JPH0467048B2 - - Google Patents
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- JPH0467048B2 JPH0467048B2 JP28157185A JP28157185A JPH0467048B2 JP H0467048 B2 JPH0467048 B2 JP H0467048B2 JP 28157185 A JP28157185 A JP 28157185A JP 28157185 A JP28157185 A JP 28157185A JP H0467048 B2 JPH0467048 B2 JP H0467048B2
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- friction material
- iron
- metal
- sacrificial
- friction
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Description
(産業上の利用分野)
本発明は自動車の動力伝達などに用いられるク
ラツチフエーシング,ブレーキライニング等の摩
擦材に関する。 (従来の技術とその問題点) 摩擦材,特にクラツチフエーシングは摩擦特性
(安定した摩擦係数),耐摩耗性,機械特性(高バ
ース強度),耐ジヤダー性,耐貼付性にすぐれる
ことが要求される。最近は上記のうち耐貼付性が
重要な特性項目となつてきている。 摩擦材にはほとんどの場合,微量の塩分が含ま
れており、この塩分は、相手材である鉄の発錆を
促進する。特に塩素イオン(Cl-)、硫酸根
(SO4 2-)を含む塩分は鉄の発錆を著しく促進す
る。摩擦材を用いた産業機械、自動車等が長期間
保管されたままの状態であると、鉄と摩擦材との
間に錆が発生し、両者が貼付くことがある。特に
寒暖の差が激しい地域では、鉄と摩擦材との間に
結露が生じやすく、この結露により鉄と摩擦材と
の間に錆が発生し上記のような貼付を起こしやす
いという問題がある。この問題を解決する方法と
して摩擦材組成物中に亜硝酸ナトリウム、リン
酸、リン酸塩、ホウ酸、ホウ酸塩等の防錆剤を添
加したり、特開昭58−81238号公に報開示されて
いるように鉄の犠性陽極となりうる金属を摩擦材
表面に溶射付着させる方法がある。 しかしながら前者の防錆法は、相対湿度が高
く、摩擦材の吸湿量が多い場合に有効であるが、
摩擦材が吸湿と乾燥をくり返すような条件下では
防錆剤が偏在するなどして充分な効果が得られな
い。実際に発錆による貼付を起こす地域の気候
は、夜間は温度が低く湿度が高いが、昼間になる
と温度が高く湿度が低くなるため、摩擦材の吸湿
と乾燥がくり返される状況下にある。後者の防錆
法は、防錆剤を添加するよりも効果的であるが、
鉄の犠性陽極となりうる金属の付着量が少ない場
合、特に5mg/cm2未満の場合、防錆効果を長期間
維持することができない。また鉄の犠性陽極とな
りうる金属の付着量が多い場合、犠性陽極作用に
必要な塩分(電解質)が摩擦材から溶出しにくく
なる。このため鉄と鉄の犠性陽極となりうる金属
とが密着しない部分、すなわち空隙ができ易く、
この空隙に結露が生じたとき犠性陽極作用による
防錆効果が不充分となる。 本発明は上記の欠点の生じない摩擦材を提供す
ることを目的とするものである。 (問題点を解決するための手段) 本発明者らは上記の欠点について種々検討した
結果、摩擦材の表面に鉄の犠性陽極となりうる金
属を5mg/cm2〜30mg/cm2付着せしめ、かつ鉄の犠
性陽極となりうる金属の層に溝及び/又は孔を設
けたところ、鉄(相手材)と鉄の犠性陽極となり
うる金属との間に空隙ができ、その空隙に結露が
生じても錆が発生せず、鉄と摩擦材との貼付によ
る問題が解消されることを確認した。 本発明は摩擦材の表面に鉄の犠性陽極となりう
る金属を5mg/cm2〜30mg/cm2付着せしめ、かつ鉄
の犠性陽極となりうる金属の層に溝及び/又は孔
を設けてなる摩擦材に関する。 本発明において鉄の犠性陽極となりうる金属と
は、錆の電気化学的な機構において、鉄と共存し
た場合に、鉄の代わりに陽極となり、鉄が錆びる
ことを防ぐ金属をいう。例えば亜鉛、アルミニウ
ム、マグネシウム等があり、これらの金属は1種
で使用しても2種以上の混合物を使用してもよく
特に制限はない。 またこれらの金属の付着は線状のもの、或は粉
末状のものを溶射して鉄及び/又は摩擦材の表面
に付着せしめてもよく、鉄の犠性陽極となりうる
金属を箔にしたものをバインダーを用いて摩擦材
の表面に接着により付着せしめるか或は金属箔を
加熱、加圧して圧着せしめてもよく特に制限はな
いが、作業性の点で摩擦材の表面に溶射して付着
せしめることが好ましい。 鉄の犠性陽極となりうる金属は、摩擦材の表面
に5mg/cm2〜30mg/cm2好ましくは10mg/cm2〜25
mg/cm2付着せしめることが必要であり、5mg/cm2
未満であると防錆効果を長期間維持することがで
きず、30mg/cm2を越えると摩擦材としての性能、
特に初期の摩擦係数が低下するなどの欠点が生じ
る。また必要以上の付着はコストアツプにもつな
がる 鉄の犠性陽極となりうる金属の層に設ける孔は
直径3mm以下であることが好ましく、1mm以下で
あればさらに好ましい。また溝は幅3mm以下であ
ることが好ましく、1mm以下であればさらに好ま
しい。なお溝及び/又は孔の数については特に制
限はない。 孔や溝の形成方法についても特に制限はない
が、例えばクラツチフエーシング、ブレーキライ
ニング等の場合は、摩擦面に犠性陽極となりうる
金属を付着せしめた後、針状の突起物を多数もつ
剣山のような器具を摩擦面に押し込んで孔をあけ
ることができる。或は鋭利な刃物ですじ状の溝を
設けてもよい。また予め金属箔に孔や空隙を設け
てから摩擦面に圧着させてもよい。さらには摩擦
材表面に溝などの凹凸を形成し、しかる後犠性陽
極となりうる金属を溶射して付着せしめてもよ
い。 溝及び/又は孔は犠性陽極作用を有効に発揮さ
せるため必要不可欠なものであり、溝及び/又は
孔を設けないと犠性陽極作用に必要な塩分が摩擦
材から溶出しないため鉄と鉄の犠性陽極となりう
る金属との間に空隙ができ易くこの空隙内に結露
が生じたとき犠性陽極作用による防錆効果が不充
分となる。 犠性陽極作用を一層効果的にするためには上記
塩分を吸湿時に摩擦材に対し、0.01〜1.0重量%
程度の濃度となるような塩分が含まれていること
が望ましい。 (実施例) 以下実施例により本発明を説明する。 実施例 1 4Kクラスアスベスト(ジヨーンズ・マンブイ
ル社製)85重量部、スフ15重量部を均一に混合
し、ついでカーデイングマシンにかけてアスベス
トウエブを作りこのアスベストウエブ82重量部に
対してカシユー殻油熱硬化物の耐摩耗粉(東北化
工製、商品名FF1800)を18重量部分散した後コ
ンデンサーにかけ、耐摩耗粉入アスベストスライ
バーとし、さらにこのものを精紡機により撚りを
かけ直径1mmの単糸とした。次にこの単糸2本と
直径0.16mmのしんちゆう線1本とを撚り合せ2.5
g/mの耐摩耗粉入りアスベストヤーンとした。 この耐摩耗粉入りアスベストヤーンにメラミン
変性フエノール樹脂(大日本インキ製)を塗工ヤ
ーンに対して20重量%となるように、含浸して付
着させ塗工ヤーンを得た。 次に塗工ヤーンをクラツチフエーシングの形状
のタブレツトに予備成形し、これを150±5℃、
加圧力300Kg/cm2で8分加熱加圧成形を行ない、
その後表面研磨し、200℃で8時間熱処理後さら
に表面研磨して図面指定の形状のクラツチフエー
シングを得た。 次に純度95%の亜鉛線を加藤メタリコン工業製
の溶射機、商品名KR−5を用いて溶融し、電圧
15V、電流20Aび空気圧5Kg/cm2の条件で上記で
得たクラツチフエーシングの表面に10mg/cm2の亜
鉛を溶射して付着せしめた。この後5mm間隔で直
径0.5mmの針状突起物をもつ器具をクラツチフエ
ーシングに押し込み、亜鉛の薄膜層に孔を設け
た。 次に亜鉛の薄膜層に孔を設けたクラツチフエー
シングを相手材のねずみ鋳鉄(JIS G5011)に面
圧2Kg/cm2で押しつけて第1表に示す条件で発錆
及び貼付力の試験を行つた。その結果を第1表に
示す。以下の実施例及び比較例も同様な方法で発
錆及び貼付力の試験を行つた。 なお実施例1で得たクラツチフエーシング中に
は0.3重量%の塩分(Ca2+,Na+,Mg2+,Cl-,
SO4 2-等)が含まれていた。 実施例 2 4Kクラスアスベスト(キヤリー社製)75重量
部、スフ5重量部を均一に混合し、ついでカーデ
イングマシンにかけてアスベストウエブを作りこ
のアスベストウエブ85重量部に対してカシユー殻
油熱硬化物の耐摩耗粉(東北化工製,商品名
FF1800)18重量部を分散した後コンデンサーに
かけ、耐摩耗粉入アスベストスライバーとした。
以下実施例1と同様の工程及び実施例1と同様の
材料を用いてクラツチフエーシングを得た。 次に上記で得たクラツチフエーシングの表面に
実施例1と同様の方法で20mg/cm2の亜鉛を溶射し
て付着せしめた。以下実施例1と同様の方法で亜
鉛の薄膜層に孔を設けたクラツチフエーシングを
得た。なお実施例2で得たクラツチフエーシング
中には0.1重量%の塩分が含まれていた。 実施例 3 厚さ30〓m(21.5mg/cm2)の亜鉛箔に7.5mm間隔
で1mm×5mmの寸法の切り溝を設けた。次にこれ
を実施例1で得たクラツチフエーシングの表面に
圧力100Kg/cm2,温度150±5℃の条件で圧着して
亜鉛箔に溝を設けたクラツチフエーシングを得
た。 比較例 1 実施例1で得たクラツチフエーシングの表面に
4mg/cm2の亜鉛を溶射して付着せしめ、それ以外
は実施例1と同様の方法で亜鉛の薄膜層に孔を設
けたクラツチフエーシングを得た。 比較例 2 実施例2で得たクラツチフエーシングの表面に
33mg/cm2の亜鉛を溶射して付着せしめ、それ以外
は実施例2と同様の方法で亜鉛の薄膜層に孔を設
けたクラツチフエーシングを得た。 比較例 3 実施例1で得たクラツチフエーシングの表面に
12mg/cm2の悪鉛を溶射して付着せしめた。但し亜
鉛の薄膜層には孔、溝等は設けない。
ラツチフエーシング,ブレーキライニング等の摩
擦材に関する。 (従来の技術とその問題点) 摩擦材,特にクラツチフエーシングは摩擦特性
(安定した摩擦係数),耐摩耗性,機械特性(高バ
ース強度),耐ジヤダー性,耐貼付性にすぐれる
ことが要求される。最近は上記のうち耐貼付性が
重要な特性項目となつてきている。 摩擦材にはほとんどの場合,微量の塩分が含ま
れており、この塩分は、相手材である鉄の発錆を
促進する。特に塩素イオン(Cl-)、硫酸根
(SO4 2-)を含む塩分は鉄の発錆を著しく促進す
る。摩擦材を用いた産業機械、自動車等が長期間
保管されたままの状態であると、鉄と摩擦材との
間に錆が発生し、両者が貼付くことがある。特に
寒暖の差が激しい地域では、鉄と摩擦材との間に
結露が生じやすく、この結露により鉄と摩擦材と
の間に錆が発生し上記のような貼付を起こしやす
いという問題がある。この問題を解決する方法と
して摩擦材組成物中に亜硝酸ナトリウム、リン
酸、リン酸塩、ホウ酸、ホウ酸塩等の防錆剤を添
加したり、特開昭58−81238号公に報開示されて
いるように鉄の犠性陽極となりうる金属を摩擦材
表面に溶射付着させる方法がある。 しかしながら前者の防錆法は、相対湿度が高
く、摩擦材の吸湿量が多い場合に有効であるが、
摩擦材が吸湿と乾燥をくり返すような条件下では
防錆剤が偏在するなどして充分な効果が得られな
い。実際に発錆による貼付を起こす地域の気候
は、夜間は温度が低く湿度が高いが、昼間になる
と温度が高く湿度が低くなるため、摩擦材の吸湿
と乾燥がくり返される状況下にある。後者の防錆
法は、防錆剤を添加するよりも効果的であるが、
鉄の犠性陽極となりうる金属の付着量が少ない場
合、特に5mg/cm2未満の場合、防錆効果を長期間
維持することができない。また鉄の犠性陽極とな
りうる金属の付着量が多い場合、犠性陽極作用に
必要な塩分(電解質)が摩擦材から溶出しにくく
なる。このため鉄と鉄の犠性陽極となりうる金属
とが密着しない部分、すなわち空隙ができ易く、
この空隙に結露が生じたとき犠性陽極作用による
防錆効果が不充分となる。 本発明は上記の欠点の生じない摩擦材を提供す
ることを目的とするものである。 (問題点を解決するための手段) 本発明者らは上記の欠点について種々検討した
結果、摩擦材の表面に鉄の犠性陽極となりうる金
属を5mg/cm2〜30mg/cm2付着せしめ、かつ鉄の犠
性陽極となりうる金属の層に溝及び/又は孔を設
けたところ、鉄(相手材)と鉄の犠性陽極となり
うる金属との間に空隙ができ、その空隙に結露が
生じても錆が発生せず、鉄と摩擦材との貼付によ
る問題が解消されることを確認した。 本発明は摩擦材の表面に鉄の犠性陽極となりう
る金属を5mg/cm2〜30mg/cm2付着せしめ、かつ鉄
の犠性陽極となりうる金属の層に溝及び/又は孔
を設けてなる摩擦材に関する。 本発明において鉄の犠性陽極となりうる金属と
は、錆の電気化学的な機構において、鉄と共存し
た場合に、鉄の代わりに陽極となり、鉄が錆びる
ことを防ぐ金属をいう。例えば亜鉛、アルミニウ
ム、マグネシウム等があり、これらの金属は1種
で使用しても2種以上の混合物を使用してもよく
特に制限はない。 またこれらの金属の付着は線状のもの、或は粉
末状のものを溶射して鉄及び/又は摩擦材の表面
に付着せしめてもよく、鉄の犠性陽極となりうる
金属を箔にしたものをバインダーを用いて摩擦材
の表面に接着により付着せしめるか或は金属箔を
加熱、加圧して圧着せしめてもよく特に制限はな
いが、作業性の点で摩擦材の表面に溶射して付着
せしめることが好ましい。 鉄の犠性陽極となりうる金属は、摩擦材の表面
に5mg/cm2〜30mg/cm2好ましくは10mg/cm2〜25
mg/cm2付着せしめることが必要であり、5mg/cm2
未満であると防錆効果を長期間維持することがで
きず、30mg/cm2を越えると摩擦材としての性能、
特に初期の摩擦係数が低下するなどの欠点が生じ
る。また必要以上の付着はコストアツプにもつな
がる 鉄の犠性陽極となりうる金属の層に設ける孔は
直径3mm以下であることが好ましく、1mm以下で
あればさらに好ましい。また溝は幅3mm以下であ
ることが好ましく、1mm以下であればさらに好ま
しい。なお溝及び/又は孔の数については特に制
限はない。 孔や溝の形成方法についても特に制限はない
が、例えばクラツチフエーシング、ブレーキライ
ニング等の場合は、摩擦面に犠性陽極となりうる
金属を付着せしめた後、針状の突起物を多数もつ
剣山のような器具を摩擦面に押し込んで孔をあけ
ることができる。或は鋭利な刃物ですじ状の溝を
設けてもよい。また予め金属箔に孔や空隙を設け
てから摩擦面に圧着させてもよい。さらには摩擦
材表面に溝などの凹凸を形成し、しかる後犠性陽
極となりうる金属を溶射して付着せしめてもよ
い。 溝及び/又は孔は犠性陽極作用を有効に発揮さ
せるため必要不可欠なものであり、溝及び/又は
孔を設けないと犠性陽極作用に必要な塩分が摩擦
材から溶出しないため鉄と鉄の犠性陽極となりう
る金属との間に空隙ができ易くこの空隙内に結露
が生じたとき犠性陽極作用による防錆効果が不充
分となる。 犠性陽極作用を一層効果的にするためには上記
塩分を吸湿時に摩擦材に対し、0.01〜1.0重量%
程度の濃度となるような塩分が含まれていること
が望ましい。 (実施例) 以下実施例により本発明を説明する。 実施例 1 4Kクラスアスベスト(ジヨーンズ・マンブイ
ル社製)85重量部、スフ15重量部を均一に混合
し、ついでカーデイングマシンにかけてアスベス
トウエブを作りこのアスベストウエブ82重量部に
対してカシユー殻油熱硬化物の耐摩耗粉(東北化
工製、商品名FF1800)を18重量部分散した後コ
ンデンサーにかけ、耐摩耗粉入アスベストスライ
バーとし、さらにこのものを精紡機により撚りを
かけ直径1mmの単糸とした。次にこの単糸2本と
直径0.16mmのしんちゆう線1本とを撚り合せ2.5
g/mの耐摩耗粉入りアスベストヤーンとした。 この耐摩耗粉入りアスベストヤーンにメラミン
変性フエノール樹脂(大日本インキ製)を塗工ヤ
ーンに対して20重量%となるように、含浸して付
着させ塗工ヤーンを得た。 次に塗工ヤーンをクラツチフエーシングの形状
のタブレツトに予備成形し、これを150±5℃、
加圧力300Kg/cm2で8分加熱加圧成形を行ない、
その後表面研磨し、200℃で8時間熱処理後さら
に表面研磨して図面指定の形状のクラツチフエー
シングを得た。 次に純度95%の亜鉛線を加藤メタリコン工業製
の溶射機、商品名KR−5を用いて溶融し、電圧
15V、電流20Aび空気圧5Kg/cm2の条件で上記で
得たクラツチフエーシングの表面に10mg/cm2の亜
鉛を溶射して付着せしめた。この後5mm間隔で直
径0.5mmの針状突起物をもつ器具をクラツチフエ
ーシングに押し込み、亜鉛の薄膜層に孔を設け
た。 次に亜鉛の薄膜層に孔を設けたクラツチフエー
シングを相手材のねずみ鋳鉄(JIS G5011)に面
圧2Kg/cm2で押しつけて第1表に示す条件で発錆
及び貼付力の試験を行つた。その結果を第1表に
示す。以下の実施例及び比較例も同様な方法で発
錆及び貼付力の試験を行つた。 なお実施例1で得たクラツチフエーシング中に
は0.3重量%の塩分(Ca2+,Na+,Mg2+,Cl-,
SO4 2-等)が含まれていた。 実施例 2 4Kクラスアスベスト(キヤリー社製)75重量
部、スフ5重量部を均一に混合し、ついでカーデ
イングマシンにかけてアスベストウエブを作りこ
のアスベストウエブ85重量部に対してカシユー殻
油熱硬化物の耐摩耗粉(東北化工製,商品名
FF1800)18重量部を分散した後コンデンサーに
かけ、耐摩耗粉入アスベストスライバーとした。
以下実施例1と同様の工程及び実施例1と同様の
材料を用いてクラツチフエーシングを得た。 次に上記で得たクラツチフエーシングの表面に
実施例1と同様の方法で20mg/cm2の亜鉛を溶射し
て付着せしめた。以下実施例1と同様の方法で亜
鉛の薄膜層に孔を設けたクラツチフエーシングを
得た。なお実施例2で得たクラツチフエーシング
中には0.1重量%の塩分が含まれていた。 実施例 3 厚さ30〓m(21.5mg/cm2)の亜鉛箔に7.5mm間隔
で1mm×5mmの寸法の切り溝を設けた。次にこれ
を実施例1で得たクラツチフエーシングの表面に
圧力100Kg/cm2,温度150±5℃の条件で圧着して
亜鉛箔に溝を設けたクラツチフエーシングを得
た。 比較例 1 実施例1で得たクラツチフエーシングの表面に
4mg/cm2の亜鉛を溶射して付着せしめ、それ以外
は実施例1と同様の方法で亜鉛の薄膜層に孔を設
けたクラツチフエーシングを得た。 比較例 2 実施例2で得たクラツチフエーシングの表面に
33mg/cm2の亜鉛を溶射して付着せしめ、それ以外
は実施例2と同様の方法で亜鉛の薄膜層に孔を設
けたクラツチフエーシングを得た。 比較例 3 実施例1で得たクラツチフエーシングの表面に
12mg/cm2の悪鉛を溶射して付着せしめた。但し亜
鉛の薄膜層には孔、溝等は設けない。
【表】
(発明の効果)
本発明になる摩擦材は高温高湿環境下、吸湿と
乾燥がくり返される環境下においても長期間防錆
効果を維持し、また相手材である鉄との貼付きも
なく工業上極めて有効である。
乾燥がくり返される環境下においても長期間防錆
効果を維持し、また相手材である鉄との貼付きも
なく工業上極めて有効である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 摩擦材の表面に鉄の犠性陽極となりうる金属
を5mg/cm2〜30mg/cm2付着せしめ、かつ鉄の犠性
陽極となりうる金属の層に溝及び/又は孔を設け
てなる摩擦材。 2 摩擦材がクラツチフエーシングである特許請
求の範囲第1項記載の摩擦材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28157185A JPS62141326A (ja) | 1985-12-13 | 1985-12-13 | 摩擦材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28157185A JPS62141326A (ja) | 1985-12-13 | 1985-12-13 | 摩擦材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62141326A JPS62141326A (ja) | 1987-06-24 |
| JPH0467048B2 true JPH0467048B2 (ja) | 1992-10-27 |
Family
ID=17641035
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28157185A Granted JPS62141326A (ja) | 1985-12-13 | 1985-12-13 | 摩擦材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62141326A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3990205T1 (de) * | 1988-03-15 | 1990-03-15 | Daikin Mfg Co Ltd | Reibmaterial |
| JPH01234629A (ja) * | 1988-03-15 | 1989-09-19 | Daikin Mfg Co Ltd | 摩擦材 |
| JP2687150B2 (ja) * | 1988-10-22 | 1997-12-08 | スズキ株式会社 | ディスクブレーキロータの製造方法 |
-
1985
- 1985-12-13 JP JP28157185A patent/JPS62141326A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62141326A (ja) | 1987-06-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117 |
|
| S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |