JPH02577B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH02577B2 JPH02577B2 JP55033581A JP3358180A JPH02577B2 JP H02577 B2 JPH02577 B2 JP H02577B2 JP 55033581 A JP55033581 A JP 55033581A JP 3358180 A JP3358180 A JP 3358180A JP H02577 B2 JPH02577 B2 JP H02577B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- friction material
- asbestos
- friction
- rusting
- based metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Braking Arrangements (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は鉄系金属粒子、および/または鉄系金
属繊維を含有しかつ熱硬化性樹脂を結合材に用い
て構成されるノンアスベスト系(非石綿系)摩擦
材において、その相手摩擦材に対する発錆固着を
防止する対策を講じた摩擦材に関するものであ
る。 〔従来の技術〕 自動車用、産業機械用摩擦材において通常車両
が停止している状態では摩擦相手材と接してお
り、特に駐車ブレーキ、クラツチフエーシングに
おいては高い圧力で押し付けられている。 一方摩擦相手材は一般に鉄系金属で構成されて
いるので、この停止状態で錆が発生すると固着状
態となり操縦性を悪化させ引いては運転不能にな
ることもある。 〔発明が解決しようとする問題点〕 そこで従来のアスベスト系摩擦材における発
錆、固着を防止する対策としては摩擦材をアルカ
リ性に保つことによりかなりの効果のあることが
知られており、そのため摩擦材組成に弱アルカリ
性材料を配合することが行われている。 しかし近年注目を集めている脱石綿かつ高性能
化を意図した鉄系金属を含む摩擦材ではその発錆
固着を防止する対策として従来のアルカリ性に保
つ方法では効果が少く、特に高温多湿の地域や海
岸付近の塩害、オゾンの多い地域では全くその効
果がみられなかつた。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明者はこの問題を解決すべく摩擦材の摩擦
性能を低下させることなく少量の添加で上記の発
錆固着を減少せしめる配合材料について種々研究
を行い本発明に至つたものである。 本発明の要旨とする所は粒子状もしくは繊維状
の鉄系金属を含みかつ熱硬化性樹脂を結合材に用
いた非石綿系摩擦材配合を加熱加圧成型してなる
ノンアスベスト系摩擦材において、上記の摩擦材
配合100重量部に対し、ホウ酸もしくはホウ酸塩
或いはリン酸もしくはリン酸塩を0.05〜6.0wt%
添加して相手摩擦材に対する発錆固着を低減せし
めたことを特徴とする摩擦材に存しこれにより所
期の目的を納めたものである。 〔作用〕 即ち本発明は鉄系金属粒子および/または鉄系
金属繊維を含有しかつ熱硬化性樹脂を結合材に用
いて構成されるノンアスベスト系摩擦材におい
て、各種材料についてこれを配合した摩擦材の摩
擦性能テスト、発錆テストを実施した結果、常に
安定した効果を示す材料としてホウ酸、リン酸又
はこれらの塩が特に好ましいことを見出してなさ
れたものである。 本発明においてホウ酸又はリン酸あるいはその
塩の添加量を摩擦材配合に対して0.05〜6.0wt%
としたのは0.05wt%未満ではその添加効果が十分
ではなく、又6.0wt%超では添加増による効果が
ないのみならず摩擦性能としても好ましくない影
響が出ることによる。 〔実施例〕 以下に本発明をその実施例によつて詳述する。 実施例 1 第1表の試料No.1〜No.5に示す配合組成(wt
%)の各材料を混合機で十分に混合した後、温度
150℃、圧力170Kg/cm2で加熱加圧成型し、得られ
た製品について発錆固着テストを実施した。
属繊維を含有しかつ熱硬化性樹脂を結合材に用い
て構成されるノンアスベスト系(非石綿系)摩擦
材において、その相手摩擦材に対する発錆固着を
防止する対策を講じた摩擦材に関するものであ
る。 〔従来の技術〕 自動車用、産業機械用摩擦材において通常車両
が停止している状態では摩擦相手材と接してお
り、特に駐車ブレーキ、クラツチフエーシングに
おいては高い圧力で押し付けられている。 一方摩擦相手材は一般に鉄系金属で構成されて
いるので、この停止状態で錆が発生すると固着状
態となり操縦性を悪化させ引いては運転不能にな
ることもある。 〔発明が解決しようとする問題点〕 そこで従来のアスベスト系摩擦材における発
錆、固着を防止する対策としては摩擦材をアルカ
リ性に保つことによりかなりの効果のあることが
知られており、そのため摩擦材組成に弱アルカリ
性材料を配合することが行われている。 しかし近年注目を集めている脱石綿かつ高性能
化を意図した鉄系金属を含む摩擦材ではその発錆
固着を防止する対策として従来のアルカリ性に保
つ方法では効果が少く、特に高温多湿の地域や海
岸付近の塩害、オゾンの多い地域では全くその効
果がみられなかつた。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明者はこの問題を解決すべく摩擦材の摩擦
性能を低下させることなく少量の添加で上記の発
錆固着を減少せしめる配合材料について種々研究
を行い本発明に至つたものである。 本発明の要旨とする所は粒子状もしくは繊維状
の鉄系金属を含みかつ熱硬化性樹脂を結合材に用
いた非石綿系摩擦材配合を加熱加圧成型してなる
ノンアスベスト系摩擦材において、上記の摩擦材
配合100重量部に対し、ホウ酸もしくはホウ酸塩
或いはリン酸もしくはリン酸塩を0.05〜6.0wt%
添加して相手摩擦材に対する発錆固着を低減せし
めたことを特徴とする摩擦材に存しこれにより所
期の目的を納めたものである。 〔作用〕 即ち本発明は鉄系金属粒子および/または鉄系
金属繊維を含有しかつ熱硬化性樹脂を結合材に用
いて構成されるノンアスベスト系摩擦材におい
て、各種材料についてこれを配合した摩擦材の摩
擦性能テスト、発錆テストを実施した結果、常に
安定した効果を示す材料としてホウ酸、リン酸又
はこれらの塩が特に好ましいことを見出してなさ
れたものである。 本発明においてホウ酸又はリン酸あるいはその
塩の添加量を摩擦材配合に対して0.05〜6.0wt%
としたのは0.05wt%未満ではその添加効果が十分
ではなく、又6.0wt%超では添加増による効果が
ないのみならず摩擦性能としても好ましくない影
響が出ることによる。 〔実施例〕 以下に本発明をその実施例によつて詳述する。 実施例 1 第1表の試料No.1〜No.5に示す配合組成(wt
%)の各材料を混合機で十分に混合した後、温度
150℃、圧力170Kg/cm2で加熱加圧成型し、得られ
た製品について発錆固着テストを実施した。
【表】
また発錆固着テストは以下に示すJASO C444
−78錆付き試験方法により実施した。即ち上記の
No.1〜No.5の配合組成で得られた25×25×5tmm寸
法の試験片をそれぞれ蒸留水中に15分間浸漬し、
これを脱脂されたデイスク上に置いて1Kgf/cm2
(0.098MPa)の押付力で加圧し、室温にて72時間
放置後除圧し、摩擦面と平行に、ブレーキトルク
発生方向に試験片をデイスクから押しはがすもの
で、このときの剥離に要した力を固着力として求
めた。 そして、その結果を縦軸に固着力(Kgf/cm2)、
横軸に試料No.をプロツトした第1図に示す。 これより本発明品の試料No.2〜No.5は比較品の
試料No.1に比べ発錆固着の減少効果が顕著に認め
られた。 実施例 2 第2表の試料No.6〜No.10について実施例1と同
様にして製品を作り発錆固着テストを実施した。
その結果を第2図に示した。
−78錆付き試験方法により実施した。即ち上記の
No.1〜No.5の配合組成で得られた25×25×5tmm寸
法の試験片をそれぞれ蒸留水中に15分間浸漬し、
これを脱脂されたデイスク上に置いて1Kgf/cm2
(0.098MPa)の押付力で加圧し、室温にて72時間
放置後除圧し、摩擦面と平行に、ブレーキトルク
発生方向に試験片をデイスクから押しはがすもの
で、このときの剥離に要した力を固着力として求
めた。 そして、その結果を縦軸に固着力(Kgf/cm2)、
横軸に試料No.をプロツトした第1図に示す。 これより本発明品の試料No.2〜No.5は比較品の
試料No.1に比べ発錆固着の減少効果が顕著に認め
られた。 実施例 2 第2表の試料No.6〜No.10について実施例1と同
様にして製品を作り発錆固着テストを実施した。
その結果を第2図に示した。
本発明の摩擦材は脱石綿、高性能の点から注目
されているノンアスベスト系摩擦材において、発
錆固着の減少効果に優れておりそのためこれを自
動車用、産業機械用の摩擦材に用いた場合にその
停止時、パーキング時の発錆固着対策として重要
な役割りを果すことが期待される。
されているノンアスベスト系摩擦材において、発
錆固着の減少効果に優れておりそのためこれを自
動車用、産業機械用の摩擦材に用いた場合にその
停止時、パーキング時の発錆固着対策として重要
な役割りを果すことが期待される。
第1図及び第2図は夫々実施例1及び2におけ
る比較品と本発明品の固着力を比較して示した図
表である。 縦軸……固着力(Kgf/cm2)、横軸……試料No.。
る比較品と本発明品の固着力を比較して示した図
表である。 縦軸……固着力(Kgf/cm2)、横軸……試料No.。
Claims (1)
- 1 粒子状もしくは繊維状の鉄系金属を含みかつ
熱硬化性樹脂を結合材に用いた非石綿系摩擦材配
合を加熱加圧成型してなるノンアスベスト系摩擦
材において、上記の摩擦材配合100重量部に対し、
ホウ酸もしくはホウ酸塩或いはリン酸もしくはリ
ン酸塩を0.05〜6.0wt%添加して相手摩擦材に対
する発錆固着を低減せしめたことを特徴とする摩
擦材。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3358180A JPS56129284A (en) | 1980-03-17 | 1980-03-17 | Friction material |
| US06/244,788 US4363884A (en) | 1980-03-17 | 1981-03-17 | Friction material |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3358180A JPS56129284A (en) | 1980-03-17 | 1980-03-17 | Friction material |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56129284A JPS56129284A (en) | 1981-10-09 |
| JPH02577B2 true JPH02577B2 (ja) | 1990-01-08 |
Family
ID=12390484
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3358180A Granted JPS56129284A (en) | 1980-03-17 | 1980-03-17 | Friction material |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS56129284A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6279256A (ja) * | 1985-10-02 | 1987-04-11 | Sunstar Giken Kk | エポキシ樹脂系構造用接着剤 |
| JPS6279282A (ja) * | 1985-10-02 | 1987-04-11 | Sunstar Giken Kk | エポキシ樹脂系構造用接着剤 |
| US4888368A (en) * | 1988-05-12 | 1989-12-19 | Dow Corning Corporation | Method of inhibiting the discoloration of emulsions and discoloration resistant emulsion compositions |
| JP2000256651A (ja) * | 1999-03-09 | 2000-09-19 | Hitachi Chem Co Ltd | 摩擦材組成物及び摩擦材組成物を用いた摩擦材 |
| US12025198B2 (en) * | 2021-03-30 | 2024-07-02 | Robert Bosch Gmbh | Antimony free and copper free ceramic friction material composition |
-
1980
- 1980-03-17 JP JP3358180A patent/JPS56129284A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56129284A (en) | 1981-10-09 |
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