JPH0463705B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0463705B2 JPH0463705B2 JP60022045A JP2204585A JPH0463705B2 JP H0463705 B2 JPH0463705 B2 JP H0463705B2 JP 60022045 A JP60022045 A JP 60022045A JP 2204585 A JP2204585 A JP 2204585A JP H0463705 B2 JPH0463705 B2 JP H0463705B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ascorbic acid
- phosphate
- ferrous
- sodium
- iron salt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明は2価の鉄塩を用いた脱臭剤に関するも
のである。 (発明の背景) 2価の鉄塩にはアンモニアなどの悪臭成分を無
臭化する効果のあることが知られている。しか
し、硫酸第一鉄などの鉄塩は酸化されやすく不安
定であり、これをいかに第一鉄塩の状態で安定さ
せておくかが課題である。この安定化方法のひと
つとして、すでに第一鉄塩とL−アスコルビン酸
の併用が効果的であることが知られている(公開
特許公報・昭58−156539)。 しかし、この方法においては第一鉄塩に対し、
高価なL−アスコルビン酸を3.0重量パーセント
以上添加することが必要であり、また、L−アス
コルビン酸には金属イオンなどの存在下で徐々に
分解し、効果が低下するという問題があつた。 (発明の目的) 本発明者らは、このような従来の第一鉄塩を用
いた脱臭剤の欠点を解決するために鋭意検討した
結果、2価の鉄塩とL−アスコルビン酸に対し、
リン酸塩を添加することにより、高価なL−アス
コルビン酸の添加量を減少させることができるば
かりでなく、2価の鉄塩を長期にわたり安定に保
つことができることを見い出し、本発明を完成す
るに到つた。 (発明の構成) 本発明は硫酸第一鉄、塩化第一鉄、硝酸第一鉄
等から選ばれた少なくとも一種の第一鉄塩とL−
アスコルビン酸及び第一リン酸ナトリウム、第二
リン酸ナトリウム、ピロリン酸ナトリウム、酸性
ピロリン酸ナトリウム、トリポリリン酸ナトリウ
ム、テトラリン酸ナトリウム、ヘキサメタリン酸
ナトリウムの中から選ばれた少なくとも一種のリ
ン酸塩及び/又はリン酸を主成分とすることを特
徴とする鉄塩脱臭剤を提供するものである。 鉄塩化合物としては、硫酸第一鉄、塩化第一
鉄、硝酸第一鉄など2価の鉄塩があげられる。こ
れらの鉄塩は単独で用いても、また混合物として
用いても良い。L−アスコルビン酸は上記鉄化合
物に対し、モル比で1/40以下の割合で添加した
場合でも所期の効果を充分長期にわたり発揮させ
ることができる。リン酸塩としては第一リン酸ナ
トリウム、第二リン酸ナトリウム、ピロリン酸ナ
トリウム、酸性ピロリン酸ナトリウム、トリポリ
リン酸ナトリウム、テトラポリリン酸ナトリウ
ム、ヘキサメタリン酸ナトリウム、リン酸などが
使用可能であり、上記鉄化合物に対しモル比で
1/100以上の添加が必要である。 2価の鉄塩とL−アスコルビン酸の系にリン酸
塩を共存させた場合、前述の長期にわたる脱臭効
果が発現される機構については不明である。しか
しながら、2価の鉄塩とL−アスコルビン酸がレ
ドツクス体として働き脱臭作用が生じると考えら
れるが一方で、周囲の条件、例えば温度、PH、金
属イオンの存在等の影響によりL−アスコルビン
酸が酸化分解されることは広く知られている。そ
こで、リン酸塩はL−アスコルビン酸の分解反応
を何らかの形で抑えているものと推察される。 脱臭剤として使用するためには上記3種類の混
合物をそのまま用いてもよいが、ゼオライト、活
性炭、木材パルプ、紙などに担持させて使用する
ことも可能である。 次に本発明を実施例により、さらに詳しく説明
する。 実施例 1 硫酸第一鉄の0.3モル/の液にL−アスコル
ビン酸を鉄塩に対しモル比1/40、1/50加え、
更に各々の液にピロリン酸ソーダを鉄塩に対しモ
ル比0,1/20,1/40,1/50,1/100,
1/120,1/200添加した溶液を調製し、着色状
態の経時変化を観察した。リン酸塩を添加しない
場合、L−アスコルビン酸の添加量が対鉄塩モル
比1/40,1/50のいずれのケースも、1週間の
経過で3価の鉄塩に酸化され、黄褐色液に変化す
る。これに対し、リン酸塩を添加した場合、対鉄
塩モル比1/100以上の添加量で2価の鉄塩が示
す、うすい青色を保持し安定性が向上しているこ
とが判つた。表−1にテスト結果を示す。
のである。 (発明の背景) 2価の鉄塩にはアンモニアなどの悪臭成分を無
臭化する効果のあることが知られている。しか
し、硫酸第一鉄などの鉄塩は酸化されやすく不安
定であり、これをいかに第一鉄塩の状態で安定さ
せておくかが課題である。この安定化方法のひと
つとして、すでに第一鉄塩とL−アスコルビン酸
の併用が効果的であることが知られている(公開
特許公報・昭58−156539)。 しかし、この方法においては第一鉄塩に対し、
高価なL−アスコルビン酸を3.0重量パーセント
以上添加することが必要であり、また、L−アス
コルビン酸には金属イオンなどの存在下で徐々に
分解し、効果が低下するという問題があつた。 (発明の目的) 本発明者らは、このような従来の第一鉄塩を用
いた脱臭剤の欠点を解決するために鋭意検討した
結果、2価の鉄塩とL−アスコルビン酸に対し、
リン酸塩を添加することにより、高価なL−アス
コルビン酸の添加量を減少させることができるば
かりでなく、2価の鉄塩を長期にわたり安定に保
つことができることを見い出し、本発明を完成す
るに到つた。 (発明の構成) 本発明は硫酸第一鉄、塩化第一鉄、硝酸第一鉄
等から選ばれた少なくとも一種の第一鉄塩とL−
アスコルビン酸及び第一リン酸ナトリウム、第二
リン酸ナトリウム、ピロリン酸ナトリウム、酸性
ピロリン酸ナトリウム、トリポリリン酸ナトリウ
ム、テトラリン酸ナトリウム、ヘキサメタリン酸
ナトリウムの中から選ばれた少なくとも一種のリ
ン酸塩及び/又はリン酸を主成分とすることを特
徴とする鉄塩脱臭剤を提供するものである。 鉄塩化合物としては、硫酸第一鉄、塩化第一
鉄、硝酸第一鉄など2価の鉄塩があげられる。こ
れらの鉄塩は単独で用いても、また混合物として
用いても良い。L−アスコルビン酸は上記鉄化合
物に対し、モル比で1/40以下の割合で添加した
場合でも所期の効果を充分長期にわたり発揮させ
ることができる。リン酸塩としては第一リン酸ナ
トリウム、第二リン酸ナトリウム、ピロリン酸ナ
トリウム、酸性ピロリン酸ナトリウム、トリポリ
リン酸ナトリウム、テトラポリリン酸ナトリウ
ム、ヘキサメタリン酸ナトリウム、リン酸などが
使用可能であり、上記鉄化合物に対しモル比で
1/100以上の添加が必要である。 2価の鉄塩とL−アスコルビン酸の系にリン酸
塩を共存させた場合、前述の長期にわたる脱臭効
果が発現される機構については不明である。しか
しながら、2価の鉄塩とL−アスコルビン酸がレ
ドツクス体として働き脱臭作用が生じると考えら
れるが一方で、周囲の条件、例えば温度、PH、金
属イオンの存在等の影響によりL−アスコルビン
酸が酸化分解されることは広く知られている。そ
こで、リン酸塩はL−アスコルビン酸の分解反応
を何らかの形で抑えているものと推察される。 脱臭剤として使用するためには上記3種類の混
合物をそのまま用いてもよいが、ゼオライト、活
性炭、木材パルプ、紙などに担持させて使用する
ことも可能である。 次に本発明を実施例により、さらに詳しく説明
する。 実施例 1 硫酸第一鉄の0.3モル/の液にL−アスコル
ビン酸を鉄塩に対しモル比1/40、1/50加え、
更に各々の液にピロリン酸ソーダを鉄塩に対しモ
ル比0,1/20,1/40,1/50,1/100,
1/120,1/200添加した溶液を調製し、着色状
態の経時変化を観察した。リン酸塩を添加しない
場合、L−アスコルビン酸の添加量が対鉄塩モル
比1/40,1/50のいずれのケースも、1週間の
経過で3価の鉄塩に酸化され、黄褐色液に変化す
る。これに対し、リン酸塩を添加した場合、対鉄
塩モル比1/100以上の添加量で2価の鉄塩が示
す、うすい青色を保持し安定性が向上しているこ
とが判つた。表−1にテスト結果を示す。
【表】
実施例 2
実施例−1におけるNo.1とテストNo.5の条件で
混合液を調製し、この混合液100mlに対して合成
ゼオライト100gを添加。70℃で減圧乾燥し粉末
状のゼオライトに担持させた脱臭剤を調製した。 これを空気中に広げておき、経過日数とNH3
の脱臭能の比較を行なつた。NH3の脱臭能は、
テフロン製の袋の中に300ppmのNH3を含むN2ガ
ス1を入れ、これに上記の通り調製した脱臭剤
を3.0g加えて、10分間手で振つて撹拌させた時
のガス中のNH3濃度変化を観察した。結果を第
1図に示す。テストNo.5で調製した脱臭剤は、テ
ストNo.1に較べ、脱臭効果が長期にわたり大きい
ことが判る。
混合液を調製し、この混合液100mlに対して合成
ゼオライト100gを添加。70℃で減圧乾燥し粉末
状のゼオライトに担持させた脱臭剤を調製した。 これを空気中に広げておき、経過日数とNH3
の脱臭能の比較を行なつた。NH3の脱臭能は、
テフロン製の袋の中に300ppmのNH3を含むN2ガ
ス1を入れ、これに上記の通り調製した脱臭剤
を3.0g加えて、10分間手で振つて撹拌させた時
のガス中のNH3濃度変化を観察した。結果を第
1図に示す。テストNo.5で調製した脱臭剤は、テ
ストNo.1に較べ、脱臭効果が長期にわたり大きい
ことが判る。
第1図は、本発明の効果を示すための図表であ
る。
る。
Claims (1)
- 1 2価の鉄塩及びL−アスコルビン酸及びリン
酸又はリン酸塩を主成分とする脱臭剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60022045A JPS61181467A (ja) | 1985-02-08 | 1985-02-08 | 脱臭剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60022045A JPS61181467A (ja) | 1985-02-08 | 1985-02-08 | 脱臭剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61181467A JPS61181467A (ja) | 1986-08-14 |
| JPH0463705B2 true JPH0463705B2 (ja) | 1992-10-12 |
Family
ID=12071959
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60022045A Granted JPS61181467A (ja) | 1985-02-08 | 1985-02-08 | 脱臭剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61181467A (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6384554A (ja) * | 1986-09-30 | 1988-04-15 | 日本ゼオン株式会社 | 鉄及び銅を含有する組成物 |
| JPS6384555A (ja) * | 1986-09-30 | 1988-04-15 | 日本ゼオン株式会社 | 脱臭剤 |
| JPS63132661A (ja) * | 1986-11-25 | 1988-06-04 | 日本ゼオン株式会社 | 脱臭剤 |
| JP2567401B2 (ja) * | 1987-06-08 | 1996-12-25 | 山陽スコツト株式会社 | 殺ウイルス用シート |
| JP2594796B2 (ja) * | 1987-11-07 | 1997-03-26 | 日本ゼオン株式会社 | 脱臭性組成物 |
| JPH0649061B2 (ja) * | 1988-08-13 | 1994-06-29 | 株式会社興人 | 酸化セルロース系消臭材料 |
| JPH0343465A (ja) * | 1989-07-11 | 1991-02-25 | Nippon Tokushu Toryo Co Ltd | 建築物内装用塗料 |
| JP5268128B2 (ja) * | 2007-03-19 | 2013-08-21 | 南姜エフニカ株式会社 | 消臭性組成物、消臭性水溶液、消臭性水性スラリー液、消臭性粉末状組成物及び消臭性マスターバッチ |
-
1985
- 1985-02-08 JP JP60022045A patent/JPS61181467A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61181467A (ja) | 1986-08-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |