JPH0461942B2 - - Google Patents
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- JPH0461942B2 JPH0461942B2 JP62218566A JP21856687A JPH0461942B2 JP H0461942 B2 JPH0461942 B2 JP H0461942B2 JP 62218566 A JP62218566 A JP 62218566A JP 21856687 A JP21856687 A JP 21856687A JP H0461942 B2 JPH0461942 B2 JP H0461942B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor
- floor panel
- deformation
- sports
- elastic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Floor Finish (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、主としてエアロビクスダンス教室等
のスポーツ教室に用いられる床構造に関し、特に
エアロビクスインストラクターや生徒の足に対す
る衝撃を和らげて、膝等の関節傷害の発生や疲労
を少なくした床構造に係るものである。
のスポーツ教室に用いられる床構造に関し、特に
エアロビクスインストラクターや生徒の足に対す
る衝撃を和らげて、膝等の関節傷害の発生や疲労
を少なくした床構造に係るものである。
(従来の技術およびその問題点)
近年、健康志向ブームから、エアロビクスダン
ス等のスポーツスタジオや、アスレチツク等のト
レーニングルームが各地に設けられつつあり、我
国ではこのようなスポーツ教室をビル内の一室に
設けるケースが増えている。
ス等のスポーツスタジオや、アスレチツク等のト
レーニングルームが各地に設けられつつあり、我
国ではこのようなスポーツ教室をビル内の一室に
設けるケースが増えている。
このエアロビクスダンスは、ジヤンプを主体と
する動作が多いため、床のかたさが競技者のやり
易さや、傷害(関節痛、腰痛、ヘルニア、アキレ
ス健切断等)の発生、疲労度に大きな影響を与え
る。即ち、床が硬すぎると、ジヤンプの繰返しで
膝に傷害を生じやすく、また疲労しやすい。逆
に、柔かすぎても、運動し難く、また安定性が悪
く、捻挫や疲労につながることになる。
する動作が多いため、床のかたさが競技者のやり
易さや、傷害(関節痛、腰痛、ヘルニア、アキレ
ス健切断等)の発生、疲労度に大きな影響を与え
る。即ち、床が硬すぎると、ジヤンプの繰返しで
膝に傷害を生じやすく、また疲労しやすい。逆
に、柔かすぎても、運動し難く、また安定性が悪
く、捻挫や疲労につながることになる。
ところで、最近、このようなスポーツ施設やス
タジオの床かたさの一評価方法として、東京工業
大学の小野研究室によつて行われた官能検査試験
でインストラクターの心理学的尺度と床のかたさ
との相関が提示されている(「ヘルスネツトワー
ク」1987年発行、No.29参照)が、現実にエアロビ
クスダンスのやり易さ、疲労のし難さ、安定感を
全て満足するものは提供されていない。
タジオの床かたさの一評価方法として、東京工業
大学の小野研究室によつて行われた官能検査試験
でインストラクターの心理学的尺度と床のかたさ
との相関が提示されている(「ヘルスネツトワー
ク」1987年発行、No.29参照)が、現実にエアロビ
クスダンスのやり易さ、疲労のし難さ、安定感を
全て満足するものは提供されていない。
例えば、従来より、スポーツフロアの床として
は、荷重を支持しかつ局部的な撓みを少なくする
ために、ゴムを組合せた支持体の上に鋼製根太材
を配し、その上に合板パネルを配して仕上げるも
のが多く採用されている。しかし、このものは体
育館等で適当であると言われているが、エアロビ
クスダンスのようなジヤンプ主体の反復運動を行
う場合には、床面の沈みが小さく硬いため、初心
者には膝への負担が大きいという問題があつた。
これは、ゴム緩衝材が部分的にしか配されていな
いこと、床パネル自体が剛性が高いこと、および
鋼製根太材が床面を硬くしていること等がその原
因と思われる。
は、荷重を支持しかつ局部的な撓みを少なくする
ために、ゴムを組合せた支持体の上に鋼製根太材
を配し、その上に合板パネルを配して仕上げるも
のが多く採用されている。しかし、このものは体
育館等で適当であると言われているが、エアロビ
クスダンスのようなジヤンプ主体の反復運動を行
う場合には、床面の沈みが小さく硬いため、初心
者には膝への負担が大きいという問題があつた。
これは、ゴム緩衝材が部分的にしか配されていな
いこと、床パネル自体が剛性が高いこと、および
鋼製根太材が床面を硬くしていること等がその原
因と思われる。
一方、実際に床のかたさ試験を東京工業大学小
野研究室のエアロビクスダンス床の弾力性測定試
験法に基づいて測定するに、床のかたさ値Kは下
記の式で表わされる。
野研究室のエアロビクスダンス床の弾力性測定試
験法に基づいて測定するに、床のかたさ値Kは下
記の式で表わされる。
K=UF−1.1DR・DR・TR ……()
UF;床の変形エネルギー(Kg・cm)
DR;床の変形の復元量(cm)
TR;変形の復元に要する時間(sec)
尚、UF、DR、TRの値はエアロビクスダンスの
特性に鑑みて、12cm高さから15Kgの重錘を床面に
落下させた時の測定値であり、柔かい床面ほど、
K値は大きくなる。そこで、上記試験法に基づい
て従来のスポーツフロアのかたさ値を測定する
と、Kの値が10〜15の範囲のものが多く、インス
トラクターによる官能検査試験で適切と感じられ
たK=20〜30の範囲よりも小さい範囲のものであ
り、全般的にかたく、エアロビクスダンスの官能
検査による評価では安定感はあるが、疲れやす
く、運動しにくいという評価しか得られなかつ
た。
特性に鑑みて、12cm高さから15Kgの重錘を床面に
落下させた時の測定値であり、柔かい床面ほど、
K値は大きくなる。そこで、上記試験法に基づい
て従来のスポーツフロアのかたさ値を測定する
と、Kの値が10〜15の範囲のものが多く、インス
トラクターによる官能検査試験で適切と感じられ
たK=20〜30の範囲よりも小さい範囲のものであ
り、全般的にかたく、エアロビクスダンスの官能
検査による評価では安定感はあるが、疲れやす
く、運動しにくいという評価しか得られなかつ
た。
一方、床を柔かくして、疲れにくくするには、
床材下面に全体的に厚さの大のクツシヨン材を配
し、その上をカーペツト等の柔かい床仕上げにし
て、床の変形エネルギーUFを大きくすることが
簡単で実施し易いが、この場合、床面の変形量が
局部的に集中して、ジヤンプの着地の際の足首の
捻挫等の傷害を起し易いものであつた。
床材下面に全体的に厚さの大のクツシヨン材を配
し、その上をカーペツト等の柔かい床仕上げにし
て、床の変形エネルギーUFを大きくすることが
簡単で実施し易いが、この場合、床面の変形量が
局部的に集中して、ジヤンプの着地の際の足首の
捻挫等の傷害を起し易いものであつた。
(発明の目的)
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであ
り、床のかたさを、床面の局部的な変形を生じる
ことなく、エアロビクスダンスに最適と感じられ
る床のかたさ値K=20〜30の範囲に柔かくするこ
とにより、運動し易いこと、疲労し難いこと、お
よび安定感があることの全てを満足する、エアロ
ビクスダンス等のスポーツ教室に好適な床構造を
提供することを目的とするものである。
り、床のかたさを、床面の局部的な変形を生じる
ことなく、エアロビクスダンスに最適と感じられ
る床のかたさ値K=20〜30の範囲に柔かくするこ
とにより、運動し易いこと、疲労し難いこと、お
よび安定感があることの全てを満足する、エアロ
ビクスダンス等のスポーツ教室に好適な床構造を
提供することを目的とするものである。
(発明の構成)
上記の目的を達成するため、本発明では、床仕
上げ材とコンクリート床スラブとの間に床パネル
材を上下振動自在に緩衝材で支持するとともに、
該床パネル材上にそれよりも曲げ剛性の低い板状
床材を分散して配置した弾性支持体で上下振動お
よび曲げ振動自在に弾性支持することにある。
上げ材とコンクリート床スラブとの間に床パネル
材を上下振動自在に緩衝材で支持するとともに、
該床パネル材上にそれよりも曲げ剛性の低い板状
床材を分散して配置した弾性支持体で上下振動お
よび曲げ振動自在に弾性支持することにある。
具体的に、本発明の講じた解決手段は、コンク
リートスラブ等よりなる床下地上に緩衝材を介し
て複数枚の床パネル材が敷設され、該床パネル材
上に、床パネル材よりも曲げ剛性の小さい木質フ
ロア材等の板状床材が、適宜間隔を追いて断続的
に配置された弾性材を介して、上記床パネル材上
面と床材下面との間に空間部を設けた状態で撓み
変形自在に配設されている構成としたものであ
る。
リートスラブ等よりなる床下地上に緩衝材を介し
て複数枚の床パネル材が敷設され、該床パネル材
上に、床パネル材よりも曲げ剛性の小さい木質フ
ロア材等の板状床材が、適宜間隔を追いて断続的
に配置された弾性材を介して、上記床パネル材上
面と床材下面との間に空間部を設けた状態で撓み
変形自在に配設されている構成としたものであ
る。
(作用)
この構成により、本発明では、エアロビクスダ
ンス等でのジヤンプの衝撃を、床材下方の弾性材
の変形で一旦吸収して床材を曲げ(撓み)変形さ
せるような構造となり、かつこの床材の沈みおよ
び曲げ変形が弾性的に支持された床パネル材上で
全体的にゆるやかな振動となつて衝撃を吸収する
ことになる。
ンス等でのジヤンプの衝撃を、床材下方の弾性材
の変形で一旦吸収して床材を曲げ(撓み)変形さ
せるような構造となり、かつこの床材の沈みおよ
び曲げ変形が弾性的に支持された床パネル材上で
全体的にゆるやかな振動となつて衝撃を吸収する
ことになる。
したがつて、ジヤンプを繰返し行うと、床パネ
ル材が緩衝材の上でゆるやかな上下動を行うが、
この上下動は、弾性材の変形により一部吸収され
て床材の支持部材に伝わるので、床面への変動は
小さく、床面の反動からくる傷害は生じにくい。
また、ジヤンプして床面に降りた瞬間でも、床材
が曲げ変形する前に、一旦弾性材の変形で床面が
僅かに沈んでから曲げ変形するので、床面の曲げ
変形からくる反動も小さい。その結果、ジヤンプ
の繰返しによつて生じる床面の反動を小さくし
て、膝等の関節傷害も少なくした柔かい床面が得
られ、運動し易く、疲労し難いものとなる。
ル材が緩衝材の上でゆるやかな上下動を行うが、
この上下動は、弾性材の変形により一部吸収され
て床材の支持部材に伝わるので、床面への変動は
小さく、床面の反動からくる傷害は生じにくい。
また、ジヤンプして床面に降りた瞬間でも、床材
が曲げ変形する前に、一旦弾性材の変形で床面が
僅かに沈んでから曲げ変形するので、床面の曲げ
変形からくる反動も小さい。その結果、ジヤンプ
の繰返しによつて生じる床面の反動を小さくし
て、膝等の関節傷害も少なくした柔かい床面が得
られ、運動し易く、疲労し難いものとなる。
また、床材下面には弾性材が断続的に配されて
いるので、全体にクツシヨン材を敷いたものとは
異なり、床面の変形が局部的に集中して起らず、
足の指のめり込みによる捻挫等の傷害を起すこと
がなく、安定感に優れた床面が得られる。
いるので、全体にクツシヨン材を敷いたものとは
異なり、床面の変形が局部的に集中して起らず、
足の指のめり込みによる捻挫等の傷害を起すこと
がなく、安定感に優れた床面が得られる。
この場合、さらに本発明において床面を構成す
る床材と、その下方の床パネル材との間の空間部
を室内あるいは床パネル材下方の空間と連通させ
て空気の流動を可能にしておけば、上記床材の曲
げ変形で床材と床パネル材との間の空間部の空気
が急激に圧縮されても、この床仕上げ材直下の空
気圧力を室内もしくは床パネル材下方に逃がすこ
とができ、床材直下の空気圧の局部的な上昇を抑
えることができる。これによつて、床材の空気圧
による反動を小さくし、併せてジヤンプした時に
生じる床材の発音を低下させることができる。
る床材と、その下方の床パネル材との間の空間部
を室内あるいは床パネル材下方の空間と連通させ
て空気の流動を可能にしておけば、上記床材の曲
げ変形で床材と床パネル材との間の空間部の空気
が急激に圧縮されても、この床仕上げ材直下の空
気圧力を室内もしくは床パネル材下方に逃がすこ
とができ、床材直下の空気圧の局部的な上昇を抑
えることができる。これによつて、床材の空気圧
による反動を小さくし、併せてジヤンプした時に
生じる床材の発音を低下させることができる。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図〜第3図は本発明の第1実施例に係る床
構造を示す。図面において、1はコンクリートス
ラブ等による床下地であつて、該床下地1上には
緩衝材2を介して複数枚の床パネル材3,3…が
併置されて敷設されている。さらに、該床パネル
材3,3…上には、床パネル材3よりも曲げ剛性
の小さい板状の床材4が、適宜間隔を置いて断続
的に配置された弾性材5,5…を介して上記床パ
ネル材3上面と床材4下面との間に空間部6を設
けた状態で撓み変形自在に配設されて、床構造が
構築されている。
構造を示す。図面において、1はコンクリートス
ラブ等による床下地であつて、該床下地1上には
緩衝材2を介して複数枚の床パネル材3,3…が
併置されて敷設されている。さらに、該床パネル
材3,3…上には、床パネル材3よりも曲げ剛性
の小さい板状の床材4が、適宜間隔を置いて断続
的に配置された弾性材5,5…を介して上記床パ
ネル材3上面と床材4下面との間に空間部6を設
けた状態で撓み変形自在に配設されて、床構造が
構築されている。
上記緩衝材2は、ロツクウールマツト、グラス
ウールマツト、発泡ウレタンマツト、発泡ゴムマ
ツト、ゴム等よりなり、床下地1上に層状に配さ
れている。また、この緩衝材2は第5図に示すよ
うにブロツク状に配してもよい。この、第5図の
場合、ブロツク状の緩衝材2上に棒状の支持体7
を介して床パネル材3を敷設している。
ウールマツト、発泡ウレタンマツト、発泡ゴムマ
ツト、ゴム等よりなり、床下地1上に層状に配さ
れている。また、この緩衝材2は第5図に示すよ
うにブロツク状に配してもよい。この、第5図の
場合、ブロツク状の緩衝材2上に棒状の支持体7
を介して床パネル材3を敷設している。
上記床パネル材3は曲げ剛性の高い剛性パネル
材よりなり、具体的には木質パネル(合板、
LVL、パーテイクルボード等)、無機質パネル
(セメントパネル、木質セメント板等)、これらの
複合パネル、あるいは中空パネル等が用いられ、
荷重を均一に支持して曲げ変形を小さくするた
め、例えば木質パネルでは厚さが30mm以上あるも
のが好ましい。
材よりなり、具体的には木質パネル(合板、
LVL、パーテイクルボード等)、無機質パネル
(セメントパネル、木質セメント板等)、これらの
複合パネル、あるいは中空パネル等が用いられ、
荷重を均一に支持して曲げ変形を小さくするた
め、例えば木質パネルでは厚さが30mm以上あるも
のが好ましい。
上記弾性材5は、ゴム、発泡体、フエルト等の
クツシヨン性を有する弾性材料よりなり、第1図
の弾性材5は弾性体5aの下面に並行に延びる複
数状の凹溝5b,5b…を形成したもの、第5図
に示す弾性材5は弾性体5aの下面を中凹状に凹
んだ凹面5cに形成したもの、あるいは第7図の
弾性材5は弾性体5aの上下面に互いに直交する
方向の複数状の凹溝を5b,5b…を形成したも
のであり、それぞれクツシヨン性を一層高めるよ
うにしている。また、この弾性材5は、上記の如
き弾性体5aの単体よりなるものの他、第4図並
びに第8図〜第10図に示すように木製棧材5d
を組合わせた複合体よりなるものを用いてもよ
い。第4図の弾性材5は、第1図の如き弾性体5
aの上面に木製棧材5dを一体化したもの、第8
図の弾性材5は木製棧材5dの下面に波形状の弾
性体5aを貼着したもの、第9図の弾性材5は木
製桟材5dの下面に、両端に取付部5e,5eを
有し、下面に凹溝5bを有する弾性体5aを貼着
したもの、第10図の弾性材5は上下の木製棧材
5d,5d間に上下面に凹溝5b,5bを有する
弾性耐5aを介設したサンドイツチタイプのもの
である。このような弾性材5の固定は通常は接着
剤で行うが、釘止めによつて行つてもよい。特
に、複合体よりなる弾性材5の釘止めを行う場合
は、第9図に示すように弾性体5aの部分(取付
部5e)で釘止めを行い、釘に直接衝撃力が加わ
らないようにするがよい。
クツシヨン性を有する弾性材料よりなり、第1図
の弾性材5は弾性体5aの下面に並行に延びる複
数状の凹溝5b,5b…を形成したもの、第5図
に示す弾性材5は弾性体5aの下面を中凹状に凹
んだ凹面5cに形成したもの、あるいは第7図の
弾性材5は弾性体5aの上下面に互いに直交する
方向の複数状の凹溝を5b,5b…を形成したも
のであり、それぞれクツシヨン性を一層高めるよ
うにしている。また、この弾性材5は、上記の如
き弾性体5aの単体よりなるものの他、第4図並
びに第8図〜第10図に示すように木製棧材5d
を組合わせた複合体よりなるものを用いてもよ
い。第4図の弾性材5は、第1図の如き弾性体5
aの上面に木製棧材5dを一体化したもの、第8
図の弾性材5は木製棧材5dの下面に波形状の弾
性体5aを貼着したもの、第9図の弾性材5は木
製桟材5dの下面に、両端に取付部5e,5eを
有し、下面に凹溝5bを有する弾性体5aを貼着
したもの、第10図の弾性材5は上下の木製棧材
5d,5d間に上下面に凹溝5b,5bを有する
弾性耐5aを介設したサンドイツチタイプのもの
である。このような弾性材5の固定は通常は接着
剤で行うが、釘止めによつて行つてもよい。特
に、複合体よりなる弾性材5の釘止めを行う場合
は、第9図に示すように弾性体5aの部分(取付
部5e)で釘止めを行い、釘に直接衝撃力が加わ
らないようにするがよい。
上記床材4は、合板、木材素材等よりなる木質
フロア材が用いられ、上記床パネル材3よりも曲
げ剛性が小さくなるように形成されている。
フロア材が用いられ、上記床パネル材3よりも曲
げ剛性が小さくなるように形成されている。
したがつて上記構成の床構造を用いてエアロビ
クスダンスを行う場合、第2図に示すようにジヤ
ンプして床面に降りた瞬間は、その衝撃力Pによ
り床材4は想像線で示す状態から実線で示す状態
に曲げ変形するものの、この床材4自体の曲げ変
形の前に、上記衝撃力Pで床材4下面の弾性材5
が先に変形し、この弾性材5の変形で一旦床面が
僅かに沈んでから床材4が曲げ変形するので、床
面の曲げ変形からくる反動は小さい。
クスダンスを行う場合、第2図に示すようにジヤ
ンプして床面に降りた瞬間は、その衝撃力Pによ
り床材4は想像線で示す状態から実線で示す状態
に曲げ変形するものの、この床材4自体の曲げ変
形の前に、上記衝撃力Pで床材4下面の弾性材5
が先に変形し、この弾性材5の変形で一旦床面が
僅かに沈んでから床材4が曲げ変形するので、床
面の曲げ変形からくる反動は小さい。
しかも、ジヤンプを繰返し行うと、第3図に示
すように床パネル材3は緩衝材2の上でゆるやか
に上下動するが、この上下動は弾性材5の変形に
よつて一部吸収されて床材4の支持部分に伝わる
ので、床面への反動が小さい。このようにジヤン
プの繰返しによつて生じる床面の反動が小さく、
かつ上記弾性材5の変形と衝撃材2の変形とによ
る衝撃力の吸収および上記床パネル材3のゆるや
かな上下動による衝撃力の分散・吸収によつて柔
かい床面が得られるので、運動しやすく、また膝
等の関節傷害の発生や疲労の少ないものとなる。
すように床パネル材3は緩衝材2の上でゆるやか
に上下動するが、この上下動は弾性材5の変形に
よつて一部吸収されて床材4の支持部分に伝わる
ので、床面への反動が小さい。このようにジヤン
プの繰返しによつて生じる床面の反動が小さく、
かつ上記弾性材5の変形と衝撃材2の変形とによ
る衝撃力の吸収および上記床パネル材3のゆるや
かな上下動による衝撃力の分散・吸収によつて柔
かい床面が得られるので、運動しやすく、また膝
等の関節傷害の発生や疲労の少ないものとなる。
また、床材4の撓み変形(曲げ変形)は、上記
弾性材5の変形並びに緩衝材2の変形で衝撃力が
吸収された分だけ小さくなり、床材下面全体にク
ツシヨン材を敷いたものの如く床面の局部的な撓
みを生じることがなく、床面の安定性が保たれる
ので、足の指のめり込みによる捻挫等の傷害を起
こすことがなく、良好な鑑定感が得られる。
弾性材5の変形並びに緩衝材2の変形で衝撃力が
吸収された分だけ小さくなり、床材下面全体にク
ツシヨン材を敷いたものの如く床面の局部的な撓
みを生じることがなく、床面の安定性が保たれる
ので、足の指のめり込みによる捻挫等の傷害を起
こすことがなく、良好な鑑定感が得られる。
第4図および第6図は本発明の他の実施例を示
し、床材4下面の床パネル材3上面との間の空間
部6を床パネル材3下方部に連通せしめて、該空
間部6の圧力を逃がしこの空気圧による床材4の
反動を小さくするようにしたものである。第4図
として示す第2実施例では、相隣る床パネル材
3,3側両面に上下に通気可能な隙間8をあけて
床パネル材3を緩衝材2上に敷設するとともに、
該床パネル材3にその下面に凹部9を設け、かつ
該凹部9と床材4下面の空間部6とを連通する上
下に貫通する通気孔10を設けたものである。ま
た、第5図として示す第3実施例では、各床パネ
ル材3に上下に貫通する多数の通気孔10,10
…を設け、該通気孔10により床材4下面の空間
部6を床パネル材3下面の空間部11に連通せし
めたものである。
し、床材4下面の床パネル材3上面との間の空間
部6を床パネル材3下方部に連通せしめて、該空
間部6の圧力を逃がしこの空気圧による床材4の
反動を小さくするようにしたものである。第4図
として示す第2実施例では、相隣る床パネル材
3,3側両面に上下に通気可能な隙間8をあけて
床パネル材3を緩衝材2上に敷設するとともに、
該床パネル材3にその下面に凹部9を設け、かつ
該凹部9と床材4下面の空間部6とを連通する上
下に貫通する通気孔10を設けたものである。ま
た、第5図として示す第3実施例では、各床パネ
ル材3に上下に貫通する多数の通気孔10,10
…を設け、該通気孔10により床材4下面の空間
部6を床パネル材3下面の空間部11に連通せし
めたものである。
この第2、第3実施例の場合、第6図に示すよ
うにジヤンプして床面に降りた時に床材4が曲げ
変形して、床材4と床パネル材3との間の空間部
6の空気が急激に圧縮され、弾性材5の変形も加
わつてその圧力が高くなつても、この空気圧を、
上記隙間8および通気孔10によつて床パネル材
3日方の空間(凹部9や空間部11)に直ちに逃
がすことができるので、これによつて床材4直下
の空気圧の局部的な上昇を押えて、この空気圧に
よる床材4の反動を小さくすることができるとと
もに、ジヤンプした時に生じる床材4の発音を小
さくすることができる利点を有する。
うにジヤンプして床面に降りた時に床材4が曲げ
変形して、床材4と床パネル材3との間の空間部
6の空気が急激に圧縮され、弾性材5の変形も加
わつてその圧力が高くなつても、この空気圧を、
上記隙間8および通気孔10によつて床パネル材
3日方の空間(凹部9や空間部11)に直ちに逃
がすことができるので、これによつて床材4直下
の空気圧の局部的な上昇を押えて、この空気圧に
よる床材4の反動を小さくすることができるとと
もに、ジヤンプした時に生じる床材4の発音を小
さくすることができる利点を有する。
尚、上記空間部6は、床材に隙間や孔を設けて
室内側と連通させておき、圧縮空気を、室内側に
逃がすようにしてもよい。
室内側と連通させておき、圧縮空気を、室内側に
逃がすようにしてもよい。
次に、具体的に本発明による床構造の効果につ
いて実証するに、先ず、下記のような床構造を構
築した。すなわち、コンクリートスラブ上に、厚
さ50mm、密度64Kg/m3のグラスウールマツトを敷
き、その上に、厚さ70mmの木製の中空パネルに上
下に貫通する直径15mmの通気孔を60mmピツチで設
けてなる床パネル材を並設し、更にその上に、木
製板(幅50mm、厚さ12mm)の下面にゴム硬度45の
弾性体(幅60mm、厚さ4mm)を一体に設けてなる
弾性材を、300mmピツチで断続的に配置し、その
上に12mm厚さの合板製フロア材を施工して、エア
ロビクスダンス用の床を形成した。
いて実証するに、先ず、下記のような床構造を構
築した。すなわち、コンクリートスラブ上に、厚
さ50mm、密度64Kg/m3のグラスウールマツトを敷
き、その上に、厚さ70mmの木製の中空パネルに上
下に貫通する直径15mmの通気孔を60mmピツチで設
けてなる床パネル材を並設し、更にその上に、木
製板(幅50mm、厚さ12mm)の下面にゴム硬度45の
弾性体(幅60mm、厚さ4mm)を一体に設けてなる
弾性材を、300mmピツチで断続的に配置し、その
上に12mm厚さの合板製フロア材を施工して、エア
ロビクスダンス用の床を形成した。
この床面に対し、東京工業大学の小野研究室の
試験法に基づいてかたさ試験を行つた。つまり、
12cm高さから15Kgのおもりを床面に落下させる試
験を行い、上記の()式より床の硬さKを求め
たところ、K=26.2という結果を得た。このかた
さ(K=26.2)は、エアロビクスダンスの官能試
験、つまり第11図に示す傷害のおこりやすさの
予想の尺度と床のかたさとの関係図、第12図に
示す疲労しやすさの予想の尺度と床のかたさとの
関係図、および第13図に示すエアロビクスダン
スのしやすさの評価尺度と床のかたさとの関係図
による各評価線上で最適値のものであり、傷害が
起り難いこと、疲労し難いこと、エアロビクスを
し易いことなど、エアロビクスダンス用の床とし
て最適なものであつた。
試験法に基づいてかたさ試験を行つた。つまり、
12cm高さから15Kgのおもりを床面に落下させる試
験を行い、上記の()式より床の硬さKを求め
たところ、K=26.2という結果を得た。このかた
さ(K=26.2)は、エアロビクスダンスの官能試
験、つまり第11図に示す傷害のおこりやすさの
予想の尺度と床のかたさとの関係図、第12図に
示す疲労しやすさの予想の尺度と床のかたさとの
関係図、および第13図に示すエアロビクスダン
スのしやすさの評価尺度と床のかたさとの関係図
による各評価線上で最適値のものであり、傷害が
起り難いこと、疲労し難いこと、エアロビクスを
し易いことなど、エアロビクスダンス用の床とし
て最適なものであつた。
尚、本発明は、上記実施例の如きエアロビクス
ダンス用の床構造に限らず、その他のスポーツ教
室は勿論のこと、体育館、柔道等の武道場にも適
用しても何ら競技に問題のない床のかたさであ
り、疲労及び傷害が生じ難い安全なスポーツ向き
の床が形成されるものである。
ダンス用の床構造に限らず、その他のスポーツ教
室は勿論のこと、体育館、柔道等の武道場にも適
用しても何ら競技に問題のない床のかたさであ
り、疲労及び傷害が生じ難い安全なスポーツ向き
の床が形成されるものである。
(発明の効果)
以上説明したように、本発明の床構造によれ
ば、床支持体からの反動が小さいこと、床パネル
材が衝撃材上で上下振動するので床支持体上に直
接ジヤンプして降りてもその衝撃が弾性材の変形
と緩衝材の変形とで吸収されて床面の柔かさが保
たれること、床材の撓み変形が弾性材と緩衝材と
で衝撃力を吸収した分だけ小さくなり床面の安定
性が保たれること、床パネル材全体が衝撃材で支
持されているので、床全体のゆるやかな振動で衝
撃力を分散、吸収できることになる。したがつ
て、エアロビクスダンス等でのジヤンプの繰返し
に対しても、床面の局部的な沈み込みを生じるこ
となく、反動の小さい柔かい床面が得られるの
で、運動のし易さ、疲労のしがたさ、安定感に優
れ、膝等の関節傷害の発生や疲労の少ない、エア
ロビクスダンス等のスポーツ教室に好適な床構造
を提供できる。
ば、床支持体からの反動が小さいこと、床パネル
材が衝撃材上で上下振動するので床支持体上に直
接ジヤンプして降りてもその衝撃が弾性材の変形
と緩衝材の変形とで吸収されて床面の柔かさが保
たれること、床材の撓み変形が弾性材と緩衝材と
で衝撃力を吸収した分だけ小さくなり床面の安定
性が保たれること、床パネル材全体が衝撃材で支
持されているので、床全体のゆるやかな振動で衝
撃力を分散、吸収できることになる。したがつ
て、エアロビクスダンス等でのジヤンプの繰返し
に対しても、床面の局部的な沈み込みを生じるこ
となく、反動の小さい柔かい床面が得られるの
で、運動のし易さ、疲労のしがたさ、安定感に優
れ、膝等の関節傷害の発生や疲労の少ない、エア
ロビクスダンス等のスポーツ教室に好適な床構造
を提供できる。
図面は本発明の実施例を例示し、第1図は第1
実施例の床構造の断面図、第2図はジヤンプして
床面に降りた瞬間での第1図の床の状態を示す断
面図、第3図はジヤンプを繰返した時の第1図の
床の状態を示す断面図である。第4図および第5
図はそれぞれ第2実施例および第3実施例の床構
造を示す断面図、第6図はその床材の曲げ変形時
の状態を示す要部拡大断面図である。第7図、第
8図、第9図および第10図はそれぞれ弾性材の
変形例を示す斜視図である。第11図、第12図
および第13図はそれぞれ東京工業大学の小野研
究室によるエアロビクスダンスの官能試験として
床のかたさに対する各々傷害のおこりやすさの予
想の尺度、疲労しやすさの予想の尺度、およびエ
アロビクスダンスのしやすさの評価尺度の関係を
示す図である。 1……床下地、2……緩衝材、3……床パネル
材、4……床材、5……弾性材、6……空間部、
8……隙間、10……通気孔。
実施例の床構造の断面図、第2図はジヤンプして
床面に降りた瞬間での第1図の床の状態を示す断
面図、第3図はジヤンプを繰返した時の第1図の
床の状態を示す断面図である。第4図および第5
図はそれぞれ第2実施例および第3実施例の床構
造を示す断面図、第6図はその床材の曲げ変形時
の状態を示す要部拡大断面図である。第7図、第
8図、第9図および第10図はそれぞれ弾性材の
変形例を示す斜視図である。第11図、第12図
および第13図はそれぞれ東京工業大学の小野研
究室によるエアロビクスダンスの官能試験として
床のかたさに対する各々傷害のおこりやすさの予
想の尺度、疲労しやすさの予想の尺度、およびエ
アロビクスダンスのしやすさの評価尺度の関係を
示す図である。 1……床下地、2……緩衝材、3……床パネル
材、4……床材、5……弾性材、6……空間部、
8……隙間、10……通気孔。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 コンクリートスラブ等よりなる床下地上に緩
衝材を介して複数枚の床パネル材が敷設され、該
床パネル材上に、床パネル材よりも曲げ剛性の小
さい板状床材が、適宜間隔を置いて断続的に配置
された弾性材を介して、上記床パネル材上面と床
材下面との間に空間部を設けた状態で撓み変形自
在に配設されていることを特徴とするスポーツ教
室等の床構造。 2 床パネル材は、上下に貫通した通気孔を有す
る有孔パネルよりなり、該通気孔が床材下面の空
間部と連通している特許請求の範囲第1項記載の
スポーツ教室等の床構造。 3 床パネル材は、相隣る床パネル材側面間に上
下に通気可能な隙間をあけて緩衝材上に敷設され
ている特許請求の範囲第1項記載のスポーツ教室
等の床構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21856687A JPS6462178A (en) | 1987-09-01 | 1987-09-01 | Floor structure for sporting room or the like |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21856687A JPS6462178A (en) | 1987-09-01 | 1987-09-01 | Floor structure for sporting room or the like |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6462178A JPS6462178A (en) | 1989-03-08 |
| JPH0461942B2 true JPH0461942B2 (ja) | 1992-10-02 |
Family
ID=16721950
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21856687A Granted JPS6462178A (en) | 1987-09-01 | 1987-09-01 | Floor structure for sporting room or the like |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6462178A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4097894B2 (ja) * | 2000-12-28 | 2008-06-11 | 早川ゴム株式会社 | 防音床構造、防音床材及び防音床構造の施工方法 |
| KR100489193B1 (ko) * | 2001-12-22 | 2005-05-17 | 주식회사 포스코 | 공동주택의 바닥구조 |
| JP4761221B2 (ja) * | 2007-04-27 | 2011-08-31 | 株式会社ニシ・スポーツ | 陸上競技用マット |
| ITRN20130007A1 (it) * | 2013-02-22 | 2014-08-23 | Cristiano Savioli | Attrezzatura per esercizi ginnici |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62156471A (ja) * | 1985-12-27 | 1987-07-11 | 株式会社ドムス設計事務所 | 乾式防振床 |
-
1987
- 1987-09-01 JP JP21856687A patent/JPS6462178A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6462178A (en) | 1989-03-08 |
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