JPH0466301B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0466301B2 JPH0466301B2 JP61037757A JP3775786A JPH0466301B2 JP H0466301 B2 JPH0466301 B2 JP H0466301B2 JP 61037757 A JP61037757 A JP 61037757A JP 3775786 A JP3775786 A JP 3775786A JP H0466301 B2 JPH0466301 B2 JP H0466301B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output
- gate
- level
- voltage
- area
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
- Exposure Control For Cameras (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明は被写界を複数の領域に分割し、それら
複数の領域毎の輝度情報を求めて、各種の演算に
より測光値を求める方式の測光装置に関する。 (従来技術) 従来より、被写界を複数の領域に分割し、それ
ぞれの領域毎に測光し、これら複数の測光値を用
いて撮影画面に適正露出を与えるようにした測光
装置が種々提案されている。 しかしながら、従来の測光装置は、被写界の特
定の部分を中心として全被写界にほぼ適正露出を
与える為に平均測光値を補正するものであり、被
写界の特定の領域に対して意識的にハイライトコ
ントロールもしくはシヤドーコントロールをする
ことができず、白つぽい被写体が白く写らないと
か、黒つぽい被写体が黒く写らない問題を生じて
いた。 (発明の目的) 本発明は従来の測光装置の問題を解決する為に
なされたものであつて、被写界の周辺領域の輝度
情報が高輝度側の第1の基準値より大きい際には
ハイライト描写する露出情報が得られる演算方式
を選択し、該周辺領域の輝度情報が低輝度側の第
2の基準値より小さい際にはシヤドー描写する露
出情報が得られる演算方式を選択するようにした
ので、白つぽいものは白く、黒つぽいものは黒く
写すことができる測光装置を提供するものであ
る。 (実施例) 第1図は、本発明を一眼レフカメラに適用した
ときの、光学系の概略図である。同図において、
1は撮影レンズ、2はクイツクリターンミラー、
3は焦点板、4はペンタプリズム、5は結像レン
ズ、6は受光部、7は像面である。 本実施例では、撮影レンズ1により焦点板3上
に結像した被写体像を結像レンズ5により受光部
6上に導光及び結像させて測光している。第2図
は第1図に示した受光部6の受光面の説明図であ
る。第2図において、2Aは、被写界の略中央部
の領域、2Bは領域2Aの周囲を取り囲む形状の
中間部の領域、2Cは領域2Bの周囲を取り囲む
形状の画面周辺部の領域であり、2C1〜2C4に
4分割されている。本実施例では、第2図に示す
ように各領域に相当する位置の被写界領域の光を
受光できる受光素子を複数配置し、被写界を6個
の領域2A,2B,2C1〜2C4に分割して、各
領域毎に被写界輝度の測光を行つている。 第3図〜第6図は本発明の回路構成を説明する
ための回路図である。 第3図に於いて、8,9,10,11,12,
13は、上記6個の領域2A,2B,2C1,2
C2,2C3,2C4に対応するシリコンフオトダイ
オード(SPD)であり、それぞれの領域の輝度
に応じた光電流iA,iB,iC1,iC2,iC3,iC4を発生さ
せる。14〜19は、これら光電流を対数圧縮し
て、VA,VB,VC1,VC2,VC3,VC4なる電圧値を
出力する対数圧縮回路である。VA,VB,VC1,
VC2,C3,VC4は、定数a1,a2,a3,a4,a5,a6(
0),b(>0)及び光電流iA,iB,iC1,iC2,iC3,
iC4を用いて次の様に表わせる。 VA=a1+b lniA VB=a2+b lniB VC1=a3+b lniC1 VC2=a4+b lniC2 VC3=a5+b lniC3 VC4=a6+b lniC4 ただし、a1,a2,a3,a4,a5,a6は、各領域の
輝度が等しいときには、VA=VB=VC1=VC2=
VC3=VC4となる様に、対数圧縮回路14〜19
内の予め設定されているものとする。20は、対
数圧縮回路16〜19の出力電圧VC1,VC2,
VC3,VC4を各々入力端I11,I12,I13,
I14に入力して、被写界の最周辺部2Cの輝度
値を演算し、O1出力端から電圧VCを出力する
周辺輝度値演算回路である。この周辺輝度値演算
回路20の構成を第4図に示す。第4図におい
て、32,33,34,35,36は、大小比較
回路で、I1,I2に入力される2つの電圧値の
うち、大きい方をOH出力端から出力し、小さい
方をOL出力端から出力する回路である。この大
小比較回路32〜36の具体例を第5図に示す。
第5図において、66は正相・逆相入力端及び正
相・逆相出力端を持つコンパレータで、正相入力
端電圧V+、逆相入力端電圧V−がV+V−の
とき、正相出力端からHレベルの電圧、逆相出力
端からLレベルの電圧が出力され、V+<V−の
ときに正相出力端からLレベルの電圧、逆相出力
端からHレベルの電圧が出力されるようになつて
いる。67〜70はアナログスイツチで、コント
ロール端子に印加される電圧がHレベルのとき導
通状態になり、Lレベルのときに開放状態にな
る。I1入力端に入力する電圧をVI1,I2入力
端に入力する電圧をVI2とすると、VI1VI2のと
きにはコンパレータ66の正相入力端電圧V+
逆相入力端電圧V−になる。このとき、コンパレ
ータ66の正相出力端電圧はHレベル、逆相出力
端電圧はLレベルになり、アナログスイツチ6
7,70のコントロール電圧はHレベル、アナロ
グスイツチ68,69のコントロール電圧はLレ
ベルであるから、アナログスイツチ67,70は
導通状態、アナログスイツチ68,69は開放状
態になる。よつて、OH出力端には、アナログス
イツチ67を通して、電圧VI1が出力され、OL出
力端には、アナログスイツチ70を通して、電圧
VI2が出力される。同様に、VI1<VI2のときには、
コンパレータ66の正相入力端電圧V+<逆相入
力端電圧V−になり、コンパレータ66の正相出
力端電圧はLレベル、逆相出力端電圧はHレベル
になる。よつて、アナログスイツチ67,70の
コントロール電圧はLレベルであるから、アナロ
グスイツチ67,70は、開放状態となり、アナ
ログスイツチ68,69のコントロール電圧はH
レベルであるから、アナログスイツチ68,69
は導通状態になる。このとき、OH出力端には、
アナログスイツチ69を通して、電圧VI2が出力
され、CL出力端には、アナログスイツチ68を
通して、電圧VI1が出力される。このようにして、
OH出力端には、電圧VI1,VI2のうち大きい方
が、OL出力端には小さい方が出力される。第4
図では、大小比較回路を5つ用いて、電圧VC1,
VC2,VC3,VC4のうちいちばん大きいものをVH1
として、2番目に大きいものをVH2として、3番
目に大きいものをVH3として、最も小さいものを
VH4として出力するような構成にしている。大小
比較回路32のI1入力端には、電圧VC1が入力
され、I2入力端には電圧VC2が入力され、どち
らか大きい方をOH出力端から出力し、小さい方
をOL出力端から出力している。同様に、大小比
較回路33のI1入力端には電圧VC3が入力さ
れ、I2入力端には電圧VC4が入力され、どちら
か大きい方をOH出力端から出力し、小さい方を
OL出力端から出力している。大小比較回路34
では、大小比較回路32,33のOH出力端から
出力された電圧をI1,I2入力端に入力して、
大小を比較し、大きい方をOH出力端から出力
し、小さい方をOL出力端から出力しているが、
ここでOH出力端から出力される電圧は、VC1,
VC2,VC3,VC4のうち最も大きい電圧である。同
様に、大小比較回路35では、大小比較回路3
2,33のOL出力端から出力された電圧をI1,
I2入力端に入力して、大小を比較し、大きい方
をOH出力端から小さい方をOL出力端から出力
しているが、ここでOL出力端から出力される電
圧はVC1,VC2,VC3,VC4のうち最も小さい電圧
である。大小比較回路36は、大小比較回路34
のOL出力端電圧と、大小比較回路35のOH出
力端電圧をI1,I2入力端に入力して、大小比
較している。大小比較回路36では、VC1,VC2,
VC3,VC4の最大、最小を除いた中間の2つの電
圧値を比較して出力しており、大小比較回路36
のOH出力端から、VC1,VC2,VC3,VC4のうち2
番目に大きな電圧が出力され、OL出力端からは、
3番目に大きな電圧が出力される。このようにし
て、VC1,VC2,VC3,VC4を、大きい順にVH1
VH2VH3VH4になる様に並べ換えている。37
〜40は、同一の抵抗値を持つ抵抗であり、
VC1,VC2,VC3,VC4を平均するためのものであ
る。Vcm=(VC1+VC2+VC3+VC4)/4である。
41は基準電圧発生回路であり、4つの基準電圧
Vr1,Vr2,Vr3,Vr4を発生している。基準電圧
Vr1,Vr2,Vr3,Vr4の大小関係はVr1>Vr2>
Vr3>Vr4である。42〜45はコンパレータで
あり、Vcmと、基準電圧Vr1,Vr2,Vr3,Vr4を
比較し、VcmVr1,VcmVr2,VcmVr3,
VcmVr4のときには、コンパレータ42,4
3,44,45がそれぞれHレベル電圧を出力
し、Vcm<Vr1,Vcm<Vr2,Vcm<Vr3,Vcm
<Vr4のときにはそれぞれLレベル電圧を出力す
る。46,47,48,49はインバータであ
り、50,51,52はアンドゲートである。イ
ンバータ46の入力はコンパレータ42の出力
に、インバータ47の入力はコンパレータ43の
出力に、インバータ48の入力はコンパレータ4
4の出力に、インバータ49の入力はコンパレー
タ45の出力に接続されている。アンドゲート5
0の一方の入力は、インバータ46の出力に、も
う一方はコンパレータ43の出力に、アンドゲー
ト51の一方の入力はインバータ47の出力に、
もう一方はコンパレータ44の出力に、アンドゲ
ート52の一方の入力にインバータ48の出力
に、もう一方はコンパレータ45の出力に接続さ
れている。53〜56はオアゲートである。オア
ゲート53の3入力はそれぞれ、コンパレータ4
2の出力、アンドゲート50の出力、アンドゲー
ト51の出力に接続されている。オアゲート54
の4入力は、それぞれ、コンパレータ42の出
力、アンドゲート50の出力、アンドゲート51
の出力、アンドゲート52の出力に接続されてい
る。オアゲート55の4入力は、それぞれ、アン
ドゲート50の出力、アンドゲート51の出力、
アンドゲート52の出力、インバータ49の出力
に接続されている。オアゲート56の3入力はア
ンドゲート51の出力、アンドゲート52の出
力、インバータ49の出力に接続されている。5
7〜60はアナログスイツチであり、それぞれオ
アゲート53〜56により、コントロールされて
いる。61〜64は同一の抵抗値を持つ抵抗であ
る。抵抗61〜64はアナログスイツチ57〜6
0のうち導通状態のものが出力するVH1,VH2,
VH3,VH4のうち大きい順に2つあるいは3つあ
るいは4つか、小さい順に2つあるいは3つの電
圧を平均するためのものである。65はオペアン
プであり、出力端と逆相入力端が接続され、ボル
テージフオロアとして用いている。オペアンプ6
5の出力端電圧は、その出力端以降の回路状態に
よらず正相入力端電圧に等しい電圧が出力され
る。このオペアンプ65の出力電圧をVCとし、
O1出力端から出力している。次に、第4図中
Vr1,Vr2,Vr3,Vr4をVcmとの大小関係から、
被写界の特徴及び電圧VCの値を述べる。 (1) Vr1Vcm
……アナログスイツチ57,58導通 このときは、かなり背景の明るいシーンが想定
されるので、2C1,2C2,2C3,2C4の領域の
比較的低輝度の領域の輝度を無視して、VC=
(VH1+VH2)/2とする。 (2) Vr2Vcm<Vr1
……アナログスイツチ57,58,59導通 このときは晴天時の屋外のように、やや背景の
明るいシーンが想定され、このようなシーンで
は、例えば日陰の地図のように、低輝度値を示す
背景の輝度として不適当な要素が現れ易い。した
がつて、この場合は、最も低輝度の領域の輝度を
無視して、VC=(VH1+VH2+VH3)/3とする。 (3) Vr3Vcm<Vr2
……アナログスイツチ57,58,59,60導
通 このときは、標準的な明るさの背景のシーンが
想定され、このようなシーンでは被写界の比較的
明るい部分も比較的暗い部分も無視出来ない。し
たがつてこのような場合には、VC=(VH1+VH2+
VH3+VH4)/4とする。 (4) Vr4Vcm<Vr3
……アナログスイツチ58,59,60導通 このときはやや背景の暗いシーンが想定される
ので、最も高輝度の領域を無視して、VC=(VH2
+VH3+VH4)/3とする。 (5) Vcm<Vr4
……アナログスイツチ59,60導通 このときは、夜景等のようにかなり背景の暗い
シーンが想定され、このようなシーンでは例えば
電灯光のように局所的に高輝度を示す背景の輝度
として不適当な要素が現れ易い。したがつて、こ
の場合は、比較的高輝度の領域を無視して、VC
=(VH3+VH4)/2とする。 上に述べたように周辺輝度演算回路20は、被
写界の周辺部の輝度状態に応じて、VH1,VH2,
VH3,VH4のうち大きい方から2つあるいは3つ
あるいは4つか、もしくは小さい方から2つか3
つを平均した値をVCとして、O1出力端から出力
する。第3図の21は、対数圧縮回路14,15
の出力電圧VA,VB及び周辺輝度演算回路20の
出力電圧VCを各々入力端I21,I22,I2
3に入力して、後述する複数個の演算式のうちど
の演算式を選択するかを決定する選択回路であ
る。、第3図において、22,23,24は同一
の抵抗値をもつ抵抗であり、25はアナログスイ
ツチである。抵抗22,23,24及びアナログ
スイツチ25により平均値回路が構成されてお
り、選択回路21のA/P出力端からHレベル電
圧が出力されアナログスイツチ25のコントロー
ル端子に入力されると、アナログスイツチ25が
導通状態になり、平均値回路の出力電圧V1は、
(VA+VB+VC)/3になる。一方、選択回路2
1のA/P出力端からLレベルの電圧が出力さ
れ、アナログスイツチ25のコントロール端子に
入力されると、アナログスイツチ25が開放状態
になり、平均値回路の出力電圧V1は(VA+
VB)/2になる。26はオペアンプであり、そ
の出力端と逆相入力端を接続してボルテージフオ
ロアとして用いており、正相入力端には、平均値
回路の出力電圧V1が入力されている。オペアン
プ26の出力端電圧は、その出力端以降の回路状
態によらず、V1である。27,28,29,3
0は同一の抵抗値を持つ抵抗であり、31はオペ
アンプである。抵抗27,28,29,30及び
オペアンプ31により引算回路を構成している。
選択回路21のO2出力端電圧をV2とすると、こ
の引算回路の出力電圧はV1−V2である。この電
圧V1−V2が、本実施例に於いて、後に述べる複
数の演算式により決定される測光値を表現してい
る。 第6図は第3図に於ける選択回路21の回路図
である。71,72,73,74は同一の抵抗値
を持つ抵抗、75はオペアンプであり、第一の引
算回路を構成している。同様に、76,77,7
8,79は同一の抵抗値を持つ抵抗、80はオペ
アンプであり、第二の引算回路を構成している。
第一の引算回路には電圧VA及びVBが入力され、
その出力電圧はVB−VAである。第二の引算回路
には電圧VB及びVCが入力され、その出力電圧は
VC−VBである。81は基準電圧発生回路で基準
電圧Vr5,Vr6,Vr7(Vr5>Vr6>Vr7)を発生し
ている。82,83,84はコンパレータ。正相
入力端にはそれぞれ電圧VCが入力され、逆相入
力端にはそれぞれ基準電圧Vr5,Vr6,Vr7が入力
され、コンパレータ82はVCVr5のときには、
Hレベル電圧を出力し、VC<Vr5のときにはLレ
ベル電圧を出力し、コンパレータ83はVCVr6
のときHレベル、VC<Vr6のときLレベルを出力
し、コンパレータ84は、VCVr7のときHレベ
ル、VC<Vr7のときLレベルを出力する。85は
基準電圧発生回路で基準電圧VPa,VPb,VQa,
VQbを発生する。基準電圧発生回路85にはコン
トロール端子B/Dがあり、コンパレータ83の
出力電圧がコントロール電圧として入力されてい
る。B/DにHレベルのコントロール電圧が入力
されたときの基準電圧をVPa=VP1,VPb=VP2,
VQa=VQ1,VQb=VQ2、一方、該端子B/DにL
レベルのコントロール電圧が入力されたときの基
準電圧をVPa=VP3,VPb=VP4,VQa=VQ3,VQb
=VQ4とおく。基準電圧VP1〜VP4,VQ1〜VQ4の符
号は、VP1,VP3,VQ1,VQ3が正、VP2,VP4,
VQ2,VQ4が負である。86,87はコンパレー
タ、88,89はインバータである。コンパレー
タ86,87の正相入力端には、第一の引算回路
のオペアンプ75の出力電圧VB−VAが入力され
る。コンパレータ86の逆相入力端には、基準電
圧発生回路85のコントロール端子B/Dに入力
されるコントロール電圧のHレベル、Lレベルに
より、基準電圧VP1あるいはVP3が入力される。
コンパレータ87の逆相入力端には、同様に基準
電圧VP2あるいはVP4が入力される。90,91
はコンパレータ、92,93はインバータであ
る。コンパレータ90,91の正相入力端には、
第二の引算回路のオペアンプ80の出力電圧VC
−VBが入力される。コンパレータの逆相入力端
には、基準電圧発生回路85のコントロール端子
B/Dに入力されるコントロール電圧のHレベ
ル、Lレベルにより、基準電圧VQ1あるいはVQ3
が入力される。コンパレータ90の逆相入力端に
は、同様に、基準電圧VQ2あるいはVQ4が入力さ
れる。コンパレータ86,87,90,91の出
力端には、正相入力端電圧V+と逆相入力端電圧
V−の大小により、V+V−のときにHレベル
電圧、V+<V−のときにLレベル電圧が出力さ
れる。94〜102はアンドゲートであり、コン
パレータ86,87,90,91の出力端のHレ
ベル、Lレベルの組み合わせ方によつて、どれか
1つのアンドゲートがHレベル電圧を出力し、そ
の他のアンドゲートはLレベルの電圧を出力す
る。VB−VAとVPa及びVPb,VC−VBとVQa及び
VQbとの大小関係でアンドゲート46〜54のう
ちどのアンドゲートがHレベルを出力するかを以
下に述べる。 1 VB−VAVPa VC−VBVQa …アンドゲート94 VQa>VC−VBVQb … 〃 95 VQb>VC−VB … 〃 96 2 VPa>VB−VAVPb VC−VBVQa …アンドゲート97 VQa>VC−VBVQb … 〃 98 VQb>VC−VB … 〃 99 3 VPb>VB−VA VC−VBVQa …アンドゲート100 VQa>VC−VBVQb … 〃 101 VQb>VC−VB … 〃 102 103,104,105はインバータであり、
コンパレータ82,83,84の出力状態をそれ
ぞれ反転させている。106,107はアンドゲ
ートであり、アンドゲート106の2つの入力は
インバータ103の出力とコンパレータ83の出
力に、アンドゲート107の2つの入力はインバ
ータ104の出力とコンパレータ84の出力に接
続されている。このようにして、コンパレータ8
2,83,84と、インバータ103,104,
105とアンドゲート106,107によつて電
圧VCを基準電圧Vr5,Vr6,Vr7と比較し、コン
パレータ82、アンドゲート106、アンドゲー
ト107、インバータ105の出力状態によつ
て、次のように比較結果を分類している。
複数の領域毎の輝度情報を求めて、各種の演算に
より測光値を求める方式の測光装置に関する。 (従来技術) 従来より、被写界を複数の領域に分割し、それ
ぞれの領域毎に測光し、これら複数の測光値を用
いて撮影画面に適正露出を与えるようにした測光
装置が種々提案されている。 しかしながら、従来の測光装置は、被写界の特
定の部分を中心として全被写界にほぼ適正露出を
与える為に平均測光値を補正するものであり、被
写界の特定の領域に対して意識的にハイライトコ
ントロールもしくはシヤドーコントロールをする
ことができず、白つぽい被写体が白く写らないと
か、黒つぽい被写体が黒く写らない問題を生じて
いた。 (発明の目的) 本発明は従来の測光装置の問題を解決する為に
なされたものであつて、被写界の周辺領域の輝度
情報が高輝度側の第1の基準値より大きい際には
ハイライト描写する露出情報が得られる演算方式
を選択し、該周辺領域の輝度情報が低輝度側の第
2の基準値より小さい際にはシヤドー描写する露
出情報が得られる演算方式を選択するようにした
ので、白つぽいものは白く、黒つぽいものは黒く
写すことができる測光装置を提供するものであ
る。 (実施例) 第1図は、本発明を一眼レフカメラに適用した
ときの、光学系の概略図である。同図において、
1は撮影レンズ、2はクイツクリターンミラー、
3は焦点板、4はペンタプリズム、5は結像レン
ズ、6は受光部、7は像面である。 本実施例では、撮影レンズ1により焦点板3上
に結像した被写体像を結像レンズ5により受光部
6上に導光及び結像させて測光している。第2図
は第1図に示した受光部6の受光面の説明図であ
る。第2図において、2Aは、被写界の略中央部
の領域、2Bは領域2Aの周囲を取り囲む形状の
中間部の領域、2Cは領域2Bの周囲を取り囲む
形状の画面周辺部の領域であり、2C1〜2C4に
4分割されている。本実施例では、第2図に示す
ように各領域に相当する位置の被写界領域の光を
受光できる受光素子を複数配置し、被写界を6個
の領域2A,2B,2C1〜2C4に分割して、各
領域毎に被写界輝度の測光を行つている。 第3図〜第6図は本発明の回路構成を説明する
ための回路図である。 第3図に於いて、8,9,10,11,12,
13は、上記6個の領域2A,2B,2C1,2
C2,2C3,2C4に対応するシリコンフオトダイ
オード(SPD)であり、それぞれの領域の輝度
に応じた光電流iA,iB,iC1,iC2,iC3,iC4を発生さ
せる。14〜19は、これら光電流を対数圧縮し
て、VA,VB,VC1,VC2,VC3,VC4なる電圧値を
出力する対数圧縮回路である。VA,VB,VC1,
VC2,C3,VC4は、定数a1,a2,a3,a4,a5,a6(
0),b(>0)及び光電流iA,iB,iC1,iC2,iC3,
iC4を用いて次の様に表わせる。 VA=a1+b lniA VB=a2+b lniB VC1=a3+b lniC1 VC2=a4+b lniC2 VC3=a5+b lniC3 VC4=a6+b lniC4 ただし、a1,a2,a3,a4,a5,a6は、各領域の
輝度が等しいときには、VA=VB=VC1=VC2=
VC3=VC4となる様に、対数圧縮回路14〜19
内の予め設定されているものとする。20は、対
数圧縮回路16〜19の出力電圧VC1,VC2,
VC3,VC4を各々入力端I11,I12,I13,
I14に入力して、被写界の最周辺部2Cの輝度
値を演算し、O1出力端から電圧VCを出力する
周辺輝度値演算回路である。この周辺輝度値演算
回路20の構成を第4図に示す。第4図におい
て、32,33,34,35,36は、大小比較
回路で、I1,I2に入力される2つの電圧値の
うち、大きい方をOH出力端から出力し、小さい
方をOL出力端から出力する回路である。この大
小比較回路32〜36の具体例を第5図に示す。
第5図において、66は正相・逆相入力端及び正
相・逆相出力端を持つコンパレータで、正相入力
端電圧V+、逆相入力端電圧V−がV+V−の
とき、正相出力端からHレベルの電圧、逆相出力
端からLレベルの電圧が出力され、V+<V−の
ときに正相出力端からLレベルの電圧、逆相出力
端からHレベルの電圧が出力されるようになつて
いる。67〜70はアナログスイツチで、コント
ロール端子に印加される電圧がHレベルのとき導
通状態になり、Lレベルのときに開放状態にな
る。I1入力端に入力する電圧をVI1,I2入力
端に入力する電圧をVI2とすると、VI1VI2のと
きにはコンパレータ66の正相入力端電圧V+
逆相入力端電圧V−になる。このとき、コンパレ
ータ66の正相出力端電圧はHレベル、逆相出力
端電圧はLレベルになり、アナログスイツチ6
7,70のコントロール電圧はHレベル、アナロ
グスイツチ68,69のコントロール電圧はLレ
ベルであるから、アナログスイツチ67,70は
導通状態、アナログスイツチ68,69は開放状
態になる。よつて、OH出力端には、アナログス
イツチ67を通して、電圧VI1が出力され、OL出
力端には、アナログスイツチ70を通して、電圧
VI2が出力される。同様に、VI1<VI2のときには、
コンパレータ66の正相入力端電圧V+<逆相入
力端電圧V−になり、コンパレータ66の正相出
力端電圧はLレベル、逆相出力端電圧はHレベル
になる。よつて、アナログスイツチ67,70の
コントロール電圧はLレベルであるから、アナロ
グスイツチ67,70は、開放状態となり、アナ
ログスイツチ68,69のコントロール電圧はH
レベルであるから、アナログスイツチ68,69
は導通状態になる。このとき、OH出力端には、
アナログスイツチ69を通して、電圧VI2が出力
され、CL出力端には、アナログスイツチ68を
通して、電圧VI1が出力される。このようにして、
OH出力端には、電圧VI1,VI2のうち大きい方
が、OL出力端には小さい方が出力される。第4
図では、大小比較回路を5つ用いて、電圧VC1,
VC2,VC3,VC4のうちいちばん大きいものをVH1
として、2番目に大きいものをVH2として、3番
目に大きいものをVH3として、最も小さいものを
VH4として出力するような構成にしている。大小
比較回路32のI1入力端には、電圧VC1が入力
され、I2入力端には電圧VC2が入力され、どち
らか大きい方をOH出力端から出力し、小さい方
をOL出力端から出力している。同様に、大小比
較回路33のI1入力端には電圧VC3が入力さ
れ、I2入力端には電圧VC4が入力され、どちら
か大きい方をOH出力端から出力し、小さい方を
OL出力端から出力している。大小比較回路34
では、大小比較回路32,33のOH出力端から
出力された電圧をI1,I2入力端に入力して、
大小を比較し、大きい方をOH出力端から出力
し、小さい方をOL出力端から出力しているが、
ここでOH出力端から出力される電圧は、VC1,
VC2,VC3,VC4のうち最も大きい電圧である。同
様に、大小比較回路35では、大小比較回路3
2,33のOL出力端から出力された電圧をI1,
I2入力端に入力して、大小を比較し、大きい方
をOH出力端から小さい方をOL出力端から出力
しているが、ここでOL出力端から出力される電
圧はVC1,VC2,VC3,VC4のうち最も小さい電圧
である。大小比較回路36は、大小比較回路34
のOL出力端電圧と、大小比較回路35のOH出
力端電圧をI1,I2入力端に入力して、大小比
較している。大小比較回路36では、VC1,VC2,
VC3,VC4の最大、最小を除いた中間の2つの電
圧値を比較して出力しており、大小比較回路36
のOH出力端から、VC1,VC2,VC3,VC4のうち2
番目に大きな電圧が出力され、OL出力端からは、
3番目に大きな電圧が出力される。このようにし
て、VC1,VC2,VC3,VC4を、大きい順にVH1
VH2VH3VH4になる様に並べ換えている。37
〜40は、同一の抵抗値を持つ抵抗であり、
VC1,VC2,VC3,VC4を平均するためのものであ
る。Vcm=(VC1+VC2+VC3+VC4)/4である。
41は基準電圧発生回路であり、4つの基準電圧
Vr1,Vr2,Vr3,Vr4を発生している。基準電圧
Vr1,Vr2,Vr3,Vr4の大小関係はVr1>Vr2>
Vr3>Vr4である。42〜45はコンパレータで
あり、Vcmと、基準電圧Vr1,Vr2,Vr3,Vr4を
比較し、VcmVr1,VcmVr2,VcmVr3,
VcmVr4のときには、コンパレータ42,4
3,44,45がそれぞれHレベル電圧を出力
し、Vcm<Vr1,Vcm<Vr2,Vcm<Vr3,Vcm
<Vr4のときにはそれぞれLレベル電圧を出力す
る。46,47,48,49はインバータであ
り、50,51,52はアンドゲートである。イ
ンバータ46の入力はコンパレータ42の出力
に、インバータ47の入力はコンパレータ43の
出力に、インバータ48の入力はコンパレータ4
4の出力に、インバータ49の入力はコンパレー
タ45の出力に接続されている。アンドゲート5
0の一方の入力は、インバータ46の出力に、も
う一方はコンパレータ43の出力に、アンドゲー
ト51の一方の入力はインバータ47の出力に、
もう一方はコンパレータ44の出力に、アンドゲ
ート52の一方の入力にインバータ48の出力
に、もう一方はコンパレータ45の出力に接続さ
れている。53〜56はオアゲートである。オア
ゲート53の3入力はそれぞれ、コンパレータ4
2の出力、アンドゲート50の出力、アンドゲー
ト51の出力に接続されている。オアゲート54
の4入力は、それぞれ、コンパレータ42の出
力、アンドゲート50の出力、アンドゲート51
の出力、アンドゲート52の出力に接続されてい
る。オアゲート55の4入力は、それぞれ、アン
ドゲート50の出力、アンドゲート51の出力、
アンドゲート52の出力、インバータ49の出力
に接続されている。オアゲート56の3入力はア
ンドゲート51の出力、アンドゲート52の出
力、インバータ49の出力に接続されている。5
7〜60はアナログスイツチであり、それぞれオ
アゲート53〜56により、コントロールされて
いる。61〜64は同一の抵抗値を持つ抵抗であ
る。抵抗61〜64はアナログスイツチ57〜6
0のうち導通状態のものが出力するVH1,VH2,
VH3,VH4のうち大きい順に2つあるいは3つあ
るいは4つか、小さい順に2つあるいは3つの電
圧を平均するためのものである。65はオペアン
プであり、出力端と逆相入力端が接続され、ボル
テージフオロアとして用いている。オペアンプ6
5の出力端電圧は、その出力端以降の回路状態に
よらず正相入力端電圧に等しい電圧が出力され
る。このオペアンプ65の出力電圧をVCとし、
O1出力端から出力している。次に、第4図中
Vr1,Vr2,Vr3,Vr4をVcmとの大小関係から、
被写界の特徴及び電圧VCの値を述べる。 (1) Vr1Vcm
……アナログスイツチ57,58導通 このときは、かなり背景の明るいシーンが想定
されるので、2C1,2C2,2C3,2C4の領域の
比較的低輝度の領域の輝度を無視して、VC=
(VH1+VH2)/2とする。 (2) Vr2Vcm<Vr1
……アナログスイツチ57,58,59導通 このときは晴天時の屋外のように、やや背景の
明るいシーンが想定され、このようなシーンで
は、例えば日陰の地図のように、低輝度値を示す
背景の輝度として不適当な要素が現れ易い。した
がつて、この場合は、最も低輝度の領域の輝度を
無視して、VC=(VH1+VH2+VH3)/3とする。 (3) Vr3Vcm<Vr2
……アナログスイツチ57,58,59,60導
通 このときは、標準的な明るさの背景のシーンが
想定され、このようなシーンでは被写界の比較的
明るい部分も比較的暗い部分も無視出来ない。し
たがつてこのような場合には、VC=(VH1+VH2+
VH3+VH4)/4とする。 (4) Vr4Vcm<Vr3
……アナログスイツチ58,59,60導通 このときはやや背景の暗いシーンが想定される
ので、最も高輝度の領域を無視して、VC=(VH2
+VH3+VH4)/3とする。 (5) Vcm<Vr4
……アナログスイツチ59,60導通 このときは、夜景等のようにかなり背景の暗い
シーンが想定され、このようなシーンでは例えば
電灯光のように局所的に高輝度を示す背景の輝度
として不適当な要素が現れ易い。したがつて、こ
の場合は、比較的高輝度の領域を無視して、VC
=(VH3+VH4)/2とする。 上に述べたように周辺輝度演算回路20は、被
写界の周辺部の輝度状態に応じて、VH1,VH2,
VH3,VH4のうち大きい方から2つあるいは3つ
あるいは4つか、もしくは小さい方から2つか3
つを平均した値をVCとして、O1出力端から出力
する。第3図の21は、対数圧縮回路14,15
の出力電圧VA,VB及び周辺輝度演算回路20の
出力電圧VCを各々入力端I21,I22,I2
3に入力して、後述する複数個の演算式のうちど
の演算式を選択するかを決定する選択回路であ
る。、第3図において、22,23,24は同一
の抵抗値をもつ抵抗であり、25はアナログスイ
ツチである。抵抗22,23,24及びアナログ
スイツチ25により平均値回路が構成されてお
り、選択回路21のA/P出力端からHレベル電
圧が出力されアナログスイツチ25のコントロー
ル端子に入力されると、アナログスイツチ25が
導通状態になり、平均値回路の出力電圧V1は、
(VA+VB+VC)/3になる。一方、選択回路2
1のA/P出力端からLレベルの電圧が出力さ
れ、アナログスイツチ25のコントロール端子に
入力されると、アナログスイツチ25が開放状態
になり、平均値回路の出力電圧V1は(VA+
VB)/2になる。26はオペアンプであり、そ
の出力端と逆相入力端を接続してボルテージフオ
ロアとして用いており、正相入力端には、平均値
回路の出力電圧V1が入力されている。オペアン
プ26の出力端電圧は、その出力端以降の回路状
態によらず、V1である。27,28,29,3
0は同一の抵抗値を持つ抵抗であり、31はオペ
アンプである。抵抗27,28,29,30及び
オペアンプ31により引算回路を構成している。
選択回路21のO2出力端電圧をV2とすると、こ
の引算回路の出力電圧はV1−V2である。この電
圧V1−V2が、本実施例に於いて、後に述べる複
数の演算式により決定される測光値を表現してい
る。 第6図は第3図に於ける選択回路21の回路図
である。71,72,73,74は同一の抵抗値
を持つ抵抗、75はオペアンプであり、第一の引
算回路を構成している。同様に、76,77,7
8,79は同一の抵抗値を持つ抵抗、80はオペ
アンプであり、第二の引算回路を構成している。
第一の引算回路には電圧VA及びVBが入力され、
その出力電圧はVB−VAである。第二の引算回路
には電圧VB及びVCが入力され、その出力電圧は
VC−VBである。81は基準電圧発生回路で基準
電圧Vr5,Vr6,Vr7(Vr5>Vr6>Vr7)を発生し
ている。82,83,84はコンパレータ。正相
入力端にはそれぞれ電圧VCが入力され、逆相入
力端にはそれぞれ基準電圧Vr5,Vr6,Vr7が入力
され、コンパレータ82はVCVr5のときには、
Hレベル電圧を出力し、VC<Vr5のときにはLレ
ベル電圧を出力し、コンパレータ83はVCVr6
のときHレベル、VC<Vr6のときLレベルを出力
し、コンパレータ84は、VCVr7のときHレベ
ル、VC<Vr7のときLレベルを出力する。85は
基準電圧発生回路で基準電圧VPa,VPb,VQa,
VQbを発生する。基準電圧発生回路85にはコン
トロール端子B/Dがあり、コンパレータ83の
出力電圧がコントロール電圧として入力されてい
る。B/DにHレベルのコントロール電圧が入力
されたときの基準電圧をVPa=VP1,VPb=VP2,
VQa=VQ1,VQb=VQ2、一方、該端子B/DにL
レベルのコントロール電圧が入力されたときの基
準電圧をVPa=VP3,VPb=VP4,VQa=VQ3,VQb
=VQ4とおく。基準電圧VP1〜VP4,VQ1〜VQ4の符
号は、VP1,VP3,VQ1,VQ3が正、VP2,VP4,
VQ2,VQ4が負である。86,87はコンパレー
タ、88,89はインバータである。コンパレー
タ86,87の正相入力端には、第一の引算回路
のオペアンプ75の出力電圧VB−VAが入力され
る。コンパレータ86の逆相入力端には、基準電
圧発生回路85のコントロール端子B/Dに入力
されるコントロール電圧のHレベル、Lレベルに
より、基準電圧VP1あるいはVP3が入力される。
コンパレータ87の逆相入力端には、同様に基準
電圧VP2あるいはVP4が入力される。90,91
はコンパレータ、92,93はインバータであ
る。コンパレータ90,91の正相入力端には、
第二の引算回路のオペアンプ80の出力電圧VC
−VBが入力される。コンパレータの逆相入力端
には、基準電圧発生回路85のコントロール端子
B/Dに入力されるコントロール電圧のHレベ
ル、Lレベルにより、基準電圧VQ1あるいはVQ3
が入力される。コンパレータ90の逆相入力端に
は、同様に、基準電圧VQ2あるいはVQ4が入力さ
れる。コンパレータ86,87,90,91の出
力端には、正相入力端電圧V+と逆相入力端電圧
V−の大小により、V+V−のときにHレベル
電圧、V+<V−のときにLレベル電圧が出力さ
れる。94〜102はアンドゲートであり、コン
パレータ86,87,90,91の出力端のHレ
ベル、Lレベルの組み合わせ方によつて、どれか
1つのアンドゲートがHレベル電圧を出力し、そ
の他のアンドゲートはLレベルの電圧を出力す
る。VB−VAとVPa及びVPb,VC−VBとVQa及び
VQbとの大小関係でアンドゲート46〜54のう
ちどのアンドゲートがHレベルを出力するかを以
下に述べる。 1 VB−VAVPa VC−VBVQa …アンドゲート94 VQa>VC−VBVQb … 〃 95 VQb>VC−VB … 〃 96 2 VPa>VB−VAVPb VC−VBVQa …アンドゲート97 VQa>VC−VBVQb … 〃 98 VQb>VC−VB … 〃 99 3 VPb>VB−VA VC−VBVQa …アンドゲート100 VQa>VC−VBVQb … 〃 101 VQb>VC−VB … 〃 102 103,104,105はインバータであり、
コンパレータ82,83,84の出力状態をそれ
ぞれ反転させている。106,107はアンドゲ
ートであり、アンドゲート106の2つの入力は
インバータ103の出力とコンパレータ83の出
力に、アンドゲート107の2つの入力はインバ
ータ104の出力とコンパレータ84の出力に接
続されている。このようにして、コンパレータ8
2,83,84と、インバータ103,104,
105とアンドゲート106,107によつて電
圧VCを基準電圧Vr5,Vr6,Vr7と比較し、コン
パレータ82、アンドゲート106、アンドゲー
ト107、インバータ105の出力状態によつ
て、次のように比較結果を分類している。
【表】
108,109はオアゲート、110,111
はアンドゲート、112はオアゲートである。オ
アゲート108の4つの入力はアンドゲート9
8,99,101,102の出力と接続されてお
り、アンドゲート98,99,101,102の
どれか1つのアンドゲートがHレベル電圧を出力
すると、オアゲート108の出力端電圧はHレベ
ルになる。同様に、オアゲート109の6つの入
力はアンドゲート96,98〜102の出力と接
続されており、アンドゲート96,98〜102
のどれか1つのアンドゲートがHレベル電圧を出
力すると、オアゲート109の出力端電圧はHレ
ベルになる。アンドゲート110の2つの入力の
うち1つはオアゲート108の出力と接続され、
もう一方は、アンドゲート106の出力端と接続
されている。アンドゲート106がHレベルを出
力しているときには、アンドゲート110の出力
は、オアゲート108の出力端状態に等しい。こ
のとき、アンドゲート111の2つの入力のうち
1つがアンドゲート107の出力と接続されてい
るため、アンドゲート111の入力の1つがLレ
ベルであるので、その出力はLレベルである。一
方、アンドゲート111の2つの入力のうち1つ
はオアゲート109の出力と接続されており、も
う一方は、アンドゲート107の出力と接続され
ている。アンドゲート106がLレベル電圧を出
力しているときには、アンドゲート110の1つ
の入力にLレベル電圧が入力されるためアンドゲ
ート110の出力はLレベル電圧となつている。
このとき、さらにアンドゲート107の出力電圧
がHレベルであれば、アンドゲート111の2つ
の入力のうち1つの入力にHレベル電圧が入力さ
れるので、この出力は、オアゲート109の出力
状態に等しい。アンドゲート110,111の出
力とコンパレータ82の出力とインバータ105
の出力はそれぞれオアゲート112に入力され、
アンドゲート110,111、コンパレータ8
2、インバータ105のすくなくともどれか1つ
がHレベル電圧を出力しているときには、オアゲ
ート112の出力には、Hレベル電圧が出力され
る。オアゲート112の出力端がA/P出力端と
なつている。113〜117,119〜123は
アンドゲート、118,124はオアゲート、1
25はノアゲートである。126は、基準電圧発
生回路で、基準電圧Vr8,Vr9,Vr10,Vr11,−
Vr12,−Vr13,−Vr14,−Vr15,Vr16,−Vr17を発
生する。127〜137はアナログスイツチであ
る。2入力のアンドゲート113〜117の一方
の入力は、アンドゲート106の出力と接続さ
れ、2入力のアンドゲート119〜123の一方
の入力は、アンドゲート107出力と接続されれ
ている。アンドゲート113のもう一方の入力
は、アンドゲート94の出力と、アンドゲート1
14のもう一方の入力はアンドゲート95の出力
と、アンドゲート115のもう一方の入力はアン
ドゲート96と、アンドゲート116のもう一方
の入力はアンドゲート99の出力と、アンドゲー
ト117のもう一方の入力はアンドゲート102
の出力と接続されている。アンドゲート119の
もう一方の入力はアンドゲート94の出力と、ア
ンドゲート120のもう一方の入力はアンドゲー
ト97の出力と、アンドゲート121のもう一方
の入力は、アンドゲート100の出力と、アンド
ゲート122のもう一方の入力はアンドゲート1
01の出力と、アンドゲート123のもう一方の
入力はアンドゲート102の出力と接続されてい
る。よつて、アンドゲート106の出力端にHレ
ベル電圧が出力されると、アンドゲート113〜
117の一方の入力にHレベル電圧、119〜1
23の一方の入力にLレベル電圧が入力されるた
め、アンドゲート113の出力は、アンドゲート
94の出力状態と等しく、アンドゲート114の
出力は、アンドゲート95の出力状態と等しく、
アンドゲート115の出力はアンドゲート96と
等しく、アンドゲート116の出力はアンドゲー
ト99の出力状態と等しく、アンドゲート117
の出力はアンドゲート102の出力状態と等し
く、アンドゲート119〜123の出力電圧はL
レベルである。逆に、アンドゲート107出力端
にHレベルの電圧が出力されると、アンドゲート
113〜117の一方の入力はLレベル電圧、1
19〜123の一方の入力にHレベル電圧が入力
されるため、アンドゲート113〜117の出力
電圧はLレベルであり、アンドゲート119の出
力はアンドゲート94の出力状態と等しく、アン
ドゲート120の出力はアンドゲーと97の出力
状態と等しく、アンドゲート121の出力はアン
ドゲート100の出力状態と等しく、アンドゲー
ト122の出力はアンドゲート101の出力状態
と等しく、アンドゲート123の出力はアンドゲ
ート102の出力状態と等しい。オアゲート11
8の2つの入力のうち一方はアンドゲート114
の出力と、もう一方はアンドゲート115の出力
と接続されている。オアゲート118の出力は、
アンドゲート115,116の出力電圧のすくな
くともどちらか一方がHレベルのときにHレベル
となる。オアゲート124の2つの入力のうち、
一方はアンドゲート121の出力と、もう一方は
アンドゲート122の出力と接続されている。ア
ンドゲート124の出力は、アンドゲート12
1,122の出力電圧のすくなくともどちらか一
方がHレベルのときにHレベルとなる。ノアゲー
ト125の10個の入力は、アンドゲート113の
出力、オアゲート118の出力、アンドゲート1
16の出力、アンドゲート117の出力、アンド
ゲート119の出力、アンドゲート120の出
力、オアゲート124の出力、アンドゲート12
3の出力、コンパレータ82の出力、インバータ
105の出力とそれぞれ接続されている。アンド
ゲート113〜117,119〜123、コンパ
レータ82、インバータ105の出力が全てLレ
ベルの電圧のとき、ノアゲート125の出力電圧
はHレベルになり、それ以外のとき、ノアゲート
125の出力電圧はLレベルになる。アナログス
イツチ127〜130,132〜137の入力端
には基準電圧発生回路126から基準電圧が加え
られている。アナログスイツチ127の入力端に
は基準電圧Vr8、アナログスイツチ128の入力
端には基準電圧Vr9、アナログスイツチ129の
入力端には基準電圧Vr10、アナログスイツチ1
30の入力端には基準電圧Vr11、アナログスイ
ツチ132の入力端には基準電圧Vr12、アナロ
グスイツチ133の入力端には基準電圧Vr13、
アナログスイツチ134の入力端には基準電圧
Vr14、アナログスイツチ135の入力端には、
基準電圧Vr15、アナログスイツチ136の入力
端には基準電圧Vr16、アナログスイツチ137
の入力端には基準電圧Vr17、が加えられている。
アナログスイツチ131の入力端はOVである。
アナログスイツチ127〜137の出力端は、相
互に接続され、O2出力端になる。アナログスイ
ツチ127のコントロール端子は、アンドゲート
113の出力と、アナログスイツチ128のコン
トロール端子はオアゲート118の出力と、アナ
ログスイツチ129のコントロール端子はアンド
ゲート116の出力と、アナログスイツチ130
のコントロール端子はアンドゲート117の出力
と、アナログスイツチ131のコントロール端子
はノアゲート125の出力と、アナログスイツチ
132のコントロール端子はアンドゲート119
の出力と、アナログスイツチ133のコントロー
ル端子はアンドゲート120の出力と、アナログ
スイツチ134のコントロール端子はオアゲート
124の出力と、アナログスイツチ135のコン
トロール端子はアンドゲート123の出力と、ア
ナログスイツチ136のコントロール端子はコン
パレータ82の出力と、アナログスイツチ137
のコントロール端子はインバータ105の出力と
接続されている。第4図の選択回路の3つの入力
VA,VB,VCの電圧レベル、大小関係によらず、
アンドゲート113、オアゲート118、アンド
ゲート116、アンドゲート117、ノアゲート
125、アンドゲート119、アンドゲート12
0、オアゲート124、アンドゲート123、コ
ンパレータ82、インバータ105のどれか1つ
の出力端がHレベルになり、その他のゲートの出
力端はLレベルになるため、アナログスイツチ1
27〜137のうちHレベルのコントロール電圧
が加わる1つのアナログスイツチのみが導通状態
になり、その他のアナログスイツチは開放状態に
なる。アンドゲート113の出力がHレベル電圧
のときには、アナログスイツチ127が導通状態
になり、電圧Vr8がO2出力端から出力され、オア
ゲート118の出力がHレベル電圧のときには、
アナログスイツチ128が導通状態になり、電圧
Vr9がO2出力端から出力され、アンドゲート11
6の出力がHレベル電圧のときには、アナログス
イツチ129が導通状態になり、電圧Vr10がO2
出力端から出力され、アンドゲート117出力が
Hレベル電圧のときには、アナログスイツチ13
0が導通状態になり、電圧Vr11がO2出力端から
出力され、ノアゲート125がHレベル電圧のと
きには、アナログスイツチ131が導通状態にな
りOVがO2出力端から出力され、アンドゲート1
19の出力がHレベル電圧のときにはアナログス
イツチ132が導通状態になり、電圧Vr12がO2
出力端から出力され、アンドゲート120の出力
がHレベル電圧のときには、アナログスイツチ1
33が導通状態になり電圧Vr13がO2出力端から
出力され、オアゲート124の出力がHレベル電
圧のときにはアナログスイツチ134が導通状態
になり電圧Vr14がO2出力端から出力され、アン
ドゲート123の出力がHレベル電圧のときには
アナログスイツチ135が導通状態になり電圧
Vr15がO2出力端から出力され、コンパレータ8
2の出力がHレベル電圧のときにはアナログスイ
ツチ136が導通状態になり電圧Vr16がO2出力
端から出力され、インバータ105の出力がHレ
ベル電圧のときには、アナログスイツチ137が
導通状態になり、電圧Vr17がO2出力端から出力
される。ただし、Vr8,Vr9,Vr10,Vr11,Vr16
>0、−Vr12,−Vr13,−Vr14,−Vr15,−Vr18<0
である。 次に第7図〜第9図を参照しながら、第3図及
び第6図の回路動作を説明する。 (1) Vc>Vr5 第2図に示す被写界領域の一番外側の領域2C
から得られる輝度信号VCが所定値Vr5以上の場
合、すなわちVC>Vr5として、画面周辺部に晴天
時の明るい空や、もしくはそれに値する程度の相
当に高輝度な被写体がある場合が判断される。こ
のような場合には、被写体の輝度出力をそのまま
露出値とすると、相当に露出アンダーとなつてし
まうことが多いので、全画面がややハイライト描
写(ハイライトコントロールとも呼ばれ、白つぽ
い被写体を確実に白く写すこと)されるような露
出を与えるように、被写体の輝度出力に対して露
出オーバー側の露出補正を行なう。したがつて、
測光値V1−V2は、全ての領域2A,2B,2C
の輝度信号VA,VB,VCを対象とし、補正係数
Vr16を用いて、次の演算式(1)−により求める。 V1−V2=(VA+VB+VC)/3−Vr16 …(1)− そして、第3図及び第6図の回路動作につい
て、まず第6図の選択回路21を説明すると、一
番外側の領域2C(2C1〜2C4)から得られた輝
度信号(測光信号)VCが基準電圧Vr5より大きい
ので、コンパレーター82はHレベルを出力し、
よつてオアゲート112はHレベルを出力して出
力端A/PをHレベルとすると共にアナログスイ
ツチ136のみが導通され、O2出力端の電圧を
基準電圧発生回路126からの基準電圧Vr16と
する。したがつて、第3図でのアナログスイツチ
25は導通となり、オペアンプ26からは電圧
(VA+VB+VC)/3が出力され、オペアンプ3
1では逆相入力端に電圧Vr16が供給されるので、
該オペアンプ31の出力V1−V2は、電圧(VA+
VB+VC)/3−Vr16となる。 (2) 輝度信号VCが所定値Vr6以上であるが、所定
値Vr5より小さいとき、すなわち、Vr6VC<
Vr5として被写界が普通の晴天時(真夏等での
非常に空が明るい晴天時は含まない)や曇時の
屋外等の一般的な場合であると判断されたとき
(背景に空等の明るい被写体が入り画面周辺部
が明るいと判断された場合)、このときは更に
輝度信号差VB−VA(以下ΔBAと略す)及び輝
度信号差VC−VB(以下ΔCBと略す)の値によ
つて、定数としての基準電圧VP1,VP2,VQ1,
VQ2(基準電圧の関係は、VP2<0<VP1,VQ2<
0<VQ1)を用いて、次の演算式により測光値
V1−V2を求める。 (2‐1) VP2<ΔBA<VP1 VQ1<ΔCB のとき、具体的には第8図aに示すように被写界
領域の中央領域2Aと第1の外側領域2Bの輝度
信号差ΔBAは小さくなり、一方、第1の外側領
域2Bと一番外側の領域2Cの輝度信号差ΔCB
は+側の所定値VQ1より大きくなり、このときは
主要被写体が領域2A及び領域2Bの双方に存在
する場合が多いと判断できる。従つて、測光値
V1−V2は主要被写体に適度な露出を与える為に、
領域2Aと領域2Bの輝度信号VA,VBを対象と
し、補正係数は0として、次の演算式(2)−より
求める。 V1−V2=(VA+VB)/2 …(2)− そして、第3図及び第6図の回路動作につい
て、まず第6図の選択回路21を説明すると、一
番外側の領域2C(2C1〜2C4)の測光信号(電
圧)VCが基準電圧Vr6より大きく、Vr5より小さ
いので、コンパレータ83,84はHレベルを出
力しコンパレータ82はLレベルを出力して、ア
ンドゲート106の出力をHレベルとする。よつ
て基準電圧発生回路85のコントロール端子B/
DにHレベルの信号が供給され、該回路85の基
準電圧はVPa=VP1,VPb=VP2,VQa=VQ1,VQb
=VQ2となる。一方、オペアンプ75の出力信号
(電圧)VB−VAは、VP2<ΔBA<VP1の条件にな
るので、コンパレータ86の出力はLレベル、コ
ンパレータ87の出力はHレベルとなり、又、オ
ペアンプ80の出力信号(電圧)VC−VBは、VQ1
<ΔCBの条件になるので、コンパレータ90の
出力はHレベル、コンパレータ91の出力はHレ
ベルとなる。よつて、アンドゲート97のみがH
の出力となり、このアンドゲート97のHレベル
出力、アンドゲート94〜96,98〜102の
Lレベル出力及びアンドゲート106のHレベル
出力により、オアゲート112をLレベルとして
出力端A/をLレベルとすと共に、ノアゲート
125のみをHレベルとし、他のアンドゲート1
13〜123をLレベルとし、O2出力端の電圧
をOVとする。従つて、第3図でのオペアンプ2
6からは電圧(VA+VB)/2が出力され、オペ
アンプ31では逆相入力端にはOVが供給される
ので、該オペアンプ31の出力V1−V2は、電圧
(VA+VB)/2となる。 (2‐2) VP1<ΔBA VQ1<ΔCB の時、具体的には第8図bに示す様に領域2Aと
領域2Bとの輝度信号差ΔBAは+側の所定値VP1
より大きく、更に領域2Bと領域2Cの輝度信号
差ΔCBも+側の所定値VQ1より大きいので、この
ときは主要被写体が領域2Aの全部と領域2Bの
一部に存在する場合が多いと判断できる。この場
合には領域2Aの輝度信号VAのみを対象として
測光値V1−V2を求めても良いのだが、背景の輝
度信号をある程度考慮した方が経験的に良い露出
値が得られる事になる。従つて、測光値V1−V2
は主要被写体VA,VBを対象とし、補正係数Vr8
を用いて、次の演算式(2)−より求める。 V1−V2=(VA+VB)/2−Vr8 …(2)− そして、回路動作は、コンパレータ88,8
9,92,93及びアンドゲート106が全てH
レベルを出力し、アンドゲート94のみがHレベ
ルを出力し、その他のアンドゲート95〜102
がLレベルを出力する。よつて、オアゲート11
2の出力をLレベルとし、アンドゲート113の
出力をHレベルとして、オペアンプ26の出力は
電圧(VA+VB)/2となり、オペアンプ31の
出力V1−V2は(VA+VB)/2−Vr8となる。 (2‐3) VP1<ΔBA VQ2<ΔCB<VQ1 のとき、具体的には、第8図cに示すように、領
域2Aと領域2Bとの輝度信号差ΔBAは+側の
所定値VP1より大きくなり、一方、領域2Bと領
域2Cとの輝度信号差ΔCBは小さいので、この
ときは主要被写体が領域2Aの全部に存在し、又
は特に主要被写体が小さい場合が多いと判断でき
る。この場合には領域2A内の主要被写体を対象
として測光値V1−V2を求めて良いのだが、背景
に相当する領域2Bの輝度信号VBを考慮して、
主要被写体部分に適度な露出を与える為に、測光
値V1−V2は領域2A,2Bを対象とし、補正係
数Vr9(Vr9>Vr8)を用いて、次の演算式(2)−
より求める。 V1−V2=(VA+VB)/2−Vr9 …(2)− そして、回路動作は、コンパレータ86,87
及び90が全てHレベルを出力し、アンドゲート
95のみがHレベルを出力し、他のアンドゲート
94,96〜102はLレベルを出力し、アンド
ゲート106がHレベルを出力する。よつて、オ
アゲート112の出力をLレベルとし、オアゲー
ト118の出力をHレベルとして、オペアンプ2
6の出力は電圧(VA+VB)/2となり、オペア
ンプ31の出力V1−V2は(VA+VB)/2−Vr9
となる。 (2‐4) VP1<ΔBA ΔCB<VQ2 のとき、具体的には、第8図dに示すように、領
域2Aと領域2Bとの輝度信号差ΔBAは+側の
所定値VP1より大きく、一方、領域2Bと領域2
Cとの輝度信号差ΔCBは一側の所定値VQ2より小
さいので、このときは主被写体が上述の(2−
3)で説明した場合と同程度の大きさで且つ領域
2Bに相当する高輝度の被写体(例えば太陽、海
面反射等)のある場合や、風景写真等で領域2B
に相当する高輝度の被写体がある場合と判断でき
る。この場合には、データ的に領域2A,2B及
び2Cの全ての輝度を対象とし、補正係数を0と
して測光値V1−V2を求める〔V1−V2=(VA+VA
+VC)/3〕ことも良好な結果を得る方法とし
て発明者は認識したが、本実施例ではもう一つの
良好な結果が得られる方法、すなわち、上述の
(2−3)の場合と同様に、領域2Aと領域2B
の輝度を対象とし、補正係数Vr9を用いて、次の
演算式(2)−より求める。 V1−V2=(VA+VB)/2−Vr9 …(2)− そして、回路動作は、コンパレータ86,86
及び87がHレベルを出力し、一方、コンパレー
タ90及び91はLレベルを出力し、アンドゲー
ト96がHレベルを出力し、その他のアンドゲー
ト94,95,97〜102がLレベルを出力
し、アンドゲート106がHレベルを出力する。
よつて、オアゲート112の出力をLレベルと
し、オアゲート118の出力をHレベルとして、
オペアンプ26の出力は電圧(VA+VB)/2と
なり、オペアンプ31の出力V1−V2は(VA+
VB)/2−Vr9となる。 (2‐5) VP1<ΔBA<VP1 ΔCB<VQ2 のとき、具体的には、第8図eに示すように、領
域2Aと領域2Bとの輝度信号差ΔBAは小さく、
領域2Bと領域2Cの輝度信号差ΔCBは負の値
でVQ2より絶対値が大きいので、このときは主被
写体が領域2Aと2Bの双方に存在する大きい場
合で、しかも白つぽいことが判断できる。この場
合には、領域2Aと領域2Bの輝度を対象として
測光値を求めても良いが、画面周辺部が中央部よ
り低輝度の場合には、画面周辺部の領域2Cの輝
度をある程度考慮して、測光値を求めた方が、白
つぽい主被写体を確実に白く写す(ハイライトコ
ントロール)ことができ、これはデータ的に良い
露出値が得られることがわかつている。従つて、
このときは主被写体部分がハイライト描写される
ような露出を与える為に輝度信号VA,VB,VCの
全てを対象とし、測光値V1−V2は補正係数Vr10
を用いて、次の演算式(2)−より求める。 V1−V2=(VA+VB+VC)/3−Vr10 …(2)− そして、回路動作は、コンパレータ87がHレ
ベルを出力し、一方、コンパレータ86,90及
び91はLレベルを出力し、アンドゲート99が
Hレベルを出力し、その他のアンドゲート94,
98,100〜102がLレベルを出力し、アン
ドゲート106がHレベルを出力する。 よつて、オアゲート112の出力をHレベルと
し、オペアンプ26の出力は電圧(VA+VB+
VC)/3となり、オペアンプ31の出力V1−V2
は(VA+VB+VC)/3−Vr10となる。 (2‐6) ΔBA<VP2 ΔCB<VQ2 のとき、具体的には第8図fに示すように、領域
2Aと領域2Bとの輝度信号差ΔBAは負の値で
所定値VP2より絶対値が大きく、領域2Bと領域
2Cとの輝度信号差ΔCBも負の値で所定値VQ2よ
り絶対値が大きいので、このときは主被写体が領
域2Aの全部と領域2Bの一部に存在する中くら
いの場合で且つ白つぽい被写体の場合であること
が判断できる。この場合には、上述の(2−5)
の場合と同様に主被写体がハイライト描写される
ような露出を与える為に、領域2A,2B及び2
Cの輝度を対象とし、測光値V1−V2は補正係数
Vr11(Vr11<Vr10)を用いて、次の演算式(2)−
より求める。 V1−V2=(VA+VB+VC)/3−Vr11 …(2)− そして、回路動作は、コンパレータ86〜91
がLレベルを出力し、アンドゲート102がHレ
ベルを出力し、その他のアンドゲート94〜10
1がLレベルを出力し、アンドゲート106がH
レベルを出力する。よつて、オアゲート112の
出力をHレベルとし、アンドゲート117の出力
をHレベルとして、オペアンプ26の出力は電圧
(VA+VB+VC)/3となり、オペアンプ31の
出力V1−V2は(VA+VB+VC)/3−Vr11とな
る。 (2‐7) ΔBA<VP2 VQ2<ΔCB<VQ1 のとき、具体的には第8図gに示すように、領域
2Aと領域2Bとの輝度信号差ΔBAは負の値で
所定値VP2より絶対値が大きく、領域2Bと領域
2Cとの輝度信号差ΔCBは小さいので、このと
きは主被写体は領域2Aの全部に存在するか、も
しくは特に主被写体が小さいときであり、しかも
主被写体が白つぽい被写体であることが判断でき
る。この場合にも上述と同じく主被写体部分がハ
イライト描写されるような露出を得る為に、領域
2A,2B及び2Cを対象とし、補正係数を0と
して、次の演算式(2)−より求める。 V1−V2=(VA+VB+VC)/3 …(2)− そして、回路動作は、コンパレータ90がHレ
ベルを出力し、一方、コンパレータ86,87及
び91はLレベルを出力し、アンドゲート101
がHレベルを出力し、その他のアンドゲート94
〜100,102がLレベルを出力し、アンドゲ
ート106がHレベルを出力する。 よつて、オアゲート112の出力をHレベルと
し、ノアゲート125の出力をHレベルとして、
オペアンプ26の出力は電圧(VA+VB+VC)/
3となり、オペアンプ31の出力V1−V2は(VA
+VB+VC)/3となる。 (2‐8) ΔBA<VP2 VQ1<ΔCB のとき、具体的には第8図hに示すように、領域
2Aと領域2Bとの輝度信号差ΔBAは負の値で
所定値VP2より絶対値が大きく、領域2Bと領域
2Cとの輝度信号差ΔCBは所定値VQ1より大きい
ので、このときは、主被写体が上述の(2−1)
で述べた場合と同程度の大きさで且つ主被写体部
分に明暗差があつて、領域2Aがやや高輝度にな
つている場合や、風景写真等で領域2Bに相当な
低輝度な被写体が占めている場合であることが判
断できる。この場合にはデータ的に領域2A,2
B及び2Cの全ての輝度を対象とし、補正係数を
0として測光値V1−V2を求める〔V1−V2=(VA
+VB+VC)/3〕ことも、良好な結果を得る方
法として発明者は認識したが、本実施例ではもう
一つの良好な結果が得られる方法、すなわち上述
の(2−1)の場合と同様に、領域2Aと領域2
Bの輝度を対象とし、補正係数は0として、次の
演算式(2)−より求める。 V1−V2=(VA+VB)/2 …(2)− そして、回路動作はコンパレータ90及び91
がHレベルを出力し、一方コンパレータ86,8
7はLレベルを出力し、アンドゲート100がH
レベルを出力し、その他のアンドゲート94〜9
9,101,102がLレベルを出力し、アンド
ゲート106がHレベルを出力する。よつて、オ
アゲート112の出力をLレベルとし、ノアゲー
ト125の出力をHレベルとして、オペアンプ2
6の出力は電圧(VA+VB)/2となり、オペア
ンプ31の出力V1−V2は(VA+VB)/2とな
る。 (2‐9) VP2<ΔBA<VP1 VQ2<ΔCB<VQ1 のとき、具体的には第8図iに示すように、領域
2Aと領域2Bとの輝度信号差ΔBAが小さく、
また領域2Bと領域2Cとの輝度信号差ΔCBも
小さいので、このときは主被写体が被写界全体を
占めている場合、あるいは風景等のように主被写
体の設定意図がない場合であると判断できる。こ
の場合には、領域2A,2B及び2Cの輝度を対
象とし、補正係数を0として、次の演算式(2)−
より求める。 V1−V2=(VA+VB+VC)/3 …(2)− そして、回路動作は、コンパレータ87及び9
0がHレベルを出力し、一方、コンパレータ86
及び91はLレベルを出力し、アンドゲート98
がHレベルを出力し、その他のアンドゲート94
〜97,99〜102がLレベルを出力し、アン
ドゲート106がHレベルを出力する。よつて、
オアゲート112の出力をHレベルとし、ノアゲ
ート125の出力をHレベルとして、オペアンプ
26の出力は電圧(VA+VB+VC)/3となり、
オペアンプ31の出力V1−V2は(VA+VB+
VC)/3となる。 (3) 輝度信号VCが所定値Vr7以上であるが、所定
値Vr6より小さいとき、すなわち、Vr7VC<
Vr6として、被写界が日陰の屋外や室内等の一
般的な場合であると判断されたとき(背景に室
内の壁等の被写体が入り画面周辺部が暗いと判
断された場合)、このときも輝度信号差VB−VA
(ΔBA)及び輝度信号差VC−VB(ΔCB)の値に
よつて、定数としてのVP3,VP4,VQ3,VQ4(基
準電圧VP4<0<VP3,VQ4<0<VQ3)を用い
て、次の演算式により測光値V1−V2を求める。 (3‐1) VP4<ΔBA<VP3 VQ3<ΔCB のとき、具体的には第9図aに示す様に領域2A
と領域2Bの輝度信号差ΔBAは小さくなり、領
域2Bと領域2Cの輝度信号差ΔCBが所定値VQ3
より大きいので、このときは主被写体が領域2A
と2Bの双方に存在する大きい場合で、しかも黒
つぽい被写体の場合であると判断できる。 この場合には、単に領域2Aと2Bの輝度を対
象として、補正係数を0として測光値を求めても
良いが、黒つぽい主被写体を確実に黒く写す(シ
ヤドーコントロール)ようにすることがより望ま
しく、本実施例では、主被写体部分がシヤドー描
写されるような露出を与える為に、領域2A,2
Bの輝度を対象とし、測光値V1−V2は一側の補
正係数−Vr13を用いて、次の演算式(3)−より
求める。 V1−V2=(VA+VB)/2+Vr13 …(3)− そして、回路動作は、一番外側の領域2C(2
C1〜2C4)の測光信号(電圧)VCが所定電圧Vr6
より小さいがVr7より大きいので、コンパレータ
83はLレベルを出力し、よつて基準電圧発生回
路85のコントロール端子B/DにLレベルの信
号が供給され、該回路85の基準電圧はVPa=
VP3,VPb=VP4,VQa=VQ3,VQb=VQ4となる。
一方、コンパレータ86はLレベルを出力し、一
方、コンパレータ87,90及び91がHレベル
に出力し、アンドゲート97がHレベルを出力
し、その他のアンドゲート94〜96,98〜1
02がLレベルを出力し、アンドゲート107が
Hレベルを出力する。よつて、オアゲート112
の出力をLレベルとし、アンドゲート120の出
力をHレベルとして、オペアンプ26の出力は電
圧(VA+VB)/2となり、オペアンプ31の出
力V1−V2は(VA+VB)/2−Vr13となる。 (3‐2) VP3<ΔBA VQ3<ΔCB の時、具体的には第9図bに示す様に領域2Aと
領域2Bの輝度信号差ΔBAが所定値VP3より大き
く、領域2Bと領域2Cの輝度信号差ΔCBが所
定値VQ3より大きいので、この時は主被写体が領
域2Aの全部と領域2Bの一部に存在する場合
で、しかも黒つぽい被写体であると判断できる。
その場合には、主被写体部分に上述の(3−1)
と同じ様にシヤドー描写されるような露出を与え
るために、領域2Aと2Bの輝度を対象とし、測
光値V1−V2は一側の補正係数−Vr12を(|Vr12
|<|Vr13|)を用いて、次の演算式(3)−よ
り求める。 V1−V2=(VA+VB)/2+Vr12 …(3)− そして、回路動作は、コンパレータ86〜91
は全てHレベルを出力し、アンドゲート94はH
レベルを出力し、その他のアンドゲート95〜1
02はLレベルを出力し、アンドゲート107が
Hレベルを出力する。よつて、オアゲート112
の出力をLレベルとし、アンドゲート120の出
力をHレベルとして、オペアンプ26の出力は電
圧(VA+VB)/2となり、オペアンプ31の出
力V1−V2は(VA+VB)/2+Vr12となる。 (3‐3) VP3<ΔBA VQ4<ΔCB<VQ3 のとき、具体的には第9図cに示すように領域2
Aと領域2Bの輝度信号差ΔBAが所定値VP3より
大きく、一方、領域2Bと領域2Cの輝度信号差
ΔCBは小さいので、このときは主被写体が領域
2Aの全部に存在するか、または主被写体が小さ
い場合であり、しかも黒つぽい被写体の場合であ
ると判断できる。この場合には、主被写体部分が
シヤドー描写されるような露出を与える為に、領
域2A,2Bの輝度を対象とし、測光値V1−V2
は補正係数を0として、次の演算式(3)−より求
める。 V1−V2=(VA+VB)/2 …(3)− そして、回路動作は、コンパレータ91はLレ
ベルを出力し、一方、コンパレータ86〜90は
Hレベルを出力し、アンドゲート95はHレベル
を出力し、その他のアンドゲート94,96〜1
02はLレベルを出力し、アンドゲート107が
Hレベルを出力する。よつて、オアゲート112
はLレベルとし、ノアゲート125はHレベルと
して、オペアンプ26の出力は電圧(VA+
VB)/2となり、オペアンプ31の出力V1−V2
も(VA+VB)/2となる。 (3‐4) VP3<ΔBA ΔCB<VQ4 の時、具体的には、第9図dに示す様に、領域2
Aと領域2Bの輝度信号差ΔBAが所定値VP3より
大きく、領域2Bと領域2Cの輝度信号差ΔCB
は負の値で所定値VQ4より絶対値が大きいので、
主被写体は上述(3−3)の場合と同程度の大き
さの通常の被写体であり且つ領域2Bに高輝度の
被写体(例えば電灯)のある場合である事が判断
できる。この場合の様に室内で領域2Bに高輝度
の被写体がある際では、室外の太陽等が領域2B
に位置している場合に比べて、この高輝度の影響
は少ないことがデータ的に言える為、測光値V1
−V2は領域2A,2B及び2Cの輝度を対象と
し、補正係数を0として、次の演算式(3)−より
求める。 V1−V2=(VA+VB+VC)/3 …(3)− そして、回路動作は、コンパレータ90及び9
1はLレベルを出力し、一方、コンパレータ8
6,87はHレベルを出力し、アンドゲート96
はHレベルを出力し、その他のアンドゲート9
4,95,97〜102はLレベルを出力し、ア
ンドゲート107はHレベルを出力する。よつ
て、オアゲート112はHレベルとなり、ノアゲ
ート125をHレベルとして、オペアンプ26の
出力は電圧(VA+VB,VC)/3となり、オペア
ンプ31の出力V1−V2も(VA+VB+VC)/3
となる。 (3‐5) VP4<ΔBA<VP3 ΔCB<VQ4 のとき、具体的には、第9図eに示すように、領
域2Aと領域2Bとの輝度信号差ΔBAは小さく、
領域2Bと領域2Cとの輝度信号差ΔCBは負の
値で所定値VQ4より絶対値が大きいので、主被写
体が領域2Aと2Bの双方に存在する場合であり
且つ、領域2A,2Bのみがライト等により照明
されている場合であると判断できる。その場合に
は、領域2A及び2Bのみの輝度を対象として測
光値を求める考え方もあるが、本実施例では被写
界の暗い周辺領域、すなわち領域2Cもある程度
は考慮し、測光値V1−V2は領域2A,2B及び
2Cの輝度を対象とし、補正係数を0として、次
の演算式(3)−にて求める。 V1−V2=(VA+VB+VC)/3 …(3)− そして、回路動作はコンパレータ86,90及
び91がLレベルを出力し、一方、コンパレータ
87がHレベルを出力し、アンドゲート99はH
レベルを出力し、その他のアンドゲート94〜9
8,100〜102はLレベルを出力し、アンド
ゲート107をHレベルの出力とする。 よつて、オアゲート112はHレベルとなり、
ノアゲート125をHレベルとして、オペアンプ
26の出力は電圧(VA+VB+VC)/3となり、
オペアンプ31の出力V1−V2も(VA+VB+
VC)/3となる。 (3‐6) ΔBA<VP4 ΔCB<VQ4 のとき、具体的には第9図fに示す様に、領域2
Aと領域2Bとの輝度信号差ΔBAは負の値で所
定値VP4より絶対値が大きく、領域2Bと領域2
Cとの輝度信号差ΔCBも負の値で所定値VQ4より
絶対値が大きいので、主被写体は領域2Aの全部
と領域2Bの一部に存在する場合であつて、且つ
領域2Aの全てと領域2Bの一部がライト等によ
り照明されている場合であると判断できる。この
場合には上述の(3−5)の場合とは異り補正係
数にて補正することが主被写体部分に適度な露出
を与える為に必要となり、領域2A,2B及び2
Cの輝度を対象とし、測光値V1−V2は一側の補
正係数−Vr15を用いて次の演算式(3)−にて求
める。 V1−V2=(VA+VB+VC)/3+Vr15 …(3)− そして、回路動作はコンパレータ86〜91は
全てLレベルを出力し、アンドゲート102はH
レベルを出力し、その他のアンドゲート94〜1
01はLレベルを出力し、アンドゲート107は
Hレベルを出力する。よつて、オアゲート112
はHレベルとなり、アンドゲート123をHレベ
ルとして、オペアンプ26の出力は電圧(VA+
VB+VC)/3となり、オペアンプ31の出力V1
−V2は(VA+VB+VC)/3+Vr15となる。 (3‐7) ΔBA<VP4 VQ4<ΔCB<VQ3 のとき、具体的には第9図gに示すように、領域
2Aと領域2Bとの輝度信号差ΔBAは負の値で
所定値VP4より絶対値が大きく、領域2Bと領域
2Cとの輝度信号差ΔCBは小さいので、このと
きは主被写体は領域2Aの全部に存在し、又は主
被写体が小さく領域2Aの一部に存在する場合で
あると判断できる。この場合には主被写体部分に
適度な露出を与える為に、領域2A,2B及び2
Cの輝度を対象とし、測光値V1−V2は一側の補
正係数−Vr14(|Vr14|>|Vr15|)を用いて次
の演算式(3)−にて求める。 V1−V2=(VA+VB+VC)/3+Vr14 …(3)− そして、回路動作は、コンパレータ86,8
7,及び91がLレベルを出力し、一方、コンパ
レータ90がHレベルを出力し、アンドゲート1
01はHレベルを出力し、その他のアンドゲート
94〜100,102はLレベルを出力し、アン
ドゲート107はHレベルを出力する。よつて、
オアゲート112はHレベルを出力し、オアゲー
ト124がHレベルを出力して、オペアンプ26
の出力は電圧(VA+VB+VC)/3となり、オペ
アンプ31の出力V1−V2は(VA+VB+VC)/
3+Vr14となる。 (3‐8) ΔBA<VP4 VQ3<ΔCB のとき、具体的には第9図hに示すように、領域
2Aと領域2Bとの輝度信号差ΔBAは負の値で
所定値VP4より絶対値が大きく、領域2Bと領域
2Cとの輝度信号差ΔCBは所定値VQ3より大きい
ので、このときは主被写体が上述(3−1)の場
合と同程度の大きさで且つ主被写体部分に明暗差
があつて領域2Aがやや高輝度になつているが全
体としては黒つぽい被写体である場合や領域2B
に相当に低輝度の被写体が占めている場合である
と判断できる。この場合には、データ的に領域2
A,2B及び2Cの全ての輝度を対象とし、補正
係数を0として測光値V1−V2を求める〔V1−V2
=(VA+VB+VC)/3〕ことも被写界の条件に
よつては良好な結果が得られることも解つている
が、実施例では総合的に良い結果が得られた方
法、すなわち、領域2A,2B及び2Cの全ての
輝度を対象とし、測光値V1−V2は一側の補正係
数−Vr14を用いて、次の演算式(3)−にて求め
る。 V1−V2=(VA+VB+VC)/3+Vr14 …(3)− そして、回路動作は、コンパレータ86及び8
7はLレベルを出力し、一方、コンパレータ90
及び91はHレベルを出力し、アンドゲート10
0はHレベルを出力し、その他のアンドゲート9
4〜99,101,102はLレベルを出力し、
アンドゲート107はHレベルを出力する。よつ
て、オアゲート112はHレベルを出力し、オア
ゲート124がHレベルを出力するので、オペア
ンプ26の出力は電圧(VA+VB+VC)/3とな
り、オペアンプ31の出力V1−V2は(VA+VB+
VC)/3+Vr14となる。 (3‐9) VP4<ΔBA<VP3 VQ4<ΔCB<VQ3 のとき、具体的には第9図iに示すように、領域
2Aと領域2Bとの輝度信号差ΔBAは小さく、
又、領域2Bと領域2Cとの輝度信号差ΔCBも
小さいので、このときは主被写体が被写界全体を
占めている場合、もしくは風景写真等のように主
被写体が特に設定されていない場合であることが
判断できる。この場合には、領域2A,2B及び
2Cの全体に適度な露出を与えるために、領域2
A〜2Cの全部の輝度を対象とし、測光値V1−
V2は補正係数を0として次の演算式(3)−にて
求める。 V1−V2=(VA+VB+VC)/3 …(3)− そして、回路動作は、コンパレータ86及び9
1はLレベルを出力し、一方コンパレータ87及
び90はHレベルを出力し、アンドゲート98は
Hレベルを出力し、その他のアンドゲート94〜
97,99〜102はLレベルを出力し、アンド
ゲート107がHレベルを出力する。よつて、オ
アゲート112はHレベルを出力し、ノアゲート
125がHレベルを出力するのでオペアンプ26
の出力は電圧(VA+VB+VC)/3となり、オペ
アンプ31の出力V1−V2も(VA+VB+VC)/
3となる。 (4) 輝度信号VCが所定値Vr7より小さいとき、す
なわちVC<Vr7として、被写界が夜景等のよう
に相当に低輝度であると判断されたとき、この
場合には被写界の輝度出力をそのまま露出値と
すると相当に露出オーバーとなつてしまうこと
が多い。その為、この場合には全画面がややシ
ヤドー描写(シヤドーコントロールとも呼ば
れ、黒つぽい被写体を確実に黒く写すこと)さ
れるような露出を与えるように、被写体の輝度
出力に対して露出アンダー側の露出補正を行な
う。したがつて、測光値V1−V2は全ての領域
2A,2B,2Cの輝度信号VA,VB,VCを対
象とし、一側の補正係数−Vr17を用いて、次
の演算式(4)−より求める。 V1−V2=(VA+VB+VC)/3+Vr17 …(4)− 以上、説明した実施例の測光装置にて特徴的な
ことは、主被写体が被写界領域の中央部(領域2
A)にあることを前提とすると、主被写体の大き
さが判断でき、その主被写体の大きさに応じた補
正が行なえる。 又、本実施例の測光装置では、被写体が白つぽ
いかもしくは黒つぽいことを検知した際には、意
識的に白つぽい被写体は白く、黒つぽい被写体は
黒く写るようにハイライト描写(ハイライトコン
トロール)もしくは、シヤドー描写(シヤドーコ
ントロール)を補正して行なわせており、又、こ
の補正は主被写体の大きさの判別により補正量を
変えているので、極めて効果的な測光値のコント
ロールを可能としている。 なお、上述の実施例の説明にて用いた第8図及
び第9図の説明図にて、各領域2A〜2Cの輝度
レベルの値は、隣合う領域の輝度差が小さいとき
には、同じレベルにて示したが、これは無論、実
際の測光の場合は多少の差が出るものであり(比
較した所定値、例えばVP1よりは輝度差が小さい
意味)、あくまで第8図及び第9図は本発明の理
解を容易にするための説明図の役目しか果たさな
いものである。 なお、実施例において、測光値V1−V2の演算
方式は、画面周辺部の輝度のレベルによつて4通
りの場合(VC1〜VC4)に分けたが、より細かな
領域分けを行つて、測光値を得るようにしても良
いし、又、逆に画面周辺部(VC)を1つの領域
として測光しても良い。また、測光値V1−V2の
演算方式は対象とする測光領域を中央部と中間部
のVAとVBのみの場合と、全画面のVA,VB,VC
の場合の2通りの場合に分けたが、多分割された
周辺部分のうちの一部または全部を常に対象とす
るようにして前述と同様にして測光値を求めるよ
うにしても良い。また被写界を輪帯状の3個以上
の領域に分割して互いに隣接する領域との輝度信
号差を用いるようにしても良い。 なお、本発明は一眼レフカメラに限らずレンズ
シヤツターカメラ等にも良好に適用することがで
きる。なお、本実施例は選択回路をロジツク回路
にて構成したが、マイクロコンピユータを用いて
ソフト的に処理することも、当然本発明の実施と
なることは無論である。 (発明の効果) 以上、説明したように本発明は、被写界の周辺
領域の輝度情報が高輝度側の第1の基準値より大
きい際にはハイライト描写する露出情報が得られ
る演算方式を選択し、該周辺領域の輝度情報が低
輝度側の第2の基準値より小さい際にはシヤドー
描写する露出情報が得られる演算方式を選択する
ようにしたことにより、白つぽい被写体は確実に
白く、又、黒つぽい被写体は確実に黒くできる測
光値を得ることができる測光装置を提供すること
ができる。
はアンドゲート、112はオアゲートである。オ
アゲート108の4つの入力はアンドゲート9
8,99,101,102の出力と接続されてお
り、アンドゲート98,99,101,102の
どれか1つのアンドゲートがHレベル電圧を出力
すると、オアゲート108の出力端電圧はHレベ
ルになる。同様に、オアゲート109の6つの入
力はアンドゲート96,98〜102の出力と接
続されており、アンドゲート96,98〜102
のどれか1つのアンドゲートがHレベル電圧を出
力すると、オアゲート109の出力端電圧はHレ
ベルになる。アンドゲート110の2つの入力の
うち1つはオアゲート108の出力と接続され、
もう一方は、アンドゲート106の出力端と接続
されている。アンドゲート106がHレベルを出
力しているときには、アンドゲート110の出力
は、オアゲート108の出力端状態に等しい。こ
のとき、アンドゲート111の2つの入力のうち
1つがアンドゲート107の出力と接続されてい
るため、アンドゲート111の入力の1つがLレ
ベルであるので、その出力はLレベルである。一
方、アンドゲート111の2つの入力のうち1つ
はオアゲート109の出力と接続されており、も
う一方は、アンドゲート107の出力と接続され
ている。アンドゲート106がLレベル電圧を出
力しているときには、アンドゲート110の1つ
の入力にLレベル電圧が入力されるためアンドゲ
ート110の出力はLレベル電圧となつている。
このとき、さらにアンドゲート107の出力電圧
がHレベルであれば、アンドゲート111の2つ
の入力のうち1つの入力にHレベル電圧が入力さ
れるので、この出力は、オアゲート109の出力
状態に等しい。アンドゲート110,111の出
力とコンパレータ82の出力とインバータ105
の出力はそれぞれオアゲート112に入力され、
アンドゲート110,111、コンパレータ8
2、インバータ105のすくなくともどれか1つ
がHレベル電圧を出力しているときには、オアゲ
ート112の出力には、Hレベル電圧が出力され
る。オアゲート112の出力端がA/P出力端と
なつている。113〜117,119〜123は
アンドゲート、118,124はオアゲート、1
25はノアゲートである。126は、基準電圧発
生回路で、基準電圧Vr8,Vr9,Vr10,Vr11,−
Vr12,−Vr13,−Vr14,−Vr15,Vr16,−Vr17を発
生する。127〜137はアナログスイツチであ
る。2入力のアンドゲート113〜117の一方
の入力は、アンドゲート106の出力と接続さ
れ、2入力のアンドゲート119〜123の一方
の入力は、アンドゲート107出力と接続されれ
ている。アンドゲート113のもう一方の入力
は、アンドゲート94の出力と、アンドゲート1
14のもう一方の入力はアンドゲート95の出力
と、アンドゲート115のもう一方の入力はアン
ドゲート96と、アンドゲート116のもう一方
の入力はアンドゲート99の出力と、アンドゲー
ト117のもう一方の入力はアンドゲート102
の出力と接続されている。アンドゲート119の
もう一方の入力はアンドゲート94の出力と、ア
ンドゲート120のもう一方の入力はアンドゲー
ト97の出力と、アンドゲート121のもう一方
の入力は、アンドゲート100の出力と、アンド
ゲート122のもう一方の入力はアンドゲート1
01の出力と、アンドゲート123のもう一方の
入力はアンドゲート102の出力と接続されてい
る。よつて、アンドゲート106の出力端にHレ
ベル電圧が出力されると、アンドゲート113〜
117の一方の入力にHレベル電圧、119〜1
23の一方の入力にLレベル電圧が入力されるた
め、アンドゲート113の出力は、アンドゲート
94の出力状態と等しく、アンドゲート114の
出力は、アンドゲート95の出力状態と等しく、
アンドゲート115の出力はアンドゲート96と
等しく、アンドゲート116の出力はアンドゲー
ト99の出力状態と等しく、アンドゲート117
の出力はアンドゲート102の出力状態と等し
く、アンドゲート119〜123の出力電圧はL
レベルである。逆に、アンドゲート107出力端
にHレベルの電圧が出力されると、アンドゲート
113〜117の一方の入力はLレベル電圧、1
19〜123の一方の入力にHレベル電圧が入力
されるため、アンドゲート113〜117の出力
電圧はLレベルであり、アンドゲート119の出
力はアンドゲート94の出力状態と等しく、アン
ドゲート120の出力はアンドゲーと97の出力
状態と等しく、アンドゲート121の出力はアン
ドゲート100の出力状態と等しく、アンドゲー
ト122の出力はアンドゲート101の出力状態
と等しく、アンドゲート123の出力はアンドゲ
ート102の出力状態と等しい。オアゲート11
8の2つの入力のうち一方はアンドゲート114
の出力と、もう一方はアンドゲート115の出力
と接続されている。オアゲート118の出力は、
アンドゲート115,116の出力電圧のすくな
くともどちらか一方がHレベルのときにHレベル
となる。オアゲート124の2つの入力のうち、
一方はアンドゲート121の出力と、もう一方は
アンドゲート122の出力と接続されている。ア
ンドゲート124の出力は、アンドゲート12
1,122の出力電圧のすくなくともどちらか一
方がHレベルのときにHレベルとなる。ノアゲー
ト125の10個の入力は、アンドゲート113の
出力、オアゲート118の出力、アンドゲート1
16の出力、アンドゲート117の出力、アンド
ゲート119の出力、アンドゲート120の出
力、オアゲート124の出力、アンドゲート12
3の出力、コンパレータ82の出力、インバータ
105の出力とそれぞれ接続されている。アンド
ゲート113〜117,119〜123、コンパ
レータ82、インバータ105の出力が全てLレ
ベルの電圧のとき、ノアゲート125の出力電圧
はHレベルになり、それ以外のとき、ノアゲート
125の出力電圧はLレベルになる。アナログス
イツチ127〜130,132〜137の入力端
には基準電圧発生回路126から基準電圧が加え
られている。アナログスイツチ127の入力端に
は基準電圧Vr8、アナログスイツチ128の入力
端には基準電圧Vr9、アナログスイツチ129の
入力端には基準電圧Vr10、アナログスイツチ1
30の入力端には基準電圧Vr11、アナログスイ
ツチ132の入力端には基準電圧Vr12、アナロ
グスイツチ133の入力端には基準電圧Vr13、
アナログスイツチ134の入力端には基準電圧
Vr14、アナログスイツチ135の入力端には、
基準電圧Vr15、アナログスイツチ136の入力
端には基準電圧Vr16、アナログスイツチ137
の入力端には基準電圧Vr17、が加えられている。
アナログスイツチ131の入力端はOVである。
アナログスイツチ127〜137の出力端は、相
互に接続され、O2出力端になる。アナログスイ
ツチ127のコントロール端子は、アンドゲート
113の出力と、アナログスイツチ128のコン
トロール端子はオアゲート118の出力と、アナ
ログスイツチ129のコントロール端子はアンド
ゲート116の出力と、アナログスイツチ130
のコントロール端子はアンドゲート117の出力
と、アナログスイツチ131のコントロール端子
はノアゲート125の出力と、アナログスイツチ
132のコントロール端子はアンドゲート119
の出力と、アナログスイツチ133のコントロー
ル端子はアンドゲート120の出力と、アナログ
スイツチ134のコントロール端子はオアゲート
124の出力と、アナログスイツチ135のコン
トロール端子はアンドゲート123の出力と、ア
ナログスイツチ136のコントロール端子はコン
パレータ82の出力と、アナログスイツチ137
のコントロール端子はインバータ105の出力と
接続されている。第4図の選択回路の3つの入力
VA,VB,VCの電圧レベル、大小関係によらず、
アンドゲート113、オアゲート118、アンド
ゲート116、アンドゲート117、ノアゲート
125、アンドゲート119、アンドゲート12
0、オアゲート124、アンドゲート123、コ
ンパレータ82、インバータ105のどれか1つ
の出力端がHレベルになり、その他のゲートの出
力端はLレベルになるため、アナログスイツチ1
27〜137のうちHレベルのコントロール電圧
が加わる1つのアナログスイツチのみが導通状態
になり、その他のアナログスイツチは開放状態に
なる。アンドゲート113の出力がHレベル電圧
のときには、アナログスイツチ127が導通状態
になり、電圧Vr8がO2出力端から出力され、オア
ゲート118の出力がHレベル電圧のときには、
アナログスイツチ128が導通状態になり、電圧
Vr9がO2出力端から出力され、アンドゲート11
6の出力がHレベル電圧のときには、アナログス
イツチ129が導通状態になり、電圧Vr10がO2
出力端から出力され、アンドゲート117出力が
Hレベル電圧のときには、アナログスイツチ13
0が導通状態になり、電圧Vr11がO2出力端から
出力され、ノアゲート125がHレベル電圧のと
きには、アナログスイツチ131が導通状態にな
りOVがO2出力端から出力され、アンドゲート1
19の出力がHレベル電圧のときにはアナログス
イツチ132が導通状態になり、電圧Vr12がO2
出力端から出力され、アンドゲート120の出力
がHレベル電圧のときには、アナログスイツチ1
33が導通状態になり電圧Vr13がO2出力端から
出力され、オアゲート124の出力がHレベル電
圧のときにはアナログスイツチ134が導通状態
になり電圧Vr14がO2出力端から出力され、アン
ドゲート123の出力がHレベル電圧のときには
アナログスイツチ135が導通状態になり電圧
Vr15がO2出力端から出力され、コンパレータ8
2の出力がHレベル電圧のときにはアナログスイ
ツチ136が導通状態になり電圧Vr16がO2出力
端から出力され、インバータ105の出力がHレ
ベル電圧のときには、アナログスイツチ137が
導通状態になり、電圧Vr17がO2出力端から出力
される。ただし、Vr8,Vr9,Vr10,Vr11,Vr16
>0、−Vr12,−Vr13,−Vr14,−Vr15,−Vr18<0
である。 次に第7図〜第9図を参照しながら、第3図及
び第6図の回路動作を説明する。 (1) Vc>Vr5 第2図に示す被写界領域の一番外側の領域2C
から得られる輝度信号VCが所定値Vr5以上の場
合、すなわちVC>Vr5として、画面周辺部に晴天
時の明るい空や、もしくはそれに値する程度の相
当に高輝度な被写体がある場合が判断される。こ
のような場合には、被写体の輝度出力をそのまま
露出値とすると、相当に露出アンダーとなつてし
まうことが多いので、全画面がややハイライト描
写(ハイライトコントロールとも呼ばれ、白つぽ
い被写体を確実に白く写すこと)されるような露
出を与えるように、被写体の輝度出力に対して露
出オーバー側の露出補正を行なう。したがつて、
測光値V1−V2は、全ての領域2A,2B,2C
の輝度信号VA,VB,VCを対象とし、補正係数
Vr16を用いて、次の演算式(1)−により求める。 V1−V2=(VA+VB+VC)/3−Vr16 …(1)− そして、第3図及び第6図の回路動作につい
て、まず第6図の選択回路21を説明すると、一
番外側の領域2C(2C1〜2C4)から得られた輝
度信号(測光信号)VCが基準電圧Vr5より大きい
ので、コンパレーター82はHレベルを出力し、
よつてオアゲート112はHレベルを出力して出
力端A/PをHレベルとすると共にアナログスイ
ツチ136のみが導通され、O2出力端の電圧を
基準電圧発生回路126からの基準電圧Vr16と
する。したがつて、第3図でのアナログスイツチ
25は導通となり、オペアンプ26からは電圧
(VA+VB+VC)/3が出力され、オペアンプ3
1では逆相入力端に電圧Vr16が供給されるので、
該オペアンプ31の出力V1−V2は、電圧(VA+
VB+VC)/3−Vr16となる。 (2) 輝度信号VCが所定値Vr6以上であるが、所定
値Vr5より小さいとき、すなわち、Vr6VC<
Vr5として被写界が普通の晴天時(真夏等での
非常に空が明るい晴天時は含まない)や曇時の
屋外等の一般的な場合であると判断されたとき
(背景に空等の明るい被写体が入り画面周辺部
が明るいと判断された場合)、このときは更に
輝度信号差VB−VA(以下ΔBAと略す)及び輝
度信号差VC−VB(以下ΔCBと略す)の値によ
つて、定数としての基準電圧VP1,VP2,VQ1,
VQ2(基準電圧の関係は、VP2<0<VP1,VQ2<
0<VQ1)を用いて、次の演算式により測光値
V1−V2を求める。 (2‐1) VP2<ΔBA<VP1 VQ1<ΔCB のとき、具体的には第8図aに示すように被写界
領域の中央領域2Aと第1の外側領域2Bの輝度
信号差ΔBAは小さくなり、一方、第1の外側領
域2Bと一番外側の領域2Cの輝度信号差ΔCB
は+側の所定値VQ1より大きくなり、このときは
主要被写体が領域2A及び領域2Bの双方に存在
する場合が多いと判断できる。従つて、測光値
V1−V2は主要被写体に適度な露出を与える為に、
領域2Aと領域2Bの輝度信号VA,VBを対象と
し、補正係数は0として、次の演算式(2)−より
求める。 V1−V2=(VA+VB)/2 …(2)− そして、第3図及び第6図の回路動作につい
て、まず第6図の選択回路21を説明すると、一
番外側の領域2C(2C1〜2C4)の測光信号(電
圧)VCが基準電圧Vr6より大きく、Vr5より小さ
いので、コンパレータ83,84はHレベルを出
力しコンパレータ82はLレベルを出力して、ア
ンドゲート106の出力をHレベルとする。よつ
て基準電圧発生回路85のコントロール端子B/
DにHレベルの信号が供給され、該回路85の基
準電圧はVPa=VP1,VPb=VP2,VQa=VQ1,VQb
=VQ2となる。一方、オペアンプ75の出力信号
(電圧)VB−VAは、VP2<ΔBA<VP1の条件にな
るので、コンパレータ86の出力はLレベル、コ
ンパレータ87の出力はHレベルとなり、又、オ
ペアンプ80の出力信号(電圧)VC−VBは、VQ1
<ΔCBの条件になるので、コンパレータ90の
出力はHレベル、コンパレータ91の出力はHレ
ベルとなる。よつて、アンドゲート97のみがH
の出力となり、このアンドゲート97のHレベル
出力、アンドゲート94〜96,98〜102の
Lレベル出力及びアンドゲート106のHレベル
出力により、オアゲート112をLレベルとして
出力端A/をLレベルとすと共に、ノアゲート
125のみをHレベルとし、他のアンドゲート1
13〜123をLレベルとし、O2出力端の電圧
をOVとする。従つて、第3図でのオペアンプ2
6からは電圧(VA+VB)/2が出力され、オペ
アンプ31では逆相入力端にはOVが供給される
ので、該オペアンプ31の出力V1−V2は、電圧
(VA+VB)/2となる。 (2‐2) VP1<ΔBA VQ1<ΔCB の時、具体的には第8図bに示す様に領域2Aと
領域2Bとの輝度信号差ΔBAは+側の所定値VP1
より大きく、更に領域2Bと領域2Cの輝度信号
差ΔCBも+側の所定値VQ1より大きいので、この
ときは主要被写体が領域2Aの全部と領域2Bの
一部に存在する場合が多いと判断できる。この場
合には領域2Aの輝度信号VAのみを対象として
測光値V1−V2を求めても良いのだが、背景の輝
度信号をある程度考慮した方が経験的に良い露出
値が得られる事になる。従つて、測光値V1−V2
は主要被写体VA,VBを対象とし、補正係数Vr8
を用いて、次の演算式(2)−より求める。 V1−V2=(VA+VB)/2−Vr8 …(2)− そして、回路動作は、コンパレータ88,8
9,92,93及びアンドゲート106が全てH
レベルを出力し、アンドゲート94のみがHレベ
ルを出力し、その他のアンドゲート95〜102
がLレベルを出力する。よつて、オアゲート11
2の出力をLレベルとし、アンドゲート113の
出力をHレベルとして、オペアンプ26の出力は
電圧(VA+VB)/2となり、オペアンプ31の
出力V1−V2は(VA+VB)/2−Vr8となる。 (2‐3) VP1<ΔBA VQ2<ΔCB<VQ1 のとき、具体的には、第8図cに示すように、領
域2Aと領域2Bとの輝度信号差ΔBAは+側の
所定値VP1より大きくなり、一方、領域2Bと領
域2Cとの輝度信号差ΔCBは小さいので、この
ときは主要被写体が領域2Aの全部に存在し、又
は特に主要被写体が小さい場合が多いと判断でき
る。この場合には領域2A内の主要被写体を対象
として測光値V1−V2を求めて良いのだが、背景
に相当する領域2Bの輝度信号VBを考慮して、
主要被写体部分に適度な露出を与える為に、測光
値V1−V2は領域2A,2Bを対象とし、補正係
数Vr9(Vr9>Vr8)を用いて、次の演算式(2)−
より求める。 V1−V2=(VA+VB)/2−Vr9 …(2)− そして、回路動作は、コンパレータ86,87
及び90が全てHレベルを出力し、アンドゲート
95のみがHレベルを出力し、他のアンドゲート
94,96〜102はLレベルを出力し、アンド
ゲート106がHレベルを出力する。よつて、オ
アゲート112の出力をLレベルとし、オアゲー
ト118の出力をHレベルとして、オペアンプ2
6の出力は電圧(VA+VB)/2となり、オペア
ンプ31の出力V1−V2は(VA+VB)/2−Vr9
となる。 (2‐4) VP1<ΔBA ΔCB<VQ2 のとき、具体的には、第8図dに示すように、領
域2Aと領域2Bとの輝度信号差ΔBAは+側の
所定値VP1より大きく、一方、領域2Bと領域2
Cとの輝度信号差ΔCBは一側の所定値VQ2より小
さいので、このときは主被写体が上述の(2−
3)で説明した場合と同程度の大きさで且つ領域
2Bに相当する高輝度の被写体(例えば太陽、海
面反射等)のある場合や、風景写真等で領域2B
に相当する高輝度の被写体がある場合と判断でき
る。この場合には、データ的に領域2A,2B及
び2Cの全ての輝度を対象とし、補正係数を0と
して測光値V1−V2を求める〔V1−V2=(VA+VA
+VC)/3〕ことも良好な結果を得る方法とし
て発明者は認識したが、本実施例ではもう一つの
良好な結果が得られる方法、すなわち、上述の
(2−3)の場合と同様に、領域2Aと領域2B
の輝度を対象とし、補正係数Vr9を用いて、次の
演算式(2)−より求める。 V1−V2=(VA+VB)/2−Vr9 …(2)− そして、回路動作は、コンパレータ86,86
及び87がHレベルを出力し、一方、コンパレー
タ90及び91はLレベルを出力し、アンドゲー
ト96がHレベルを出力し、その他のアンドゲー
ト94,95,97〜102がLレベルを出力
し、アンドゲート106がHレベルを出力する。
よつて、オアゲート112の出力をLレベルと
し、オアゲート118の出力をHレベルとして、
オペアンプ26の出力は電圧(VA+VB)/2と
なり、オペアンプ31の出力V1−V2は(VA+
VB)/2−Vr9となる。 (2‐5) VP1<ΔBA<VP1 ΔCB<VQ2 のとき、具体的には、第8図eに示すように、領
域2Aと領域2Bとの輝度信号差ΔBAは小さく、
領域2Bと領域2Cの輝度信号差ΔCBは負の値
でVQ2より絶対値が大きいので、このときは主被
写体が領域2Aと2Bの双方に存在する大きい場
合で、しかも白つぽいことが判断できる。この場
合には、領域2Aと領域2Bの輝度を対象として
測光値を求めても良いが、画面周辺部が中央部よ
り低輝度の場合には、画面周辺部の領域2Cの輝
度をある程度考慮して、測光値を求めた方が、白
つぽい主被写体を確実に白く写す(ハイライトコ
ントロール)ことができ、これはデータ的に良い
露出値が得られることがわかつている。従つて、
このときは主被写体部分がハイライト描写される
ような露出を与える為に輝度信号VA,VB,VCの
全てを対象とし、測光値V1−V2は補正係数Vr10
を用いて、次の演算式(2)−より求める。 V1−V2=(VA+VB+VC)/3−Vr10 …(2)− そして、回路動作は、コンパレータ87がHレ
ベルを出力し、一方、コンパレータ86,90及
び91はLレベルを出力し、アンドゲート99が
Hレベルを出力し、その他のアンドゲート94,
98,100〜102がLレベルを出力し、アン
ドゲート106がHレベルを出力する。 よつて、オアゲート112の出力をHレベルと
し、オペアンプ26の出力は電圧(VA+VB+
VC)/3となり、オペアンプ31の出力V1−V2
は(VA+VB+VC)/3−Vr10となる。 (2‐6) ΔBA<VP2 ΔCB<VQ2 のとき、具体的には第8図fに示すように、領域
2Aと領域2Bとの輝度信号差ΔBAは負の値で
所定値VP2より絶対値が大きく、領域2Bと領域
2Cとの輝度信号差ΔCBも負の値で所定値VQ2よ
り絶対値が大きいので、このときは主被写体が領
域2Aの全部と領域2Bの一部に存在する中くら
いの場合で且つ白つぽい被写体の場合であること
が判断できる。この場合には、上述の(2−5)
の場合と同様に主被写体がハイライト描写される
ような露出を与える為に、領域2A,2B及び2
Cの輝度を対象とし、測光値V1−V2は補正係数
Vr11(Vr11<Vr10)を用いて、次の演算式(2)−
より求める。 V1−V2=(VA+VB+VC)/3−Vr11 …(2)− そして、回路動作は、コンパレータ86〜91
がLレベルを出力し、アンドゲート102がHレ
ベルを出力し、その他のアンドゲート94〜10
1がLレベルを出力し、アンドゲート106がH
レベルを出力する。よつて、オアゲート112の
出力をHレベルとし、アンドゲート117の出力
をHレベルとして、オペアンプ26の出力は電圧
(VA+VB+VC)/3となり、オペアンプ31の
出力V1−V2は(VA+VB+VC)/3−Vr11とな
る。 (2‐7) ΔBA<VP2 VQ2<ΔCB<VQ1 のとき、具体的には第8図gに示すように、領域
2Aと領域2Bとの輝度信号差ΔBAは負の値で
所定値VP2より絶対値が大きく、領域2Bと領域
2Cとの輝度信号差ΔCBは小さいので、このと
きは主被写体は領域2Aの全部に存在するか、も
しくは特に主被写体が小さいときであり、しかも
主被写体が白つぽい被写体であることが判断でき
る。この場合にも上述と同じく主被写体部分がハ
イライト描写されるような露出を得る為に、領域
2A,2B及び2Cを対象とし、補正係数を0と
して、次の演算式(2)−より求める。 V1−V2=(VA+VB+VC)/3 …(2)− そして、回路動作は、コンパレータ90がHレ
ベルを出力し、一方、コンパレータ86,87及
び91はLレベルを出力し、アンドゲート101
がHレベルを出力し、その他のアンドゲート94
〜100,102がLレベルを出力し、アンドゲ
ート106がHレベルを出力する。 よつて、オアゲート112の出力をHレベルと
し、ノアゲート125の出力をHレベルとして、
オペアンプ26の出力は電圧(VA+VB+VC)/
3となり、オペアンプ31の出力V1−V2は(VA
+VB+VC)/3となる。 (2‐8) ΔBA<VP2 VQ1<ΔCB のとき、具体的には第8図hに示すように、領域
2Aと領域2Bとの輝度信号差ΔBAは負の値で
所定値VP2より絶対値が大きく、領域2Bと領域
2Cとの輝度信号差ΔCBは所定値VQ1より大きい
ので、このときは、主被写体が上述の(2−1)
で述べた場合と同程度の大きさで且つ主被写体部
分に明暗差があつて、領域2Aがやや高輝度にな
つている場合や、風景写真等で領域2Bに相当な
低輝度な被写体が占めている場合であることが判
断できる。この場合にはデータ的に領域2A,2
B及び2Cの全ての輝度を対象とし、補正係数を
0として測光値V1−V2を求める〔V1−V2=(VA
+VB+VC)/3〕ことも、良好な結果を得る方
法として発明者は認識したが、本実施例ではもう
一つの良好な結果が得られる方法、すなわち上述
の(2−1)の場合と同様に、領域2Aと領域2
Bの輝度を対象とし、補正係数は0として、次の
演算式(2)−より求める。 V1−V2=(VA+VB)/2 …(2)− そして、回路動作はコンパレータ90及び91
がHレベルを出力し、一方コンパレータ86,8
7はLレベルを出力し、アンドゲート100がH
レベルを出力し、その他のアンドゲート94〜9
9,101,102がLレベルを出力し、アンド
ゲート106がHレベルを出力する。よつて、オ
アゲート112の出力をLレベルとし、ノアゲー
ト125の出力をHレベルとして、オペアンプ2
6の出力は電圧(VA+VB)/2となり、オペア
ンプ31の出力V1−V2は(VA+VB)/2とな
る。 (2‐9) VP2<ΔBA<VP1 VQ2<ΔCB<VQ1 のとき、具体的には第8図iに示すように、領域
2Aと領域2Bとの輝度信号差ΔBAが小さく、
また領域2Bと領域2Cとの輝度信号差ΔCBも
小さいので、このときは主被写体が被写界全体を
占めている場合、あるいは風景等のように主被写
体の設定意図がない場合であると判断できる。こ
の場合には、領域2A,2B及び2Cの輝度を対
象とし、補正係数を0として、次の演算式(2)−
より求める。 V1−V2=(VA+VB+VC)/3 …(2)− そして、回路動作は、コンパレータ87及び9
0がHレベルを出力し、一方、コンパレータ86
及び91はLレベルを出力し、アンドゲート98
がHレベルを出力し、その他のアンドゲート94
〜97,99〜102がLレベルを出力し、アン
ドゲート106がHレベルを出力する。よつて、
オアゲート112の出力をHレベルとし、ノアゲ
ート125の出力をHレベルとして、オペアンプ
26の出力は電圧(VA+VB+VC)/3となり、
オペアンプ31の出力V1−V2は(VA+VB+
VC)/3となる。 (3) 輝度信号VCが所定値Vr7以上であるが、所定
値Vr6より小さいとき、すなわち、Vr7VC<
Vr6として、被写界が日陰の屋外や室内等の一
般的な場合であると判断されたとき(背景に室
内の壁等の被写体が入り画面周辺部が暗いと判
断された場合)、このときも輝度信号差VB−VA
(ΔBA)及び輝度信号差VC−VB(ΔCB)の値に
よつて、定数としてのVP3,VP4,VQ3,VQ4(基
準電圧VP4<0<VP3,VQ4<0<VQ3)を用い
て、次の演算式により測光値V1−V2を求める。 (3‐1) VP4<ΔBA<VP3 VQ3<ΔCB のとき、具体的には第9図aに示す様に領域2A
と領域2Bの輝度信号差ΔBAは小さくなり、領
域2Bと領域2Cの輝度信号差ΔCBが所定値VQ3
より大きいので、このときは主被写体が領域2A
と2Bの双方に存在する大きい場合で、しかも黒
つぽい被写体の場合であると判断できる。 この場合には、単に領域2Aと2Bの輝度を対
象として、補正係数を0として測光値を求めても
良いが、黒つぽい主被写体を確実に黒く写す(シ
ヤドーコントロール)ようにすることがより望ま
しく、本実施例では、主被写体部分がシヤドー描
写されるような露出を与える為に、領域2A,2
Bの輝度を対象とし、測光値V1−V2は一側の補
正係数−Vr13を用いて、次の演算式(3)−より
求める。 V1−V2=(VA+VB)/2+Vr13 …(3)− そして、回路動作は、一番外側の領域2C(2
C1〜2C4)の測光信号(電圧)VCが所定電圧Vr6
より小さいがVr7より大きいので、コンパレータ
83はLレベルを出力し、よつて基準電圧発生回
路85のコントロール端子B/DにLレベルの信
号が供給され、該回路85の基準電圧はVPa=
VP3,VPb=VP4,VQa=VQ3,VQb=VQ4となる。
一方、コンパレータ86はLレベルを出力し、一
方、コンパレータ87,90及び91がHレベル
に出力し、アンドゲート97がHレベルを出力
し、その他のアンドゲート94〜96,98〜1
02がLレベルを出力し、アンドゲート107が
Hレベルを出力する。よつて、オアゲート112
の出力をLレベルとし、アンドゲート120の出
力をHレベルとして、オペアンプ26の出力は電
圧(VA+VB)/2となり、オペアンプ31の出
力V1−V2は(VA+VB)/2−Vr13となる。 (3‐2) VP3<ΔBA VQ3<ΔCB の時、具体的には第9図bに示す様に領域2Aと
領域2Bの輝度信号差ΔBAが所定値VP3より大き
く、領域2Bと領域2Cの輝度信号差ΔCBが所
定値VQ3より大きいので、この時は主被写体が領
域2Aの全部と領域2Bの一部に存在する場合
で、しかも黒つぽい被写体であると判断できる。
その場合には、主被写体部分に上述の(3−1)
と同じ様にシヤドー描写されるような露出を与え
るために、領域2Aと2Bの輝度を対象とし、測
光値V1−V2は一側の補正係数−Vr12を(|Vr12
|<|Vr13|)を用いて、次の演算式(3)−よ
り求める。 V1−V2=(VA+VB)/2+Vr12 …(3)− そして、回路動作は、コンパレータ86〜91
は全てHレベルを出力し、アンドゲート94はH
レベルを出力し、その他のアンドゲート95〜1
02はLレベルを出力し、アンドゲート107が
Hレベルを出力する。よつて、オアゲート112
の出力をLレベルとし、アンドゲート120の出
力をHレベルとして、オペアンプ26の出力は電
圧(VA+VB)/2となり、オペアンプ31の出
力V1−V2は(VA+VB)/2+Vr12となる。 (3‐3) VP3<ΔBA VQ4<ΔCB<VQ3 のとき、具体的には第9図cに示すように領域2
Aと領域2Bの輝度信号差ΔBAが所定値VP3より
大きく、一方、領域2Bと領域2Cの輝度信号差
ΔCBは小さいので、このときは主被写体が領域
2Aの全部に存在するか、または主被写体が小さ
い場合であり、しかも黒つぽい被写体の場合であ
ると判断できる。この場合には、主被写体部分が
シヤドー描写されるような露出を与える為に、領
域2A,2Bの輝度を対象とし、測光値V1−V2
は補正係数を0として、次の演算式(3)−より求
める。 V1−V2=(VA+VB)/2 …(3)− そして、回路動作は、コンパレータ91はLレ
ベルを出力し、一方、コンパレータ86〜90は
Hレベルを出力し、アンドゲート95はHレベル
を出力し、その他のアンドゲート94,96〜1
02はLレベルを出力し、アンドゲート107が
Hレベルを出力する。よつて、オアゲート112
はLレベルとし、ノアゲート125はHレベルと
して、オペアンプ26の出力は電圧(VA+
VB)/2となり、オペアンプ31の出力V1−V2
も(VA+VB)/2となる。 (3‐4) VP3<ΔBA ΔCB<VQ4 の時、具体的には、第9図dに示す様に、領域2
Aと領域2Bの輝度信号差ΔBAが所定値VP3より
大きく、領域2Bと領域2Cの輝度信号差ΔCB
は負の値で所定値VQ4より絶対値が大きいので、
主被写体は上述(3−3)の場合と同程度の大き
さの通常の被写体であり且つ領域2Bに高輝度の
被写体(例えば電灯)のある場合である事が判断
できる。この場合の様に室内で領域2Bに高輝度
の被写体がある際では、室外の太陽等が領域2B
に位置している場合に比べて、この高輝度の影響
は少ないことがデータ的に言える為、測光値V1
−V2は領域2A,2B及び2Cの輝度を対象と
し、補正係数を0として、次の演算式(3)−より
求める。 V1−V2=(VA+VB+VC)/3 …(3)− そして、回路動作は、コンパレータ90及び9
1はLレベルを出力し、一方、コンパレータ8
6,87はHレベルを出力し、アンドゲート96
はHレベルを出力し、その他のアンドゲート9
4,95,97〜102はLレベルを出力し、ア
ンドゲート107はHレベルを出力する。よつ
て、オアゲート112はHレベルとなり、ノアゲ
ート125をHレベルとして、オペアンプ26の
出力は電圧(VA+VB,VC)/3となり、オペア
ンプ31の出力V1−V2も(VA+VB+VC)/3
となる。 (3‐5) VP4<ΔBA<VP3 ΔCB<VQ4 のとき、具体的には、第9図eに示すように、領
域2Aと領域2Bとの輝度信号差ΔBAは小さく、
領域2Bと領域2Cとの輝度信号差ΔCBは負の
値で所定値VQ4より絶対値が大きいので、主被写
体が領域2Aと2Bの双方に存在する場合であり
且つ、領域2A,2Bのみがライト等により照明
されている場合であると判断できる。その場合に
は、領域2A及び2Bのみの輝度を対象として測
光値を求める考え方もあるが、本実施例では被写
界の暗い周辺領域、すなわち領域2Cもある程度
は考慮し、測光値V1−V2は領域2A,2B及び
2Cの輝度を対象とし、補正係数を0として、次
の演算式(3)−にて求める。 V1−V2=(VA+VB+VC)/3 …(3)− そして、回路動作はコンパレータ86,90及
び91がLレベルを出力し、一方、コンパレータ
87がHレベルを出力し、アンドゲート99はH
レベルを出力し、その他のアンドゲート94〜9
8,100〜102はLレベルを出力し、アンド
ゲート107をHレベルの出力とする。 よつて、オアゲート112はHレベルとなり、
ノアゲート125をHレベルとして、オペアンプ
26の出力は電圧(VA+VB+VC)/3となり、
オペアンプ31の出力V1−V2も(VA+VB+
VC)/3となる。 (3‐6) ΔBA<VP4 ΔCB<VQ4 のとき、具体的には第9図fに示す様に、領域2
Aと領域2Bとの輝度信号差ΔBAは負の値で所
定値VP4より絶対値が大きく、領域2Bと領域2
Cとの輝度信号差ΔCBも負の値で所定値VQ4より
絶対値が大きいので、主被写体は領域2Aの全部
と領域2Bの一部に存在する場合であつて、且つ
領域2Aの全てと領域2Bの一部がライト等によ
り照明されている場合であると判断できる。この
場合には上述の(3−5)の場合とは異り補正係
数にて補正することが主被写体部分に適度な露出
を与える為に必要となり、領域2A,2B及び2
Cの輝度を対象とし、測光値V1−V2は一側の補
正係数−Vr15を用いて次の演算式(3)−にて求
める。 V1−V2=(VA+VB+VC)/3+Vr15 …(3)− そして、回路動作はコンパレータ86〜91は
全てLレベルを出力し、アンドゲート102はH
レベルを出力し、その他のアンドゲート94〜1
01はLレベルを出力し、アンドゲート107は
Hレベルを出力する。よつて、オアゲート112
はHレベルとなり、アンドゲート123をHレベ
ルとして、オペアンプ26の出力は電圧(VA+
VB+VC)/3となり、オペアンプ31の出力V1
−V2は(VA+VB+VC)/3+Vr15となる。 (3‐7) ΔBA<VP4 VQ4<ΔCB<VQ3 のとき、具体的には第9図gに示すように、領域
2Aと領域2Bとの輝度信号差ΔBAは負の値で
所定値VP4より絶対値が大きく、領域2Bと領域
2Cとの輝度信号差ΔCBは小さいので、このと
きは主被写体は領域2Aの全部に存在し、又は主
被写体が小さく領域2Aの一部に存在する場合で
あると判断できる。この場合には主被写体部分に
適度な露出を与える為に、領域2A,2B及び2
Cの輝度を対象とし、測光値V1−V2は一側の補
正係数−Vr14(|Vr14|>|Vr15|)を用いて次
の演算式(3)−にて求める。 V1−V2=(VA+VB+VC)/3+Vr14 …(3)− そして、回路動作は、コンパレータ86,8
7,及び91がLレベルを出力し、一方、コンパ
レータ90がHレベルを出力し、アンドゲート1
01はHレベルを出力し、その他のアンドゲート
94〜100,102はLレベルを出力し、アン
ドゲート107はHレベルを出力する。よつて、
オアゲート112はHレベルを出力し、オアゲー
ト124がHレベルを出力して、オペアンプ26
の出力は電圧(VA+VB+VC)/3となり、オペ
アンプ31の出力V1−V2は(VA+VB+VC)/
3+Vr14となる。 (3‐8) ΔBA<VP4 VQ3<ΔCB のとき、具体的には第9図hに示すように、領域
2Aと領域2Bとの輝度信号差ΔBAは負の値で
所定値VP4より絶対値が大きく、領域2Bと領域
2Cとの輝度信号差ΔCBは所定値VQ3より大きい
ので、このときは主被写体が上述(3−1)の場
合と同程度の大きさで且つ主被写体部分に明暗差
があつて領域2Aがやや高輝度になつているが全
体としては黒つぽい被写体である場合や領域2B
に相当に低輝度の被写体が占めている場合である
と判断できる。この場合には、データ的に領域2
A,2B及び2Cの全ての輝度を対象とし、補正
係数を0として測光値V1−V2を求める〔V1−V2
=(VA+VB+VC)/3〕ことも被写界の条件に
よつては良好な結果が得られることも解つている
が、実施例では総合的に良い結果が得られた方
法、すなわち、領域2A,2B及び2Cの全ての
輝度を対象とし、測光値V1−V2は一側の補正係
数−Vr14を用いて、次の演算式(3)−にて求め
る。 V1−V2=(VA+VB+VC)/3+Vr14 …(3)− そして、回路動作は、コンパレータ86及び8
7はLレベルを出力し、一方、コンパレータ90
及び91はHレベルを出力し、アンドゲート10
0はHレベルを出力し、その他のアンドゲート9
4〜99,101,102はLレベルを出力し、
アンドゲート107はHレベルを出力する。よつ
て、オアゲート112はHレベルを出力し、オア
ゲート124がHレベルを出力するので、オペア
ンプ26の出力は電圧(VA+VB+VC)/3とな
り、オペアンプ31の出力V1−V2は(VA+VB+
VC)/3+Vr14となる。 (3‐9) VP4<ΔBA<VP3 VQ4<ΔCB<VQ3 のとき、具体的には第9図iに示すように、領域
2Aと領域2Bとの輝度信号差ΔBAは小さく、
又、領域2Bと領域2Cとの輝度信号差ΔCBも
小さいので、このときは主被写体が被写界全体を
占めている場合、もしくは風景写真等のように主
被写体が特に設定されていない場合であることが
判断できる。この場合には、領域2A,2B及び
2Cの全体に適度な露出を与えるために、領域2
A〜2Cの全部の輝度を対象とし、測光値V1−
V2は補正係数を0として次の演算式(3)−にて
求める。 V1−V2=(VA+VB+VC)/3 …(3)− そして、回路動作は、コンパレータ86及び9
1はLレベルを出力し、一方コンパレータ87及
び90はHレベルを出力し、アンドゲート98は
Hレベルを出力し、その他のアンドゲート94〜
97,99〜102はLレベルを出力し、アンド
ゲート107がHレベルを出力する。よつて、オ
アゲート112はHレベルを出力し、ノアゲート
125がHレベルを出力するのでオペアンプ26
の出力は電圧(VA+VB+VC)/3となり、オペ
アンプ31の出力V1−V2も(VA+VB+VC)/
3となる。 (4) 輝度信号VCが所定値Vr7より小さいとき、す
なわちVC<Vr7として、被写界が夜景等のよう
に相当に低輝度であると判断されたとき、この
場合には被写界の輝度出力をそのまま露出値と
すると相当に露出オーバーとなつてしまうこと
が多い。その為、この場合には全画面がややシ
ヤドー描写(シヤドーコントロールとも呼ば
れ、黒つぽい被写体を確実に黒く写すこと)さ
れるような露出を与えるように、被写体の輝度
出力に対して露出アンダー側の露出補正を行な
う。したがつて、測光値V1−V2は全ての領域
2A,2B,2Cの輝度信号VA,VB,VCを対
象とし、一側の補正係数−Vr17を用いて、次
の演算式(4)−より求める。 V1−V2=(VA+VB+VC)/3+Vr17 …(4)− 以上、説明した実施例の測光装置にて特徴的な
ことは、主被写体が被写界領域の中央部(領域2
A)にあることを前提とすると、主被写体の大き
さが判断でき、その主被写体の大きさに応じた補
正が行なえる。 又、本実施例の測光装置では、被写体が白つぽ
いかもしくは黒つぽいことを検知した際には、意
識的に白つぽい被写体は白く、黒つぽい被写体は
黒く写るようにハイライト描写(ハイライトコン
トロール)もしくは、シヤドー描写(シヤドーコ
ントロール)を補正して行なわせており、又、こ
の補正は主被写体の大きさの判別により補正量を
変えているので、極めて効果的な測光値のコント
ロールを可能としている。 なお、上述の実施例の説明にて用いた第8図及
び第9図の説明図にて、各領域2A〜2Cの輝度
レベルの値は、隣合う領域の輝度差が小さいとき
には、同じレベルにて示したが、これは無論、実
際の測光の場合は多少の差が出るものであり(比
較した所定値、例えばVP1よりは輝度差が小さい
意味)、あくまで第8図及び第9図は本発明の理
解を容易にするための説明図の役目しか果たさな
いものである。 なお、実施例において、測光値V1−V2の演算
方式は、画面周辺部の輝度のレベルによつて4通
りの場合(VC1〜VC4)に分けたが、より細かな
領域分けを行つて、測光値を得るようにしても良
いし、又、逆に画面周辺部(VC)を1つの領域
として測光しても良い。また、測光値V1−V2の
演算方式は対象とする測光領域を中央部と中間部
のVAとVBのみの場合と、全画面のVA,VB,VC
の場合の2通りの場合に分けたが、多分割された
周辺部分のうちの一部または全部を常に対象とす
るようにして前述と同様にして測光値を求めるよ
うにしても良い。また被写界を輪帯状の3個以上
の領域に分割して互いに隣接する領域との輝度信
号差を用いるようにしても良い。 なお、本発明は一眼レフカメラに限らずレンズ
シヤツターカメラ等にも良好に適用することがで
きる。なお、本実施例は選択回路をロジツク回路
にて構成したが、マイクロコンピユータを用いて
ソフト的に処理することも、当然本発明の実施と
なることは無論である。 (発明の効果) 以上、説明したように本発明は、被写界の周辺
領域の輝度情報が高輝度側の第1の基準値より大
きい際にはハイライト描写する露出情報が得られ
る演算方式を選択し、該周辺領域の輝度情報が低
輝度側の第2の基準値より小さい際にはシヤドー
描写する露出情報が得られる演算方式を選択する
ようにしたことにより、白つぽい被写体は確実に
白く、又、黒つぽい被写体は確実に黒くできる測
光値を得ることができる測光装置を提供すること
ができる。
第1図は本発明を一眼レフカメラに適用したと
きでの実施例としての光学系の概略図。第2図は
第1図の受光手段の受光面での複数の測光領域を
示す説明図。第3図は測光装置の回路図。第4図
は第3図の周辺輝度演算回路の詳細な回路図。第
5図は、第4図の大小判別回路の詳細な回路図。
第6図は第3図の選択回路の詳細な回路図。第7
図は第3図にて選択された測光値演算式を説明す
る説明図。第8図及び第9図は第3図にて選択さ
れた測光値演算式にて求められた測光値のレベル
を示す説明図。 2A,2B,2C1,2C2,2C3,2C4……受
光する各領域、6……受光部、20……周辺輝度
演算回路、21……選択回路。
きでの実施例としての光学系の概略図。第2図は
第1図の受光手段の受光面での複数の測光領域を
示す説明図。第3図は測光装置の回路図。第4図
は第3図の周辺輝度演算回路の詳細な回路図。第
5図は、第4図の大小判別回路の詳細な回路図。
第6図は第3図の選択回路の詳細な回路図。第7
図は第3図にて選択された測光値演算式を説明す
る説明図。第8図及び第9図は第3図にて選択さ
れた測光値演算式にて求められた測光値のレベル
を示す説明図。 2A,2B,2C1,2C2,2C3,2C4……受
光する各領域、6……受光部、20……周辺輝度
演算回路、21……選択回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 被写界を少なくとも中央領域と周辺領域に分
割し、前記複数の領域の輝度情報を求める測光手
段と、 前記測光手段にて求めた前記周辺領域の輝度情
報を、高輝度側に設定された第1の基準値と低輝
度側に設定された第2の基準値と比較する比較手
段と、 少なくとも前記比較手段にて求めた前記周辺領
域の輝度情報レベルに基づいて、特定の演算方式
を選択して露出情報を演算により求めるもので、
該輝度情報レベルが該第1の基準値より大きい際
には、ハイライト描写する露出情報が得られる演
算方式を選択し、該輝度情報レベルが該第2の基
準値より小さい際には、シヤドー描写する露出情
報が得られる演算方式を選択する露出情報演算手
段と、 を備えたことを特徴とする測光装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3775786A JPS62195526A (ja) | 1986-02-21 | 1986-02-21 | 測光装置 |
| US07/009,995 US4786935A (en) | 1986-02-08 | 1987-02-02 | Light measuring device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3775786A JPS62195526A (ja) | 1986-02-21 | 1986-02-21 | 測光装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62195526A JPS62195526A (ja) | 1987-08-28 |
| JPH0466301B2 true JPH0466301B2 (ja) | 1992-10-22 |
Family
ID=12506336
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3775786A Granted JPS62195526A (ja) | 1986-02-08 | 1986-02-21 | 測光装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62195526A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55114918A (en) * | 1979-02-28 | 1980-09-04 | Nippon Kogaku Kk <Nikon> | Multi-photometry unit |
-
1986
- 1986-02-21 JP JP3775786A patent/JPS62195526A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62195526A (ja) | 1987-08-28 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4456354A (en) | Exposure controller for a camera | |
| JPS6356965B2 (ja) | ||
| JP2899031B2 (ja) | 自動露出制御装置 | |
| US4527881A (en) | Photometric device | |
| WO2008154966A1 (en) | Dual capture. | |
| JPH0466303B2 (ja) | ||
| JP2529649B2 (ja) | 測光装置 | |
| JP2556512B2 (ja) | 測光装置 | |
| JP2684551B2 (ja) | カメラシステム、カメラ本体及び交換レンズ | |
| JPH0428087B2 (ja) | ||
| JPH0565012B2 (ja) | ||
| JPH0466302B2 (ja) | ||
| JP3100815B2 (ja) | カメラのホワイトバランス制御方法 | |
| JPH0466300B2 (ja) | ||
| JPS62195526A (ja) | 測光装置 | |
| JPS5819536Y2 (ja) | 測光部分自動切換装置 | |
| JPS5915231A (ja) | カメラの測光部分制御方式 | |
| JP2939013B2 (ja) | ビデオカメラ | |
| JPS63281028A (ja) | 測光装置 | |
| JP2632847B2 (ja) | カメラ | |
| JPH045972B2 (ja) | ||
| JPS63134923A (ja) | 測光装置 | |
| JPS63279123A (ja) | 測光装置 | |
| JPS63134924A (ja) | 測光装置 | |
| JP2878607B2 (ja) | 撮像装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |