JPH04635B2 - - Google Patents

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JPH04635B2
JPH04635B2 JP1605190A JP1605190A JPH04635B2 JP H04635 B2 JPH04635 B2 JP H04635B2 JP 1605190 A JP1605190 A JP 1605190A JP 1605190 A JP1605190 A JP 1605190A JP H04635 B2 JPH04635 B2 JP H04635B2
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erythritol
aureobasidium
glucose
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JP1605190A
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Takashi Sasaki
Takafumi Harumi
Keiji Kainuma
Hiroaki Ishizuka
Katsuo Wakao
Takeshi Kawaguchi
Tsunero Oda
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NITSUKEN KAGAKU KK
NORINSUISANSHO SHOKUHIN SOGO KENKYUSHOCHO
Original Assignee
NITSUKEN KAGAKU KK
NORINSUISANSHO SHOKUHIN SOGO KENKYUSHOCHO
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Publication date
Application filed by NITSUKEN KAGAKU KK, NORINSUISANSHO SHOKUHIN SOGO KENKYUSHOCHO filed Critical NITSUKEN KAGAKU KK
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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明は新規微生物を用いる発酵によるエリス
リトールの製造方法に関し、更に詳細には、オー
レオバシデイウム属に属する新規な人工変異株で
あるオーレオバシデイウムsp.SN−G42菌株及び
当該変異株を用いて発酵性糖類をエリスリトール
に変換することを特徴とする、新規微生物を用い
る発酵によるエリスリトールの製造方法に関す
る。 [従来の技術及び発明が解決しようとする課題] 従来から、キヤンジダ属、デバリオミセス属、
トリゴノプシス属、トルロプシス属、ハンゼヌラ
属、モニリエラ属、オーレオバシデイウム属など
に属する微生物を利用して、発酵法によりグルコ
ース、グリセリンなどの糖類からエルスリトール
を製造する方法は既に公知となつている。 例えば、特公昭47−41549号公報には、キヤン
ジダ属、トリゴノプシス属に属する微生物を用い
てグリセリンなどの発酵性糖類をエリスリトール
に変換する方法が記載されている。しかし、この
方法では微生物の耐糖性が低いために、主炭素源
として使用される糖質濃度(基質濃度)に限界が
あり、比較的低濃度で発酵を行う必要があつた。 また、特開昭60−110295号公報などには、モニ
リエラ属に属する微生物を用いるエリスリトール
の改良製法が開示されている。この方法はエリス
リトールへの変換率が高く、微生物の耐糖性も高
いという点で優れているが、この微生物は泡の発
生が著しく、通常使用される消泡剤では役に立た
ないため、高価なキサンタンガムなどを多量に添
加する必要があり、そのために製造コストが高く
なるという欠点がある。 更に、特開昭61−31091号公報には、本発明者
らによりオーレオバシデイウム属に属するオーレ
オバシデイウムsp.SN−45菌株(微工研菌寄第
7594号)を用いてグルコースなどの発酵性糖類か
らエリスリトールを製造する方法が開示されてい
る。この方法は、比較的高濃度の糖質を用いてエ
リスリトールを製造することを可能にするもので
あるが、培養液中の菌体生成量に比べてエリスリ
トール収率が充分でなく、また製造条件であるPH
の至適範囲が狭いなど、必ずしも満足のいく方法
とは言い難い。 [課題を解決するための手段] 本発明者らは、上記したような従来方法の欠点
を改良するために、オーレオバシデイウム属に属
する微生物の耐糖性を高めるべく、微生物の改良
について種々検討した結果、沖縄県の澱粉工場内
の土壌から分離された不完全菌類のオーレオバシ
デイウム属に属するオーレオバシデイウムsp.SN
−124A菌株(微工研菌寄第8745号)を親株とし、
これより得られた変異株であるオーレオバシデイ
ウムsp.SN−G42菌株が高いエリスリトール生産
能を有すると共に、高い耐糖性を獲得しているこ
と並びに培養の際に泡を生成しないことを見出
し、本発明に到達したものである。 即ち、本発明はエリスリトール生産能を有し、
菌体(細胞)が親水性、非凝集性であり、且つ液
体培地中で好気的に培養するとき実質的に泡を生
成しないことを特徴とするオーレオバシデイウム
sp.SN−G42菌株を用いて発酵性糖類を主炭素源
として含む培地に接種し、好気的に培養して培養
液中にエリスリトールを生成蓄積せしめ、これを
採取することを特徴とする発酵によるエリスリト
ールの製造方法に関する。 本発明に関わるオーレオバシデイウムsp.SN−
G42菌株は、親株であるオーレオバシデイウム
sp.SN−124A菌株に、紫外線を照射した後、引
き続きN−メチル−N′−ニトロ−N″−ニトロソ
グアニジンなどの突然変異誘起剤を使用して処理
することにより誘発された新規変異株である。 以下に、本変異株の菌学的性質を示す。 1 培地上の生育状況 (1) 顕微鏡的所見 栄養細胞の大きさ(※1) 4〜7×4〜
15μ 栄養細胞の形状(※1) 菌系および酵母様
の単胞、卵形等の形状を示す。 栄養細胞の増殖法(※1) 菌糸及び酵母様
細胞の多極出芽 菌糸体(※2) 真性菌糸を形成し、先端及
び側面に全分芽型分生子を多数生ずる。 (註) ※1 YM寒天培地27℃、5日間培養 ※2 ポテトグルコース寒天によるスライ
ド培養 (2) 寒天斜面(※3) 生育 良好 形態 表面は平滑状 光沢 無し 色調 日数の経過に伴い白色からうすい黄黒
色のコロニーに変化する。 (註) ※3 YM寒天培地 (3) 液体培養(※4) 表面生育 厚い皮膜形成 濁度 透明 沈査 大 (註) ※4 YM液体培地 2 子のう胞子の形成 ポテトグルコース寒天培地 形成せず コーンミール寒天培地 形成せず YM寒天培地 形成せず ニンジンエキス寒天培地 形成せず V8寒天培地 形成せず 3 生理学的性質 酸素要求性 好気的 生育温度 約40℃まで 最適生育温度 35〜37℃ 生育PH 2.5〜10.0 最適生育PH 4.0〜7.0 KNO3資化性(※5) 有り (NH42SO4資化性(※5) 有り 尿素の分解 無し ゼラチンの液化 無し カロチノイドの生成 無し フアーストブルーB発色試験 無し 有機酸の生成 無し デンプン様物質の生成 無し ビタミンの要求性(※5) 有り グルコース濃度(※6) 50%生育 60%育成 食塩濃度(※7) 2%育成 + 10%生育 − (註) ※5 ickerhamの合成培地を用いたJ.
Lodderらの方法により判定 ※6 寒天培地 ※7 液体培地 4 糖の発酵性(※5) グルコース + ラクトース − ガラクトース − メリビオース − シユクロース + ラフイノース − マルトース + D−アラビノース − キシロース − トレハロース − イヌリン − 5 糖、有機酸等の資化性 グルコース + D−キシロース − ガラクトース − エリスリトール + D−アラビノース − L−アラビノース − D−リボース + シユクロース + L−ラムノース − マルトース + エタノール + メタノール ± セロビオース + サリシン − L−ソルボース + リビトール − ガラクチトール − グリセロール + トレハロース − ラクトース − メリビオース − D−マンニトール − ラフイノース + メレヂトース + α−メチル−D−グルコシド − イヌリン + イノシトール − 可溶性デンプン − DL−乳酸 − コハク酸 − クエン酸 − D−クルシトール + グルクロン酸 − アルブチン + D−グルコサミン(HCl) − 2−ケトグルコン酸 + 5−ケトグルコン酸 + 上記の如き菌学的性質を有する本菌株は、オー
レオバシデイウムsp.SN−124A菌株を親株とし
て変異したものであり、且つ親株に近似した性質
を有していることから、オーレオバシデイウム属
に属する新規な変異株であると判断し、オーレオ
バシデイウムsp.SN−G42菌株とし命名した。 本菌株は、工業技術院微生物工業技術研究所に
「微生物受託番号 微工研菌寄第8940号」として
寄託されている。 このように、本発明に係わるオーレオバシデイ
ウムsp.SN−G42菌株は、親株であるオーレオバ
シデイウムsp.SN−124A菌株の菌学的性質(特
願昭61−210669号参照)に近似しているが、硝酸
塩の資化性が弱く、尿素非分解性及び炭素源の資
化性などで若干異なる性質を有しており、また親
株に比較して耐糖性が高い点(後記試験例1参
照)、液体培地で好気的に培養したとき実質的に
泡を生成しない点並びに菌体(細胞)が親水性で
あり、且つ非凝集性である点(後記試験例2参
照)及び平板寒天培地で静置培養したときのコロ
ニーの形態(後記試験例3参照)においても相違
を有している。 以下に、本発明に係わるエリスリトールの製造
方法について述べるが、本発明の中で用いる%は
特にことわりのない限り容量(W/V)%で示し
た。 本発明における培養は、通常液体培地を用いて
好気的条件下に撹拌培養により実施されることが
望ましい。 当該液体培地の主炭素源としてはグルコース、
フルクトース、シユクロースなどの糖質が使用さ
れるが、これらの糖質の培地中における量的割合
としては10〜55%、好ましくは20〜50%の範囲で
添加使用される。窒素源としては微生物により利
用可能な窒素化合物、例えば酵母エキス、ペプト
ン、麦芽エキス、カザミノ酸、コーンスチープリ
カーなどが使用される。また、培地に加える無機
塩類としては、例えば硫酸第一鉄、塩化カリウ
ム、塩化ナトリウム、リン酸二水素カリウム、水
酸化カルシウムなどの塩類が使用される。更に、
必要に応じて酵母の生育に必要な各種の有機物、
無機物あるいは通常用いられる消泡剤などを添加
することができる。 培養は、前記組成からなる液体培地に微生物菌
体を直接接種するか、又は別に前培養によつて得
られる種培養液を接種して行われる。この種培養
液の調製は、例えば常法により斜面培養した菌を
グルコース33.5%、コーンスチープリカー4.5%
を含むPH4〜6の液体培地に1白金耳接種して34
〜36℃の温度で2〜4日間培養することにより行
われる。 培養温度は微生物が生育しうる範囲内、即ち30
〜38℃で行われるが、好ましくは35〜37℃の範囲
である。 また、培地のPHは4〜9、好ましくは4〜7の
範囲で調節される。 培養期間は使用する培地の種類及び主炭素源で
ある糖質の濃度により異なるが、通常4〜8日間
程度である。 本発明における培養は、培地の栄養源が最大限
に利用され、且つ培養液中のエリスリトールの生
成量が最高に達した時点で培養を終了させること
が望ましい。 なお、培養液中のエリスリトール生成量はガス
クロマトグラフイー、高速液体クロマトグラフイ
ーなどの周知の方法を用いて速やかに測定するこ
とができる。 かくして、培養液中に蓄積されたエリスリトー
ルは、常法に従つて培養液中から分離される。即
ち、斯かる場合に当該分野において通常使用され
ている周知の手段、例えばろ過、遠心分離、イオ
ン交換又は吸着クロマトグラフイー、溶媒抽出、
蒸留、結晶化などの操作が必要に応じて適宜組み
合わせて用いられる。一例を挙げれば、培養液か
らろ過、遠心分離などによつて菌体を除去し、次
いでこの液を活性炭で処理して着色物質などを除
き、更にイオン交換樹脂により脱イオンした後、
液を濃縮してシロツプとする。次に、このシロツ
プからエリスリトール結晶化して分離する。エリ
スリトールを分離した後の母液中にグリセリンが
含まれている場合には、これを更に減圧蒸留によ
つて精製してグリセリンを得ることができる。 [実施例] 次に、本発明は試験例及び実施例により詳しく
説明する。 以下に、本発明に係わるオーレオバシデイウム
sp.SN−G42菌株の特性を、親株であるオーレオ
バシデイウムsp.SN−124A菌株と比較した。 試験例 1 (耐糖静試験) ●方法 酵母エキス(Difco社製)1.0%(W/V%を
示す。以下、同じである。)、グルコース22.0〜
45.0%を含む培地を500ml容の三角フラスコに
それぞれ入れ、120℃で15分間蒸気減菌を行つ
た。冷後、培地PHを5.5に調整し、これに種培
養液6%を接種した後、30℃、180rpmで7日
間回転培養を行つた。 ●結果 次頁に対消費グルコース当たりのエリスリト
ール収率を示した。
【表】 表から明らかなように、親株であるオーレオ
バシデイウムsp.SN−124A菌株は、培地のグ
ルコース濃度が33.5%以下ではエリスリトール
への変換率が36.5〜38.3%で良好な変換率を示
すが、グルコース濃度が39.5%以上になると、
グルコース濃度の上昇に伴つて急激な変換率の
低下が認められた。 これに対し、本発明の変異株であるオーレオ
バシデイウムsp.SN−G42菌株は、培地のグル
コース濃度が39.5%を越えてもエリスリトール
への変換率の低下が認められず、グルコース濃
度が45.0%になると親株に比べ約2.3倍のエリ
スリトール収率が認められた。 試験例 2 (発泡性、凝集性及び親水性試験) ●方法 酵母エキス1.0%、グルコース33.5%を含む
倍地を試験管に入れ、120℃で15分間蒸気減菌
を行つた。冷後、倍地PHを5.5に調整し、これ
に種培養液6%を接種した後、30℃、5日間振
盪培養を行つた。培養終了後、10〜15分間静置
して泡の生成状態及び菌体(細胞)の凝集状態
を観察した(発泡性、凝集性)。 引き続き、培養液と同量のベンゼンを加えて
強く撹拌した後、約30分間静置して菌体(細
胞)のベンゼン層への移行状態を観察した(親
水性)。 ●結果 親株であるオーレオバシデイウムsp.SN−
124A菌株は、液体培地で好気的に培養したと
き著しい発泡を示し、撹拌(振盪)を停止した
後も泡は長時間消失しなかつた。また、培養液
中の菌体(細胞)は、撹拌を停止すると速やか
に凝集して沈澱を生じた。 これに対し、本発明の変異株であるオーレオ
バシデイウムsp.SN−G42菌株は上記と同一の
条件で培養しても発泡が全く認められず、撹拌
(振盪)を停止しても菌体の凝集は生じなかつ
た。 また、上記と同一条件で培養した親株と本発
明の変異株の各培養液に、適量のベンゼンを加
えてベンゼン−水2層系としたとき、親株の菌
体はベンゼン層に移行し、水層には何も残らな
いが、本発明の変異株の菌体は全て水層にとど
まり、ベンゼン層には全く移行しなかつた。 試験例 3 (形態観察) ●方法 酵母エキス1.0%、グルコース、33.5%、寒
天1.5%から成る平板寒天培地に、白金線を用
いて菌体を接種した後、30℃、5日間静置培養
し、コロニーの形態を観察した。 ●結果 親株であるオーレオバシデイウムsp.SN−
124A菌株は、平板寒天培地上で表面がシワ状
のコロニーを生ずるが、本発明の変異株である
オーレオバシデイウムsp.SN−G42菌株は表面
が平滑状のコロニーを生じ、外観上著しく相違
している。 実施例 1 (変異株の造成) オーレオバシデイウムsp.SN−124A菌株を酵
母エキス0.5%、グルコース22%の培地で2日間
前培養したものを100倍稀釈し、30cmの距離から
15Wの紫外線ランプ(東芝殺菌灯「GL15」)を40
分間照射する。これを稀釈後、寒天培地(酵母エ
キス1.0%、グルコース33.5%、寒天1.5%)に塗
布し、生育してくるものを選抜した。 次に、上記処理で選抜した菌株を再び20分間紫
外線照射し、同様にして生育してくるものを選抜
した。 更に、上記処理で選抜した菌株を1mg/ml濃度
のN−メチル−N′−ニトロ−N″−ニトロソグア
ニジンで30分間処理し、同様にして生育してくる
ものを選抜して、変異株であるオーレオバシデイ
ウムsp.SN−G42菌株(FERM P−8940)を得
た。 実施例 2 種培養液の調製 グルコース33.5%、酵母エキス1.0%、寒天1.5
%から成る斜面培地にオーレオバシデイウムsp.
SN−G42菌株(FERM P−8940)の菌体を塗布
し、35℃で2〜3日間静置培養する。 次に、グルコース20%、コーンスチープリカー
(王子コーンスターチ(株)製)1.6%を含む液体培地
(PH4.0)150mlを入れた500ml容の三角フラスコに
上記培養菌体を1白金耳植菌し、35℃で3日間培
養を行い、更に、この培養液9mlを同様の液体培
地150mlを入れた500ml容の三角フラスコに接種し
35℃で3日間振盪培養することにより調製した。 本培養 グルコース20.0%およびコーンスチープリカー
1.6%を含む培地15を30容の発酵槽に入れ、
消泡剤(「シリコーンKS−66」信越化学(株)製)
300ppmを加えたのち、120℃で20分間蒸気減菌す
る。冷却後、カセイソーダを用いて培地のPHを
4.0に調整したのち、これにオーレオバシデイウ
ムsp.SN−G42菌株(FERM P−8940)の種培
養液6%を加え、温度35℃、通気量0.25vvm、回
転数230rpmの条件で7日間培養を行つた。 培養終了後、培養液の分析を行つた結果、グル
コースは完全に消費されており、培養液中のエリ
スリトール収率は49.3%、グリセリン収率は2.2
%であつた。 次に、この培養液の一部をとり、遠心分離によ
り菌体を除去し、更に活性炭による脱色およびイ
オン交換樹脂(IRA−410:IR−120B=2:1)
による脱塩を行つた。溶出液を糖濃度50%以上に
濃縮し、徐冷することによつて結晶を得、更に、
この結晶を水に溶解した後、同様の方法によつて
再結晶を行つた。 得られた多面体様の白色結晶はさわやかな甘味
を有し、その融点は121℃であつた。更に、液体
クロマトグラフイー、ガスクロマトグラフイー、
旋光度及び核磁気共鳴スペクトル等の測定を行つ
た結果、上記結晶はエリスリトールと同定され
た。 実施例 3 グルコース20.0%およびコーンスチープリカー
1.6%を含む培地15を30容の発酵槽に入れ、
消泡剤300ppmを加えたのち、120℃で20分間蒸気
減菌する。冷却後、カセイソーダを用いて培地の
PHを4.0に調整したのち、上記培地と同一組成の
培地を用いて実施例2の方法に従い調製したオー
レオバシデイウムsp.SN−G42菌株(FERM P
−8940)の種培養液6%を加え、温度35℃、通気
量0.50vvm、回転数230rpmの条件で7日間培養
を行つた。 培養終了後、培養液の分析を行つた結果、グル
コースは完全に消費されており、培養液中のエリ
スリトール収率は49.2%、グリセリン収率は1.2
%であつた。 実施例 4 グルコース20.0%およびコーンスチープリカー
1.6%を含む培地15を30容の発酵槽に入れ、
消泡剤300ppmを加えたのち、120℃で20分間蒸気
減菌する。冷却後、カセイソーダを用いて培地の
PHを4.0に調整したのち、上記培地と同一組成の
培地を用いて実施例2の方法に従い調製したオー
レオバシデイウムsp.SN−G42菌株(FERM P
−8940)の種培養液6%を加え、温度35℃、通気
量0.75vvm、回転数230rpmの条件で7日間培養
を行つた。 培養終了後、培養液の分析を行つた結果、グル
コースは完全に消費されており、培養液中のエリ
スリトール収率は46.5%、グルセリン収率は2.7
%であつた。 実施例 5 グルコース20.0%およびコーンスチープリカー
1.6%を含む培地15を30容の発酵槽に入れ、
消泡剤300ppmを加えたのち、120℃で20分間蒸気
減菌する。冷却後、カセイソーダを用いて培地の
PHを4.0に調整したのち、上記培地と同一組成の
培地を用いて実施例2の方法に従い調製したオー
レオバシデイウムsp.SN−G42菌株(FERM P
−8940)の種培養液6%を加え、温度35℃、通気
量1.00vvm、回転数230rpmの条件で7日間培養
を行つた。 培養終了後、培養液の分析を行つた結果、グル
コースは完全に消費されており、培養液中のエリ
スリトール収率は41.8%、グリセリン収率は1.4
%であつた。 実施例 6 グるコース33.5%およびコーンスチープリカー
4.47%を含む培地5を7容の発酵槽に入れ、
消泡剤300ppmを加えたのち、120℃で20分間蒸気
減菌する。冷却後、カセイソーダを用いて培地の
PHを4.2に調整したのち、上記培地と同一組成の
培地を用いて実施例2の方法に従い調製したオー
レオバシデイウムsp.SN−G42菌株(FERM P
−8940)の種培養液6%を加え、温度35℃、通気
量0.25vvm、回転数500rpmの条件で5日間培養
を行つた。 培養終了後、培養液の分析を行つた結果、グル
コースは完全に消費されており、培養液中のエリ
スリトール収率は39.7%、グルセリン収率は7.9
%であつた。 実施例 7 グルコース39.5%およびコーンスチープリカー
4.0%を含む培地5を7容の発酵槽に入れ、
消泡剤300ppmを加えたのち、120℃で20分間蒸気
減菌する。冷却後、カセイソーダを用いて培地の
PHを4.2に調整したのち、上記培地と同一組成の
培地を用いて実施例2の方法に従い調製したオー
レオバシデイウムsp.SN−G42菌株(FERM P
−8940)の種培養液6%を加え、温度35℃、通気
量0.25vvm、回転数500rpmの条件で6日間培養
を行つた。 培養終了後、培養液の分析を行つた結果、グル
コースは完全に消費されており、培養液中のエリ
スリトール収率は38.6%、グルセリン収率は9.5
%であつた。 実施例 8 グルコース39.5%およびコーンスチープリカー
5.3%を含む培地5を7容の発酵槽に入れ、
消泡剤300ppmを加えたのち、120℃で20分間蒸気
減菌する。冷却後、カセイソーダを用いて培地の
PHを4.2に調整したのち、上記培地と同一組成の
培地を用いて実施例2の方法に従い調製したオー
レオバシデイウムsp.SN−G42菌株(FERM P
−8940)の種培養液6%を加え、温度35℃、通気
量0.25vvm、回転数500rpmの条件で5日間培養
を行つた。 培養終了後、培養液の分析を行つた結果、グル
コースは完全に消費されており、培養液中のエリ
スリトール収率は37.5%、グリセリン収率は7.2
%であつた。 実施例 9 グルコース39.5%およびコーンスチープリカー
6.6%を含む培地5を7容の発酵槽に入れ、
消泡剤300ppmを加えたのち、120℃で20分間蒸気
減菌する。冷却後、カセイソーダを用いて培地の
PHを4.2に調整したのち、上記培地と同一組成の
培地を用いて実施例2の方法に従い調製したオー
レオバシデイウムsp.SN−G42菌株(FERM P
−8940)の種培養液6%を加え、温度35℃、通気
量0.25vvm、回転数500rpmの条件で4日間培養
を行つた。 培養終了後、培養液の分析を行つた結果、グル
コースは完全に消費されており、培養液中のエリ
スリトール収率は37.1%、グリセリン収率は4.8
%であつた。 実施例 10 グルコース45.0%およびコーンスチープリカー
6.0%を含む培地15を30容の発酵槽に入れ、
消泡剤300ppmを加えたのち、120℃で20分間蒸気
減菌する。冷却後、カセイソーダを用いて培地の
PHを4.0に調整したのち、上記培地と同一組成の
培地を用いて実施例2の方法に従い調製したオー
レオバシデイウムsp.SN−G42菌株(FERM P
−8940)の種培養液6%を加え、温度35℃、通気
量0.25vvm、回転数230rpmの条件で8日間培養
を行つた。 培養終了後、培養液の分析を行つた結果、グル
コースは完全に消費されており、培養液中のエリ
スリトール収率は37.3%、グリセリン収率は4.5
%であつた。 実施例 11 シユクロース33.5%およびコーンスチープリカ
ー4.5%を含む培地5を7容の発酵槽に入れ、
消泡剤300ppmを加えたのち、120℃で20分間蒸気
減菌する。冷却後、カセイソーダを用いて培地の
PHを4.1に調整したのち、上記培地と同一組成の
培地を用いて実施例2の方法に従い調製したオー
レオバシデイウムsp.SN−G42菌株の種培養液6
%を加え、温度35℃、通気量0.25vvm、回転数
500rpmの条件で6日間培養を行つた。 培養終了後、培養液の分析を行つた結果、シユ
クロースは完全に消費されており、培養液中のエ
リスリトール収率は41.9%、グリセリン収率は
7.4%であつた。 実施例 12 シユクロース39.5%およびコーンスチープリカ
ー5.3%を含む培地5を7容の発酵槽に入れ、
消泡剤300ppmを加えたのち、120℃で20分間蒸気
減菌する。冷却後、カセイソーダを用いて培地の
PHを4.1に調整したのち、上記培地と同一組成の
培地を用いて実施例2の方法に従い調製したオー
レオバシデイウムsp.SN−G42菌株(FERM P
−8940)の種培養液6%を加え、温度35℃、通気
量0.25vvm、回転数500rpmの条件で6日間培養
を行つた。 培養終了後、培養液の分析を行つた結果、シユ
クロースは完全に消費されており、培養液中のエ
リスリトール収率は42.4%、グリセリン収率は
5.8%であつた。 実施例 13 シユクロース45.0%およびコーンスチープリカ
ー6.0%を含む培地5を7容の発酵槽に入れ、
消泡剤300ppmを加えたのち、120℃で20分間蒸気
減菌する。冷却後、カセイソーダを用いて培地の
PHを4.1に調整したのち、上記培地と同一組成の
培地を用いて実施例2の方法に従い調製したオー
レオバシデイウムsp.SN−G42菌株(FERM P
−8940)の種培養液6%を加え、温度35℃、通気
量0.25vvm、回転数500rpmの条件で6日間培養
を行つた。 培養終了後、培養液の分析を行つた結果、シユ
クロースは完全に消費されており、培養液中のエ
リスリトール収率は41.7%、グリセリン収率は
3.8%であつた。 [発明の効果] 本発明の新規微生物であるオーレオバシデイウ
ムsp.SN−G42菌株は、耐糖性、耐熱性に優れ、
エリスリトール生産能が高く、しかも発酵培養時
に泡の発生が極めて少ないので、工業的に利用す
る上で大変都合の良いものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 オーレオバシデイウムsp.SN−G42菌株を、
    発酵性糖類を主炭素源として含む培地に接種し、
    好気的に培養して培養液中にエリスリトールを生
    成蓄積せしめ、これを採取することを特徴とする
    発酵によるエリスリトールの製造方法。
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