JPH0463885B2 - - Google Patents
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- JPH0463885B2 JPH0463885B2 JP56162595A JP16259581A JPH0463885B2 JP H0463885 B2 JPH0463885 B2 JP H0463885B2 JP 56162595 A JP56162595 A JP 56162595A JP 16259581 A JP16259581 A JP 16259581A JP H0463885 B2 JPH0463885 B2 JP H0463885B2
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F10/00—Homopolymers and copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond
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- Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明はオレフイン重合用触媒に係り、更に詳
細には、プロピレン及び高級アルフアオレフイン
類重合用の改良触媒に関する。 〔従来の技術〕 遷移金属化合物とアルキルアルミニウムをベー
スとするオレフイン重合用触媒は、当該技術分野
では周知である。殊に結晶性プロピレンポリマー
を製造するために、トリハロゲン化チタン化合物
の使用は広く報告されている。三塩化チタンをベ
ースとする最近公表された触媒系の中には、合衆
国特許3984350;4210738;4210729;4210736及び
1978年9月26日に提出された合衆国出願番号
945929に基づき、0011914号として公告された欧
州特許出願793019969(特開昭55−58206号に対応)
があり、これら参考文献はすべて参照することに
よつて本明細書に取り入れられる。 合衆国特許4210738は、四塩化チタンをアルキ
ルアルミニウムにより還元し、その還元された固
体をエーテル、チオエーテル又はチオール錯化剤
で処理し、追加の四塩化チタンと反応させること
によつてつくられたデルタ結晶型であり、かつ紫
色がかつた色彩をもつハロゲン化チタンをベース
とした触媒を述べている。 合衆国特許4210729は、合衆国特許4210738に述
べられている触媒を、a,a,b又はa
族の金属有機化合物により予備活性化する方法を
述べている。 合衆国特許4210736は、合衆国特許4210738に表
示されているような触媒で、乾燥されたものを述
べている。 合衆国特許3984350は、四塩化チタンをアルキ
ルアルミニウムで還元し、制御された条件下で生
じた還元生成物を錯化剤及び追加の四塩化チタン
と反応させることにより形成された、褐色をもち
ベータ結晶型である高い触媒活性の三ハロゲン化
チタン組成物を述べている。 欧州特許出願公告0011914(特開昭55−58206号
に対応)は、上記合衆国特許に記載されたような
触媒をオレフインモノマーで処理し、その結果生
成する触媒粒子が砕けやすくないものとする方法
を述べている。 この欧州特許出願に開示された方法は、ルイス
塩基錯化剤及び四塩化チタン又は塩素化炭化水素
のいづれかと反応させる前に、プロピレンのよう
なオレフインモノマーを還元された三ハロゲン化
チタン組成物と接触させることからなつている。 〔発明が解決しようとする課題〕 上に列記した引例により調製された触媒は、一
般に活性なプロピレン重合触媒である。しかしな
がら、気相オレフイン重合方法のような進歩した
重合法に使用するため、高度に結晶性のポリマー
を生成する能力を保持しながら、このような触媒
の活性を増大する要求がある。こゝに開示する発
明は、著るしく活性の高いアルフアオレフイン重
合触媒を生成する。 〔課題を解決する手段〕 本発明はアルキルアルミニウムで四塩化チタン
を還元し、生じた還元固体を重合条件下でアルフ
アオレフインモノマーの予備処理量と接触させ、
かつその結果生じた生成物をルイス塩基錯化剤及
び追加の四塩化チタンと反応させることからなる
アルフアオレフイン重合用触媒を製造する方法に
おいて、還元されたチタン化合物にモル比で
1.15:1より大きいルイス塩基錯化剤を反応させ
ることからなる改良法である。 プロピレンのようなオレフインモノマーを予備
重合させたアルキルアルミニウム還元トリハロゲ
ン化チタン供与体錯体において、四ハロゲン化チ
タン出発材料に関連してモル過剰のルイス塩基
(電子供与体)錯化剤を使用することにより、オ
レフイン重合活性を著しく増大させうることがわ
かつた。 本発明の触媒を調製する第一段階は、四ハロゲ
ン化チタン好ましくは四塩化チタンで、又典型的
には不活性炭化水素希釈剤中に溶解されたもの
を、約−50℃乃至約30℃、好ましくは約−30℃乃
至約0度℃の温度で有機アルミニウム化合物によ
つて還元することである。生成するスラリーを約
50−100℃に数時間までの時間加熱してもよい。 還元剤として有用な有機アルミニウム化合物に
は、一般式RoAlX3-o(こゝで、Rは1〜10個の炭
素原子をもつているアルキル基であり、Xはハロ
ゲン好ましくは塩素であり、nは0より大であつ
て3未満又は3に等しい)をもつアルキルアルミ
ニウム化合物を含む。適したアルキルアルミニウ
ム化合物の例は、トリアルキルアルミニウム、ジ
アルキルアルミニウムハライド、アルキルアルミ
ニウムジハライド、アルキルアルミニウムセスキ
ハライド及びこれらの混合物である。好ましく
は、還元化合物はジエチルアルミニウムクロライ
ド及びエチルアルミニウムセスキクロライドであ
る。 本発明に有用な希釈剤は、使用条件下で実質的
に不活性な有機液体を含み、ペンタン、ヘキサ
ン、シクロヘキサン等のようなアルカン類を包含
する。 典型的には、炭化水素希釈剤中の有機アルミニ
ウム還元剤を、適当な希釈剤中の四塩化チタンの
冷溶液中に、かきまぜながら通常滴々と添加す
る。生成するスラリーを数時間50−100℃で加熱
することが好ましい。有機アルミニウム化合物の
四塩化チタンに対するモル量は、約0.5:1から
2:1にわたつて変化することができ、好ましい
のは約0.75:1乃至1.5:1である。 希望の粒子寸法分布をもつている触媒粒子を形
成するために、妥当なかきまぜが必要である。適
当なかきまぜは羽根の速度、反応器の構成及び反
応体の添加位置による。 生成する固体は、一般的に採用される分類(ジ
ヤーナル オブ ポリマー ケミストリ
(Journal of Polymer Chemistry)51、1961、
399−410頁)により、ベータ結晶形である三塩化
チタンを含有する。本発明によれば、そのような
三塩化チタン−有機アルミニウム錯体は、固体材
料を分離し洗浄するか又はこのような処理をする
ことなく、重合性アルフアオレフインと重合条件
下に接触させる。若し分離したならば、アルキル
アルミニウム共触媒の適当量をこの予備重合手順
の間に添加してよい。 予備重合(予備処理)手順に有用なアルフアオ
レフインは、3乃至約22個の炭素原子、好ましく
は3乃至約8個の炭素原子を含有することがで
き、又最も好ましいのはプロピレンである。他の
適したアルフアオレフインには、ブテン−1、ペ
ンテン−1、ヘキセン−1、ヘプテン−1、4−
メチル−ペンテン−1が含まれる。典型的に適当
なアルフアオレフインは、ビニル炭素原子上に分
枝を含有しない。 予備重合手順の温度は、約0℃から約100℃の
範囲に変化でき、好ましくは約35℃乃至65℃であ
る。 三ハロゲン化チタン化合物上に含まれる重合し
たアルフアオレフインの予備処理量は、三ハロゲ
ン化チタン錯体の重量に基き約1乃至約1000重量
%、好ましくは約3乃至約100重量%で、最も好
ましくは約6乃至約30重量%の間に変化しうる。 典型的には予備重合手順が完了した後、生じた
生成物を分離し炭化水素溶媒で洗浄する。予備重
合したハロゲン化チタン錯体は、ポリマーの被覆
でカプセルに包まれているか又はポリマーの母型
中に組み込まれたハロゲン化チタン錯体のいづれ
かとして考えることができる。 本発明によれば、予備重合した生成物は更にル
イス塩基錯化剤及びルイス酸化合物と反応させら
れる。 典型的には炭化水素希釈剤中の予備重合生成物
は、ルイス塩基例えばエーテル、チオエーテル、
チオール又はケトンもしくはこれらの混合物のよ
うな電子対供与化合物で処理される。適当なルイ
ス塩基錯化剤の例は、n−ブチル、イソブチル、
シクロヘキシル、イソアミル、オクチルジフエニ
ル、イソブチルイソアミル及びイソペンチルフエ
ニルエーテルのような低級(2〜8個の炭素原
子)アルキルエーテルである。好ましいエーテル
錯化剤はイソアミル及びn−ブチルエーテルであ
る。最も好ましいのは、n−ブチル及びイソアミ
ルエーテルの約1:3乃至3:1、好ましくは約
1:2のモル比の組み合せである。 一般にルイス塩基錯化剤は、周囲温度から約
100℃で予備重合したハロゲン化チタンの炭化水
素スラリーに添加される。続いて、又はルイス塩
基での処理と共に、予備重合生成物は更に四塩化
チタンのようなルイス酸(電子対受容体)化合物
と反応させる。他のルイス酸化合物には、b,
a及びa族のハライド及びオキシハライドを
含む。ルイス酸:予備重合ハロゲン化チタンのモ
ル比は、約10:1〜0.5:1で、好ましくは約
3:1〜約1:1の間に変化しうる。 すぐれた触媒をつくるのに重要な考慮は、触媒
粒子の形態の調節である。本発明の触媒は実質的
に球形で、又約20乃至約45ミクロンの間の平均粒
子寸法をもつべきであることがわかつた。「平均
粒子寸法」は、すべての粒子の90%がそのような
平均寸法の15%範囲内の直径をもつこと意味す
る。この平均は十分確立された統計学的手法を使
用し、触媒粒子の顕微鏡写真から決定される。好
ましい触媒は約25と約45ミクロンの間、最も好ま
しくは約30と35ミクロンの間の平均粒子寸法をも
つ。触媒粒子の良好な形態は、生成するポリマー
粒子の良好な形態のために必要である。このため
非常に細かい粒子(微粉)と団塊になつた粒子は
さけるべきである。一般に粒子寸法は使用したか
きまぜの程度によつて調節でき、かきまぜを増強
するとより細かい粒子を生ずる。 合衆国特許3984350及び4210738に記載されてい
るように、最終生成物の結晶構造はデルタ又は活
性なベータ型のいづれかでありうる。活性なベー
タ型を形成するためには、活性化段階での温度を
限られた時間の間約40℃から約70℃に、一方炭化
水素希釈剤中のルイス酸化合物の濃度を、約10乃
至約30重量%に維持することが好ましい。約30重
量%以上のルイス酸溶液の使用は、一般に三ハロ
ゲン化チタン生成物をデルタ結晶型で生成する。 ルイス酸反応体の代りに、ヘキサクロロエタ
ン、ペンタクロロエタン、トリクロロペンタン等
のような塩素化炭化水素化合物を使用できる。代
表的にはそのような塩素化炭化水素は、分子当り
1乃至約8個の炭素原子と2乃至約6個の塩素原
子を含有する。 本発明の必須要素は、過剰モルのルイス塩基錯
化剤の使用である。上掲の先行技術はルイス塩
基:チタン化合物のモル比が0.1:1から2.5:1
の範囲内でありうるが、約1:1のモル比が好ま
しいことを示している。我々はもしルイス塩基:
チタン化合物のモル比が約1.15:1乃至約1.5:
1の間、好ましくは約1.25:1乃至約1.35:1の
間であるならば、本明細書に記載した条件下でよ
り良好な重合活性が実現すると云う驚異的な発見
をした。典型的には本発明の触媒のように重合活
性を増加するのみならず、生成する無定形ポリマ
ーの量が典型的に減少する。 本発明に記載した化学的に活性化した予備処理
ハロゲン化チタン触媒成分は、プロピレン、ブテ
ン−1及び4−メチルペンテン−1のようなアル
フアオレフイン重合用触媒系として、有機アルミ
ニウム化合物と共に使用できる。この触媒系はプ
ロピレン又はプロピレンとこれより少量のエチレ
ン又は他の共重合性アルフアオレフインの混合物
を、実質的な結晶含有量を含有すポリマーに重合
するため最も有用である。 上記の触媒系に於いて有用な有機アルミニウム
化合物には、トリアルキルアルミニウム、ジアル
キルアルミニウムハライド、トリアルキルアルミ
ニウムとジアルキルアルミニウムハライドの混合
物、トリアルキルアルミニウムとアルキルアルミ
ニウムジハライドの混合物が含まれる。又触媒と
して有効な量のトリアルキルアルミニウムとジア
ルキルアルミニウムハライドの混合物が、アルキ
ルアルミニウムジハライドと一緒に使用できる。
有用なハライドには臭化物と塩化物が含まれ、有
用なアルキル基は2から約6個の炭素原子を含
む。好ましいハライドは塩化物で好ましいアルキ
ル基はエチルである。ジエチルアルミニウムクロ
ライド(DEAC)がプロピレン重合に於いても最
も好ましい。トリアルキルアルミニウム−ジアル
キルアルミニウムハライド混合物で、好ましい量
のトリアルキルアルミニウムは約20乃至50モルパ
ーセントである。トリアルキルアルミニウム−ア
ルキルアルミニウムジハライド混合物中で、好ま
しい量のトリアルキルアルミニウムは約30乃至70
モルパーセントで最も好ましくは約40乃至60モル
パーセントである。 触媒系で有機アルミニウム化合物に対する化学
的に活性化され予備処理されたハロゲン化チタン
のモル比は約1/10から約10迄、典型的には約1乃
至6の範囲でありうる。重合に於ける触媒の量は
反応器の大きさ、型、オレフインモノマーの量と
型により、当業者には知られている。 参照によつて本明細書中に組み入れられたアメ
リカ合衆国特許3950268と4072809に開示された様
な触媒添加剤は、少量で加えられる。触媒改質剤
の例にはアルキルシリケート、正珪酸エステル、
エステル、フオスフイン、フオスフアイト、フオ
スフエート、酸化フオスフイン、芳香族アミン、
アミンオキサイド、第三級脂肪族アミンとエーテ
ル、有機金属カルコゼナイド(酸素族金属化合
物)例えば硫化ビス(トリアルキル)錫がある。
これらの付加的添加剤は、触媒系中の遷移金属ハ
ライドの約1/10から30モルパーセント迄好ましく
は約1乃至20モルパーセントの範囲の少量で存在
できる。 発明で使用される触媒系は酸素と水分に鋭敏で
あるから、触媒の製造、移動と使用の間適当な注
意を払うべきである。 本発明で記載される触媒系は液状パラフイン媒
体中に溶解され又は懸濁され、液状モノマーに溶
解されて、又はガス相で、アルフアーオレフイン
を重合するのに使用されうる。 本発明を使用する重合法は、約大気圧から約
20000Psig(1406Kg/cm2)の範囲の、好ましくは約
30から1000Psig(2.109Kg/cm2〜70.3Kg/cm2)の範
囲の圧力で実施できる。 重合時間は使用される方法による。回分法で重
合の接触時間は通常約1/2乃至数時間であり、オ
ートクレーブ法で典型的には1乃至4時間であ
る。連続法で重合帯域での接触時間は必要通りに
調節され、典型的に約1/2から数時間に亘る。こ
の型の方法で未反応のモノマーは連続的に重合帯
域に再循環されるので、接触時間は回分法に於け
るより短くなる。 スラリー重合技術で使用される液状有機溶媒に
はペンタン、ヘキサン、ヘプタン又はシクロヘキ
サンの様な脂肪族のアルカンとシクロアルカン、
テトラヒドロナフタリン又はデカヒドロナフタリ
ンの様な水素化芳香族化合物、反応温度で液状で
ある高分子量の液状パラフイン又はパラフインの
混合物、ベンゼントルエン又はキシレンの様な芳
香族炭化水素、クロロベンゼン、クロロナフタリ
ン又はo−ジクロロベンゼンの様な芳香族化合物
が含まれる。他の適当な溶媒にはエチルベンゼ
ン、イソプロピルベンゼン、エチルトルエン、n
−プロピルベンゼン、ジエチルベンゼン、モノ−
及びジ−アルキルナフタリン、n−ペンタン、n
−オクタン、イソオクタン、及びメチルシクロヘ
キサンが含まれる。好ましくは液状炭化水素が使
用され、最も好ましくはn−ヘキサンが重合媒体
である。溶媒の性質は可成変化されうるが溶媒は
反応条件下で液状であるべきであり、又比較的不
活性であるべきである。溶媒は使用前に蒸溜によ
り、アルミニウムアルキルとの反応により又は分
子篩での吸着により精製されうる。 重合温度は使用される特定の触媒系により、約
0℃以下から約120℃迄に亘ることができる。し
かしながら約0℃以下の温度で重合速度は遅く、
反応器滞留時間が不合理な程長くなるが、一方約
120℃以上の温度では重合速度は高過ぎてn−ヘ
キサン可溶性生成物のはなはだしい量を生ずる。
温度は約2℃から約95℃迄に亘るのが好ましく、
約50℃から約80℃迄に亘るのが最も好ましい。 ガス相反応器系は攪拌床反応器と流動床反応器
系の両方を含む。 そんな反応器系の例は、アメリカ合衆国特許
3957448;3965083;3971768;3970611;
4129701;4101289;3652527及び4003712に記載さ
れており、これらのすべてを参照して本明細書に
組み入れる。典型的なガス相オレフイン重合反応
器系は、オレフインモノマーと触媒成分がそれに
加えられ重合体粒子を形成する床を含む反応器容
器からなる。典型的に触媒成分は、1ケ又はそれ
以上の弁で調節される入口を通して反応器容器中
に一緒に又は別々に加えられる。オレフインモノ
マーは典型的に再循環ガス系を経て反応器に与え
られるが、この系の中で排ガスとして除かれた未
反応モノマーと新しい仕込みモノマーが混合さ
れ、反応器容器中に注入される。温度を調節する
ため急冷液が重合しているオレフインに加えられ
る。 本発明は通常固体で実質的に結晶性の重合体
へ、プロピレンを重合するのに有用である。もつ
ともプロピレンは又約30重量%迄の少量のエチレ
ン又は他の共重合可能な10個迄の炭素原子を含ん
でいるアルフアオレフインと共に共重合させて、
無作為の、純粋のブロツクの、末端ブロツクの及
び多セグメント共重合体を生成させられる。 本発明によつてつくられた通常固体のプロピレ
ン重合体は約50000から5000000迄に亘る、そして
典型的には約200000から2000000迄に亘る分子量
をもつ。そんなプロピレン重合体の分子量は、例
えば所望のメルトフローレート(溶融流量)又は
分子量分布によつて決められる量の水素の存在下
で重合するなど、この技術に於いて知られた方法
によつて調節されうる。 本発明は次の実施例によつて実証されるが、こ
れによつて制限されるものではない。 実施例 1 はげしく攪拌した一立入りの、窒素でパージし
たオートクレーブ反応器中で、−7℃に冷却した
n−ヘキサン168g中の四塩化チタン105gを、4
時間に亘つて滴加されたn−ヘキサン213g中の
ジエチルアルミニウムクロライドの71gで還元す
ることによつて、チタン含有触媒成分をつくつ
た。温度を更に15分間−7℃に維持し、1時間以
内65℃に上げ、2時間65℃に維持した。僅かに冷
却して後、反応器をガス抜きして1psig(0.07Kg/
cm2)にし、24gのプロピレンを徐々に入れた。約
45分後反応器のガス抜きをし窒素で数回フラツシ
ユした。生じた固体生成物をn−ヘキサンの225
ml部分で数回洗滌した。そんな生成物の平均粒子
寸法は22.5±3ミクロンであつた。最後の洗滌か
らの上澄液を傾斜し、n−ヘキサン400gを反応
器に加えた。ジ−n−ブチルエーテルの30.6gと
ジイソアミルエーテルの73.5gの混合物を、35℃
の温度でおだやかに攪拌した反応器に加えた。攪
拌を1時間続けその後懸濁液を5分間沈降するま
まにした。チタンに対するエーテル(ルイス塩
基)のモル比は1.26:1であつた。 上澄液を傾斜しn−ヘキサン56g中の四塩化チ
タンの100gをおだやかな攪拌下に加え、15分後
攪拌を減退させ温度を70℃で2時間維持し、次い
で50℃に冷却した。固体が沈降せしめられた後上
澄液を傾斜し、紫色の固体をn−ヘキサンの225
ml部分で10回洗滌した。生じた粒子の粒子寸法は
28.5±4.2ミクロンであつた。 比較試験 A 四塩化チタンの還元を次の点以外は実施例1に
記載した様にして行つた。即ちプロピレンを反応
器に加えず、ジ−n−ブチルエーテルの30.8gと
ジイソアミルエーテル74.9g(エーテル/チタン
=1.28)を反応器中の洗滌し還元した固体に加
え、その時間後生成物が凝集した。攪拌を1時間
続け、更に1時間後上澄液を傾斜し、四塩化チタ
ンの100gとn−ヘキサンの56gを加え、温度を
30分以内に70℃に次第に上昇させた。1.5時間後
追加の四塩化チタンの54.4gを加えた。温度を50
℃に下げ生じた紫色の生成物をn−ヘキサンで10
回洗つた。生成物の形態学は凝集した塊であつ
た。 比較試験B及びC 実施例1で特定された手順を次の点を除い行つ
た。即ち加えたエーテルの量は、実験Bではジ−
n−ブチルエーテル27.6gとジイソアミルエーテ
ル66.3g(エーテル/チタン=1.14)で、実験C
ではジ−n−ブチルエーテル24.1gとジイソアミ
ルエーテルの58.4g(エーテル/チタン=1.00)。 重合試験 塊状重合の技術を使つて一連のプロピレンの重
合試験を行つた。触媒スラリーをジエチルアルミ
ニウムクロライド(DEAC)三塩化チタン触媒成
分、硫化ビス(トリブチル)錫(BTS)とコリ
ジンを含んでいるヘキサン中でつくつた。
TiCl3:BTS:コリジンのモル比は約1:0.06:
0.06であつた。酸素のない、水分のない2立の攪
拌したパール反応器中に1000mlのプロピレンを加
え、続いて追加のプロピレン300ミリ立でフラツ
シユした三塩化チタンの0.03gを含んでいる触媒
スラリーの1.2mlを添加し、反応器を水素15psig
(1055Kg/cm2)で加圧した。混合物を71℃450rpm
ではげしく攪拌しながら2時間重合せしめた。生
じた生成物を乾燥しチタンとアルミニウム含量に
対してX−線螢光(XRF)によつて分析した。
3種のDEAC/TiCl3準位と実験A,BとCでつ
くられた触媒成分を使つて、実施例1に於いてつ
くつた触媒成分の重合試験に対する結果を表に
示す。収率はXRFのデータから計算された。
細には、プロピレン及び高級アルフアオレフイン
類重合用の改良触媒に関する。 〔従来の技術〕 遷移金属化合物とアルキルアルミニウムをベー
スとするオレフイン重合用触媒は、当該技術分野
では周知である。殊に結晶性プロピレンポリマー
を製造するために、トリハロゲン化チタン化合物
の使用は広く報告されている。三塩化チタンをベ
ースとする最近公表された触媒系の中には、合衆
国特許3984350;4210738;4210729;4210736及び
1978年9月26日に提出された合衆国出願番号
945929に基づき、0011914号として公告された欧
州特許出願793019969(特開昭55−58206号に対応)
があり、これら参考文献はすべて参照することに
よつて本明細書に取り入れられる。 合衆国特許4210738は、四塩化チタンをアルキ
ルアルミニウムにより還元し、その還元された固
体をエーテル、チオエーテル又はチオール錯化剤
で処理し、追加の四塩化チタンと反応させること
によつてつくられたデルタ結晶型であり、かつ紫
色がかつた色彩をもつハロゲン化チタンをベース
とした触媒を述べている。 合衆国特許4210729は、合衆国特許4210738に述
べられている触媒を、a,a,b又はa
族の金属有機化合物により予備活性化する方法を
述べている。 合衆国特許4210736は、合衆国特許4210738に表
示されているような触媒で、乾燥されたものを述
べている。 合衆国特許3984350は、四塩化チタンをアルキ
ルアルミニウムで還元し、制御された条件下で生
じた還元生成物を錯化剤及び追加の四塩化チタン
と反応させることにより形成された、褐色をもち
ベータ結晶型である高い触媒活性の三ハロゲン化
チタン組成物を述べている。 欧州特許出願公告0011914(特開昭55−58206号
に対応)は、上記合衆国特許に記載されたような
触媒をオレフインモノマーで処理し、その結果生
成する触媒粒子が砕けやすくないものとする方法
を述べている。 この欧州特許出願に開示された方法は、ルイス
塩基錯化剤及び四塩化チタン又は塩素化炭化水素
のいづれかと反応させる前に、プロピレンのよう
なオレフインモノマーを還元された三ハロゲン化
チタン組成物と接触させることからなつている。 〔発明が解決しようとする課題〕 上に列記した引例により調製された触媒は、一
般に活性なプロピレン重合触媒である。しかしな
がら、気相オレフイン重合方法のような進歩した
重合法に使用するため、高度に結晶性のポリマー
を生成する能力を保持しながら、このような触媒
の活性を増大する要求がある。こゝに開示する発
明は、著るしく活性の高いアルフアオレフイン重
合触媒を生成する。 〔課題を解決する手段〕 本発明はアルキルアルミニウムで四塩化チタン
を還元し、生じた還元固体を重合条件下でアルフ
アオレフインモノマーの予備処理量と接触させ、
かつその結果生じた生成物をルイス塩基錯化剤及
び追加の四塩化チタンと反応させることからなる
アルフアオレフイン重合用触媒を製造する方法に
おいて、還元されたチタン化合物にモル比で
1.15:1より大きいルイス塩基錯化剤を反応させ
ることからなる改良法である。 プロピレンのようなオレフインモノマーを予備
重合させたアルキルアルミニウム還元トリハロゲ
ン化チタン供与体錯体において、四ハロゲン化チ
タン出発材料に関連してモル過剰のルイス塩基
(電子供与体)錯化剤を使用することにより、オ
レフイン重合活性を著しく増大させうることがわ
かつた。 本発明の触媒を調製する第一段階は、四ハロゲ
ン化チタン好ましくは四塩化チタンで、又典型的
には不活性炭化水素希釈剤中に溶解されたもの
を、約−50℃乃至約30℃、好ましくは約−30℃乃
至約0度℃の温度で有機アルミニウム化合物によ
つて還元することである。生成するスラリーを約
50−100℃に数時間までの時間加熱してもよい。 還元剤として有用な有機アルミニウム化合物に
は、一般式RoAlX3-o(こゝで、Rは1〜10個の炭
素原子をもつているアルキル基であり、Xはハロ
ゲン好ましくは塩素であり、nは0より大であつ
て3未満又は3に等しい)をもつアルキルアルミ
ニウム化合物を含む。適したアルキルアルミニウ
ム化合物の例は、トリアルキルアルミニウム、ジ
アルキルアルミニウムハライド、アルキルアルミ
ニウムジハライド、アルキルアルミニウムセスキ
ハライド及びこれらの混合物である。好ましく
は、還元化合物はジエチルアルミニウムクロライ
ド及びエチルアルミニウムセスキクロライドであ
る。 本発明に有用な希釈剤は、使用条件下で実質的
に不活性な有機液体を含み、ペンタン、ヘキサ
ン、シクロヘキサン等のようなアルカン類を包含
する。 典型的には、炭化水素希釈剤中の有機アルミニ
ウム還元剤を、適当な希釈剤中の四塩化チタンの
冷溶液中に、かきまぜながら通常滴々と添加す
る。生成するスラリーを数時間50−100℃で加熱
することが好ましい。有機アルミニウム化合物の
四塩化チタンに対するモル量は、約0.5:1から
2:1にわたつて変化することができ、好ましい
のは約0.75:1乃至1.5:1である。 希望の粒子寸法分布をもつている触媒粒子を形
成するために、妥当なかきまぜが必要である。適
当なかきまぜは羽根の速度、反応器の構成及び反
応体の添加位置による。 生成する固体は、一般的に採用される分類(ジ
ヤーナル オブ ポリマー ケミストリ
(Journal of Polymer Chemistry)51、1961、
399−410頁)により、ベータ結晶形である三塩化
チタンを含有する。本発明によれば、そのような
三塩化チタン−有機アルミニウム錯体は、固体材
料を分離し洗浄するか又はこのような処理をする
ことなく、重合性アルフアオレフインと重合条件
下に接触させる。若し分離したならば、アルキル
アルミニウム共触媒の適当量をこの予備重合手順
の間に添加してよい。 予備重合(予備処理)手順に有用なアルフアオ
レフインは、3乃至約22個の炭素原子、好ましく
は3乃至約8個の炭素原子を含有することがで
き、又最も好ましいのはプロピレンである。他の
適したアルフアオレフインには、ブテン−1、ペ
ンテン−1、ヘキセン−1、ヘプテン−1、4−
メチル−ペンテン−1が含まれる。典型的に適当
なアルフアオレフインは、ビニル炭素原子上に分
枝を含有しない。 予備重合手順の温度は、約0℃から約100℃の
範囲に変化でき、好ましくは約35℃乃至65℃であ
る。 三ハロゲン化チタン化合物上に含まれる重合し
たアルフアオレフインの予備処理量は、三ハロゲ
ン化チタン錯体の重量に基き約1乃至約1000重量
%、好ましくは約3乃至約100重量%で、最も好
ましくは約6乃至約30重量%の間に変化しうる。 典型的には予備重合手順が完了した後、生じた
生成物を分離し炭化水素溶媒で洗浄する。予備重
合したハロゲン化チタン錯体は、ポリマーの被覆
でカプセルに包まれているか又はポリマーの母型
中に組み込まれたハロゲン化チタン錯体のいづれ
かとして考えることができる。 本発明によれば、予備重合した生成物は更にル
イス塩基錯化剤及びルイス酸化合物と反応させら
れる。 典型的には炭化水素希釈剤中の予備重合生成物
は、ルイス塩基例えばエーテル、チオエーテル、
チオール又はケトンもしくはこれらの混合物のよ
うな電子対供与化合物で処理される。適当なルイ
ス塩基錯化剤の例は、n−ブチル、イソブチル、
シクロヘキシル、イソアミル、オクチルジフエニ
ル、イソブチルイソアミル及びイソペンチルフエ
ニルエーテルのような低級(2〜8個の炭素原
子)アルキルエーテルである。好ましいエーテル
錯化剤はイソアミル及びn−ブチルエーテルであ
る。最も好ましいのは、n−ブチル及びイソアミ
ルエーテルの約1:3乃至3:1、好ましくは約
1:2のモル比の組み合せである。 一般にルイス塩基錯化剤は、周囲温度から約
100℃で予備重合したハロゲン化チタンの炭化水
素スラリーに添加される。続いて、又はルイス塩
基での処理と共に、予備重合生成物は更に四塩化
チタンのようなルイス酸(電子対受容体)化合物
と反応させる。他のルイス酸化合物には、b,
a及びa族のハライド及びオキシハライドを
含む。ルイス酸:予備重合ハロゲン化チタンのモ
ル比は、約10:1〜0.5:1で、好ましくは約
3:1〜約1:1の間に変化しうる。 すぐれた触媒をつくるのに重要な考慮は、触媒
粒子の形態の調節である。本発明の触媒は実質的
に球形で、又約20乃至約45ミクロンの間の平均粒
子寸法をもつべきであることがわかつた。「平均
粒子寸法」は、すべての粒子の90%がそのような
平均寸法の15%範囲内の直径をもつこと意味す
る。この平均は十分確立された統計学的手法を使
用し、触媒粒子の顕微鏡写真から決定される。好
ましい触媒は約25と約45ミクロンの間、最も好ま
しくは約30と35ミクロンの間の平均粒子寸法をも
つ。触媒粒子の良好な形態は、生成するポリマー
粒子の良好な形態のために必要である。このため
非常に細かい粒子(微粉)と団塊になつた粒子は
さけるべきである。一般に粒子寸法は使用したか
きまぜの程度によつて調節でき、かきまぜを増強
するとより細かい粒子を生ずる。 合衆国特許3984350及び4210738に記載されてい
るように、最終生成物の結晶構造はデルタ又は活
性なベータ型のいづれかでありうる。活性なベー
タ型を形成するためには、活性化段階での温度を
限られた時間の間約40℃から約70℃に、一方炭化
水素希釈剤中のルイス酸化合物の濃度を、約10乃
至約30重量%に維持することが好ましい。約30重
量%以上のルイス酸溶液の使用は、一般に三ハロ
ゲン化チタン生成物をデルタ結晶型で生成する。 ルイス酸反応体の代りに、ヘキサクロロエタ
ン、ペンタクロロエタン、トリクロロペンタン等
のような塩素化炭化水素化合物を使用できる。代
表的にはそのような塩素化炭化水素は、分子当り
1乃至約8個の炭素原子と2乃至約6個の塩素原
子を含有する。 本発明の必須要素は、過剰モルのルイス塩基錯
化剤の使用である。上掲の先行技術はルイス塩
基:チタン化合物のモル比が0.1:1から2.5:1
の範囲内でありうるが、約1:1のモル比が好ま
しいことを示している。我々はもしルイス塩基:
チタン化合物のモル比が約1.15:1乃至約1.5:
1の間、好ましくは約1.25:1乃至約1.35:1の
間であるならば、本明細書に記載した条件下でよ
り良好な重合活性が実現すると云う驚異的な発見
をした。典型的には本発明の触媒のように重合活
性を増加するのみならず、生成する無定形ポリマ
ーの量が典型的に減少する。 本発明に記載した化学的に活性化した予備処理
ハロゲン化チタン触媒成分は、プロピレン、ブテ
ン−1及び4−メチルペンテン−1のようなアル
フアオレフイン重合用触媒系として、有機アルミ
ニウム化合物と共に使用できる。この触媒系はプ
ロピレン又はプロピレンとこれより少量のエチレ
ン又は他の共重合性アルフアオレフインの混合物
を、実質的な結晶含有量を含有すポリマーに重合
するため最も有用である。 上記の触媒系に於いて有用な有機アルミニウム
化合物には、トリアルキルアルミニウム、ジアル
キルアルミニウムハライド、トリアルキルアルミ
ニウムとジアルキルアルミニウムハライドの混合
物、トリアルキルアルミニウムとアルキルアルミ
ニウムジハライドの混合物が含まれる。又触媒と
して有効な量のトリアルキルアルミニウムとジア
ルキルアルミニウムハライドの混合物が、アルキ
ルアルミニウムジハライドと一緒に使用できる。
有用なハライドには臭化物と塩化物が含まれ、有
用なアルキル基は2から約6個の炭素原子を含
む。好ましいハライドは塩化物で好ましいアルキ
ル基はエチルである。ジエチルアルミニウムクロ
ライド(DEAC)がプロピレン重合に於いても最
も好ましい。トリアルキルアルミニウム−ジアル
キルアルミニウムハライド混合物で、好ましい量
のトリアルキルアルミニウムは約20乃至50モルパ
ーセントである。トリアルキルアルミニウム−ア
ルキルアルミニウムジハライド混合物中で、好ま
しい量のトリアルキルアルミニウムは約30乃至70
モルパーセントで最も好ましくは約40乃至60モル
パーセントである。 触媒系で有機アルミニウム化合物に対する化学
的に活性化され予備処理されたハロゲン化チタン
のモル比は約1/10から約10迄、典型的には約1乃
至6の範囲でありうる。重合に於ける触媒の量は
反応器の大きさ、型、オレフインモノマーの量と
型により、当業者には知られている。 参照によつて本明細書中に組み入れられたアメ
リカ合衆国特許3950268と4072809に開示された様
な触媒添加剤は、少量で加えられる。触媒改質剤
の例にはアルキルシリケート、正珪酸エステル、
エステル、フオスフイン、フオスフアイト、フオ
スフエート、酸化フオスフイン、芳香族アミン、
アミンオキサイド、第三級脂肪族アミンとエーテ
ル、有機金属カルコゼナイド(酸素族金属化合
物)例えば硫化ビス(トリアルキル)錫がある。
これらの付加的添加剤は、触媒系中の遷移金属ハ
ライドの約1/10から30モルパーセント迄好ましく
は約1乃至20モルパーセントの範囲の少量で存在
できる。 発明で使用される触媒系は酸素と水分に鋭敏で
あるから、触媒の製造、移動と使用の間適当な注
意を払うべきである。 本発明で記載される触媒系は液状パラフイン媒
体中に溶解され又は懸濁され、液状モノマーに溶
解されて、又はガス相で、アルフアーオレフイン
を重合するのに使用されうる。 本発明を使用する重合法は、約大気圧から約
20000Psig(1406Kg/cm2)の範囲の、好ましくは約
30から1000Psig(2.109Kg/cm2〜70.3Kg/cm2)の範
囲の圧力で実施できる。 重合時間は使用される方法による。回分法で重
合の接触時間は通常約1/2乃至数時間であり、オ
ートクレーブ法で典型的には1乃至4時間であ
る。連続法で重合帯域での接触時間は必要通りに
調節され、典型的に約1/2から数時間に亘る。こ
の型の方法で未反応のモノマーは連続的に重合帯
域に再循環されるので、接触時間は回分法に於け
るより短くなる。 スラリー重合技術で使用される液状有機溶媒に
はペンタン、ヘキサン、ヘプタン又はシクロヘキ
サンの様な脂肪族のアルカンとシクロアルカン、
テトラヒドロナフタリン又はデカヒドロナフタリ
ンの様な水素化芳香族化合物、反応温度で液状で
ある高分子量の液状パラフイン又はパラフインの
混合物、ベンゼントルエン又はキシレンの様な芳
香族炭化水素、クロロベンゼン、クロロナフタリ
ン又はo−ジクロロベンゼンの様な芳香族化合物
が含まれる。他の適当な溶媒にはエチルベンゼ
ン、イソプロピルベンゼン、エチルトルエン、n
−プロピルベンゼン、ジエチルベンゼン、モノ−
及びジ−アルキルナフタリン、n−ペンタン、n
−オクタン、イソオクタン、及びメチルシクロヘ
キサンが含まれる。好ましくは液状炭化水素が使
用され、最も好ましくはn−ヘキサンが重合媒体
である。溶媒の性質は可成変化されうるが溶媒は
反応条件下で液状であるべきであり、又比較的不
活性であるべきである。溶媒は使用前に蒸溜によ
り、アルミニウムアルキルとの反応により又は分
子篩での吸着により精製されうる。 重合温度は使用される特定の触媒系により、約
0℃以下から約120℃迄に亘ることができる。し
かしながら約0℃以下の温度で重合速度は遅く、
反応器滞留時間が不合理な程長くなるが、一方約
120℃以上の温度では重合速度は高過ぎてn−ヘ
キサン可溶性生成物のはなはだしい量を生ずる。
温度は約2℃から約95℃迄に亘るのが好ましく、
約50℃から約80℃迄に亘るのが最も好ましい。 ガス相反応器系は攪拌床反応器と流動床反応器
系の両方を含む。 そんな反応器系の例は、アメリカ合衆国特許
3957448;3965083;3971768;3970611;
4129701;4101289;3652527及び4003712に記載さ
れており、これらのすべてを参照して本明細書に
組み入れる。典型的なガス相オレフイン重合反応
器系は、オレフインモノマーと触媒成分がそれに
加えられ重合体粒子を形成する床を含む反応器容
器からなる。典型的に触媒成分は、1ケ又はそれ
以上の弁で調節される入口を通して反応器容器中
に一緒に又は別々に加えられる。オレフインモノ
マーは典型的に再循環ガス系を経て反応器に与え
られるが、この系の中で排ガスとして除かれた未
反応モノマーと新しい仕込みモノマーが混合さ
れ、反応器容器中に注入される。温度を調節する
ため急冷液が重合しているオレフインに加えられ
る。 本発明は通常固体で実質的に結晶性の重合体
へ、プロピレンを重合するのに有用である。もつ
ともプロピレンは又約30重量%迄の少量のエチレ
ン又は他の共重合可能な10個迄の炭素原子を含ん
でいるアルフアオレフインと共に共重合させて、
無作為の、純粋のブロツクの、末端ブロツクの及
び多セグメント共重合体を生成させられる。 本発明によつてつくられた通常固体のプロピレ
ン重合体は約50000から5000000迄に亘る、そして
典型的には約200000から2000000迄に亘る分子量
をもつ。そんなプロピレン重合体の分子量は、例
えば所望のメルトフローレート(溶融流量)又は
分子量分布によつて決められる量の水素の存在下
で重合するなど、この技術に於いて知られた方法
によつて調節されうる。 本発明は次の実施例によつて実証されるが、こ
れによつて制限されるものではない。 実施例 1 はげしく攪拌した一立入りの、窒素でパージし
たオートクレーブ反応器中で、−7℃に冷却した
n−ヘキサン168g中の四塩化チタン105gを、4
時間に亘つて滴加されたn−ヘキサン213g中の
ジエチルアルミニウムクロライドの71gで還元す
ることによつて、チタン含有触媒成分をつくつ
た。温度を更に15分間−7℃に維持し、1時間以
内65℃に上げ、2時間65℃に維持した。僅かに冷
却して後、反応器をガス抜きして1psig(0.07Kg/
cm2)にし、24gのプロピレンを徐々に入れた。約
45分後反応器のガス抜きをし窒素で数回フラツシ
ユした。生じた固体生成物をn−ヘキサンの225
ml部分で数回洗滌した。そんな生成物の平均粒子
寸法は22.5±3ミクロンであつた。最後の洗滌か
らの上澄液を傾斜し、n−ヘキサン400gを反応
器に加えた。ジ−n−ブチルエーテルの30.6gと
ジイソアミルエーテルの73.5gの混合物を、35℃
の温度でおだやかに攪拌した反応器に加えた。攪
拌を1時間続けその後懸濁液を5分間沈降するま
まにした。チタンに対するエーテル(ルイス塩
基)のモル比は1.26:1であつた。 上澄液を傾斜しn−ヘキサン56g中の四塩化チ
タンの100gをおだやかな攪拌下に加え、15分後
攪拌を減退させ温度を70℃で2時間維持し、次い
で50℃に冷却した。固体が沈降せしめられた後上
澄液を傾斜し、紫色の固体をn−ヘキサンの225
ml部分で10回洗滌した。生じた粒子の粒子寸法は
28.5±4.2ミクロンであつた。 比較試験 A 四塩化チタンの還元を次の点以外は実施例1に
記載した様にして行つた。即ちプロピレンを反応
器に加えず、ジ−n−ブチルエーテルの30.8gと
ジイソアミルエーテル74.9g(エーテル/チタン
=1.28)を反応器中の洗滌し還元した固体に加
え、その時間後生成物が凝集した。攪拌を1時間
続け、更に1時間後上澄液を傾斜し、四塩化チタ
ンの100gとn−ヘキサンの56gを加え、温度を
30分以内に70℃に次第に上昇させた。1.5時間後
追加の四塩化チタンの54.4gを加えた。温度を50
℃に下げ生じた紫色の生成物をn−ヘキサンで10
回洗つた。生成物の形態学は凝集した塊であつ
た。 比較試験B及びC 実施例1で特定された手順を次の点を除い行つ
た。即ち加えたエーテルの量は、実験Bではジ−
n−ブチルエーテル27.6gとジイソアミルエーテ
ル66.3g(エーテル/チタン=1.14)で、実験C
ではジ−n−ブチルエーテル24.1gとジイソアミ
ルエーテルの58.4g(エーテル/チタン=1.00)。 重合試験 塊状重合の技術を使つて一連のプロピレンの重
合試験を行つた。触媒スラリーをジエチルアルミ
ニウムクロライド(DEAC)三塩化チタン触媒成
分、硫化ビス(トリブチル)錫(BTS)とコリ
ジンを含んでいるヘキサン中でつくつた。
TiCl3:BTS:コリジンのモル比は約1:0.06:
0.06であつた。酸素のない、水分のない2立の攪
拌したパール反応器中に1000mlのプロピレンを加
え、続いて追加のプロピレン300ミリ立でフラツ
シユした三塩化チタンの0.03gを含んでいる触媒
スラリーの1.2mlを添加し、反応器を水素15psig
(1055Kg/cm2)で加圧した。混合物を71℃450rpm
ではげしく攪拌しながら2時間重合せしめた。生
じた生成物を乾燥しチタンとアルミニウム含量に
対してX−線螢光(XRF)によつて分析した。
3種のDEAC/TiCl3準位と実験A,BとCでつ
くられた触媒成分を使つて、実施例1に於いてつ
くつた触媒成分の重合試験に対する結果を表に
示す。収率はXRFのデータから計算された。
【表】
実施例と比較実験に対する重合データの間の対
比は本発明の改良を実証するものである。
比は本発明の改良を実証するものである。
図面は触媒の製法を示すフローチヤートであ
る。
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 四塩化チタンをアルキルアルミニウムで還元
し、生成した還元固体を重合条件下で予備処理量
のオレフインモノマーと接触させ、かつ生じた生
成物をルイス塩基錯化剤と追加の四塩化チタンと
反応させることからなるオレフイン重合用触媒成
分の製造方法に於いて、ジ−n−ブチルエーテル
とジイソアミルエーテルとのモル比1:3〜3:
1の混合物を、還元されたチタン化合物と、エー
テル:還元されたチタン化合物のモル比1.15:1
以上かつ1.5:1未満で反応させ、平均の粒子寸
法を20乃至45ミクロンの間に保持することからな
る方法。 2 オレフインモノマーが、プロピレン、ブテン
−1、ペンテン−1、ヘキセン−1、ヘプテン−
1又は4−メチルペンテン−1である、特許請求
の範囲第1項の方法。 3 オレフインモノマーがプロピレンである特許
請求の範囲第1項に記載の方法。 4 エーテル:チタン化合物のモル比が、約
1.25:1乃至1.35:1の間である特許請求の範囲
第1項の方法。 5 平均の粒子寸法が、30乃至35ミクロンの間で
ある特許請求の範囲第4項の方法。 6 ジ−n−ブチルエーテル:ジイソアミルエー
テルのモル比が、1:2である特許請求の範囲第
5項の方法。
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1981
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