をマスクすることが知られており、アシル基が脱離
した後抗腫瘍活性が発現されることが報告されている(
中野欣、前出)。
マイトマイシン類のこのアジリジン基のイミノ基と多糖
類(例えばデキストラン、セルロースまたはアルギン酸
)の水酸基とをスペーサーを介して結合させた複合体が
知られている(特開昭6O−67502)、ここでスペ
ーサーはハロゲン化シアンとω−アミノ低級アルカン酸
(特に6−アミノヘキサン酸)の結合体よりなる。この
複合体の効用は体内貯留時間の延長、つまり持続化であ
る。スペーサーをω−ハロ低級カルカン酸(特に6−バ
ロヘキサン酸)とする同様な技術も知られている(特開
昭6O−67503)。
類(例えばデキストラン、セルロースまたはアルギン酸
)の水酸基とをスペーサーを介して結合させた複合体が
知られている(特開昭6O−67502)、ここでスペ
ーサーはハロゲン化シアンとω−アミノ低級アルカン酸
(特に6−アミノヘキサン酸)の結合体よりなる。この
複合体の効用は体内貯留時間の延長、つまり持続化であ
る。スペーサーをω−ハロ低級カルカン酸(特に6−バ
ロヘキサン酸)とする同様な技術も知られている(特開
昭6O−67503)。
また上記マイトマイシン類と多糖類との複合体にさらに
抗体をスペーサーを介して結合させた3者の複合体が知
られている(特開昭6O−67433)。
抗体をスペーサーを介して結合させた3者の複合体が知
られている(特開昭6O−67433)。
この技術はマイトマイシン類−多糖類複合体に抗体の腫
瘍細胞に対する指向性を付与することを目的とする。他
の抗腫瘍性物質(例えばアドリアマイシン、ダウノマイ
シン)とアルドヘキソース環の開裂したデキストランと
キャリヤー(抗体、フィブロネクチン等)の三元複合体
も知られている(特開昭60−226819.60−8
9433.62−283101)。
瘍細胞に対する指向性を付与することを目的とする。他
の抗腫瘍性物質(例えばアドリアマイシン、ダウノマイ
シン)とアルドヘキソース環の開裂したデキストランと
キャリヤー(抗体、フィブロネクチン等)の三元複合体
も知られている(特開昭60−226819.60−8
9433.62−283101)。
さらに最近パン酵母マンナンとマイトマイシンCとを前
出の特開昭60−67502と同様の手法でスペーサー
を介して結合させた複合体が報告されている〔松本達二
、相澤和広、鈴木茂生、鈴木益子BiotherapV
、 3 (1) 446−450(1989): K
、Aizawa。
出の特開昭60−67502と同様の手法でスペーサー
を介して結合させた複合体が報告されている〔松本達二
、相澤和広、鈴木茂生、鈴木益子BiotherapV
、 3 (1) 446−450(1989): K
、Aizawa。
T、Matsumoto、 K、Tsukada、 A
、1to、 H,5ato。
、1to、 H,5ato。
S、5uzuki and M、5uzuki、
I++munopharw+ac、+11+191−
195(1989) ) 、この技術は使用する多糖類
マンナンが特開昭60−67502で使用のデキストラ
ン等の多糖類と異なり自ら抗腫瘍活性を有し、さらに肝
細胞への特異的親和・集積性を有する点に着目している
。すなわち本複合体は抗腫瘍活性の増幅に加え、上に述
べてきた持続性(徐放化)、標的細胞への指向性も保持
させようとするものである。
I++munopharw+ac、+11+191−
195(1989) ) 、この技術は使用する多糖類
マンナンが特開昭60−67502で使用のデキストラ
ン等の多糖類と異なり自ら抗腫瘍活性を有し、さらに肝
細胞への特異的親和・集積性を有する点に着目している
。すなわち本複合体は抗腫瘍活性の増幅に加え、上に述
べてきた持続性(徐放化)、標的細胞への指向性も保持
させようとするものである。
上記マンナン−マイトマイシンC複合体は従来求められ
てきた特性の付与をまとめてしかも簡便な系(2元系)
で具現化し得た利点を有するが、マンナンが多Ii類で
あることからくる問題点がある6例えばマウスに静脈内
投与した場合、アナフィラキシ−様の致死作用を示す(
T、Nagase。
てきた特性の付与をまとめてしかも簡便な系(2元系)
で具現化し得た利点を有するが、マンナンが多Ii類で
あることからくる問題点がある6例えばマウスに静脈内
投与した場合、アナフィラキシ−様の致死作用を示す(
T、Nagase。
T、Mikami、 S、5uzuki、 C05
chuerch、 and M、5uzuki+M
icorobio1. I+u+uno1.、 28
. 997−1007(1984)) ことから、一
般にヒトまたは動物へのかかる作用が懸念される。
chuerch、 and M、5uzuki+M
icorobio1. I+u+uno1.、 28
. 997−1007(1984)) ことから、一
般にヒトまたは動物へのかかる作用が懸念される。
一方、キチンを部分加水分解して得られるN−アセチル
キトオリゴII(キチンオリゴ糖と同義)が免疫機能光
道効果、抗感染症効果、抗腫瘍効果を有することが知ら
れている〔別冊フードケミカルI「キチン/キトサンの
科学」昭和62年8月20日発行 発行所:(株)食品
化学新聞社47〜53頁、特開昭61−130230
、62−123123 )。
キトオリゴII(キチンオリゴ糖と同義)が免疫機能光
道効果、抗感染症効果、抗腫瘍効果を有することが知ら
れている〔別冊フードケミカルI「キチン/キトサンの
科学」昭和62年8月20日発行 発行所:(株)食品
化学新聞社47〜53頁、特開昭61−130230
、62−123123 )。
本発明者らは、驚くべきことに、N−アセチルキトオリ
ゴ糖が肝細胞に受容体が存在するため同細胞に結合力、
親和性を有すること、及び肝臓内への臓器内集積性を有
することを見い出し、さらにこれを前述してきた多糖類
−マイトマイシンC複合体の多Ii類に代えて用いたと
ころ、得られる複合体が優れた標的細胞への指向性、持
続性を有することを見い出し本発明を完成した。本発明
の複合体は多糖類に代えてオリゴ糖を1成分として用い
ているのでさらに合成、精製が容易で純品(単品)が得
られやすい利点をも有する。
ゴ糖が肝細胞に受容体が存在するため同細胞に結合力、
親和性を有すること、及び肝臓内への臓器内集積性を有
することを見い出し、さらにこれを前述してきた多糖類
−マイトマイシンC複合体の多Ii類に代えて用いたと
ころ、得られる複合体が優れた標的細胞への指向性、持
続性を有することを見い出し本発明を完成した。本発明
の複合体は多糖類に代えてオリゴ糖を1成分として用い
ているのでさらに合成、精製が容易で純品(単品)が得
られやすい利点をも有する。
本発明はN−アセチルキトオリゴ糖とマイトマイシン類
とをスペーサーを介して結合したN−アセチルキトオリ
ゴ糖とマイトマイシン類の複合体、及びそれを有効成分
とする抗腫瘍剤に関する。
とをスペーサーを介して結合したN−アセチルキトオリ
ゴ糖とマイトマイシン類の複合体、及びそれを有効成分
とする抗腫瘍剤に関する。
キチンオリゴ糖はN−アセチルグルコサミンがβ−1,
4結合で結合したオリゴ糖であるが、本発明ではN−ア
セチルグルコサミンが3〜6個結合したキチンオリゴ糖
、すなわちN−アセチルキトトリオース、N−アセチル
キトテトラオース、N−アセチルキトペンタオース、N
−アセチルキトヘキサオースが用いられる。このうち複
合体に標的細胞への抗腫瘍活性として特に優れた抗腫瘍
活性を与えるのはN−アセチルキトペンタオース及びN
−アセチルキトへキサ7オースである。例えばN−アセ
チルキトヘキサオースは以下の構造を有する: マイトマイシン類としてはアジリジン環のイミノ基が遊
離イミノ基であるものが用いられる。例えばマイトマイ
シンC、マイトマイシンAが包含される。
4結合で結合したオリゴ糖であるが、本発明ではN−ア
セチルグルコサミンが3〜6個結合したキチンオリゴ糖
、すなわちN−アセチルキトトリオース、N−アセチル
キトテトラオース、N−アセチルキトペンタオース、N
−アセチルキトヘキサオースが用いられる。このうち複
合体に標的細胞への抗腫瘍活性として特に優れた抗腫瘍
活性を与えるのはN−アセチルキトペンタオース及びN
−アセチルキトへキサ7オースである。例えばN−アセ
チルキトヘキサオースは以下の構造を有する: マイトマイシン類としてはアジリジン環のイミノ基が遊
離イミノ基であるものが用いられる。例えばマイトマイ
シンC、マイトマイシンAが包含される。
スペーサーとしてはハロゲン化シアンとω−アミノ低級
アルカン酸との結合体が用いられる。ハロゲン化シアン
としては臭化シアン、塩化シアン、ヨウ化シアン等が、
ω−アミノアルカン酸としては通常炭素数4〜8のω−
アミノ−n−アルカン酸またはそのアルキレン基のいず
れかの水素が低級アルキル基(特に炭素数1〜3のアル
キル基、例えばメチル基、エチル基)で置換した化合物
、具体的には例えば5−アミノペンタン酸、6−アミノ
ヘキサン酸、8−アミノオクタン酸等が用いられる。ス
ペーサーとしてはまたω−ハロアルカン酸も用いること
ができる。このω−ハロアルカン酸としては通常炭素数
4〜8のω−ハロアルカン酸またはそのアルキレン基の
いずれかの水素が低級アルキル基(特に炭素数1〜3の
アルキル基例えばメチル基、エチル基)で置換した化合
物が用いられ、八日基はクロロ基、ブロモ基等を包含す
る。かかるω−ハロアルカン酸の具体例は例えば5−ブ
ロモペンタン酸、6−ブロモヘキサン酸、8−ブロモオ
クタン酸、6−クロロヘキサン酸等を包含する。
アルカン酸との結合体が用いられる。ハロゲン化シアン
としては臭化シアン、塩化シアン、ヨウ化シアン等が、
ω−アミノアルカン酸としては通常炭素数4〜8のω−
アミノ−n−アルカン酸またはそのアルキレン基のいず
れかの水素が低級アルキル基(特に炭素数1〜3のアル
キル基、例えばメチル基、エチル基)で置換した化合物
、具体的には例えば5−アミノペンタン酸、6−アミノ
ヘキサン酸、8−アミノオクタン酸等が用いられる。ス
ペーサーとしてはまたω−ハロアルカン酸も用いること
ができる。このω−ハロアルカン酸としては通常炭素数
4〜8のω−ハロアルカン酸またはそのアルキレン基の
いずれかの水素が低級アルキル基(特に炭素数1〜3の
アルキル基例えばメチル基、エチル基)で置換した化合
物が用いられ、八日基はクロロ基、ブロモ基等を包含す
る。かかるω−ハロアルカン酸の具体例は例えば5−ブ
ロモペンタン酸、6−ブロモヘキサン酸、8−ブロモオ
クタン酸、6−クロロヘキサン酸等を包含する。
スペーサーとしてハロゲン化シアンとω−アミノアルカ
ン酸との結合体を用いる場合の本複合体の製造は前出の
特開昭60−67502の方法に準じて行うことができ
る。−例を挙げると、まずN−アセチルキトオリゴ糖を
水に溶解し、これにハロゲン化シアンを加え、pHを水
酸化ナトリウムにより10.7付近に調整し、攪拌反応
させる。ハロゲン化シアンはN−アセチル牛トオリゴ糖
10抛gに対し通常50mg〜100+++g用いる。
ン酸との結合体を用いる場合の本複合体の製造は前出の
特開昭60−67502の方法に準じて行うことができ
る。−例を挙げると、まずN−アセチルキトオリゴ糖を
水に溶解し、これにハロゲン化シアンを加え、pHを水
酸化ナトリウムにより10.7付近に調整し、攪拌反応
させる。ハロゲン化シアンはN−アセチル牛トオリゴ糖
10抛gに対し通常50mg〜100+++g用いる。
反応は室温下3〜6時間で終了する。
反応終了後、結合したハロゲン化シアンに対して2〜5
当量のω−アミノアルカン酸を加え、pH9付近で室温
下12〜24時間攪拌反応させる。反応終了後、限外濾
過によりスペーサー結合N−アセチルキトオリゴ糖を精
製濃縮する。
当量のω−アミノアルカン酸を加え、pH9付近で室温
下12〜24時間攪拌反応させる。反応終了後、限外濾
過によりスペーサー結合N−アセチルキトオリゴ糖を精
製濃縮する。
ついで結合したω−アミノアルカン酸に対し1〜5当量
のマイトマイシン類を加え、さらに結合したω−アミノ
アルカン酸に対し10〜20当量の適当な縮合剤、例え
ば1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カ
ルボジイミド等を加えてpH5〜6、室温下12〜24
時間攪拌反応させる。反応終了後限外濾過により精製を
行い凍結乾燥してN−アセチルキトオリゴ糖の水酸基と
マイトマイ\ シン類の NH基とがスペーサーを介して結合し/ た複合体を得る。かかる複合体の構造はスペーサーとし
て例えばハロゲン化シアンと6−アミノへキサン酸を使
用した場合 スペーサーとしてω−ハロアルカン酸を用いる場合の本
複合体の製造は前出の特開昭60−67503の方法に
準じて行うことができる。
のマイトマイシン類を加え、さらに結合したω−アミノ
アルカン酸に対し10〜20当量の適当な縮合剤、例え
ば1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カ
ルボジイミド等を加えてpH5〜6、室温下12〜24
時間攪拌反応させる。反応終了後限外濾過により精製を
行い凍結乾燥してN−アセチルキトオリゴ糖の水酸基と
マイトマイ\ シン類の NH基とがスペーサーを介して結合し/ た複合体を得る。かかる複合体の構造はスペーサーとし
て例えばハロゲン化シアンと6−アミノへキサン酸を使
用した場合 スペーサーとしてω−ハロアルカン酸を用いる場合の本
複合体の製造は前出の特開昭60−67503の方法に
準じて行うことができる。
本複合体においては通常N−アセチルキトオリゴ111
分子についてマイトマイシン類1分子が導入されるが、
さらに多くのマイトマイシン類分子が導入されていても
よい。
分子についてマイトマイシン類1分子が導入されるが、
さらに多くのマイトマイシン類分子が導入されていても
よい。
本発明で得られるN−アセチルキトオリゴ糖とマイトマ
イシン類の複合体は標的細胞特に肝細胞への指向性が優
れ、さらに持続性を有する。またその抗腫瘍活性は一般
にマイトマイシン類及び/またはN−アセチルキトオリ
ゴ糖単品もしくは混合投与の場合に比し優れている。か
かる本発明複合体はヒトまたは動物の肝臓癌または白血
病の治療に特に有用であると考えられる。
イシン類の複合体は標的細胞特に肝細胞への指向性が優
れ、さらに持続性を有する。またその抗腫瘍活性は一般
にマイトマイシン類及び/またはN−アセチルキトオリ
ゴ糖単品もしくは混合投与の場合に比し優れている。か
かる本発明複合体はヒトまたは動物の肝臓癌または白血
病の治療に特に有用であると考えられる。
本発明で得られるN−アセチルキトオリゴ糖とマイトマ
イシン類の複合体はそのまま、または通常少なくとも1
つの製薬補助剤と混合した製薬組成物にして使用する。
イシン類の複合体はそのまま、または通常少なくとも1
つの製薬補助剤と混合した製薬組成物にして使用する。
本複合体は非経口的(すなわち、静脈注射、直腸投与等
)または経口的に投与し、各投与投与方法に適した形態
に製剤することができる。
)または経口的に投与し、各投与投与方法に適した形態
に製剤することができる。
注射剤としての製剤形態は、通常滅菌水水溶液を含有す
る。上記形態の製剤はまた緩衝剤・pHJ節剤(リン酸
水素ナトリウム、クエン酸等)、等張化剤(塩化ナトリ
ウム、グルコース等)、保存剤(P−ヒドロキシ安息香
酸メチル、P−ヒドロキシ安息香酸プロピル等)等の水
以外の他の製薬補助剤を含有することができる。該製剤
は細菌保持フィルターを通す濾過、組成物への殺菌剤の
混入、組成物の照射や加熱によって滅菌することができ
る。該製剤はまた殺菌固体組成物として製造し、用時滅
菌水等に溶解して使用することもできる。
る。上記形態の製剤はまた緩衝剤・pHJ節剤(リン酸
水素ナトリウム、クエン酸等)、等張化剤(塩化ナトリ
ウム、グルコース等)、保存剤(P−ヒドロキシ安息香
酸メチル、P−ヒドロキシ安息香酸プロピル等)等の水
以外の他の製薬補助剤を含有することができる。該製剤
は細菌保持フィルターを通す濾過、組成物への殺菌剤の
混入、組成物の照射や加熱によって滅菌することができ
る。該製剤はまた殺菌固体組成物として製造し、用時滅
菌水等に溶解して使用することもできる。
経口投与剤は胃腸器官による吸収に適した形に製剤する
。錠剤、カプセル剤、顆粒剤、細粒剤、粉末剤は通常の
製薬補助剤、例えば結合剤(シロップ、アラビアゴム、
ゼラチン、ソルビット、トラガカント、ボニビニルピロ
リドン、ヒドロキシプロピルセルロース等)、賦形剤(
ラクトース、スクロース、コーンスターチ、ポテトスタ
ーチ、ツルピント、結晶セルロース等)、滑沢剤(ステ
アリン酸マグネシウム、タルク、ポリエチレングリコー
ル、シリカ等)、崩壊剤(ポテトスターチ、カルボキシ
メチルセルロース等)、湿潤剤(ラウリル硫酸ナトリウ
ム等)を包含することができる。
。錠剤、カプセル剤、顆粒剤、細粒剤、粉末剤は通常の
製薬補助剤、例えば結合剤(シロップ、アラビアゴム、
ゼラチン、ソルビット、トラガカント、ボニビニルピロ
リドン、ヒドロキシプロピルセルロース等)、賦形剤(
ラクトース、スクロース、コーンスターチ、ポテトスタ
ーチ、ツルピント、結晶セルロース等)、滑沢剤(ステ
アリン酸マグネシウム、タルク、ポリエチレングリコー
ル、シリカ等)、崩壊剤(ポテトスターチ、カルボキシ
メチルセルロース等)、湿潤剤(ラウリル硫酸ナトリウ
ム等)を包含することができる。
経口液剤は水溶液等にしたり、ドライプロダクトにする
ことができる。そのような経口液剤は常用の添加剤例え
ば保存剤(P−ヒドロキシ安息香酸メチルもしくはプロ
ピル、ソルビン酸等)を包含していてもよい。
ことができる。そのような経口液剤は常用の添加剤例え
ば保存剤(P−ヒドロキシ安息香酸メチルもしくはプロ
ピル、ソルビン酸等)を包含していてもよい。
本抗腫瘍剤の投与量はマイトマイシン類及びNアセチル
キトオリゴ糖の投与量(マイトマイシンCは臨床使用さ
れており、後者の投与量は特開昭62−123123に
記載されている)を勘案し、適宜決定することができる
。例えば本抗腫瘍剤をヒトに投与する場合の投与量は成
人1日あたり有効成分である本複合体として一般に0.
1〜50IIIgが適当である。
キトオリゴ糖の投与量(マイトマイシンCは臨床使用さ
れており、後者の投与量は特開昭62−123123に
記載されている)を勘案し、適宜決定することができる
。例えば本抗腫瘍剤をヒトに投与する場合の投与量は成
人1日あたり有効成分である本複合体として一般に0.
1〜50IIIgが適当である。
以下の実施例においてはN−アセチルキトオリゴI!(
N−acetylchito−oligosaccha
ride)をNACOSと略称し、また例えばN−アセ
チルキトヘキサオースをNACOS−6の如く称する。
N−acetylchito−oligosaccha
ride)をNACOSと略称し、また例えばN−アセ
チルキトヘキサオースをNACOS−6の如く称する。
実施[L(本複合体の製造例)
NACOS−6100mgをpH10,7の蒸留水10
−に溶解後、臭化シアン20.20及び15−gをそれ
ぞれpH10,7の蒸留水200μlに溶解したものを
加え、その後pnをINの水酸化ナトリウムにて1O0
7に維持しながら約6時間反応させた。
−に溶解後、臭化シアン20.20及び15−gをそれ
ぞれpH10,7の蒸留水200μlに溶解したものを
加え、その後pnをINの水酸化ナトリウムにて1O0
7に維持しながら約6時間反応させた。
ついでpHヲ9.0に調整後ε−アミノカプロン酸10
0s+gを加え、IN水酸化ナトリウムにてpHを9.
0に維持しながら24時間反応させた。
0s+gを加え、IN水酸化ナトリウムにてpHを9.
0に維持しながら24時間反応させた。
反応終了後ウルトラフリーCL(日本ミリポア工業製)
にて限外濾過を行い精製濃縮した。
にて限外濾過を行い精製濃縮した。
次にpH5,5に調整した蒸留水10II11にマイト
マイシンC110mgを溶解したものを加えpH5,5
に調整後、水溶性カルボジイミド200mgを加え、そ
の後pHを5〜6に維持しながら24時間反応させた。
マイシンC110mgを溶解したものを加えpH5,5
に調整後、水溶性カルボジイミド200mgを加え、そ
の後pHを5〜6に維持しながら24時間反応させた。
反応終了後前述の限外濾過にて精製濃縮後、凍結乾燥に
て乾燥複合体を得た。収率は平均60%であった。また
、マイトマイシンCの結合量は平均約4.5%であった
。
て乾燥複合体を得た。収率は平均60%であった。また
、マイトマイシンCの結合量は平均約4.5%であった
。
マイトマイシンCの結合量は日立200−20型ダブル
ビ一ム分光光度計により180−400no+で測定を
行い、複合体中のマイトマイシンCの吸光度曲線をピー
ク面積法により一定量のマイトマイシンCの吸光度曲線
と比較することにより測定した。
ビ一ム分光光度計により180−400no+で測定を
行い、複合体中のマイトマイシンCの吸光度曲線をピー
ク面積法により一定量のマイトマイシンCの吸光度曲線
と比較することにより測定した。
夫u2 (本複合体の生体内抗腫瘍効果)C3H/H
eマウス1群10匹の皮下へMH134Y肝癌細胞5X
10’個を移植し、移植後7.12.17日目に、実施
例1で製造したNACOS−6とマイトマイシンCの複
合体(以下NACO5−6−MMC複合体と称する)を
生理食塩水に溶解した溶液を静脈内投与し、腫瘍移植後
30日後に腫瘍を取り出して腫瘍重量を測定し、対照試
験に比べての腫瘍生育阻止率を求めた。なお、対照とし
て生理食塩水のみよりなる注射液を同様に投与した。ま
た比較のためNACOS−6またはMMCの生理食塩水
溶液も同様に投与した。結果を表1に示す。
eマウス1群10匹の皮下へMH134Y肝癌細胞5X
10’個を移植し、移植後7.12.17日目に、実施
例1で製造したNACOS−6とマイトマイシンCの複
合体(以下NACO5−6−MMC複合体と称する)を
生理食塩水に溶解した溶液を静脈内投与し、腫瘍移植後
30日後に腫瘍を取り出して腫瘍重量を測定し、対照試
験に比べての腫瘍生育阻止率を求めた。なお、対照とし
て生理食塩水のみよりなる注射液を同様に投与した。ま
た比較のためNACOS−6またはMMCの生理食塩水
溶液も同様に投与した。結果を表1に示す。
表1
養した(ブレインキュベーション)。その後、(−)P
BS溶液で2回遠心洗浄することにより試料を除き、新
たにRPMl 1640培地700μ!を加えてさらに
37°C15χCO2中で24時間培養(ポストインキ
ュベーション)した。細胞の生存はトリパンブルー染色
により測定し、未処置対照群と比較して生細胞の減少率
を算出した。
BS溶液で2回遠心洗浄することにより試料を除き、新
たにRPMl 1640培地700μ!を加えてさらに
37°C15χCO2中で24時間培養(ポストインキ
ュベーション)した。細胞の生存はトリパンブルー染色
により測定し、未処置対照群と比較して生細胞の減少率
を算出した。
結果を表2に示す。なお試験数は各試験について4回で
あった。
あった。
表 2
裏施■ユ (本複合体の生体外細胞障害性効果)MH
134Y肝癌細胞5X10’個と、試料の各濃度(例え
ばNACOS−6−MMCでは10.100 μg/w
elt)のRPMI 1640培地(FBS血清lOx
含)溶液700μlを混合し、直径12mmのカルチャ
ープレートインサー) (Culture Plate
Insert)(Millipore−HA、 Mil
lipore製)を入れた24六マイクロウエルに分注
し、37°C,5χCO□中で1時間項*平均値±S、
E。
134Y肝癌細胞5X10’個と、試料の各濃度(例え
ばNACOS−6−MMCでは10.100 μg/w
elt)のRPMI 1640培地(FBS血清lOx
含)溶液700μlを混合し、直径12mmのカルチャ
ープレートインサー) (Culture Plate
Insert)(Millipore−HA、 Mil
lipore製)を入れた24六マイクロウエルに分注
し、37°C,5χCO□中で1時間項*平均値±S、
E。
裏蓋■互 (本複合体のゑ、性毒性試験)実施例1で
製造したNACOS−6−MMC複合体をC3H/He
?ウスに500mg/kg静脈内投与しく生理食塩水溶
液として)7日間観察したが、死亡例は見られなかった
。
製造したNACOS−6−MMC複合体をC3H/He
?ウスに500mg/kg静脈内投与しく生理食塩水溶
液として)7日間観察したが、死亡例は見られなかった
。
N−アセチルキトオリゴ糖とマイトマイシン類を結合さ
せた複合体は各単独もしくは混合物に比し標的細胞への
指向性に基づいて抗腫瘍活性が増強され、また徐放性に
より効果が持続化される。
せた複合体は各単独もしくは混合物に比し標的細胞への
指向性に基づいて抗腫瘍活性が増強され、また徐放性に
より効果が持続化される。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、N−アセチルキトオリゴ糖とマイトマイシン類とを
スペーサーを介して結合したN−アセチルキトオリゴ糖
とマイトマイシン類の複合体。 2、N−アセチルキトオリゴ糖とマイトマイシン類とを
スペーサーを介して結合したN−アセチルキトオリゴ糖
とマイトマイシン類の複合体を有効成分として含有する
抗腫瘍剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2166815A JP2997848B2 (ja) | 1990-06-27 | 1990-06-27 | N―アセチルキトオリゴ糖とマイトマイシン類の複合体及び抗腫瘍剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2166815A JP2997848B2 (ja) | 1990-06-27 | 1990-06-27 | N―アセチルキトオリゴ糖とマイトマイシン類の複合体及び抗腫瘍剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0459787A true JPH0459787A (ja) | 1992-02-26 |
| JP2997848B2 JP2997848B2 (ja) | 2000-01-11 |
Family
ID=15838178
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2166815A Expired - Lifetime JP2997848B2 (ja) | 1990-06-27 | 1990-06-27 | N―アセチルキトオリゴ糖とマイトマイシン類の複合体及び抗腫瘍剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2997848B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2023541969A (ja) * | 2020-09-17 | 2023-10-04 | メルク パテント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 可溶性タグを有する分子および関連方法 |
-
1990
- 1990-06-27 JP JP2166815A patent/JP2997848B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2023541969A (ja) * | 2020-09-17 | 2023-10-04 | メルク パテント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 可溶性タグを有する分子および関連方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2997848B2 (ja) | 2000-01-11 |
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