JPH0465803B2 - - Google Patents
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- JPH0465803B2 JPH0465803B2 JP58071514A JP7151483A JPH0465803B2 JP H0465803 B2 JPH0465803 B2 JP H0465803B2 JP 58071514 A JP58071514 A JP 58071514A JP 7151483 A JP7151483 A JP 7151483A JP H0465803 B2 JPH0465803 B2 JP H0465803B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- agent
- acid
- chlorine
- water system
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23F—NON-MECHANICAL REMOVAL OF METALLIC MATERIAL FROM SURFACE; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL; MULTI-STEP PROCESSES FOR SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL INVOLVING AT LEAST ONE PROCESS PROVIDED FOR IN CLASS C23 AND AT LEAST ONE PROCESS COVERED BY SUBCLASS C21D OR C22F OR CLASS C25
- C23F11/00—Inhibiting corrosion of metallic material by applying inhibitors to the surface in danger of corrosion or adding them to the corrosive agent
- C23F11/08—Inhibiting corrosion of metallic material by applying inhibitors to the surface in danger of corrosion or adding them to the corrosive agent in other liquids
- C23F11/10—Inhibiting corrosion of metallic material by applying inhibitors to the surface in danger of corrosion or adding them to the corrosive agent in other liquids using organic inhibitors
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Description
本発明は塩素剤を含有する用水系の障害防止剤
に関し、更に詳しくは、開放水系もしくは密閉水
系施設の腐食および該水系中におけるスライムの
形成を防止する薬剤に関する。 近年、工業用水の需要増大に伴い、従来では例
を見ないほど循環率を上げて循環水を使用した
り、工場廃水や下水の処理水を再利用することが
広く行なわれている。しかるに、かかる循環水も
しくは処理水の活用は用水系の腐食障害およびス
ライム障害等の障害を伴うものであつた。 この腐食障害は、水中の溶存酸素、塩素イオン
および硫酸イオン等の溶存塩類に、またスライム
障害は水中に生息する微生物が増殖し用水設備の
壁等に付着生息して、スライムを形成することに
起因するものであつた。 現在、用水系において最も広範に使用されてい
る塩素は、殺菌性および漂白性に優れているため
スライム形成の抑止には効果的であるが、反面、
金属材料に対しては強い腐食性を有しており、と
りわけ銅または銅合金の場合には著しくその過剰
注入は厳に避ける必要があり、このため水系中の
塩素は低濃度に抑えられていた。 しかしながら、補給水として水道水を使用する
用水系(例えば、小型冷却塔)の有効塩素は、ポ
ンプによる強撹拌もしくは冷却塔等における空気
との接触により完全に分解し、その結果、スライ
ム障害の防止は不完全であつた。 すなわち、従来は、用水系における腐食を防止
すべく水中の有効塩素の低濃度連続維持を図り、
かつ、スライム形成を防止することは困難であつ
た。従つて、これら両者の問題を同時に解決すべ
き薬剤の出現が切望されていた。 本発明は、塩素剤の共存下における防食性に優
れ、かつ、スライム障害の除去効果を維持するこ
とができる用水系の障害棒資材を提供することを
目的とする。 本発明者等は塩素剤を含有する用水系の障害防
止剤について鋭意研究を重ねた結果、ヒダントイ
ン系化合物と防食剤との混合剤が腐食の防止およ
びスライム形成の防止に優れた性質を有すること
を見出し、本発明を完成するに至つた。 すなわち、本発明の塩素含有剤用水系の障害防
止剤は特定構造式のヒダントイン系化合物と防食
剤とを含むことを特徴とするものである。 本発明で使用されるヒダントイン系化合物は用
水中の有効塩素の活性を持続させるもので、一般
式: (式中、R1およびR2は同一であつても異なつて
いてもよく、それぞれ水素原子、アルカリ金属、
またはハロゲン原子を表わし、R3およびR4は同
一であつても異なつていてもよく、それぞれ水素
原子または炭素数1〜12のアルキル基を表わす) で示されるものである。上記の一般式において、
アルカリ金属してはナトリウム、カリウム、リチ
ウム等が挙げられ、ハロゲン原子としては塩素、
臭素、ヨウ素が挙げられ、炭素数1〜12個を有す
るアルキル基としてはメチル基、エチル基、プロ
ピル基、ブチル基等が挙げられる。前記一般式で
示されるヒダントインもしくはその誘導体の具体
例としては、ヒダントイン、5,5−ジメチルヒ
ダントイン、5−メチル−5−エチルヒダントイ
ン、5−メチル−5−ブチルヒダントイン、5−
エチル−5−ブチルヒダントイン等もしくはそれ
らのアルカリ金属塩が挙げられる。本発明で用い
るヒダトインもしくはその誘導体は実用上、水溶
性のものが好ましい。 本発明において使用される防食剤としては、ア
ゾール系化合物およびヒドロキサム酸系化合物が
好ましく、その他にホスホン酸系化合物、リン酸
系化合物、有機リン酸エステル系化合物、クロム
酸、重クロム酸、モリブデン酸、亜硝酸、オキシ
カルボン酸およびそれらの塩からなる群より選ば
れる1種以上のものが挙げられる。ここで、アゾ
ール系化合物、ヒドロキサム酸系化合物、ホスホ
ン酸系化合物、リン酸系化合物および有機リン酸
エステル系化合物について、以下、順次に詳述す
る。 アゾール系化合物とはトリアゾール類、イミダ
ゾール類またはチアゾール類を意味する。 トリアゾール類はトリアゾール骨格を有するも
のであれば如何なるものでもよく、好ましくは、
1,2,3−トリアゾールそれ自身または構造
式: で示されるトリアゾール環の4または5の位置の
いずれか(または両方)が置換された1,2,3
−トリアゾールの如き水溶性1,2,3−トリア
ゾールである。更に好ましくは、トリアゾール類
にはベンゾトリアゾール(好ましいトリアゾー
ル);4−フエニル−1,2,3−トリアゾー
ル;1,2−ナフトトリアゾール;および4−ニ
トロベンゾトリアゾールおよびこれと類似のもの
である。 イミダゾール類は、イミダゾール骨格を有する
ものであれば如何なるものでもよく、好ましく
は、イミダソールそれ自身または構造式: で示されるイミダゾール環の2,4または5の位
置(またはこれらの位置のいくつか)が置換され
たイミダゾールの如き水溶性イミダゾールであ
る。更に好ましくは、イミダゾール;アデニン;
グアニン;ベンズイミダゾール;5−メチルベン
ズイミダゾール;2−フエニルイミダゾール;2
−ベンジルイミダゾール、;4−アリルイミダゾ
ール;4−(ベータヒドロキシエチル)イミダゾ
ール;プリン;4−メチルイミダゾール;キサン
チン;ヒポキサンチン;2−メチイルイミダゾー
ルおよびこれと類似のものが含まれる。 チアゾール類は、チアゾール骨格を有するもの
であれば如何なるものでもよく、好ましくは、チ
アゾールそれ自身または構造式: で示されるチアゾール環の2,4または5の位置
(またはこれの位置のいくつか)が置換されたチ
アゾールの如き水溶性チアゾールである。更に好
ましくは、チアゾール、2−メルカプトチアゾー
ル、2−メルカブトベンズチアゾール、ベンズチ
アゾールおよびこれと類似のものが含まれる。 上記アゾール系化合物の置換分は、置換された
アゾールが水溶性でありさえすれば、アルキル、
アリール、アラルキル、アルキロールおよびアル
ケニル基であり得る。 ヒドロキサム酸系化合物とは、まず、ヒドロキ
サム酸が一般に窒素−アシル化ヒドロキシアミン
で表わされ、通常ケト型、エノール型の互変異性
体を有するが、共にこの発明に使用できる。アシ
ル基としては、例えばアセチル、バレリル、アプ
ロイル、カプリロイル、カプリルなどの炭素数2
〜10のアルロイルと、オキサリル、マロニル、ス
クシニル、グルタリルなどの炭素数2〜10のアル
カンジオイルと、ベンゾイル、ナフトイル、ナフ
タールジオイルなどの芳香族アシル基とが挙げら
れ。ヒドロキシルアミンにアシル基を導入したヒ
ドロキサム酸には、例えばCH3CONHOH(アセ
トヒドロキサム酸)、CH3(CH2)4CONHOH(カ
プロイルヒドロキサム酸)、(CONHON)2(オキ
サリルヒドロキサム酸)、
に関し、更に詳しくは、開放水系もしくは密閉水
系施設の腐食および該水系中におけるスライムの
形成を防止する薬剤に関する。 近年、工業用水の需要増大に伴い、従来では例
を見ないほど循環率を上げて循環水を使用した
り、工場廃水や下水の処理水を再利用することが
広く行なわれている。しかるに、かかる循環水も
しくは処理水の活用は用水系の腐食障害およびス
ライム障害等の障害を伴うものであつた。 この腐食障害は、水中の溶存酸素、塩素イオン
および硫酸イオン等の溶存塩類に、またスライム
障害は水中に生息する微生物が増殖し用水設備の
壁等に付着生息して、スライムを形成することに
起因するものであつた。 現在、用水系において最も広範に使用されてい
る塩素は、殺菌性および漂白性に優れているため
スライム形成の抑止には効果的であるが、反面、
金属材料に対しては強い腐食性を有しており、と
りわけ銅または銅合金の場合には著しくその過剰
注入は厳に避ける必要があり、このため水系中の
塩素は低濃度に抑えられていた。 しかしながら、補給水として水道水を使用する
用水系(例えば、小型冷却塔)の有効塩素は、ポ
ンプによる強撹拌もしくは冷却塔等における空気
との接触により完全に分解し、その結果、スライ
ム障害の防止は不完全であつた。 すなわち、従来は、用水系における腐食を防止
すべく水中の有効塩素の低濃度連続維持を図り、
かつ、スライム形成を防止することは困難であつ
た。従つて、これら両者の問題を同時に解決すべ
き薬剤の出現が切望されていた。 本発明は、塩素剤の共存下における防食性に優
れ、かつ、スライム障害の除去効果を維持するこ
とができる用水系の障害棒資材を提供することを
目的とする。 本発明者等は塩素剤を含有する用水系の障害防
止剤について鋭意研究を重ねた結果、ヒダントイ
ン系化合物と防食剤との混合剤が腐食の防止およ
びスライム形成の防止に優れた性質を有すること
を見出し、本発明を完成するに至つた。 すなわち、本発明の塩素含有剤用水系の障害防
止剤は特定構造式のヒダントイン系化合物と防食
剤とを含むことを特徴とするものである。 本発明で使用されるヒダントイン系化合物は用
水中の有効塩素の活性を持続させるもので、一般
式: (式中、R1およびR2は同一であつても異なつて
いてもよく、それぞれ水素原子、アルカリ金属、
またはハロゲン原子を表わし、R3およびR4は同
一であつても異なつていてもよく、それぞれ水素
原子または炭素数1〜12のアルキル基を表わす) で示されるものである。上記の一般式において、
アルカリ金属してはナトリウム、カリウム、リチ
ウム等が挙げられ、ハロゲン原子としては塩素、
臭素、ヨウ素が挙げられ、炭素数1〜12個を有す
るアルキル基としてはメチル基、エチル基、プロ
ピル基、ブチル基等が挙げられる。前記一般式で
示されるヒダントインもしくはその誘導体の具体
例としては、ヒダントイン、5,5−ジメチルヒ
ダントイン、5−メチル−5−エチルヒダントイ
ン、5−メチル−5−ブチルヒダントイン、5−
エチル−5−ブチルヒダントイン等もしくはそれ
らのアルカリ金属塩が挙げられる。本発明で用い
るヒダトインもしくはその誘導体は実用上、水溶
性のものが好ましい。 本発明において使用される防食剤としては、ア
ゾール系化合物およびヒドロキサム酸系化合物が
好ましく、その他にホスホン酸系化合物、リン酸
系化合物、有機リン酸エステル系化合物、クロム
酸、重クロム酸、モリブデン酸、亜硝酸、オキシ
カルボン酸およびそれらの塩からなる群より選ば
れる1種以上のものが挙げられる。ここで、アゾ
ール系化合物、ヒドロキサム酸系化合物、ホスホ
ン酸系化合物、リン酸系化合物および有機リン酸
エステル系化合物について、以下、順次に詳述す
る。 アゾール系化合物とはトリアゾール類、イミダ
ゾール類またはチアゾール類を意味する。 トリアゾール類はトリアゾール骨格を有するも
のであれば如何なるものでもよく、好ましくは、
1,2,3−トリアゾールそれ自身または構造
式: で示されるトリアゾール環の4または5の位置の
いずれか(または両方)が置換された1,2,3
−トリアゾールの如き水溶性1,2,3−トリア
ゾールである。更に好ましくは、トリアゾール類
にはベンゾトリアゾール(好ましいトリアゾー
ル);4−フエニル−1,2,3−トリアゾー
ル;1,2−ナフトトリアゾール;および4−ニ
トロベンゾトリアゾールおよびこれと類似のもの
である。 イミダゾール類は、イミダゾール骨格を有する
ものであれば如何なるものでもよく、好ましく
は、イミダソールそれ自身または構造式: で示されるイミダゾール環の2,4または5の位
置(またはこれらの位置のいくつか)が置換され
たイミダゾールの如き水溶性イミダゾールであ
る。更に好ましくは、イミダゾール;アデニン;
グアニン;ベンズイミダゾール;5−メチルベン
ズイミダゾール;2−フエニルイミダゾール;2
−ベンジルイミダゾール、;4−アリルイミダゾ
ール;4−(ベータヒドロキシエチル)イミダゾ
ール;プリン;4−メチルイミダゾール;キサン
チン;ヒポキサンチン;2−メチイルイミダゾー
ルおよびこれと類似のものが含まれる。 チアゾール類は、チアゾール骨格を有するもの
であれば如何なるものでもよく、好ましくは、チ
アゾールそれ自身または構造式: で示されるチアゾール環の2,4または5の位置
(またはこれの位置のいくつか)が置換されたチ
アゾールの如き水溶性チアゾールである。更に好
ましくは、チアゾール、2−メルカプトチアゾー
ル、2−メルカブトベンズチアゾール、ベンズチ
アゾールおよびこれと類似のものが含まれる。 上記アゾール系化合物の置換分は、置換された
アゾールが水溶性でありさえすれば、アルキル、
アリール、アラルキル、アルキロールおよびアル
ケニル基であり得る。 ヒドロキサム酸系化合物とは、まず、ヒドロキ
サム酸が一般に窒素−アシル化ヒドロキシアミン
で表わされ、通常ケト型、エノール型の互変異性
体を有するが、共にこの発明に使用できる。アシ
ル基としては、例えばアセチル、バレリル、アプ
ロイル、カプリロイル、カプリルなどの炭素数2
〜10のアルロイルと、オキサリル、マロニル、ス
クシニル、グルタリルなどの炭素数2〜10のアル
カンジオイルと、ベンゾイル、ナフトイル、ナフ
タールジオイルなどの芳香族アシル基とが挙げら
れ。ヒドロキシルアミンにアシル基を導入したヒ
ドロキサム酸には、例えばCH3CONHOH(アセ
トヒドロキサム酸)、CH3(CH2)4CONHOH(カ
プロイルヒドロキサム酸)、(CONHON)2(オキ
サリルヒドロキサム酸)、
【式】(ベンゾイルヒドロキ
サム酸)、
【式】(ナフタールジオイル
ヒドロキサム酸)などが挙げられる。また、これ
らヒドロキサム酸の塩としてはナトリウム塩、カ
リウム塩のようなアルカリ金属塩とヒドラジン
塩、アルカノールアミン塩のようなアミン塩と、
アンモニウム塩とが挙げられる。 ホスホン酸系化合物とは、例えば有機ホスホン
酸であり、代表的な化合物の4例を次に一般式で
示す。 (式中、Xは水素または低級アルキル基、Yは水
素、低級アルキル基または水酸基、nは1〜10の
整数、Z1〜Z4は水素、アルカリ金属またはアンモ
ニウム基である。) (式中、X1〜X3およびY1〜Y3は水素または低級
アルキル基、Z1〜Z6は水素、アルカリ金属または
アンモニウム基である。) (式中、X1〜X4およびY1〜Y4は水素または低級
アルキル基、Z1〜Z6は水素、アルカリ金属または
アンモニウム基である。) (式中、Rは水素、低級アルキル基またはカルボ
キシル基、R1は水素またはメチル基、Z1〜Z5は
水素、アルカリ金属またはアンモニウム基であ
る。) 以上の各化合物に含まれる代表的な化合物とし
てはヒドロキシエチリデンジホスホン酸、アミノ
トリ(メチレンホスホン酸)、エチレンジアミン
テトラ(メチレンホスホン酸)ホスホノブタント
リカルボン酸およびこれらの塩が挙げられる。こ
れらはそれぞれ単独で使用してもよいが、2種以
上を混合して使用してもよい。 リン酸系化合物としては、例えば正リン酸、第
一リン酸、第二リン酸、ピロピン酸、トリポリリ
ン酸、トリメタリン酸、ヘキサメタリン酸、ウル
トラリン酸およびこれらの塩が挙げられる。これ
らはそれぞれ単独で使用してもよいが、2種以上
を併用してもよい。 有機リン酸エステル系化合物としては、メチル
リン酸エステル等のアルキルアルコールのリン酸
エステル、メチルセルソルブ等のリン酸エステル
およびポリオキシアルキル化ポリオールのリン酸
エステルからなる群より選ばれる1種もしくは2
種以上のものが挙げられる。 本発明において、塩素剤とは、水中で有効塩素
を発生させるものをいう。また、塩素剤含有用水
系とは、補給水に塩素剤を含有する用水系も含ま
れるし、さらに、本発明のヒダントイン系化合物
と防食剤に加えて、さらに塩素剤を踏む障害防止
剤を添加した結果として、塩素剤を含有する用水
系も含まれる。 本発明の用水系の障害防止剤の対象とする水系
は、例えば開放水系は化学工場、ビルおよび工場
の空調・冷暖房施設における水道水を補給水とす
る小型冷却塔および紙パルプ工場における循環水
系、密閉水系では内燃機関における冷却水系が挙
げられる。とりわけ、用水系の設備施設として、
例えば空調・冷暖房用設備の材質が銅または銅合
金であつて、かつ、補給水中に塩素剤が存在する
場合に本発明の防食効果は顕著である。 本発明の障害防止剤を用いるい用水系の処理方
法は、通常に行われている処理方法であれば特に
限定されるものではなく、例えば被処理すべき用
水系中に本発明防止剤の混合溶液を単に添加する
だけであつてよい。この添加量は、ヒダントイン
系化合物が用水系における補給水中の有効塩素に
対し好ましくは0.5モル以上、さらに好ましくは
1モル以上であり、防食剤が好ましくは0.1〜100
mg/、さらに、好ましくは1〜20mg/であ
る。この添加量が上記した範囲を外れる場合は、
特に塩素剤が存在し、かつ、銅系金属材料を含む
用水系の腐食とスライム形成を防止する効果が十
分でなく、ないし過剰に入れただけの効果増が期
待できない。 本発明の障害防止剤には、前述したように更に
スケール防止剤を配合してもよく、この具体例と
してはポリアクリル酸、ポリアクリルアミドの部
分加水分解物、アクリル酸−イタコン酸共重合
物、イソブチレン−無水マレイン酸共重合物、ス
チレンスルホン酸−無水マレイン酸共重合物およ
び2−ヒドロキシエチルメタアクリル酸−アクリ
ル酸共重合物等の各種重合物並びにリグニンスル
ホン酸、タンニン、エチレンジアミンおよびニト
リロ三酢酸等が挙げられ、これらからなる群より
選ばれる1種もしくは2種以上のものである。 以下、実施例および比較例により本発明の障害
防止剤を更に詳細に説明する。 実施例 1 本発明の障害防止剤として、ヒドロキシエチリ
デンビス(メチルスルホン酸)10重量部、ポリア
クリル酸ソーダ(分子量約3000)10重量部および
5,5−ジメチルヒダントイン1重量吹から成る
ものを調製した。この防止剤21mg/、保有水量
800、滞留時間17時間、ブロー水量48/時間
の諸元の小型冷却塔に冷却水として供給される市
水5場合濃縮水(電導度958μS/cm、Mアルカリ
度240mg/、Ca硬度230mg/、塩素イオン50
mg/、硫酸イオン70mg/、シリカ120mg/、
PH8.7)に添加して試験水を作成した。この試験
水中に軟鋼の試験片を浸漬し、2週間後に試験前
後の試験片の重量差(腐食速度)を測定し、これ
により腐食速度(mg/dm2・day)を算出し、防
食効果を判定した。なお、補給水および循環水中
の残留塩素は毎日測定し、その平均値を示した。 比較例1および2 実施例1における試験片を合成ゴムに、同防止
剤から5,5−ジメチルヒダントインを除外した
他は実施例1と同様に行ない(比較例1)、更に、
ブランク試験(比較例2)を行なつた。 実施例1並びに比較例1および比較例2の結果
を表−1に示す。
らヒドロキサム酸の塩としてはナトリウム塩、カ
リウム塩のようなアルカリ金属塩とヒドラジン
塩、アルカノールアミン塩のようなアミン塩と、
アンモニウム塩とが挙げられる。 ホスホン酸系化合物とは、例えば有機ホスホン
酸であり、代表的な化合物の4例を次に一般式で
示す。 (式中、Xは水素または低級アルキル基、Yは水
素、低級アルキル基または水酸基、nは1〜10の
整数、Z1〜Z4は水素、アルカリ金属またはアンモ
ニウム基である。) (式中、X1〜X3およびY1〜Y3は水素または低級
アルキル基、Z1〜Z6は水素、アルカリ金属または
アンモニウム基である。) (式中、X1〜X4およびY1〜Y4は水素または低級
アルキル基、Z1〜Z6は水素、アルカリ金属または
アンモニウム基である。) (式中、Rは水素、低級アルキル基またはカルボ
キシル基、R1は水素またはメチル基、Z1〜Z5は
水素、アルカリ金属またはアンモニウム基であ
る。) 以上の各化合物に含まれる代表的な化合物とし
てはヒドロキシエチリデンジホスホン酸、アミノ
トリ(メチレンホスホン酸)、エチレンジアミン
テトラ(メチレンホスホン酸)ホスホノブタント
リカルボン酸およびこれらの塩が挙げられる。こ
れらはそれぞれ単独で使用してもよいが、2種以
上を混合して使用してもよい。 リン酸系化合物としては、例えば正リン酸、第
一リン酸、第二リン酸、ピロピン酸、トリポリリ
ン酸、トリメタリン酸、ヘキサメタリン酸、ウル
トラリン酸およびこれらの塩が挙げられる。これ
らはそれぞれ単独で使用してもよいが、2種以上
を併用してもよい。 有機リン酸エステル系化合物としては、メチル
リン酸エステル等のアルキルアルコールのリン酸
エステル、メチルセルソルブ等のリン酸エステル
およびポリオキシアルキル化ポリオールのリン酸
エステルからなる群より選ばれる1種もしくは2
種以上のものが挙げられる。 本発明において、塩素剤とは、水中で有効塩素
を発生させるものをいう。また、塩素剤含有用水
系とは、補給水に塩素剤を含有する用水系も含ま
れるし、さらに、本発明のヒダントイン系化合物
と防食剤に加えて、さらに塩素剤を踏む障害防止
剤を添加した結果として、塩素剤を含有する用水
系も含まれる。 本発明の用水系の障害防止剤の対象とする水系
は、例えば開放水系は化学工場、ビルおよび工場
の空調・冷暖房施設における水道水を補給水とす
る小型冷却塔および紙パルプ工場における循環水
系、密閉水系では内燃機関における冷却水系が挙
げられる。とりわけ、用水系の設備施設として、
例えば空調・冷暖房用設備の材質が銅または銅合
金であつて、かつ、補給水中に塩素剤が存在する
場合に本発明の防食効果は顕著である。 本発明の障害防止剤を用いるい用水系の処理方
法は、通常に行われている処理方法であれば特に
限定されるものではなく、例えば被処理すべき用
水系中に本発明防止剤の混合溶液を単に添加する
だけであつてよい。この添加量は、ヒダントイン
系化合物が用水系における補給水中の有効塩素に
対し好ましくは0.5モル以上、さらに好ましくは
1モル以上であり、防食剤が好ましくは0.1〜100
mg/、さらに、好ましくは1〜20mg/であ
る。この添加量が上記した範囲を外れる場合は、
特に塩素剤が存在し、かつ、銅系金属材料を含む
用水系の腐食とスライム形成を防止する効果が十
分でなく、ないし過剰に入れただけの効果増が期
待できない。 本発明の障害防止剤には、前述したように更に
スケール防止剤を配合してもよく、この具体例と
してはポリアクリル酸、ポリアクリルアミドの部
分加水分解物、アクリル酸−イタコン酸共重合
物、イソブチレン−無水マレイン酸共重合物、ス
チレンスルホン酸−無水マレイン酸共重合物およ
び2−ヒドロキシエチルメタアクリル酸−アクリ
ル酸共重合物等の各種重合物並びにリグニンスル
ホン酸、タンニン、エチレンジアミンおよびニト
リロ三酢酸等が挙げられ、これらからなる群より
選ばれる1種もしくは2種以上のものである。 以下、実施例および比較例により本発明の障害
防止剤を更に詳細に説明する。 実施例 1 本発明の障害防止剤として、ヒドロキシエチリ
デンビス(メチルスルホン酸)10重量部、ポリア
クリル酸ソーダ(分子量約3000)10重量部および
5,5−ジメチルヒダントイン1重量吹から成る
ものを調製した。この防止剤21mg/、保有水量
800、滞留時間17時間、ブロー水量48/時間
の諸元の小型冷却塔に冷却水として供給される市
水5場合濃縮水(電導度958μS/cm、Mアルカリ
度240mg/、Ca硬度230mg/、塩素イオン50
mg/、硫酸イオン70mg/、シリカ120mg/、
PH8.7)に添加して試験水を作成した。この試験
水中に軟鋼の試験片を浸漬し、2週間後に試験前
後の試験片の重量差(腐食速度)を測定し、これ
により腐食速度(mg/dm2・day)を算出し、防
食効果を判定した。なお、補給水および循環水中
の残留塩素は毎日測定し、その平均値を示した。 比較例1および2 実施例1における試験片を合成ゴムに、同防止
剤から5,5−ジメチルヒダントインを除外した
他は実施例1と同様に行ない(比較例1)、更に、
ブランク試験(比較例2)を行なつた。 実施例1並びに比較例1および比較例2の結果
を表−1に示す。
【表】
表−1より本発明防止剤が軟鋼の防食とスライ
ム付着防止に極めて有効であることが確認され
た。なお、本発明防止剤におけるホスホン酸に代
えてトリポリリン酸ソーダと硫酸亜鉛との混合
物;ヘキサメタリン酸ソーダと硫酸亜鉛との混合
物;を使用した場合にも、ほぼ同様の結果が得ら
れた。 実施例 2〜7 横浜市水1の試験水槽に供給し、この水槽を
40℃恒温に保持した。この水槽に次亜塩素酸、ト
リルトリアゾールおよび5,5−ジメチルヒダン
トインをそれぞれ所定量(表−2に示す)添加し
て試験水を調製した。この試験水に試験片として
Tcup(純銅)(実施例2〜4)または試験片とし
てBSTF(アルミ黄銅)(実施例5〜7)を浸漬し
て撹拌した。試験は2日毎にとりかえ、塩素剤に
ついては毎日、所定量(表−2に示す)を添加し
た。7日間経過後に試験片をとり出し、実施例と
同様にして本発明の防食効果を判定した。 比較例 3〜14 実施例2〜4における防止剤からトリルトリア
ゾールおよび5,5−ジメチルヒダントインを除
外(比較例3、5、7)および同防止剤から5,
5−ジメチルヒダントインを除外(比較例4、
6、8)、並びに実施例5〜7における防止剤か
らトリルトリアゾールおよび5,5−ジメチルヒ
ダントインを除外(比較例9、11、13)および同
防止剤から5,5−ジメチルヒダントインを除外
(比較例10、12、14)した他は実施例2〜7と同
様に行なつた。 実施例2〜7および比較例3〜14の結果を表−
2に示す。
ム付着防止に極めて有効であることが確認され
た。なお、本発明防止剤におけるホスホン酸に代
えてトリポリリン酸ソーダと硫酸亜鉛との混合
物;ヘキサメタリン酸ソーダと硫酸亜鉛との混合
物;を使用した場合にも、ほぼ同様の結果が得ら
れた。 実施例 2〜7 横浜市水1の試験水槽に供給し、この水槽を
40℃恒温に保持した。この水槽に次亜塩素酸、ト
リルトリアゾールおよび5,5−ジメチルヒダン
トインをそれぞれ所定量(表−2に示す)添加し
て試験水を調製した。この試験水に試験片として
Tcup(純銅)(実施例2〜4)または試験片とし
てBSTF(アルミ黄銅)(実施例5〜7)を浸漬し
て撹拌した。試験は2日毎にとりかえ、塩素剤に
ついては毎日、所定量(表−2に示す)を添加し
た。7日間経過後に試験片をとり出し、実施例と
同様にして本発明の防食効果を判定した。 比較例 3〜14 実施例2〜4における防止剤からトリルトリア
ゾールおよび5,5−ジメチルヒダントインを除
外(比較例3、5、7)および同防止剤から5,
5−ジメチルヒダントインを除外(比較例4、
6、8)、並びに実施例5〜7における防止剤か
らトリルトリアゾールおよび5,5−ジメチルヒ
ダントインを除外(比較例9、11、13)および同
防止剤から5,5−ジメチルヒダントインを除外
(比較例10、12、14)した他は実施例2〜7と同
様に行なつた。 実施例2〜7および比較例3〜14の結果を表−
2に示す。
【表】
【表】
表−2より、ヒダントイン系化合物と防食剤の
併用は腐食速度を著しく低下させる。また本発明
の障害防止剤は銅および銅合からなる用水系の腐
食を極めて効率よく抑制することが確認された。 以上の実施例から明らかなように、本発明の障
害防止剤は塩素剤の共存下における防食性が優
れ、かつ、従来のものと同様のスライム除去の効
果を併有し、用水系の障害を有効に防止できるも
のである。
併用は腐食速度を著しく低下させる。また本発明
の障害防止剤は銅および銅合からなる用水系の腐
食を極めて効率よく抑制することが確認された。 以上の実施例から明らかなように、本発明の障
害防止剤は塩素剤の共存下における防食性が優
れ、かつ、従来のものと同様のスライム除去の効
果を併有し、用水系の障害を有効に防止できるも
のである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式: (式中、R1およびR2は同一であつても異なつて
いてもよく、それぞれ水素原子、アルカリ金属、
またはハロゲン原子を表わし、R3およびR4は同
一であつても異なつていてもよく、それぞれ水素
原子または炭素数1〜12のアルキル基を表わす) で示されるヒダントイン系化合物と防食剤とを含
むことを特徴とする塩素剤含有用水系の障害防止
剤。 2 該防食剤が、アゾール系化合物およびヒドロ
キサム酸系化合物からなる群より選ばれる1種以
上のものである特許請求の範囲第1項記載の用水
系の障害防止剤。 3 該アゾール系化合物が、トリアゾール、ベン
ゾトリアゾール、アルキルベンゾトリアゾール、
イミダゾール、チアゾールおよびメルカプトベン
ゾチアゾールからなる群より選ばれる1種以上の
ものである特許請求の範囲第2項記載の用水系の
障害防止剤。 4 該用水系が、銅または銅合金を含むものであ
る特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれか
に記載の用水系障害防止剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58071514A JPS59196804A (ja) | 1983-04-25 | 1983-04-25 | 用水系の障害防止剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58071514A JPS59196804A (ja) | 1983-04-25 | 1983-04-25 | 用水系の障害防止剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59196804A JPS59196804A (ja) | 1984-11-08 |
| JPH0465803B2 true JPH0465803B2 (ja) | 1992-10-21 |
Family
ID=13462890
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58071514A Granted JPS59196804A (ja) | 1983-04-25 | 1983-04-25 | 用水系の障害防止剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59196804A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4959062B2 (ja) * | 2001-02-28 | 2012-06-20 | 伯東株式会社 | 水系処理法 |
| TWI445698B (zh) * | 2006-06-29 | 2014-07-21 | Albemarle Corp | 生物膜控制 |
| JP6898255B2 (ja) | 2015-05-28 | 2021-07-07 | エコラボ ユーエスエー インコーポレイティド | 2−置換イミダゾール及びベンズイミダゾール腐食抑制剤 |
| CA2987055C (en) * | 2015-05-28 | 2023-10-17 | Ecolab Usa Inc. | Purine-based corrosion inhibitors |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54154523A (en) * | 1978-05-22 | 1979-12-05 | Kurita Water Ind Ltd | Industrial germicide |
| JPS57137376A (en) * | 1981-02-18 | 1982-08-24 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | Preventing agent of damage to service water system |
-
1983
- 1983-04-25 JP JP58071514A patent/JPS59196804A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59196804A (ja) | 1984-11-08 |
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