JPH0462919B2 - - Google Patents
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- JPH0462919B2 JPH0462919B2 JP58207223A JP20722383A JPH0462919B2 JP H0462919 B2 JPH0462919 B2 JP H0462919B2 JP 58207223 A JP58207223 A JP 58207223A JP 20722383 A JP20722383 A JP 20722383A JP H0462919 B2 JPH0462919 B2 JP H0462919B2
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- Japan
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- control
- ipm
- ship
- controller
- amplifier
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- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、船舶の位置および方位の制御を行な
えるようにした、船舶の制御装置に関する。
えるようにした、船舶の制御装置に関する。
従来、船舶の制御装置において、船舶の位置お
よび方位を一定に保つ定点保持制御を行なう場
合、第1図に示すように船体1の中心線上に設け
られた首振式スラスタ2,3により船体1が駆動
される。
よび方位を一定に保つ定点保持制御を行なう場
合、第1図に示すように船体1の中心線上に設け
られた首振式スラスタ2,3により船体1が駆動
される。
このスラスタ2の推力の大きさT1はスラスタ
2の翼各1を変えることにより調整され、推力
の方向はスラスタ2の旋回角θ1を変えることによ
りそれぞれ調整される。
2の翼各1を変えることにより調整され、推力
の方向はスラスタ2の旋回角θ1を変えることによ
りそれぞれ調整される。
同様に、スラスタ3の推力の大きさT2は翼角
2を変えることにより、推力の方向はスラスタ
3の旋回角θ2を変えることにより、それぞれ調整
される。
2を変えることにより、推力の方向はスラスタ
3の旋回角θ2を変えることにより、それぞれ調整
される。
これらのスラスタ2、3の翼角1,2および
旋回角θ1,θ2を制御して船体1の定点保持制御を
行なうために、第2図に示す船舶の定点保持制御
系が構成されている。この制御系の制御対象とな
る船体1の運動を示す船体運動部4は、次のよう
に表わされている。
旋回角θ1,θ2を制御して船体1の定点保持制御を
行なうために、第2図に示す船舶の定点保持制御
系が構成されている。この制御系の制御対象とな
る船体1の運動を示す船体運動部4は、次のよう
に表わされている。
x・1=x2
x・2=A1x1+A2x2+Bu+d
これらの式に用いられている変数x1,x2,u,
dはベクトルであり、それぞれ次の要素から成
る。
dはベクトルであり、それぞれ次の要素から成
る。
x1 T=(x0,y0,ψ)
x2 T=(ua,va,γ)
uT=(,θ1,2,θ2)
dT=(d1,d2,d3)
ここで、各変数の意味は、次の通りである。
x0,y0:第3図に示す空間固定座標系で原点を
設定位置とした場合の船体1の位置偏差。
設定位置とした場合の船体1の位置偏差。
ψ:第3図に示す空間固定座標系で、y0軸を設
定方位とした場合の船体1の方位偏差。
定方位とした場合の船体1の方位偏差。
ua,va:船体1のx0軸およびy0軸方向速度成
分。
分。
ua=dx0/dt,va=dy0/dtとなる。
γ:船体1の角速度
γ=dψ/dtとなる。
d1,d2:外乱力によつて船体1に加えられる加
速度のx0軸およびy0軸方向加速度成分。
速度のx0軸およびy0軸方向加速度成分。
d3:外乱モーメントによつて船体1に加えられ
る角加速度成分。
る角加速度成分。
A1,A2:3×3次定数行列
B:3×4次定数行列
このような船体1の実際の位置および方位x1 T
=(x0,y0,ψ)が、検出器5によつて検出され
る。
=(x0,y0,ψ)が、検出器5によつて検出され
る。
また、船体1の位置および方位の設定値x1sが
設定器6に設定される。ただし、x1s T=(xs,ys,
ψs)であり、 xs,ys:空間固定座標系での船体1の設定値。
設定器6に設定される。ただし、x1s T=(xs,ys,
ψs)であり、 xs,ys:空間固定座標系での船体1の設定値。
ψs:空間固定座標系での船体1の設定方位。
第3図ではψs=0を示している。
そして、減算器7において、設定器6からの選
定値x1sと検出器5からで検出される船体1の位
置および方位x1とが減算されて、偏差ベクトルε
が、次のように求められる。
定値x1sと検出器5からで検出される船体1の位
置および方位x1とが減算されて、偏差ベクトルε
が、次のように求められる。
ε=x1s−x1
この偏差ベクトルεがPID制御を行なう制御器
8に入力され、スラスタ2,3の制御信号udが、
次のように求められる。
8に入力され、スラスタ2,3の制御信号udが、
次のように求められる。
ud=
L1ε(1/s)ε+L3{s/(1+Ts)}ε
ただし、制御信号udはベクトルであり、次の要
素から成る。
素から成る。
ud T=(1d,θ1d,2d,θ2d)
ここで、各変数の意味は次の通りである。
1d,θ1d:制御器8からのスラスタ2に対す
る制御信号で1dは翼角1の制御信号、θ1
dは旋回角θ1の制御信号である。
る制御信号で1dは翼角1の制御信号、θ1
dは旋回角θ1の制御信号である。
2d,θ2d:制御器8からのスラスタ3に対す
る制御信号で2dは翼角2の制御信号、θ2
dは旋回角θ2の制御信号である。
る制御信号で2dは翼角2の制御信号、θ2
dは旋回角θ2の制御信号である。
L1,L2,L3:制御ゲインを表わす4×3次の
行列であり、L1は比例ゲイン,L2は積分
ゲイン,L3は微分ゲインを表わす。
行列であり、L1は比例ゲイン,L2は積分
ゲイン,L3は微分ゲインを表わす。
s:ラプラス演算子
T:時定数
ただし、制御器8における制御演算での微分動
作は、不完全微分を使つている。
作は、不完全微分を使つている。
このような制御信号udを受けて、サーボ機構9
においてスラスタ2,3の駆動制御が行なわれ
る。
においてスラスタ2,3の駆動制御が行なわれ
る。
すなわち、制御信号udの各値1d,θ1d,2
d,θ2dは、スラスタ2,3の最大翼角maxお
よび最大旋回角θmaxにより、それぞれ 1′d=1d/max, θ1′d=θ1d/θmax 2′d=2d/max, θ2′d=θ2d/θmax のように正規化されて、サーボ機構9に入力され
る。ただし、max>0,θmax=90°である。
d,θ2dは、スラスタ2,3の最大翼角maxお
よび最大旋回角θmaxにより、それぞれ 1′d=1d/max, θ1′d=θ1d/θmax 2′d=2d/max, θ2′d=θ2d/θmax のように正規化されて、サーボ機構9に入力され
る。ただし、max>0,θmax=90°である。
同様に、スラスタ2,3の翼角1,2および
旋回角θ1,θ2も正規化されて、それぞれ1′,
2′,θ1′,θ2′となる。
旋回角θ1,θ2も正規化されて、それぞれ1′,
2′,θ1′,θ2′となる。
また、スラスタ2,3の翼角1,2は、前進
推力のとき正、後進推力のとき負とし、旋回角
θ1,θ2は、右向き推力のとき正、左向き推力のと
き負とする。そして、第4図のスラスタ3のよう
に後進推力の場合、推力の矢印を反対側に延ばし
た点線の方向をスラスタ2,3の旋回角θ1,θ2と
する。すなわち第4図では、θ1>0であり、θ2<
0である。
推力のとき正、後進推力のとき負とし、旋回角
θ1,θ2は、右向き推力のとき正、左向き推力のと
き負とする。そして、第4図のスラスタ3のよう
に後進推力の場合、推力の矢印を反対側に延ばし
た点線の方向をスラスタ2,3の旋回角θ1,θ2と
する。すなわち第4図では、θ1>0であり、θ2<
0である。
これにより、次の条件が成り立つ。
−1≦1′≦1,−1≦2′≦1
−1≦θ1′≦1,−1≦θ2′≦1
サーボ機構9において、スラスタ2,3の駆動
部は、それぞれ積分器14,15,16,17と
して表わされている。このサーボ機構9は、スラ
スタ2の翼角サーボ部および旋回角サーボ部とス
ラスタ3の翼角サーボ部および旋回角サーボ部と
に分かれている。そして、それぞれのサーボ部が
増幅器10,11,12,13および積分器1
4,15,16,17を含んだフイードバツクル
ープを形成する制御系として構成されている。
部は、それぞれ積分器14,15,16,17と
して表わされている。このサーボ機構9は、スラ
スタ2の翼角サーボ部および旋回角サーボ部とス
ラスタ3の翼角サーボ部および旋回角サーボ部と
に分かれている。そして、それぞれのサーボ部が
増幅器10,11,12,13および積分器1
4,15,16,17を含んだフイードバツクル
ープを形成する制御系として構成されている。
これらの増幅器10,11,12,13は、第
5,6図に示すようにリミツタ特性を有してお
り、それぞれの増幅器10,11,12,13へ
の誤差入力e=1′d−1′が大きくなると、出
力が一定になつてしまう。また、第5図に示すよ
うに、翼角サーボ部を構成する積分器14,16
は、時定数T1をもつ伝達関数(1/T1s)で表
わされる。同様に、第6図に示すように、旋回角
サーボ部を構成する積分器15,17は、時定数
T2をもつ伝達関数(1/T2s)で表わされる。
この場合、T1=10秒,T2=5秒となつている。
5,6図に示すようにリミツタ特性を有してお
り、それぞれの増幅器10,11,12,13へ
の誤差入力e=1′d−1′が大きくなると、出
力が一定になつてしまう。また、第5図に示すよ
うに、翼角サーボ部を構成する積分器14,16
は、時定数T1をもつ伝達関数(1/T1s)で表
わされる。同様に、第6図に示すように、旋回角
サーボ部を構成する積分器15,17は、時定数
T2をもつ伝達関数(1/T2s)で表わされる。
この場合、T1=10秒,T2=5秒となつている。
したがつて、スラスタ2の翼角1の制御のみ
に注目すると、第7図に示すような船舶の定点保
持制御系が構成されていることがわかる。
に注目すると、第7図に示すような船舶の定点保
持制御系が構成されていることがわかる。
このような従来の船舶の制御装置においては、
サーボ機構9の翼角サーボ部において増幅器1
0、12のリミツタ特性のために、翼角1,2
の変化速度は最大で(max/T1)=(max/
10)[度/sec]に抑えられている。同様に、旋回
角サーボ部において増幅器11,13のリミツタ
特性のために、旋回角θ1,θ2の変化速度は最大で
(θmax/T2)=(90°/5)=18[度/sec]に抑えら
れている。
サーボ機構9の翼角サーボ部において増幅器1
0、12のリミツタ特性のために、翼角1,2
の変化速度は最大で(max/T1)=(max/
10)[度/sec]に抑えられている。同様に、旋回
角サーボ部において増幅器11,13のリミツタ
特性のために、旋回角θ1,θ2の変化速度は最大で
(θmax/T2)=(90°/5)=18[度/sec]に抑えら
れている。
したがつて、制御器8から出力される制御信号
udの各変数(1d,θ1d,2d,θ2d)の変化速
度が上述の最大速度よりも速いときには、スラス
タ2,3の駆動制御が時間的に遅れることになつ
てしまう。
udの各変数(1d,θ1d,2d,θ2d)の変化速
度が上述の最大速度よりも速いときには、スラス
タ2,3の駆動制御が時間的に遅れることになつ
てしまう。
このようにスラスタ2,3の翼角1,2およ
び旋回角θ1,θ2のサーボ機構9の応答遅れのため
に、船舶の定点保持制御系の制御性能が悪化して
しまう。そして、応答遅れがさらに大きくなる
と、制御系が不安定になつてしまうという問題点
がある。
び旋回角θ1,θ2のサーボ機構9の応答遅れのため
に、船舶の定点保持制御系の制御性能が悪化して
しまう。そして、応答遅れがさらに大きくなる
と、制御系が不安定になつてしまうという問題点
がある。
このような応答遅れによる性能低下をなくすた
めには、サーボ機構9の応答速度を上げる、すな
わちサーボ機構9の時定数T1,T2を小さくしな
ければならない。しかし、これらの時定数T1,
T2はスラスタ2,3の機構および強度により決
まる値である。したがつて、時定数T1,T2を小
さくすると、スラスタ2,3の機構および強度が
悪化してしまうので、時定数T1,T2を小さくす
ることは不可能であるという問題点もある。
めには、サーボ機構9の応答速度を上げる、すな
わちサーボ機構9の時定数T1,T2を小さくしな
ければならない。しかし、これらの時定数T1,
T2はスラスタ2,3の機構および強度により決
まる値である。したがつて、時定数T1,T2を小
さくすると、スラスタ2,3の機構および強度が
悪化してしまうので、時定数T1,T2を小さくす
ることは不可能であるという問題点もある。
このため、船体1が突風のように大きくて速い
外乱を受けた場合、制御器8から出力される制御
信号udの変化速度は大きくなるが、サーボ機構9
の応答遅れにより、スラスタ2,3の翼角1,
2および旋回角θ1,θ2はこれに対応して変化でき
ない。
外乱を受けた場合、制御器8から出力される制御
信号udの変化速度は大きくなるが、サーボ機構9
の応答遅れにより、スラスタ2,3の翼角1,
2および旋回角θ1,θ2はこれに対応して変化でき
ない。
したがつて、このような従来の船舶の制御装置
においては、船舶に大幅な突変外乱が加えられた
場合、制御系が不安定になつてしまうという問題
点がある。
においては、船舶に大幅な突変外乱が加えられた
場合、制御系が不安定になつてしまうという問題
点がある。
本発明は、このような問題点を解決しようとす
るもので、応答性がよく、大幅な突変外乱を受け
たときでも、制御系の安定を保つことができるよ
うにした、船舶の制御装置を提供することを目的
とする。
るもので、応答性がよく、大幅な突変外乱を受け
たときでも、制御系の安定を保つことができるよ
うにした、船舶の制御装置を提供することを目的
とする。
このため、本発明の船舶の制御装置は、船体の
位置および方位を設定する設定器と、船体の位置
および方位を検出する検出器と、上記の設定器お
よび検出器からの信号を受けて両信号の減算を行
なう減算器と、同減算器からの信号を受けて船体
の位置および方位の調整のための制御信号を出力
する制御器と、同制御器からの制御信号を受ける
べく増幅器および積分器を含んでフイードバツク
ループが形成された船体駆動用サーボ機構とをそ
なえ、上記制御器による制御系を安定化すべく同
制御器からの制御信号と上記サーボ機構の積分器
からの出力信号とを受けて両信号の差の絶対値が
基準量を超える場合には同制御器の制御ゲインを
減少させるように同制御ゲインの選択を行なう安
定化装置が設けられたことを特徴としている。
位置および方位を設定する設定器と、船体の位置
および方位を検出する検出器と、上記の設定器お
よび検出器からの信号を受けて両信号の減算を行
なう減算器と、同減算器からの信号を受けて船体
の位置および方位の調整のための制御信号を出力
する制御器と、同制御器からの制御信号を受ける
べく増幅器および積分器を含んでフイードバツク
ループが形成された船体駆動用サーボ機構とをそ
なえ、上記制御器による制御系を安定化すべく同
制御器からの制御信号と上記サーボ機構の積分器
からの出力信号とを受けて両信号の差の絶対値が
基準量を超える場合には同制御器の制御ゲインを
減少させるように同制御ゲインの選択を行なう安
定化装置が設けられたことを特徴としている。
以下、図面により本発明の一実施例としての船
舶の制御装置について説明すると、第8図はその
船体駆動用サーボ機構における増幅器のリミツタ
特性を示す説明図、第9図はその制御系における
入力振幅と上記リミツタ特性を示す記述関数との
関係を示すグラフ、第10図はその制御系の一部
を示す系統図、第11図はその要部を示す系統
図、第12図はその作用の順序を示す流れ図、第
13,14図はいずれもその動作の詳細を示す説
明図、第15図は想定された風速変化を示すグラ
フ、第16,17図はいずれも本発明の船舶の制
御装置による全体の動作を説明するためのグラ
フ、第18図は本発明の船舶の制御装置の全体を
示す系統図であり、図中第1〜7図と同じ符号は
ほぼ同様のものを示す。
舶の制御装置について説明すると、第8図はその
船体駆動用サーボ機構における増幅器のリミツタ
特性を示す説明図、第9図はその制御系における
入力振幅と上記リミツタ特性を示す記述関数との
関係を示すグラフ、第10図はその制御系の一部
を示す系統図、第11図はその要部を示す系統
図、第12図はその作用の順序を示す流れ図、第
13,14図はいずれもその動作の詳細を示す説
明図、第15図は想定された風速変化を示すグラ
フ、第16,17図はいずれも本発明の船舶の制
御装置による全体の動作を説明するためのグラ
フ、第18図は本発明の船舶の制御装置の全体を
示す系統図であり、図中第1〜7図と同じ符号は
ほぼ同様のものを示す。
まず、本発明の原理について説明する。スラス
タ2,3のサーボ機構9の応答遅れを検討するた
めに、その増幅器10のリミツタ特性を明らかに
する。この増幅器10のリミツタ特性を表わすの
に、記述関数Nを用いる。
タ2,3のサーボ機構9の応答遅れを検討するた
めに、その増幅器10のリミツタ特性を明らかに
する。この増幅器10のリミツタ特性を表わすの
に、記述関数Nを用いる。
第8図に示すようなリミツタ特性を増幅器10
への入力xとして、次のような振幅ei、周波数ω
の正弦波関数を考える。
への入力xとして、次のような振幅ei、周波数ω
の正弦波関数を考える。
x(t)=eisinωt
入力x(t)を受ける増幅器10の出力y(t)
は、周波数ωの基本波成分の他に、奇数次の高調
波成分を含む。これは、増幅器10が原点に対称
な特性を持つためである。したがつて、y(t)
は次のように表わされる。
は、周波数ωの基本波成分の他に、奇数次の高調
波成分を含む。これは、増幅器10が原点に対称
な特性を持つためである。したがつて、y(t)
は次のように表わされる。
y(t)=e0sinωt+e3sin3ωt
+e5sin5ωt+……
記述関数Nは、入力xと出力yとの基本波成分
の振幅比で定義される。
の振幅比で定義される。
N=e0/ei
すなわち、Nは基本波成分についての増幅器1
0のゲインを表わしており、入力xの周波数ωに
は依存しない。しかし、Nは入力xの振幅eiの大
きさによつて異なり、eiの関数として次のように
求められる。
0のゲインを表わしており、入力xの周波数ωに
は依存しない。しかし、Nは入力xの振幅eiの大
きさによつて異なり、eiの関数として次のように
求められる。
これにより、入力振幅eiとNとの関係は、第9
図のようになり、入力振幅eiが大きくなるにつれ
て、Nは単調に減少していくのがわかる。
図のようになり、入力振幅eiが大きくなるにつれ
て、Nは単調に減少していくのがわかる。
この記述関数Nを増幅器10の等価ゲインとし
てスラスタ2の翼角サーボ部を表現すると、第1
0図のようになる。すなわち、この制御系の入力
1′dと出力1′との間の伝達関数をGN(s)とす
ると、GN(s)は次式のような1次遅れ系として
表わされる。
てスラスタ2の翼角サーボ部を表現すると、第1
0図のようになる。すなわち、この制御系の入力
1′dと出力1′との間の伝達関数をGN(s)とす
ると、GN(s)は次式のような1次遅れ系として
表わされる。
GN(s)=1/1+(T1/N)s=1/1+(10/N
)s したがつて、増幅器10への誤差入力e=
1′d−1′が小さいときには、第9図より増幅
器10の等価ゲインNの値は大きいので、GN
(s)における1次遅れ系の時定数T1/Nは小さ
い。したがつて、この翼角サーボ部の応答は速
く、スラスタ2の翼角1は安定に制御される。
)s したがつて、増幅器10への誤差入力e=
1′d−1′が小さいときには、第9図より増幅
器10の等価ゲインNの値は大きいので、GN
(s)における1次遅れ系の時定数T1/Nは小さ
い。したがつて、この翼角サーボ部の応答は速
く、スラスタ2の翼角1は安定に制御される。
さらに、時定数T1/Nが小さいので、制御器
8の制御ゲインL1,L2,L3をもつと大きくすれ
ば、より応答性を向上させることが可能となる。
8の制御ゲインL1,L2,L3をもつと大きくすれ
ば、より応答性を向上させることが可能となる。
しかし、制御ゲインL1,L2,L3を大きくする
につれて、制御器8から出力される制御信号udの
変化速度も大きくなり、その結果増幅器10へ入
力される誤差入力eも大きくなつてしまう。この
誤差入力eが大きくなると、第9図に示すように
増幅器10の等価ゲインNが減少する。したがつ
て、翼角サーボ部の時定数T1/Nは大きくなり、
翼角1の制御系における応答遅れも大きくなつ
て、制御系の安定性が劣化してしまう。
につれて、制御器8から出力される制御信号udの
変化速度も大きくなり、その結果増幅器10へ入
力される誤差入力eも大きくなつてしまう。この
誤差入力eが大きくなると、第9図に示すように
増幅器10の等価ゲインNが減少する。したがつ
て、翼角サーボ部の時定数T1/Nは大きくなり、
翼角1の制御系における応答遅れも大きくなつ
て、制御系の安定性が劣化してしまう。
以上を考慮することにより、次のような制御系
が考えられる。
が考えられる。
船体1が受ける外乱が小さいときは、制御器8
から出力される制御信号udの変動は小さく、した
がつてスラスタ2,3のサーボ機構9の増幅器1
0,11,12,13へ入力される誤差入力eも
小さい。そこで、大きな制御ゲインL1,L2,L3
を用いて、応答性の速い良好な制御を行なう。
から出力される制御信号udの変動は小さく、した
がつてスラスタ2,3のサーボ機構9の増幅器1
0,11,12,13へ入力される誤差入力eも
小さい。そこで、大きな制御ゲインL1,L2,L3
を用いて、応答性の速い良好な制御を行なう。
また、船体1の受ける外乱dが大きいときは、
増幅器10,11,12,13への誤差入力eも
大きくなる。このため、サーボ機構9の応答遅れ
が大きくなつて制御系全体の安定性が劣化してし
まう恐れがある。これを防ぐために、外乱dが大
きいときは小さい制御ゲインL1,L2,L3を用い
て誤差入力eが大きくならないようにして、制御
系の安定性を保持する。
増幅器10,11,12,13への誤差入力eも
大きくなる。このため、サーボ機構9の応答遅れ
が大きくなつて制御系全体の安定性が劣化してし
まう恐れがある。これを防ぐために、外乱dが大
きいときは小さい制御ゲインL1,L2,L3を用い
て誤差入力eが大きくならないようにして、制御
系の安定性を保持する。
すなわち、外乱dの状態を増幅器10,11,
12,13への誤差入力eによつて監視し、その
誤差入力eの大きさの応じて制御ゲインL1,L2,
L3を変化させて、船体1が大幅な突変外乱を受
けたときでも全体の制御系の安定を保つようにす
るのである。
12,13への誤差入力eによつて監視し、その
誤差入力eの大きさの応じて制御ゲインL1,L2,
L3を変化させて、船体1が大幅な突変外乱を受
けたときでも全体の制御系の安定を保つようにす
るのである。
したがつて、本発明の船舶の制御装置において
は、制御系が受ける外乱dの状態を増幅器10,
11,12,13への誤差入力eの大きさで監視
する。そして、制御ゲインL1,L2,L3を選択す
るための基準値e0を設け、|e|>e0のときは制
御ゲインL1,L2,L3をより小さな値に変え、|e
|≦e0のときは制御ゲインL1,L2,L3をより大
きな値とする。
は、制御系が受ける外乱dの状態を増幅器10,
11,12,13への誤差入力eの大きさで監視
する。そして、制御ゲインL1,L2,L3を選択す
るための基準値e0を設け、|e|>e0のときは制
御ゲインL1,L2,L3をより小さな値に変え、|e
|≦e0のときは制御ゲインL1,L2,L3をより大
きな値とする。
以上の原理に基づき、本発明の一実施例として
の船舶の制御装置においては、第11,18図に
示すように、サーボ機構9の積分器14,15,
16,17の出力1′,θ1′,2′,θ2′と制御器
8
からの制御信号udの正規化された値1′d,θ1′
d,2′d,θ2′dとをそれぞれ受けて制御器8へ
制御ゲインL1,L2,L3の値を与える、安定化装
置18,34,35,36が設けられている。
の船舶の制御装置においては、第11,18図に
示すように、サーボ機構9の積分器14,15,
16,17の出力1′,θ1′,2′,θ2′と制御器
8
からの制御信号udの正規化された値1′d,θ1′
d,2′d,θ2′dとをそれぞれ受けて制御器8へ
制御ゲインL1,L2,L3の値を与える、安定化装
置18,34,35,36が設けられている。
第11図には、スラスタ2の翼角サーボ部のみ
が示されている。
が示されている。
各安定化装置18,34,35,36において
は、一定の時間間隔で連続して制御ゲインL1,
L2,L3の選択、変更が行なわれる。
は、一定の時間間隔で連続して制御ゲインL1,
L2,L3の選択、変更が行なわれる。
スラスタ2の翼角サーボ部に設けられた安定化
装置18において、指数PHIDは、制御器8から
のスラスタ2の翼角制御信号1′d、PHIAは、
スラスタ2の実際の翼角1′を示す。
装置18において、指数PHIDは、制御器8から
のスラスタ2の翼角制御信号1′d、PHIAは、
スラスタ2の実際の翼角1′を示す。
第12図に示す安定化装置18には、増幅器1
0への誤差入力の値ER=PHID−PHIAを出力す
る減算器20と、その出力ERを受けて、絶対値
|ER|を出力する絶対値器21とが設けられて
いる。
0への誤差入力の値ER=PHID−PHIAを出力す
る減算器20と、その出力ERを受けて、絶対値
|ER|を出力する絶対値器21とが設けられて
いる。
次に、絶対値器21の出力|ER|を受けて、
制御ゲインL1,L2,L3の選択を判断するための
基準量E(IPM)との大小を比較するための比較
器22が設けられている。ここで、指数IPMは、
制御ゲインL1,L2,L3の設定値PARAMを指定
する指数で、IPMが大きいほど高い制御ゲイン
L1,L2,L3が設定される。基準量Eは、使われ
ている制御ゲインL1,L2,L3の設定によつて変
更される。
制御ゲインL1,L2,L3の選択を判断するための
基準量E(IPM)との大小を比較するための比較
器22が設けられている。ここで、指数IPMは、
制御ゲインL1,L2,L3の設定値PARAMを指定
する指数で、IPMが大きいほど高い制御ゲイン
L1,L2,L3が設定される。基準量Eは、使われ
ている制御ゲインL1,L2,L3の設定によつて変
更される。
また、前回における増幅器10への入力の絶対
値|ERP|と基準量E(IPM)との大小を比較す
るための比較器23と、制御ゲインL1,L2,L3
の指数IPMの最大値を示す指数IMAXと等しい
か比較する比較器24とが設けられている。
値|ERP|と基準量E(IPM)との大小を比較す
るための比較器23と、制御ゲインL1,L2,L3
の指数IPMの最大値を示す指数IMAXと等しい
か比較する比較器24とが設けられている。
さらに、指数IPMを1つ増やす加算器25と、
指数IPMを1つ増したときに指数KKKを0に指
定する指定器26と、指数KKKが0に等しいか
比較する比較器27と、指数IPMの最小値を示
す指数IMINに等しいか比較する比較器28と、
指数IPMを1つ減らす減算器29と、指数KKK
を1に指定する指定器30とがそなえられてい
る。
指数IPMを1つ増したときに指数KKKを0に指
定する指定器26と、指数KKKが0に等しいか
比較する比較器27と、指数IPMの最小値を示
す指数IMINに等しいか比較する比較器28と、
指数IPMを1つ減らす減算器29と、指数KKK
を1に指定する指定器30とがそなえられてい
る。
さらにまた安定化装置18には、絶対値器21
の出力|ER|を次回の制御ゲインL1,L2,L3選
択判断時まで値|ERP|として保持するための
保持器31と、指数IPMで決まる制御ゲインL1,
L2,L3の設定値PARAM(IPM)を制御器8に出
力するための設定器32と、制御器8が制御演算
を終え、スラスタ2の翼角制御信号1′dを出力
した時点で、1′dの値を指数PHIDとして、次
回の制御ゲイン選択判断時までPHIDとして保持
し、同時にスラスタ2の実際の翼角1′をPHIA
として保持しておくための保持器33とが設けら
れている。
の出力|ER|を次回の制御ゲインL1,L2,L3選
択判断時まで値|ERP|として保持するための
保持器31と、指数IPMで決まる制御ゲインL1,
L2,L3の設定値PARAM(IPM)を制御器8に出
力するための設定器32と、制御器8が制御演算
を終え、スラスタ2の翼角制御信号1′dを出力
した時点で、1′dの値を指数PHIDとして、次
回の制御ゲイン選択判断時までPHIDとして保持
し、同時にスラスタ2の実際の翼角1′をPHIA
として保持しておくための保持器33とが設けら
れている。
他の安定化装置34,35,36も、同様の構
成となつている。
成となつている。
上述の構成により、本発明の一実施例としての
船舶の制御装置では、制御演算は一定時間間隔
(具体的には1秒間隔)で行なわれる。そして、
制御ゲインL1,L2,L3の設定変更は、この制御
演算と同期して行なわれる。
船舶の制御装置では、制御演算は一定時間間隔
(具体的には1秒間隔)で行なわれる。そして、
制御ゲインL1,L2,L3の設定変更は、この制御
演算と同期して行なわれる。
船体1の受ける外乱dが大きいときは、増幅器
10,11,12,13への誤差入力eも大きく
なる。すなわち、安定化装置18,34〜36で
は、制御器8からの制御信号とサーボ機構9の積
分器14〜17から出力信号との差(=誤差入力
e)の絶対値|ERP|が基準量E(IPM)を超え
ることになるが、その場合、サーボ機構9の応答
遅れが大きくなつて制御系全体の安定性が劣化し
てしまう恐れがある。これを防ぐために、安定化
装置18,34〜36では、上記のように外乱d
が大きいときは制御器8において小さい制御ゲイ
ンL1,L2,L3を選択し上記誤差入力eが大きく
ならないようにして、制御系の安定性が保持され
る。
10,11,12,13への誤差入力eも大きく
なる。すなわち、安定化装置18,34〜36で
は、制御器8からの制御信号とサーボ機構9の積
分器14〜17から出力信号との差(=誤差入力
e)の絶対値|ERP|が基準量E(IPM)を超え
ることになるが、その場合、サーボ機構9の応答
遅れが大きくなつて制御系全体の安定性が劣化し
てしまう恐れがある。これを防ぐために、安定化
装置18,34〜36では、上記のように外乱d
が大きいときは制御器8において小さい制御ゲイ
ンL1,L2,L3を選択し上記誤差入力eが大きく
ならないようにして、制御系の安定性が保持され
る。
第12図に示す安定化装置18の減算器20で
は、前回の制御演算完了時におけるスラスタの翼
角制御信号1′dの値PHIDとスラスタ2の実際
の翼角1′の値PHIAとが保持器33より入力さ
れ、その差EP=PHID−PHIAが出力される。つ
ぎに、絶対値器21では、減算器20の出力ER
が入力され、その絶対値|ER|が出力される。
は、前回の制御演算完了時におけるスラスタの翼
角制御信号1′dの値PHIDとスラスタ2の実際
の翼角1′の値PHIAとが保持器33より入力さ
れ、その差EP=PHID−PHIAが出力される。つ
ぎに、絶対値器21では、減算器20の出力ER
が入力され、その絶対値|ER|が出力される。
そして、比較器22では、絶対値器21の出力
|ER|と制御ゲインL1,L2,L3の選択を判断す
る基準量E(IPM)との大小が比較される。ただ
し、基準量E(IPM)の決め方は後述する。
|ER|と制御ゲインL1,L2,L3の選択を判断す
る基準量E(IPM)との大小が比較される。ただ
し、基準量E(IPM)の決め方は後述する。
|ER|<E(IPM)のときは、比較器23で
前々回の制御演算完了時におけるスラスラ2の翼
角制御信号1′dと実際の翼角1′との差の絶対
値|ERP|と基準量E(IPM)とが比較される。
前々回の制御演算完了時におけるスラスラ2の翼
角制御信号1′dと実際の翼角1′との差の絶対
値|ERP|と基準量E(IPM)とが比較される。
|ERP|<E(IPM)のときは、今回および前
回とも増幅器10への入力は基準量E(IPM)よ
り小さいので、制御ゲインL1,L2,L3の指数
IPMを1つ増やして、より高い制御ゲインL1,
L2,L3の設定値を選択するかどうか判断される。
回とも増幅器10への入力は基準量E(IPM)よ
り小さいので、制御ゲインL1,L2,L3の指数
IPMを1つ増やして、より高い制御ゲインL1,
L2,L3の設定値を選択するかどうか判断される。
比較器24では、IPMとIMAXとが比較され
る。IPM=IMAXならば、現在の制御ゲインL1,
L2,L3以上に高い制御ゲインL1,L2,L3は選択
できないので、制御ゲインL1,L2,L3の設定値
および指数IPMは、現在のままにしておく。そ
して指定器30に進む。もし、IPM<IMAXな
らば、加算器25において、IPMが1つ増やさ
れる。同時に、指定器26では、指数KKKが0
に指定される。これは、今回の制御ゲイン選択で
は、より高い制御ゲインL1,L2,L3の設定値を
選択したことを、次回の制御ゲインL1,L2,L3
の選択判断のときまで記憶しておくためである。
そして、保持器31に進む。
る。IPM=IMAXならば、現在の制御ゲインL1,
L2,L3以上に高い制御ゲインL1,L2,L3は選択
できないので、制御ゲインL1,L2,L3の設定値
および指数IPMは、現在のままにしておく。そ
して指定器30に進む。もし、IPM<IMAXな
らば、加算器25において、IPMが1つ増やさ
れる。同時に、指定器26では、指数KKKが0
に指定される。これは、今回の制御ゲイン選択で
は、より高い制御ゲインL1,L2,L3の設定値を
選択したことを、次回の制御ゲインL1,L2,L3
の選択判断のときまで記憶しておくためである。
そして、保持器31に進む。
比較器23で|ERP|<E(IPM)のときは、
今回は増幅器10への誤差入力|ER|は基準量
E(IPM)以下であつたが、前回は増幅器10へ
の誤差入力|ER|は基準量E(IPM)以上であつ
たことになる。このときは、増幅器10への誤差
入力eは減少しつつあるときで、より高い制御ゲ
インL1,L2,L3の設定値を選択しないで、指数
IPMはそのままで現在の制御ゲインのL1,L2,
L3の設定値を持続する。そして、指定器30に
進む。
今回は増幅器10への誤差入力|ER|は基準量
E(IPM)以下であつたが、前回は増幅器10へ
の誤差入力|ER|は基準量E(IPM)以上であつ
たことになる。このときは、増幅器10への誤差
入力eは減少しつつあるときで、より高い制御ゲ
インL1,L2,L3の設定値を選択しないで、指数
IPMはそのままで現在の制御ゲインのL1,L2,
L3の設定値を持続する。そして、指定器30に
進む。
比較器22で、|ER|≧E(IPM)のときは、
増幅器10への誤差入力|ER|が基準量E
(IPM)を超えているので、より低い制御ゲイン
のセツトを選択するかどうかが判断される。
増幅器10への誤差入力|ER|が基準量E
(IPM)を超えているので、より低い制御ゲイン
のセツトを選択するかどうかが判断される。
比較器27では、指数KKKが0に等しいか比
較される。KKKが0に等しいときは、前回の制
御ゲインL1,L2,L3選択の際に指数IPMを1つ
増やしてより高い制御ゲインL1,L2,L3の設定
値を選択している。そのため、|ER|≧E(IPM)
になつたのは、より高い制御ゲインL1,L2,L3
に変えたことによる影響だと考えられる。したが
つて、比較器27でKKK=0のときは、|ER|
≧E(IPM)となつていてもより低い制御ゲイン
L1,L2,L3の選択は行なわず、現在のの制御ゲ
インL1,L2,L3を保持する。
較される。KKKが0に等しいときは、前回の制
御ゲインL1,L2,L3選択の際に指数IPMを1つ
増やしてより高い制御ゲインL1,L2,L3の設定
値を選択している。そのため、|ER|≧E(IPM)
になつたのは、より高い制御ゲインL1,L2,L3
に変えたことによる影響だと考えられる。したが
つて、比較器27でKKK=0のときは、|ER|
≧E(IPM)となつていてもより低い制御ゲイン
L1,L2,L3の選択は行なわず、現在のの制御ゲ
インL1,L2,L3を保持する。
比較器27で指数KKKが0でないとする。こ
のときは、前回の制御ゲインL1,L2,L3選択で
より高い制御ゲインL1,L2,L3を選択している
ことはない。しかも、増幅器10への入力|ER
|が基準量を超えているので、より低い制御ゲイ
ンを選択するかどうか判断される。
のときは、前回の制御ゲインL1,L2,L3選択で
より高い制御ゲインL1,L2,L3を選択している
ことはない。しかも、増幅器10への入力|ER
|が基準量を超えているので、より低い制御ゲイ
ンを選択するかどうか判断される。
比較器28では、IPMがIMINに等しいか比較
される。IPM=IMINならば、現在の制御ゲイン
L1,L2,L3より低い制御ゲインL1,L2,L3は選
択できないので、制御ゲインL1,L2,L3の設定
値および指数IPMは、現在のままにしておく。
そして指定器30に進む。IPM>IMINならば、
減算器29でIPMは1つ減らされる。そして指
定器30に進む。
される。IPM=IMINならば、現在の制御ゲイン
L1,L2,L3より低い制御ゲインL1,L2,L3は選
択できないので、制御ゲインL1,L2,L3の設定
値および指数IPMは、現在のままにしておく。
そして指定器30に進む。IPM>IMINならば、
減算器29でIPMは1つ減らされる。そして指
定器30に進む。
比較器27で指数KKK=0の判定を行なうの
は、次の理由による。仮に前回の制御ゲインL1,
L2,L3の選択で高い制御ゲインL1,L2,L3を選
択したとする。このときは、KKK=0となつて
いる。この制御ゲインL1,L2,L3の変化の影響
で|ER|≧E(IPM)になつたとする。比較器2
7がなく、IPM=IMINでなければ、IPMは1つ
減らされることになる。したがつて、IPMは増
減を繰り返す可能性がある。そのため、前回より
高い制御ゲインL1,L2,L3を選択しているとき
は、今回|ER|≧E(IPM)になつても、指数
IPMおよび制御ゲインL1,L2,L3の設定値は、
現在のままにしておく。
は、次の理由による。仮に前回の制御ゲインL1,
L2,L3の選択で高い制御ゲインL1,L2,L3を選
択したとする。このときは、KKK=0となつて
いる。この制御ゲインL1,L2,L3の変化の影響
で|ER|≧E(IPM)になつたとする。比較器2
7がなく、IPM=IMINでなければ、IPMは1つ
減らされることになる。したがつて、IPMは増
減を繰り返す可能性がある。そのため、前回より
高い制御ゲインL1,L2,L3を選択しているとき
は、今回|ER|≧E(IPM)になつても、指数
IPMおよび制御ゲインL1,L2,L3の設定値は、
現在のままにしておく。
指定器30では、指数KKKが1に指定される。
これは、今回の制御ゲインL1,L2,L3の選択で
は、制御ゲインのセツトを保持したか、あるいは
より低い制御ゲインL1,L2,L3の設定値を選択
したかを次回の制御ゲインL1,L2,L3選択演算
の際まで記憶しておくためである。
これは、今回の制御ゲインL1,L2,L3の選択で
は、制御ゲインのセツトを保持したか、あるいは
より低い制御ゲインL1,L2,L3の設定値を選択
したかを次回の制御ゲインL1,L2,L3選択演算
の際まで記憶しておくためである。
保持器31では、増幅器10への入力|ER|
を|ERP|に置き換えて、次回の制御ゲインL1,
L2,L3選択の判断の際に前回の増幅器10への
入力|ERP|として用いるために保持される。
を|ERP|に置き換えて、次回の制御ゲインL1,
L2,L3選択の判断の際に前回の増幅器10への
入力|ERP|として用いるために保持される。
設定器32では、以上の制御ゲインL1,L2,
L3選択の判断で決められた指数IPMに応じた制
御ゲインL1,L2,L3の設定値PARAM(IPM)が
制御器8に出力される。
L3選択の判断で決められた指数IPMに応じた制
御ゲインL1,L2,L3の設定値PARAM(IPM)が
制御器8に出力される。
保持器33では、制御器8での制御演算が終わ
り、スラスタ2の翼角制御信号1′dが出力され
た時点で、翼角制御信号1′dの値がPHIDとし
て保持される。このとき、同時にスラスタ2の実
際の翼角1′がPHIAとして保持される。1′dは
時間的には次の制御演算まで変わらないが、翼角
1′は時間とともに変化するので、翼角制御信号
1′dの出力時点に合わせて実際の翼角1′の読
込みを完全に同期して行なう必要がある。
り、スラスタ2の翼角制御信号1′dが出力され
た時点で、翼角制御信号1′dの値がPHIDとし
て保持される。このとき、同時にスラスタ2の実
際の翼角1′がPHIAとして保持される。1′dは
時間的には次の制御演算まで変わらないが、翼角
1′は時間とともに変化するので、翼角制御信号
1′dの出力時点に合わせて実際の翼角1′の読
込みを完全に同期して行なう必要がある。
最後に、比較器22,23で制御ゲインの選択
を判断するのに必要とされる、基準量E(IPM)
の決め方について説明する。
を判断するのに必要とされる、基準量E(IPM)
の決め方について説明する。
非線形要素を含む制御系の安定解析を行なう方
法の1つに、記述関数法がある。記述関数法を使
うには、非線形要素は制御系の中に1つしか含ま
れておらず、非線形要素の入力が正弦波形のと
き、非線形要素の出力に含まれる高調波成分は無
視して基本波成分だけを非線形要素の出力として
近似することができる、という仮定が必要とされ
る。
法の1つに、記述関数法がある。記述関数法を使
うには、非線形要素は制御系の中に1つしか含ま
れておらず、非線形要素の入力が正弦波形のと
き、非線形要素の出力に含まれる高調波成分は無
視して基本波成分だけを非線形要素の出力として
近似することができる、という仮定が必要とされ
る。
本発明の一実施例としての船舶の制御装置にお
ける安定限界の検討では、このような仮定は、次
の理由によりほぼ満たされる。
ける安定限界の検討では、このような仮定は、次
の理由によりほぼ満たされる。
例えば、船体1が右前方から外乱を受けると
き、第18図の増幅器10が最も大きな誤差入力
eを受ける。増幅器10の次に大きな入力を受け
るのは、増幅器11,12,13である。これら
の増幅器11,12,13への誤差入力eの最大
振幅は、増幅器10への入力の最大振幅の60〜25
%程度である。
き、第18図の増幅器10が最も大きな誤差入力
eを受ける。増幅器10の次に大きな入力を受け
るのは、増幅器11,12,13である。これら
の増幅器11,12,13への誤差入力eの最大
振幅は、増幅器10への入力の最大振幅の60〜25
%程度である。
したがつて、スラスタ2,3のサーボ機構9の
リミツタ特性が制御系の安定性に与える影響は、
非線形要素として増幅器10だけを考えて近似的
に検討できる。
リミツタ特性が制御系の安定性に与える影響は、
非線形要素として増幅器10だけを考えて近似的
に検討できる。
一般に、非線形要素の出力に含まれる高調波成
分の振幅は、基本波成分の振幅に比べて小さい。
また本発明の船舶の制御装置のような定点保持制
御系では、高い周波数でのゲインは小さくなるこ
とから、基本波成分だけにより非線形要素の出力
を近似することができる。
分の振幅は、基本波成分の振幅に比べて小さい。
また本発明の船舶の制御装置のような定点保持制
御系では、高い周波数でのゲインは小さくなるこ
とから、基本波成分だけにより非線形要素の出力
を近似することができる。
以上より、記述関数法によつて安定限界が検討
される制御系のブロツク図は第13図のように近
似することができる。第13図では、増幅器10
以外の非線形要素およびそれに関連した積分要素
は、すべて除外されている。安定限界検討のた
め、設定値x1s=0、外乱d=0としている。
される制御系のブロツク図は第13図のように近
似することができる。第13図では、増幅器10
以外の非線形要素およびそれに関連した積分要素
は、すべて除外されている。安定限界検討のた
め、設定値x1s=0、外乱d=0としている。
増幅器10に対するリミツトサイクルは、次の
ように求められる。
ように求められる。
増幅器10への入力e(t)を次のような正弦
波形とする。
波形とする。
e(t)=eisinωt
上記の仮定より、増幅器10の出力m(t)は
基本波成分だけからなる正弦波形と考えることが
できる。増幅器10の記述関数をNとすれば、増
幅器10の出力m(t)は、次式で与えられる。
基本波成分だけからなる正弦波形と考えることが
できる。増幅器10の記述関数をNとすれば、増
幅器10の出力m(t)は、次式で与えられる。
m(t)=N(ei)e(t)
次に第13図で非線形要素である増幅器10を
除去したときのブロツク図を第14図に示す。第
14図はすべて線形要素からなるブロツク図であ
る。
除去したときのブロツク図を第14図に示す。第
14図はすべて線形要素からなるブロツク図であ
る。
第14図でmを入力、eを出力としたときの伝
達関数をG(s)とすればm(t)、e(t)ともに
正弦波形と考えられているから、次式が成り立
つ。
達関数をG(s)とすればm(t)、e(t)ともに
正弦波形と考えられているから、次式が成り立
つ。
E(s)/M(s)=G(s)
E(s)、M(s)は、それぞれe(t)、m(t)
のラプラス変換を示す。
のラプラス変換を示す。
リミツトサイクルが存在するための条件は、上
の2式が常に同時に成り立つことであるから、そ
の条件は次式で与えられる。
の2式が常に同時に成り立つことであるから、そ
の条件は次式で与えられる。
G(jω)=1/N(ei)
ただし、上式の左辺G(jω)は、角周波数ωの
関数であり、右辺N(ei)は、増幅器10への誤
差入力eの増幅eiの関数である。
関数であり、右辺N(ei)は、増幅器10への誤
差入力eの増幅eiの関数である。
したがつて、複素面上にG(jω)と1/N(ei)
を記し、両者に交点があれば、制御系が安定限界
になつてしまうリミツトサイクルが存在する。そ
のリミツトサイクルの振幅は交点におけるeiの値
であり、角周波数は交点におけるωで与えられ
る。
を記し、両者に交点があれば、制御系が安定限界
になつてしまうリミツトサイクルが存在する。そ
のリミツトサイクルの振幅は交点におけるeiの値
であり、角周波数は交点におけるωで与えられ
る。
G(jω)と1/N(ei)の両者に交点がなけれ
ば、安定限界になるリミツトサイクルは存在しな
い。そのときは制御系は常に安定である。
ば、安定限界になるリミツトサイクルは存在しな
い。そのときは制御系は常に安定である。
制御系に増幅器10が1つだけある場合、増幅
器10がリミツトサイクルが発生するときの振幅
より大きい誤差入力eを受けたときに制御系が不
安定となり、また、リミツトサイクルが発生する
振幅よりも小さい誤差入力eを受けたときは、制
御系が安定、すなわち不安定なリミツトサイクル
となることがわかつた。
器10がリミツトサイクルが発生するときの振幅
より大きい誤差入力eを受けたときに制御系が不
安定となり、また、リミツトサイクルが発生する
振幅よりも小さい誤差入力eを受けたときは、制
御系が安定、すなわち不安定なリミツトサイクル
となることがわかつた。
しかし、実際の制御系には、多数のリミツタ特
性をもつ増幅器10,11,12,13があつ
て、いずれも制御系の安定性に多少なりとも悪影
響を与える。複数の増幅器10,11,12,1
3があるときは、基準量E(IPM)は、上記のリ
ミツトサイクルの振幅より小さくする必要があ
る。
性をもつ増幅器10,11,12,13があつ
て、いずれも制御系の安定性に多少なりとも悪影
響を与える。複数の増幅器10,11,12,1
3があるときは、基準量E(IPM)は、上記のリ
ミツトサイクルの振幅より小さくする必要があ
る。
しかしながら、E(IPM)の正確な値を理論的
に求めることは非常に難しい。そこで、安定化装
置18を使つたときのシミユレーシヨン計算の結
果より、E(IPM)は、上記のリミツトサイクル
の振幅の20%とすればよいことが判つている。
に求めることは非常に難しい。そこで、安定化装
置18を使つたときのシミユレーシヨン計算の結
果より、E(IPM)は、上記のリミツトサイクル
の振幅の20%とすればよいことが判つている。
次に、本発明による船舶の制御装置の効果を、
シミユレーシヨン計算で明らかにする。
シミユレーシヨン計算で明らかにする。
シミユレーシヨンにおける計算条件は、次の通
りである。
りである。
初期条件は、風速15m/s、風向右前方30°の
風を受けて船が静止している状態とする。そのと
きのスラスタ2の翼角1および旋回角θ1は次の通
りである。
風を受けて船が静止している状態とする。そのと
きのスラスタ2の翼角1および旋回角θ1は次の通
りである。
1=9.3°,θ1=83.9°
スラスタ3の翼角2および旋回角θ2は、次の通
りである。
りである。
2=4.9°,θ2=40°
スラスタの最大翼角naxはnax=24.12°である。
また、外乱dとして、第15図に示すような風
速変化を想定する。風向は右前方30°のまま変わ
らないものとする。
速変化を想定する。風向は右前方30°のまま変わ
らないものとする。
選択できる制御ゲインL1,L2,L3の組合わせ
を4つ設定する。最も大きい制御ゲインL1,L2,
L3の指数IPMは、IPM=IMAX=4とする。最
も小さい制御ゲインL1,L2,L3の指数IPMは、
IPM=IMIN=1とする。
を4つ設定する。最も大きい制御ゲインL1,L2,
L3の指数IPMは、IPM=IMAX=4とする。最
も小さい制御ゲインL1,L2,L3の指数IPMは、
IPM=IMIN=1とする。
初期条件での制御ゲインL1,L2,L3の指数
IPMは、IPM=4とする。
IPMは、IPM=4とする。
制御ゲインL1,L2,L3を選択する判断の基準
量E(IPM)は、制御ゲインL1,L2,L3の組合せ
毎に異なり、上述のように次の値を使つた。
量E(IPM)は、制御ゲインL1,L2,L3の組合せ
毎に異なり、上述のように次の値を使つた。
E(1)=0.0810,E(2)=0.0696,
E(3)=0.0604,E(4)=0.0598
以上の条件で行なつたシミユレーシヨン計算の
結果を、第16図に示す。
結果を、第16図に示す。
第16図aは、第15図に示した風外乱dの風
速変化を示す。
速変化を示す。
第16図bは、風外乱を受けたときの船体1の
x0,y0軸方向の変化と方位の偏差ψを示す。これ
により、制御系が良好に動作しているのが判る。
x0,y0軸方向の変化と方位の偏差ψを示す。これ
により、制御系が良好に動作しているのが判る。
第16図cは、スラスタ2の翼角1と旋回角θ1
およびスラスタ3の翼角2と旋回角θ2の変化の様
子を示す。
およびスラスタ3の翼角2と旋回角θ2の変化の様
子を示す。
第16図dは、増幅器10への入力ER=1′d
−1′の変化を示す。
−1′の変化を示す。
第16図eは、安定化装置18によつて決めら
れた制御ゲインL1,L2,L3の指数IPMの変化の
様子を示す。
れた制御ゲインL1,L2,L3の指数IPMの変化の
様子を示す。
基準量E(IPM)の値と第16図dのERの値よ
り、風外乱dが与えられてから32秒経過して初め
の高い制御ゲインL1,L2,L3の組合わせに戻つ
ている。
り、風外乱dが与えられてから32秒経過して初め
の高い制御ゲインL1,L2,L3の組合わせに戻つ
ている。
以上より、安定化装置18により船体1が風の
大幅な突変外乱dを受けても、制御ゲインL1,
L2,L3を選択することにより、船の安定な定点
保持制御が行なわれているのが判る。
大幅な突変外乱dを受けても、制御ゲインL1,
L2,L3を選択することにより、船の安定な定点
保持制御が行なわれているのが判る。
第17図は、参考に、安定化装置18がない場
合に、同じ風外乱dを受けたときの定点保持制御
の様子を示している。制御ゲインL1,L2,L3は、
最も大きい制御ゲイン(すなわちIPM=4のと
き)のままで制御した場合で制御が不安定にな
り、制御に失敗しているのがわかる。
合に、同じ風外乱dを受けたときの定点保持制御
の様子を示している。制御ゲインL1,L2,L3は、
最も大きい制御ゲイン(すなわちIPM=4のと
き)のままで制御した場合で制御が不安定にな
り、制御に失敗しているのがわかる。
以上は、安定化装置18を含むスラスタ2の翼
角サーボ部のみについて述べたが、各サーボ部に
設けられた安定化装置34,35,36も、同様
の動作を行なう。これにより、いかなる外乱dに
も対応することができる。
角サーボ部のみについて述べたが、各サーボ部に
設けられた安定化装置34,35,36も、同様
の動作を行なう。これにより、いかなる外乱dに
も対応することができる。
なお、安定化装置18,34,35,36をこ
のように4つ設けても、1つあるいは2,3個の
みを設けてもよい。
のように4つ設けても、1つあるいは2,3個の
みを設けてもよい。
以上詳述したように、本発明の船舶の制御装置
によれば、船体の位置および方位を設定する設定
器と、船体の位置および方位を検出する検出器
と、上記の設定器および検出器からの信号を受け
て両信号の減算を行なう減算器と、同減算器から
の信号を受けて船体の位置および方位の調整のた
めの制御信号を出力する制御器と、同制御器から
の制御信号を受けるべく増幅器および積分器を含
んでフイードバツクループが形成された船体駆動
用サーボ機構とをそなえ、上記制御器による制御
系を安定化すべく同制御器からの制御信号と上記
サーボ機構の積分器からの出力信号とを受けて両
信号の差の絶対値が基準量を超える場合には同制
御器の制御ゲインを減少させるように同制御ゲイ
ンの選択を行なう安定化装置が設けられるという
簡素な構成で、安定性および応答性のすぐれた制
御を実現できる利点がある。
によれば、船体の位置および方位を設定する設定
器と、船体の位置および方位を検出する検出器
と、上記の設定器および検出器からの信号を受け
て両信号の減算を行なう減算器と、同減算器から
の信号を受けて船体の位置および方位の調整のた
めの制御信号を出力する制御器と、同制御器から
の制御信号を受けるべく増幅器および積分器を含
んでフイードバツクループが形成された船体駆動
用サーボ機構とをそなえ、上記制御器による制御
系を安定化すべく同制御器からの制御信号と上記
サーボ機構の積分器からの出力信号とを受けて両
信号の差の絶対値が基準量を超える場合には同制
御器の制御ゲインを減少させるように同制御ゲイ
ンの選択を行なう安定化装置が設けられるという
簡素な構成で、安定性および応答性のすぐれた制
御を実現できる利点がある。
1〜7図は従来の船舶の制御装置を示すもの
で、第1図は制御を受ける船舶の平面図、第2図
は従来の船舶の制御装置の全体を示す系統図、第
3図は上記船舶の設定位置および設定方位を含ん
だ座標系を示す説明図、第4図は上記船舶におけ
る首振式スラスタの旋回角のとり方を示す説明
図、第5,6図はいずれも上記従来の船舶の制御
装置における制御系の一部を示す系統図、第7図
は上記従来の船舶の制御装置の要部を示す系統図
であり、第8〜18図は本発明の一実施例として
の船舶の制御装置を示すもので、第8図はその船
体駆動用サーボ機構における増幅器のリミツタ特
性を示す説明図、第9図はその制御系における入
力振幅と上記リミツタ特性を示す記述関数との関
係を示すグラフ、第10図はその制御系の一部を
示す系統図、第11図はその要部を示す系統図、
第12図はその作用の順序を示す流れ図、第1
3,14図はいずれもその動作の詳細を示す説明
図、第15図は想定された風速変化を示すグラ
フ、第16,17図はいずれも本発明の船舶の制
御装置による全体の動作を説明するためのグラ
フ、第18図は本発明の船舶の制御装置の全体を
示す系統図である。 1……船体、2,3……スラスタ、4……船体
運動部、5……検出器、6……設定器、7……減
算器、8……制御器、9……サーボ機構、10,
11,12,13……増幅器、14,15,1
6,17……積分器、18……安定化装置、20
……減算器、21……絶対値器、22,23,2
4……比較器、25……加算器、26……指定
器、27,28……比較器、29……減算器、3
0……指定器、31……保持器、32……設定
器、33……保持器、34,35,36……安定
化装置。
で、第1図は制御を受ける船舶の平面図、第2図
は従来の船舶の制御装置の全体を示す系統図、第
3図は上記船舶の設定位置および設定方位を含ん
だ座標系を示す説明図、第4図は上記船舶におけ
る首振式スラスタの旋回角のとり方を示す説明
図、第5,6図はいずれも上記従来の船舶の制御
装置における制御系の一部を示す系統図、第7図
は上記従来の船舶の制御装置の要部を示す系統図
であり、第8〜18図は本発明の一実施例として
の船舶の制御装置を示すもので、第8図はその船
体駆動用サーボ機構における増幅器のリミツタ特
性を示す説明図、第9図はその制御系における入
力振幅と上記リミツタ特性を示す記述関数との関
係を示すグラフ、第10図はその制御系の一部を
示す系統図、第11図はその要部を示す系統図、
第12図はその作用の順序を示す流れ図、第1
3,14図はいずれもその動作の詳細を示す説明
図、第15図は想定された風速変化を示すグラ
フ、第16,17図はいずれも本発明の船舶の制
御装置による全体の動作を説明するためのグラ
フ、第18図は本発明の船舶の制御装置の全体を
示す系統図である。 1……船体、2,3……スラスタ、4……船体
運動部、5……検出器、6……設定器、7……減
算器、8……制御器、9……サーボ機構、10,
11,12,13……増幅器、14,15,1
6,17……積分器、18……安定化装置、20
……減算器、21……絶対値器、22,23,2
4……比較器、25……加算器、26……指定
器、27,28……比較器、29……減算器、3
0……指定器、31……保持器、32……設定
器、33……保持器、34,35,36……安定
化装置。
Claims (1)
- 1 船体の位置および方位を設定する設定器と、
船体の位置および方位を検出する検出器と、上記
の設定器および検出器からの信号を受けて両信号
の減算を行なう減算器と、同減算器からの信号を
受けて船体の位置および方位の調整のための制御
信号を出力する制御器と、同制御器からの制御信
号を受けるべく増幅器および積分器を含んでフイ
ードバツクループが形成された船体駆動用サーボ
機構とをそなえ、上記制御器による制御系を安定
化すべく同制御器からの制御信号と上記サーボ機
構の積分器からの出力信号とを受けて両信号の差
の絶対値が基準量を超える場合には同制御器の制
御ゲインを減少させるように同制御ゲインの選択
を行なう安定化装置が設けられたことを特徴とす
る、船舶の制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58207223A JPS6099796A (ja) | 1983-11-04 | 1983-11-04 | 船舶の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58207223A JPS6099796A (ja) | 1983-11-04 | 1983-11-04 | 船舶の制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6099796A JPS6099796A (ja) | 1985-06-03 |
| JPH0462919B2 true JPH0462919B2 (ja) | 1992-10-08 |
Family
ID=16536279
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58207223A Granted JPS6099796A (ja) | 1983-11-04 | 1983-11-04 | 船舶の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6099796A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002173086A (ja) * | 2000-12-08 | 2002-06-18 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 洋上プラットフォームの制御方法 |
| JP5006228B2 (ja) * | 2008-02-20 | 2012-08-22 | 三井造船株式会社 | 線状構造体位置制御システム、線状構造体の位置制御方法及び移動構造体制御システム |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59109494A (ja) * | 1982-12-13 | 1984-06-25 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 船舶の操縦装置 |
-
1983
- 1983-11-04 JP JP58207223A patent/JPS6099796A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6099796A (ja) | 1985-06-03 |
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