JPH0465632B2 - - Google Patents
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- JPH0465632B2 JPH0465632B2 JP57224048A JP22404882A JPH0465632B2 JP H0465632 B2 JPH0465632 B2 JP H0465632B2 JP 57224048 A JP57224048 A JP 57224048A JP 22404882 A JP22404882 A JP 22404882A JP H0465632 B2 JPH0465632 B2 JP H0465632B2
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- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K17/00—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
- H03K17/04—Modifications for accelerating switching
- H03K17/041—Modifications for accelerating switching without feedback from the output circuit to the control circuit
- H03K17/04113—Modifications for accelerating switching without feedback from the output circuit to the control circuit in bipolar transistor switches
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02M—APPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
- H02M3/00—Conversion of DC power input into DC power output
- H02M3/02—Conversion of DC power input into DC power output without intermediate conversion into AC
- H02M3/04—Conversion of DC power input into DC power output without intermediate conversion into AC by static converters
- H02M3/10—Conversion of DC power input into DC power output without intermediate conversion into AC by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode
- H02M3/145—Conversion of DC power input into DC power output without intermediate conversion into AC by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal
- H02M3/155—Conversion of DC power input into DC power output without intermediate conversion into AC by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Dc-Dc Converters (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
Description
この発明は電源装置に係り、特に、スイツチン
グレギユレータやDC/DCコンバータ等の電源装
置に用いられるパワートランジスタの駆動回路に
関する。 安定化電源は所定の負荷に対して単一または複
数の直流定電圧を発生する。一般に用いられる簡
単な構成のシリーズレギユレータまたはシヤント
レギユレータは、かなり効率の悪いレギユレータ
である。高電流領域まで、順方向電圧降下の低い
トランジスタが使用可能であり、これらのシリー
ズレギユレータやシヤントレギユレータはキロワ
ツトの電力まで使われる。 効率の高い電源としてはスイツチングモード電
源装置がある。一例として、スイチングレギユレ
ータは入力電力を周期的にリアクテイブな電力保
持素子へ供給する高効率なスイツチング素子を含
むことにより高効率を実現する。電力保持素子は
負荷に比較的一定な電力を供給する。入力と所望
の出力間の電圧差を電力消費素子で吸収する代わ
りに、低インピーダンスのトランジスタスイツチ
が入出力端間で周期的にオン、オフされる。スイ
ツチの出力電圧は0から入力電圧までの間で変化
する。リアクテイブ電力保持素子は、入力電力の
平均値または直流値を出力する。 DC/DCコンバータは1つの直流電圧値を他の
直流電圧値へ効率よく変換する直流変圧器として
働く。DC/DCコンバータはスイツチングモー
ド・パワートランジスタを用いて入力直流電圧を
交流的に矩形波電圧に変形し、さらにこの矩形波
電圧の振幅を変圧器の巻線比によつて変える。変
圧器の出力矩形波電圧が整流平滑され、通常は入
力直流値とは異なる直流電圧とされる。 このような従来の電源装置としては、米国特許
第3040183号(Fransworth)の第1図、米国特許
第3076135号(Fransworth et al)の第1図、米
国特許第3174094号(Fransworth et al)の第1
図、米国特許第3569818号(Fransworth et al)
の第1図、米国特許第4069449号(Fransworth)
の第1図等に見られる装置がある。また、
Switching and Linearly Power Supply、
Power Converter Design(by Abraham I.
Pressman、Hayden Book Company、1977)の
P321〜325にも同様に装置が開示されている。 スイツチングレギユレータとDC/DCコンバー
タのいずれにしても、パワートランジスタは仕様
に応じて要求される特別なターンオン、ターンオ
フ波形を実現するためのベース駆動回路が必要で
ある。バイポーラのパワートランジスタのベース
駆動回路は次の三つ特性が要求される。 (1) 安定したオン時の定常(DC)ベース駆動電
流は最も高い定常コレクタ電流負荷に対しても
トランジスタを飽和状態に保つように設定され
なければならない、しかしながら、このベース
駆動電流は最悪の条件において、異常に増加す
ることを防止されなければならない。 (2) ターンオン時にベース駆動電流は定常値より
もかなり高い値になされなければならない。す
なわち、ベース駆動電流はパルス波形が要求さ
れる。このパルス波形は数秒持続され、コレク
タの回路容量と他の過渡的なコレクタ負荷を充
電するために必要なコレクタ電流を生じる。ス
イツチングトランジスタにおいて、ベース電流
とコレクタ電流の関係は次式で与えられる。 IC=(βS)(IB) ここで、ICはコレクタ電流、βSは飽和電流増
幅率、IBは順方向ベース電流である。 (3) ターンオフ時にスイツチングトランジスタの
ベース・エミツタ間電圧はその一部が極性反転
され、トランジスタ最小スイツチングタイムが
保証されなければならない。 従来の単純な駆動回路は(1)の要求、すなわち、
高定常ベース駆動電流は満たすが、ベース駆動パ
ルスや最適なスイツチング動作のためのベース・
エミツタ間電圧の逆バイアスという(2)、(3)の要求
はいずれも満足しない。(2)、(3)の要求を満たすよ
うなベース駆動回路は従来においては、高価でか
つ大型である。 逆バイアスを発生するベース駆動回路の従来例
として、磁気誘導係数の低い結合変圧器を用いた
ものがある。この変圧器のコアがオン時には駆動
源からの電力を吸収し、オフ時にはそれを消費す
ることにより、高速のターンオフのための逆バイ
アスが得られる。 しかしながら、このような結合変圧器を用いた
逆バイアス回路には次のような欠点がある。結合
変圧器は一定のデユーテイ比をもつた矩形波また
は正弦波が入力されたときに最も効率よく動作す
る。コアを非対称的な波形でリセツトするのはよ
り複雑な回路が必要である。しかしながら、入力
電圧と負荷電圧とに応じてベース駆動信号の周期
が変えられるスイツチングレギユレータにおいて
は、非対称的な波形が好ましい。 結合変圧器を用いた逆バイアス回路の第2の欠
点は、オン時あるいはオフ時の定常ベース駆動信
号は複雑な二相回路を用いなくては結合変圧器を
介してスイツチングトランジスタに供給できない
ことである。この欠点は、スイツチングトランジ
スタを一定の期間オンまたはオフに保つ必要があ
る定電圧源に対して、特に、好ましくない。 第3の欠点は結合変圧器は高価であるというこ
とである。 この発明の上述した事情に対処すべくなされた
もので、広範囲の負荷に対して安定的なベース駆
動電流を供給するとともに、素早いスイツチング
を可能とするスイツチングレギユレータ等の電源
装置に用いられるパワートランジスタのベース駆
動回路の改良をその目的とする。 この発明によれば、パワートランジスタQ9の
コレクタ電圧(負荷電圧)を検出し、検出電圧と
基準電圧との大小関係に応じてパワートランジス
タQ9のベースに順方向、あるいは逆方向駆動電
圧を供給する電源装置において、2つ、またはそ
れ以上のスイツチングトランジスタQ1,Q3、
およびその他の回路要素をベース駆動回路10に
付加することにより、広範囲の負荷に対して安定
的なベース駆動電流を供給するとともに、素早い
スイツチングを可能とすることを特徴とする。第
1のスイツチングトランジスタQ3はパワートラ
ンジスタQ9のベース回路に接続される。第1の
スイツチングトランジスタQ3がオンされると、
順方向ベース電流パルスと同様に定常ベース電流
が発生される。パワートランジスタQ9のベース
駆動電流の向きを反転させるために、パワートラ
ンジスタQ9のベース・エミツタ間電圧の極性を
反転する第2のスイツチングトランジスタQ1も
設けられる。 以下、図面を参照してこの発明による電源装置
の一実施例を説明する。第1図ないし第4図はそ
れぞれ第1ないし第4実施例のベース駆動回路を
示す。後述するように、各実施例はスイツチング
トランジスタのベースに順方向バイアスを与える
第1スイツチングトランジスタと、スイツチング
トランジスタのベースに逆方向バイアスを与える
第2スイツチングトランジスタを有する。大部分
の実施例は線間電圧やその他の要素の変動の影響
を最小とするための定電流回路を有する。 第1図において、パワートランジスタの駆動回
路10は動作環境においては安定化されていない
入力電圧線VLにエミツタが接続されたダーリン
トン接続パワートランジスタQ9(以下、トラン
ジスタとはバイポーラトランジスタを指す)を含
む。抵抗R9がトランジスタQ9のベースと入力
電圧線VLの間に接続される。抵抗R9は抵抗R
12,R13と並列であり、トランジスタQ9に
対するオフ時に定常バイアスを発生する。パワー
トランジスタQ9の出力はダイオードCR9とイ
ンダクタL9との接続点に生じる。インダクタL
9はパワートランジスタQ9の出力を積分する。
ダイオードCR9はフライバツクダイオードとし
て働き、トランジスタQ9がオフのときインダク
タL9のための導通路を形成する。キヤパシタC
20と負荷抵抗R20がインダクタL9と接地間
に接続される。キヤパシタC20は負荷RLとイ
ンダクタL9との高周波減結合を実現する。 電圧センス回路16とコンパレータ18はこの
発明の要旨に係わるものではないが、スイツチン
グレギユレータの一般的な構成要件であるので、
第1図にブロツク図で示す。電圧センス回路16
とコンパレータ18の詳細な構成は周知であり、
この発明の理解には不必要であるので、その説明
は省略する。 電圧センス回路16の出力電圧がコンパレータ
18の基準電圧Vrefを越えると、コンパレータ1
8の出力電圧は論理“0”レベルになり、FET
Q3がオンされる。FET Q3のドレインは抵抗
R2,R3を介してトランジスタQ2のエミツタ
に接続される。トランジスタQ2のベースは図示
しない独立した電源による抵抗R10を介して+
5Vが印加されている。キヤパシタC9は不要な
交流信号をトランジスタQ2のベースから接地へ
分流する。 トランジスタQ2とFET Q3の間に抵抗R
2,R3が接続され、抵抗R3に並列にキヤパシ
タC2が接続される。トランジスタQ2のコレク
タはツエナダイオードCR1とダイオードCR2を
介してパワートランジスタQ9のベースに接続さ
れる。キヤパシタC1がツエナダイオードCR1
に並列に接続される。 駆動回路10はパワートランジスタQ9のベー
スに逆バイアスを印加するための第3のトランジ
スタQ1も有する。第1図に示す実施例では、Q
1はFETであり、ドレインが入力電圧線VLに接
続され、ソースがキヤパシタC1、ツエナダイオ
ードCR1、ダイオードCR2の接続点に接続さ
れ、ゲートがトランジスタQ9のベースとキヤパ
シタC1とツエナダイオードCR1の接続点と、
トランジスタQ2のコレクタに接続される。 線間電圧VLが印加されると、トランジスタQ
2をオンさせる+5Vの定電圧が発生される。ト
ランジスタQ9は初期においてはオフで、出力電
圧は論理“0”レベルである。インダクタL9を
流れる電流は存在せず、負荷抵抗R1における電
圧降下も存在しない。電圧センス回路16の出力
電圧は基準電圧Vref以下であり、、コンパレータ
18の出力レベルは論理“1”である。そのた
め、FET Q3はオンし、トランジスタQ2、ダ
イオードCR2、ツエナダイオードCR1、トラン
ジスタQ9もオンする。このように、初期時はト
ランジスタQ9のベースと接地間に、ダイオード
CR1,CR2、トランジスタQ2、抵抗R2、キ
ヤパシタC2、MOSFET Q3からなる電流路
が存在する。キヤパシタC2が完全に充電される
と、直流電流は抵抗R2のみの代わりに抵抗R
2,R3の直列回路を流れる。 キヤパシタC9はトランジスタQ9を迅速にタ
ーンオンさせるためのベース駆動パルスを発生す
る。抵抗R2はトランジスタQ9の初期ターンオ
ン時の順方向ベース駆動信号の振幅に制限を設け
る。キヤパシタC2と抵抗R2,R3は表1に示
す各素子の値に対して、抵抗R2を流れる初期電
流が抵抗R2を流れる定常電流の2倍になるよう
にトランジスタQ9のベースに駆動信号を供給す
る。 トランジスタQ9がターンオンする時、ベース
電流は抵抗R2による決定される。トランジスタ
Q9のベース電流の初期値はほぼ次のように表わ
される。 IBQ9=+5V−VBEQ2−VDSQ3/R2 キヤパシタC9が完全に充電されると、トラン
ジスタQ9のベース電流は次のようになる。 IBQ9=+5V−VBEQ2−VDSQ3/R2+R3 表1に示す素子を持つ最適な実施例において
は、トランジスタQ9のベース電流の初期値は定
常値の2倍であり、このパルスは2(μs)持続す
る。 このパルスは過渡期間中はトランジスタQ9の
迅速なターンオンを実現する一方、定常状態中は
トランジスタQ9を飽和しているオン状態に保つ
ようにそのベース駆動信号を最小とする。 レギユレータのオン時の定常電流にターンオン
パルスを重畳することは好ましい特徴である。こ
のトランジスタQ9のベース駆動パルスはトラン
ジスタQ9のコレクタの回路容量を放電させると
ともに、ダイオードCR9に保持されている電荷
を迅速に取除く。もし、ダイオードCR9がフア
スト・リカバリ・タイプのものならば、ベース駆
動パルスのパルス幅は2(μs)で十分である。 トランジスタQ9がオンの間は、ダイオード
CR2の電圧降下によりFET Q1はオフされる。
FET Q1がオフの間は、抵抗R9を流れる電流
は消費されずに、トランジスタQ9はオンし続け
る。 順方向のベース駆動信号により、トランジスタ
Q9はオンし、キヤパシタC20と負荷抵抗RL
の接続点における出力電圧VOが上昇する。この
出力VOが所定の電圧に達すると、コンパレータ
18の出力が論理“0”レベルになり、FET Q
3がオフする。その結果、トランジスタQ2、ダ
イオードCR2がオフし、FET Q1がオンする。 FET Q1はブートストラツプ電圧フオロワで
ある。抵抗R1がキヤパシタC1に接続されてい
るので、抵抗R1の両端電圧はFET Q1が飽
和、すなわち、ブートストラツピングしてもほぼ
一定値を保つ。このブートストラツプ回路によ
り、FET Q1は最小の電圧降下で高いベース駆
動パルスを発生する。そのため、キヤパシタC1
に印加される電圧のほとんどがトランジスタQ9
に対する逆方向バイアス電圧として利用可能であ
る。たとえば、ダイオードCR1のツエナ電圧が
4.3(V)とすると、トランジスタQ9には約4(V)の
逆バイアスが印加される。4(V)の逆バイアスは、
モトローラ社の2N6287をトランジスタQ9に使
う場合、好ましいターンオフスイツチング特性を
得ることができる。 このように、この発明によれば、ベース駆動用
変圧器を用いることなく、パワートランジスタQ
9の逆バイアスが実現される。 FET Q1からトランジスタQ9のエミツタ・
ベース結合を介してのDC電流路が存在しないの
で、FET Q1はパワートランジスタQ9に対す
る安定な定常オフ信号を供給する。定常オフ信号
は抵抗R12,R13に並列なプルアツプ抵抗R
9により与えられる。 トランジスタQ9がオフになると、出力VOは
減少する。出力VOがコンパレータ18の基準電
圧以下になると、FET Q3はリアクテイブ状態
となる。 トランジスタQ9がオフの間は、キヤパシタC
2は抵抗R3を介して再び充電される。FET Q
3がオンされると、キヤパシタC1はトランジス
タQ2からの電流により充電される。 表1に第1図の実施例の各構成素子の特性を示
す。
グレギユレータやDC/DCコンバータ等の電源装
置に用いられるパワートランジスタの駆動回路に
関する。 安定化電源は所定の負荷に対して単一または複
数の直流定電圧を発生する。一般に用いられる簡
単な構成のシリーズレギユレータまたはシヤント
レギユレータは、かなり効率の悪いレギユレータ
である。高電流領域まで、順方向電圧降下の低い
トランジスタが使用可能であり、これらのシリー
ズレギユレータやシヤントレギユレータはキロワ
ツトの電力まで使われる。 効率の高い電源としてはスイツチングモード電
源装置がある。一例として、スイチングレギユレ
ータは入力電力を周期的にリアクテイブな電力保
持素子へ供給する高効率なスイツチング素子を含
むことにより高効率を実現する。電力保持素子は
負荷に比較的一定な電力を供給する。入力と所望
の出力間の電圧差を電力消費素子で吸収する代わ
りに、低インピーダンスのトランジスタスイツチ
が入出力端間で周期的にオン、オフされる。スイ
ツチの出力電圧は0から入力電圧までの間で変化
する。リアクテイブ電力保持素子は、入力電力の
平均値または直流値を出力する。 DC/DCコンバータは1つの直流電圧値を他の
直流電圧値へ効率よく変換する直流変圧器として
働く。DC/DCコンバータはスイツチングモー
ド・パワートランジスタを用いて入力直流電圧を
交流的に矩形波電圧に変形し、さらにこの矩形波
電圧の振幅を変圧器の巻線比によつて変える。変
圧器の出力矩形波電圧が整流平滑され、通常は入
力直流値とは異なる直流電圧とされる。 このような従来の電源装置としては、米国特許
第3040183号(Fransworth)の第1図、米国特許
第3076135号(Fransworth et al)の第1図、米
国特許第3174094号(Fransworth et al)の第1
図、米国特許第3569818号(Fransworth et al)
の第1図、米国特許第4069449号(Fransworth)
の第1図等に見られる装置がある。また、
Switching and Linearly Power Supply、
Power Converter Design(by Abraham I.
Pressman、Hayden Book Company、1977)の
P321〜325にも同様に装置が開示されている。 スイツチングレギユレータとDC/DCコンバー
タのいずれにしても、パワートランジスタは仕様
に応じて要求される特別なターンオン、ターンオ
フ波形を実現するためのベース駆動回路が必要で
ある。バイポーラのパワートランジスタのベース
駆動回路は次の三つ特性が要求される。 (1) 安定したオン時の定常(DC)ベース駆動電
流は最も高い定常コレクタ電流負荷に対しても
トランジスタを飽和状態に保つように設定され
なければならない、しかしながら、このベース
駆動電流は最悪の条件において、異常に増加す
ることを防止されなければならない。 (2) ターンオン時にベース駆動電流は定常値より
もかなり高い値になされなければならない。す
なわち、ベース駆動電流はパルス波形が要求さ
れる。このパルス波形は数秒持続され、コレク
タの回路容量と他の過渡的なコレクタ負荷を充
電するために必要なコレクタ電流を生じる。ス
イツチングトランジスタにおいて、ベース電流
とコレクタ電流の関係は次式で与えられる。 IC=(βS)(IB) ここで、ICはコレクタ電流、βSは飽和電流増
幅率、IBは順方向ベース電流である。 (3) ターンオフ時にスイツチングトランジスタの
ベース・エミツタ間電圧はその一部が極性反転
され、トランジスタ最小スイツチングタイムが
保証されなければならない。 従来の単純な駆動回路は(1)の要求、すなわち、
高定常ベース駆動電流は満たすが、ベース駆動パ
ルスや最適なスイツチング動作のためのベース・
エミツタ間電圧の逆バイアスという(2)、(3)の要求
はいずれも満足しない。(2)、(3)の要求を満たすよ
うなベース駆動回路は従来においては、高価でか
つ大型である。 逆バイアスを発生するベース駆動回路の従来例
として、磁気誘導係数の低い結合変圧器を用いた
ものがある。この変圧器のコアがオン時には駆動
源からの電力を吸収し、オフ時にはそれを消費す
ることにより、高速のターンオフのための逆バイ
アスが得られる。 しかしながら、このような結合変圧器を用いた
逆バイアス回路には次のような欠点がある。結合
変圧器は一定のデユーテイ比をもつた矩形波また
は正弦波が入力されたときに最も効率よく動作す
る。コアを非対称的な波形でリセツトするのはよ
り複雑な回路が必要である。しかしながら、入力
電圧と負荷電圧とに応じてベース駆動信号の周期
が変えられるスイツチングレギユレータにおいて
は、非対称的な波形が好ましい。 結合変圧器を用いた逆バイアス回路の第2の欠
点は、オン時あるいはオフ時の定常ベース駆動信
号は複雑な二相回路を用いなくては結合変圧器を
介してスイツチングトランジスタに供給できない
ことである。この欠点は、スイツチングトランジ
スタを一定の期間オンまたはオフに保つ必要があ
る定電圧源に対して、特に、好ましくない。 第3の欠点は結合変圧器は高価であるというこ
とである。 この発明の上述した事情に対処すべくなされた
もので、広範囲の負荷に対して安定的なベース駆
動電流を供給するとともに、素早いスイツチング
を可能とするスイツチングレギユレータ等の電源
装置に用いられるパワートランジスタのベース駆
動回路の改良をその目的とする。 この発明によれば、パワートランジスタQ9の
コレクタ電圧(負荷電圧)を検出し、検出電圧と
基準電圧との大小関係に応じてパワートランジス
タQ9のベースに順方向、あるいは逆方向駆動電
圧を供給する電源装置において、2つ、またはそ
れ以上のスイツチングトランジスタQ1,Q3、
およびその他の回路要素をベース駆動回路10に
付加することにより、広範囲の負荷に対して安定
的なベース駆動電流を供給するとともに、素早い
スイツチングを可能とすることを特徴とする。第
1のスイツチングトランジスタQ3はパワートラ
ンジスタQ9のベース回路に接続される。第1の
スイツチングトランジスタQ3がオンされると、
順方向ベース電流パルスと同様に定常ベース電流
が発生される。パワートランジスタQ9のベース
駆動電流の向きを反転させるために、パワートラ
ンジスタQ9のベース・エミツタ間電圧の極性を
反転する第2のスイツチングトランジスタQ1も
設けられる。 以下、図面を参照してこの発明による電源装置
の一実施例を説明する。第1図ないし第4図はそ
れぞれ第1ないし第4実施例のベース駆動回路を
示す。後述するように、各実施例はスイツチング
トランジスタのベースに順方向バイアスを与える
第1スイツチングトランジスタと、スイツチング
トランジスタのベースに逆方向バイアスを与える
第2スイツチングトランジスタを有する。大部分
の実施例は線間電圧やその他の要素の変動の影響
を最小とするための定電流回路を有する。 第1図において、パワートランジスタの駆動回
路10は動作環境においては安定化されていない
入力電圧線VLにエミツタが接続されたダーリン
トン接続パワートランジスタQ9(以下、トラン
ジスタとはバイポーラトランジスタを指す)を含
む。抵抗R9がトランジスタQ9のベースと入力
電圧線VLの間に接続される。抵抗R9は抵抗R
12,R13と並列であり、トランジスタQ9に
対するオフ時に定常バイアスを発生する。パワー
トランジスタQ9の出力はダイオードCR9とイ
ンダクタL9との接続点に生じる。インダクタL
9はパワートランジスタQ9の出力を積分する。
ダイオードCR9はフライバツクダイオードとし
て働き、トランジスタQ9がオフのときインダク
タL9のための導通路を形成する。キヤパシタC
20と負荷抵抗R20がインダクタL9と接地間
に接続される。キヤパシタC20は負荷RLとイ
ンダクタL9との高周波減結合を実現する。 電圧センス回路16とコンパレータ18はこの
発明の要旨に係わるものではないが、スイツチン
グレギユレータの一般的な構成要件であるので、
第1図にブロツク図で示す。電圧センス回路16
とコンパレータ18の詳細な構成は周知であり、
この発明の理解には不必要であるので、その説明
は省略する。 電圧センス回路16の出力電圧がコンパレータ
18の基準電圧Vrefを越えると、コンパレータ1
8の出力電圧は論理“0”レベルになり、FET
Q3がオンされる。FET Q3のドレインは抵抗
R2,R3を介してトランジスタQ2のエミツタ
に接続される。トランジスタQ2のベースは図示
しない独立した電源による抵抗R10を介して+
5Vが印加されている。キヤパシタC9は不要な
交流信号をトランジスタQ2のベースから接地へ
分流する。 トランジスタQ2とFET Q3の間に抵抗R
2,R3が接続され、抵抗R3に並列にキヤパシ
タC2が接続される。トランジスタQ2のコレク
タはツエナダイオードCR1とダイオードCR2を
介してパワートランジスタQ9のベースに接続さ
れる。キヤパシタC1がツエナダイオードCR1
に並列に接続される。 駆動回路10はパワートランジスタQ9のベー
スに逆バイアスを印加するための第3のトランジ
スタQ1も有する。第1図に示す実施例では、Q
1はFETであり、ドレインが入力電圧線VLに接
続され、ソースがキヤパシタC1、ツエナダイオ
ードCR1、ダイオードCR2の接続点に接続さ
れ、ゲートがトランジスタQ9のベースとキヤパ
シタC1とツエナダイオードCR1の接続点と、
トランジスタQ2のコレクタに接続される。 線間電圧VLが印加されると、トランジスタQ
2をオンさせる+5Vの定電圧が発生される。ト
ランジスタQ9は初期においてはオフで、出力電
圧は論理“0”レベルである。インダクタL9を
流れる電流は存在せず、負荷抵抗R1における電
圧降下も存在しない。電圧センス回路16の出力
電圧は基準電圧Vref以下であり、、コンパレータ
18の出力レベルは論理“1”である。そのた
め、FET Q3はオンし、トランジスタQ2、ダ
イオードCR2、ツエナダイオードCR1、トラン
ジスタQ9もオンする。このように、初期時はト
ランジスタQ9のベースと接地間に、ダイオード
CR1,CR2、トランジスタQ2、抵抗R2、キ
ヤパシタC2、MOSFET Q3からなる電流路
が存在する。キヤパシタC2が完全に充電される
と、直流電流は抵抗R2のみの代わりに抵抗R
2,R3の直列回路を流れる。 キヤパシタC9はトランジスタQ9を迅速にタ
ーンオンさせるためのベース駆動パルスを発生す
る。抵抗R2はトランジスタQ9の初期ターンオ
ン時の順方向ベース駆動信号の振幅に制限を設け
る。キヤパシタC2と抵抗R2,R3は表1に示
す各素子の値に対して、抵抗R2を流れる初期電
流が抵抗R2を流れる定常電流の2倍になるよう
にトランジスタQ9のベースに駆動信号を供給す
る。 トランジスタQ9がターンオンする時、ベース
電流は抵抗R2による決定される。トランジスタ
Q9のベース電流の初期値はほぼ次のように表わ
される。 IBQ9=+5V−VBEQ2−VDSQ3/R2 キヤパシタC9が完全に充電されると、トラン
ジスタQ9のベース電流は次のようになる。 IBQ9=+5V−VBEQ2−VDSQ3/R2+R3 表1に示す素子を持つ最適な実施例において
は、トランジスタQ9のベース電流の初期値は定
常値の2倍であり、このパルスは2(μs)持続す
る。 このパルスは過渡期間中はトランジスタQ9の
迅速なターンオンを実現する一方、定常状態中は
トランジスタQ9を飽和しているオン状態に保つ
ようにそのベース駆動信号を最小とする。 レギユレータのオン時の定常電流にターンオン
パルスを重畳することは好ましい特徴である。こ
のトランジスタQ9のベース駆動パルスはトラン
ジスタQ9のコレクタの回路容量を放電させると
ともに、ダイオードCR9に保持されている電荷
を迅速に取除く。もし、ダイオードCR9がフア
スト・リカバリ・タイプのものならば、ベース駆
動パルスのパルス幅は2(μs)で十分である。 トランジスタQ9がオンの間は、ダイオード
CR2の電圧降下によりFET Q1はオフされる。
FET Q1がオフの間は、抵抗R9を流れる電流
は消費されずに、トランジスタQ9はオンし続け
る。 順方向のベース駆動信号により、トランジスタ
Q9はオンし、キヤパシタC20と負荷抵抗RL
の接続点における出力電圧VOが上昇する。この
出力VOが所定の電圧に達すると、コンパレータ
18の出力が論理“0”レベルになり、FET Q
3がオフする。その結果、トランジスタQ2、ダ
イオードCR2がオフし、FET Q1がオンする。 FET Q1はブートストラツプ電圧フオロワで
ある。抵抗R1がキヤパシタC1に接続されてい
るので、抵抗R1の両端電圧はFET Q1が飽
和、すなわち、ブートストラツピングしてもほぼ
一定値を保つ。このブートストラツプ回路によ
り、FET Q1は最小の電圧降下で高いベース駆
動パルスを発生する。そのため、キヤパシタC1
に印加される電圧のほとんどがトランジスタQ9
に対する逆方向バイアス電圧として利用可能であ
る。たとえば、ダイオードCR1のツエナ電圧が
4.3(V)とすると、トランジスタQ9には約4(V)の
逆バイアスが印加される。4(V)の逆バイアスは、
モトローラ社の2N6287をトランジスタQ9に使
う場合、好ましいターンオフスイツチング特性を
得ることができる。 このように、この発明によれば、ベース駆動用
変圧器を用いることなく、パワートランジスタQ
9の逆バイアスが実現される。 FET Q1からトランジスタQ9のエミツタ・
ベース結合を介してのDC電流路が存在しないの
で、FET Q1はパワートランジスタQ9に対す
る安定な定常オフ信号を供給する。定常オフ信号
は抵抗R12,R13に並列なプルアツプ抵抗R
9により与えられる。 トランジスタQ9がオフになると、出力VOは
減少する。出力VOがコンパレータ18の基準電
圧以下になると、FET Q3はリアクテイブ状態
となる。 トランジスタQ9がオフの間は、キヤパシタC
2は抵抗R3を介して再び充電される。FET Q
3がオンされると、キヤパシタC1はトランジス
タQ2からの電流により充電される。 表1に第1図の実施例の各構成素子の特性を示
す。
【表】
この発明による回路部分はモトローラ社やシリ
コニクス社の市販品が使える。また、第1図の
FET Q1に使われたシリコニクス社のVMOS
FETは他のスイツチング素子たとえば、バイポ
ーラスイツチングトランジスタ(2N5682)やサ
イリスタ(2N2324)と取換えられる。 第2図は、線間電圧が低い実施例である。第1
図のFET Q1がバイポーラ型PNPトランジスタ
(2N5680)に置き換えられる。抵抗R1は360Ω
から100Ωに低下され、トランジスタQ9のベー
スに接続される代わりに、入力電圧線VLに接続
される。トランジスタQ1のコレクタがキヤパシ
タC1、ダイオードCR2とトランジスタQ2の
接続点に接続される。第1図のツエナダイオード
CR1が普通のダイオードCR2(1N4942)に置
き換えられる。FETQ3が2つのインバータ2
0,22からなるICドライバU1(SN55452)
に置きい換えられる。ICドライバU1が第1の
スイツチング素子となる。 第2実施例は第4のトランジスタQ4も有す
る。トランジスタQ4のベースはトランジスタQ
2のベースに接続され、コレクタはトランジスタ
Q1のベースに接続され、エミツタは抵抗R5の
一端に接続される。抵抗R5の他端はダイオード
CR3とキヤパシタC6の接続点に接続される。
ダイオードCR3のカソードはトランジスタQ4
のベースに接続される。キヤパシタC6がICド
ライバU1のドライバ22の出力端に接続され
る。抵抗R4がトランジスタQ4のベースとドラ
イバU1の出力端の間に接続される。 第2実施例の構成要素のうち、第1実施例と異
なる素子の特性を表2に示す。
コニクス社の市販品が使える。また、第1図の
FET Q1に使われたシリコニクス社のVMOS
FETは他のスイツチング素子たとえば、バイポ
ーラスイツチングトランジスタ(2N5682)やサ
イリスタ(2N2324)と取換えられる。 第2図は、線間電圧が低い実施例である。第1
図のFET Q1がバイポーラ型PNPトランジスタ
(2N5680)に置き換えられる。抵抗R1は360Ω
から100Ωに低下され、トランジスタQ9のベー
スに接続される代わりに、入力電圧線VLに接続
される。トランジスタQ1のコレクタがキヤパシ
タC1、ダイオードCR2とトランジスタQ2の
接続点に接続される。第1図のツエナダイオード
CR1が普通のダイオードCR2(1N4942)に置
き換えられる。FETQ3が2つのインバータ2
0,22からなるICドライバU1(SN55452)
に置きい換えられる。ICドライバU1が第1の
スイツチング素子となる。 第2実施例は第4のトランジスタQ4も有す
る。トランジスタQ4のベースはトランジスタQ
2のベースに接続され、コレクタはトランジスタ
Q1のベースに接続され、エミツタは抵抗R5の
一端に接続される。抵抗R5の他端はダイオード
CR3とキヤパシタC6の接続点に接続される。
ダイオードCR3のカソードはトランジスタQ4
のベースに接続される。キヤパシタC6がICド
ライバU1のドライバ22の出力端に接続され
る。抵抗R4がトランジスタQ4のベースとドラ
イバU1の出力端の間に接続される。 第2実施例の構成要素のうち、第1実施例と異
なる素子の特性を表2に示す。
【表】
線間電圧VLが印加されると、+5Vの定電圧が
発生されトランジスタQ2、コンパレータ18が
付勢される。初期状態ではトランジスタQ9はオ
フであるとすると、コンパレータ18に供給され
る電圧センス回路16の出力電圧は基準電圧より
低い。そのため、ドライバU1がオンし、インバ
ータ20の出力が論理“0”レベルとなりトラン
ジスタQ9からトランジスタQ2のコレクタを介
して接地へ電流が流れる。インバータ20の論理
“0”出力により、インバータ22の出力が論理
“1”レベルになり、ダイオードCR3を含む電流
路を介してキヤパシタC6が充電される。したが
つて、トランジスタQ9がターンオンし、コンパ
レータ18への入力電圧は上昇する。 コンパレータ18への入力電圧が基準電圧以上
になると、ドライバU1がターンオフしインバー
タ20の出力が論理“1”レベルになり、トラン
ジスタQ2がオフされる。インバータ20の論理
“1”レベルの出力により、インバータ22の出
力が論理“0”レベルとなり、キヤパシタC6が
充電される際に、パルス電流がトランジスタQ4
のエミツタとトランジスタQ1のベースを2(μs)
だけ流れる。この2(μs)は表2の素子を使つた
場合の値である。 トランジスタQ1のベース駆動パルスにより、
トランジスタQ4のコレクタはカツトオフ領域か
ら完全な飽和領域に変化される。トランジスタQ
1の飽和により、トランジスタQ9のベース・エ
ミツタ間電圧のうち1.4Vだけ極性が反転される。
トランジスタQ9の前回のオンにより、キヤパシ
タC1に充電されている電圧が1.4Vである。 逆バイアスオフパルスは表2に示したパワート
ランジスタQ9(2N6287)をターンオンするの
に2μsあれば充分である。このパルス幅は、抵抗
R5とキヤパシタC2の時定数を変化することに
より、長くも短かくも調整可能である。トランジ
スタQ9は一度オフになると抵抗R12,R13
と並列な抵抗R9によりオフ状態を保持する。 トランジスタQ9の次のオンサイクルの始め
に、インバータ20の出力は論理“0”レベルに
なる。トランジスタQ9のターンオンパルスが抵
抗R3とキヤパシタC2の時定数に応じて発生さ
れ、電流値は第1実施例と同様に抵抗R2により
制限される。これが第2実施例の動作の1サイク
ルである。 第3図に示した第3実施例は、パワートランジ
スタQ9としてNPNトランジスタを使つた場合
のベース駆動回路10の改良に関する。パワート
ランジスタQ9のコレクタがDC/DCコンバータ
19の変圧器T1の1次巻線を介して入力電圧線
VLに接続される。DC/DCコンバータ19は矩
形波入力特有のものであり、この実施例の要旨で
はないことを強調するためにブロツク図で示す。
DC/DCコンバータ19の駆動方法は公知であ
る。入力変圧器T1以外のDC/DCコンバータ1
9の回路部分はこの実施例を理解する上で必要な
い。 線間電圧VLの印加によりドライバU10,U
100へのバイアス電圧が発生する。矩形波入力
電圧が高い場合は、ドライバU10の出力が論理
“0”レベルとなり、FET Q3はオフする。電
流発生器Q1,Q2がオンする。 トランジスタQ1のオン時の定常電流の振幅は
抵抗R1により決定される。トランジスタQ2の
オンバイアス電圧はツエナダイオードCR1によ
り決定される。抵抗R5によりトランジスタQ1
のVBE(オフ時の)の低下を防ぐことにより、
FET Q3のオン電圧は増加する。これにより、
+5Vの電源をトランジスタQ1のベースに接続
しても、トランジスタQ3の駆動のためのゲート
信号が充分得られる。 トランジスタQ2がトランジスタQ9の順方向
ベース駆動信号を出力する。キヤパシタC1、抵
抗R2,R3、トランジスタQ2は第1実施例と
同様な働きをする。すなわち、これらにより、ト
ランジスタQ9への電流が一定に、また、迅速な
ターンオンのために分流され、駆動信号が安定化
される。抵抗R1,R3はそれぞれ線形増幅トラ
ンジスタQ1,Q2の寄生発振を防ぐ、抵抗R4
はトランジスタQ2のコレクタ漏れ電流を消滅さ
せる。すなわち、抵抗R4はトランジスタQ2が
オフされるべきときにオンするのを防ぐ。 FET Q3のゲートが論理“1”レベルになる
と、FET Q3はオンし、トランジスタQ2,Q
9が消勢される。キヤパシタC2の端子電圧の大
部分がトランジスタQ9のベースに逆バイアスと
して印加される。第3実施例では、入力信号が完
全な矩形波であるので、トランジスタQ9の安定
なオフ状態は要求されない。トランジスタQ9の
安定なオフ状態は(要求されないが)抵抗R1
2,R13と並列な抵抗R9により実現される。
すなわち、トランジスタQ9のベース・エミツタ
間の抵抗が充分低くなるので、トランジスタQ9
は動作温度が高温になつてもオフ状態を保持す
る。 第3図に示した第3実施例は、トランジスタQ
1、抵抗R5,R10、キヤパシタC9を除い
て、抵抗R1をツエナダイオードCR1に直接接
続することにより、安定化されていない電源の代
わりに安定化電源についても適用可能である。ベ
ース駆動回路12は構成・動作ともベース駆動回
路10と同一である。ベース駆動回路12への入
力はインバータU100により反転されているの
で、ベース駆動回路12はトランジスタQ90
を、トランジスタQ9がオンのときはオフと、ト
ランジスタQ9がオフのときはオンとなるように
制御する。これにより変圧器T1への入力信号が
プツシユプル入力とされる。 第3実施例で使用される素子を表3に示す。
発生されトランジスタQ2、コンパレータ18が
付勢される。初期状態ではトランジスタQ9はオ
フであるとすると、コンパレータ18に供給され
る電圧センス回路16の出力電圧は基準電圧より
低い。そのため、ドライバU1がオンし、インバ
ータ20の出力が論理“0”レベルとなりトラン
ジスタQ9からトランジスタQ2のコレクタを介
して接地へ電流が流れる。インバータ20の論理
“0”出力により、インバータ22の出力が論理
“1”レベルになり、ダイオードCR3を含む電流
路を介してキヤパシタC6が充電される。したが
つて、トランジスタQ9がターンオンし、コンパ
レータ18への入力電圧は上昇する。 コンパレータ18への入力電圧が基準電圧以上
になると、ドライバU1がターンオフしインバー
タ20の出力が論理“1”レベルになり、トラン
ジスタQ2がオフされる。インバータ20の論理
“1”レベルの出力により、インバータ22の出
力が論理“0”レベルとなり、キヤパシタC6が
充電される際に、パルス電流がトランジスタQ4
のエミツタとトランジスタQ1のベースを2(μs)
だけ流れる。この2(μs)は表2の素子を使つた
場合の値である。 トランジスタQ1のベース駆動パルスにより、
トランジスタQ4のコレクタはカツトオフ領域か
ら完全な飽和領域に変化される。トランジスタQ
1の飽和により、トランジスタQ9のベース・エ
ミツタ間電圧のうち1.4Vだけ極性が反転される。
トランジスタQ9の前回のオンにより、キヤパシ
タC1に充電されている電圧が1.4Vである。 逆バイアスオフパルスは表2に示したパワート
ランジスタQ9(2N6287)をターンオンするの
に2μsあれば充分である。このパルス幅は、抵抗
R5とキヤパシタC2の時定数を変化することに
より、長くも短かくも調整可能である。トランジ
スタQ9は一度オフになると抵抗R12,R13
と並列な抵抗R9によりオフ状態を保持する。 トランジスタQ9の次のオンサイクルの始め
に、インバータ20の出力は論理“0”レベルに
なる。トランジスタQ9のターンオンパルスが抵
抗R3とキヤパシタC2の時定数に応じて発生さ
れ、電流値は第1実施例と同様に抵抗R2により
制限される。これが第2実施例の動作の1サイク
ルである。 第3図に示した第3実施例は、パワートランジ
スタQ9としてNPNトランジスタを使つた場合
のベース駆動回路10の改良に関する。パワート
ランジスタQ9のコレクタがDC/DCコンバータ
19の変圧器T1の1次巻線を介して入力電圧線
VLに接続される。DC/DCコンバータ19は矩
形波入力特有のものであり、この実施例の要旨で
はないことを強調するためにブロツク図で示す。
DC/DCコンバータ19の駆動方法は公知であ
る。入力変圧器T1以外のDC/DCコンバータ1
9の回路部分はこの実施例を理解する上で必要な
い。 線間電圧VLの印加によりドライバU10,U
100へのバイアス電圧が発生する。矩形波入力
電圧が高い場合は、ドライバU10の出力が論理
“0”レベルとなり、FET Q3はオフする。電
流発生器Q1,Q2がオンする。 トランジスタQ1のオン時の定常電流の振幅は
抵抗R1により決定される。トランジスタQ2の
オンバイアス電圧はツエナダイオードCR1によ
り決定される。抵抗R5によりトランジスタQ1
のVBE(オフ時の)の低下を防ぐことにより、
FET Q3のオン電圧は増加する。これにより、
+5Vの電源をトランジスタQ1のベースに接続
しても、トランジスタQ3の駆動のためのゲート
信号が充分得られる。 トランジスタQ2がトランジスタQ9の順方向
ベース駆動信号を出力する。キヤパシタC1、抵
抗R2,R3、トランジスタQ2は第1実施例と
同様な働きをする。すなわち、これらにより、ト
ランジスタQ9への電流が一定に、また、迅速な
ターンオンのために分流され、駆動信号が安定化
される。抵抗R1,R3はそれぞれ線形増幅トラ
ンジスタQ1,Q2の寄生発振を防ぐ、抵抗R4
はトランジスタQ2のコレクタ漏れ電流を消滅さ
せる。すなわち、抵抗R4はトランジスタQ2が
オフされるべきときにオンするのを防ぐ。 FET Q3のゲートが論理“1”レベルになる
と、FET Q3はオンし、トランジスタQ2,Q
9が消勢される。キヤパシタC2の端子電圧の大
部分がトランジスタQ9のベースに逆バイアスと
して印加される。第3実施例では、入力信号が完
全な矩形波であるので、トランジスタQ9の安定
なオフ状態は要求されない。トランジスタQ9の
安定なオフ状態は(要求されないが)抵抗R1
2,R13と並列な抵抗R9により実現される。
すなわち、トランジスタQ9のベース・エミツタ
間の抵抗が充分低くなるので、トランジスタQ9
は動作温度が高温になつてもオフ状態を保持す
る。 第3図に示した第3実施例は、トランジスタQ
1、抵抗R5,R10、キヤパシタC9を除い
て、抵抗R1をツエナダイオードCR1に直接接
続することにより、安定化されていない電源の代
わりに安定化電源についても適用可能である。ベ
ース駆動回路12は構成・動作ともベース駆動回
路10と同一である。ベース駆動回路12への入
力はインバータU100により反転されているの
で、ベース駆動回路12はトランジスタQ90
を、トランジスタQ9がオンのときはオフと、ト
ランジスタQ9がオフのときはオンとなるように
制御する。これにより変圧器T1への入力信号が
プツシユプル入力とされる。 第3実施例で使用される素子を表3に示す。
【表】
第4図に示した第4実施例は第1実施例よりも
少ない素子数の実施例であり、第1実施例とは以
下の点で異なる。トランジスタQ9のベース・エ
ミツタ間の逆バイアス値の上昇を防ぐための抵抗
R9の代わりに、ダイオードCR15,CR20が
設けられている。トランジスタQ2,Q3が単一
のFET Q5で置き換えられる。このFET Q5
は電流の安定化とスイツチングを行なう。FET
Q5のソースと接地間に抵抗R5,R3が接続さ
れる。FET Q5のゲートから+5Vの安定化電源
に向かつて、抵抗R2,R7,R10が直列に設
けられる。抵抗R10とR7の接続点と接地間に
キヤパシタC9が接続される。コンパレータ18
の出力端が抵抗R2とR7の接続点に接続され
る。抵抗R3の分流路にキヤパシタC2が接続さ
れ、キヤパシタC2により第1実施例と同様にト
ランジスタQ9の過渡的なターンオンパルスが得
られる。コンパレータ18は抵抗R2を介して
FET Q5を駆動する。コンパレータ18は増幅
器U1も駆動する。増幅器U1の出力は電流リミ
ツタ抵抗R4を介して、キヤパシタC2、抵抗R
2,R5の接続点に供給される。 第4実施例の構成要素を表4に示す。
少ない素子数の実施例であり、第1実施例とは以
下の点で異なる。トランジスタQ9のベース・エ
ミツタ間の逆バイアス値の上昇を防ぐための抵抗
R9の代わりに、ダイオードCR15,CR20が
設けられている。トランジスタQ2,Q3が単一
のFET Q5で置き換えられる。このFET Q5
は電流の安定化とスイツチングを行なう。FET
Q5のソースと接地間に抵抗R5,R3が接続さ
れる。FET Q5のゲートから+5Vの安定化電源
に向かつて、抵抗R2,R7,R10が直列に設
けられる。抵抗R10とR7の接続点と接地間に
キヤパシタC9が接続される。コンパレータ18
の出力端が抵抗R2とR7の接続点に接続され
る。抵抗R3の分流路にキヤパシタC2が接続さ
れ、キヤパシタC2により第1実施例と同様にト
ランジスタQ9の過渡的なターンオンパルスが得
られる。コンパレータ18は抵抗R2を介して
FET Q5を駆動する。コンパレータ18は増幅
器U1も駆動する。増幅器U1の出力は電流リミ
ツタ抵抗R4を介して、キヤパシタC2、抵抗R
2,R5の接続点に供給される。 第4実施例の構成要素を表4に示す。
【表】
表4に示す素子で構成された第4実施例は、+
28Vの安定化されていない入力電圧に対して用い
られる。FET Q5、トランジスタQ9、ダイオ
ードCR9の値を変えれば、入力電圧や電流容量
を高くすることができる。 次に、第4実施例の動作を説明すると、初期状
態ではベース駆動回路はオフしているとする。線
間電圧が印加されると、バイアス電圧および基準
電圧が発生され、コンパレータ18が動作を開始
する。電圧センス回路16の出力は低いので、コ
ンパレータ18の出力は論理“1”レベルとな
り、FET Q5がオンする。これにより、ツエナ
ダイオードCR1、ダイオードCR2、抵抗R5、
キヤパシタC2、キヤパシタC2と並列な抵抗R
3を介して、トランジスタQ9のベースが順方向
にバイアスされる。増幅器U1がオフし、その出
力が論理“1”レベルになる。 トランジスタQ9がオンするとき、そのベース
駆動信号は定常値の約3.5倍の振幅を持つパルス
である。このパルスは表4に示す素子を用いた場
合、約2μsのパルス幅を持つ。順方向バイアスパ
ルスと定常信号の振福は+5Vの安定化電源と抵
抗R3,R5、キヤパシタC2により決定され
る。パルス幅は並列抵抗R3,R5とキヤパシタ
C2とのCR積により決定される。オンパルスと
定常信号の振福の比はR5とR5+R3との比に
より決まる。FET Q2はオンパルスと定常信号
をダイオードCR1,CR2を介してトランジスタ
Q9のベースに供給するための線形(能動領域動
作)電流源である。 定常信号にパルスを重畳することは前述したよ
うに好ましい特徴である。第1実施例で説明した
ように、トランジスタQ9のベースにパルスを供
給することにより、トランジスタQ9のコレクタ
の回路容量が放電され、ダイオードCR9の保持
電荷が迅速に取除かれる。 ダイオードCR1,CR2、FET Q2、トラン
ジスタQ9は定常オン状態ではオンされる。
FET Q1はダイオードCR2の電圧降下により
オフに保たれる。FET Q2の電流安定化作用に
より、雑音の影響や、線間電圧VL、トランジス
タQ9のベース・エミツタ間電圧VBEQ9、ダイ
オードCR1,CR2の電圧降下VCR1,VCR2の変動
の影響が最小とされる。この安定化電流源Q2は
従来の変圧器の2次巻線(浮遊)と等価である。 トランジスタQ9の出力電圧が基準電圧VREF以
上になると、コンパレータ18の出力が論理
“0”レベルになり、増幅器U1がオンする。キ
ヤパシタC2の電荷が瞬時に放電され、キヤパシ
タC2の電圧にほぼ0Vになるので、FETQ2の
次のオンサイクルの準備が整う。第1実施例でも
説明したように、FET Q2がオフになると、ダ
イオードCR2の電圧降下が除去され、FETQ1
がオンする。ダイオードCR2の電圧はトランジ
スタQ9のベースについて逆バイアス電圧として
キヤパシタC1に印加される。逆バイアス電圧は
ダイオードCR15,CR20により振福が異常に
上昇するのが防止される。 FET Q1のゲート抵抗R1は入力電圧VLで
はなく、キヤパシタC1に接続される。すなわ
ち、FET Q1のゲート・ソース間電圧はキヤパ
シタC1によりブートストラツプがかけられてい
る。ブートストラツプ回路によりFET Q5はよ
り長い期間飽和状態に保たれ、トランジスタQ9
の逆方向ベース・エミツタ電圧の振福がキヤパシ
タC1に充電された電圧の振福と等しくされる。
定常オフ状態のとき、キヤパシタC1の端子電圧
はトランジスタQ9の内部ベース抵抗、すなわ
ち、R12,R13を介して徐々に0Vまで低下
する。これらの抵抗R12,R13により、定常
オフ状態のとき、トランジスタQ9はオフを保
つ。トランジスタQ9が内部抵抗を持つていない
場合、あるいは、動作温度が非常に高い場合は、
トランジスタQ9のベースと入力電圧VLとの間
に外部抵抗が接続される。 次のオンサイクルの時、キヤパシタC1の端子
電圧はFET Q5を通る電流によつて回復し、ツ
エナダイオードCR1によりクランプされる。 第4図の実施例において、増幅器U1が用いら
れていることは、ある分野においては非常に有用
な特徴が付加される。増幅器U1がなければ、キ
ヤパシタC1の電圧はC2,R3の時定数によつ
て、ほぼ0Vに回復される。増幅器U1を用いる
ことにより、キヤパシタC2の端子電圧はC2,
R4の時定数によつてより早く0Vに回復される。
このことは、非常に早いトランジスタQ9とデユ
ーテイサイクルに対してのキヤパシタC2の直流
的な復元を可能とする。この迅速な回復はある分
野では非常に有益な特徴の一つであるが、このこ
とが要求されない場合は増幅器U1と抵抗R4は
省略が可能である。 以上、特定の実施例に関してこの発明を説明し
たが、この発明は上述した説明に限定されず種々
変更可能である。たとえば、トランジスタの種
類、入力電圧のレベルは種々設定可能であり、入
力電圧は安定化されていても、安定化されなくて
もよい。
28Vの安定化されていない入力電圧に対して用い
られる。FET Q5、トランジスタQ9、ダイオ
ードCR9の値を変えれば、入力電圧や電流容量
を高くすることができる。 次に、第4実施例の動作を説明すると、初期状
態ではベース駆動回路はオフしているとする。線
間電圧が印加されると、バイアス電圧および基準
電圧が発生され、コンパレータ18が動作を開始
する。電圧センス回路16の出力は低いので、コ
ンパレータ18の出力は論理“1”レベルとな
り、FET Q5がオンする。これにより、ツエナ
ダイオードCR1、ダイオードCR2、抵抗R5、
キヤパシタC2、キヤパシタC2と並列な抵抗R
3を介して、トランジスタQ9のベースが順方向
にバイアスされる。増幅器U1がオフし、その出
力が論理“1”レベルになる。 トランジスタQ9がオンするとき、そのベース
駆動信号は定常値の約3.5倍の振幅を持つパルス
である。このパルスは表4に示す素子を用いた場
合、約2μsのパルス幅を持つ。順方向バイアスパ
ルスと定常信号の振福は+5Vの安定化電源と抵
抗R3,R5、キヤパシタC2により決定され
る。パルス幅は並列抵抗R3,R5とキヤパシタ
C2とのCR積により決定される。オンパルスと
定常信号の振福の比はR5とR5+R3との比に
より決まる。FET Q2はオンパルスと定常信号
をダイオードCR1,CR2を介してトランジスタ
Q9のベースに供給するための線形(能動領域動
作)電流源である。 定常信号にパルスを重畳することは前述したよ
うに好ましい特徴である。第1実施例で説明した
ように、トランジスタQ9のベースにパルスを供
給することにより、トランジスタQ9のコレクタ
の回路容量が放電され、ダイオードCR9の保持
電荷が迅速に取除かれる。 ダイオードCR1,CR2、FET Q2、トラン
ジスタQ9は定常オン状態ではオンされる。
FET Q1はダイオードCR2の電圧降下により
オフに保たれる。FET Q2の電流安定化作用に
より、雑音の影響や、線間電圧VL、トランジス
タQ9のベース・エミツタ間電圧VBEQ9、ダイ
オードCR1,CR2の電圧降下VCR1,VCR2の変動
の影響が最小とされる。この安定化電流源Q2は
従来の変圧器の2次巻線(浮遊)と等価である。 トランジスタQ9の出力電圧が基準電圧VREF以
上になると、コンパレータ18の出力が論理
“0”レベルになり、増幅器U1がオンする。キ
ヤパシタC2の電荷が瞬時に放電され、キヤパシ
タC2の電圧にほぼ0Vになるので、FETQ2の
次のオンサイクルの準備が整う。第1実施例でも
説明したように、FET Q2がオフになると、ダ
イオードCR2の電圧降下が除去され、FETQ1
がオンする。ダイオードCR2の電圧はトランジ
スタQ9のベースについて逆バイアス電圧として
キヤパシタC1に印加される。逆バイアス電圧は
ダイオードCR15,CR20により振福が異常に
上昇するのが防止される。 FET Q1のゲート抵抗R1は入力電圧VLで
はなく、キヤパシタC1に接続される。すなわ
ち、FET Q1のゲート・ソース間電圧はキヤパ
シタC1によりブートストラツプがかけられてい
る。ブートストラツプ回路によりFET Q5はよ
り長い期間飽和状態に保たれ、トランジスタQ9
の逆方向ベース・エミツタ電圧の振福がキヤパシ
タC1に充電された電圧の振福と等しくされる。
定常オフ状態のとき、キヤパシタC1の端子電圧
はトランジスタQ9の内部ベース抵抗、すなわ
ち、R12,R13を介して徐々に0Vまで低下
する。これらの抵抗R12,R13により、定常
オフ状態のとき、トランジスタQ9はオフを保
つ。トランジスタQ9が内部抵抗を持つていない
場合、あるいは、動作温度が非常に高い場合は、
トランジスタQ9のベースと入力電圧VLとの間
に外部抵抗が接続される。 次のオンサイクルの時、キヤパシタC1の端子
電圧はFET Q5を通る電流によつて回復し、ツ
エナダイオードCR1によりクランプされる。 第4図の実施例において、増幅器U1が用いら
れていることは、ある分野においては非常に有用
な特徴が付加される。増幅器U1がなければ、キ
ヤパシタC1の電圧はC2,R3の時定数によつ
て、ほぼ0Vに回復される。増幅器U1を用いる
ことにより、キヤパシタC2の端子電圧はC2,
R4の時定数によつてより早く0Vに回復される。
このことは、非常に早いトランジスタQ9とデユ
ーテイサイクルに対してのキヤパシタC2の直流
的な復元を可能とする。この迅速な回復はある分
野では非常に有益な特徴の一つであるが、このこ
とが要求されない場合は増幅器U1と抵抗R4は
省略が可能である。 以上、特定の実施例に関してこの発明を説明し
たが、この発明は上述した説明に限定されず種々
変更可能である。たとえば、トランジスタの種
類、入力電圧のレベルは種々設定可能であり、入
力電圧は安定化されていても、安定化されなくて
もよい。
第1図はこの発明による電源装置の一実施例の
回路図、第2図ないし第4図はそれぞれ、この発
明による電源装置の第2ないし第4実施例の回路
図である。 Q1,Q3……FET、Q2……トランジスタ、
C1,C2……キヤパシタ、R1,R2,R3…
…抵抗、CR1……ツエナダイオード、CR2,
CR9……ダイオード、10……ベース駆動回路、
Q9……パワートランジスタ、L9……インダク
タンス、C20……キヤパシタ、R20……負荷
抵抗、16……電圧センス回路、18……コンパ
レータ。
回路図、第2図ないし第4図はそれぞれ、この発
明による電源装置の第2ないし第4実施例の回路
図である。 Q1,Q3……FET、Q2……トランジスタ、
C1,C2……キヤパシタ、R1,R2,R3…
…抵抗、CR1……ツエナダイオード、CR2,
CR9……ダイオード、10……ベース駆動回路、
Q9……パワートランジスタ、L9……インダク
タンス、C20……キヤパシタ、R20……負荷
抵抗、16……電圧センス回路、18……コンパ
レータ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 少なくとも3つの端子を有し、第3の端子は
入力端子、またはベース端子であるパワートラン
ジスタQ9と、 前記3つの端子の中の第1の端子に接続される
第1電源(+VL)と、 前記3つの端子の中の第2の端子に接続され、
前記第2の端子の電圧を検出する電圧センス手段
16と、 基準電圧源(VREF)と前記電圧センス手段16
とに接続され、前記電圧センス手段16により検
出された前記第2の端子の電圧が所望の制御電圧
より高いか低いかを示す信号を出力する比較回路
18と、 前記比較回路18と前記パワートランジスタQ
9の第3の端子との間に接続され、パワートラン
ジスタQ9の順方向ベース駆動電圧、逆方向ベー
ス駆動電圧を発生する駆動回路10とを具備する
電源装置において、 前記比較回路18の出力に接続され、前記電圧
センス手段16により検出された前記第2の端子
の電圧が所望の制御電圧より低い時、前記パワー
トランジスタQ9の第3の端子と第2電源との間
に電流路を形成し、パワートランジスタQ9の順
方向ベース駆動電圧を発生する第1のスイツチン
グトランジスタQ3と、 前記電流路と前記電源(+VL)との間に接続
され、前記電圧センス手段16により検出された
前記第2の端子の電圧が所望の制御電圧より高い
時、前記第1電源(+VL)を前記パワートラン
ジスタQ9の第3の端子に接続し、パワートラン
ジスタQ9の逆方向ベース駆動電圧を発生する第
2のスイツチングトランジスタQ1とを具備する
ことを特徴とする電源装置。 2 ベース端子、安定化されていない電源(VL)
の第1端子に接続されるエミツタ端子、電圧セン
ス回路16に接続されるとともに前記安定化され
ていない電源の第2端子に接続されるコレクタ端
子を有し、前記コレクタ端子と前記電源の第2端
子との間に負荷(VL)が接続されるパワートラ
ンジスタQ9と、 前記パワートランジスタQ9の順方向ベース駆
動電圧、逆方向ベース駆動電圧を発生する駆動回
路10とを具備する電源装置において、 前記駆動回路10は、 定電流源に直列に接続され、順方向ベース駆動
電圧を発生するために前記パワートランジスタQ
9のベース端子と前記安定化されていない電源の
第2端子との間の直流電流路を選択的に導通する
第1のスイツチングトランジスタQ3と、 前記パワートランジスタQ9のベース端子と安
定化されていない電源の第2端子との間の直流電
流路の一部を構成し、電圧降下要素CR1とコン
デンサC1とからなり、前記第1のスイツチング
トランジスタQ3が導通する時に電荷を蓄積し、
前記電圧降下要素CR1により前記コンデンサC
1に印加される電圧を制限する並列回路と、 前記パワートランジスタQ9のベースに増加さ
れた逆方向ベース駆動電圧を供給するために前記
パワートランジスタQ9のベース端子から前記電
荷が充電されたコンデンサC1を介して前記安定
化されていない電源(VL)の第1端子への直流
電流路を選択的に導通する第2のスイツチングト
ランジスタQ1と、 前記電圧センス回路16の出力を基準電圧
(VREF)と比較し、電圧センス回路16の出力が
基準電圧(VREF)より低い時、パワートランジス
タQ9に順方向ベース駆動電圧を供給し、電圧セ
ンス回路16の出力が基準電圧(VREF)より高い
時、パワートランジスタQ9に逆方向ベース駆動
電圧を供給するために、前記第1、第2のスイツ
チングトランジスタQ3,Q1を選択的に動作さ
せる比較回路18とを具備する電源装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US06/333,355 US4430608A (en) | 1981-12-22 | 1981-12-22 | Base drive circuit |
| US333355 | 1989-04-03 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58108966A JPS58108966A (ja) | 1983-06-29 |
| JPH0465632B2 true JPH0465632B2 (ja) | 1992-10-20 |
Family
ID=23302443
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57224048A Granted JPS58108966A (ja) | 1981-12-22 | 1982-12-22 | 電源装置 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4430608A (ja) |
| EP (1) | EP0085812B1 (ja) |
| JP (1) | JPS58108966A (ja) |
| AU (1) | AU556840B2 (ja) |
| DE (1) | DE3276288D1 (ja) |
| IL (1) | IL67568A (ja) |
| NO (1) | NO162049C (ja) |
Families Citing this family (24)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4521725A (en) * | 1983-12-02 | 1985-06-04 | United Technologies Corporation | Series switching regulator |
| US4584520A (en) * | 1984-03-12 | 1986-04-22 | Raytheon Company | Switchable current source circuitry having a current mirror and a switching transistor coupled in parallel |
| US4553082A (en) * | 1984-05-25 | 1985-11-12 | Hughes Aircraft Company | Transformerless drive circuit for field-effect transistors |
| US4682121A (en) * | 1985-02-04 | 1987-07-21 | International Business Machines Corporation | Phase discriminator and data standardizer |
| US4656414A (en) * | 1985-10-18 | 1987-04-07 | Motorola, Inc. | Efficient switch drive circuit |
| US4823070A (en) | 1986-11-18 | 1989-04-18 | Linear Technology Corporation | Switching voltage regulator circuit |
| US4785207A (en) * | 1987-01-21 | 1988-11-15 | Hughes Aircraft Company | Leakage regulator circuit for a field effect transistor |
| DE3908338A1 (de) * | 1989-03-15 | 1990-09-20 | Hella Kg Hueck & Co | Verfahren und einrichtung zum ansteuern einer last, insbesondere in kraftfahrzeugen |
| US5397976A (en) * | 1993-09-28 | 1995-03-14 | Space Systems/Loral, Inc. | Control system for voltage controlled bilateral current source |
| US5404094A (en) * | 1994-03-18 | 1995-04-04 | Holophane Lighting, Inc. | Wide input power supply and method of converting therefor |
| DE59708621D1 (de) * | 1996-12-17 | 2002-12-05 | Papst Motoren Gmbh & Co Kg | Schaltnetzteil |
| JP3706515B2 (ja) * | 1998-12-28 | 2005-10-12 | 矢崎総業株式会社 | 電源供給制御装置および電源供給制御方法 |
| JP2001078435A (ja) * | 1999-07-08 | 2001-03-23 | Tdk Corp | 電流制御型半導体スイッチング素子を使用した電力変換装置におけるスイッチング素子の駆動装置 |
| DE60316105T2 (de) * | 2003-03-05 | 2008-06-12 | Stmicroelectronics S.R.L., Agrate Brianza | Ansteuerschaltung für einen Steueranschluss eines Bipolartransistors mit geschaltetem und einer resonanten Last |
| US7091672B2 (en) * | 2003-06-10 | 2006-08-15 | Lutron Electronics Co., Inc. | High efficiency off-line linear power supply |
| EP1612938A1 (en) * | 2004-06-30 | 2006-01-04 | Deutsche Thomson-Brandt Gmbh | Switching DC-DC converter |
| EP1612939B1 (en) * | 2004-06-30 | 2010-08-11 | Thomson Licensing | Switching DC-DC converter |
| US7449841B2 (en) * | 2006-04-24 | 2008-11-11 | Microsemi Corp.—Analog Mixed Signal Group Ltd. | Charge limited high voltage switch circuits |
| US7988354B2 (en) * | 2007-12-26 | 2011-08-02 | Infineon Technologies Ag | Temperature detection for a semiconductor component |
| US20120112729A1 (en) * | 2010-11-08 | 2012-05-10 | Visteon Global Technologies, Inc. | In-rush limiter circuit for a driver module |
| CN104272594B (zh) | 2012-05-01 | 2018-04-27 | 大岛俊蔵 | 过电流保护电源装置 |
| WO2017134824A1 (ja) | 2016-02-05 | 2017-08-10 | 俊蔵 大島 | 電源装置 |
| US9966837B1 (en) | 2016-07-08 | 2018-05-08 | Vpt, Inc. | Power converter with circuits for providing gate driving |
| TWI720864B (zh) * | 2020-04-06 | 2021-03-01 | 新唐科技股份有限公司 | 多電壓晶片 |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| SE373470B (ja) | 1973-09-21 | 1975-02-03 | Ericsson Telefon Ab L M | |
| JPS5457623A (en) * | 1977-10-17 | 1979-05-09 | Hitachi Ltd | Transistor chopper device |
| DE2750720C2 (de) * | 1977-11-12 | 1982-08-12 | Wolfgang Prof. Dipl.-Ing. 6072 Dreieich Rona | Anordnung zur Verringerung der Steuerleistung einer Leistungsschalttransistorendstufe für sehr hohe Taktfrequenz |
| FR2442552A1 (fr) * | 1978-11-27 | 1980-06-20 | Accumulateurs Fixes | Circuit d'aide a la commutation de transistors de puissance |
| US4242629A (en) | 1978-12-01 | 1980-12-30 | Westinghouse Electric Corp. | DC Switching voltage regulator with extended input voltage capability |
| US4355277A (en) | 1980-10-01 | 1982-10-19 | Motorola, Inc. | Dual mode DC/DC converter |
| JPS5798185U (ja) * | 1980-12-09 | 1982-06-16 | ||
| JPS6035291U (ja) * | 1983-08-19 | 1985-03-11 | 三菱電機株式会社 | 自動時刻補正機能付カレンダ−時計 |
-
1981
- 1981-12-22 US US06/333,355 patent/US4430608A/en not_active Expired - Lifetime
-
1982
- 1982-12-20 AU AU91689/82A patent/AU556840B2/en not_active Ceased
- 1982-12-21 DE DE8282306822T patent/DE3276288D1/de not_active Expired
- 1982-12-21 EP EP82306822A patent/EP0085812B1/en not_active Expired
- 1982-12-21 NO NO824317A patent/NO162049C/no unknown
- 1982-12-22 JP JP57224048A patent/JPS58108966A/ja active Granted
- 1982-12-27 IL IL67568A patent/IL67568A/xx unknown
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US4430608A (en) | 1984-02-07 |
| AU9168982A (en) | 1983-06-30 |
| JPS58108966A (ja) | 1983-06-29 |
| NO162049B (no) | 1989-07-17 |
| NO162049C (no) | 1989-10-25 |
| EP0085812B1 (en) | 1987-05-06 |
| DE3276288D1 (en) | 1987-06-11 |
| AU556840B2 (en) | 1986-11-20 |
| IL67568A (en) | 1985-11-29 |
| EP0085812A1 (en) | 1983-08-17 |
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| IL67568A0 (en) | 1983-05-15 |
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