JPH0462700B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0462700B2 JPH0462700B2 JP1028154A JP2815489A JPH0462700B2 JP H0462700 B2 JPH0462700 B2 JP H0462700B2 JP 1028154 A JP1028154 A JP 1028154A JP 2815489 A JP2815489 A JP 2815489A JP H0462700 B2 JPH0462700 B2 JP H0462700B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sugar
- coated
- sugar coating
- coating
- aqueous solution
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Confectionery (AREA)
- Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
- Medicinal Preparation (AREA)
Description
がなされている糖衣物に関する。 (従来の技術) 一般に、糖衣ガムやマーブルチヨコレート等の
糖衣物は、次のようにして製造される。すなわ
ち、まず被糖衣物(以下センターと記す)と相接
する糖衣物の糖衣蜜として、砂糖と澱粉類(コー
ンスターチ等の水不溶性澱粉やα化澱粉等の水溶
性澱粉)もしくは安定剤(ゼラチン、ガム質、乳
化剤等)の少なくとも一種とを含む水溶液を用
い、回転釜内で該水溶液を供給し、送風乾燥しな
がらセンターを被覆する。これを下掛けという
が、澱粉もしくは安定剤を含むため、粘稠性があ
り、そのためセンターの被覆性は良好であるが、
厚い被覆膜となつて結晶化するためキメが粗くな
る。そこで、次に下掛け層よりも澱粉もしくは安
定剤が少なく砂糖分の多い水溶液を用いて更に糖
衣する。これを中掛けという。そして更に、キメ
の細かい糖衣にするため、砂糖のみの水溶液で糖
衣をする。これを上掛けという。上掛けは砂糖の
水溶液であるので、薄い被覆膜となつて結晶化
し、従つてキメの細かい糖衣となる。そして最後
に必要に応じ、着色料や艶出し剤を用いて製品化
し、糖衣物が得られる。 通常、糖衣物を量産する場合、糖衣されるセン
ターは、重量1〜2.5g、直径10mm程度の円盤形
や球形に近いものが多く、これらは上記糖衣蜜に
より充分糖衣がなされる。 しかしながら、重量、大きさが上記範囲を超え
ていたり、角を有する形状のセンターを上記糖衣
蜜で糖衣した場合、回転釜中あるいは包装工程中
で、強い衝撃を受けるため、糖衣層にひびわれを
生じ、更に衝撃が激しいときには糖衣層が剥離し
て商品価値が著しく低下するという問題があつ
た。このため、大型あるいは角型のセンターが均
一に糖衣された糖衣物を量産することは実質上困
難であるのが現状であつた。 (発明が解決しようとする課題) 本発明は、このような事情に鑑みなされたもの
で、その目的とするところは、大粒あるいは角を
有する形状のセンターであつても均一に糖衣され
た糖衣物を量産することが可能で、かつ、製造工
程中の衝撃にも耐えうる糖衣物を提供することに
ある。 (課題を解決するための手段) 上記の目的は、被糖衣物を糖衣層によつて被覆
した糖衣物であつて、被糖衣物と相接する糖衣層
をα化澱粉もしくはデキストリンの少なくとも1
種と糖アルコールとを含有する糖衣により形成し
てなる糖衣物によつて達成される。 すなわち、本発明者は、均一被覆性、耐衝撃性
を有する糖衣蜜の組成について研究を行つた。そ
の結果、大粒のセンターを均一に被覆するために
は、下掛けに使用する糖衣蜜が従来よりも粘稠性
を有することが必要であることがわかつた。ま
た、糖衣中、もしくは糖衣後、衝撃に耐えうるよ
うにするためには、送風乾燥を行つても糖衣膜に
保湿性があり軟質な状態である方が良いことがわ
かつた。 そこで更に研究を重ねた結果、下掛け用の糖衣
蜜としてα化澱粉もしくはデキストリンの少なく
とも一種と糖アルコールとを併用した水溶液を用
いることにより、大きさ、形状に関係なく均一に
糖衣がなされ、製造工程中の衝撃にも耐え得る糖
衣物が得られることを見い出し本発明に到達し
た。 次に、本発明を詳しく説明する。 本発明の糖衣物の下掛けに使用する水溶液は、
α化澱粉もしくはデキストリンの少なくとも一種
を含有する。α化澱粉としては、α化コーンスタ
ーチ、α化馬鈴薯澱粉、寒梅粉等が挙げられ、こ
れらは単独でも2種以上併用してもよい。 α化澱粉もしくはデキストリンの少なくとも一
種の配合量は、水溶液全体に対して5〜20重量%
であることが好ましい。α化澱粉もしくはデキス
トリンの少なくとも一種が5重量%よりも少ない
場合にはセンターを充分に被覆することができな
かつたり、また糖衣中にひびわれが生じたりしや
すく、逆に、20重量%よりも多い場合には糖衣層
が乾燥しづらく、ベタツキが生じやすくなる傾向
がある。 また、同じく上記水溶液に含有される糖アルコ
ールとしては、通常食品に用いられるマルチトー
ル、オリゴ糖アルコール、ソルビツト等が挙げら
れ、これらは単独でも2種以上組み合せてもよ
い。 糖アルコールの配合量は、水溶液全体に対して
0.5〜3重量%であることが好ましい。糖アルコ
ールが0.5重量%よりも少ない場合は糖衣物にひ
びわれが生じ易く、逆に3重量%よりも多い場合
には、乾燥しづらく、ベトつきが生じやすくなる
傾向がある。 なお上記水溶液には、糖衣層の結晶化を早める
目的で、糖質甘味料を加えることが望ましい。特
に、水溶液全体に対して30〜65重量%のグラニユ
ー糖を用いた場合には好結果が得られる。 また、上記水溶液中には、色素、香料、安定
剤、水不溶性澱粉等を適宜必要に応じて加えれば
よく、その配合比率も特に限定されるものではな
い。 この本発明の下掛けに用いる水溶液は、粘稠性
を有しているので、センターに大粒のセンターや
角ばつた形状のセンターを用いても、均一に糖衣
がなされる。また、この水溶液は糖衣中は軟質で
あるので、糖衣中にひび割れることがない。更に
保湿性を有し、糖衣層が完全に安定結晶化するに
は、数日間を要するので、包装工程中の衝撃にも
糖衣物が破損するということもない。しかも、糖
衣後数日で安定結晶化するので、短期の保管で充
分ハードな食感の糖衣物に変化し得る。 上記水溶液で糖衣されるセンターとしては、大
粒のナツツ類、キヤンデイー類、錠菓、チヨコレ
ート、ガム等の糖衣物のセンターとして一般に用
いられているものでもよい。また、その形状、大
きさも特に限定されるものではなく、大粒でも角
を有する形状のものでもよい。 上記水溶液及びセンターを用いて、本発明の糖
衣物は例えば次のようにして作ることができる。
すなわち、まず一般に糖衣に用いられる回転釜
へ、所定量のセンターを投入し、回転釜を20〜
25rpm程度に回転させながら加熱溶解させた水溶
液をかける。このとき、1回にかける水溶液の量
はセンターの全表面にゆきわたる程度にすること
が好ましい。 次にこの被覆物を、例えば5〜20℃、湿度45〜
65%、風速3〜8m/s程度の送風にて乾燥す
る。この作業を被糖衣物が所定量充分被覆される
までくり返し、下掛けの糖衣層を形成する。次に
必要に応じた所定濃度のグラニユー糖水溶液で、
上記と同じ要領で中掛けを行う。なお、中掛けは
必ずしも行う必要はなく、目的に合わせて適宜選
択すればよい。そして、濃度68〜75%程度のグラ
ニユー糖水溶液を用いて上記と同じ要領で上掛け
を行う。最後に必要に応じてワツクス、シエラツ
ク等にて艶出しを行い、本発明の糖衣物が得られ
る。 (発明の効果) 以上のように、本発明の糖衣物は、センターと
相接する糖衣層に、粘稠性及び保湿性のある水溶
液が用いられているので、大粒のセンターや角ば
つた形状のセンターの場合でも、糖衣中に糖衣層
がにびわれることなく、均一に糖衣がなされる糖
衣物である。更に、包装工程中の衝撃にも破損す
ることがない糖衣物である。 また、センターと相接する糖衣層に本発明の糖
衣を用いれば、中掛け等の何層も濃度の違う糖衣
蜜を施す必要がなく、上掛け工程をすぐ行うこと
も可能である。 このように、今まで連続製造が困難であるとい
われていた大粒あるういは角ばつた形状のセンタ
ーを用いた糖衣物を得ることが可能となり、また
従来の設備を利用して簡単に大量に製造すること
が可能となつた。 次に本発明を実施例に基づいて具体的に説明す
る。 実施例1〜9、比較例1〜4 下記の表に示す配合割合で加熱溶解した下掛け
用糖衣蜜250gを用意した。そして、24rpmの回
転釜中に略三角柱形の1粒3.5gのチユーインガ
ムセンターを500g投入し、上記糖衣蜜を1回の
使用量がセンターの全表面に行き渡る程度にか
け、温度18℃湿度58%風速4.3m/秒の送風にて
乾燥した。この操作を準備した糖衣蜜がなくなる
まで繰返し、下掛けの糖衣層を形成させた。 次に、グラニユー糖60重量部、水40重量部に配
合割合で加熱溶解した中掛け用糖衣蜜50gを上記
下掛け用糖衣蜜と同じ要領にて繰返し、中掛けの
糖衣層を形成させた。最後に、グラニユー糖70重
量部、水30重量部の配合割合で加熱溶解した上掛
け用糖衣蜜150gを上記と同じ要領にて繰返し、
上掛けの糖衣層を形成させ、それぞれ糖衣ガムを
得た。 これらの得られた糖衣ガムを総合的に判定、評
価した。その結果を下記の表に併せて示す。
いずれも、工程中に糖衣表面にひびわれが生じた
り、センターから糖衣層が剥離することなく、操
業性、及び包装適性とも良好で均一な糖衣ができ
た。これに対し、比較例の糖衣物は、糖衣中もし
くは包装中にひびわれや剥離を生じ、好ましくな
かつた。
Claims (1)
- 1 被糖衣物を糖衣層によつて被覆した糖衣物で
あつて、被糖衣物と相接する糖衣層をα化澱粉も
しくはデキストリンの少なくとも一種と糖アルコ
ールとを含有する糖衣により形成してなる糖衣
物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1028154A JPH02207745A (ja) | 1989-02-07 | 1989-02-07 | 糖衣物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1028154A JPH02207745A (ja) | 1989-02-07 | 1989-02-07 | 糖衣物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02207745A JPH02207745A (ja) | 1990-08-17 |
| JPH0462700B2 true JPH0462700B2 (ja) | 1992-10-07 |
Family
ID=12240838
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1028154A Granted JPH02207745A (ja) | 1989-02-07 | 1989-02-07 | 糖衣物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02207745A (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4590034B2 (ja) * | 2002-01-31 | 2010-12-01 | 三菱商事フードテック株式会社 | 硬質糖衣製剤、糖衣液及び硬質糖衣製剤の製造方法 |
| JP4746941B2 (ja) * | 2005-08-29 | 2011-08-10 | 和泉薬品工業株式会社 | 素錠とコーティング層からなる丸剤または錠剤 |
| EP2025245A1 (en) * | 2007-08-10 | 2009-02-18 | Südzucker Aktiengesellschaft Mannheim/Ochsenfurt | Rice starch in sugar free coatings |
| JP5572408B2 (ja) * | 2010-02-01 | 2014-08-13 | エーザイ・アール・アンド・ディー・マネジメント株式会社 | 糖衣錠 |
| JP2012170328A (ja) * | 2011-02-17 | 2012-09-10 | Ezaki Glico Co Ltd | 糖衣菓子 |
| WO2015053308A1 (ja) * | 2013-10-08 | 2015-04-16 | 備前化成株式会社 | 米粉を含む固形製剤用水性液状コーティング組成物 |
| FR3111768B1 (fr) * | 2020-06-30 | 2022-08-26 | Roquette Freres | Confiserie dragéifiée à croustillance améliorée |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57134414A (en) * | 1981-02-13 | 1982-08-19 | Nikken Kagaku Kk | Preparation of sugar-coated tablet |
| US4643894A (en) * | 1984-07-24 | 1987-02-17 | Colorcon, Inc. | Maltodextrin coating |
| JPS61249351A (ja) * | 1985-04-27 | 1986-11-06 | Kanebo Foods Ltd | 糖衣品の製法 |
| JPH0755898B2 (ja) * | 1985-05-20 | 1995-06-14 | 株式会社林原生物化学研究所 | 糖衣固形製剤の製造方法 |
-
1989
- 1989-02-07 JP JP1028154A patent/JPH02207745A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02207745A (ja) | 1990-08-17 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| AU2008203496B2 (en) | Improved Hard Sugar Coating Method | |
| AU716114B2 (en) | Sugar-free coating obtained by hard coating and process for producing it | |
| AU676725B2 (en) | Process for sugarless coating and products obtained according to the process | |
| Kramer | Structure and function of starch-based edible films and coatings | |
| IE50168B1 (en) | Hard coating process with sorbitol | |
| JPS61249349A (ja) | 硬質コ−テイングにより得られた砂糖ぬきコ−テイング菓子または薬剤製品およびその製造法 | |
| CN107205466B (zh) | 无溶剂虫胶涂层组合物 | |
| JP3156921B2 (ja) | 糖衣物 | |
| CA2311109C (en) | Sugar-free hard coatings prepared from liquid mixtures of erythritol and sorbitol | |
| US2868647A (en) | Process of producing a candy coated cereal | |
| CN116193992B (zh) | 具有改善的脆性的糖衣糖果 | |
| JPH04316455A (ja) | 糖衣物 | |
| US20020160083A1 (en) | Process for coating sugar-free boiled sweets | |
| JPH0462700B2 (ja) | ||
| US5976582A (en) | Method for coating a foodstuff and product thereof | |
| TW201642754A (zh) | 在環境條件下穩定之透明硬包衣 | |
| JPH06292511A (ja) | 糖衣掛製品の製法 | |
| US20080213435A1 (en) | Soft sugar coating for a panning process | |
| JP2001161275A (ja) | 被覆ハイ−ボイルド糖菓 | |
| JP2002045118A (ja) | 糖衣固形食品及びその製造方法 | |
| JP3669042B2 (ja) | 糖衣液 | |
| JP2002045116A (ja) | グミキャンディ | |
| JP2656435B2 (ja) | 糖衣組成物及び当該組成物調製用シロップ | |
| JP2002165569A (ja) | 糖衣固形食品の製造方法 | |
| WO2020203572A1 (ja) | 食品用プレコート剤及び食品 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
| R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081007 Year of fee payment: 16 |
|
| S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081007 Year of fee payment: 16 |
|
| R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081007 Year of fee payment: 16 |
|
| R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
| R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081007 Year of fee payment: 16 |
|
| S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
| S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081007 Year of fee payment: 16 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |