JPH0466677B2 - - Google Patents

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JPH0466677B2
JPH0466677B2 JP3114584A JP3114584A JPH0466677B2 JP H0466677 B2 JPH0466677 B2 JP H0466677B2 JP 3114584 A JP3114584 A JP 3114584A JP 3114584 A JP3114584 A JP 3114584A JP H0466677 B2 JPH0466677 B2 JP H0466677B2
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vibration
roller
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grasping
detector
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    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D19/00Control of mechanical oscillations, e.g. of amplitude, of frequency, of phase
    • G05D19/02Control of mechanical oscillations, e.g. of amplitude, of frequency, of phase characterised by the use of electric means

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Manipulator (AREA)
  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 a 産業上の利用分野 本発明はロボツトハンドに使用する物体の把握
装置に関する。
b 従来の技術 第1図は従来技術による平行二指形の物体把握
装置の概念的断面図である。図は把握物体1を把
指2および2′で把握した時の状態を示す。
把指2は回転自在な加圧ローラ3を備え、把握
物体1が自重により把指2,2′に対して下方に
動くと、加圧ローラ3が回転する。この回転は回
転角θとして角度検出器4によつて検出される。
他方、把指2′は物体1を保持するためのゴム
状物体5を備え、この内部に把握力Fを検出する
ためのストレンゲージ6が埋め込まれている。こ
のストレンゲージ6の出力と角度検出器4の出力
が(図示しない)把握力制御装置で比較され、加
圧ローラ3の回転角θに比例した把握力Fが把握
物体1に把指から加えられる。kを比例係数とす
る把握力Fは次式で与えられる。
F=kθ ………(1) 回転角が増加すると把握力Fもこれに比例して
増大し、把握力Fが物体の重力と平衡すると回転
が停止する。この時の把握力Fを臨界把握力Fc
この時のローラ3の回転角θを臨界回転角θc、ゴ
ム状物体5と把握物体1の間の静止摩擦係数を
μ、物体の重力をWとすると次式が成立する。
W=μFc =μkθc ………(2) 臨界把握力Fcより小さい把握力Fでは把握物体
1を把握できず、臨界把握力Fcより大きい把握力
Fでは把握物体1に無用に過大な力が加えられる
こととなるが、この装置では自動的に物体の重力
Wに比例した臨界把握力Fcが得られる。
c 発明が解決しようとする課題 この従来技術においては、臨界回転角θcは把握
物体1の重力に比例するので、重い把握物体1は
把指2,2′に対して大きく下方に変位しなけれ
ば臨界把握力Fcの状態に到達しない。したがつ
て、物体を不自然な状態で把握することがあり、
正常な物体の取扱いができない場合がある。
また把握時に擾乱により物体が滑り出すと、動
摩擦力は静摩擦力にくらべて小さいので、かなり
把握力を増加させないとこれを止めることがむず
かしく、少し重い物体になるとこの間に物体がす
べり落ちてしまい、把握状態を維持することが不
能になることがある。
(1)、(2)式の比例係数kは任意に設定することが
できるので、物体の下方への変位を少くするため
にkの値いを大きくし、臨界回転角θcを小さくす
ることができる。しかしkの値いを大きくする
と、システムのレスポンス遅れ等により、把握物
体に対して過大な把握力Fが加えられることがあ
る。したがつて比例係数kとして最適な値を設定
しなければならないが、重量が異なる種々の把握
物体全てについて最適な値いとすることは不可能
である。
本発明は任意の重さおよび静止摩擦係数の物体
を把握するために必要十分な把握力である臨界把
握力Fcで物体を把握することができる把握装置を
提供することを第1の課題とし、把握時に擾乱に
よつて物体が滑ることがあつても、自然な状態で
把握状態を維持することができる把握装置を提供
することを第2の課題とする。
d 課題を解決するための手段 第1の課題は把握物体を振動させるための加振
ローラ7と把握物体の振動を検出するための受信
ローラ8と把握物体の振動に伴つて回転するアイ
ドルローラ9を備える一対の把指と、加振ローラ
を振動させる加振手段と、加振ローラの振動を検
出する第1の振動検出器20と、受信ローラの振
動を検出する第2の振動検出器10と、第1の振
動検出器で検出された振動の振幅と第2の振動検
出器で検出された振幅の差を求める振動コンパレ
ータと、振動コンパレータの出力が無くなる方向
に両把指の間隔を変化させて把握力を変化させる
サーボ装置を備える加振式物体把握装置によつて
解決された。
第2の課題は、把握物体を振動させるための加
振ローラ7と把握物体の振動を検出するための受
信ローラ8と把握物体の振動に伴つて回転するア
イドルローラ9を備える一対の把指と、加振ロー
ラを振動させる加振手段と、加振ローラの振動を
検出する第1の振動検出器20と、受信ローラの
振動を検出する第2の振動検出器10と、第1の
振動検出器で検出された振動の振幅と第2の振動
検出器で検出された振幅の差を求める振動コンパ
レータと、振動コンパレータの出力が無くなる方
向に両把指の間隔を変化させて把握力を変化させ
るサーボ装置と、受信ローラの振動の原点を検出
する原点検出器44と、受信ローラの振動の原点
を設定する原点設定器45と、原点設定器45で
設定された設定原点と原点検出器で検出された検
出原点の偏差を求める原点コンパレータ46と、
振動を発生する振動発生器40と、原点コンパレ
ータで求められた偏差を無くす方向に振動発生器
の出力振動の原点を移動する信号加算器42を備
え、加振手段が信号加算器の出力に応じて加振ロ
ーラを振動させることを特徴とする加振式物体把
握装置によつて解決された。
e 作 用 本発明は、次の基本原理に基づく。
(1) 物体を加振ローラと受信ローラで把握し、加
振ローラで物体を振動させた時、物体に滑りが
無ければ加振ローラの振動振幅と受振ローラの
振動振幅は等しい。
(2) したがつて、把握力を徐々に増加させ加振ロ
ーラの振動振幅と受信ローラの振動振幅を等し
くすることにより臨界把握力Fcを得ることがで
きる。
臨界把握力の状態では、次の関係が成立す
る。
W=μFc ………(3) ここにおいてWは物体に作用する重力、μは
静止摩擦係数である。
(3) 臨界把握力で把握している時に物体を加圧す
ると、把握力の弱い短い期間が周期的に発生
し、このとき物体は僅かに落下することがあ
る。しかし、臨界把握力の状態においては、受
振ローラと物体の間に摩擦力が存在するので、
この落下により受振ローラの振動の中心が移動
する。この移動分だけ加振ローラの振動中心を
逆方向に移動させることにより、受振ローラと
物体の間の摩擦力により物体を上方に戻すこと
ができる。すなわち各周期毎に物体の位置変化
を補償することにより、臨界把握力に到達後
も、常に自然な状態で物体を把握することがで
きる。
第1の発明の原理を第2図から第5図を参照し
ながらさらに詳しく説明する。
第2図は把握物体1を把指2,2′で把握する
時の状態の一例を示す。
物体1は把指2′に取付けられた加振ローラ7
と、把指2に取付けられた受振ローラ8とアイド
ルローラ9で挟持されている。
受振ローラ8とアイドルローラ9はいずれも把
指2に回転自在に取付けられている。したがつ
て、物体1が上下に動くと、摩擦力により受振ロ
ーラ8とアイドルローラ9もこれにともなつて回
転する。
把指2′に取付けられた加振ローラ7には、後
述する加振モータ2によつて、一定振幅の微小回
転振動が印加されており、物体1がこれに接触す
ると、この物体は一定の振幅で加振される。した
がつて物体1が把指2と2′に接触すると、物体
1の振動で受振ローラ8が回転的に振動し、振動
検出器10から振動出力信号が送出される。
把指2と2′が物体1を完全に把握したときは、
加振ローラ7の振動出力と受振ローラ8の振動出
力はローラの円周距離に換算すれば等しくなる。
したがつてこの換算された値が等しくなるまで把
握力を強めれば、このとき物体を自重に対応した
臨界把握力Fcで把握したことになる。このとき(3)
式が成立する。
第3図は臨界把握力Fcの状態に到るまでの加振
ローラ7と受振ローラ8の振動波形の一例を示
す。
第3図aは加振ローラ7の出力振動Liを時間t
を変数として示す。
第3図bは把握力Fが時間tとともに直線的に
増加するときの(F=kt;kは定数)、受振ロー
ラ8の出力振動Leを時間tを変数として示す。
加振ローラ7の振動も受振ローラ8の振動も、
振動の中心はL0である。
加振ローラ7の振動は振幅がL0の単振動であ
る。他方受振ローラ8の振動は、tが小さい時は
把握力F=ktが小さいので、把指と物体の間の滑
りによつて加振ローラ7の振動振幅より小さい。
tが大きくなると把握力F=ktが大きくなるの
で、把指と物体の間の滑りが小さくなり、受振ロ
ーラの振幅は徐々に増大する。t=t0の時に受振
ローラの振動振幅が加振ローラの振動振幅と一致
し、臨界把握力Fcの状態に到達する。
第4図は重量の異なる各種物体を把握力Fを時
間とともに直線的に増加するときの(F=kt;k
は定数)、受振ローラ8の出力振幅の変化を時間
tを変数として示す。
第4図の曲線11,12,13はそれぞれ軽い
物体、中程度の重量の物体、重い物体について、
加振ローラが振幅L0で振動する時の受振ローラ
の振動振幅であり、受振ローラの振動振幅が加振
ローラの振動振幅L0に到達した時の把握力Fl
Fn,Fhが、それぞれの重さの物体に対応する臨
界把握力である。
一般的に物体が重くなると、臨界把握力が増加
するので、臨界把握力の状態に到達するまでの時
間は長くなる。
なお、把握力Fは必ずしも時間とともに直線的
に増加させる(F=kt;kは定数)必要はない。
第5図は把握力を物体のすべり量に応じて増加
させる場合の受振ローラの振動振幅Lと把握力F
の関係を示す。
最初に把握指令信号を与えて小把握力F1で物
体を把握すると、力が弱いので物体1がかなりす
べり、このために受振ローラ8の振幅はL1にし
かならない。この状態はグラフ上ではA点で示さ
れている。したがつて、加振ローラ7の振動振幅
はL0と比較すれば、偏差ΔL1が発生する。ここで
この偏差ΔL1に比例する量αΔL1(αは定数)をF1
に加えて、把握力FをF2にする。
F2=F1+αΔL1 ………(4) 把握力をF2にすると把握力が増大するので、
すべりがやや減少し、振動振幅はL2になる。こ
の状態はグラフ上ではB点で示されている。した
がつて加振ローラの振動振幅L0との偏差はΔL2
なる。ここでこの偏差ΔL2に比例する量αΔL2
F2に加えて、把握力FをF3にする。
F3=F2+αΔL2 ………(5) この時の受振ローラの振動振幅はL3となり、
グラフ上の点Cに移動する。この時の偏差ΔL3
さらに小さくなる。この偏差に対応する量の
αΔL3をF3に加えることにより、グラフ上の点D
に移行する。この過程を繰り返すことにより偏差
がゼロになり、臨界把握力の状態に到達する。す
なわち、加振ローラの振動振幅と受振ローラの振
動振幅の偏差を積分した量を把握力とすることに
よつても、臨界把握力を得ることができる。な
お、この積分動作は連続的に行われるので、状態
は曲線上を連続的に移動する。
第4図の曲線11,12,13に対して偏差の
積分として得られる臨界把握力として、それぞれ
Fl,Fn,Fhが得られる。
本発明に係る把握装置においては、物体を臨界
把握力で把握している時に加振ローラで強制的に
加振することにより、擾乱があつても常に臨界把
握力を維持する。
第1の発明の把握装置では、臨界把握力の状態
で加振することにより把握力が周期的に変化する
と、物体は把握力の弱いとき僅かに滑り落ちるこ
とがある。
しかし第2の発明の把握装置では臨界把握力の
状態で把握力Fが小さくて物体1がずれたとき
は、これを受振ローラ8の回転として検出し、加
振ローラ7の振動の中心をこれに対応した角度だ
け逆方向に回転させ、物体1をずれる前の位置に
もどす。第2の発明にかかる装置では、このよう
にして物体をその重さに見合つた臨界把握力で正
確に把握し、かつそのままの自然な状態で保持す
る。
f 実施例 つぎに第1の発明および第2の発明に係る把握
装置の詳細を第6図の一実施例に基いて説明す
る。装置は、図示のように主として加振装置1
5、受振装置16、把握制御装置17および加振
制御装置18よりなる。
(A) 加振装置15は、加振ローラ7、加振モータ
21および振動検出器20よりなる。加振制御
装置18からの制御信号で加振モータ21が回
転振動を起こし、これに直結された加振ローラ
7を振動させる。したがつて把握した物体1は
この分だけ上下に振動する。加振ローラ7の振
動は振動検出器20で検出され、加振制御装置
18および把握制御装置17に与えられる。な
お加振ローラ7には、摩擦係数μが大きくかつ
弾性を有する被膜がかぶせられている。
(B) 受振装置16は、受振ローラ8、第2図に示
すアイドルローラ9および振動検出器10より
なり、把握物体1が上下に動くと受振ローラ8
およびアイドルローラ9がこれにともなつて回
転振動を起こし、この振動が振動検出器10で
検出される。受振ローラ8およびアイドルロー
ラ9の表面にも、摩擦係数μが大きくかつ弾性
を有する被膜がかぶせられている。
(C) 把握制御装置17は、第5図の動作をする。
まずこの装置を作動させるために必要な各構
成要素の機能について説明する。制御端子38
は把握を制御するための把握命令信号の入力端
子、信号発生器33は第5図に示した初期値と
しての小把握力F1を設定するための要素であ
る。把握レジスタ31は把握作用が開始される
ことを確認した信号を記憶するレジスタであ
り、制御端子38に把握命令信号が与えられて
いるときに、コンデンサ35からの交流信号が
入力されるとこの信号が記憶され、制御端子3
8の把握命令信号がなくなればこの記憶も消去
される。
積分制御器32は、偏差積分器28を制御す
るための要素で、把握レジスタ31によつて動
作し、把握レジスタ31がONのときは偏差積
分器28に積分作用を行わせ、把握レジスタ3
1がOFFになるとこの積分値をリセツトして
零にもどす作用を行なう。
振動コンパレータ27は、コンデンサ36を
介して与えられる振動検出器20からの交流信
号と、コンデンサ35を介して与えられる振動
検出器10からの交流信号を振幅修正器37で
修正したものを比較するための装置で、両信号
の差ΔLで偏差信号として送出される。なお、
振幅修正器37は、加振ローラ7と受振ローラ
8の半径の相違を修正するための要素で、これ
によつて両出力信号の振幅がいずれもL0にな
る。また加振ローラ7の出力振幅が、物体1を
通つて受振ローラ8で検出されるときに、若干
の減衰をともなうので、これを補償するために
偏差補正器26が設けられている。そしてこの
出力が振動コンパレータ27に与えられ、把握
完了時には偏差ΔLが零になるようにしてある。
またサーボモータ25は、コントローラ30
からの制御信号でピニオン24、ラツク22お
よび23を介して、把指2および2′を駆動す
るとともに、停止時にはこのコントローラ30
からの制御信号に対応した出力トルクを発生す
る装置で、たとえば他励磁形の直流分巻電動機
などが使用される。この場合には出力トルクが
電機子電流に比例するので、コントローラ30
の出力電流を電機子電流としてこれに与えれ
ば、コントローラ30に比例した出力トルクが
停止時にもえられる。
つぎに把握制御装置17としての動作要領を
第5図をまじえて説明する。まず制御端子38
をONにすると、信号発生器33の信号が
ANDゲート34を介して加算器29に与えら
れる。偏差積分器28の初期出力信号を零とす
れば、ANDゲート34の出力信号はそれのま
まコントローラ30に与えられ、サーボ装置と
してのサーボモータ25を駆動するので、把握
作用が開始され、これによつて第5図に示した
小さな把握力F1が発生する。
このとき振動検出器10から出力信号が発生
するので、把握レジスタ31がONになり、積
分制御器32を介して偏差積分器28に積分作
用を開始させるが、振動コンパレータ27では
すでに偏差信号ΔL1が発生しているので、偏差
積分器28はこの積分作用で出力信号をしだい
に増加させる。そしてこの出力信号が加算器2
9で信号発生器33の出力信号に加算されるの
で、把握力がF2,F3としだいに増加する。そ
して最終的には平衡点に達して振動コンパレー
タ27の偏差出力は零になり、サーボモータ2
5は一定の把握力Fcに見合つた出力トルクを発
生するようになる。このときの把握力Fcが、物
体1に対する臨界把握力である。任意の重さの
物体に対して全く同様に動作する。
臨界把握力に達した後に把握力が不足して物
体1が僅かに落下すると、摩擦力により受振ロ
ーラ8の原点すなわち振動の中心が移動するの
で、振動検出器10からの交流信号が小さくな
り振動コンパレータ27では大きな偏差信号
ΔLが発生する。これによつて偏差積分器28
の出力が急速に増大し、把握力が増加する。
第7図は、把握制御装置17の重要な部分で
ある把握力制御回路のタイムチヤートで、a図
は振幅修正器37の出力波形、b図は振動コン
パレータ27の出力、c図は偏差積分器28の
出力、d図はサーボモータ25の出力トルクの
時間的な変化を示したものである。ただし、振
動発生器40の振動振幅はR0に設定され、受
振ローラ8の振動振幅がこれより小さい場合に
ついて考える。
この場合には、b図に示すように、振動コン
パレータ27に出力ΔRが発生し、偏差積分器
28はこれを積分して、時間t0後には出力をVx
からV0まで増加させるので、d図に示すよう
に、サーボモータ25の出力はTxからT0まで
増加し、受振ローラ8の振幅はR0になる。た
だし、実際の場合は、第7図と第8図の状態が
重畳されて発生すので、実際の波形は若干複雑
なものになる。
(D) 加振制御装置18は、前述した加振装置15
を制御するための信号を生成する装置である。
入力端子48は、受振ローラ8の設定原点
L0を入力するための端子で、ここからL0信号
が入力され、原点設定器45に与えられる。ま
た、振動検出器10からの信号が原点検出器4
4に与えられ、ここで受振ローラ8の原点位置
が検出原点信号として検出される。
原点コンパレータ46からは検出原点信号と
設定原点信号の差信号ΔLが送出され、信号加
算器42に与えられる。
基本となる一定振幅の振動信号が、振動発生
器40で発生される。この振動信号はつぎの振
動コンパレータ41でコンデンサ47を介して
振動検出器20から与えられるフイードバツク
信号と比較され、差信号がつぎの信号加算器4
2に与えられる。そして、ここで原点コンパレ
ータ46からの直流信号と合算されて、加振ロ
ーラ7の振動中心位置および振動振幅を制御す
る最終的な制御信号となり、コントローラ43
を介して加振モータ21に所定の振動を与え
る。
この結果、物体が把握されると、加振ローラ
7によつて受振ローラ8が振動しながら直流的
に回転し、加振ローラ7の原点位置がL0にな
る。このようにして、定常状態では、受振ロー
ラ8の原点位置は常にL0に保たれる。
すなわち、振動発生器40の設定振幅をR0
(R0≦L0)とすれば、加振制御装置18の作用
で、通常の状態では、加振ローラ7と受振ロー
ラ8は把握物体と共に一定振幅R0で振動し、
かつ受振ローラ8の中心位置はL0である。
臨界把握力の状態で加振すると、把握力が周
期的に変化し、把握力が弱い時間に物体は僅か
に落下することがある。例えば振動の振幅R0
が1mm程度の時、振動周波数にも依存するが
0.1mm程度落下することがある。しかし臨界把
握力の状態ではこの落下により受振ローラの振
動の中心が僅かに変化する。このことを利用
し、受振ローラ8の原点位置が移動すると、加
振制御装置18はこの分だけ加振ローラ7を反
対方向に回転させる。したがつて、受振ローラ
8は常に原点位置を維持する。
第8図は、加振制御装置18の主要部である
受振ローラ8の原点位置制御回路のタイムチヤ
ートを示したもので、a図は原点検出器44の
出力、b図は原点コンパレータ46の出力、c
図は加振ローラ7の振動中心位置の時間的な変
化を示したものである。原点設定器45には原
点位置L0が与えられている。
この場合には、図示のように、受振ローラ8
の原点位置が始めΔLだけずれていても、時間
t0後には、この分だけ加振ローラ7の中心位置
が逆に回転するので、受振ローラ8の原点位置
がL0になる。
(E) 他の実施形態 (1) 第2図に示した原理図では、加振ローラ7
と受振ローラ8を両把指にそれぞれ独立して
装着したが、両ローラは必ずしも両把指に装
着する必要がなく、加振ローラ7と受振ロー
ラ8を同じ把指に装着し、アイドルローラ9
だけを別の把指に装着することもできる。
この場合には、片方の把指がやや複雑には
なるが、他方の把指がこの分だけ簡単にな
る。したがつて、一方の把指を固定してもよ
い場合は、複雑な方の把指を固定することが
でき、このようにすると、全体としてのガタ
や弾性変形量がかなり減少するので、把握力
の制御を更に正確におこなえる利点がある。
(2) 加振モータ21には、たとえば電磁コイル
と鉄片を使用した安価な電磁トルクモータを
使用することもできる。ただしこの場合に
は、鉄片をリンク機構で加振ローラ7の駆動
軸に結合させる必要がある。
(3) また偏差補正器26では、固定補正量を設
定しているが、過補償ですべりが発生するこ
とは好ましくないので、振動修正器37の出
力信号が定常状態に達したときに、この差分
を自動的に補正するように構成すれば更に良
い結果が得えれる。
(4) 第6図では偏差積分器28は振動コンパレ
ータ27の出力をそのまま積分するようにし
てあるが、すべりが発生したときにこれをな
るべく少なくするために、場合によつては偏
差ΔLの変化分を重ねて積分させるようにす
るとよい。
(5) 第6図の実施例では、偏差積分器28の出
力信号を加算器29で信号発生器33の出力
信号に加算するようにしてあるが、この代り
に加算器29を取り除いて、ANDゲート3
4の出力信号をそのままコントローラ30に
印加し、偏差積分器28の出力信号でコント
ローラ30のゲインを調整するように構成し
ても同様の結果がえられる。
g 発明の効果 上述した説明から明らかなように、本装置を使
用すれば、重さの異なる各種の物体をこの重さに
対応した力で把握することができる。第2の発明
に係る把握装置では把握後に物体がすべり始めて
も直ちにこれをもとの状態に回復させ、常に物体
を正常な状態で把握することができる。この操作
は物体がやわらかくても支障なく行われるので、
任意のかたさの物体でも自由に取扱えるという把
握装置としてはきわめて都合の良い結果がえられ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来技術による把握装置の一例の概念
的断面図、第2図は本発明に係る加振式物体把握
装置の把指の部分の概念的断面図、第3図は把握
力Fを変化させた時の加振ローラ7と受振ローラ
8の出力振動の関係を示すグラフ、第4図は重量
の異なる各種物体を把握するときの把握力Fと受
振ローラ8の出力振幅Lの関係を示すグラフ、第
5図は臨界把握力に到達するまでの加振ローラ7
と受振ローラ8の振動出力の差に応じて把握力を
変化させる方法の一例を説明する説明図、第6図
は本発明の一実施例を示すブロツク図、第7図は
把握制御回路の主要部の信号のタイムチヤートの
一例を示すグラフ、第8図は加振制御装置の主要
部の信号のタイムチヤートの一例を示すグラフで
ある。 1…把握物体、2,2′…把指、3…加圧ロー
ラ、4…角度検出器、7…加振ローラ、8…受振
ローラ、10,20…振動検出器、15…加振装
置、16…受振装置、17…把握制御装置、18
…加振制御装置、21…加振モータ、25…サー
ボモータ、27…振動コンパレータ、28…偏差
積分器、29…加算器、30,34…コントロー
ラ、33…信号発生器、40…振動発生器、41
…信号加算器、45…原点設定器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 把握物体を振動させるための加振ローラ7と
    把握物体の振動を検出するための受信ローラ8と
    把握物体の振動に伴つて回転するアイドルローラ
    9を備える一対の把指と、加振ローラを振動させ
    る加振手段と、加振ローラの振動を検出する第1
    の振動検出器20と、受信ローラの振動を検出す
    る第2の振動検出器10と、第1の振動検出器で
    検出された振動の振幅と第2の振動検出器で検出
    された振幅の差を求める振動コンパレータと、振
    動コンパレータの出力が無くなる方向に両把指の
    間隔を変化させて把握力を変化させるサーボ装置
    を備える加振式物体把握装置。 2 把握物体を振動させるための加振ローラ7と
    把握物体の振動を検出するための受信ローラ8と
    把握物体の振動に伴つて回転するアイドルローラ
    9を備える一対の把指と、加振ローラを振動させ
    る加振手段と、加振ローラの振動を検出する第1
    の振動検出器20と、受信ローラの振動を検出す
    る第2の振動検出器10と、第1の振動検出器で
    検出された振動の振幅と第2の振動検出器で検出
    された振幅の差を求める振動コンパレータと、振
    動コンパレータの出力が無くなる方向に両把指の
    間隔を変化させて把握力を変化させるサーボ装置
    と、受振ローラの振動の原点を検出する原点検出
    器44と、受信ローラの振動の原点を設定する原
    点設定器45と、原点設定器45で設定された設
    定原点と原点検出器で検出された検出原点の偏差
    を求める原点コンパレータ46と、振動を発生す
    る振動発生器40と、原点コンパレータで求めら
    れた偏差を無くす方向に振動発生器の出力振動の
    原点を移動する信号加算器42を備え、加振手段
    が信号加算器の出力に応じて加振ローラを振動さ
    せることを特徴とする加振式物体把握装置。
JP3114584A 1984-02-21 1984-02-21 加振式物体把握装置 Granted JPS60175122A (ja)

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