JPH0463287B2 - - Google Patents
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- JPH0463287B2 JPH0463287B2 JP63296150A JP29615088A JPH0463287B2 JP H0463287 B2 JPH0463287 B2 JP H0463287B2 JP 63296150 A JP63296150 A JP 63296150A JP 29615088 A JP29615088 A JP 29615088A JP H0463287 B2 JPH0463287 B2 JP H0463287B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- combustion chamber
- waste
- combustion
- chimney
- storage cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Incineration Of Waste (AREA)
- Gasification And Melting Of Waste (AREA)
- Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、紙類、塵芥類等の焼却をしながら注
射針等の廃棄物の焼却処理と処理後の生成物の回
収を能率よく行うことができる、注射針等の廃棄
物焼却処理方法およびその焼却炉に関するもので
ある。
射針等の廃棄物の焼却処理と処理後の生成物の回
収を能率よく行うことができる、注射針等の廃棄
物焼却処理方法およびその焼却炉に関するもので
ある。
現在、エイズやB型肝炎の感染防止のため注射
針は使い捨てであり、使用済みの注射針を廃棄処
分する必要がある。この廃棄処分としては、土中
に埋設したり海中に投棄すると多大な手間がかか
るばかりでなく公害問題の発生のおそれがあるの
で、焼却処理するのが最適である。
針は使い捨てであり、使用済みの注射針を廃棄処
分する必要がある。この廃棄処分としては、土中
に埋設したり海中に投棄すると多大な手間がかか
るばかりでなく公害問題の発生のおそれがあるの
で、焼却処理するのが最適である。
ところで通常の紙類、塵芥類等の焼却炉では、
その構造上燃焼温度等の関係で注射針の焼却は困
難である。また特開昭52−123570号公報で示され
ているように、焼却炉内後方に副融解炉を隣接配
置し、焼却炉からの輻射熱により副融解炉内に投
入した廃棄プラスチツクを加熱融解するものがあ
るが、これによつても燃焼温度やその他の構造上
の関係でやはり注射針の焼却は困難である。注射
針の焼却には、極めて高温度の燃焼温度と充分な
燃焼空気の流通を必要とするからである。
その構造上燃焼温度等の関係で注射針の焼却は困
難である。また特開昭52−123570号公報で示され
ているように、焼却炉内後方に副融解炉を隣接配
置し、焼却炉からの輻射熱により副融解炉内に投
入した廃棄プラスチツクを加熱融解するものがあ
るが、これによつても燃焼温度やその他の構造上
の関係でやはり注射針の焼却は困難である。注射
針の焼却には、極めて高温度の燃焼温度と充分な
燃焼空気の流通を必要とするからである。
一方、特公昭56−51126号公報に示されている
ように、汚泥や塵芥類等の廃棄物を加熱して炭化
させた後これにテルミツト剤を加えて再加熱しテ
ルミツト反応による高熱を利用してその焼却処理
を図る方法があるが、この場合には廃棄物を事前
加熱するための電気炉やこれをテルミツト反応に
供するために収納する密閉可能な鉄製容器等の特
別な設備を必要とし、またそれによつてはその廃
棄物の処理のみに用途が限定されるものである。
ように、汚泥や塵芥類等の廃棄物を加熱して炭化
させた後これにテルミツト剤を加えて再加熱しテ
ルミツト反応による高熱を利用してその焼却処理
を図る方法があるが、この場合には廃棄物を事前
加熱するための電気炉やこれをテルミツト反応に
供するために収納する密閉可能な鉄製容器等の特
別な設備を必要とし、またそれによつてはその廃
棄物の処理のみに用途が限定されるものである。
このように現在においては、使用済みの注射針
を有効適切に焼却処理する方法がないというのが
実状である。
を有効適切に焼却処理する方法がないというのが
実状である。
本発明は斯かる点に鑑みなされたもので、紙
類、塵芥類等の焼却炉を利用してその焼却をしな
がら、注射針等の廃棄物の焼却処理を迅速、容
易、確実に行うことができるとともに、その処理
後に生じた金属塊の回収能率が良好でその再生利
用をも図り得る、注射針等の廃棄物焼却処理方法
とその焼却炉を提供することを目的とする。
類、塵芥類等の焼却炉を利用してその焼却をしな
がら、注射針等の廃棄物の焼却処理を迅速、容
易、確実に行うことができるとともに、その処理
後に生じた金属塊の回収能率が良好でその再生利
用をも図り得る、注射針等の廃棄物焼却処理方法
とその焼却炉を提供することを目的とする。
本発明は、焼却炉で紙類、塵芥類等の焼却をし
ながら焼却炉内において注射針等の廃棄物をテル
ミツト反応による高熱を利用して焼却し、焼却後
の生成物の回収をするものであるが、上記目的を
達成するためその焼却に必要な注射針等の廃棄物
収容筒の予熱方法と焼却後の生成物の回収方法と
に工夫を図つた点に特徴があり、具体的には次の
手段を採つている。
ながら焼却炉内において注射針等の廃棄物をテル
ミツト反応による高熱を利用して焼却し、焼却後
の生成物の回収をするものであるが、上記目的を
達成するためその焼却に必要な注射針等の廃棄物
収容筒の予熱方法と焼却後の生成物の回収方法と
に工夫を図つた点に特徴があり、具体的には次の
手段を採つている。
先ず、焼却炉の燃焼室内下方底面板近くから
上面板に向かつて燃焼室の内周壁面に沿つて旋
回しながら上昇し燃焼室の上面板より燃焼室内
に適当長垂下する煙突より外部に排出される燃
焼空気によつて、前記煙突の下端部よりやや下
方に位置し燃焼室の内周璧面間に傾斜状に掛け
渡されている廃棄物収容筒を予熱する。
上面板に向かつて燃焼室の内周壁面に沿つて旋
回しながら上昇し燃焼室の上面板より燃焼室内
に適当長垂下する煙突より外部に排出される燃
焼空気によつて、前記煙突の下端部よりやや下
方に位置し燃焼室の内周璧面間に傾斜状に掛け
渡されている廃棄物収容筒を予熱する。
次に、その予熱が適当温度(注射針等の廃棄
物の焼却に適した充分な温度)に達したとき
に、前記収容筒内に注射針等の廃棄物をテツミ
ツト剤とフラツクス(融剤)の添加とともに投
入し、これらを加熱燃焼に伴うテルミツト反応
により溶融焼却せしめる。
物の焼却に適した充分な温度)に達したとき
に、前記収容筒内に注射針等の廃棄物をテツミ
ツト剤とフラツクス(融剤)の添加とともに投
入し、これらを加熱燃焼に伴うテルミツト反応
により溶融焼却せしめる。
次に、その溶融焼却後加熱燃焼を停止し、前
記収容筒内傾斜方向下側部に冷却固化されて集
合残留される溶融した注射針等の廃棄物の金属
塊を排出処理する。
記収容筒内傾斜方向下側部に冷却固化されて集
合残留される溶融した注射針等の廃棄物の金属
塊を排出処理する。
また、この注射針等の廃棄物焼却処理方法に用
いる焼却炉としては、次の構成を有している。
いる焼却炉としては、次の構成を有している。
燃焼室内に少なくとも一対の空気吸入パイプ
を、燃焼室の上面板より底面板に向かつてその
下側先端部と底面板との間に適宜距離を配して
(底面板近くに)対向状に配設している。
を、燃焼室の上面板より底面板に向かつてその
下側先端部と底面板との間に適宜距離を配して
(底面板近くに)対向状に配設している。
この少なくとも一対の空気吸入パイプの下側
先端部に該部分を斜状にカツトした開口部を、
各吸入パイプ内に導入された空気が順次燃焼室
の内周壁面に沿つて旋回するべく、その開口面
が燃焼室の内周壁面に沿つて開口する状態に形
成している。
先端部に該部分を斜状にカツトした開口部を、
各吸入パイプ内に導入された空気が順次燃焼室
の内周壁面に沿つて旋回するべく、その開口面
が燃焼室の内周壁面に沿つて開口する状態に形
成している。
燃焼室の上面板より外部に突出する煙突の下
側端部を燃焼室内に適当長垂下せしめている。
側端部を燃焼室内に適当長垂下せしめている。
該煙突の下端部のやや下方の位置で燃焼室の
内周壁面間に、注射針等の廃棄物収容筒を傾斜
状に掛け渡して配設している。
内周壁面間に、注射針等の廃棄物収容筒を傾斜
状に掛け渡して配設している。
a 廃棄物収容筒の予熱
焼却炉で紙類、塵芥類等を燃焼すると、外部
より焼却炉内下方底面板近くまで導入された空
気は順次焼却炉内において内周壁面に沿つて噴
出され、加熱にともない焼却炉内の下方から上
方に向かつて旋回しながら上昇する。
より焼却炉内下方底面板近くまで導入された空
気は順次焼却炉内において内周壁面に沿つて噴
出され、加熱にともない焼却炉内の下方から上
方に向かつて旋回しながら上昇する。
この燃焼空気は直ちに煙突から外部に排出さ
れることなく、焼却炉の上面板付近まで旋回し
ながら上昇して、燃焼室内に適当長垂下してい
る煙突の下端部に案内され、煙突を介して外部
へ排出される。
れることなく、焼却炉の上面板付近まで旋回し
ながら上昇して、燃焼室内に適当長垂下してい
る煙突の下端部に案内され、煙突を介して外部
へ排出される。
そのため、焼却炉内に電話帳、雑誌、帳票等
の分厚な紙類、草木等の塵芥類を大量に収容し
た場合においても、焼却炉内の下方部から上方
部に至るまで各部に充分な燃焼空気が均一に供
給されて良く燃焼し、焼却炉内は極めて短時間
のうちに高温度に加熱される。
の分厚な紙類、草木等の塵芥類を大量に収容し
た場合においても、焼却炉内の下方部から上方
部に至るまで各部に充分な燃焼空気が均一に供
給されて良く燃焼し、焼却炉内は極めて短時間
のうちに高温度に加熱される。
注射針等の廃棄物収容筒は、焼却炉内におい
て前記焼却炉内に適当長垂下している煙突の下
端部のやや下方の位置で焼却炉の内周壁面間に
掛け渡されているので、前記焼却炉内の下方か
ら上方に向かう旋回流と上方から降下し煙突よ
り外部へ向かう旋回流との燃焼空気の流通によ
る加熱及び再加熱によつて、短時間のうちに注
射針の焼却に適した高温に予熱されその高温度
が維持される。
て前記焼却炉内に適当長垂下している煙突の下
端部のやや下方の位置で焼却炉の内周壁面間に
掛け渡されているので、前記焼却炉内の下方か
ら上方に向かう旋回流と上方から降下し煙突よ
り外部へ向かう旋回流との燃焼空気の流通によ
る加熱及び再加熱によつて、短時間のうちに注
射針の焼却に適した高温に予熱されその高温度
が維持される。
b 注射針等の廃棄物の焼却
前記廃棄物収容筒が注射針の焼却に適した温
度に予熱されたとき、その中に大量の使用済み
の注射針等の廃棄物をテルミツト剤とフラツク
スを添加して投入し混合撹拌して、加熱を継続
する。
度に予熱されたとき、その中に大量の使用済み
の注射針等の廃棄物をテルミツト剤とフラツク
スを添加して投入し混合撹拌して、加熱を継続
する。
すると、これらはテルミツト反応により短時
間のうちに約3000℃以上の高温に加熱されて溶
融焼却される。
間のうちに約3000℃以上の高温に加熱されて溶
融焼却される。
c 生成物の回収
注射針等の廃棄物の溶融焼却後、加熱を停止
する。すると、廃棄物収容筒の傾斜方向下方側
には、焼却室内の温度降下にともない、溶融焼
却された注射針等の廃棄物の金属塊が多数冷却
固化されて残留しているので、これを撹拌棒等
により適宜外部に排出して回収し、金属再生に
供する。
する。すると、廃棄物収容筒の傾斜方向下方側
には、焼却室内の温度降下にともない、溶融焼
却された注射針等の廃棄物の金属塊が多数冷却
固化されて残留しているので、これを撹拌棒等
により適宜外部に排出して回収し、金属再生に
供する。
d その他
燃焼室内から煙突へと向かう上記の燃焼空気
の流通及び排出作用により、焼却炉内における
分厚で大量の紙類、塵芥類等の被焼却物および
廃棄物収容筒内の使用済みの注射針、包帯、ガ
ーゼ、脱脂綿等の付帯器具類は完全燃焼され、
煙突より外部へ不完全燃焼ガスや悪臭の臭気が
放出されることはない。
の流通及び排出作用により、焼却炉内における
分厚で大量の紙類、塵芥類等の被焼却物および
廃棄物収容筒内の使用済みの注射針、包帯、ガ
ーゼ、脱脂綿等の付帯器具類は完全燃焼され、
煙突より外部へ不完全燃焼ガスや悪臭の臭気が
放出されることはない。
別紙図面について、本発明の一実施例を説明す
る。
る。
1は、注射針等の廃棄物の焼却処理に用いる焼
却炉の燃焼室で、内部に前記廃棄物の収容筒6を
有している。この燃焼室1内にはその上面板2よ
り底面板3に向かつて一対の空気吸入パイプ4,
4′が対向して配設されており、その下側先端部
は底面板3に近接するところまで延びている。
却炉の燃焼室で、内部に前記廃棄物の収容筒6を
有している。この燃焼室1内にはその上面板2よ
り底面板3に向かつて一対の空気吸入パイプ4,
4′が対向して配設されており、その下側先端部
は底面板3に近接するところまで延びている。
この空気吸入パイプ4,4′の下側先端部はそ
の周壁面の一部を夫々下向きに斜状にカツトした
開口部5,5′となつており、この開口部5,
5′は第3図示のごとく互いに空気吸入パイプ4,
4′の下側先端部の反対側周壁面に開口している
とともに、その開口面は互いに燃焼室1の内周壁
面に沿つた方向に向けられている。17,17は
燃焼室1の上面板2の外面に上面板に沿つて回動
可能に重合配設された空気調整板で、一対の空気
吸入パイプ4,4′の上部開口面と接続する吸入
孔18,18と煙突導出孔19が形成されてお
り、相互の回動操作による吸入孔18,18の開
口面積の調整により、一対の空気吸入パイプ4,
4′よりの燃焼空気の取入量の調整を図る。
の周壁面の一部を夫々下向きに斜状にカツトした
開口部5,5′となつており、この開口部5,
5′は第3図示のごとく互いに空気吸入パイプ4,
4′の下側先端部の反対側周壁面に開口している
とともに、その開口面は互いに燃焼室1の内周壁
面に沿つた方向に向けられている。17,17は
燃焼室1の上面板2の外面に上面板に沿つて回動
可能に重合配設された空気調整板で、一対の空気
吸入パイプ4,4′の上部開口面と接続する吸入
孔18,18と煙突導出孔19が形成されてお
り、相互の回動操作による吸入孔18,18の開
口面積の調整により、一対の空気吸入パイプ4,
4′よりの燃焼空気の取入量の調整を図る。
15は燃焼空気を排出する煙突で、その上側端
部は燃焼室1の上面板2より上方に突出して外部
に開口しているとともに、その下側端部は上面板
2より下方に適宜長さ垂下されて燃焼室1内に配
置されている。
部は燃焼室1の上面板2より上方に突出して外部
に開口しているとともに、その下側端部は上面板
2より下方に適宜長さ垂下されて燃焼室1内に配
置されている。
燃焼室1内で紙類、塵芥類等を燃焼させると、
一対の空気吸入パイプ4,4′を介して上方外部
より導入された燃焼空気は、燃焼室1内下方から
上方に向かつて内周壁面に沿つて旋回しながら上
昇し、上面板2に達すると降下して燃焼室1内に
位置する煙突15の下端部に案内され外部に排出
される。
一対の空気吸入パイプ4,4′を介して上方外部
より導入された燃焼空気は、燃焼室1内下方から
上方に向かつて内周壁面に沿つて旋回しながら上
昇し、上面板2に達すると降下して燃焼室1内に
位置する煙突15の下端部に案内され外部に排出
される。
この燃焼室1内における燃焼空気の旋回流によ
つて注射針等の廃棄物収容筒6をあらかじめ予熱
する。この廃棄物収容筒6は、燃焼室1内におけ
る煙突15の下端部のやや下方の位置で、燃焼室
1の内周壁面間に傾斜状に掛け渡されて配設され
ており、その両端部は外部に突出されている。そ
の外部に突出している一方の端部は閉塞板7にて
閉塞されており、上面には投入口8が形成されて
いて、これらの外面は投入口8に接続する投入口
9を有する取付カバー10にて覆われている。廃
棄物収容筒6の外部に突出する他方の側端部には
開閉蓋11が取り付けられており、その外面は着
脱可能な取付カバー12にて覆われている。
つて注射針等の廃棄物収容筒6をあらかじめ予熱
する。この廃棄物収容筒6は、燃焼室1内におけ
る煙突15の下端部のやや下方の位置で、燃焼室
1の内周壁面間に傾斜状に掛け渡されて配設され
ており、その両端部は外部に突出されている。そ
の外部に突出している一方の端部は閉塞板7にて
閉塞されており、上面には投入口8が形成されて
いて、これらの外面は投入口8に接続する投入口
9を有する取付カバー10にて覆われている。廃
棄物収容筒6の外部に突出する他方の側端部には
開閉蓋11が取り付けられており、その外面は着
脱可能な取付カバー12にて覆われている。
そしてこの廃棄物収容筒6内には、その長さ方
向に沿つて、多数の旋回羽根を有する撹拌棒13
が回動可能に取り付けられており、その回転ハン
ドル14は収容筒6の一側端部より外部に導出さ
れている。また収容筒6には、適宜数のガス抜き
穴22が設けられている。収容筒6内への燃焼空
気は投入口9,8より導入されガス抜き穴22か
ら排出される。
向に沿つて、多数の旋回羽根を有する撹拌棒13
が回動可能に取り付けられており、その回転ハン
ドル14は収容筒6の一側端部より外部に導出さ
れている。また収容筒6には、適宜数のガス抜き
穴22が設けられている。収容筒6内への燃焼空
気は投入口9,8より導入されガス抜き穴22か
ら排出される。
16は二次燃焼板で、廃棄物収容筒6の上周壁
面に取り付けられ煙突15の下端部の下方に位置
している。
面に取り付けられ煙突15の下端部の下方に位置
している。
廃棄物収容筒6の予熱が注射針の焼却に適する
充分な温度に達したら、この中に投入口9,8を
介して多量の使用済みの注射針等の廃棄物を投入
し、これにアルミニウム、マグネシウム、ナトリ
ウム、カルシウム等の金属、シリカ、又はカーボ
ンと酸化鉄との粉末混合物からなるテルミツト剤
とフラツクス(融剤)を添加し撹拌棒13の回動
操作によりこれらを混合撹拌して燃焼室1内の加
熱燃焼を継続する。
充分な温度に達したら、この中に投入口9,8を
介して多量の使用済みの注射針等の廃棄物を投入
し、これにアルミニウム、マグネシウム、ナトリ
ウム、カルシウム等の金属、シリカ、又はカーボ
ンと酸化鉄との粉末混合物からなるテルミツト剤
とフラツクス(融剤)を添加し撹拌棒13の回動
操作によりこれらを混合撹拌して燃焼室1内の加
熱燃焼を継続する。
すると、廃棄部収容筒6は充分な高温度に加熱
されているのでテルミツト剤によるテルミツト反
応およびフラツクスの添加による更にその反応促
進により、燃焼室1および廃棄物収容筒6内の加
熱温度は約3000℃以上の高温に達し、注射針等の
廃棄物は短時間のうちに溶融焼却される。
されているのでテルミツト剤によるテルミツト反
応およびフラツクスの添加による更にその反応促
進により、燃焼室1および廃棄物収容筒6内の加
熱温度は約3000℃以上の高温に達し、注射針等の
廃棄物は短時間のうちに溶融焼却される。
そして、加熱燃焼を停止すると、燃焼室1内の
温度降下にともない、溶融焼却された注射針等の
廃棄物はテルミツト剤のアルミニウム等とともに
冷却して固化し、収容筒6内に多数の金属塊とし
て残留する。収容筒6は投入口8側から先端部の
開閉蓋11側に向かつて下向きに傾斜しているの
で、前記金属塊は開閉蓋11側に集合して残留し
ており、冷却固化後開閉蓋11と取付カバー12
を開けてそれを外部に取り出し金属再生に供す
る。廃棄物収容筒6内では、使用済みの注射針等
の他に使用済みの包帯、ガーゼ、脱脂綿等の付帯
器具類の溶融焼却も図ることができる。
温度降下にともない、溶融焼却された注射針等の
廃棄物はテルミツト剤のアルミニウム等とともに
冷却して固化し、収容筒6内に多数の金属塊とし
て残留する。収容筒6は投入口8側から先端部の
開閉蓋11側に向かつて下向きに傾斜しているの
で、前記金属塊は開閉蓋11側に集合して残留し
ており、冷却固化後開閉蓋11と取付カバー12
を開けてそれを外部に取り出し金属再生に供す
る。廃棄物収容筒6内では、使用済みの注射針等
の他に使用済みの包帯、ガーゼ、脱脂綿等の付帯
器具類の溶融焼却も図ることができる。
図中、20は燃焼室1の上側部に設けられた紙
類、塵芥類等の被焼却物投入口、21は燃焼室1
の下側部に設けられたバーナー等の燃焼装置取付
口である。なお、燃焼室1の壁面の内外両面には
耐久性を増強するためのアルマーメツキ加工等の
耐熱処理が施されている。
類、塵芥類等の被焼却物投入口、21は燃焼室1
の下側部に設けられたバーナー等の燃焼装置取付
口である。なお、燃焼室1の壁面の内外両面には
耐久性を増強するためのアルマーメツキ加工等の
耐熱処理が施されている。
燃焼室1内においては、使用済みの電話帳、雑
誌、帳票類等の分厚な紙類、生ゴミ、草木等の塵
芥類の焼却を図り、その際一対の空気吸入パイプ
4,4′を介して燃焼室1内への燃焼空気の取入
れ量と燃焼室1内におけるその旋回流通が良好で
あるため、紙類、塵芥類等を大量に投入しても、
燃焼室1内の各部に充分な燃焼空気の供給がなさ
れ燃焼効率も良好で短時間のうちに相当な高温度
に達する。そして煙突15の下側端部には燃焼室
1内に適当長垂下されているので、加熱により上
昇した燃焼空気(火炎)が上面板2より直ちに外
部へ排出されず、煙突より外部へ排出される際に
廃棄物収容筒6が再加熱され、且つ煙突15の下
側端部下方に廃棄物収容筒に取り付けられて予熱
されている二次燃焼板16が配置されていること
と相まつて被焼却物は完全燃焼されて不完全燃焼
ガスや悪臭の臭気が外部へ排出されることが防止
される。
誌、帳票類等の分厚な紙類、生ゴミ、草木等の塵
芥類の焼却を図り、その際一対の空気吸入パイプ
4,4′を介して燃焼室1内への燃焼空気の取入
れ量と燃焼室1内におけるその旋回流通が良好で
あるため、紙類、塵芥類等を大量に投入しても、
燃焼室1内の各部に充分な燃焼空気の供給がなさ
れ燃焼効率も良好で短時間のうちに相当な高温度
に達する。そして煙突15の下側端部には燃焼室
1内に適当長垂下されているので、加熱により上
昇した燃焼空気(火炎)が上面板2より直ちに外
部へ排出されず、煙突より外部へ排出される際に
廃棄物収容筒6が再加熱され、且つ煙突15の下
側端部下方に廃棄物収容筒に取り付けられて予熱
されている二次燃焼板16が配置されていること
と相まつて被焼却物は完全燃焼されて不完全燃焼
ガスや悪臭の臭気が外部へ排出されることが防止
される。
本発明は上記の構成となしたので、次の効果を
有する。
有する。
(1) 電気炉や密閉容器等の格別な設備を要せずか
つ事前加熱を必要とすることなく、焼却炉で紙
類や塵芥類等を焼却しながら、同時に注射針等
の廃棄物の焼却処理を図ることができる。
つ事前加熱を必要とすることなく、焼却炉で紙
類や塵芥類等を焼却しながら、同時に注射針等
の廃棄物の焼却処理を図ることができる。
(2) 焼却炉内における燃焼空気の取り入れ、流
通、排出と燃焼効率および注射針等の廃棄物の
収容筒の配設に工夫を施してその予熱を行うよ
うになしたので、注射針等の廃棄物の焼却に必
要な収容筒の予熱を短時間のうちに充分に行う
ことができ、テルミツト反応を利用した加熱と
相まつて従来困難とされていた注射針等の廃棄
物の焼却処理を迅速、容易、確実になすことが
でき、焼却処理能率が良好である。
通、排出と燃焼効率および注射針等の廃棄物の
収容筒の配設に工夫を施してその予熱を行うよ
うになしたので、注射針等の廃棄物の焼却に必
要な収容筒の予熱を短時間のうちに充分に行う
ことができ、テルミツト反応を利用した加熱と
相まつて従来困難とされていた注射針等の廃棄
物の焼却処理を迅速、容易、確実になすことが
でき、焼却処理能率が良好である。
(3) 注射針等の廃棄物の焼却処理後に生じた金属
塊を利用して金属再生に供することができると
ともに、その回収が容易で能率がよい。
塊を利用して金属再生に供することができると
ともに、その回収が容易で能率がよい。
図面は本発明の注射針等の廃棄物焼却処理方法
に用いる焼却炉の一実施例を示すもので、第1図
は平面図、第2図は第1図のA−A断面図、第3
図は第1図のB−B断面図である。 1……燃焼室、2……上面板、3……底面板、
4,4……空気吸入パイプ、5,5′……開口部、
6……廃棄物収容筒。
に用いる焼却炉の一実施例を示すもので、第1図
は平面図、第2図は第1図のA−A断面図、第3
図は第1図のB−B断面図である。 1……燃焼室、2……上面板、3……底面板、
4,4……空気吸入パイプ、5,5′……開口部、
6……廃棄物収容筒。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 焼却炉の燃焼室内下方底面板近くから上方上
面板に向かつて燃焼室の内周壁面に沿つて旋回し
ながら上昇し燃焼室の上面板より燃焼室内に適当
長垂下する煙突より外部に排出される燃焼空気に
よつて、前記煙突の下端部よりやや下方に位置し
燃焼室の内周壁面間に傾斜状に掛け渡されている
廃棄物収容筒を予熱し、その予熱が適当温度に達
したときに前記収容筒内に注射針等の廃棄物をテ
ルミツト剤とフラツクスの添加とともに投入して
加熱燃焼に伴うテルミツト反応により溶融焼却せ
しめ、その溶融焼却後加熱燃焼を停止し前記収容
筒内傾斜方向下側部に冷却固化して集合残留され
る溶融した注射針等の廃棄物の金属塊を排出処理
することを特徴とする注射針等の廃棄物焼却処理
方法。 2 燃焼室内に少なくとも一対の空気吸入パイプ
を燃焼室の上面板より底面板に向かつてその下側
先端部と底面板との間に適宜距離を配して対向状
に配設し、該少なくとも一対の空気吸入パイプの
下側先端部に該部分を斜状にカツトした開口部
を、各吸入パイプ内に導入された空気が燃焼室の
内周壁面に沿つて所定方向に旋回するべくその開
口面が燃焼室の内周壁面に沿つて開口する状態に
形成せしめ、燃焼室の上面板より外部に突出する
煙突の下側端部を燃焼室内に適当長垂下せしめる
とともに、該煙突の下端部のやや下方の位置で燃
焼室の内周壁面間に注射針等の廃棄物収容筒を傾
斜状に掛け渡して配設せしめたことを特徴とする
焼却炉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29615088A JPH02143008A (ja) | 1988-11-25 | 1988-11-25 | 注射針等の廃棄物焼却処理方法およびその焼却炉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29615088A JPH02143008A (ja) | 1988-11-25 | 1988-11-25 | 注射針等の廃棄物焼却処理方法およびその焼却炉 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02143008A JPH02143008A (ja) | 1990-06-01 |
| JPH0463287B2 true JPH0463287B2 (ja) | 1992-10-09 |
Family
ID=17829802
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29615088A Granted JPH02143008A (ja) | 1988-11-25 | 1988-11-25 | 注射針等の廃棄物焼却処理方法およびその焼却炉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02143008A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0712727U (ja) * | 1993-06-30 | 1995-03-03 | 有限会社張能興業 | 医療用廃棄物処理装置 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52123570A (en) * | 1976-04-07 | 1977-10-17 | Shinichi Hasuo | Garbage incinerator and melting apparatus for wasted plastic |
| JPS5489181U (ja) * | 1977-12-08 | 1979-06-23 | ||
| JPS5651126A (en) * | 1979-10-04 | 1981-05-08 | Nec Corp | Fail safe logical operation circuit |
-
1988
- 1988-11-25 JP JP29615088A patent/JPH02143008A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02143008A (ja) | 1990-06-01 |
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