JPH0463254A - 方向性に優れた絞り加工用アルミニウム合金板の製造法 - Google Patents
方向性に優れた絞り加工用アルミニウム合金板の製造法Info
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- JPH0463254A JPH0463254A JP17241290A JP17241290A JPH0463254A JP H0463254 A JPH0463254 A JP H0463254A JP 17241290 A JP17241290 A JP 17241290A JP 17241290 A JP17241290 A JP 17241290A JP H0463254 A JPH0463254 A JP H0463254A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、キャップ、缶等の包装容器用として使用され
る絞り加工用アルミニウム合金板の製造方法に関するも
のである。
る絞り加工用アルミニウム合金板の製造方法に関するも
のである。
(従来の技術及び解決しようとする課題)一般に、キャ
ップ、缶等の包装容器用に使用される絞り加工用アルミ
ニウム材料としては、純アルミニウム、A3003合金
、A3004合金、A3105合金、A3052合金の
1/4硬質材〜硬質材が使用されている。
ップ、缶等の包装容器用に使用される絞り加工用アルミ
ニウム材料としては、純アルミニウム、A3003合金
、A3004合金、A3105合金、A3052合金の
1/4硬質材〜硬質材が使用されている。
この中で、特に中程度の強度(引張強さ:12〜18
kgf / 1m2)が必要とされる用途にはA300
3合金が使用されており、その−射的な製造法は以下の
工程によるものである。
kgf / 1m2)が必要とされる用途にはA300
3合金が使用されており、その−射的な製造法は以下の
工程によるものである。
造塊→均熱化処理→熱間圧延→冷間圧延→中間焼鈍→冷
間圧延→仕上焼鈍 (仕上焼鈍は用途によって省略可能) しかしながら、A3003合金においては、方向性(耳
率)が高いために、絞り加工時にシワが発生したり、絞
り加工後に裾部のトリミング量が大きくなるという問題
があり、外観上の商品価値及び歩留を低下させている。
間圧延→仕上焼鈍 (仕上焼鈍は用途によって省略可能) しかしながら、A3003合金においては、方向性(耳
率)が高いために、絞り加工時にシワが発生したり、絞
り加工後に裾部のトリミング量が大きくなるという問題
があり、外観上の商品価値及び歩留を低下させている。
本発明は、上記従来技術の欠点を解消するためになされ
たものであって、A3003相当の絞り加工用アルミニ
ウム合金について方向性に優れ、絞り加工時の諸問題を
解決し得る材料を製造する方法を提供することを目的と
するものである。
たものであって、A3003相当の絞り加工用アルミニ
ウム合金について方向性に優れ、絞り加工時の諸問題を
解決し得る材料を製造する方法を提供することを目的と
するものである。
(課題を解決するための手段)
本発明者は、前記課題を解決するために鋭意検討を重ね
た結果、A3003相当材の製造条件を規定することに
より、方向性が低く、絞り加工時のシワ発生が小さく、
また絞り加工後のトリミングを省略又は減少させ、打ち
抜きブランク径を小さくすることにより絞り加工時の歩
留向上が図れることを見い出し、ここに本発明をなした
ものである。
た結果、A3003相当材の製造条件を規定することに
より、方向性が低く、絞り加工時のシワ発生が小さく、
また絞り加工後のトリミングを省略又は減少させ、打ち
抜きブランク径を小さくすることにより絞り加工時の歩
留向上が図れることを見い出し、ここに本発明をなした
ものである。
すなわち、本発明は、Cu:0.05〜0.20%及び
Mn:1.O〜1.5%を含有し、残部がAl及び不純
物からなるアルミニウム合金鋳塊を480〜600℃で
2〜24時間の均熱化処理した後、熱間圧延により2〜
51厚さとし、熱間圧延終了後、焼鈍することなく冷間
圧延を行い、この冷間圧延工程の途中に急速加熱による
加熱処理を2〜4回実施することを特徴とする方向性に
優れた絞り加工用アルミニウム、合金板の製造法を要旨
とするものである。
Mn:1.O〜1.5%を含有し、残部がAl及び不純
物からなるアルミニウム合金鋳塊を480〜600℃で
2〜24時間の均熱化処理した後、熱間圧延により2〜
51厚さとし、熱間圧延終了後、焼鈍することなく冷間
圧延を行い、この冷間圧延工程の途中に急速加熱による
加熱処理を2〜4回実施することを特徴とする方向性に
優れた絞り加工用アルミニウム、合金板の製造法を要旨
とするものである。
以下に本発明を更に詳細に説明する。
(作用)
まず、本発明における化学成分の限定理由について説明
する。
する。
本発明におけるアルミニウム合金は、Cu:0゜05〜
0.20%とMn:1.0−1.5%を主成分とするA
3003相当材である。
0.20%とMn:1.0−1.5%を主成分とするA
3003相当材である。
ここで、Cuは強度を保持するのに必要であるが、0.
05%未満では充分な強度が得られず、また0、20%
を超えると耐食性を阻害する。また1Mnは強度及び絞
り加工性をよくするのに必要な元素であるが、1.0%
未満ではこれらの効果が小さく、また1、5%を超えた
場合には鋳造時に巨大なAl−Mn径の金属間化合物が
発生し、絞り加工性を阻害する。したがって、Cu含有
量は0.05〜0.20%の範囲とし、Mn含有量は1
.0〜1.5%の範囲とする。
05%未満では充分な強度が得られず、また0、20%
を超えると耐食性を阻害する。また1Mnは強度及び絞
り加工性をよくするのに必要な元素であるが、1.0%
未満ではこれらの効果が小さく、また1、5%を超えた
場合には鋳造時に巨大なAl−Mn径の金属間化合物が
発生し、絞り加工性を阻害する。したがって、Cu含有
量は0.05〜0.20%の範囲とし、Mn含有量は1
.0〜1.5%の範囲とする。
なお、不純物は、概ねA3003で許容し得る元素及び
含有量であれば本発明の効果に特に支障かない。
含有量であれば本発明の効果に特に支障かない。
次に本発明の製造条件について説明する。
まず、上記化学成分を有するアルミニウム合金の鋳塊に
、480〜600℃で2〜24時間の均熱化処理を施す
。これは、最終製品での方向性の制御、更にはMnAl
Gの析出物を生成させることにより、圧延板の再結晶粒
の粗大化を制御するためである。しかし、加熱温度が4
80℃未満及び加熱時間が2時間未満ではこの効果が充
分でなく。
、480〜600℃で2〜24時間の均熱化処理を施す
。これは、最終製品での方向性の制御、更にはMnAl
Gの析出物を生成させることにより、圧延板の再結晶粒
の粗大化を制御するためである。しかし、加熱温度が4
80℃未満及び加熱時間が2時間未満ではこの効果が充
分でなく。
また600℃を超えた場合には、それ以上の効果の増加
がなく、逆にバーニング(局部溶解)発生の危険性があ
る。また24時間以上の加熱では、特に悪影響は認めら
れないが、それ以内の加熱時間と効果の差が殆どなく、
経済的にコストアップとなる。均熱化処理は一段又は二
段の均熱化処理でよい。
がなく、逆にバーニング(局部溶解)発生の危険性があ
る。また24時間以上の加熱では、特に悪影響は認めら
れないが、それ以内の加熱時間と効果の差が殆どなく、
経済的にコストアップとなる。均熱化処理は一段又は二
段の均熱化処理でよい。
次いで、熱間圧延を行うが、熱間圧延上がりの板厚は2
〜5mmが好ましい。
〜5mmが好ましい。
この熱間圧延後、焼鈍することなく冷間圧延を行うが、
この冷間圧延工程の途中に急速加熱処理による中間焼鈍
を2〜4回実施する必要がある。
この冷間圧延工程の途中に急速加熱処理による中間焼鈍
を2〜4回実施する必要がある。
中間焼鈍が1回では圧延方向に対して45°方向の耳率
が高くなり、また5回以上では耳率は低くなるものの、
その効果が小さく、更に材料強度が低くなる。中間焼鈍
の加熱条件としては、特に制限されないものの、400
〜600’Cの温度に150℃/分以上の加熱速度で加
熱し、10分間以内保持した後、100℃/分以上の冷
却速度で冷却するのが望ましい。加熱温度が400℃未
満では、充分な中間焼鈍効果が得られず、強度及び圧延
方向45°方向の耳率が高くなり、600℃以上ではそ
れ以下の温度の場合と特に差がない。また、加熱速度が
150℃/分以下及び保持時間が10分間以上では再結
晶粒が粗大化し、絞り加工性を低下させる。更に冷却速
度についても、再結晶粒の粗大化を防止することから冷
却温度200℃までは100℃/分以上が望ましい。
が高くなり、また5回以上では耳率は低くなるものの、
その効果が小さく、更に材料強度が低くなる。中間焼鈍
の加熱条件としては、特に制限されないものの、400
〜600’Cの温度に150℃/分以上の加熱速度で加
熱し、10分間以内保持した後、100℃/分以上の冷
却速度で冷却するのが望ましい。加熱温度が400℃未
満では、充分な中間焼鈍効果が得られず、強度及び圧延
方向45°方向の耳率が高くなり、600℃以上ではそ
れ以下の温度の場合と特に差がない。また、加熱速度が
150℃/分以下及び保持時間が10分間以上では再結
晶粒が粗大化し、絞り加工性を低下させる。更に冷却速
度についても、再結晶粒の粗大化を防止することから冷
却温度200℃までは100℃/分以上が望ましい。
中間焼鈍後の冷間圧延の加工率は、方向性(耳率)の点
から、1回目の中間焼鈍では30〜90%とし、2回目
の中間焼鈍では10〜50%とするのが望ましい。1回
目の中間焼鈍は、最終圧延板での方向性への影響は2回
目はど大きくはないため、かなり広い範囲での冷延加工
率でよいが。
から、1回目の中間焼鈍では30〜90%とし、2回目
の中間焼鈍では10〜50%とするのが望ましい。1回
目の中間焼鈍は、最終圧延板での方向性への影響は2回
目はど大きくはないため、かなり広い範囲での冷延加工
率でよいが。
30%未満では2回目の中間焼鈍に近く、焼鈍実施効果
がなくなる。また、90%以上では方向性(耳率)が高
くなる。2回目の中間焼鈍後の冷延加工率は、強度及び
方向性への影響が大きく、10%以下では強度不足とな
り、また50%以上では強度及び方向性(耳率)が高く
なる。
がなくなる。また、90%以上では方向性(耳率)が高
くなる。2回目の中間焼鈍後の冷延加工率は、強度及び
方向性への影響が大きく、10%以下では強度不足とな
り、また50%以上では強度及び方向性(耳率)が高く
なる。
なお、仕上冷延後の強度調整又は残留応力除去のために
、300℃以下の低温仕上焼鈍を実施しても、方向性に
は特に影響はない。
、300℃以下の低温仕上焼鈍を実施しても、方向性に
は特に影響はない。
以上の製造条件により、方向性(耳率)が2%以下とな
るアルミニウム合金板が得られ、また絞り加工時にシワ
発生が小さく、絞り加工後のトリミングを省略又は減少
させることができると共に、打ち抜きブランク径を小さ
くすることができる。
るアルミニウム合金板が得られ、また絞り加工時にシワ
発生が小さく、絞り加工後のトリミングを省略又は減少
させることができると共に、打ち抜きブランク径を小さ
くすることができる。
次に本発明の実施例を示す。
(実施例)
Si:0.23%、Fe:0.48%、Cu:0.11
%及びMn:1.2%を含有し、残部がAl及び不純物
よりなるアルミニウム合金を通常の方法により溶製して
造塊し、面側後、590℃×6時間の均熱化処理を施し
た後、厚さ2.5■まで熱間圧延し、この熱間圧延板を
第1表に示す工程及び条件にて、最終板厚0.24mm
まで冷間圧延を実施した。
%及びMn:1.2%を含有し、残部がAl及び不純物
よりなるアルミニウム合金を通常の方法により溶製して
造塊し、面側後、590℃×6時間の均熱化処理を施し
た後、厚さ2.5■まで熱間圧延し、この熱間圧延板を
第1表に示す工程及び条件にて、最終板厚0.24mm
まで冷間圧延を実施した。
得られた冷延版について、機械的性質を調へると共に、
耳率の測定により方向性を評価した。それらの結果を第
1表に併記する。
耳率の測定により方向性を評価した。それらの結果を第
1表に併記する。
なお、耳率(%)はエリクセン試験機(33mmφポン
チ、ブランク径55mmφ)を使用して測定した。
チ、ブランク径55mmφ)を使用して測定した。
第1表より明らかなとおり、中間焼鈍が1回のみである
比較例尚1〜恥2では、耳率2%以下は得られないが、
中間焼鈍を2〜4回実施した本発明例では、いずれも耳
率2%以下が得られている。
比較例尚1〜恥2では、耳率2%以下は得られないが、
中間焼鈍を2〜4回実施した本発明例では、いずれも耳
率2%以下が得られている。
【以下余白1
(発明の効果)
以上詳述したように1本発明によれば、A3003相当
材について製造工程及び条件を規定したので、方向性に
優れると共に、絞り加工時のシワ発生が小さく、また絞
り加工後のトリミングを省略又は減少でき、打ち抜きブ
ランク径を小さくすることにより絞り加工時の歩留向上
が図れる等、優れた効果が得られる。
材について製造工程及び条件を規定したので、方向性に
優れると共に、絞り加工時のシワ発生が小さく、また絞
り加工後のトリミングを省略又は減少でき、打ち抜きブ
ランク径を小さくすることにより絞り加工時の歩留向上
が図れる等、優れた効果が得られる。
特許出願人 株式会社神戸製鋼所
代理人弁理士 中 村 尚
Claims (1)
- 重量%で(以下、同じ)、Cu:0.05〜0.20%
及びMn:1.0〜1.5%を含有し、残部がAl及び
不純物からなるアルミニウム合金鋳塊を480〜600
℃で2〜24時間の均熱化処理した後、熱間圧延により
2〜5mm厚さとし、熱間圧延終了後、焼鈍することな
く冷間圧延を行い、この冷間圧延工程の途中に急速加熱
による加熱処理を2〜4回実施することを特徴とする方
向性に優れた絞り加工用アルミニウム合金板の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17241290A JPH0463254A (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | 方向性に優れた絞り加工用アルミニウム合金板の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17241290A JPH0463254A (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | 方向性に優れた絞り加工用アルミニウム合金板の製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0463254A true JPH0463254A (ja) | 1992-02-28 |
Family
ID=15941481
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17241290A Pending JPH0463254A (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | 方向性に優れた絞り加工用アルミニウム合金板の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0463254A (ja) |
-
1990
- 1990-06-29 JP JP17241290A patent/JPH0463254A/ja active Pending
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