JPH0465101B2 - - Google Patents

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JPH0465101B2
JPH0465101B2 JP59065011A JP6501184A JPH0465101B2 JP H0465101 B2 JPH0465101 B2 JP H0465101B2 JP 59065011 A JP59065011 A JP 59065011A JP 6501184 A JP6501184 A JP 6501184A JP H0465101 B2 JPH0465101 B2 JP H0465101B2
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JP
Japan
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rosin
acid
fatty acid
vinyl chloride
chloride paste
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JP59065011A
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Ryogo Tsukisaka
Tokuzo Nukui
Hisaaki Morita
Tomohiko Sakurai
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SHIRAISHI CHUO KENKYUSHO KK
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SHIRAISHI CHUO KENKYUSHO KK
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Description

【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野 本発明は、塩化ビニルペーストゾル用増粘剤組
成物(以下、特に必要でない限り単に増粘剤組成
物という)に関する。 従来技術とその問題点 塩化ビニルペーストゾルの加工法として、デイ
ツピング法コーテイング法、スラツシユモールデ
イング法などが知られているが、この種の加工に
おいて、タレ防止、付着量の増大、肉厚の均一
化、基体への浸透防止、コーテイングスピードの
増大などを達成するためには該塩化ビニルペース
トゾルが適度な揺変性をもつた流動体であること
が要望される。従来塩化ビニルペーストゾルは、
塩化ビニルペーストレンジに揺変剤を配合して調
製され、上記性質が付与されていた。上記目的で
使用される揺変剤として、有機ベントナイト、微
粉シリカ、ステアリン酸アルミニウム、、ベンジ
リデンソルビトール、微細炭酸カルシウムなどの
増粘剤が知られている。しかしながら、上に挙げ
た増粘剤はいずれも粉末であり、塩化ビニルペー
ストゾルに所期の目的とする適当な揺変性を与え
るためには、増粘剤を充分に分散或いは溶解させ
る必要がある。従つて混練、分散、溶解などに適
当を分散機が必要とされ、多大の労力がかかると
いう欠点があつた。 また有機ベントナイトおよびベンジリデンソル
ビトールは、混練分散或いは溶解を容易にする目
的で、ジオクチルフタレート(DOP)などの可
塑剤と強力に混合もしくは加熱混合して調製され
たゲル状揺変剤として使用されることもある。し
かし、有機ベントナイトのDOPゲルは、ある程
度の揺変性を与えるが、塩化ビニルペーストゾル
を加熱によりゲル化させた場合に著しく変色させ
る。即ち、塩化ビニルペーストゾルの熱安定性を
阻害するという欠点がある。またベンジリデンソ
ルビトールは、可塑剤などへの溶解性が小さいた
めに、ゲルの調製にあたつて、180℃以上の加熱
が必要とされ、加熱にともなうベンジリデンソル
ビトールの加水分解を抑制するために熱安定剤を
添加する必要があり、さらに生成するゲル強度が
極めて大きいため該ゲルを塩化ビニルペーストゾ
ル中に混合するのに多大な労力を要するなどの欠
点もある。 問題点を解決するための手段 本発明者は、上記の如き技術の現状に鑑みて鋭
意研究を重ねた結果、ロジンエステルおよび/ま
たは脂肪酸エステルと、微粉シリカおよび/また
は微細炭酸カルシウム(以下微細炭カルという)
とを混合した増粘剤組成物を揺変剤として使用し
たときには、該増粘剤組成物を塩化ビニルペース
トゾル中へ容易に分散させることができ、所期の
目的とする適度な揺変性を与え、しかも得られる
塩化ビニルペーストゾルは貯蔵安定性および熱安
定性が非常に良好であることを見出し、本発明を
完成するに至つた。 即ち、本発明は、 (a) ()ロジン、水添ロジン、不均化ロジン、
重合ロジン、フエノール変性ロジン、二塩基酸
変性ロジンから選ばれる1種または2種以上の
混合物と、メチルアルコール、グリセリン、ペ
ンタエリスリトール、ジペンタエリスリトー
ル、エチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、トリエチレングリコールから選ばれる1種
または2種以上の混合物とを反応させて得られ
るロジンエステルおよび/または()ステア
リン酸、パルミチン酸、オレイン酸、リノール
酸、リノレイン酸、アジピン酸、ヒドロキシ脂
肪酸、牛脂脂肪酸、やし油脂肪酸、トール油脂
肪酸から選ばれる1種または2種以上の混合物
と、メチルアルコール、エチルアルコール、ブ
チルアルコール、グリセリン、ペンタエリスリ
トール、エチレングリコール、トリエチレング
リコールから選ばれる1種または2種以上の混
合物とを反応させて得られる脂肪酸エステル
100重量部に対し、 (b) 微粉シリカ5〜50重量部および/または微細
炭酸カルシウム30〜150重量部 を含む塩化ビニルペーストゾル用増粘剤組成物に
係るものである。 微粉シリカ(粉末)および微細炭カル(粉末)
をそのまま塩化ビニルペーストゾルに配合するこ
とは、前述の通り、その分散に多大の労力がかか
るので不適当である。またロジンエステルおよび
脂肪酸エステルは、その種類によつて多少異なる
が通常粘稠液体乃至固体であり、それ自身塩化ビ
ニルペーストゾルに揺変性を与える効果を持たな
いものである。しかし、ロジンエステルおよび/
または脂肪酸エステルと、微粉シリカおよび/ま
たは微細炭カルとを予め混合してなる組成物は、
構成材料組成の相乗効果により極めて有効な揺変
剤となる。 本発明で使用されるロジンエステルとしては、
アビエチン酸を主成分とするいわゆるロジン、水
添ロジン、不均化ロジン、重合ロジン、フエノー
ル変性ロジン、二塩基酸変性ロジンなどから選ば
れる1種または2種以上の混合物と、メチルアル
コール、グリセリン、ペンタエリスリトール、ジ
ペンタエリスリトール、エチレングリコール、ジ
エチレングリコール、トリエチレングリコールな
どから選ばれる1種または2種以上の混合物とを
反応させて得られるものが例示される。 本発明で使用される脂肪酸エステルとしては、
ステアリン酸、パルミチン酸、オレイン酸、リノ
ール酸、リノレイン酸、アジピン酸、ヒドロキシ
脂肪酸、牛脂脂肪酸、やし油脂肪酸、トール油脂
肪酸などから選ばれる1種または2種以上の混合
物と、メチルアルコール、エチルアルコール、ブ
チルアルコール、グリセリン、ペンタエリスリト
ール、エチレングリコール、トリエチレングリコ
ールなどから選ばれる1種または2種以上の混合
物とを反応させて得られるものが例示される。 本発明で使用される微粉シリカとしては、増粘
剤として通常用いられる、BET法による比表面
積が50m2/g以上のもので、湿式合成含水シリ
カ、気相法無水シリカ、アエロゲル法またはヒド
ロゲル法シリカなどが例示される。これらの中で
も特に気相法無水シリカ、例えば“アエロジル”
(日本アエロジル社製)が適している。 また、微細炭カルとしては、沈降法により得ら
れる平均粒子径3μm程度以下、好ましくは平均
粒子径0.2μm以下のものが使用されるが、特に該
粒子径のものを有機物、無機物などで表面処理し
たものが好ましい。上記表面処理に用いられる有
機物としては、脂肪酸石ケン、ヒドロキシ脂肪酸
石ケン、ロジン石ケン、アルキルベンゼンスルホ
ン酸、アルキルナフタレンスルホン酸、これらの
ナトリウム塩などのアニオン界面活性剤、アルキ
ルアンモニウム塩タイプのカチオン界面活性剤、
ポリエチレングリコール型、多価アルコール型な
どのノニオン界面活性剤、脂肪酸エステル、フタ
ール酸エステル、ロジンエステルなどの非イオン
性有機化合物などが例示され、無機物としては、
Al2O3、SiO2、ZnO、TiO2などの含水酸化物など
が例示される。 本発明増粘剤組成物における上記ロジンエステ
ルおよび/または脂肪酸エステルと微粉シリカお
よび/または微細炭カルとの配合割合は、ロジン
エステルおよび/または脂肪酸エステル100重量
部に対して、微粉シリカ5〜50重量部および/ま
たは微細炭カル30〜150重量部であることが必要
である。上記において、微粉シリカ5重量部未満
または微細炭カル30重量部未満のときは、揺変性
の付与効果が極めて小さく実用性がない。一方微
粉シリカが50重量部を超えるか、または微細炭カ
ルが150重量部を超えるときは、組成物の調製が
極めて困難であり、しかも得られる組成物の分散
性が著しく悪い。そのために塩化ビニルペースト
ゾル配合に使用した場合、揺変性はある程度与え
るが、塩化ビニルペーストゾル中に未分散のブツ
ブツが存在し、さらに透明性が悪くなるなど外観
の劣る製品しか得られない。 本発明組成物の調製法は、特に限定されず、ロ
ジンエステルおよび/または脂肪酸エステルに所
定量の微粉シリカおよび/または微細炭カルを混
練し、つぶ度40μm程度以下に調製することによ
り行われる。上記混練は、公知の混練法を広く採
用でき、例えばプロペラ撹拌機、デイスパー、プ
ラネタリーミキサー、撹拌擂潰機、三本ロールな
どを使用して行うことができるが、好ましくはプ
ロペラ撹拌機などで予備混合を行つた後に、三本
ロール加工を行うのがよい。また使用するロジン
エステル、脂肪酸エステルなどの粘度が高い場合
には、適宜加温して粘度を下げて行うことが分散
作業上有利である。 本発明組成物には、DOPなどの可塑剤、さら
には該可塑剤と相溶性のある鉱物油などを適宜配
合することもできる。これらの使用により本発明
の効果を低下させることなく、本発明組成物の調
製をより容易に行うことができ、また塩化ビニル
ペーストゾルに対する分散性をより一層向上させ
ることができる。 本発明組成物は、主として塩化ビニルペースト
ゾルの揺変剤として使用される。使用方法として
は、従来の塩化ビニルペーストゾル用揺変剤と同
様にして使用できる。例えば、本発明組成物と塩
化ビニルペーストレジンに可塑剤の他、必要に応
じて希釈剤、熱安定剤、滑剤、充填剤、着色剤、
発泡剤、気泡安定剤、湿潤剤などの塩化ビニルの
加工に通常使用される添加剤を加えて混練すれば
よい。混練法も従来と同じく、ポニイミキサー、
ホバートミキサー、ニーダー、擂潰機、ボールミ
ル、プロペラ撹拌機、デイスパーなどの機械を用
いて容易に行うことができる。本発明組成物と塩
化ビニルペーストレジンとの使用割合は、特に限
定されることなく加工条件に応じた適切な割合と
されるが、一般に後者対して前者が1〜20重量%
程度である。 上記塩化ビニルペーストレジンとしては、乳化
重合法、微細懸濁重合法などの公知の方法により
製造されるものを広く使用できる。すなわち、一
般に市販されているものを好ましく使用でき、そ
の代表例として“ゼオン121”、“ゼオン25”(日本
ゼオン(株)製)、“カネビニールPSH−10”、“カネ
ビニールPSH−20”(鐘渕化学(株)製)、“ビニカP
−415”、“ビニカP−400”(三菱モンサント化成
(株)製)などが挙げられる。 また本発明組成物とともに塩化ビニルペースト
レジンに添加される可塑剤としては、当分野で一
般的に使用されるものを有効に使用することがで
き、例えばDOP、ジオクチルアジペートなどの
エステル系可塑剤、エポキシ化大豆油、エポキシ
化亜麻仁油などのエポキシ化合物、ジアリルフタ
レート、グリシジルメタアクリレートなどの反応
性可塑剤、塩素化パラフインなどの二次可塑剤な
どが例示される。 発明の効果 本発明組成物を揺変剤に用いた塩化ビニルペー
ストゾルは、著しく揺変性が高く、特に無滴下性
に優れている。また長時間に亘つて放置或いは撹
拌してもその粘度は変化しない。また上記ゾル
は、熱安定性も良好であり、さらに透明性も優れ
ているので任意の色に容易に着色できる特長を有
する。 実施例 以下実施例により、本発明の特徴とするところ
をより一層明確なものとする。 尚、実施例および比較例における原料化合物と
して、下記の商品を使用した。 ●ロジンエステル:“エステルガムHD”荒川化
学(株)製 ●脂肪酸エステル:“ME175”日本油脂(株)製 ●微粉シリカ:“アエロジル#200”日本アエロジ
ル(株)製 ●微細炭カル“白艶華 O”白石工業(株)製 ●塩化ビニルペーストレジン:“Geon121”日本
ゼオン(株)製、1700 塩化ビニル ●Cd、Ba系複合安定剤:“MARK−NL”アデ
カアーガス(株)製 ●有機ベントナイト:“オルベン”白石工業(株)製 実施例1〜4、比較例1および2 第1表に示す組成の増粘剤組成物を下記のよう
にして調製した。 ロジンエステルまたは脂肪酸エステルを500c.c.
のビーカーに計りとり、60〜80℃に加温して小型
デイスパー型撹拌機で撹拌しながら(以下デイス
パー撹拌という)残りの配合剤を添加し、予備混
合物を調製した。次に、この予備混合物を試験用
小型三本ロール(直径5インチ×長さ11インチ、
回転比1:2.3:5.8)に2回通過させて、微粉シ
リカ、微細炭カルなどの粉体を均一に分散させ、
つぶ度約20μmの増粘剤組成物を調製した。尚、
実施例1〜4および比較例1で得られた増粘剤組
成物は、いずれもペースト状の粘稠物であるのに
対し、比較例2のものはビード状のパサパサした
混合物で、試験用小型三本ロールで混練してもペ
ースト状にはならなかつた。
【表】 次に、得られた増粘剤組成物6gを塩化ビニル
ペーストレジン100g、DOP100gおよびCd、Ba
系複合安定剤2gと5分間デイスパー撹拌混合し
て塩化ビニルペーストゾルを得た。尚、比較例2
のものは分散が非常に悪かつた。 比較例 3 塩化ビニルペーストレジン100g、DOP100g
およびCd、Ba系複合安定剤2gに微粉シリカ2
gおよび微細炭カル4gを粉末のまま直接添加
し、5分間デイスパー撹拌混合して塩化ビニルペ
ーストゾルを得た。しかし、微粉シリカ、微細炭
カルなどの分散が非常に悪かつた。 比較例 4 有機ベントナイト 15g メタノール 3g DOP 82g 上記組成の有機ベントナイトプレゲルを予め調
製し、該プレゲル6gを塩化ビニルペーストレジ
ン100g、DOP100gおよびCd、Ba系複合安定剤
2gと5分間デイスパー撹拌混合して塩化ビニル
ペーストゾルを得た。 比較例 5 塩化ビニルペーストレジン100g、DOP100g
およびCd、Ba系複合安定剤2gに加温したロジ
ンエステル6gを添加し、5分間デイスパー撹拌
混合して塩化ビニルペーストゾルを得た。 試験例 上記実施例1〜4および比較例1〜5で得られ
た塩化ビニルペーストゾルについて、揺変性、無
滴下性、貯蔵安定性、透明性および熱安定性を調
べた。その結果を第2表に示す。尚、以下の記号
および語句は、下記を意味する。 V6:6rpmのBM形粘度(25℃、cps) V12:12rpmのBM形粘度(25℃、cps) V60:60rpmのBM形粘度(25℃、cps) 揺変性指数:V6/V60 無滴下係数:降伏値Y(dyne/cm2)/補正粘度V9(cps
) Y=12(V6−V12)/100 V9=2V12−V6 熱安定性:190℃×15分間加熱後の状態を次のよ
うに評価した。 ○:良好 △:やや良好 ×:悪い ××:かなり悪い 透明性:190℃×5分間加熱後の透明性を上記と
同様に評価した。
【表】 第2表から明らかなように本発明組成物を使用
した塩化ビニルペーストゾルは、揺変性および無
滴下性が高く、しかも貯蔵安定性、熱安定性およ
び透明性に優れたものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (a) ()ロジン、水添ロジン、不均化ロジ
    ン、重合ロジン、フエノール変性ロジン、二塩
    基酸変性ロジンから選ばれる1種または2種以
    上の混合物と、メチルアルコール、グリセリ
    ン、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリ
    トール、エチレングリコール、ジエチレングリ
    コール、トリエチレングリコールから選ばれる
    1種または2種以上の混合物とを反応させて得
    られるロジンエステルおよび/または()ス
    テアリン酸、パルミチン酸、オレイン酸、リノ
    ール酸、リノレイン酸、アジピン酸、ヒドロキ
    シ脂肪酸、牛脂脂肪酸、やし油脂肪酸、トール
    油脂肪酸から選ばれる1種または2種以上の混
    合物と、メチルアルコール、エチルアルコー
    ル、ブチルアルコール、グリセリン、ペンタエ
    リスリトール、エチレングリコール、トリエチ
    レングリコールから選ばれる1種または2種以
    上の混合物とを反応させて得られる脂肪酸エス
    テル100重量部に対し、 (b) 微粉シリカ5〜50重量部および/または微細
    炭酸カルシウム30〜150重量部を含む塩化ビニ
    ルペーストゾル用増粘剤組成物。
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