JPH0460913B2 - - Google Patents

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JPH0460913B2
JPH0460913B2 JP63164765A JP16476588A JPH0460913B2 JP H0460913 B2 JPH0460913 B2 JP H0460913B2 JP 63164765 A JP63164765 A JP 63164765A JP 16476588 A JP16476588 A JP 16476588A JP H0460913 B2 JPH0460913 B2 JP H0460913B2
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speed
winch
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hoisting
deviation
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JP63164765A
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Masanori Sakai
Junichi Narisawa
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 本発明は、ウインチの自動定速度制御装置に関
する。
B 従来の技術 パイルドライバやクレーン等のオーガユニツト
を装着して地盤改良工事を行う場合、薬液注入速
度とオーガユニツトの巻上・巻下速度とを低速域
でマツチングさせる必要がある。このような作業
では従来、機械本体に備えた油圧式超微速制御装
置により超低速操作を行つていた。
しかしながら、この従来の超微速制御装置では
ロープ速度を何らフイードバツクしていないか
ら、油圧式巻上ウインチのドラム巻層の変化によ
つてロープ速度が変化する。このため、別に設置
したロープの速度メータを見ながら操縦者がエン
ジンアクセルレバーを操作することにより逐次エ
ンジン回転数を制御して油圧ポンプの回転数を増
減し、油圧ポンプ吐出量の制御により巻上ウイン
チの回転速度を調整してロープの一定速制御を行
つている。したがつて、操作が煩雑で一定速度を
保持するのが難しい。
このため、従来は第6図に示す定速制御装置が
用いられている。この制御装置では、施工速度
VOを設定器51で設定し、巻上ロープ速度Vを
速度検出器61で検出する。自動定速度制御装置
50は、設定器51で設定された施工速度VO
速度検出器61で検出された巻上ロープ速度Vと
の偏差VO−V(=ΔV)を加算点52で演算し、
この偏差ΔVに係数器53で係数Kを掛けてK・
ΔVを得る。このK・ΔVは積分器54に入力さ
れ前回の制御値Pに加算されて新たな制御値Pが
得られる。この制御値Pは電磁比例減圧弁16に
入力される。この電磁比例減圧弁16は、油圧ポ
ンプ1のレギユレータ1aへ導く圧力を調整する
もので、入力される制御値Pに応じた圧力がレギ
ユレータ1aに加えられる。これにより、油圧ポ
ンプ1の吐き出し容積が制御され、油圧ポンプ1
の吐出流量が調整されて油圧ウインチの回転速度
が所定値に保たれる。
C 発明が解決しようとする問題点 この方式による自動定速度制御は、制御開始時
あるいは巻上ロープの乱巻やエンジン回転数の変
動等による外乱発生時に速度変動が生じた場合、
速度偏差(上述のΔV)が大きいため、設定した
施工速度VOに収束するまでの応答が非常に遅く、
速度のハンチングもおきやすい。
また、この自動定速度制御装置は、硬質地盤等
のオーガ作業にも超低速度の自動定速度制御装置
として使用されることがあるが、その場合、オー
ガユニツトの繰り出し速度と掘進速度とが合致せ
ず、オーガの吊りロープが緩みオーガが浮いた状
態になることがある。このとき吊りロープが緩ん
でくると検出速度が実際よりも小さな値もしくは
零を示し、自動定速度制御装置による速度偏差が
正となり増速の指令値を出力する。このため、ま
すますオーガユニツトの繰り出し速度が増速され
てしまい、超低速度定速制御にならないばかり
か、ウインチドラムが乱巻してしまう。
さらに、以上説明した自動定速度制御装置では
エンジン回転数の自動制御をしていないから、エ
ンジン回転数の設定を誤ると、制御域の必要な吐
出量が油圧ポンプから得られず、全く制御が不可
能となるおそれもある。
本発明の目的は、このような種々の問題点を解
決したウインチの自動定速度制御装置を提供する
ことにある。
D 問題点を解決するための手段 本発明に係るウインチの自動定速度制御装置
は、作業機械本体に搭載されたウインチで吊り上
げられる作業アタツチメントの巻上/巻下げ速度
を自動定速度制御するものであり、その基本構成
は、作業アタツチメントの巻上/巻下げ速度を設
定する速度設定器と、作業アタツチメントの巻
上/巻下げ速度を検出する速度検出器と、設定さ
れた速度と実速度との偏差をとる偏差器とを備
え、この偏差に基づいて巻上/巻下げ速度を制御
する速度制御値を出力するものである。
そして請求項1の発明は、このような基本構成
に加えて、設定された速度に応じた初期制御値を
発生する初期制御値発生手段と、設定された速度
に応じたフイードバツクゲインを発生するフイー
ドバツクゲイン発生手段と、偏差とフイードバツ
クゲインとの積をとる乗算器と、その積の積分値
をとる積分器と、初期制御値と積分値とを加算し
て速度制御値を発生する加算器とを具備する。
また請求項2の発明は、上記基本構成に加え
て、ウインチの吊り上げ荷重を検出する荷重検出
器と、作業アタツチメントによる掘削反力を検出
する反力検出手段と、実速度が略零に近い基準速
度より遅いことを判定する速度判定手段と、吊り
上げ荷重が略零に近い基準吊り上げ荷重より小さ
いことを判定する吊上荷重判定手段と、掘削反力
が所定値よりも大きいことを判定する反力判定手
段と、これらの3つの判定手段がそれぞれ各条件
を判定するときにウインチを停止する停止手段と
を具備する。
また請求項3の発明では、上記基本構成のウイ
ンチが油圧ウインチである。この油圧ウインチ
は、エンジンに駆動される可変容量形油圧ポンプ
と、この可変容量形油圧ポンプからの圧油で駆動
されウインチを駆動する油圧モータとから成り、
このウインチの速度制御は、設定速度と実速度の
偏差に基づいて可変容量形油圧ポンプの押除け容
積を制御し該油圧ポンプの吐出量を調節すること
により行なわれる。この構成に加えて、請求項3
の発明は、速度制御値が予め定めた上下限値に達
することをそれぞれ検出して上限値信号および下
限値信号を出力する上下限値検出手段と、上下限
値信号の各出力にそれぞれ応答してエンジン回転
数を増減すべき旨の警報をそれぞれ発する警報手
段とを具備する。
E 作用 −請求項1の発明− 初期制御値発生手段が設定された速度に応じた
初期制御値を発生する。この初期制御値は、加算
器で積分器の出力と加算されて速度制御値を形成
する。制御開始時は積分値が零であるが、初期制
御値に従つて速度制御値が形成されているので、
ウインチは迅速に計画した施工速度で駆動され
る。また、作業中は、設定速度と実速度との偏差
がとられるとともに、設定された速度に応じたフ
イードバツクゲインとこの偏差とが乗算されてそ
の積が積分され、さらに初期制御値と積分値とを
加算して速度制御値が発生するので、外乱によつ
て実速度が大きく変動しても、設定速度に応じた
値をとるフイードバツクゲインにより、実速度が
迅速に設定速度に収束する。
−請求項2の発明− 実速度が略零に近い基準速度より遅いこと、吊
り上げ荷重が略零に近い基準吊り上げ荷重より小
さいこと、および掘削反力が所定値よりも大きい
ことが各判定手段で判定されると、停止手段がウ
インチを停止するので、作業アタツチメントが浮
き上がつて制御不能になつたり、乱巻を生ずるの
が防止される。
−請求項3の発明− 設定速度と実速度との偏差に基づいて可変容量
形油圧ポンプの押除け容積を制御し該油圧ポンプ
の吐出量を調節することにより油圧ウインチが速
度制御される。そして、偏差器に基づいて算出さ
れる速度制御値が予め定めた上下限値に達したこ
とがそれぞれ検出されると、エンジン回転数を増
大する旨の警報あるいは低減する旨の警報が警報
手段から発せられる。この警報によつて、作業者
がエンジン回転数を増減すれば速度設定が可能と
なる。
F 実施例 −第1の実施例− 第1図および第2図に基づいて第1の実施例に
ついて説明する。
まず、巻上ウインチ油圧回路について第2図に
より説明する。第2図において、1は図示しない
エンジンにより駆動される可変容量形油圧ポンプ
(以下、単に油圧ポンプ)で、油圧ポンプ1の吐
出側には、その吐出油を切換制御する方向切換弁
2と回路圧力を設定するリリーフ弁3とが設けら
れている。方向切換弁2は巻上用油圧モータ4に
連通された管路5,6に接続され、管路5,6に
はカウンタバランス弁7が設置されている。方向
切換弁2のパイロツトポート2a,2bには、パ
イロツト油圧ポンプ8の吐出圧を調整するパイロ
ツト弁11の操作量に応じた2次圧力が管路9,
10を介して供給され、その供給圧力により方向
切換弁2が切換え制御されて油圧モータ4への圧
油の方向と流量とが制御される。またパイロツト
弁11の出力圧はシヤトル弁12を介して管路1
3に導かれ、この管路13に設けた電磁切換弁1
4を介して油圧ポンプ1のレギユレータ1aにも
供給可能となつている。
またこのレギユレータ1aには、パイロツト油
圧ポンプ8の吐出油が、電磁比例減圧弁15、管
路16および電磁切換弁14を介して供給可能に
なつている。この電磁比例減圧弁15は、自動定
速制御装置30からの指令信号により駆動され、
その出力圧が調整される。すなわち、電磁切換弁
14は、スイツチ17のオンによりイ位置に切換
わり、スイツチ17のオフによりロ位置に切換わ
る。イ位置では、電磁比例減圧弁15の出力圧が
レギユレータ1aに、ロ位置では、パイロツト弁
11の出力圧がレギユレータ1aに供給される。
スイツチ17はバツテリ18と電磁切換弁14の
ソレノイド部との間に設置されている。さらに、
パイロツト弁11の操作方向を検出するため、パ
イロツト管路9,10に圧力スイツチ19a,1
9bが設けられている。
また第2図において、ウインチドラム21が油
圧モータ4に連結され、このウインチドラム21
に巻回されたロープ22はシープ23を介してオ
ーガユニツト24を支持する。シープ23にはロ
ータリエンコーダのような速度検出器25が設け
られ、ロープ22の速度を検出する。
さらに第2図において、自動定速度制御装置3
0は速度設定器31を含み、速度検出器25から
の信号と圧力スイツチ19a,19bからの信号
を取り込んで、速度設定器31で設定した施工速
度VOに巻上ロープ速度Vを制御するため、後述
のようにして電磁比例減圧弁15へ指令信号を送
出する。
次に第1図により第1の実施例の自動定速度制
御装置30を説明する。
自動定速度制御装置30は、速度設定器31
と、関数発生器32と、加算点33と、乗算器3
4と、積分器35と、加算点36と、ゲート回路
37とを有する。速度設定器31は施工速度VO
を設定する。関数発生器32は、速度設定器31
で設定されて入力される施工速度VOと電磁比例
減圧弁15への入力電流である標準制御値PO
を第3図aに示す実線で示すように対応づけた
関数を発生する。また、施工速度VOと第3の実
線で示す関数の傾きとを第3図bに実線で示
すように対応づけた関数を発生する。すなわち、
入力された施工速度VOに対して、標準制御値PO
とフイードバツクゲインGとがそれぞれ出力され
る。
加算点33は、速度検出器31から出力される
巻上ロープ速度Vと施工速度VOとの偏差VO−V
=ΔVを得る。乗算器34は、フイードバツクゲ
インGと偏差ΔVとを乗算する。積分器35は、
その乗算器G・ΔVを積分して制御値Pを出力す
る。加算点36は、関数発生器32からの標準制
御値POと積分器35からの制御値Pとを加算し
て新たな制御値Pを得る。ゲート回路37は、圧
力スイツチ19がオンすると閉じ、加算器36の
出力である制御値Pを指令信号として電磁比例減
圧弁15に供給する。
次に動作を説明する。
操縦者がスイツチ17をオンして電磁切換弁1
4をイ位置に切換え自動定速運転を選択する。次
いで、オーガユニツト24の施工速度VOを計画
して自動定速度制御装置30に備えられた速度設
定器31によつて設定する。巻上ウインチの操作
レバー11aを巻上側または巻下側のどちらかに
フル操作して操作レバー11aをデテントロツク
する。このとき、油圧ポンプ1のレギユレータ1
aへは圧油が供給されていないから、ポンプ吐出
量は零である。レバー11aの操作によりパイロ
ツト弁11が動作し、圧力スイツチ19が閉じて
自動定速度制御装置30に制御開始の信号を入力
する。制御開始の信号が入力されるとゲート回路
37が閉じる。ゲート閉じ動作で制御を開始する
と、関数発生器32から計画施工速度VOに対応
した標準制御値POが出力されて加算点36に加
えられる。制御開始時は加算点36の一方の入力
が零であるから、この標準制御値(入力電流値を
示す)POがゲート回路37を介して電磁比例減
圧弁15に送出される。この指令信号が電磁比例
減圧弁15で2次圧力に切換され、この圧力が油
圧ポンプ1のレギユレータ1aに入力される。こ
れにより油圧ポンプ1の押除け容積が零から増大
して圧油を吐出し始め、方向切換弁2を通つて油
圧モータ4に導かれ、ウインチドラム21が回転
を始める。そして、速度検出器25が巻上ロープ
22の速度に応じた信号、すなわち巻上ロープ速
度Vをすると、加算点33がVO−V(=ΔV)を
演算し、この偏差ΔVと関数発生器32から施工
速度VOに応じて出力されるフイードバツクゲイ
ンGとが乗算され、積分器35に入力される。積
分器35はG・ΔVを積分して制御値Pを出力す
る。加算点36は、関数発生器32からの標準制
御値POと積分器35からの制御値Pとを加算し、
その加算結果である指令信号(入力電流値)Pを
ゲート回路37を介して電磁比例減圧弁15に供
給する。これにより、指令信号に相応した2次圧
力が電磁比例減圧弁15から出力され、管路1
6、電磁切換弁14を介してレギユレータ1aに
供給される。この結果、偏差ΔVに応じて油圧ポ
ンプ1の押除け容積、すなわち吐出流量が増減さ
れるからウインチドラム21の回転速度が制御さ
れ、巻上ロープ速度Vが施工速度VOに近づく。
以上のように制御開始時は、積分器35の出力
が零であるが関数発生器32から標準制御値PO
が出力されているので加算点36はその制御値
POを電磁比例減圧弁15に送る。したがつて、
立上りの応答性が向上する。起動後は、速度偏差
ΔVにより制御値Pは、 P=PO+∫G・ΔVdt と修正される。
ここで上述したフイードバツクゲインGについ
て説明する。今、第3図aに示すように、計画施
工速度VOをVA、巻上ロープ速度VをVB(>VA
とする。計画施工速度VO=VAに対する制御値P
はPA、巻上ロープ速度V=VBに対する制御値P
はPBである。つまり、巻上ロープ速度VをVB
VAに落とすには制御値PをPB→PAに下げればよ
い。速度VAとVBとの間の速度偏差ΔVABおよび制
御値PAとPBとの間の制御値偏差ΔPABを、 VB−VA=ΔVAB>0 VB−PA=ΔPAB>0 で表わすとき、制御値PAは、 PA=PB−ΔPAB =PB−(ΔVAB・G) …(1) で示すことができる。したがつて、この(1)式が第
3図aの全領域で満足するようにフイードバツク
ゲインGを定めるには、フイードバツクゲインG
を第3図aの関数の傾きにすればよく、第3図
bのようにフイードバツクゲインGを施工速度
VOの関数で表わすことができる。つまり第3
図bの関数は第3図aに示す関数の傾きを表
わす。また、関数は油圧ポンプ1のP−Q線に
対応して決定される。
なお、例えば実速度が定時間以上零の場合、あ
るいは2つの圧力スイツチ19a,19bが共に
オンしている場合などには異常と判定してゲート
回路37を開いても良い。これにより、ウインチ
が停止する。異常状態が解消されると再びウイン
チが駆動を開始するが、この場合も、初期制御値
POが出力されるから直ちに設定速度で駆動する
ことが可能である。
−第2の実施例− 以上説明した装置に、第4図エンジン回転数警
報装置を組込むことができる。
この警報装置は、2つの比較器41,42と2
つの警報出力装置43,44とを有する。比較器
41の基準値は最小制御値PMIN、比較器42の基
準値は最大制御値PMAXに定められ、被比較値は
それぞれ電磁比例減圧弁15に供給される制御値
Pである。比較器41は、制御値Pが最小制御値
PMINより小さいときにエンジン回転数の下げ警報
出力装置43に警報信号を送出し、警報出力装置
43を駆動する。この警報出力装置43はブザー
あるいはランプで構成でき、P≦PMINにブザーが
鳴動しあるいはランプが点灯する。一方、比較器
42は、制御値Pが最大制御値PMAXより大きい
ときにエンジン回転数上げ警報出力装置44に警
報信号を送出し、ブザーやランプから成る警報出
力装置44を駆動する。P≧PMAX時にブザーが
鳴動しあるいはランプが点灯する。
すなわち、P≦PMINになる場合は、巻上ロープ
速度Vが施工速度VOより大きく制御値Pをその
最小値PMINまで小さくしても巻上ロープ速度V≦
施工速度VOにならない状態であり、エンジン回
転数を低くすれば巻上ロープ速度Vを施工速度
VOに近づけ得るから、操作者にエンジン回転数
を下げるよう警報する。一方、P≧PMAXになる
場合は、巻上ロープ速度Vが施工速度VOより小
さく制御値Pをその最大値PMAXまで大きくして
も巻上ロープ速度V≧施工速度VOにならない状
態であり、エンジン回転数を高くすれば巻上ロー
プ速度Vを施工速度VOに近づけ得るから、操作
者にエンジン回転数を上げるように警報する。
−第3の実施例− 次に、オーガユニツト24の浮き上り警報装置
について第5図により説明する。
この浮き上り警報装置は、 巻上ロープ速度Vが零に近い任意の基準速度
υに対してV≦υであること、 巻き上げロープ22の吊り荷重Wが零に近い
任意の基準吊り荷重WOに対してW≦WOである
こと、および 零点反力(例えばオーガユニツト24の全重
量−掘進作業時の吊重量)Rが零に近い任意の
基準反力ROに対しR≧RO、つまり掘削反力が
ある値以上であること、 の3条件が満足したときに警報装置71を駆動し
て浮き上りを警報するとともにゲート回路37を
開いてウインチドラム21を停止させる。
このため、この浮き上り警報装置は、 ) 巻上ロープ速度Vと記憶器(図示せず)内
に記憶させた零に近い任意の基準速度υとを比
較器72で大小比較をして、V≦υならば論理
積器73に「1」信号を、V>υならば「0」
信号を入力する。
) 荷重検出器74により吊荷重Wを検出し、
零値に近い任意の基準吊荷重WOとその吊荷重
Wとを比較器75で比較し、W≦WOならば論
理積器73に「1」信号を、W>WOならば
「0」信号を入力する。
) 反力値Rは、オーガユニツト24の全重量
値WRを基準としたときにこの全重量値WRと掘
進作業時の吊荷重Wとの差で表される。そこ
で、オーガユニツト24を地面から完全に離し
た状態での全重量値WRを記憶器76に記憶す
る。掘削作業が開始されると、荷重値WRと吊
荷重Wとの偏差WR−Wを加算点77で求める。
この偏差が反力値Rである。つまり、地盤が硬
く巻下げ速度に対して掘進速度が遅いと吊荷重
Wが小さくなるから反力値Rが大きくなる。こ
の反力値Rを比較器78に入力し、零値に近い
基準反力ROと比較する。その結果R≧ROなら
ば論理積器73に「1」信号を、R<ROなら
ば「0」信号を入力する。
論理積器73で前記)、)、)で入力され
た信号値の論理積処理をして、その結果「1」で
あれば、オーガユニツト24が浮き上りを起こし
ていると判断し、オーガユニツト24の浮き上り
警報をランプ、ブザーなどから成る警報装置71
で出力すると共にゲート回路37を開放してウイ
ンチドラム21を停止させる。
G.発明の効果 請求項1の発明によれば、設定速度に対応し
た初期制御値およびフイードバツクゲインが出
力されているから、作業の開始時や外乱による
速度変動時に所定の設定速度に収束するまでの
時間が短縮化され、応答性が向上する。またハ
ンチングも防止される。
請求項2の発明によれば、エンジン回転数の
不適応状態が警報されるから、エンジン回転数
の調整が悪くてもすぐに気付き、エンジン回転
数を調整すれば確実に一定速度で作業アタツチ
メントを駆動できる。
請求項3の発明によれば、作業アタツチメン
トが浮き上がるとウインチが停止するから、乱
巻が防止されかつ速度制御不能に陥ることもな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明に係る自動定速度制御
装置を油圧ウインチに適用した場合の第1の実施
例を説明するもので、第1図がその全体ブロツク
図、第2図が油圧回路を含む全体構成図、第3図
a,bが関数発生器の関数を説明する線図であ
る。第4図は第2の実施例であるエンジン回転数
の警報装置の一実施例を示すブロツク図である。
第5図は第3の実施例であるオーガ浮き上り警報
装置の一実施例を示すブロツク図である。第6図
は従来の自動定速度制御装置を示すブロツク図で
ある。 1:油圧ポンプ、1a:レギユレータ、2:方
向切換弁、4:油圧モータ、8:パイロツト用油
圧ポンプ、11:パイロツト弁、14:電磁切換
弁、15:電磁比例減圧弁、17:選択スイツ
チ、19a,19b:圧力スイツチ、21:ウイ
ンチドラム、22:ロープ、23:速度検出器、
24:オーガユニツト、30:自動定速度制御装
置、31:速度設定器、32:関数発生器、3
3:加算点、34:乗算器、35:積分器、3
6:加算点、37:ゲート回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 作業機械本体に搭載されたウインチに作業ア
    タツチメントが吊り下げられ、該作業アツタチメ
    ントの巻上/巻下げの速度を自動定速度制御する
    装置であつて、前記作業アタツチメントの巻上/
    巻下げ速度を設定する速度設定器と、前記作業ア
    タツチメントの巻上/巻下げ速度を検出する速度
    検出器と、前記設定された速度と実速度との偏差
    をとる偏差器とを備え、この偏差に基づいて前記
    巻上/巻下げ速度を制御する速度制御値を出力す
    るようにしたウインチの自動定速度制御装置にお
    いて、 前記設定された速度に応じた初期制御値を発生
    する初期制御値発生手段と、 前記設定された速度に応じたフイードバツクゲ
    インを発生するフイードバツクゲイン発生手段
    と、 前記偏差とフイードバツクゲインとの積をとる
    乗算器と、 その積の積分値をとる積分器と、 前記初期制御値と積分値とを加算して前記速度
    制御値を発生する加算器とを具備することを特徴
    とするウインチの自動定速度制御装置。 2 作業機械本体に搭載されたウインチに作業ア
    タツチメントが吊り下げられ、該作業アツタチメ
    ントの巻上/巻下げの速度を自動定速度制御する
    装置であつて、前記作業アタツチメントの巻上/
    巻下げ速度を設定する速度設定器と、前記作業ア
    タツチメントの巻上/巻下げ速度を検出する速度
    検出器と、前記設定された速度と実速度との偏差
    をとる偏差器とを備え、この偏差に基づいて前記
    巻上/巻下げ速度を制御するウインチの自動定速
    度制御装置において、 前記ウインチの吊り上げ荷重を検出する荷重検
    出器と、 前記作業アタツチメントによる掘削反力を検出
    する反力検出手段と、 前記実速度が略零に近い基準速度より遅いこと
    を判定する速度判定手段と、 前記吊り上げ荷重が略零に近い基準吊り上げ荷
    重より小さいことを判定する吊上荷重判定手段
    と、 前記掘削反力が所定値よりも大きいことを判定
    する反力判定手段と、 これらの3つの判定手段がそれぞれ各条件を判
    定するときに前記ウインチを停止する停止手段と
    を具備することを特徴とするウインチの自動定速
    度制御装置。 3 作業機械本体に搭載されたウインチに作業ア
    タツチメントが吊り下げられ、エンジンに駆動さ
    れる可変容量形油圧ポンプと、この可変容量形油
    圧ポンプからの圧油で駆動され前記ウインチを駆
    動する油圧モータとから成る油圧ウインチの速度
    制御装置であつて、前記作業アタツチメントの巻
    上/巻下げ速度を設定する速度設定器と、作業ア
    タツチメントの巻上/巻下げ速度を検出する速度
    検出器と、前記設定された速度と実速度との偏差
    をとる偏差器とを備え、この偏差に基づいて前記
    可変容量形油圧ポンプの押除け容積を制御し該油
    圧ポンプの吐出量を調節することにより前記ウイ
    ンチを自動定速度制御する装置において、 前記速度制御値が予め定めた上下限値に達する
    ことをそれぞれ検出して上限値信号および下限値
    信号を出力する上下限値検出手段と、 前記上下限値信号の各出力にそれぞれ応答して
    前記エンジン回転数を増減すべき旨の警報をそれ
    ぞれ発する警報手段とを具備することを特徴とす
    るウインチの自動定速度制御装置。
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