JPH046392Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH046392Y2 JPH046392Y2 JP1985105405U JP10540585U JPH046392Y2 JP H046392 Y2 JPH046392 Y2 JP H046392Y2 JP 1985105405 U JP1985105405 U JP 1985105405U JP 10540585 U JP10540585 U JP 10540585U JP H046392 Y2 JPH046392 Y2 JP H046392Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spindle
- steering knuckle
- flange
- vehicle
- strength
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、車両用ステアリングナツクルに関す
るものである。
るものである。
第2図は従来から用いられている車両用ステア
リングナツクルの構造を示す図であり、同図aは
ステアリングナツクルの全体を示す斜視図、同図
bは正面図、同図cは側面図、同図dは同図bの
A−A′線上断面図である。ステアリングナツク
ルは、図示するようにキングピンボス部1とフラ
ンジ部2とスピンドル部3が一体的に形成された
構造であり、キングピンボス部1とキングピンボ
ス部1の間にアクスル本体(図示せず)の端部を
嵌合させキングピンボス部1,1の中心部に設け
られたキングピン挿入穴1aにキングピンを貫通
させ前記アクスル本体をステアリングナツクルに
枢着している。
リングナツクルの構造を示す図であり、同図aは
ステアリングナツクルの全体を示す斜視図、同図
bは正面図、同図cは側面図、同図dは同図bの
A−A′線上断面図である。ステアリングナツク
ルは、図示するようにキングピンボス部1とフラ
ンジ部2とスピンドル部3が一体的に形成された
構造であり、キングピンボス部1とキングピンボ
ス部1の間にアクスル本体(図示せず)の端部を
嵌合させキングピンボス部1,1の中心部に設け
られたキングピン挿入穴1aにキングピンを貫通
させ前記アクスル本体をステアリングナツクルに
枢着している。
上記構造のステアリングナツクルは高強度、高
靱性を必要とする部品であるため、従来80Kg/mm2
以上の坑張力を有する合金鋼を用いて、鍛造によ
り製造していた。
靱性を必要とする部品であるため、従来80Kg/mm2
以上の坑張力を有する合金鋼を用いて、鍛造によ
り製造していた。
しかしながら、上記従来のステアリングナツク
ルは鍛造品であるため、製造上形状に多くの制限
があり、例えば第2図dの断面図に示すようにフ
ランジ部の中央部の肉厚tが厚くなるため重量軽
減及びコスト低減に支障になるという問題点があ
つた。
ルは鍛造品であるため、製造上形状に多くの制限
があり、例えば第2図dの断面図に示すようにフ
ランジ部の中央部の肉厚tが厚くなるため重量軽
減及びコスト低減に支障になるという問題点があ
つた。
なお、車両用ステアリングナツクルに関する技
術としては、本出願人が先に出願したもので、ス
テアリングアーム部とナツクルスピンドル部とを
ベイナイトと残留オーステナイトの混合組織を有
する球状黒鉛鋳鉄により一体的に形成されたもの
(特願昭58−244889号)(特開昭60−138046号参
照)がある。
術としては、本出願人が先に出願したもので、ス
テアリングアーム部とナツクルスピンドル部とを
ベイナイトと残留オーステナイトの混合組織を有
する球状黒鉛鋳鉄により一体的に形成されたもの
(特願昭58−244889号)(特開昭60−138046号参
照)がある。
本考案は上述の点に鑑みてなされたもので、ス
テアリングナツクルを高強度及び高靱性を有する
鋳鉄で製造することにより、上記問題点を除去
し、従来のステアリングナツクルの高強度及び高
靱性を保持した軽量で安価な車両用ステアリング
ナツクルを提供することにある。
テアリングナツクルを高強度及び高靱性を有する
鋳鉄で製造することにより、上記問題点を除去
し、従来のステアリングナツクルの高強度及び高
靱性を保持した軽量で安価な車両用ステアリング
ナツクルを提供することにある。
上記問題点を解決するため本考案は、キングピ
ンボス部、フランジ部及びスピンドル部を有する
車両用ステアリングナツクルにおいて、フランジ
部をリブで補強した薄肉厚形状とすると共に、ス
ピンドル部は内部を中空とし、キングピンボス部
とフランジ部とスピンドル部とをベンナイトと残
留オーステナイトの混合組織を有する高強度の球
状黒鉛鋳鉄で一体的に形成すると共に、スピンド
ル部とフランジ部の連結部にフイレツトロール処
理を施し、該連結部の疲労強度を大きくしたこと
を特徴とする。
ンボス部、フランジ部及びスピンドル部を有する
車両用ステアリングナツクルにおいて、フランジ
部をリブで補強した薄肉厚形状とすると共に、ス
ピンドル部は内部を中空とし、キングピンボス部
とフランジ部とスピンドル部とをベンナイトと残
留オーステナイトの混合組織を有する高強度の球
状黒鉛鋳鉄で一体的に形成すると共に、スピンド
ル部とフランジ部の連結部にフイレツトロール処
理を施し、該連結部の疲労強度を大きくしたこと
を特徴とする。
上記のように車両用ステアリングナツクルを鋳
造品とすることにより、従来の鍛造品の車両用ス
テアリングナツクルに比較し、そのフランジ部と
スピンドル部との連結部の疲労強度が劣る。しか
しながら本考案では、該連結部にフイレツトロー
ル処理を施すことにより疲労強度が増す。また、
鋳造品とすることにより製造上の形状に制限が少
なくなるから、例えばフランジ部にリブを設ける
ことによりステアリングナツクルの強度を低減す
ることなく、フランジ部の肉厚を薄くしたり、ま
たスピンドル部を中空にすることが可能となり、
ステアリングナツクルの重量が軽減できると同時
に、従来の鍛造品のものに比較し製造コストを大
幅に低減できる。
造品とすることにより、従来の鍛造品の車両用ス
テアリングナツクルに比較し、そのフランジ部と
スピンドル部との連結部の疲労強度が劣る。しか
しながら本考案では、該連結部にフイレツトロー
ル処理を施すことにより疲労強度が増す。また、
鋳造品とすることにより製造上の形状に制限が少
なくなるから、例えばフランジ部にリブを設ける
ことによりステアリングナツクルの強度を低減す
ることなく、フランジ部の肉厚を薄くしたり、ま
たスピンドル部を中空にすることが可能となり、
ステアリングナツクルの重量が軽減できると同時
に、従来の鍛造品のものに比較し製造コストを大
幅に低減できる。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
第1図は本考案に係る車両用ステアリングナツ
クルの構造を示す図で、同図aは全体斜視図、同
bは側面図、同図cは正面図である。図におい
て、第2図と同一符号を付した部分は同一又は相
当部分を示す。図示するようにキングピンボス部
1と薄い肉厚のフランジ部2とスピンドル部3を
鋳鉄で一体的に形成すると共に、キングピンボス
部1とキングピンボス部1との間にフランジ部2
の強度を増すため、リブ4をフランジ部2と一体
的に設ける。更に、スピンドル部3の中心部に中
空部分5を設ける。
クルの構造を示す図で、同図aは全体斜視図、同
bは側面図、同図cは正面図である。図におい
て、第2図と同一符号を付した部分は同一又は相
当部分を示す。図示するようにキングピンボス部
1と薄い肉厚のフランジ部2とスピンドル部3を
鋳鉄で一体的に形成すると共に、キングピンボス
部1とキングピンボス部1との間にフランジ部2
の強度を増すため、リブ4をフランジ部2と一体
的に設ける。更に、スピンドル部3の中心部に中
空部分5を設ける。
上記構造のステアリングナツクルに用いる鋳鉄
材料として、ベイナイトと残留オーステナイトの
混合組織を有する球状黒鉛鋳鉄を用いる。該球状
黒鉛鋳鉄は高強度、高靱性及び耐摩耗性を兼ね備
え、しかも変形能の大きい材料であるが、鋳造品
であるから従来の鍛造品に比較し、フランジ部2
とスピンドル部3の連結部Bの疲労強度がどうし
ても弱くなる。そこで該フランジ部2とスピンド
ル部3の連結部Bに公知のフイレツトロール処理
(表面ローラ加工とも云う)を施す。該フイレツ
トロール処理は材料の疲労強度を増す働きをする
もので、これにより連結部Bの疲労強度が増す。
材料として、ベイナイトと残留オーステナイトの
混合組織を有する球状黒鉛鋳鉄を用いる。該球状
黒鉛鋳鉄は高強度、高靱性及び耐摩耗性を兼ね備
え、しかも変形能の大きい材料であるが、鋳造品
であるから従来の鍛造品に比較し、フランジ部2
とスピンドル部3の連結部Bの疲労強度がどうし
ても弱くなる。そこで該フランジ部2とスピンド
ル部3の連結部Bに公知のフイレツトロール処理
(表面ローラ加工とも云う)を施す。該フイレツ
トロール処理は材料の疲労強度を増す働きをする
もので、これにより連結部Bの疲労強度が増す。
上記の如くステアリングナツクルを高強度、高
靱性のベイナイトと残留オーステナイトの混合組
織を有する球状黒鉛鋳鉄で形成される鋳造品とす
ることにより、製造上の形状の制限が少なくな
り、第1図のように、フランジ部2をリブ4で補
強した薄肉厚形状とし、スピンドル部3の中心部
に中空部5としても、更に連結部Bに前記フイレ
ツトロール処理を施すことにより、従来の鍛造品
のステアリングナツクル強度を保持し且つ全体の
重量を大幅に低減できる。また、鋳造品であるこ
とから、その製造コストも大幅に低減できる。
靱性のベイナイトと残留オーステナイトの混合組
織を有する球状黒鉛鋳鉄で形成される鋳造品とす
ることにより、製造上の形状の制限が少なくな
り、第1図のように、フランジ部2をリブ4で補
強した薄肉厚形状とし、スピンドル部3の中心部
に中空部5としても、更に連結部Bに前記フイレ
ツトロール処理を施すことにより、従来の鍛造品
のステアリングナツクル強度を保持し且つ全体の
重量を大幅に低減できる。また、鋳造品であるこ
とから、その製造コストも大幅に低減できる。
以上説明したように本考案は、フランジ部をリ
ブで補強した薄肉厚形状とすると共に、スピンド
ル部は内部を中空とし、キングピンボス部とフラ
ンジ部とスピンドル部とをベンナイトと残留オー
ステナイトの混合組織を有する高強度の球状黒鉛
鋳鉄で一体的に形成し、更にスピンドル部とフラ
ンジ部の連結部にフイレツトロール処理を施した
ので、従来の鍛造品の車両用ステアリングナツク
ルに比較し強度及び疲労強度の点で劣ることな
く、重量が軽く、且つ製品コストの低い車両用ス
テアリングナツクルが得られるという優れた効果
がある。
ブで補強した薄肉厚形状とすると共に、スピンド
ル部は内部を中空とし、キングピンボス部とフラ
ンジ部とスピンドル部とをベンナイトと残留オー
ステナイトの混合組織を有する高強度の球状黒鉛
鋳鉄で一体的に形成し、更にスピンドル部とフラ
ンジ部の連結部にフイレツトロール処理を施した
ので、従来の鍛造品の車両用ステアリングナツク
ルに比較し強度及び疲労強度の点で劣ることな
く、重量が軽く、且つ製品コストの低い車両用ス
テアリングナツクルが得られるという優れた効果
がある。
第1図は本考案に係る車両用ステアリングナツ
クルの構造を示す図で、同図aは全体斜視図、同
bは側面図、同図cは正面図、第2図は従来の車
両用ステアリングナツクルの構造を示す図で、同
図a斜視図、同図bは正面図、同図cは側面図、
同図dは同図bのA−A′線上断面図、である。 図中、1……キングピンボス部、2……フラン
ジ部、3……スピンドル部、4……リブ、5……
中空部。
クルの構造を示す図で、同図aは全体斜視図、同
bは側面図、同図cは正面図、第2図は従来の車
両用ステアリングナツクルの構造を示す図で、同
図a斜視図、同図bは正面図、同図cは側面図、
同図dは同図bのA−A′線上断面図、である。 図中、1……キングピンボス部、2……フラン
ジ部、3……スピンドル部、4……リブ、5……
中空部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 キングピンボス部、フランジ部及びスピンドル
部を有する車両用ステアリングナツクルにおい
て、 前記フランジ部をリブで補強した薄肉厚形状と
すると共に、前記スピンドル部は内部を中空と
し、 キングピンボス部とフランジ部とスピンドル部
とをベンナイトと残留オーステナイトの混合組織
を有する高強度の球状黒鉛鋳鉄で一体的に形成す
ると共に、前記スピンドル部とフランジ部の連結
部にフイレツトロール処理を施したことを特徴と
する車両用ステアリングナツクル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985105405U JPH046392Y2 (ja) | 1985-07-10 | 1985-07-10 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985105405U JPH046392Y2 (ja) | 1985-07-10 | 1985-07-10 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6213775U JPS6213775U (ja) | 1987-01-27 |
| JPH046392Y2 true JPH046392Y2 (ja) | 1992-02-21 |
Family
ID=30979804
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985105405U Expired JPH046392Y2 (ja) | 1985-07-10 | 1985-07-10 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH046392Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP4730577A1 (en) | 2023-06-16 | 2026-04-22 | Mitsubishi Electric Corporation | High-speed input device and power control circuit |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60110841A (ja) * | 1983-11-18 | 1985-06-17 | Toyota Motor Corp | 高Siベイナイト球状黒鉛鋳鉄 |
-
1985
- 1985-07-10 JP JP1985105405U patent/JPH046392Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6213775U (ja) | 1987-01-27 |
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